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インフラエンジニア

Linuxエンジニアの需要は? おすすめできる6つの理由を紹介

Linuxとは? Linuxは、UNIX互換のOSです。1991年にフィンランドのリーナス・トーバルズ氏によって開発され、公開されました。もともとはPC AT互換機向けに開発されたOSですが、各種サーバーや業務システム、組み込みシステム(スマホや家電など)へと利用範囲が拡大しています。 利用拡大の理由としては、GPL(General Public License)というライセンス体系を採用して自由に改変と再配布を行えるようにしたことが大きいです。OSS(Open Source Software)としたことで、世界中の開発者によって日々改良や機能拡張などが行われるようになったからです。 テクフリでフリーランス案件を探してみる Linuxは基本無料で利用できる もうひとつ、基本的に使用が無料であることもあります(サポートは有償のものが多いです)。従来のサーバーソフトに比べ、運用コストを大幅に減らせることから、Webサーバーやクラウドなどにおいて飛躍的に普及しています。 今後、LinuxがサーバーOSの主流となることはほぼ間違いないでしょう。 インフラエンジニアはLinuxを利用することが多い Linuxの知識が必要とされるシーンはいくつかありますが、なかでもインフラエンジニアにとってLinuxに関するスキルは非常に重要です。インフラエンジニアは、基本的にサーバーやネットワークの運用保守を行う役割を担っています。 このサーバーやネットワークの運用保守のためには、Linuxの知識が必ず必要になってくるんですね。 「インフラエンジニアを目指して勉強を始めたい」という場合にはぜひLinuxを学習しておきたいところですし、「Linuxの知識を活かしてエンジニアになりたい」と考えるなら、インフラエンジニアを目標に掲げてみるのがおすすめです。 Linuxディストリビューションとは Linuxとは、厳密にはLinuxカーネルと呼ばれるOSの中核部分だけを指します。 Linuxカーネルにアプリケーションやライブラリ等を加えてパッケージとしてまとめたものを「Linuxディストリビューション」と呼びます。 一般的にはLinuxディストリビューションがLinuxと呼ばれています。 代表的なLinuxディストリビューションには、以下の3系統があります。 Debian系(UbuntuやKnoppixなどを含む) slackware系(SuSEなどを含む) RedHat系(FedoraやCentOSを含む) Linuxの利用は基本的に無料ですが、サポートは有料の場合が多いです。 Linuxの利用分野 アプリケーション開発 Linux上で様々なプログラミング言語を動かすことができます。Windows上で動くプログラミング言語は、Linux上でもほぼ動きます。 また、Linux用の統合開発環境も多数揃っています。 これらを利用して、業務用やスマホ用などのアプリケーションを開発することができます。 電化製品や自動車などの組み込みシステム あらゆるモノがインターネットにつながるIoT(Internet of Things)の時代になりました。ネットにつながって動作できるのは、モノの中に組み込みシステムが入っているからです。 組み込みシステムは、そのモノがある特定の機能を実現するためのシステムです。 例えばテレビやエアコンや冷蔵庫などの家庭用電化製品の中に組み込みシステムが入っており、これらにはLinuxが使われています。 サーバー構築 Linuxには、ユーザー端末でクライアントOSとして利用できるものも、サーバーでサーバーOSとしても利用できるものもあります。 各サーバーに導入されたサーバーOSにより、ファイル共有やメール送受信などのサーバー機能を実現できます。 Linuxは無料で利用可能で、サーバーの開発コストや運用コストを抑えられるため、従来利用されたきたUnixやWindowsに代わってサーバーOSに採用されることが多くなりました。 これが、インフラエンジニアにLinuxのスキルが要求されるようになった理由です。inuxを使えるエンジニアは、現状では不足気味です。 Linuxを使えるインフラエンジニアの需要が高い理由 インフラ(Infrastructure)とは、基礎構造、土台、基礎施設、社会的生産基盤という意味で、一般的には水道・電気・ガスなどのことです。 IT業界のインフラとは ITの世界においては、何らかの情報システムを正常に稼動させるための基盤という意味で、インフラという言葉が使われています。これは、情報システムの動作基盤となる、サーバーやネットワークのことを指しています。 IT業界のインフラエンジニアとは インフラエンジニアは、ITインフラの設計や構築、および運用保守を専門に担うエンジニアです。 サーバーエンジニアとネットワークエンジニアの総称として使用されることもあります。 ここで、サーバーやネットワークには、前述したLinuxが使われているケースが多いです。そのため、インフラエンジニアは何らかのLinuxディストリビューションに通じていることが事実上必須条件となっています。 裏を返せば、いくつものITエンジニア職種の中で、Linuxのスキルを最も活用できる職種のひとつと言えるかもしれません。 インフラエンジニアの業務内容 インフラエンジニアは、ITインフラを設計・構築し、さらにそれらのITインフラの運用・保守を行います。 設計 クライアントの要望をヒアリングするなどの後、要件定義を行います。次に、それらを実現するための性能や容量、予算や開発期間などをシミュレーションし、数値に落とし込みます。 具体的な構成と、使用するハードウェアやソフトウェアも決めます。設定値や運用方針も決めておきます。 これらを設計書(企画書、提案書)にまとめ、クライアントに提案します。 構築 設計書を元に、実際にITインフラを構築していきます。 現場でサーバーや通信機器などの設置をし、サーバーの導入やネットワークの設定などを行います。ここで使用するOSは、Linuxのものが多くなります。 導入・設定後には各種のテストを行い、構築したインフラがきちんと想定された機能や性能を満たしているかを確認します。 ここで構築したITインフラが、企業活動や社会生活を支えています。 運用・保守・監視 構築までで仕事が完了したわけではありません。ITインフラを安定的に稼動させ続けることが、インフラエンジニアにとって最も重要な任務です。 日常業務としては、システムの起動・停止やバックアップ取得などの運用業務のほか、正常に動作しているかを監視したり、各部を点検したりといったことがあります。必要に応じて、部分的にアップデートするなどの変更を行うこともあるかもしれません。 障害が発生したときには、すぐに緊急対応を行います。インフラエンジニアの仕事の中で、一番プレッシャーのかかる場面です。 ハードウェアの故障、設定ミス、操作ミス、アクセス集中、または不正侵入など、さまざまな原因が考えられます。障害や故障の原因を特定し、復旧作業を行います。その後、再発防止策を考え、システムや運用の改善をします。 テクフリでフリーランス案件を探してみる インフラエンジニアにおすすめの資格 インフラエンジニアが取得しておきたい資格として、3種類が挙げられます。担当職務に関連するものから取得しておくとよいでしょう。 ネットワーク系の資格「Cisco」 Cisco Systems社が認定するベンダー資格です。 難易度は、CCIE(エキスパート)、CCNP(プロフェッショナル)、CCNA(アソシエイト)、CCENT(エントリー)の順になっています。 まずはCCNAレベルを目指しましょう。 サーバー系の資格「LPIC」 LPIが認定するLinux技術者認定資格です。 LPICを取得した社員に一時報奨金を支給する企業があり、転職の際にも有利になります。 LPICレベル1~3、またはLinuCレベル1~3があります。インフラエンジニアとしてはレベル1は取得しておきたいところです。 データベース系の資格「Oracle Master」 Oracle社がオラクル社製品の知識を認定する資格です。 難易度は4段階で、Platinum、Gold、Silver、Bronzeの順になっています。 未経験の人はBronzeから挑戦し、Silverを目指しましょう。 Linuxが使えるインフラエンジニアの年収 2017年9月から2018年8月の期間にdodaが行った調査によりますと、エンジニアの年収は以下のような結果となりました。 技術系(IT/通信)全体 456万円 サーバーエンジニア 469万円 ネットワークエンジニア 449万円 ITエンジニア全体の年収と比べると、サーバー系のインフラエンジニアは高め、ネットワーク系は少し低めのようです。 ネットワークエンジニアよりも、よりLinuxスキルなどを求められるサーバーエンジニアのほうが、需要に対して不足気味であることを反映しているものと考えられます。 ほかにもインフラエンジニアの年収が低く出る原因として、単にサーバー監視を行っているだけのエンジニアの年収もカウントされていることが考えられます。サーバー監視の仕事はマニュアル通りに監視作業を行うだけであり、報酬額が低めに出てしまいます。 これが計算対象に含まれているため、サーバーエンジニアやネットワークエンジニアの年収が押し下げられ、平均がやや低めの数字になっていると判断できます。 *参考 平均年収ランキング 最新版|転職・求人doda インフラエンジニアの需要 ITやインターネットが広く社会に普及し、日々利用されるようになりました。 これらは、企業活動や日常生活など、さまざまな場面でなくてはならないものになりつつあります。 しかし、便利で必要不可欠なITサービスも、ITインフラが正常に機能していなければ使うことができません。 インフラエンジニアには、ITサービスを24時間365日稼動させるために必要なITインフラを担う「ITの縁の下の力持ち」という役割があります。 このようにITへの需要や必要性が高まっている現在ですが、エンジニアは慢性的な人手不足の状況にあり、その人手不足は今後もさらに拡大していくと見られています。 IT業界のインフラエンジニアの需要はこれからさらに高くなる ITインフラを支えるインフラエンジニアへの需要もますます高まっていくことが予想されます。 ただ、AI(人工知能)の発達により、現在エンジニアが行っている業務のうち、定型業務などから次第にAIに代替されていく可能性が考えられます。 とはいえ、仮にそうなったとしても、そもそもエンジニア自体が人手不足なのですから、インフラエンジニアの需要が短期間で急減する確率は低いでしょう。 まとめ:インフラエンジニアはIT業界未経験からでも始められる可能性のある職種 インフラエンジニアについて見てきました。 LinuxはサーバーOSとしての利用が拡大している ITインフラとは情報システムの稼動基盤となるサーバーやネットワークを指す Linuxが使える、がインフラエンジニアのMUST インフラエンジニアの仕事は、設計・構築、運用・保守 インフラエンジニアの年収はやや高め インフラエンジニアの需要は今後も継続する見込み インフラエンジニアは、IT業界未経験からでも始められる可能性のある職種です。 まずはインフラの運用保守から入って、次第にインフラの設計や構築などへと進んでいく、というようにステップアップしていくのが一般的です。 その後のキャリアパスとしては、サーバーエンジニアやネットワークエンジニアなどのテクニカル系か、プロジェクトマネージャーや管理職などのマネジメント系か、大きく分けて2つが考えられます。 その他には、ITコンサルタントになる方もおられるかもしれません。 「ITに関する専門スキルを身につけ、そのスキルを生かして長期的に安定したキャリアを築いていきたい」とお考えの方におすすめできる職種です。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
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Laravelで年収アップ!? Webエンジニアについて徹底調査

Webエンジニアとは? Webエンジニアとは主にWebサイトの作成や運用、保守などを担当するエンジニア。 Webサイトの作成といえば、HTMLやCSSなど比較的難しくないプログラミング言語の操作でも可能ではありますが、近年のコーポレートサイトでは専門的な技術を駆使したものが少なくありません。 そのため高いスキルを身につけることで、高い年収を目指せる職種でもあります。 またWebエンジニアの活躍の場面Webサイト以外のWebブラウザを駆使したアプリケーションの開発があります。 Webアプリの開発で一定以上のスキルを身につけることができれば、リモートワークの案件なども対応できるようになるという特徴もあります。 Webエンジニアはインフラ系のエンジニアに比べると柔軟な働き方がしやすい職種だといえるでしょう。 テクフリでフリーランス案件を探してみる Web エンジニアの年収をスキル別で調査した結果 Webエンジニアが含まれると考えられるSE・プログラマ(ソフトウェア製品の開発・実装)の平均年収は、経済産業省の公表資料「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によると568.5万円です。 これはあくまでも平均年収ですが想定されているスキルレベルは3.4です。 「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」におけるレベル3は、独立して仕事ができる中堅人材レベルです。 そのため部下を指導できるレベルまでスキルアップすることができれば、より高い年収を目指せる可能性は十分にあるといえるでしょう。 では具体的にWebエンジニアとしてキャリアを形成していく場合、どのようなスキルを身につけることが高い年収の獲得へとつながっていくのでしょうか。 そのスキルについて見ていきましょう。 プロジェクトマネジメントスキル プロジェクトマネージメントのスキルを身につけることができれば、Webエンジニアとしてより高い年収を獲得できる可能性が高くなります。 なぜなら一定以上のWebエンジニアとしての経験とスキルを備えていてマネジメントまでできる人材はそう多くはないからです。 またマネジメント業務はストレス耐性やリーダーシップなどそもそもの適性も問われるため、単純にスキルを身につければ誰にでもできることではありません。 そのためプロジェクトマネジメントスキルを身につけることができれば、社内で一定の評価を獲得できることが期待できます。 またプロジェクトマネジメントスキルを身につけることができれば将来的にWebエンジニアからキャリアアップをしてプPMを目指すこともできます。 前述のIT関連産業の給与等に関する実態調査結果ではPMの平均年収は891.5万円です。 HTML/CSS/CSSフレームワーク ¥ HTML、CSS、CSSフレームワーク、これらの技術はWebエンジニアの初級から中級者が身につけておくべきスキルです。 そのためこれらのスキルがあることによって特別評価されるわけではありませんが、これらの基礎的なスキルがなければ今後のスキルアップを目指すこともできません。 そのため他のエンジニア職種や未経験からWebエンジニアを目指す場合、まずはこれらのスキル習得を目指すことをおすすめします。 しかしこれらのスキルだけでは高い年収を期待することは難しいため、Webエンジニアとして最低限必要なスキルと認識しておきましょう。 JavaScript、Laravelなどのフレームワーク、サーバーサイドレンダリング Webエンジニアも中堅以上の経験者になってくると様々なフレームワークを使いこなせることが求められます。 そのためエンジニアの年収として高い金額を目指すならJavaScriptフレームワークをはじめとした様々なフレームワークの習得に励むことも年収アップのための施策になると考えられます。 サーバーサイドレンダリングとは、HTMLをサーバー側でJavaScriptによって構築する技術です。 Webエンジニアの中でもフロントエンドエンジニアとしての活躍を目指すなら、これらのスキルも身につけていくことでより高い年収を目指すことができます。 またLaravelのフレームワーク、AWS、PHP、GitHubのスキルをある程度身につけることができれば年収が高い案件も目指すことができるようになります。 しっかりとスキルと経験を身につけた上でFintech分野など比較的報酬が良い分野で活躍することができれば、年収として1,000万円を目指すことも不可能な話ではありません。 参考;経済産業省「IT関連産業の給与等に関する 実態調査結果」 Web エンジニアの年収 業界別で調査した結果 Webエンジニアの活躍できる業界は基本的にはIT業界がメインになりますが、それ以外の業界の求人がないわけではありません。 また受託開発を行う企業の場合、どの業界のWebアプリケーションを開発するのかによってある程度予算にも違いがあるのが実際のところです。 では各業界についてどのような特徴があるのか、順番に見ていきましょう。 法律関係 法律関係のWebエンジニアの仕事としては、法律関係の業務効率化を目的としてWebアプリケーションや法律関係の企業のWebサイトの作成、運用保守などがあります。 弊社が提供している求人サービスtechcareerでは法律関係のWebエンジニアの求人として提示される年収は350~600万円程度の案件が掲載されることがあります。 健康分野 医療や健康分野のWebアプリケーション開発などもWebエンジニアが活躍できる領域です。 WebサイトやWebアプリケーションの運用保守となると、機能改善や利用率の向上などマーケティング担当と連携して業務を進めていく場面も少なくありません。 弊社が提供している求人サービスtechcareer では法律関係のWebエンジニアの求人として提示される年収は350~500万円程度の案件が掲載されることがあります。 金融業界 金融や保険などのFintech分野でもWebエンジニアは活躍することができます。 基本的に求められる技術は他の分野と共通していますが、バックエンドのスキルもあると活躍できる幅は拡がります。 弊社が提供している求人サービスtechcareer では法律関係のWebエンジニアの求人として提示される年収は450~1000万円程度の案件が掲載されることがあります。 マスコミ/メディア分野 メディア運営企業のWebアプリケーション開発やWebサイト開発、運営もWebエンジニアが活躍できるフィールドの一つです。 サービスの成長が前提に開発に取り組むため、エンジニアとしてのスキルだけでなくサービスそのものへの理解を深めることも大切になります。 Web エンジニア 将来性のあるスキルは? Webエンジニアの将来性のあるスキルは、プログラミングスキルであることは間違いありませんが、その中でもPHPとRubyの二つは将来性があると考えられます。 まずPHPはバックエンドのプログラミング言語として現在まで長く一定の需要があり、今後の需要も見込めるという特徴があります。 WebアプリケーションやWebサイトで活用されることが多いプログラミング言語でもあるため、PHPに関連した高いスキルを身につけることは、将来役立つ可能性が高いといえるでしょう。 Rubyについては現在では主にWebアプリケーション、Webシステムの開発で活用されています。 Gemというライブラリが充実しており、自由度が高いオブジェクト言語という特徴もあります。 汎用性が高いためWebアプリケーションの開発以外の場面で役立つこともあるため、見につけることで活躍の幅が広かる可能性は充分にあります。 機械学習分野に関心がある場合、人工知能に活用されるPythonも将来性があるプログラミングスキルだといえるでしょう。 【まとめ】Webエンジニアはスキルがあれば年収アップだけでなくフリーランスとしての独立が目指せる Webエンジニアは柔軟な働き方ができるエンジニア職種でもあるため、一定以上のスキルと実績を身につけることができれば、フリーランスとしての独立を目指すことができます。 2020年は感染症対策としてリモートワークが以前よりも注目を集めていますが、Webエンジニアなら在宅勤務になったとしても開発環境さえあれば、業務への影響が少ないという特徴もあります。 また平均年収は先に述べた通り、568.5万円と飛びぬけて高いわけではありませんが、フリーランスとして独立することで平均年収を大きく上回る収入も目指すことができます。 どのようなキャリアを形成するにせよ、Webエンジニアとして高い年収を目指すためにはまずは^スキルアップが必要になるといえるでしょう。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
Kotlin

Google formとKotlinを使って、無料のハッカソン・アンケートフォームを作っていきましょう

先日、私たちは半年期のハッカソン:Carrot Wars 2018 をインスタカートで開催しました。 イベントを通してある事実、大きなギャップを知りました。今のネット上でハッカソンイベントの結果を簡単に(そして無料で)集計するサービスはありません。素敵な選択肢はありますが、料金はかなり高いです。しかも、ほとんど単一のイベントでしか対応できません。また月額課金制度も基本です。そして他の制限もあります。 最近人気のあるハッカソンがどのようなものかを考えると、そこには少なくともいくつかの選択肢があると思います。もちろん私たちはリサーチをしましたが、ニーズを満たすオプションを残念ながら見つけられませんでした。 この点に対して、私の共催者は私より現実を認識していました。「今はもうイベントの2日前です! もう直前です。一からアンケート用フォームを作る場合ではありません。もっと重要なことに集中するべきです」彼はそう言いました。 彼の言う通り、私は下記の方法でやってみました。 テクフリでフリーランス案件を探してみる ソリューションの選択 Google Forms 個人的に一からアンケート用サイトを作るのが好きではありません。だから私はGoogle フォームの力をちょっと借りたいと思います。もし一気に大量の応募者に対応しなければならない場合、Google フォームはかなり役に立つと思います。Googleは良いUIを提供していますし、作る方法も驚くほど簡単です。 Kotlin script (kscript) 私が興味を持つのは”集計結果”です。私はおそらく、Googleシートに結果を出力するためにGoogleフォームを取得している可能性があります。しかし、私のExcel /シートは、私が望んだ結果を得るために必要な数学的表現を調整するのに十分強くはありませんでした。 それについて、私は数学的シート表現の代わりに単純にKotlinでスクリプトを書きました。それは私にとって自然な行為でした。さらにアンケートの結果を綺麗にプリントできました。 Kotlinを選んだ理由は二つ:私はAndroid開発者です、そしてInstacartでみんなさんはKotlinを愛用者です。面白いことにこのハッカソンを行う時ちょうどKotlinが新いバージョンをリリースした頃でした(Kotlin 1.2.50 )。 あなたがbashのようにターミナル・プロンプトでスクリプトを実行することについては非常に満足のいくものがあります。 bash syntaxの不快さと、Kotlin言語のすべての心地よさがなくてはなりません。 アンケートの流れ: ・参加者は五つのカテゴリーに参加できます。 ・イベント当日は参加者にプロジェクトのリストを送ります。そして、参加者は各カテゴリーのベストスリーを選びます。 ・Googleフォームはかなり使いやすいです。アンケートの結果を簡単にCVSフォーマットに移行できます。 ・このKotlinスクリプトはCSVを取り込み、計算も行います。それぞれのカテゴリの結果をプリントします。 ハッカソンに対するこのフォームの使い方 1.フォームを作る 私が1押しのアドオンはformRangerというアドオンです。理由は一つ、このアドオンは自動的に資料の追加ができます。 これは私たちにとって役に立ちます。ハッカソンはいつもイベント直前に応募する方々が多くいます。そのためプロジェクトリストはいつも変動が多く、それに対し、アンケート用のフォームも連動しないといけません。(Instacartのハッカソンは五つのカテゴリーがあって、各カテゴリーは30件のプレゼンテーションがあります。それは合計150件のエントリーです。)どのようにして150件のエントリーを管理するのかがとても大事なこととなります。答えはformRanger です。たった一つのGoogleシートで全ての資料を管理できます。 そしてマッチング方法はこのようになります。プロジェクトは行で、順位は列になります(多肢選択法のグリッッドのようです)。あと一つとても重要なポイントは順位に対してレスポンスは一つしかできないという事です。そうでないと一つ以上のベストスリーが発生する場合もあります。 2. Kotlin scriptのインストール こちらのハイパーリンクから、Kotlin scriptの設定方法がわかります。 # install sdkman (if you haven’t already)curl -s “https://get.sdkman.io” | bashsdk install mavensdk install kotlinsdk install kscript # alternatively with homebrewbrew install mavenbrew install holgerbrandl/tap/kscript 3. CVSフォームを作る(出力する) Googleフォームであるレスポンスボタンを押すと、綺麗なCVSフォームを自動作成しますので、簡単にダンロードできます。Googleフォームはだいたい十分ですが、私はもう少し洗練された要素を付け加えたいです。例えば、各カテゴリー(結果)についてのweightingとfiltering です。こういうプログラムを使うと本当にいろんな可能性がでてきます。 4. commandを動かす 流れは下記のようになります: kscript carrot-wars-tabulate.kts ~/Downloads/star-wars-demo-results.csv 初回(スクリプトを初めて実行すると必要な依存関係を作成するので)は少し時間がかかりますが、ご了承ください。 実際はこうなります: 気に入らない人もいますが、でもこれは私のチョイスです 4. リソース ・ Demo Google voting form(自分の好きな選択肢を選んでください!) ・Sample CSV responses file (CSV 結果ファイルの見本です) ・Google sheetused topopulate above form (内容追加のためです) ・Source repofor Kotlin scriptthat tabulates and prints out the results (Kotlin script用、フォーム作りと結果を出力する) タイトル:Free hackathon vote tabulation using Google Forms & Kotlin 作者:Kaushik Gopal 原文URL:https://tech.instacart.com/free-hackathon-vote-tabulation-using-google-forms-kotlin-3c7b7080ea テクフリでフリーランス案件を探してみる
Scala

Scalaの将来性は高い?特徴や今後の需要について徹底解説

Scalaとは Scalaはオブジェクト指向言語と関数型言語の特徴を合わせて作られたプログラミング言語です。スイス・ローザンヌにあるスイス連邦工科大学 (EPFL)の教授であるMartin Odersky氏によって2003年にリリースされた比較的新しいプログラミング言語となっています。オブジェクト指向言語はクラスという概念を用いて、仕様の変更に柔軟に対応できる言語となっています。 代表的なオブジェクト指向言語はJavaやC++、関数型言語はHaskellやF#です。 これらの良さを組み合わせて作られた言語がこのScalaです。 ScalaにはJavaの良さを受け継ぎながらも、Javaにはない新しい仕組みがあるので多くの企業・エンジニアに注目されています。 特に関数型言語の特徴も合わさっているので、記述が簡単でコード量が少なくて済みます。Javaでは、20行も記述しなければならないコードが、1行に短縮できることもあります。 Scalaはコードが短く、修正もしやすくなっているため、長期間に渡って使うシステムの開発に向いています。 開発スピードと性能品質にこだわりたい方はScalaはかなりオススメのプログラミング言語です。 テクフリでフリーランス案件を探してみる Scalaの特徴 Scalaは、オブジェクト指向プログラミングと関数型プログラミングの両方の特徴を備えたプログラミング言語です。 2003年に発表されて以来、その特徴から多くのエンジニアに注目されています。 ここでは、Scalaの特徴を3つ紹介します。 Javaとの互換性が高い ScalaはJava Virtual Machine(JVM)上で動作するプログラミング言語です。 このため、Javaとの高い互換性を持っています。 Scalaで書かれたプログラムは、JVM上で直接実行でき、JavaのライブラリやフレームワークをScalaのコード内で自由に使用できます。 また、ScalaはJavaコードと混在させることもできるため、既存のJavaプロジェクトにScalaを導入しやすいという点も特徴のひとつです。 Scalaは、Javaの開発環境や運用体制をそのまま利用できるメリットがあると覚えておきましょう。 コード量が少ない Scalaでは、オブジェクト指向プログラミングと関数型プログラミングの両方の特徴を活かした記述が可能な言語です。 そのため、Javaよりも少ないコード量で処理を記述できます。 Scalaには型推論機能があるため、変数や関数の型を明示的に記述しなくても使えたり、パターンマッチングや高階関数などの機能を用いることで、複雑な処理を簡潔に表現できたりします。 これらの特徴は、開発者がより効率的にコードを書くことを助け、プロジェクトの生産性を高められる点が特徴です。 また、コードがシンプルになることで、バグの発生率を抑えることにもつながります。 Scalaを使うとプロジェクトの生産性や品質向上にも繋がるというメリットがあります。 高速処理ができる Scalaは高速処理が可能な言語です。これは、Scalaは、JVM上で動作するためです。 JVMは高度に最適化されたランタイム環境を提供し、Scalaのコードはこの環境下で効率的に実行されます。 さらに、ScalaはFutureやAkkaといった、並行処理や非同期処理を簡単かつ安全に実装する機能が用意されています。 これにより、大規模なデータ処理やリアルタイムアプリケーションなど、高いパフォーマンスが要求される環境でScalaが活用されることも多いです。 高速処理能力は、Scalaを使う上での大きな利点ともいえるでしょう。 Scalaの将来性 ScalaはJava仮想マシン上で動作するマルチパラダイムプログラミング言語で、オブジェクト指向と関数型プログラミングの特徴を兼ね備えています。 最近ではSparkやKafkaといったビッグデータ処理での利用が増えており、その将来性が期待されています。 ScalaのメリットはJavaとの相性の良さです。 Javaで書かれた膨大なライブラリを活用できる上に、洗練された言語設計によりJavaよりも開発効率が高いのが特徴です。 ScalaはJavaとの高い互換性を持つため、Javaの技術や知識をそのまま活用できます。 そのため、JavaエンジニアがScalaを学ぶことで、スキルアップやキャリアアップにつながります。 今後もビッグデータやWebサービス分野をはじめ、FinTechや人工知能など様々な分野でのScala活用が拡大するでしょう。 Javaだけでは物足りないエンジニアにとって、より表現力が高く生産的なScalaは魅力的な選択肢といえるでしょう。 Scalaエンジニアの需要 Scalaがどのようなプログラミング言語かわかったところで、Scalaは現在需要と年収があるのかどうかということを見ていきます。 結論から言うと、Scalaの需要は高く、年収もそれに比例して高いです。 まず、需要に関してですが、ITエンジニアのニーズはプログラミング言語に問わず全体的に高く、その中でもプログラミング言語によって差があるというのが現状です。 その中でもScalaの需要は高くなっています。 Scalaの需要の高さは、転職に有利なのかも気になりますよね。 結論から言えば、近年ではScalaエンジニアは転職がしやすくなっている傾向にあります。 なぜなら日本国内でもScalaを利用する企業は現在増えているものの、Scalaを利用できるエンジニアが大きく不足しているからです。 また、最近ではデータを活用したマーケティングが重要となってきます。 データを分析した上でマーケティング施策を考えるときは、収集したデータを貯めておくプラットフォームが必要となります。 そのようなプラットフォームはScalaによって構築ができるため、Scalaを採用する企業が増えており、需要が高まっているという傾向があるのです。 Scalaを使いこなせるエンジニアの需要は高いので、待遇面では好条件で転職ができます。レバテックキャリアが発表したプログラミング言語別年収ランキング2021では、フリーランス部門でScalaが2位となる984万円に輝いています。 参考 転職もしやすく、高待遇になりやすいScalaエンジニアのキャリアアップを目指すことは非常におすすめできる選択肢です。 また、Scalaを使いこなせて要件定義や基本設計などの上流工程まで出来るエンジニアはなかなかいないので、ここができるだけで更に高待遇を受けやすいです。 年収1000万円も夢ではないといえるでしょう。 転職の際はScalaを用いた開発経験があることがベストですが、もし無い場合はJavaのサーバーサイド開発経験があると有利に転職を進められます。 また「プログラミングの基礎ができている」「コミュニケーションをしっかり取れる」と更に転職しやすいでしょう。 Scalaは学習コストが高いので学習が大変と言われていますが、今見てきたように高待遇の求人が多いというリターンが大きさが大きな魅力となっています。 Scalaでできること 今まではScalaについてと現在の需要と年収について見てきました。 ただ、Scalaを使う職場に転職した場合に「Scalaを使えると、どのような仕事ができるのか?」ということについてここではお伝えしていきます。 Scalaを使った仕事内容が気になっている人は、参考にしてみてください。 IT業界ではインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界の4つに分類できます。 Scalaを使えると、インターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界の3つどこでも活躍できるでしょう。 まず、Scalaエンジニアを募集している企業は、インターネット・Web業界はWebメディア・ショッピングサイトなどの自社サイトを運営している企業が多いです。 転職の求人ではこのインターネット・Web業界が一番多く、自社のプラットフォームの設計・開発・運用やデータ基盤の構築などの案件があります。 また、情報処理サービス業界ではセールスエンジニアとしてクライアントにWebアプリ開発の提案を行うこともあれば、エンジニアとしてWebアプリの開発をすることもあります。 ソフトウェア業界ではプログラマーかSE(システムエンジニア)としてWebアプリ開発の下流もしくは上流工程に加わることになります。 Scalaの求人案件では、自社開発の案件が多いです。 そのため、インターネット・Web業界での求人が多くなっています。 また、古くからあるお堅いイメージのある企業のシステムはJavaで書かれているものが多く、逆にベンチャー企業のような新しい企業ではScalaを採用している企業が多いです。 そのため比較的ベンチャー企業が多いインターネット・Web業界でのScala求人が多くなっています。 年収に関しては企業によって異なり、500万〜800万の求人が多い印象です。 ただ年収1000万以上の求人もあり、かなり夢が広がります。 働き方に関してもリモートワークができる企業もあるため、自分のライフスタイルに対して柔軟に仕事ができます。 Scalaの将来性 個別に検証 年収はどうなる? 続いてScalaの将来性について年収に関してですが、年収は高いと言えるでしょう。 Scalaを利用する企業が今後ますます増える中で、Scalaを利用するエンジニアの数が不足する可能性があります。 Scalaを採用する企業が増えることで、現在の転職市場において、Scalaによる開発ができるエンジニアを複数社で取り合っている状態になることもあり、この企業間による競争は将来的に更に激化する可能性もあるでしょう。 企業間は優秀なエンジニアを取るために待遇面で好条件を提示せざるを得ない状態になっているので、Scalaを扱える人材の年収は今後更に上がる可能性が高いです。 Scalaの将来性 個別に検証 需要はどうなる? 続いてScalaの将来性について需要に関してですが、需要は高いと言えるでしょう。 今後はScalaを用いると少人数でスピード感を持って開発できるということが大きな特徴となっています。 そのため、次々と新しいWebサービスが出てきて変化の激しいインターネット・Web業界では大企業やベンチャー企業を問わずScalaを採用していくでしょう。 また、データ基盤構築にも適しているプログラミング言語であるので、データを活用したマーケティングがますます重要となる今後、Scalaの使用はさらに増加するでしょう。 言語、転職のどちらの将来性も高いのでScalaエンジニアとして活動することはおすすめです。 Scalaエンジニアの案件情報 Scalaは、オブジェクト指向と関数型プログラミングの両方の特徴を持つハイブリッドなプログラミング言語です。 Javaとの互換性も高く、大規模システムの開発に向いていることから、近年注目を集めています。 テクフリでは、Scalaエンジニアの案件情報も取り扱っております。Scalaエンジニア向け案件の単価や業務内容を確認してみてください。 Scala案件を探してみる まとめ Scalaの将来性をあらゆる角度から徹底検証 というテーマで今回はお伝えしました。 今回お伝えしたかったことは以下のとおりです。 Scalaを利用する企業は現在増えているものの、Scalaを利用できるエンジニアが大きく不足しているため、Scalaは需要があり、年収はかなり高い。 Scalaの年収は今後も更に高くなり、企業間での優秀なScalaエンジニアを採用する競争は更に激化するものと予想できる。 Scalaの需要は今後も更に高くなり、インターネット・Web業界で主に求められる。 Scalaは需要が非常に高く、今最も話題のプログラミング言語のひとつといえます。是非Scalaを習得し、転職を考えてみてはいかがでしょうか。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
C言語

C言語の需要と将来性は?【年収データなどをもとに解説します】

C言語とは? C言語の将来性についてお話しする前に、まずはC言語というプログラミング言語について確認しておきましょう。 C言語は、1972年にAT&Tベル研究所のデニス・リッチーによって生まれた汎用言語です。高水準言語と低水準言語の特徴を併せ持つ、非常に革新的なプログラミング言語であり、俗に「C系」と言われる派生言語(Objective-CやJavaなど)がいくつも生まれました。 テクフリでフリーランス案件を探してみる さて、高水準言語や低水準言語というのは言語の性質です。簡単に言ってしまうと、高水準言語とは、「人間には分かりやすいが機械にはわかりにくい表現をする言語」のことを言い、低水準言語とは「機械には分かりやすいが人間にはわかりにくい表現をする言語」のことです。 C言語だけでなく、JavaでもPythonなど、自分が書いたプログラムのコードを実行する前に“コンパイル”が必要な言語って多いですよね。このように“コンパイル”が必要な言語が高水準言語です。 そして、この“コンパイル”ですが、簡単に言うと「人間にとって分かりやすく書かれたソースコードを、機械が間違えなく理解できるように翻訳」しているのです。 ただ、C言語はJavaやPythonと違い、基本的には「人間には分かりやすいが機械にはわかりにくい表現」でソースコードを記述していくものの、随所で、「機械にも分かる表現」を取り入れている言語なのです。 C言語のこの特徴は、「他のプログラミング言語よりも実行速度が速い」、「ハードウェアに対して細やかなコントロールを行うことができる」、といったメリットにも繋がっており、大量のデータを高速で処理させたいAI(人工知能)開発などの現場では、C言語の利用も多いです。 なお、C言語で実装されたものとしては、他にも以下のようなものがあります。 UNIXやLinuxなどのコンピューターのOS Webブラウザーの「Chrome」やWindows標準ソフトの「メモ帳」などのソフトウェア データベース管理システムの「MySQL」やWebサーバシステムの「Apache」などのミドルウェア 電化製品や車に搭載されているような組み込み系システム 工場の製造ライン上で使われる産業用ロボットの制御系システム 銀行の基盤システム(勘定系システム)などのエンタープライズシステム このように、C言語は汎用言語と言われるだけあって、実に多くの現場で利用されています。 ちなみに、C言語のことをC/C++と表記することも多いですが、その理由も簡単に説明しておきましょう。 C++とは、簡単に言うと、C言語の規格を拡張してオブジェクト指向にも対応させたC言語の上位規格です。C言語を拡張した言語規格なので、互換性もあり、一緒に使われることが多いです。そのため、ひとまとめにしてC/C++と記載されることがあるのです。 なお、多くのシステム開発でオブジェクト指向という考え方を取り入れているため、募集要項などでは「C言語を利用」と書かれていたものの、実際は「C++を含めたC言語」が使われている現場が多いです。 C言語の現状 給与から業界の動向まで検証 将来性を語る前に、現状分析から行いましょう。 C言語の現状としては、上でも紹介した通り、多くの場面で利用されています。ただし、Javaのように“多くの場面で使われているものの、エンジニアの数も多いので、市場と供給のバランスが調整されて、単価はあまり高くない”という言語もあります。 C言語の場合はどうでしょうか? ということで、求人市場の実態を知る参考値として、求人検索エンジン「スタンバイ」(株式会社ビズリーチ)に掲載された求人情報を分析した、【求人検索エンジン「スタンバイ」調べ】を利用させていただきたいと思います。 求人検索エンジン「スタンバイ」プログラミング言語別年収ランキング2018 (提示年収の中央値ベスト10) 順位 言語 年収中央値(万円) 最大提示年収(万円) 求人数(件) 1 Go 600 1,600 2,202 2 Scala 600 1,300 1,489 3 Python 575.1 1,499 9,344 4 Kotlin 575 1,200 961 5 TypeScript 575 1,200 667 6 R 574.8 1,000 220 7 Ruby 550 1,200 11,676 8 Swift 550 1,200 3,353 9 Perl 525 1,200 4,509 10 C 525 1,000 9,347 C言語は提示年収中央値(つまりは期待平均年収)で第10位という成績を残しています。しかも、求人件数という意味でも、Ruby、Pythonに続く第3位です。年収、案件の件数どちらの観点からみても、C言語は労働市場で武器となるプログラミング言語である、ということが一目瞭然です。 また、募集内容の中身を見ても、最先端のAIを研究するベンチャー系、電化製品や産業用ロボット向けの組み込みシステム・制御システムを開発する製造業系、エンタープライズシステムを開発するSIerなど、様々な領域から求人が行われていることが見て取れます。 C言語の将来性 給与から業界の動向まで検証 C言語の現状が見えてきたところで、改めてC言語の将来性を分析したいと思います。 C言語の将来性を考える上でポジティブな要素も多くあります。 C言語で動いているシステムは多い。 AI分野でC言語の注目度は高まっている。 C言語はPythonやJavaはもちろん習得難易度が高く、エンジニア数が増えない。 すでに何度も触れましたが、C言語はこれまでも多くのシステム開発で使われてきました。それらを保守するためにも、C言語がわかるエンジニア・プログラマーが必要とされ続けると考えられます。 また、AI開発において、C言語はもっとも好ましい言語の一つと考えられています。AI開発といえば、Pythonの利用が有名ですし、実際、Pythonで作られたAIはたくさんあります。しかし、PythonからC言語を呼び出すことも可能なため、“ほとんどPythonで作られているけれど、処理効率を上げるため、部分的にC言語を使っているAI”も少なくありません。 そして、C言語はPythonやJavaよりも習得難易度が高く、「人気が高まったことによって、急激にエンジニアが増えて単価が下がるリスク」が低い、という点も魅力の一つです。 逆にC言語の将来性を考える上で、ネガティブな要素としては以下の事項が指摘されます。 C言語からJava(JVM言語)など新世代の言語へ移行する動きがある。 習得難易度が高く、エンジニア数が増えないという点は、システムを保有・利用する企業からすると、人材確保に苦労する、ひいては保守費が高くなりがち、という欠点にもなります。また、技術の発達に伴う環境変化(次世代のプログラミング言語の登場など)もあり、C言語にこだわる必要がなくなった領域もあります。上記の事情や、その他の理由で、C言語から、例えばC系言語のJavaに移行するといった例は確かに増えています。 もちろん、移行にあたって、C言語がわかるエンジニアが必要ですから、そういう意味では、仕事はなくなりませんし、移行作業は規模が大きくなるため、比較的、期間も長く、単価も高い、おいしい仕事になるかもしれません(その分、デスマーチ化するリスクも高いですが)。C言語の将来性の結論としては、近い未来(5年~10年)では、劇的にニーズが減って単価が下がることはないです。むしろ、AI分野からのニーズは増えるかもしれません。 ただ、その先まで見据えると、「どうしてもC言語を使いたいAIや特殊なエンタープライズシステム」などを除いて、C言語から他言語で置き換えが進み、C言語が動くシステムが減っている可能性は十分に考えられます。ただ、まったくC言語がなくなる可能性は低いため、言語としての将来性は高い部類に入るでしょう。 まとめ:C言語は将来性が高い! 繰り返しになりますが、C言語は現在、安定した地位を得ており、さらにAI時代の最先端を行く、将来性の高いプログラミング言語です。 また、学習難易度が高い理由としては、ハードウェアを繊細に制御できるプログラミング言語であるということは、ハードウェアの動きを理解していないと、まともなプログラムが書けない言語、ということもでもあります。 筆者の経験からいって、ハードウェアリソース的に無駄が多く、さらにはメモリリーク(メモリ開放せずに、最終的にはシステムを止めてしまう重大なバグ)を起こす欠陥プログラムを書く人というのは、ハードウェアの動きが分かっていない人です。 逆にC言語が扱えるエンジニア、プログラマーで、そのようなバグを作る人を見たことがありません。 プログラミング言語初心者には相当ハードルが高いため、最初の言語にはなりにくいですが、学習という意味でも、C言語は学ぶ価値の高いプログラミング言語ではないかと思います。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
CakePHP

フォームヘルパーが生成するHTMLをカスタマイズする

テンプレートの作成 新しいテンプレートを「config」ディレクトリにfileName.phpとして作成する。このfileName.phpに、適用したいコードを追加していく。fileName.phpに記載されなかったものはデフォルトで設定されているものが適用される。 サンプル <?php return [ 'inputContainer' => '{{content}}', 'label' => '', 'input' => '<input type="{{type}}" name="{{name}}"{{attrs}} class="form-control">', 'radioWrapper' => '{{input}}', ]; デフォルトで設定されているもの 'templates' => [ 'button' => '<button{{attrs}}>{{text}}</button>', 'checkbox' => ' <input type="checkbox" name="{{name}}" value="{{value}}"{{attrs}}>', 'checkboxFormGroup' => '{{label}}', 'checkboxWrapper' => '<div class="checkbox">{{label}}</div>', 'dateWidget' => ' {{year}}{{month}}{{day}} {{hour}}{{minute}}{{second}}{{meridian}}', 'error' => '<div class="error-message">{{content}}</div>', 'errorList' => '<ul>{{content}}</ul>', 'errorItem' => '<li>{{text}}</li>', 'file' => '<input type="file" name="{{name}}"{{attrs}}>', 'fieldset' => '<fieldset{{attrs}}>{{content}}</fieldset>', 'formStart' => '<form{{attrs}}>', 'formEnd' => '</form>', 'formGroup' => '{{label}}{{input}}', 'hiddenBlock' => '<div style="display:none;">{{content}}</div>', 'input' => '<input type="{{type}}" name="{{name}}"{{attrs}}/>', 'inputSubmit' => '<input type="{{type}}"{{attrs}}/>', 'inputContainer' => ' <div class="input {{type}}{{required}}"> {{content}} </div>', 'inputContainerError' => ' <div class="input {{type}}{{required}} error"> {{content}}{{error}} </div>', 'label' => '<label{{attrs}}>{{text}}</label>', 'nestingLabel' => '{{hidden}}<label{{attrs}}>{{input}}{{text}}</label>', 'legend' => '<legend>{{text}}</legend>', 'multicheckboxTitle' => '<legend>{{text}}</legend>', 'multicheckboxWrapper' => '<fieldset{{attrs}}>{{content}}</fieldset>', 'option' => '<option value="{{value}}"{{attrs}}>{{text}}</option>', 'optgroup' => ' <optgroup label="{{label}}"{{attrs}}> {{content}} </optgroup>', 'select' => '<select name="{{name}}"{{attrs}}>{{content}}</select>', 'selectMultiple' => ' <select name="{{name}}[]" multiple="multiple"{{attrs}}> {{content}} </select>', 'radio' => ' <input type="radio" name="{{name}}" value="{{value}}"{{attrs}}>', 'radioWrapper' => '{{label}}', 'textarea' => ' <textarea name="{{name}}"{{attrs}}> {{value}} </textarea>', 'submitContainer' => '<div class="submit">{{content}}</div>', ] テンプレートの適用 App/View/AppViewに、以下のコードを記述する。 class AppView extends View { public function initialize() { $this->loadHelper('Form', [ 'templates' => 'fileName', ]); } } これを記述することで、イニシャライズされて、システム全体で自分が作成した新しいテンプレートが適用される。 部分的に適用させる フォームヘルパーを使用するところで、それぞれ適用させたいものを記載する。 サンプル <?php echo $this->Form->input('name', [ 'templates' => [ 'inputContainer' => '<div class="form-control">{{content}}</div>' ] ]); ?> それぞれのフォームヘルパーに記載しないといけないが、特定の場所の特定のタグにのみカスタマイズしたタグを生成することができる。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
Ruby

初心者におすすめのRuby を使ってできること・できないことまとめ

Rubyはプログラミング初心者の方におすすめのプログラミング言語です。 初心者の方にもおすすめの理由は、Rubyという言語は、できることが多岐にわたる上に、日本初のプログラミング言語で文法がシンプルなため、初心者にとっても身につけやすい言語となっているからです。 そんなRubyを使ってできる、または向いていない具体的な機能やサービスについてのご紹介を今回の記事を通してご紹介していきます。 Rubyは、Matzこと、まつもとゆきひろ氏が1995年に公開された新しめのプログラミング言語で、アメリカのスタートアップ企業や世界中でも多くの人に使われている様々なサービスにもRubyが使われて開発されています。 また、Rubyは今後の需要と将来性もあるプログラミング言語でもあります。 Rubyのプログラミングにおける将来性について詳しく書かれているものもありますので、以下の記事も是非合わせてご参照ください。 「Rubyには将来性がある?現状から踏まえて検証してみた」 この記事では、そんな汎用性のあるプログラミング言語であるRubyを使ってできる機能やサービス、またRubyでは開発が難しい機能やサービスを紹介していきます。 テクフリでフリーランス案件を探してみる Rubyで開発できる機能 Rubyで開発できる機能として、おもに以下の4つが挙げられます。 Webサイト上の基本的な機能 API (Application Programming Interface) クローラー スクレイピング それぞれについて、さらに詳しく説明していきます。 Webサイト上の基本的な機能 Rubyを使って開発できる主な基本的機能は多岐にわたります。例えば、ユーザー情報の登録と管理、ログイン機能、投稿機能、ランキング表示、予約や購入機能、商品の管理、検索機能、オンライン決済システム、お問い合わせフォームなどがあります。 これらの機能は現代のWebサイトにおいて不可欠であり、多くの場合、大規模なサイトでも利用されています。特にRuby on Railsというフレームワークを使用することで、これらの機能を効率的に開発することが可能です。Ruby on Railsは、その設計上の優れた構造と豊富なライブラリによって、開発者がこれらの機能を比較的容易に実装できる環境を提供しています。 API (Application Programming Interface) APIとは、異なるシステムやアプリケーション同士が情報を共有するためのインターフェースです。これにより、データの送受信や処理を効率的に行うことができます。Rubyは、その柔軟性と豊富なライブラリのおかげで、APIの開発にも広く活用されています。 例えば、ウェブサービスが提供するAPIは、外部の開発者がその機能を利用してアプリケーションを拡張したり、他のサービスと連携したりすることが可能です。Rubyを使ってAPIを開発することで、データの取得や加工、送信などの処理を効率よく行えるため、多くの企業や開発者にとって重要なツールとなっています。 また、Ruby on Railsというフレームワークを使えば、APIの設計や実装がさらに簡単になります。RESTfulなAPIを簡潔に記述できるため、開発効率の向上に寄与します。このようにして、Rubyは現代のソフトウェア開発において重要な役割を果たしており、API開発においても広く活用されています。 クローラー クローラーは、Webサイト上の情報を自動的に収集し、それをデータベースなどに保存するためのプログラムです。このような機能は、Rubyを使用して実装することができます。Rubyの豊富なライブラリやフレームワークを活用することで、クローラーを効率よく作成できます。 例えば、特定のWebページから情報を抽出してデータベースに保存するクローラーを開発する場合、Rubyのスクレイピング用ライブラリやデータベース操作ライブラリを組み合わせることで、作業の自動化や効率化を図ることができます。これにより、定期的な情報収集や大量データの処理を効率的に行うことが可能になります。 さらに、Rubyの柔軟性と可読性の高さが、クローラーの開発においても利点となります。コードをシンプルに記述できるため、メンテナンス性が高く、新しい要件に応じた修正や拡張が容易です。このようにして、Rubyはクローラー開発においても優れた選択肢として広く活用されています。 スクレイピング スクレイピングは、Web上の情報を収集し、それを加工して新たな形で利用する技術です。クローラーとは異なり、収集した情報を分析・加工して利用者に提供することが特徴です。例えば、ニュース集約サービスや価格比較サイトなどで広く利用されています。 Rubyを使用してスクレイピング機能を開発することで、特定のWebサイトからデータを抽出し、必要な情報を選別して処理するシステムを構築することができます。Rubyには優れたスクレイピング用ライブラリが豊富にあり、例えばNokogiriやMechanizeなどがあります。これらのライブラリを活用することで、HTML解析やWebページの操作を効率的に行うことができます。 また、Rubyの柔軟性とシンプルな構文により、スクレイピングプログラムの開発が比較的容易に行えます。Webページの構造の変化にも対応しやすく、定期的なデータ更新や自動化処理にも適しています。そのため、Rubyを使ったスクレイピングは、さまざまな情報収集や分析のニーズに応える強力なツールとして広く活用されています。 Rubyで開発できるサービス Rubyで開発できるおもなサービスとして、以下のものが挙げられます。 ショッピングサイトなどのWebサービス ブログサイト SNSサイト ゲーム チャットボット これらの機能の実装は、1から独自で作るよりもRuby on Rails というフレームワークがあるため、そちらを使うとより簡単に機能を実装することができます。 Ruby on Railsの詳しい説明と、その将来性・人気について以下の記事で詳しく解説しておりますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。 「Ruby on Railsの将来性と人気について」 ショッピングサイトなどのWebサービス Ruby on Railsを使用することで、クレジットカード決済を含むショッピングサイトを効率的に開発できます。例えば、spreeやsolidusというライブラリを活用することで、はじめから決済機能などを作る必要がないため、スキルが高くなくてもショッピングサイトを作ることができます。 これにより、開発者はスピーディーにショッピングカートや注文管理システムを実装できます。また、Ruby on Railsの豊富なプラグインやGem(ライブラリ)を活用することで、商品管理や在庫管理、顧客管理など、ショッピングサイトに必要な多くの機能を容易に統合することができます。 さらに、Ruby on RailsのMVC(Model-View-Controller)アーキテクチャにより、開発プロセスが効率化され、コードの保守性も高められます。これにより、開発者はビジネスロジックとユーザーインターフェースの分離が容易になり、柔軟でスケーラブルなショッピングサイトの開発が可能となります。 ブログサイト Rubyを使用することで、ブログサイトの開発にも柔軟性とスケーラビリティがもたらされます。一般的にはWordPressでの開発が主流ですが、Rubyを活用することでさらなる拡張やカスタマイズが容易になります。特に大規模なブログサイトの場合、Ruby on Railsを利用することでシステム拡張や新機能の追加がスムーズに行えます。 さらに、Rubyのコミュニティやオープンソースの活発さもあり、ブログサイトに特化したGemやツールが豊富に提供されています。これにより、開発者は柔軟で高機能なブログサイトを効率的に構築し、運営することができます。 そのため、Rubyを使用したブログサイトの開発は、大規模な規模拡大や機能追加が見込まれる場合に特に適しており、将来的な運営の拡張性や保守性を考慮した選択肢として注目されています。 SNSサイト Rubyは、その柔軟性と効率性から、主要なSNSサイトの開発に広く採用されています。具体的には、Twitter、Facebook、クックパッド、食べログ、Wantedly、Github、Airbnb、Huluなどがその代表例です。これらのSNSサイトは、ユーザーが大量のデータを扱い、リアルタイムでのインタラクションを可能にすることが求められます。Rubyはその動的な特性と、Ruby on Railsフレームワークによる開発効率の高さから、これらの要件に応じたサービスを提供するのに適しています。 たとえば、Twitterは日々多くのツイートをリアルタイムに処理し、ユーザーのタイムラインを即座に更新する必要があります。そのため、スケーラブルで高速なサーバーサイド処理が要求されますが、Ruby on Railsはこのような要件に対応する能力を持ち合わせています。また、FacebookやAirbnbなどは、大規模なユーザーベースと複雑なデータ管理システムを必要としますが、Rubyの豊富なライブラリや拡張性の高さが、これらのサービスの開発と運営を支えています。 さらに、クックパッドや食べログのような食品関連のSNSサイトでは、レシピや口コミ情報の管理が重要ですが、Rubyの柔軟なデータモデル設計と、コミュニティによるサポート体制が、これらのサイトの機能を支えています。Rubyを使用したSNSサイトの開発は、多様なユーザー体験と大規模なデータ処理が求められる場合においてその特性を最大限に活用できる選択肢として、広く使用されているのです。 ゲーム Rubyは、ゲーム開発においても活用されており、特にGosuというライブラリが注目されています。Gosuは、RubyとC++に対応したゲーム開発用のライブラリであり、オープンソースで提供されています。このライブラリは、macOSやWindowsなどの多くのプラットフォームで利用可能です。Gosuを使用することで、Ruby開発者は比較的容易に2Dゲームを制作することができます。そのため、小規模なインディーゲームや教育目的のプログラミング学習にも広く利用されています。また、GosuはC++で実装されており、パフォーマンスが必要な部分ではC++の力を借りることができます。 さらに、Rubyの特性であるシンプルさや柔軟性が、ゲーム開発のプロトタイピングや素早い開発に役立ちます。これにより、多様なゲームジャンルの制作が可能となり、開発者はよりクリエイティブなアイデアを実現できます。したがって、RubyとGosuを組み合わせたゲーム開発は、プラットフォームの制約を超えて、クロスプラットフォームでのゲームの開発を可能にしています。 チャットボット Rubyを使用したチャットボット開発には、Litaという強力なライブラリが利用されています。Litaは、様々なプラグインが提供されており、さまざまな用途に応じたカスタマイズが可能です。Litaを使うことで、Ruby開発者は柔軟で拡張性の高いチャットボットを簡単に構築することができます。例えば、SlackやHipChat、IRCなど、さまざまなプラットフォームでのチャットボットの作成が可能です。Litaのプラグインを活用することで、自動応答、情報取得、タスク管理などの機能をチャットボットに追加することができます。 Litaはオープンソースであり、活発なコミュニティによってメンテナンスされています。これにより、新しい機能の追加やバグ修正が迅速に行われ、開発者は最新の技術を取り入れたチャットボットを提供することができます。Rubyを用いたチャットボット開発は、そのシンプルで読みやすい言語特性に加えて、Litaという豊富なプラグインが提供する柔軟性と拡張性によって、効率的で革新的な解決策を提供します。これにより、企業や個人は顧客対応の自動化や業務効率化を進めることができ、ユーザーエクスペリエンスの向上にも貢献します。 Rubyで開発できない機能 以下の2つは、Rubyを使って開発することが難しいと言われています。 スマホアプリ開発(SwiftやJavaの方が優れている) WEBデザイン(HTMLやJavascript、CSSが必要) それぞれについて詳しくご紹介します。 スマホアプリ開発 Rubyでの開発には向いていない分野の一例として、スマホアプリの開発があります。スマホアプリの開発には、JavaやSwift、Unityといった専門的なプログラミング言語やフレームワークが一般的に使用されています。これらの言語は、それぞれAndroidやiOSのネイティブアプリ開発に特化しており、プラットフォームの機能を最大限に活用することができます。 一方で、Rubyは主にWebアプリケーションやサーバーサイドの開発に適しており、スマホアプリのようなネイティブな機能を活かした開発には向いていません。特に、ハードウェアとの直接的な連携や高度なグラフィックス処理が必要な場合には、Rubyでは効率的な開発が難しい場合があります。したがって、スマホアプリの開発を行う場合には、JavaやKotlin、SwiftやObjective-C、またはUnityといった専門的なツールや言語を選択することが一般的です。これにより、ユーザー体験やパフォーマンスにおいて最適化されたアプリを提供することが可能となります。 Webデザイン Rubyでの開発には向いていない分野の例として、Webデザインがあります。Webデザインにおいては、主にHTML、JavaScript、CSSといった言語やテクノロジーが中心となります。これらの技術は、ウェブページのレイアウトやデザイン、インタラクティブな要素の実装に特化しており、特にフロントエンド開発に適しています。 一方で、Rubyは主にサーバーサイドの開発に特化しており、動的なコンテンツ生成やデータベースの操作に強みを持ちます。しかし、Webデザインの領域では、ビジュアル面やユーザーインターフェースの設計、アニメーションやレスポンシブデザインの実装などが求められます。これらの作業にはHTMLやCSS、JavaScriptなどが直接的に必要であり、Rubyではそれらの役割を十分に果たすことが難しい場合があります。そのため、Webデザインの観点から見ると、Rubyはあまり適していないと言えます。Webデザインを主に行いたい場合には、HTMLやCSS、JavaScriptを中心としたフロントエンド技術の学習や、デザインツールの習得が必要です。これにより、より魅力的で使いやすいウェブページを作成することが可能となります。 Rubyの学習方法 Rubyは、他のプログラミング言語よりも文法が簡単で初心者の方でも勉強しやすく、汎用性もあるため将来性もあるプログラミング言語です。 そんなRubyの学習方法は、以下の方法をおすすめします。 プログラミング教室 Rubyはその豊富な機能と産業での普及度から、多くのプログラミング教室で学ぶことができます。プログラミング教室では、専門の講師による指導のもとで、学習の進捗や理解度を即座に確認しながら学ぶことができます。これにより、自己学習よりも効率的にプログラミングスキルを習得することが可能です。 Rubyのプログラミング教室では、初心者から上級者まで対応したコースやカリキュラムが用意されており、基礎から応用まで幅広い内容を学ぶことができます。特にRuby on Railsを用いたWebアプリケーション開発の学習が人気であり、実践的なプロジェクトにも取り組むことができます。 また、プログラミング教室では個別の相談やグループでのディスカッションも行われるため、他の学習者との情報交換やアイデアの共有が活発化します。これにより、学習意欲を高めながら実践的なスキルを身につけることができるでしょう。総じて言えば、プログラミング教室はRubyを学ぶための効果的な手段であり、専門の指導や集中的な学習環境が学習効果を高める要因となります。 学習サイト 独学でも自分のペースで勉強をすすめることができるため、自身の好みの教材やサイトを使って勉強をすることができます。現在では、様々なサイトや動画でもRubyの解説がされているため、解説を見ながら同時に進めて学んでいくことが可能です。 おすすめの勉強サイトは、ProgateやUdemyなどで簡単に勉強することができます。また、おすすめの動画サイトは、Ruby開発者でもあるまつむらゆきひろさんの「ミニツク」や「Paiza」という動画で学べるサイトです。 まとめ 以上、Rubyのできる機能とサービスのご紹介とRubyでは難しい機能、サービスのご紹介でした。 今回の記事のまとめとして、Rubyは、 ショッピングサイトやSNSサイト、ブログサイトなどの広いWebサイトの分野におけるサービスを開発できる。 以上のサービスをRuby on Railsというフレームワークを使って初心者でも簡単に開発できる。 一方で、スマホアプリ開発やAIなどの自動解析ツールの開発にはRuby言語は向いていない。 ということとなります。 以上のように、Rubyは広い分野におけるサービスを開発できる汎用性と将来性もある、初心者の方にもおすすめのプログラミング言語です。 この記事を通して、Ruby言語でできることとできないことの理解と、Rubyを始めるきっかけや勉強の参考としてお役に立ちましたら幸いです。 また、記事中に紹介したRubyの現状と今後の将来性の記事と、Ruby on Railsの詳しい説明と人気について書かれている2つの記事も再度合わせてご覧ください。 「Rubyには将来性がある?現状から踏まえて検証してみた」 「Ruby on Railsの将来性と人気について」 テクフリでフリーランス案件を探してみる
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テストエンジニア

テストエンジニアの年収を完全検証!

テストエンジニアとは? テストエンジニアの年収について見ていく前に、テストエンジニアという職種について確認しておきましょう。 テストエンジニアはその名前の通り、プログラミングなどシステム構成要素へのテストに対して責任を持つエンジニアです。 具体的に言えば、作成したプログラムのテスト内容を決定し、テスト仕様書など、テストを行うドキュメンテーションを作成し、テスターなどのテストを実際に行う要員に対して、テストに関する指示を出すこと。 そして、実際に行われたテストの結果を検討・承認し、クライアントやプロジェクトマネージャー向けにテスト結果をまとめたドキュメンテーションを作成すること。 究極的には上記の二つになります。 関連する職種としては、テスターとQAエンジニアが挙げられます。 テスターは上でも触れましたが、テストエンジニアの傘下要員として、実際にテストを行うエンジニアのことを指します。 QAエンジニアは、システム開発全体のQA(品質保証)の責任者であり、テストエンジニアの上位職です。 ただし、実際の現場を見ていると、QAエンジニアとテストエンジニア、テスターの分類は曖昧です。 案件の規模などによって、QAエンジニア、テスターがおらず、プロジェクトマネージャー格の要員がQAエンジニア相当の職責を負い、テストエンジニアたちが自分たちで全てのテスト項目を消化することもよくあります。 もっといえば、一般的に設計者とテスト項目作成者は分けた方が良い(※)と言われていますが、わざわざテストエンジニアを用意できない・用意しないため、システムエンジニアなどがテストエンジニア相当の役割を担っていることも非常に多いです。 ※設計者がテスト項目を作ると、思い込みなどのために、“要件に適合する正しいテスト項目”が作成されないことがしばしばあるため。 さらに言えば、企業などによって、“テストエンジニアの業務範囲”が異なっており、システムエンジニアの募集と謳っているが、実際の業務内容はテスターだった、という話もよく耳にします。 転職支援サービスによっては、テストエンジニア・テスターと一括りにしているところすらあります。 そのため、テストエンジニアを積極的に運用していない現場でのキャリアが長いシステムエンジニアの方の中には、「システムエンジニアはスキルの十分ではない若者のための仕事」だとか「〇〇エンジニアと呼ぶと聞こえが良いと、人材会社が作ったでたらめな職種名。実際はエンジニアと呼べない作業者」などと低く評価されている節があります。 逆にテストエンジニアを積極的に運用している現場では、様々な開発時のリスクに精通した、もっとも優れた技術者の就く役職として敬意を向けられ、システムエンジニア以上の発言権を有していることもあります。 また、テストエンジニアという肩書で、いわゆる“品質管理コンサルタント”業務を行っている方もいらっしゃいます。 テストエンジニアは有名な割に、職務範囲や評価が非常に曖昧で、一定しない職種と言えます。 テクフリでフリーランス案件を探してみる テストエンジニアの平均年収は? 上で見た通り、テストエンジニアの責任範囲や評価が曖昧なため、同じ“テストエンジニア”という職種名であっても、下は300万円よりも低い方、上は1000万円前後の方もいる、という現実があります。 一応、求人サイトなどでは平均年収は400万円~500万円と紹介されることが多いです。 確かに、テスト項目の作成などを行う、テスターより上位と扱われている“真っ当なテストエンジニア待遇”であれば、400万円以上の年収が期待できるように思います。 テストエンジニアの年収が高い業界は? テストエンジニアの年収が高い、つまりはテストエンジニアの評価やニーズが高い業界としては、組み込み系システムを作る製造業(と取引しているソフトウェア業界)やパッケージ業界、ゲーム業界などが挙げられます。 特にゲーム業界は募集も多いです。 スマホゲームやオンラインゲームなどでは開発速度が求められるだけでなく、なおかつバグがあって緊急メンテナンスでサービスの一時停止を行った場合、ユーザーの流出やお詫びアイテムの配布などで単なるサービス一時停止だけでは済まない、経済的損失まで強いられてしまいます。 そのため、速やかにプログラミングの問題を見つけられる、テストエンジニアが必要になっています。 ただし、テストエンジニアの名前で、テスターやデバッガーと変わらない業務をさせられることが多い、という悪評もゲーム業界にはありますので、業務内容をよく確認しましょう。 ちなみに、テスターやデバッガーの年収とテストエンジニアの年収差は小さくありません。 数倍差がつくこともあります。 それから、組み込み系システムなどの開発を行う製造業(と取引しているソフトウェア業界)で働くテストエンジニアは高年収が期待できます。 理由としては「システムのバグで、ブレーキを踏んでもアクセルがかかる不具合を持った車を製造・販売してしまったら、万が一、その不具合によって人が事故死したら、誰が責任取れますか?」という問題に尽きます。 社内の経験豊かなエンジニアや外部の優秀なフリーランスなどをテストエンジニアに任命して、システム構成要素の品質管理業務に従事させていることが多いです。 他に年収が高いテストエンジニアの勤務先としては、上でも触れた、品質問題のコンサルタントとして活躍できるコンサル業界や、多数のテストエンジニアを抱えて、いわゆる第三者機関としてクライアント企業の作成したシステムをテストする専門企業などが挙げられます。 プログラミングなどシステム開発に関わる業界であれば、作成した成果物の出来を確認するためにテストが必要なため、テストエンジニアの活躍の余地は広いかと思います。 ただし、SIer業界などでは、システムエンジニア要員がテストエンジニアを兼ねることが多く、テストエンジニアという職種自体存在しない企業も少ないです。 私自身、SIer出身ですが、システムエンジニア要員教育の一環としてテスト項目の策定方法を含めたシステム構成要素の品質管理について研修を受け、「システムエンジニアはプロジェクトマネジメント能力の一つとして自分たちが作った成果物の品質管理ができるのが当たり前。テストエンジニアって、なんだそれ?」くらいに思っていた人です。 ちなみに、実際の案件の進め方としては、小さい案件では主担当のシステムエンジニアがテスト項目まで作成し、重要な案件についてだけ、同じ部署の主担当ではないシステムエンジニアなどが、いわば“助っ人”としてテストエンジニア的な業務を行うパターンが多かったです。 年収が高いエンジニアの特徴は? 一言で言ってしまえば、効率よくテストを消化できるように検証作業をデザインできるテストエンジニアが高い年収を得ています。 大量のテスター(つまりはお金)を使って、マンパワーでひたすらテストというのはもはや過去のものになりつつあります。 昨今、テスターの代わりにテストを進めてくれる検証ツールを使って効率的にテストを行うのが一般的です。 テストエンジニアには、テスト仕様書などを作成する際、どういった検証ツールを利用するのか、あるいは利用できる検証ツールが限られている場合、どのようにテスト項目や検証ツールを設定すれば良いか、知っていることが非常に重要となっています。 まとめ:テストエンジニアは重要な仕事 テストエンジニアは「問題のないシステムを開発して、納品する」という当たり前だけれど、実に難しいミッションを実現するために作られた役職です。非常に重要なポジションで責任は重大ですが、その分、やりがいも大きいです。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
Unity

Unityエンジニアの需要と将来性は?【年収や求人情報についても紹介します】

Unityはフレームワークですので、言語ではありません。C#やJavaScriptなどの言語エンジニアが使う、数あるフレームワークのうちのひとつです。フレームワークはいわば「便利グッズ」なので、普通は「○○フレームワークエンジニア」といういい方はしません。 「エンジニア」の前につけるのは大抵は言語で、例えば「C#エンジニア」「PHPエンジニア」といったように使います。「C#エンジニア」といえば「C#言語で仕事をしている人」のことです。 しかしUnityを自由自在に操ることができる人は「Unityエンジニア」と呼ばれ、「Unityで仕事をしている人」です。それくらいUnityは強烈な存在感があるのです。Unityがこれほど注目されているのは、もちろんゲーム開発に強いからです。3Dゲームを開発するには、Unityスキルの獲得はマストです。 そしてUnityが注目されているもうひとつの理由があります。それは産業分野がUnityの表現力を必要としていることです。Unity案件は、さまざまな業界・分野に存在します。したがって、将来フリーランスになりたいと考えているエンジニアは、いまからUnityを習得しておくと、独立後の仕事(案件)確保に苦労しないかもしれません。 テクフリでフリーランス案件を探してみる Unityの特徴とは Unityを開発したユニティ・テクノロジーズ社はグローバル企業で、世界中に拠点を持っています。日本には「ユニティテクノロジーズジャパン合同会社」という会社があります。 Unityは3Dゲームの開発者向けに開発されました。 3Dゲームのプログラミングは2Dゲームとは比べ物にならないくらい複雑かつ高度です。それで3Dゲームの開発当初は、描写力や動作性がかなり劣りながらも3D画像というだけで価値があり、ゲームユーザーからも支持されました。 Unityの功績は、3Dゲームづくりを特別な存在から普通の存在に変えたことです。Unityにはゲーム製作に必要な機能や表現がひととおりそろっているので、高度な2Dゲームをつくれるエンジニアなら誰でも3Dゲームをつくれるようになりました。 そして動画の3D表現が簡単に手に入るようになったので、ゲーム業界以外の業界も動く3Dを使うようになったのです。 Unityの強みとニーズ Unityが他のゲーム用フレームワークと異なるのは、Unityだけでゲームを実行できる点です。この特性によってゲームづくりのコストが大幅に減り、ゲーム会社がこぞってUnityを使うようになりました。これはUnityの明確な強みといえます。 Unityで開発されたゲームには、「白猫プロジェクト」(株式会社コロプラ)、「ポコパン」(LINE株式会社)、「ファイナルファンタジーアギト」(株式会社スクウェア・エニックス)などがあります。ゲームのエンターテインメント性が向上し、ゲームファンをより深く魅了できるようになったのです。 さらにUnityはPS4やXboxなどの家庭用ゲーム機向けゲームだけでなく、AndroidやiOSに対応しているのでスマホ向けゲームをつくることができます。 まさに「ゲームならUnity」なのです。 そして、次に紹介する内容こそが、Unityの最大の強みかもしれません。 3Dゲームの機能と表現力を磨き続けた結果、Unityは産業界での使用に耐えうるまでに成長したのです。 ゲームは2D(2次元)のレベルではファンタジーやフィクションの域にとどまっていましたが、3D(立体)の描写を得たことでリアル世界との境目がなくなりました。 例えば3Dサッカーゲームは、本物のサッカーの試合さながらのリアルな動画をつくっています。 また電車ゲームや飛行機ゲームの3D技術は、鉄道会社や航空会社が訓練で使う操縦シミュレーターに応用できます。 さらに、住宅会社が3Dゲームの空間を自由自在に移動する機能を使えば、ヴァーチャル・モデルルームをつくることができます。 複雑な形状の物体をほとんど誤差なく3Dで再現できる表現力は、医師向け手術シミュレーターに活かすことができます。 つまりフリーランスのUnityエンジニアは、ゲーム界だけでなく、映像分野、鉄道業界、航空業界、不動産業界、医療機器業界でも活躍できるのです。 Unityで気を付けること 先ほど「UnityはC#やJavaScriptなどの言語で動く」と紹介しましたが、現在はほぼC#しか使えなくなっています。 したがってフリーランスのJavaScriptエンジニアが、今後3Dゲームの案件を増やしたい場合、2言語目にはC#を選択したほうがいいでしょう。 またUnityエンジニアはライバルが多いことでも知られています。というのはUnityのスキルを獲得することは、C#のスキル獲得より「楽」だからです。 そもそもUnityは、一定のスキルがあるエンジニアなら誰でも3Dゲームをつくれるようにデザインされているので、C#エンジニアがライバルとの差別化を図るためにUnityを獲得するケースことは比較的容易です。 フリーランスのUnityエンジニアは、単に「Unityを操れる」だけでなく、「Unityを使ってできること」を数多く持っておいたほうがいいでしょう。 Unityエンジニアの募集要項のトレンド Unityエンジニアは、どのようなポジションで働くことが求められているのでしょうか。案件票の募集要項などを参考に、Unityエンジニアの働き方のトレンドを探っていきます。 統括業務ができると重宝される 統括業務のポジションに就くことができるUnityエンジニアは高給で迎えられます。なぜならUnityエンジニアの多くはゲームづくりに専念したいと考え、「統括業務なんて面倒」と考える人が少なくないのです。 しかしだからといって統括業務だけが得意な人では、ゲーム業界の独特な雰囲気を理解できず、結局はうまく統括できません。 そこで「ゲームマインド」を持ちながら、作業工程全体を俯瞰(ふかん)でき、クライアントと交渉できたり、エンジニアたちのフォローができたりするUnityエンジニアが求められるのです。 統括ポジションの仕事内容 ゲームづくりでの統括業務には次のようなものがあります。 工程管理 メンバーのスケジュール管理 技術的なサポート 工数の見積もり クライアントとの打ち合わせ 意外に「このような仕事をしたことがある」というUnityエンジニアは多いのではないでしょうか。 そうであれば自身の履歴書に「ゲーム製作の統括業務経験あり」と書いてしまいましょう。 Unityエンジニアが活躍している業界 Unityエンジニアが最も活躍できるのはゲーム業界です。 そのほかにVR(仮想現実)分野でもUnityエンジニアが求められています。 ゲーム業界はさらに拡大する ゲームはインターネット化してスマホでも楽しめるようになったことで、爆発的に拡大しました。さらにアニメキャラクターとコラボしたことでアニメファンの取り込みにも成功しました。 また「ゲームは無駄な娯楽」と考える世代がビジネスの世界から引退し、「ゲームは高度な娯楽手法」と考える層が社会の中枢を握るようになりました。 自分の子供が「将来ゲームプログラマーになる」といえば、親はその夢をかなえさせようとその子をプログラマー塾に通わせる時代になったのです。 またゲーム競技はeゲームという新しいスポーツジャンルになり、プロプレイヤーは高額賞金を獲得します。 つまりゲームは十分ビジネスになるのです。 ゲーム製作に特化したフリーランスのUnityエンジニアは、将来性が高い業界に居るのです。 VRのスキルを獲得すればほぼ全業界で活躍できる VRとは、ユーザーがヘッドマウントディスプレイを装着し、仮想空間を体験するツールです。頭を動かせば、ヘッドマウントディスプレイ内の画像も動きます。VRが生み出す没入感は、ビジュアル技術の極みといえます。 VRで展開する画像にはUnityのスキルが欠かせません。 ではVRはどの業界で使われるようになるのでしょうか。答えは、すべての業界です。 ファッション業界でも住宅業界でも旅行業界でもエンターテインメント業界でも、VRを使えばユーザーや潜在顧客に実際の体験に酷似した疑似体験を提供できます。 VRは全業界のマーケティングに使えるのです。 またVRシミュレーションを使えば、新人はベテランの技術を安価に学ぶことができます。しかも新人は、ベテランに叱られることなくVRシミュレーションを繰り返し体験できるので、ストレスなくスキルアップができます。 VRを使った新人教育は、工場作業、建設作業、鉄道業界、航空業界、飲食業界、医療業界などで導入可能です。 Unityエンジニアは、いま紹介したすべての業界で活躍できます。 Unityのフレームワーク事情 Unity自体がフレームワークですが、「これを使うとUnity開発の表現力が広がる」ツールがありますので紹介します。 Unity Test Runner Unity Test Runnerは、「Unityエンジニアは全員使ったほうがよい」といわれるほどの製品です。 Unity Test Runnerを使えば、コードを書いてすぐに実際の動きを確認できます。また、ネットでみつけたサンプルコードの動作に手間をかけずに確認できます。 トライ&エラーの回数が多いほどゲームのクオリティが上がることは、Unityエンジニアなら誰でも知っていることです。しかし1回のトライ&エラーに時間と手間がかかれば工数が増えてコストが上がってしまいます。 そのジレンマを解決するのがUnity Test Runnerです。テストコードを書く必要がないので、ストレスなくトライ&エラーできます。 Unity案件単価事情 フリーランスのUnityエンジニアにはどのような業務が発注されるのでしょうか。案件の単価などを紹介します。 新規のVRコンテンツ開発、月65万円 東京都の会社が、新規のVRコンテンツ開発に携わるフリーランスのUnityエンジニアを探しています。報酬は月65万円です。 必須スキルはUnityで開発した経験です。 3DアクションRPGの設計~開発、月75万円 こちらの案件はスマホ向けゲームアプリの設計から開発までの業務です。実際のプログラミング業務は少なく、それよりは他のエンジニアが快適に作業できるようにゲームツールやテストツールなどの作業環境を整えたり、プロデューサーたちの企画案を実現可能な工程に落とし込んだりする仕事が求められます。 手間がかかる仕事ですが、報酬は月75万円と高価格になっています。 求められるスキルはUnityを用いた開発業務2年以上、3Dゲーム開発経験、リードプログラマ経験などです。 Unity案件の具体的な業務 Unityエンジニアの業務に関するトピックスとして、医療VR(仮想現実)を紹介します。 ジョンソン・エンド・ジョンソンは傷のケア商品などで知られていますが、医療機器も手掛けています。そのジョンソン・エンド・ジョンソンが2018年11月に、「名医の手術を体験できるVR開発に乗り出す」と発表しました。 すでにデモンストレーション用のVRコンテンツは完成していて、これを使えば、心房細動という深刻な心臓病のカテーテルアブレーションという治療を、ヘッドマウントディスプレイを装着するだけで追体験できます。 このVRコンテンツを製作するために、熟練医師のカテーテルアブレーション治療を360度カメラで撮影しました。 さらにVRコンテンツのところどこに熟練医師の解説が入るので、新人医師は名医の横で難しい治療法を習うような効果が得られるのです。 VRコンテンツはヘッドマウントディスプレイとコンピュータがあればどこでも体験できるので、これまで名医の手術に立ち会うことでしか学ぶことができなかったことを、名医がいない場所で学べるようになるのです。 リアルな3Dの世界をつくりだすUnityエンジニアのスキルは、人の命を救うことにも貢献できるのです。 Unity案件の案件票をみてみよう フリーランスのエンジニアも、企業の正社員エンジニアの働き方や待遇、福利厚生などを知っておくことは大切です。フリーランスがクライアントと報酬交渉をするときの材料になるからです。 そこでUnityエンジニアを正社員で採用する企業の案件票をみてみましょう。 スマホゲーム開発の正社員、年収400万~800万円 東京・六本木のゲーム開発会社が、正社員のUnityエンジニアを募集しています。提示年収は400万~800万円です。 中途採用者に最低年収400万円を保証する企業は、そう多くはありません。もちろん上限の800万円も魅力的な額です。 さらにこの会社は福利厚生が充実させていて、朝食は無料、昼食と夕食は専属のシェフがつくった健康メニューを1食300円で提供しています。 専属トレーナーがいるスポーツジムや、スキルアップが図れる各種セミナーも用意しています。5年勤続すると特別休暇30日が与えられるほか、育児中の社員には子供の行事に参加するために、一時的に職場を抜け出すことが認められています。 エンジニアを大切にしている会社といえるでしょう。 まとめ~Unity需要の今後と未来 UnityスキルはC#エンジニアの特殊技能ととらえることができます。そしてその特殊技能は、さまざまな業界の企業が求める付加価値が高い技能なのです。 コンピュータが3Dの表現方法を獲得し、ヘッドマウントディスプレイでVR技術が身近になったことで「これからできること」が格段に拡大しました。 Unityエンジニアは、未来の仕事に携わることができるのです。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
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Rubyの副業は稼げる?副業に必要なものや単価を上げる方法について解説!

Rubyを習得して副業で稼ぎたいと思うものの、Rubyで本当に稼ぐことができるのか不安な方も多いのではないでしょうか。RubyはWebアプリ開発などで多く使われている言語であり、副業案件もいくつかあるため十分に稼ぐことが可能です。本記事はRubyで副業を行う際に必要なものや単価を上げる方法について解説します。 テクフリでフリーランス案件を探してみる Rubyの副業は稼げる? (2023年5月時点) 結論から言うと、Rubyの副業は十分に稼ぐことができます。プログラミング言語には数多くの種類がありますが、その中でもRubyは実務で多く使われているためです。Rubyは主にECサイトや掲示板、動画配信サービスなどのWebアプリ開発で使われています。昨今はスマホやネットの普及に伴ってWebアプリを日常的に使う人が増えました。また、新型コロナウイルスの影響もあり、自宅で過ごす時間が増えた人が多いです。そのためWebアプリ開発の需要は現在高くなっています。 また、Webアプリ開発は他の開発分野に比べて副業案件が豊富です。なぜなら、Webアプリはユーザーの要望に基づいて何度も改良していかなければいけないためです。「ちょっとしたアプリの改良は自社で行うのも面倒だから副業エンジニアに任せたい」と考える企業は多くいます。例えば、「サイトのUIデザインを修正して欲しい」「サイトに表示するデータを変更したい」といった副業案件があります。 Ruby案件の単価相場 冒頭の画像はテクフリのRuby案件の単価相場です。画像を見てわかる通り、Ruby案件の単価相場は高めです。Ruby案件の約1/3は、月額単価が101万円以上となっています。 もちろん、いきなり100万円以上の案件を獲得するのは難しいですが、実績をコツコツと積み重ねていくことで、やがて高単価案件も獲得できるようになるでしょう。特にテクフリは高単価案件を多く保有しています。高年収を獲得したいなら、テクフリのような平均単価が高いフリーランスエージェントを活用すると良いでしょう。 Rubyで副業をするために必要なもの Rubyのスキルを習得しただけでは、思うように副業案件を獲得できない可能性があります。副業案件を獲得するには、次の2つも習得しておくと良いでしょう。 Ruby on Railsを用いた開発スキル ポートフォリオ これらのスキルも習得することで、クライアントにアピールできる材料を増やすことができ、案件獲得率を高めることが可能です。ひとつひとつの必要なものについて詳しく解説していきます。 Ruby on Railsを用いた開発スキル Ruby案件を獲得するには、Rubyの文法やメソッドについて学ぶだけでなく、Ruby on Railsの知識が必要です。Ruby on RailsとはRubyの主要フレームワークであり、Ruby on Railsを活用することで開発効率を大幅に削減できます。ただし、Ruby on Railsを使いこなすにはある程度の勉強が必要です。そのため、Ruby on Railsを用いた開発スキルがあるかどうかを、重視しているクライアントも多くいます。 Ruby on Railsに関しては、Progateやドットインストールなどの学習サイトでも習得することが可能です。学習サイトは教材が分かりやすくまとめられているうえに、練習問題も用意されていることが多いので、効率的に習得できます。学習サイトで基礎を学んだ後は、実際にRuby on Railsを使って掲示板などの簡単なWebアプリを開発し、実践的なスキルを培っていくと良いでしょう。 ポートフォリオ ポートフォリオとは自分の経歴・学歴やプロフィール、過去の制作物をまとめた資料のことです。Webデザイナーなどのクリエイター職の場合、ポートフォリオを作成するのはほぼ必須ですが、エンジニア職の方も用意しておくことをおすすめします。 ポートフォリオに過去の制作物をまとめておき、案件を獲得する際にクライアントに提出することで、参画率を高めることが可能です。仕事を依頼する側は「相手が仕事を完遂するだけの技術力を持っているのか」という点を重要視しています。ポートフォリオを提出することで自分のスキルレベルを証明できるため、クライアントは安心して仕事を任せられるというわけです。 ポートフォリオに掲載する制作物は、高度なものでなくても問題ありません。現時点での自分の技術力を最大限にアピールできるように仕上げることが大切です。例えば、RubyだけでなくJavaScriptも習得しているなら、JavaScriptでWebアプリにスライドショーを付けてみるなど、工夫してみると良いでしょう。 Rubyの副業で単価を上げる方法 Ruby案件は比較的高単価なものが多いということは、冒頭で解説した通りです。しかしながら、漠然と副業案件を受けるだけでは思うように単価を上げられない可能性もあります。Rubyの副業で単価を上げるためには、次の2つを意識しましょう。 関連スキルを身につける フリーランスエンジニアとして働く 初心者のうちは中々単価を上げられないことが多いかもしれません。しかし、これら2つを意識しながらスキルアップを図ることで、高単価案件も次第に獲得できるようになるでしょう。ひとつひとつの単価を上げる方法について詳しく解説していきます。 関連スキルを身につける Ruby副業で稼ぎたいなら、Rubyだけでなく関連スキルも積極的に身につけることが重要です。近年、エンジニアの副業が増加しており、市場競争を勝ち抜くためには、他と差別化する能力が求められます。具体的には、以下のようなスキルを習得することが有効です。 ・HTML/CSS:Webページのデザインやレイアウトを制御するための基礎的なスキルです。Rubyで開発したアプリケーションのフロントエンド部分を自在に操ることができます。 ・JavaScript: ユーザーインターフェースの動的な操作や、Webアプリケーションのさまざまな機能を実装するために必要な言語です。Rubyと組み合わせて使うことで、より動的で使いやすいアプリケーションを構築できます。 ・データベース: データの永続化や効率的なデータ操作を可能にするための技術です。Ruby on Railsでは、主にActive Recordというオブジェクト関係マッピング(ORM)を使ってデータベースとのやり取りを行います。 ・クラウドサービス: AWSやAzureなどのクラウドプラットフォームを使ったインフラストラクチャの構築や運用管理に必要なスキルです。Rubyアプリケーションのデプロイやスケーリングを支援します。 これらのスキルを習得することで、単にRubyのコーディング能力だけでなく、総合的なWebアプリケーション開発の能力を身につけることができます。また、実務でこれらの技術を活用することで、問題解決能力やチームワークの向上にもつながります。もちろん、すべてを一度に習得するのは容易ではありません。時間をかけて少しずつスキルを積み重ね、実務経験を通じて学ぶことが大切です。副業案件を通じて実践しながら学ぶことで、スキルアップが可能です。 フリーランスエンジニアとして働く Rubyでさらに多く稼ぎたいなら、副業ではなくフリーランスエンジニアとして働くことを目指すと良いでしょう。Rubyエンジニアを本業にすれば、週4・週5案件にも参画できます。週4・週5で参画できるエンジニアには、クライアントも責任ある仕事を任せやすいため、単価も上がっていきやすくなります。 また、フリーランスエンジニアになれば、在宅ではなくクライアント先に常駐して働く案件にも参画できるでしょう。獲得できる案件の幅を広げることができれば、さらに単価を上げることが可能です。 Rubyの案件を獲得する方法 Rubyで副業を行いたい方の多くの方が疑問に思っているのが、副業案件をどうやって獲得するのかということではないでしょうか。Rubyの案件を獲得する方法は、大きく分けて次の2つです。 クラウドソーシングを活用する フリーランスエージェントを活用する この2つの方法によってRuby案件を獲得できます。ただし、どちらを選択するかで案件獲得の難易度や得られる報酬額が異なるので、今の自分の実力・実績ではどちらの方法が適切か判断する必要があるでしょう。それぞれの方法のメリット・デメリットや特徴について詳しく解説していきます。 クラウドソーシングを活用する 1つ目がクラウドソーシングを活用する方法です。クラウドソーシングには多くのRuby案件が掲載されており、登録者は自由に応募できます。クラウドソーシングのメリットは手軽に副業ができる点と、未経験者でも獲得できる案件が多いことでしょう。ポートフォリオがあれば実績がなくてもRuby案件を獲得できる可能性があります。 ただし、クラウドソーシングは手軽に使える反面、平均単価はそれほど高くはありません。また、プラットフォーム側に手数料を20%程度支払う必要があります。そのため、ある程度実績があり、Rubyでさらに稼いでいきたい方は、クラウドソーシング以外の方法でも案件を獲得した方が良いでしょう。 フリーランスエージェントを活用する 2つめがフリーランスエージェントを活用する方法です。フリーランスエージェントに登録すると、アドバイザーが自分のスキルや希望報酬などに即した案件を紹介してくれます。たとえば、「週2のみで参画できるRuby案件を教えて欲しい」と言えばその通りの案件を紹介してくれるため、自分で案件を探す手間を省くことが可能です。 また、クライアント企業とのやり取りもアドバイザーが代行してくれます。副業でエンジニアを行う方は営業や案件探しに時間をかけられないことが多いため、フリーランスエージェントを使って時短することはおすすめです。 加えて、フリーランスエージェントはクラウドソーシングに比べて、案件の単価も高めです。そのため、多く稼ぎたい方にもおすすめでしょう。 Rubyの案件情報 テクフリではRuby案件を多数取り扱っています。 どのよう案件があるか知ることで、身につけるべきスキルや報酬などの条件などがイメージできるでしょう。 具体的な案件の情報は、こちらからご確認ください。 テクフリでフリーランス案件を探してみる まとめ 本記事ではRubyの副業で稼ぐ方法について解説しました。Rubyは需要が高い言語の1つですので、副業案件も多くあります。エンジニア未経験者であっても、Rubyの基礎文法やRuby on Railsを習得し、ポートフォリオにてスキルを証明することで、案件を獲得できるようになるでしょう。 最初は簡単な仕事からこなしていき、仕事を請ける感覚を養っていくといいでしょう。実績を積んでいけば、高単価案件も獲得できるようになり、フリーランスエンジニアとして独立する道も切り開かれるでしょう。 テクフリには週1・週2のみ参画可能な案件も多くあります。また、Rubyの高単価案件も豊富ですので、ぜひ利用を検討してみてください。
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フルスタックエンジニアとは?【仕事内容や必要なスキルについて解説!】

フルスタックエンジニアに憧れているものの、どのように目指せば良いのか分からない、という方も多いのではないでしょうか。フルスタックエンジニアはITエンジニアのひとつの到達地点とも言えるポジションです。 本記事ではフルスタックエンジニアとは何かについて解説します。フルスタックエンジニアの仕事内容や必要なスキル、資格についてもまとめてあります。 本記事を読むことで、どうすればフルスタックエンジニアを目指すことができるのかについて理解することができるでしょう。フルスタックエンジニアに憧れを抱いている方はもちろん、エンジニアとしてのキャリアパスを考えたい方にもぜひ読んで欲しい内容です。 テクフリでフリーランス案件を探してみる フルスタックエンジニアとは フルスタックエンジニアとは、文字通り幅広い領域の開発をフルに担当するエンジニアのことです。具体的にどの程度広い領域を担当するかは、企業によって異なります。たとえばWebアプリ開発の場合、フロントエンド開発とバックエンド開発の2つを担当することもあれば、1つのWebアプリの開発および運用・保守をまとめて担当することもあります。 フルスタックエンジニアは、ITエンジニアにとってひとつの到達点とも言えるでしょう。エンジニアのキャリアパスは大きく、スペシャリストとゼネラリストに分かれます。スペシャリストはマネジメントやコンサルタントなど経営に近い仕事にシフトしていくタイプであり、ゼネラリストは技術力を高めて開発現場の最高戦力として活躍するタイプです。フルスタックエンジニアは、ゼネラリストのもっとも分かりやすい例といえるでしょう。 フルスタックエンジニアの仕事内容 フルスタックエンジニアの仕事内容について解説します。仕事内容の例としては次のようなものが挙げられます。 フロントエンド開発 バックエンド開発 モバイルアプリ開発 ITインフラ関連の業務 フルスタックエンジニアは特にWeb業界で求められることが多いため、Web業界における仕事内容を中心に詳しく解説していきます。 フロントエンド開発 フロントエンド開発とは、Webブラウザに表示されたページを動かすプログラムを開発することです。具体的にはJavaScriptという言語を使って、ページにアニメーションを付けたりサーバと通信することでデータを取得・表示したりします。 フロントエンド開発ではHTML・CSSとJavaScriptのスキルが必要です。また、ユーザーにとって使いやすいページを作成するために、UI/UXの知識も求められます。 バックエンド開発 バックエンド開発とは、Webブラウザに表示するページを作成するプログラムを開発することです。具体的にはPython・PHP・Rubyなどの言語を使って、データベースやデータファイルなどからデータを取得し、Webページに埋め込んで表示させます。 たとえばECサイト開発する場合、ユーザーのポイント数や購入商品の種類など「その時によって変化するデータ」をデータベースから取得し、表示用に整形します。 バックエンド開発ではPythonなど言語が使われることが多いですが、最近ではバックエンドでもJavaScriptが使われることがあります。JavaScriptを使った方が、フロントエンドとバックエンドで異なる言語を用いなくて済むメリットがあるのです。 モバイルアプリ開発 モバイルアプリ開発とは、スマートフォンにインストールして使うアプリを開発することです。最近はスマホの普及率が高いため、スマホ用のアプリを別途作る会社は多くあります。たとえば、ECサイトもWebアプリだけでなくモバイルアプリも同時並行で作り、多くのユーザーを取り込もうとすることが増えてきました。 モバイルアプリ開発は大きく、Androidアプリ開発とiPhoneアプリ開発に分けられます。Androidアプリ開発ではJavaかKotlin、iPhoneアプリ開発ではSwiftが使われることが多いです。ただ、最近ではJavaScriptでAndroid用もiPhone用もまとめて作ってしまう事例も増えています。 ITインフラ関連の業務 会社によってはフルスタックエンジニアが、ITインフラ関連の業務も担当する場合があります。ITインフラとは次のような業務のことです。 サーバの構築・管理 ネットワークの構築・管理 データベース構築・管理 システムのセキュリティ対策 Webアプリを動かすためには、インフラ環境の整備が必要不可欠です。サーバ・ネットワークの構築やその後の運用・保守までできると、エンジニアとしての市場価値をさらに高めることができるでしょう。 フルスタックエンジニアに必要なスキル・知識 続いて、フルスタックエンジニアに必要なスキル・知識について解説します。必要なスキル・知識は次の3つです。 プログラミングのスキル OSに関するスキル クラウドサービスに関する知識 1つ1つの必要なスキル・知識について詳しく解説していきます。 プログラミングのスキル フルスタックエンジニアはシステム開発をメインに担当することが多いので、プログラミングのスキルは必須です。プログラミング言語にはさまざまな種類がありますが、フルスタックエンジニアを目指す方が優先的に取得したいのはJavaScriptです。先程も解説しましたが、JavaScriptはWebアプリ開発におけるバックエンド・フロントエンド両方で使うことができます。さらに、モバイルアプリ開発でも使えるという汎用性に優れた言語です。 とはいえ、開発で用いる言語はもちろん案件によって決められているため、JavaScriptだけでは多くの案件に関わることはできません。そのためフルスタックエンジニアを目指す方はJavaScriptを主要スキルとして極めつつ、以下のような言語も扱えるようにしておくことが大切です。 Python PHP Ruby Java Kotlin Swift OSに関するスキル フルスタックエンジニアはOSに関するスキルも求められます。特にWebアプリ開発ではLinuxが使われることが多いので、Linuxを重点的に勉強すると良いでしょう。Linuxコマンドの使い方を始め、ログの確認方法やパッケージ管理、シェルスクリプトなどを学んでいきます。Linuxについて知識を深めることで、サーバの運用・保守や新規サーバの構築などの仕事にも携わることが可能です。 クラウドサービスに関する知識 フルスタックエンジニアにはクラウドサービスの知識も求められます。クラウドサービスとは、インターネット経由で提供されるサービスのことです。AWS・GCP・Azureなどのクラウドサービスでは、サーバやデータベースといったシステム開発で必要なものも一通り提供しています。最近ではシステム開発を行う際に自社でサーバを運用するよりも、クラウドサービスのサーバを使うことが多いです。そのためフルスタックエンジニアは、クラウドサービスを使って環境を構築できるスキルが必要になります。 フルスタックエンジニアにおすすめの資格 フルスタックエンジニアを目指す方におすすめの資格は次のとおりです。 応用情報技術者試験 LinuC CCNA ITストラテジスト試験 これらの資格を取得することで、プログラミングやOS、クラウドサービスなどのスキルを幅広く身につけることができます。エンジニアが資格を取得するメリットは、試験範囲に沿って学習するため偏りなく知識を身につけられる点です。独学で勉強すると、つい自分の興味ある範囲に偏ってしまいがちです。特定の分野に特化するのは1つの道ではあるものの、フルスタックエンジニアとは真逆の道になってしまうため、資格を通じて幅広いスキル・知識を身につけましょう。 フルスタックエンジニアの将来性 フルスタックエンジニアの将来性は、非常に高いといえるでしょう。企業がフルスタックエンジニアを求める理由のひとつに、エンジニアの人材不足が挙げられます。日本はプログラミング教育が遅れていることもあり、ITスキルを持った人材が少ない傾向があり、中小企業にまで優秀な人材が行き渡らないことが多いです。ただ、フルスタックエンジニアが社内に1人いれば、その人に仕事を任せることができ、新しく人材を雇わなくて済む可能性があります。 また、フルスタックエンジニアを雇うことで、コミュニケーションコストを削減できるのもメリットです。たとえばWebアプリ開発を行う場合、通常はフロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアがお互いの進捗を共有しながら進めていく必要があります。フルスタックエンジニアが両方の開発を担当することになれば、進捗共有にかかるコストがいらなくなり、開発スピードを高めることが可能です。 フルスタックエンジニアの年収 フルスタックエンジニアと一口にいっても幅広いため、参考となる明確な年収データは存在しません。ただ、フルスタックエンジニアは年収1,000万を超える場合も多いと予想されます。フリーランスエージェントのテクフリには、フルスタックエンジニアの案件が113件掲載されています(2023年7月26日時点)。そのうち月単価が100万円を超える案件は20件となっております。 フルスタックエンジニアは幅広い領域を担当できる分、年収が高くなるのも当然のことと言えるでしょう。ただし、幅広い領域を担当するには当然幅広いスキル・知識が必要になるため、フルスタックエンジニアを目指すのは容易ではありません。 フルスタックエンジニアをキャリアのゴールとするなら、若手のうちから幅広い開発分野に興味を持つと共に、自主的な勉強を積み重ねていく必要があるでしょう。 フルスタックエンジニアの案件情報 先述の通り、フルスタックエンジニアには多岐にわたる知識やスキルが求められます。したがって、参画する案件によって募集条件は大きく異なるでしょう。テクフリではフルスタックエンジニアの案件情報も取り扱っていますので、実際にどのような案件があるのかぜひ確認してみてください。 テクフリでフリーランス案件を探してみる まとめ 本記事ではフルスタックエンジニアとは何か、について解説しました。フルスタックエンジニアの仕事内容や求められるスキル・知識などがお分かりいただけたかと思います。 フルスタックエンジニアに求められるスキル・知識は膨大なため、いきなりフルスタックエンジニアを目指そうとしても挫折してしまう可能性が高いかもしれません。現在エンジニアとして働いている方は、自分の担当領域を少しずつ広げていくことを意識することが大切です。 フルスタックエンジニアを目指す方もそうでない方も、将来どのようなポジションで働きたいかイメージし、そのポジションに就くために必要なスキル・知識を整理してみましょう。
ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアとして高い年収を得るには? 徹底調査

ネットワークエンジニア とは? ネットワークエンジニアとは、インフラ系のエンジニアの中でもネットークに特化したエンジニアです。近年はオンプレミスだけでなく、クラウドを活用したネットワーク環境が増えてきているため、ネットワーク以外の専門的な知識も求められます。主な業務はネットワークの設計や保守、運用です。 ソフトウェア開発のプログラマーのように高度なプログラミングの技術は基本的には必要ありませんが、ネットワークプログラミングなど最低限のプログラミングへの理解は必要です。 関連記事:ネットワークエンジニアに将来性はある?クラウドエンジニアとの違いは? テクフリでフリーランス案件を探してみる ネットワークエンジニアのスキル別で調査した年収の違い ネットワークエンジニアに求められるスキルは大きく分けて以下の3つです。それはネットワーク設計と、ネットワーク構築、そしてネットワーク保守と運用管理です。 これらのスキルはネットワークエンジニアとして就業する際は基本的に全て必要です。しかしネットワークエンジニアとして就職した場合、どのようなポジションで入社するかによって、年収には違いがあるのが一般的です。 では主スキルによる年収の違いとは、どのような違いなのでしょうか。基本的にエンジニア経験が未経験でも就業できるネットワークエンジニアの場合、保守と運用管理業務をメインとしたものが多くなります。 保守と運用管理がメインの業務内容であれば最低限の知識を有していれば対応できることが多くなります。 実際に未経験者を採用して、一ヶ月もしくは数週間程度の研修で現場に出て働くケースも少なくありません。 しかし未経験採用やあまり高いスキルセットを求められないネットワークエンジニアの場合、提示される年収は300万円〜400万円程度が多くなり、平均的なネットワークエンジニアの年収よりは低くなる可能性が高くなります。 そのため未経験からネットワークエンジニアとしてのキャリアをさせるなら最初から高い年収は狙わずに身につけたスキルに応じて転職する、もしくは昇進を狙うなど戦力的にキャリアを考えることが大切です。 そしてネットワークエンジニアの平均年収は758.2万円です。 これは経済産業省の公表資料「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」による年収ですが、ネットワークエンジニアとしてある程度のスキルを身につけることができれば、年収700万円程度は目指すことができると考えられます。 ネットワークエンジニアとして中堅以上の実力を認められるためには、ネットワーク設計や構築のスキルも必要です。 年収700万円以上を目指すなら設計や構築のスキルも身につけるべきだと言えるでしょう。 ネットワークエンジニアの年収について業界別で調査した結果 ネットワークエンジニアの主な採用はIT業界です。 ネットワークエンジニアの年収が他の業界と比べて高いのか低いのかを判断するためには他の業界の年収や給与が参考になります。 「中小企業の賃金制度」によると大企業のサービス業の平均的な月給は36万円。 医療、福祉業界の平均的な月給は31.9万円です。 ネットワークエンジニアが含まれると考えられる情報通信業界の大手企業の平均的な月給は47.1万円となっています。 このような月給の違いから、ネットワークエンジニアの平均的か年収も他の業界と比較すると高めの水準となっていることがわかります。 参考:中小企業庁「中小企業白書 中小企業の賃金制度」 テクフリでフリーランス案件を探してみる ネットワークエンジニアとして将来性のあるスキルとは? ネットワークエンジニアとして高い年収を目指すためには、専門的なスキルを身につけることが欠かせませんが、全てのスキルに将来性があるわけではありません。 ではネットワークエンジニアとして将来性があるスキルとは、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。 それは以下の通りです。 セキュリティに関するスキル 標的型攻撃など企業や組織へのサイバー攻撃が旺盛になってきている昨今では、セキュリティに関する需要が高まってきています。 実際にネットワークエンジニアがネットワーク機器だけでなくSIEMなどセキュリティ関連のソフトウェアの扱いを任される場面は少なくありません。 セキュリティに強いネットワークエンジニアになることができれば、上位エンジニアとして組織内で高い年収を提示されるポジションを獲得できる可能性があるといえるでしょう。 セキュリティに関する資格としてはIPAが実施している情報セキュリティマネジメントや情報処理安全確保支援士などがあります。 クラウドに関するスキル 仮想環境などクラウドの需要の高まりを考慮すると、ネットワークエンジニアとしてクラウドのスキルを身につけることも将来には有用だと考えられます。 実際にコストダウンや様々な理由からオンプレミス環境からクラウド環境への移行が実施されるケースは少なくありません。 今後クラウドによってインフラの設計や構築が簡単になっていく可能性はありますが、それによってネットワークエンジニアの需要がなくなるわけではありません。 クラウド環境における設計や運用保守のニーズが高まることも予想できるため、ネットワークエンジニアとして長期的に活躍することを目指すならクラウドに関するスキルは有用だといえるでしょう。 クラウドに関するスキルとして近年注目度が高いものにはAWSがあります。 AWSとはアマゾンが提供している、クラウドサービス。 グーグルやIBM などの有名企業もクラウドサービスを手がけていますが、AWSは国内において一定の需要を確保しています。またAWSは仮想サーバーやデータベースなど100以上のサービスが提供されています。 規模の大小に応じた必要なサービスを選んで利用することができるため、大手企業だけでなく様々な企業から利用されています。 オンプレミスからAWSへの移行作業を担当するような業務内容も存在しているため、AWSのスキルを身につけることは将来の活躍の幅を広げることにもつながります。 またAWSは一定の技術の証明にもつながる認定試験の実施をしています。 資格の評価は就業する企業によって異なりますが、資格取得は転職活動や昇進や昇給において強みとなります。 時間に余裕がある場合は、AWSの認定を取得することも検討する価値があるといえるでしょう。 参考: AWS認定 https://aws.amazon.com/jp/certification/ プログラミングスキル ネットワークエンジニアには基本的にはプログラミングスキルが求められる場面はほとんどありませんが、将来フルスタックエンジニアを目指すなら、プログラミングスキルは有用なスキルです。 また近年ではRubyやPythonなど、需要が高いプログラミング言語の習得を目指すネットワークエンジニアも少なくありません。 インフラ系のエンジニアは極端な景気の影響は受けにくいと考えられますが、将来の需要がどのような影響になるのかはその時にならなければ分かりません。 プログラミングを習得してインフラに強いフルスタックエンジニアとしての地位を確立できれば対応できる業務範囲も広がります。 将来目指す働き方によっては、プログラミングスキルを身につけることも検討する価値はあると考えられます。 【まとめ】ネットワークエンジニアとして高い年収を目指すにはスキルが必要 ここまで紹介してきたように、ネットワークエンジニアは他の業界と比較しても高い年収を獲得しやすい職者ではありますが、経験が浅いうちから高い年収を目指せるほど簡単な職種ではありません。 そのためある程度まとまった年収を目指すなら、ネットワークエンジニアとして働きながらスキルアップを目指すことが大切です。 中堅以上のスキルを身につけることができれば、社内の昇進だけでなく転職による年収アップやフリーランスとしての独立も視野にいれて活動できるようにもなります。 このようなことを考慮するとネットワークエンジニアとしてより働きやすい環境を目指すためにもスキルアップは欠かせないことが分かります。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
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