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税金

フリーランスとして年収1000万円 税金はどうする?

フリーランスとして仕事をすると、単価が高い案件を継続的に受注できれば年収が1000万円を越えることも珍しくありません。 しかし年収が高くなると、税金についてしっかりと対策しておかなければ翌年驚くような税金がかかってしまう可能性があります。 実際にフリーランスエンジニアとして活動をスタートして、想定以上の税金に驚いたことがある人も少なくないのではないでしょうか。 そこで本記事では、フリーランスとして年収1000万円を越えた場合の税金や損しないための税金対策のコツについて紹介します。 フリーランス案件を探す 年収1000万のフリーランスとはどんな人? フリーランスとして年収1000万円を越える人には共通した特徴があります。 まずはその特徴から見ていきましょう。 専門的な技術を有している フリーランスとして年収1000万円を越えている人の多くは専門的な技術を有しています。 エンジニアやライターであれば専門性があり特定の分野に特化した経験と実績があれば、提示される報酬の単価は高くなります。 また専門性があればコンサルティングや講師など、本業とは異なる業務での対応を依頼される可能性もあります。 近年はフリーランスの案件を紹介するエージェントやクラウドソーシングが普及してきたこともあり、以前よりもフリーランスとして独立するためのハードルが低くなっています。 しかし年収1000万円というハードルはフリーランスになれば、誰もが越えられるものではありません。 どんな業界や職種で独立するにしても、年収1000万円を越えるためには専門的な技術を有していることは欠かせません。 継続的に案件を受注できる仕組みを構築できている フリーランスとして年収1000万円を越えるためには、継続的に案件を受注できる仕組みを構築できていることが大切です。 なぜならフリーランスは高い単価の案件を受注できる可能性もありますが、それがいつまで続くかは分からないからです。 会社員であれば、現在担当しているプロジェクトが終了しても他の業務を任せてもらえるのが当たり前です。 しかしフリーランスの場合、ほとんどはプロジェクト単位で案件を受注するため、いつ仕事が終わっても問題がないように準備をしなければいけません。 例え高単価が案件を受注できたとしても、それが半年で終わってしまえばいかがでしょうか。 独身ならどうにでもなるかもしれませんが、家庭があり生活を安定させる必要がある場合は次の案件を受注しなければいけません。 フリーランスとして年収1000万円を越えるためには、業界内で交友関係を保つなど継続的に案件を受注できる仕組みを構築することも大切です。 交渉力がある 人材エージェントを活用するにしても企業の担当者と直接交渉するにしても、フリーランスとして年収1000万円以上を獲得している人は交渉に強いという特徴があります。 これはデザイナーやエンジニア、ライターなど、職種を問わず業通していることです。 なぜなら交渉で気弱になり低い単価の案件を受けてしまうと、それだけで高い単価の案件を受注する機会の損失につながるからです。 もちろん実力や実績に自信がない場合、低い単価の案件を受注して実績をつくることは有効な戦略です。 しかしある程度の実績があるなら交渉力は大切です。 特定の企業と長期的な関係を築く場合、最初に受託した案件の相場が後々のプロジェクトの単価に影響するケースが少なくないからです。 案件を依頼するすべての担当者がエンジニアやデザイナーの業務について深く理解をしているわけではありません。 自分自身の実力に見合った報酬を得るためにも、フリーランスには交渉力が欠かせないといえるでしょう。 税金は高いの? 税率等で考える 年収1000万円を越えるフリーランスになった場合、税金の額はそれなりに大きくなります。 年収が高くなるのに応じて税金が増えるのは会社員でも同じですが、フリーランスは会社員のように健康保険料や介護保険料を会社が半額負担してくれるわけではありません。 また税金の支払いは基本的に翌年度に行います。 そのため年収1000万円を越えてくると、支払いのための貯金をある程度確保することが大切です。 では年収1000万円を越えたフリーランスの税金はどのくらいになるのか、税率と併せて見ていきましょう。 健康保険料/89,672円 税率/10.19%(介護保険第2被保険者に該当しない場合) 国民年金/16,410円 (国民年金第1号被保険者) 所得税/3,300,000円 税率/33% (控除額1,536,000円) 住民税(市民税+府民税)1,000,000円 税率/10% ※詳細は地域によって異なります。 個人事業税/500,000円 税率/5~4% ※地域、事業の種類によって詳細は異なります。 上記はあくまでも参考ですが、税金の合計金額は3,370,082円。 手取りの金額は6,629,918円です。 また年収1000万円を越えると翌々年からは課税事業者となるため、消費税課税事業者届出書の提出と消費税の納税も必要になります。 参考: 平成31年4月分(5月納付分)からの健康保険・厚生年金保険の保険料額表 (大阪府) 日本年金機構(国民年金保険料) 国税庁 所得税の税率 大阪府 個人事業税 フリーランスの損しない税金対策を教えます ここまで紹介してきたようにフリーランスで年収1000万円を越えたとしても、税金の支払いによって実質手元に残るお金は700万円もありません。 そこで大切になるのが税金対策です。 ではここからは、損しないためのフリーランスの税金対策について見ていきましょう。 家事按分を経費として計上する 家事按分とは自宅をオフィスとした場合に水道光熱費や家賃、通信費などの一部を経費として計上することです。 フリーランスとして事務所を借りている場合、その費用が経費になるのは当然です。 しかし事務所を借りていない場合でも自宅を事務所やワークスペースとして活用している場合はその一部を経費として計上することができます。 どの程度の割合を経費として計上するのかは利用時間や利用しているスペースなどによって異なりますが、リモートワークなどで自宅を主な作業場としている場合は、経費として計上しておきましょう。 領収書を定期的に管理する フリーランスになれば、打ち合わせのコーヒー代金や会食の費用は領収書をもらって定期的に管理しましょう。 一回の喫茶店での打ち合わせは数百円かもしれませんが、会食を含めると年間の金額は決して低いものではありません。 その他業務に必要な備品の購入なども漏れなく経費として計算することで、不要な税金の支払いを抑えることができます。 ふるさと納税制度を利用する ふるさと納税制度とは、地方自治体に寄付をすることで、税金の控除を受けることができる制度。 支払う税金が大きく抑えられるわけではありませんが、自分が好きな地方自治体に寄付することができ、地域の特産品などを返礼品として受け取ることができます。 食材などを返礼品として選べば、生活コストを下げることにもつながるため、ふるさと納税は上手く利用すれば税金対策としても有用です。 フリーランスとして年収1000万円を越えたら年収税金対策に取り組もう フリーランスとして年収1000万円を越えてくるときちんとした税金対策ができていなければ、不要な税金を納めることになる可能性があります。 もちろん納税は義務なので免れることはできませんが、利益を確保するために決められたルールの中で行う税金対策は、自営業者として当然の取組みでもあります。 年収が1000万円を越えていなかったとしても、フリーランスとして独立した際は普段から経費管理など、税金を意識して活動することが大切です。 フリーランス案件を探す
ITコンサルタント

ITコンサルタントになるには?【求められるスキルやおすすめの資格について解説】

企業の業務が複雑かつ多岐にわたる昨今のビジネスシーンにおいて、ITコンサルタントの重要性はさらに注目されています。ITコンサルタントはビジネスにおける課題解決とIT戦略の提案を通じて、組織の競争力向上に貢献します。この記事では、ITコンサルタントになるために求められるスキルや、おすすめの資格などについて解説します。現在は他の業界で働いているという方も、ITコンサルタントとしてのキャリアに興味があればぜひ最後までご一読ください。 ITコンサルタント案件を探す ITコンサルタントとは ITコンサルタントは企業や組織に対してITに関する専門知識を提供して、課題をITの力を活用して解決する専門家です。クライアントのニーズを正確に理解したうえで最適なIT戦略を提案することによって、企業の効率性向上や競争優位性の確立に貢献します。プロジェクトの計画から実行、実施後の評価まで、ITコンサルタントの業務は多岐にわたります。 ITコンサルタントの年収 ITコンサルタントとしての年収は、経験やスキル、所属する企業の規模などによって大きく変動します。経験の浅い場合は年収400万円から600万円程度が一般的となっております。中堅レベルのITコンサルタントであれば700万円〜1000万円程度で、経験豊富であれば1000万円を超えることもあります。 また、プロジェクトの成功やクライアントとの信頼関係の築き方が年収に大きく影響を与えることも重要です。 大手コンサルティングファームや国際的な企業に所属する場合は、高い年収が期待できる一方で、ベンチャー企業や中小企業で活躍するという選択肢もあります。独立コンサルタントとしてキャリアを築く人もいますが、その場合はプロジェクトごとの報酬が収入源となります。総じて、ITコンサルタントの年収は豊富なスキルと実績によって大きく左右されることが特徴です。 ITコンサルタントになるには ITコンサルタントになるためには、経験を積むことが必要といわれています。エンジニアからの転職も可能であり、キャリアチェンジを考える際には自身のスキルセットやビジネスへの理解を向上させることがカギとなります。業界のトレンドを把握して、クライアントとのコミュニケーションスキルを磨くことも重要です。キャリアの初期段階から適切なステップを踏むことで、成功への道が開かれます。 ITコンサルタントに必要なスキル ITコンサルタントになるには、さまざまなスキルが求められます。 ビジネスマンとして当然のスキルはもちろんですが、複雑なビジネス課題に対処してクライアントに解決策を提供するスキルが求められます。 幅広い分野でのスキルが重視されるため、これらを組み合わせて柔軟に対応できるスキルセットを構築することがITコンサルタントには求められます。 課題解決能力 課題解決能力は、ITコンサルタントにとって必要不可欠なスキルです。複雑なビジネス課題に迅速かつ効果的に対処して、クライアントに最適な解決策を提供することが求められます。問題の本質を的確に把握し、分析力や判断力を駆使して解決策を導き出すことが期待されます。課題に対して真摯に取り組み、クライアントの期待を超える結果を出す能力が、優れたITコンサルタントの特徴といえるでしょう。 コミュニケーション能力 ITコンサルタントとして成功するためには、高度なコミュニケーション能力が必要です。技術的な情報を非専門家にも理解しやすく伝えるためのスキルや、クライアントとの円滑な対話をするうえで重要となります。的確な情報を共有してクライアントの期待やニーズを正確に把握することで、プロジェクトの進行はスムーズになります。コミュニケーションの適切なタイミングや媒体の選択も重視され、信頼関係の構築に寄与します。顧客との信頼を築いていくためには、クリアで誠実なコミュニケーションが欠かせません。 マネジメント能力 マネジメント能力は、プロジェクト全体を効果的に推進していくうえでITコンサルタントに欠かせないスキルのひとつです。プロジェクトの計画や進捗管理、リソース配分などを適切に行って目標の達成に向けてチームをリードする役割が求められます。プロジェクトの複雑性が増していくにともなって、マネジメント能力の重要性も増してきます。リーダーシップやタスクの優先順位付け、トラブルシューティング能力が優れているITコンサルタントは、大規模かつ複雑なプロジェクトを成功に導くことができます。 ITコンサルタントにおすすめの資格 ITコンサルタントになるために、資格は必須ではありません。しかし資格を取得することによって、高度なスキルと知識をもっているということをクライアントや雇用主に示すことができます。業界における信頼性が向上して、他のITコンサルタントとの差別化にもつながります。一方で、ITコンサルタントとしての実務経験やプロジェクトでの実績も同様に重要となります。資格と経験をバランスよく組み合わせて、柔軟に対応できるスキルセットを構築していくことで、市場価値の高いITコンサルタントとなるでしょう。 ここでは、ITコンサルタントにおすすめの資格を3つご紹介します。ITコンサルタントとしてのキャリアにご興味のある方は、これらの資格の勉強を始めてみてもいいのではないでしょうか。 基本情報技術者 基本情報技術者は、ITの基礎知識やスキルを評価する資格です。難易度がとても高いというわけではありませんので、ITコンサルタントのスタートとして情報技術の基本的な理解を証明するこの資格は非常に有益です。企業の基本的なITニーズに対応でき、プロジェクトにおいて信頼性のある存在となるでしょう。 ITストラテジスト ITストラテジスト資格は、ITコンサルタントにとって戦略的な視点を提供する重要な資格です。組織全体のIT戦略に深く関与し、技術をビジネス目標と結びつける力を養います。戦略的な視座から問題にアプローチでき、長期的な価値を提供できる能力が求められます。この資格は、プロジェクト全体を俯瞰し、クライアントの事業戦略に寄与することを目指すITコンサルタントに推奨されます。 ITコーディネータ ITコーディネータ資格は、プロジェクト全体を円滑に進行させるためのスキルを証明するものです。プロジェクトマネジメントの理論と実践に焦点を当て、計画から実行、評価までのプロセスを効果的に統括する能力を磨きます。コミュニケーションや調整力を伸ばし、異なる要素を調和させるスキルが求められます。ITコーディネータ資格は、プロジェクトの成功に向けて広範なスキルを持つITコンサルタントに適しています。 ITコンサルタントのキャリアパス ITコンサルタントのキャリアパスは、幅広い可能性が広がっています。初めはプロジェクトメンバーとしてクライアントのニーズに応え、経験を積みながらプロジェクトリーダーとしてのステップを踏むことが一般的です。その後、戦略的な視点でビジネスに貢献する高度なスキルが求められ、リーダーシップのポジションや専門的な役割に進むことが可能です。キャリアパスの方向性は個々の経験や学び、志向によって変わりますが、柔軟性を持ちつつ、クライアントとの深い信頼関係を築きながらキャリアを発展させることが魅力的です。 プロジェクトマネージャー プロジェクトマネージャーへの転向は、ITコンサルタントのキャリアパスによくみられます。プロジェクトマネージャーはその名の通り、プロジェクト全体を統括してリーダーシップによってプロジェクトを成功へと導きます。クライアントとの関係構築やタスクの効率的な進行など、ITコンサルタントとして培ったスキルが活かされるでしょう。 戦略コンサルタント 戦略コンサルタントへの転職も、ITコンサルタントのキャリアパスのひとつの選択肢です。戦略コンサルタントは企業のビジョンやビジネス戦略に深く関与して、経営層と連携して業績向上や変革を牽引します。こちらも当然、戦略的な思考と分析力が求められるため、ITコンサルタントの経験が役立ちます。 データアナリスト データアナリストとしてのキャリアも、ITコンサルタントのキャリアパスとして魅力的な選択のひとつです。データ駆動の意思決定が企業においてますます重要視される中、データの解釈や活用に長けたプロフェッショナルが求められています。データアナリストは、ビジネス課題の解決や意思決定をデータに基づいてサポートする役割を果たします。ITコンサルタントとして身につけたIT知識や問題解決能力を活かすことができれば、市場価値の高いデータアナリストになれるでしょう。 まとめ ITコンサルタントになるために必要なスキルや、おすすめの資格などについて解説しました。ITコンサルタントの担当する分野や業界は非常に幅広いため、それほど多くの経験や知識が求められます。一方で、さまざまな業界において活躍のチャンスがあるというのも事実です。現在はエンジニアとして働いているという方も、今回紹介した資格やスキルを身につけることによって未経験からでもITコンサルタントのキャリアを築いていくことも可能です。テクフリではITコンサルタント案件も多数掲載しておりますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。 ITコンサルタント案件を探す
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フリーランスエンジニアはやめとけと言われる理由とは?【向いている人の特徴やメリットについても解説】

新しい技術の発展に伴って、注目を浴びているフリーランスエンジニアという働き方。 しかしその一方で、「フリーランスエンジニアはやめとけ」という声があるのも事実です。一体なぜ、一部でこうした声が上がっているのでしょうか? 本記事では、フリーランスエンジニアはやめとけと言われる理由にくわえて、実際にどのような人がフリーランスエンジニアに向いているのかという点について明らかにしていきます。 フリーランスエンジニアとしての働き方に興味があるという方だけでなく、これからのキャリアにお悩みのエンジニアの方に向けた内容となっておりますので、ぜひ最後までご一読ください。 フリーランスエンジニアはやめとけと言われる理由 フリーランスエンジニアはやめとけと言われる理由は、いくつかあります。 ここではその中でもおもな理由として考えられる、6つのポイントについて解説します。 収入が安定しづらい フリーランスエンジニアはやめとけと言われる最も大きな理由が、収入の不安定性でしょう。プロジェクトベースの仕事では収入が安定しづらいため、生計を立てることが難しいことがあります。 クライアントのニーズやプロジェクトの減少などさまざまな外部要因によって、収入の変動が激しくなる可能性があります。 フリーランスエンジニアの数が増えているということもあり、案件獲得のための競争が激しくなっているのも事実です。 継続して案件を獲得するために、専門のエージェントサービスなどに登録するフリーランスエンジニアの方も増えています。 クライアントとのコミュニケーションが求められる さまざまなクライアントと協力して仕事することがフリーランスエンジニアの醍醐味ではありますが、それと同時にコミュニケーションが難しいという側面も存在します。 クライアントが求めているスキルや成果物とギャップが生じることもあり、円滑なコミュニケーションの構築が難しい場合もあります。 フリーランスエンジニアは、1人で自由に黙々と作業するイメージを持たれがちです。 しかしフリーランスエンジニアとして働くためには、やり取りを円滑に行うための優れたコミュニケーションスキルも求められるのです。 スキルやポートフォリオをアピールするためには、営業力も求められるでしょう。 コミュニケーションが苦手な人も、まずは自身の経歴やスキルについて分析して簡潔に打つ耐えられるように心がけましょう。 激務によるストレスの可能性もある 一般的な会社員とは異なる働き方ということもあり、フリーランスエンジニアに対して過酷な労働環境をイメージする方も多いのではないでしょうか。 自分自身で仕事のスケジュールを立てやすい一方で、進捗管理をうまくできない場合にはかなりハードな業務量となってしまうことも考えられます。 長時間労働がストレスの蓄積に繋がり、結果として健康に悪影響を及ぼしてしまう可能性さえあるのです。 自由に仕事のスタイルを選べる一方で、自身の体調を考慮しながらうまく仕事をこなす必要があるでしょう。 常にスキルアップが必要とされる エンジニア業界の目まぐるしい技術進化に追いつくためには常に新しいスキルを習得し続ける必要があり、これには大きな自己負担を伴います。 近年は特にIT技術の進化が速く、その度にスキルの上書きが求められます。 プログラミングを例とすると、新しいフレームワークの習得などには多くの時間を必要とし、それだけの時間やお金といった自己投資が必要です。 エンジニアの方は勉強熱心で学習意欲の高い方が多いですが、知識のアップデートを求められるということに対して、「大変そう…」などとネガティブな印象を持つ方が一般的には多いのではないでしょうか。 しかし、実務経験を積んでスキルを伸ばすことが報酬につながるため、自分の努力次第で市場価値が高まるのは魅力的なポイントです。 多様なプロジェクトへの対応が難しい さまざまなプロジェクトに対応するためには、幅広い知識と経験が必要となります。 同じ現場で長期的に稼働するとは限らず、新たなプロジェクトを転々とする可能性もあります。経験の少ない分野に進出する際には時間と労力がかかり、対応が難しいことがあるでしょう。 自身の知見を活かしながら新しい環境に随時適応していくことは簡単ではないため、そうした理由からフリーランスエンジニアはやめとけと言われることもあるのではないでしょうか。 案件獲得するのが難しい フリーランスエンジニアとして働く人が増えている一方で、案件を獲得するのは難しくなっています。 特にエンジニア経験の少ない若手は、必要とされる基本スキルを満たせずに案件へ参画することができないケースも多々あります。 先述の通り、案件を獲得できないということは自身の収入・生活に直結するため、安定した生活を求める人にとってフリーランスエンジニアとして働くのは難しいと感じるのかもしれません。 フリーランスエンジニアに向いている人の特徴 フリーランスエンジニアはやめとけという声があったとしても、最終的には自身の実現させたいキャリアや適性などから挑戦する方が多いです。 ここでは、フリーランスエンジニアに向いている人の特徴をいくつか紹介します。 フリーランスとして仕事をしようかお悩みの方は自身の性格と比較してみて、参考にしていただければ幸いです。 好奇心が旺盛である フリーランスエンジニアには常に新しい技術やトレンドに対する好奇心が求められます。 IT業界の進化は激しく、新たなツールやプログラミング言語、フレームワークが登場することもあります。好奇心が旺盛であれば、このような変化に対応しながら新しいスキルを身に付けることができるでしょう。 新たな技術を学び、プロジェクトに活かすことができる人材は、常に需要があります。 技術への探求心が旺盛であることが、フリーランスエンジニアで成功する人の特徴のひとつです。 自己管理能力が高い フリーランスエンジニアには、自己管理能力が求められます。 効率的なスケジュールを組み、進捗状況を正しく把握するためにも非常に重要な能力です。 自由なイメージが強いフリーランスエンジニアですが、クライアントとの信頼関係を築いていくうえで自己管理できるということは必ず求められます。 自己管理が苦手だという方は、タスク管理ツールやカレンダーツールをうまく活用しながらスケジュール管理することを心がけましょう。 コミュニケーション能力が高い フリーランスエンジニアに求められるのは、技術スキルだけではありません。 フリーランスエンジニアは様々なクライアントと協力するために、優れたコミュニケーション能力が必要となります。 自分の意見を適切に伝え、クライアントとの意思疎通をスムーズに図れることが求められます。 特に近年ではリモート案件も増えており、オンラインミーティングやチャットツールを用いてコミュニケーションを取る機会が増えています。 オンラインにおけるコミュニケーション、テキストコミュニケーションについても理解を深めておくと、フリーランスエンジニアとしてさらにレベルアップできるでしょう。 成果物のクオリティを担保するためにも、クライアントと正しい意思疎通が図れるようにコミュニケーション能力を高めましょう。 変化に柔軟に対応できる 急なスケジュール変更や新しい要件への適応が求められるフリーランスエンジニアには、柔軟性が必要です。変化に対して柔軟に対応できる人が、プロジェクトを円滑に進められます。 コミュニケーションスキルとも関連して、他のメンバーの意見を尊重しながら受け入れるということも重要となります。 自身のスタイルを貫き通すだけではなく、さまざまなプロジェクトの中で得た知見を活かして成長していけるエンジニアはフリーランスとして活躍していくことができます。 フリーランスエンジニアのメリット やめとけと言われることもあるフリーランスエンジニアの働き方ですが、一方でメリットもたくさんあります。 ここではフリーランスエンジニアとして働く3つのメリットについて紹介します。 現在は企業のエンジニアとして働いていらっしゃる方も、フリーランスエンジニアとしてのキャリアを検討するきっかけにしていただければ幸いです。 働き方の自由度が上がる フリーランスエンジニアにとって最大のメリットは、働き方の自由度があがるということです。 自分の生活スタイルに合わせて仕事を進めることができ、効率的に作業に取り組むことが可能となります。また、近年ではリモートワーク案件の増加により、自分の好きな場所で仕事をすることがしやすいというのも非常に魅力的なポイントです。 自身のワークライフバランスを実現したいという方や、さまざまな場所で仕事がしたいという方にフリーランスエンジニアはぴったりの働き方といえるでしょう。 得意分野で仕事ができる フリーランスエンジニアは、得意な分野や興味を持っている技術領域によって仕事を選ぶことができます。 自身が専門とする分野に集中し、その分野での深い知識やスキルを活かしてプロジェクトに参画することで、仕事の充実感や満足度が高まります。 さまざまな案件への参画を通じて幅広い知見を身につけることができ、より専門的で高度な仕事に携わることができます。 スキルが報酬に反映されやすい スキルが報酬に反映されやすいというのも、フリーランスエンジニアとして働くメリットのひとつです。 高度な技術や専門的な知識を持っている場合、それがクライアントにとって有益であると認識され、それに見合った報酬を得ることができます。 経験やスキルの向上が収入の向上に直接繋がるというのは、やりがいや働くモチベーションにおいても非常に重要となるでしょう。 現在、自身のスキルに見合った報酬を得られていないと感じているエンジニアの方は、エージェントなどに相談して自身の市場価値を見つめ直してみるのもいいのではないでしょうか。 まとめ 「フリーランスエンジニアはやめとけ」といわれることが多い理由について、解説しました。 安定した収入を得るのが難しいというイメージや、案件探しが難しいイメージをデメリットとして捉え、そのような意見もあるというのが現実です。 一方で、フリーランスエンジニアとして自由な働き方を実現することができれば、仕事以外の時間も充実させることができるでしょう。 エージェントや案件情報サイトをうまく活用することで、今よりもさらに良い環境で自身のスキルを伸ばしながら好条件で高年収を得られるかもしれません。 希望の働き方を実現するためにフリーランスエンジニアとしてのキャリアに少しでも興味のある方は、ぜひ気軽にご相談ください。 フリーランス案件を探す
フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアにおすすめの資格7選!【取得のメリットも解説】

「フロントエンドエンジニアで役立つ資格を知りたい」 「資格を取ることで得られるメリットを教えて欲しい」 こんな悩みを解決していきます。 フロントエンドエンジニアとして働いていくために最新技術を習得することはもちろんのこと、資格取得によるスキルの証明もキャリアアップに有効な要素といえるでしょう。 フリーランスとして働いていきたい人にとっても、資格は大きな武器となります。 フロントエンドエンジニアにおすすめの資格について知りたいという方に向けて本記事では、資格の情報や案件情報についても確認していきます。 関連する職種についている方にも役立つ内容となっておりますので、ぜひご一読ください。 フロントエンドエンジニアとは フロントエンドエンジニアは、Webサイトやアプリケーションを直接ユーザーが利用する際に、そのインターフェースを作り上げるエンジニアです。 デザイナーが作成したデザインをもとに、HTML、CSS、JavaScriptといったプログラミング言語を使って、動的かつ効果的なウェブページを構築します。 フロントエンドエンジニアの担当範囲は、レイアウトの設定、フォントや色の調整、画像やビデオの組み込み、ユーザーのアクションに反応するインタラクティブな要素の実装などです。 よく間違えられやすいのですが、フロントエンドエンジニアはただのコーダーではありません。 ユーザー体験(UX)とユーザーインターフェース(UI)の専門知識を持ち、Webサイトやアプリケーションを使いやすく、視覚的に魅力的で、アクセスしやすいものにする役割を担います。 また、フロントエンドエンジニアはWebサイトのパフォーマンスの最適化についても考えなければなりません。 例えばページの読み込み速度を速くして、スマホなどでもスムーズに動作するように調整することで、ユーザーの満足度を高めてWebサイトの質を高めることができます。 このようにフロントエンドエンジニアの仕事は、ユーザーから見える部分の機能を実装することです。 フロントエンドエンジニアが資格を取得するメリット フロントエンドエンジニアが資格を取得することには多くのメリットがあります。 キャリアをさらに発展させ、技術力を向上させるために、資格取得は非常に有効な手段と言えるでしょう。 ここでは資格取得によるおもなメリットを3つ解説します。 知識を体系的に身につけられる 資格取得の過程では、フロントエンドエンジニアとして必要な知識を体系的に学習することができます。 これにより、異なるプロジェクトや業界での様々な要求に対応するスキルを身につけることが可能です。 例えば、HTML、CSS、JavaScriptなどの基本から、フレームワークやライブラリの使用方法、セキュリティやパフォーマンス最適化に関する知識まで、幅広く学ぶことができます。 この体系的な学習は、エンジニアが自身のスキルを均等に伸ばすことを助け、総合的な開発能力の向上を促進するでしょう。 さらに、最新のウェブ技術がアップデートされているため、業界の最前線で活動する上で重要な情報を得ることができます。 自身のスキルを証明できる 資格は、自身のスキルと知識を客観的に証明するものであり、これがクライアントにとって非常に価値あるものとなります。 特に、フリーランスで働くエンジニアや転職を考えているエンジニアにとっては、これまでの実績や経験を証明するものとして、資格は大きな力となるでしょう。 資格を持っていることで、ポートフォリオや履歴書に書ける具体的な証明となり、クライアントに対して、高い専門知識と技術力を持っていることをアピールできるからです。 資格の取得が必須とされるケースは多くありませんが、競争の激しい業界で、自身を他のエンジニアと差別化し、より良い仕事の機会を引き寄せる効果があります。 業務の効率化につながる 資格を取得することで身につけた知識とスキルは、日常の業務を効率的に進めるために活用できます。 例えば、コーディングのスピードが向上し、バグの発生率が減少することで、プロジェクトの納期を守りやすくなるでしょう。 クライアントや他のメンバーとの会話ひとつをとっても、専門的な知識を有していることで円滑なコミュニケーションが可能となります。 また、資格を持っていることで、新しい技術やツールを学ぶ際のスタートラインが他のエンジニアよりも前にあり、より迅速に業務に取り組むことが可能です。 これにより、エンジニアとしての市場価値が高まり、より多くのプロジェクトや職務にアサインされる可能性があります。 結果として、資格を持つことで、エンジニアとしての競争力が強化され、キャリアの可能性が広がるでしょう。 フロントエンドエンジニアにおすすめの資格 資格を取得することで、フロントエンドエンジニアとしてのスキルを高め、今後のキャリアに役立てることも可能です。 ここでは、フロントエンドエンジニアにおすすめの資格を7つ紹介していきます。 HTML5プロフェッショナル認定試験 HTML5プロフェッショナル認定試験は、ウェブ開発の分野でキャリアを築く上で非常に重要な資格のひとつです。 HTML5はウェブページの構造を定義するための言語であり、現代のウェブ開発において不可欠なスキルとなっています。 この試験はHTML5の最新機能やベストプラクティスを習得し、ウェブ開発のプロフェッショナルとしての能力を証明することが可能です。 取得することでHTML5に関する高度な知識とスキルを持つことをアピールでき、市場での価値を高めることができるでしょう。 試験の難易度は比較的高めですが、しっかりと準備を重ねることで合格は十分にできます。 Webクリエイター能力認定試験 Webクリエイター能力認定試験は、ウェブデザインと開発のスキルを包括的に評価する資格です。 デザインからコーディング、ユーザビリティの最適化まで、幅広いスキルが求められる現代のウェブプロジェクトにおいて非常に有益なものとなっています。 この試験をクリアすることで、Webサイト制作の高いスキルを持つことを証明し、自分のキャリアにプラスとなる資格を手に入れることが可能です。 難易度は中程度であり、しっかりと学習と練習を積むことで合格することができます。 Webデザイン検定 Webデザイン検定は、ウェブデザインに特化した資格で、視覚的な魅力とユーザビリティを兼ね備えたWebサイト制作のスキルを証明できます。 カラーセンス、フォントの選定、レイアウト設計など、ウェブデザインにおいて重要な要素について深い理解を持っていることを示すことが可能です。 ウェブデザインのキャリアを志している人にとっては、この資格は仕事の幅を広げる手段としても機能するでしょう。 試験の難易度はさまざまなレベルがあり、基本から上級まで自分に合ったレベルにチャレンジすることができます。 ウェブ解析士 ウェブ解析士の資格は、ウェブトラフィックの分析やユーザビリティの向上など、Webサイトのパフォーマンスを評価し改善策を提案するための専門知識を身につけることができる資格です。 ウェブ解析のスキルは、ウェブプロジェクトにおいて非常に重要であり、この資格を取得することで自分の専門性をアピールし、プロジェクトでより大きな貢献をすることが期待できます。 難易度は高めですが、ウェブ解析に関する幅広い知識を身につけることで、ウェブ業界でのキャリアアップができるかもしれません。 PHP技術者認定試験 PHPはウェブアプリケーション開発に広く利用されるプログラミング言語であり、PHP技術者認定試験はPHPのスキルを証明する機会を提供します。 フロントエンドエンジニアがバックエンド開発にも関与するケースが増えている今、PHPのスキルを持っていることは大きなアドバンテージとなることは言うまでもないでしょう。 試験の難易度は中〜高難易度であり、基本的なスキルから応用レベルの知識が求められます。 Ruby技術者認定試験 Rubyはシンプルかつエレガントなプログラミング言語であり、Ruby技術者認定試験はRubyを使用したウェブアプリケーション開発のスキルを証明する資格です。 バックエンドの知識を深めたいフロントエンドエンジニアにとって、この資格はキャリアの幅を広げる手段となります。 試験の難易度は中から高めであり、Rubyに関する基本的な知識から応用レベルのスキルまでが試されますが、十分な準備をすれば合格することが可能です。 CIW JavaScript Specialist CIW JavaScript Specialist 資格は、JavaScriptに関する包括的な知識と技術を身につけていることを証明するためのもので、フロントエンドエンジニアにとっては、役立つ資格の一つです。 JavaScriptの理解を深め、より複雑で洗練されたウェブアプリケーションの開発能力を身につけたいと考えている人には特におすすめの資格になります。 この試験は中級から上級のレベルに位置しており、基本的なプログラミングの知識を有していることが前提です。 試験を受ける前には、JavaScriptの基礎をしっかりと理解し、実際のプログラミング経験を積んでおくことが重要でしょう。 合格することで、自身のスキルアップはもちろん、仕事での競争力を高め、キャリアアップに繋がります。 また、フロントエンドエンジニアとしての幅広い知識とスキルを持っていることをアピールできるため、求職活動においても大きなアドバンテージとなるでしょう。 フロントエンドエンジニアのフリーランス案件情報 フリーランスとして働くフロントエンドエンジニアにとって、適切な案件を見つけ出すことはキャリアを築く上で非常に重要です。 インターネット上には様々なプロジェクトが募集されており、それらを効率的に探さなくてはなりません。 フリーランスエージェントをうまく活用することで、自分のスキルセットに最適なプロジェクトを見つけやすくなります。 フロントエンドエンジニア案件を探す まとめ フロントエンドエンジニアとしてのキャリアを築く上で、技術の進化に適応し続けることは不可欠です。 この分野は常に変化し続けており、新しいフレームワークやライブラリが継続的に登場しています。 資格の取得によって自身が標準的な知識を理解することにも繋がり、保有している知識を証明することが可能です。 決して簡単に取得できるものばかりではありませんが、ポートフォリオを強化して仕事を獲得する際の競争力を高める助けとなります。 これはフリーランスとして活動する際に特に重要です。 資格取得はフロントエンドエンジニアとしてのスキルを証明し、キャリアをさらに発展させるための有力な手段と言えるでしょう。 今後のキャリア形成の一環として積極的に資格を取得し、自身の活躍の幅を広げてみてはいかがでしょうか。
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セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアとは?【仕事内容や年収などについて詳しく解説】

最近では、サイバーセキュリティの問題が日々取り上げられるようになり、ニュースなどで耳にする機会も多くなってきたのではないでしょうか。 個人情報を取り扱う企業においては特にセキュリティ対策は優先順位が高く、力を入れている企業も少なくありません。 セキュリティを担保する役割を担っているのが、セキュリティエンジニアです。 本記事では、セキュリティエンジニアに必要なスキルや資格、仕事内容、そしてこの職種の魅力について詳しく解説していきます。 また、年収や将来性についても説明していくので、気になる方はぜひ確認してみてください。 セキュリティエンジニアとは セキュリティエンジニアは、情報技術(IT)の専門家であり、企業や組織のデータ、ネットワーク、ソフトウェア、ハードウェアを様々な脅威から守る役割を担っています。 サイバーセキュリティのフレームワークを設計、開発、実装、維持し、セキュリティポリシーと手順を決定し運用することが重要です。 さらに、セキュリティエンジニアは、ハッキング、データ侵害、ウイルスなど、外部および内部からの攻撃に対する防御策を確立しなければなりません。 特に、最先端のセキュリティテクノロジーや暗号技術を用いて、リアルタイムでシステムの脆弱性を特定し、その修復に取り組みます。 組織内の他のIT部門や運用部門と連携して、全体のセキュリティ戦略を形成して実行することが多いでしょう。 このような取り組みにより、企業や組織は法的な遵守要件を満たし、顧客データや企業秘密を安全に保管することが可能です。 セキュリティエンジニアは、日々進化するサイバーセキュリティの脅威に対応するため、常に最新の状況とリスクについて学び続ける必要があります。 セキュリティエンジニアの仕事内容 セキュリティエンジニアの仕事内容は多岐に渡ります。 ここでは、セキュリティエンジニアの代表的な仕事内容を4つ紹介するので、確認していきましょう。 企画・提案 セキュリティエンジニアの仕事の中で、企画と提案を行うことは多いです。 この場合、初めに組織や企業の既存のインフラストラクチャとデータフローを詳細に分析することが必要です。 この分析に基づき、セキュリティリスクや脆弱性を特定し、それに対する優先順位を決定します。 次に経営層や他のエンジニアと議論して、具体的なセキュリティ強化の手法や改善のための予算を提案することが多いでしょう。 さらに、短期的な対応策と長期的な戦略の両方を練り、遵守すべき法的要件や業界標準に基づいた企画を作成していかなければなりません。 設計 設計フェーズでは、具体的なセキュリティ対策を踏まえた設計図を作成します。 これには、ネットワークアーキテクチャ、データ暗号化手法、認証プロセス、アクセス制御などが含まれることが一般的です。 また、内部の社員だけでなく、外部のパートナーや顧客とのやり取りにおけるセキュリティも考慮されます。 異なるシステムやプラットフォーム間での互換性も考慮しつつ、全体のセキュリティが強化されるように計画していくことが重要です。 実装・テスト 実装段階では、設計したセキュリティ対策が具体的に構築されます。 これには、コードの記述、セキュリティソフトウェアの導入、ハードウェアの設定、ネットワークの再構成などが含まれるのが一般的です。 実装が完了したら、網羅的なテストが行われます。 このテストでは、ペネトレーションテスト、コードレビュー、セキュリティ監査などが行われ、設計通りに機能するか、また未知の脆弱性がないかを厳密に検証することを目的としています。 運用 実装後の継続的な運用・保守も、セキュリティエンジニアの担当する業務の一つとなります。 セキュリティエンジニアは、セキュリティインシデントが発生した場合の対処手順を事前に考え、不正アクセスやデータ侵害などの異常をリアルタイムでキャッチしていかなければなりません。 また、新しい脅威に対応するために、定期的なアップデートとパッチ適用、セキュリティポリシーの見直しをすることも大切です。 セキュリティエンジニアにおすすめの資格 セキュリティエンジニアに興味がある人や目指したいと考えている人は、関連する資格の勉強をしておくと良いでしょう。 必須の資格などはありませんが、自身のレベルを証明してクライアントからの信頼を得るために有効となります。 セキュリティエンジニアにおすすめの資格は以下の3つです。 シスコ技術者認定 情報セキュリティマネジメント試験 CompTIA Security+ シスコ技術者認定 シスコ技術者認定は、ネットワークインフラに関する深い理解とスキルを証明する資格です。 特に、シスコのネットワーク機器を使用する企業や組織では、この資格が高く評価されます。 セキュリティに関しても、VPNの設定やファイアウォールの運用、侵入検知システムといった、高度なセキュリティソリューションの理解が求められるでしょう。 この資格は、セキュリティエンジニアがネットワーク全体のセキュリティを確保する上で、非常に役立つものとなっています。 情報セキュリティマネジメント試験 情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティに関するマネジメントスキルと戦略的な視点を評価するものです。 リスクアセスメント、コンプライアンス、セキュリティポリシーの策定と運用、インシデントレスポンスのプロセスなど、多角的なセキュリティの管理手法に精通していることが求められます。 この資格で必要な知識を習得し、資格を保有することで、組織内でのセキュリティ戦略の策定をする際、やり取りがスムーズになるでしょう。 CompTIA Security+ CompTIA Security+は、セキュリティの基礎から高度なテクニックまで幅広い知識とスキルを証明する国際的な資格です。 暗号化、認証、セキュリティプロトコル、ネットワークセキュリティなど、多くの主要なセキュリティ分野がカバーされています。 また、この資格は特定の製品やメーカーに依存しない内容であるため、多様な環境と技術に対応可能なスキルセットを持っていることが証明可能です。 特に初心者や中級者がセキュリティの広範な知識を習得するための良いスタート地点とも言えます。 セキュリティエンジニアに向いている人 セキュリティエンジニアには向き不向きがあります。 では実際にどんな人が向いているのか、いくつかポイントをみていきましょう。 最新の技術をキャッチアップできる セキュリティエンジニアには、日々変化するサイバー脅威や新しい技術トレンドに迅速に対応できる能力が求められます。 そのため、新しいプログラミング言語、セキュリティフレームワーク、ネットワークプロトコルなどに対する好奇心と自発的に調査を行う学習意欲が不可欠です。 責任感が強い 情報セキュリティは企業にとって極めて重要な側面であり、エンジニアのミスや盲点が企業の財産や評価、さらには顧客のプライバシーに大きな影響を及ぼす可能性があります。 そのため、一つ一つのタスクに対する高い責任感が必要です。 経営層や他の部署とコミュニケーションをとり、全体のセキュリティポスチャを強化する役割も担うため、リーダーシップとチームワークも重要な要素となります。 論理的思考ができる セキュリティエンジニアは、複雑なシステムやデータ構造を解析し、その上でセキュリティの脆弱性やリスクを評価する必要があります。 そのため、高度な論理的思考能力と問題解決スキルが求められるでしょう。 具体的なセキュリティインシデントが発生した際には、限られた情報から迅速かつ正確に原因を特定し、適切な対応策を練る能力が不可欠です。 高いコミュニケーション能力 セキュリティエンジニアは、技術的な知識だけでなく、それをわかりやすく他のステークホルダーに説明できるコミュニケーション能力も必要です。 セキュリティポリシーの策定や変更、緊急時のインシデントレスポンスなどでは、技術部門だけでなく経営層や法務部門、外部のパートナーとも効果的にコミュニケーションを取る必要があります。 このように、セキュリティエンジニアに向いている人は、多角的なスキルと資質が求められるでしょう。 最新の技術を素早く学べる能力と、その技術を安全かつ効果的に適用する責任感と思考力、そして多様な人々と効果的にコミュニケーションを取る能力が不可欠です。 セキュリティエンジニアの年収 セキュリティエンジニアの年収は、日本人の平均年収と比べると高いと言えるでしょう。 日本人の平均年収が433万円に対し、セキュリティエンジニアの平均年収は、597万円となっています。 (参考:https://求人ボックス.com/) (参考:https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2020/pdf/002.pdf) また、年収は持っている資格、経験年数、責任の範囲、そして働く業界や地域によっても大きく変動するでしょう。 一方で、外資系企業に勤めたりマネジメント層に上がったりすると、さらに年収は高まることが多いです。 セキュリティエンジニアの年収は、近年上昇傾向にあるので、高年収を得たい人にとってもおすすめの職種かもしれません。 セキュリティエンジニアの将来性 セキュリティエンジニアの将来性に関する展望は非常に明るいと言えるでしょう。 近年、サイバーセキュリティの脅威が急速に進化しており、様々な新たな攻撃手法や戦略が出現しています。 サイバー攻撃に対応するため、セキュリティの防御手段や戦略もその都度更新されるため、更なる高度化が必要です。 こういった背景から、セキュリティエンジニアの役割は今後さらに重要となり、活躍の場は広まっていくでしょう。 また、近年のテクノロジーの発展とともに、IoTデバイスの普及が急速に進行しています。 家電から自動車、産業機器に至るまで、さまざまなデバイスがインターネットに接続される時代となりました。 これに伴い、これらのデバイスを標的とした攻撃も増加しており、その対策には専門的な知識と技術が不可欠です。 このような状況下において、企業はセキュリティエンジニアを重要なポジションと考え、採用や教育に投資する傾向にあると言えるでしょう。 セキュリティエンジニアの案件情報 セキュリティエンジニアは、さまざまな業界や組織で求められています。 特に、金融機関や医療機関、重要インフラを運用する企業など、セキュリティが特に重視される分野での需要が高いです。 また、フリーランスとして働く選択肢も増えており、特定のプロジェクトや短期間のコンサルティングで高い報酬を得るケースもあります。 実際の案件情報を紹介しますので、セキュリティエンジニアとしてのキャリアを描くうえで活用してみてください。 案件名 ネットワーク/週5/一部リモート/セキュリティプロジェクト管理業務 月額単価 〜940,000円/月 最寄駅 飯田橋 業務内容 日本企業の海外拠点向けネットワーククラウドの設計、構築、運用業務のプロジェクト管理を行っていただきます。 ・直接お客様とコミュニケーションを取り、ファイアウォール設計・構築後の運用設計(運用業務構築、運用ドキュメント作成・整備等)、運用業務のマネジメントを実施する。 ・体制はお客様PMのアンダーで対応頂くことになるが、実質運用業務のマネジメントを実施する。 基本スキル ・セキュリティ回りの知見がある ・ファイアウォール導入案件のプロジェクト管理経験 ・Palo Alto、Fortigate、Cisco、Juniper等のファイアウォール導入経験がある方。 ・運用スタートアップ経験がある方。 案件名 セキュリティエンジニア/大手ゲーム会社における運用保守業務 月額単価 〜610,000円/月 最寄駅 渋谷 業務内容 大手ゲーム会社にてセキュリティエンジニアとして携わっていただきます。 主な業務は下記の通りです。 ・セキュリティ課題の発見、情報収集 ・セキュリティ施策の企画・推進 ・セキュリティ啓蒙、教育 ・セキュリティ監視システム開発、運用 ・不正行為の調査、研究、対策案の検討 基本スキル ・インフラ技術全般についての基礎知識(NW、OS、サーバ、仮想化、クラウド等) ・セキュリティに関わるインフラの設計・構築および運用経験 ・セキュリティ製品の運用経験 まとめ セキュリティエンジニアとして、仕事をしていくためには、専門的なスキルと知識はもちろん、継続的な学習とスキルの更新が不可欠です。 絶えず新しい技術や脅威に適応しなければなりません。 その一方で、高い年収と将来性があると言えるでしょう。 また、責任が大きい職種であるため、多くの組織で重要な役割を担っています。 このような特徴を持つ、セキュリティエンジニアとしてのキャリアパスに興味がある人は、ぜひ詳細な案件情報をチェックしてみてください。
データベースエンジニア

データベースエンジニアとは?【仕事内容やスキル・将来性について解説】

データベースエンジニアの仕事に興味があるものの、どのように目指せば良いか分からない、という方も多いのではないでしょうか。エンジニアがキャリアアップを目指す際は、各職種に必要なスキルや仕事内容をしっかり把握することが大切です。 本記事ではデータベースエンジニアについて詳しく解説します。データベースエンジニアの仕事内容や必要なスキル、将来性などについてまとめました。 本記事を読むことで、データベースエンジニアになるために必要な知識などがわかります。具体的なキャリアパスや案件情報も紹介しておりますので、データベースエンジニアの仕事に興味がある方はぜひ最後までご一読ください。 データベースエンジニアとは データベースエンジニアとは、データベースの開発や管理・運用を担当するエンジニアのことです。データベースとは扱いやすいように整理された情報の集まりを指します。 情報を整理して保存することで、システムが素早くそれを読み込んで活用することができます。 たとえばSNSを開発する場合はデータベースにユーザー情報や書き込み情報を保存しておけば、システム側で効率的に活用することができ、サイトの動作を軽くすることにも繋がります。 データベースの開発は、インフラエンジニアやプログラマーが担当することも多いです。 一方でシステム開発の規模が大きくなると、役割分担する必要性が出てくるため、データベース開発を専門に行うデータベースエンジニアのポジションを設けることになります。 データベースエンジニアの仕事内容 データベースエンジニアの仕事内容についてまとめました。データベースエンジニアの仕事内容は大きく分けると次の3つです。 データベース設計・開発 データベース管理 データベース運用 ここではそれぞれの仕事内容についてさらに詳しく解説していきます。 データベース設計・開発 プロジェクトが始まるとデータベースエンジニアは、データベースの設計・開発をまず行います。顧客や会社の上層部に、どのようなデータベースが必要なのかヒアリングを実施して、その内容をもとにデータベースに格納するデータの種類や形式などを定義します。 これらを設計書にまとめるのが、データベース設計の仕事内容となります。 その後は、開発フェーズに移ります。設計書を元にデータベースを開発し、テストを行って問題なく稼働することが分かれば、リリースして終了です。 データベース管理 リリース後はデータベースの管理を行います。データベースが正常に稼働し続けるように、負荷状況やデータ数などを監視しなくてはいけません。必要に応じて、他のデータベース管理システムに変更したりデータベースサーバを新調したりします。 システムは基本的に24時間稼働し続ける必要があり、途中で停止するようなことはあってはいけません。データベース管理はサービスの品質を維持するうえで非常に重要な作業です。 データベース運用 データベース運用もデータベースエンジニアの仕事の1つです。データベースに万が一トラブルが起きたときに備えて、さまざまな対策を行わなくてはいけません。 データベースのバックアップを取り、データが消失してしまったときに備えるなどがその一例です。 他にも、データベースが不正アクセスの被害に遭わないように対策しないといけません。 たとえば、データベースのアクセス権を管理し不特定多数が触れないようにしたり、アクセスログを監視し不正アクセスを検出できるシステムを導入したりします。 データベースエンジニアに求められるスキル 続いて、データベースエンジニアに求められるスキルについて解説します。求められるスキルは大きく分けると次の3つです。 データベース製品に関する知識 SQLに関する知識 コミュニケーションスキル データベースエンジニアを目指す場合、これらのスキルを備えておく必要があります。1つ1つの必要なスキルについて詳しく解説していきましょう。 データベース製品に関する知識 データベースエンジニアにはデータベース製品に関する知識が求められます。データベース製品とはデータベースを管理できるシステムのことで、以下が挙げられます。 Oracle Database Microsoft SQL Server MySQL PostgreSQL SQLite データベース製品はそれぞれ性能が異なるため、データベースエンジニアは性能を理解して使い分けられるようにならなくてはいけません。 SQLに関する知識 データベースエンジニアには、SQLに関する知識も求められます。SQLとはRDBと呼ばれる、データを複数の表で管理するデータベースを操作するためのコンピュータ言語のことです。SQLに関する理解を深めることで、RDBに格納されたデータの更新・追加・削除などを行えます。 データベースエンジニアにとってSQLは基礎知識と言えるものです。難易度はプログラミング言語に比べるとそれほど高くなく、プログラミング経験者であれば比較的簡単に習得できるでしょう。データベースエンジニアを目指すのであれば、まずはSQLを勉強するのがおすすめです。 コミュニケーションスキル データベースエンジニアにはコミュニケーションスキルも求められます。データベースエンジニアは他のエンジニアと協力して、1つのシステムを作り上げないといけません。コミュニケーション能力が著しく欠けていると、うまく連携が取れず作業が遅れてしまう原因になります。 また、データベースエンジニアは、顧客や会社の上層部から、どのようなデータベースが必要なのかをヒアリングする必要があります。ヒアリングを実施する際にコミュニケーション能力がないと、要望を上手く汲み取ることができず、作業のやり直しが発生するかもしれません。 データベースエンジニアのキャリアパス例 データベースエンジニアに転職した後に、どのようなキャリアアップをしていけば良いかについて解説します。データベースエンジニアの代表的なキャリアパスとしては次の2つが挙げられるでしょう。 プロジェクトマネージャー データサイエンティスト これらの職種は需要が高いため、報酬額も高めに設定されていることが多いです。それぞれの職種について詳しく解説していきます。 プロジェクトマネージャー プロジェクトマネージャーは、プロジェクトの統括を行うポジションです。エンジニア職からプロジェクトマネージャーへのキャリアアップは王道と言えるでしょう。 プロジェクトマネージャーは、プロジェクトの進捗管理や顧客との納期・見積もり額の調整、各エンジニアの評価などを行います。また、プロジェクトにトラブルがあった場合、プロジェクトマネージャーはリーダーとして責任を持って解決しなければなりません。 プロジェクトマネージャーの仕事では、データベースエンジニアとして身につけたデータベースや開発の知識を活かすことができます。ただし、キャリアアップするにはそれだけでは不十分で、マネジメントや進捗管理といったスキルも身につけることが重要です。 こういったスキルは、エンジニアとしての仕事をこなすだけでは身につけることが難しいため、独学したり小さいプロジェクトのリーダーを務めて経験を積む必要があります。 データサイエンティスト データサイエンティストは、データを分析して顧客や自社の売上や業務効率化に繋がる情報を見つけ出す仕事です。データサイエンティストが分析するデータはデータベースに格納することが基本ですので、データベースエンジニアとしての経験を活かすことができます。 データサイエンティストは、近年人気が高まっている仕事の1つです。コンピュータのスペック向上によって大量のデータを素早く分析できるようになったことや、SNSやレビューサイトなどが普及したことで商品やサービス改善に役立つ情報が増えたことなどが、人気の理由として挙げられます。 データサイエンティストを目指すには、データベースの他に、PythonやAI、統計学などの数学の知識も必要です。これらの知識は独学で身につけなくてはいけません。 データベースエンジニアの年収 データベースエンジニアの年収について解説します。データベースエンジニアの年収に関する公式なデータは存在しないので、今回はテクフリの案件情報から平均年収を推算します。テクフリはフリーランスエージェントの1つであり、現在15,000件以上の案件が掲載されています。 2023年9月24日現在、テクフリにおけるインフラエンジニアの案件数は172件となっています。そのうち、単価70万以上の案件は108件と半分以上です。このことから、フリーランスのデータベースエンジニアの年収の範囲としては、単純計算で800万以上となります。これはエンジニアの中でも高年収だといえるでしょう。 データベースエンジニアの将来性 データベースエンジニアの需要は比較的高めですが、今後もこの需要が続くのか不安だという方もいるでしょう。結論としては、データエンジニアは今後の将来性も高い職種です。 質の高いデータベースを設計・開発できるエンジニアは多くの案件で求められています。データベースの質はシステムの処理速度にも関わります。 より快適に使えるシステムを顧客や一般ユーザーに提供するためには、データベースの質を高められるデータベースエンジニアが必要になってくるのです。 データベースエンジニアの案件情報 最後に、データベースエンジニアの案件情報をご紹介します。 各案件の概要や求められるスキルなどについて記載しておりますので、具体的にどのような案件があるかご確認ください。データエンジニアとして働くイメージをより具体的にしたいという方は、案件情報をクリックしてぜひ詳細をご覧ください。 案件名 MySQL/日本最大級グルメサービスの開発に関わるDBのバージョンアップ業務 月額単価 〜1100,000円/月 最寄駅 渋谷 業務内容 大規模有名グルメサービスを提供している企業様にて、データベースのアップデート業務を行っていただきます。 MySQL5.7から8に上げていただきます。 移行する際の影響範囲や以降のアプリケーション開発を考えてアプデートを進めていきます。 基本スキル ・データベースエンジニアのとしての複数現場での経験 ・MySQLの豊富な経験 ・大規模サービスの経験 ・データベースのバージョンアップ経験 案件名 SQL/フルリモート/基幹システムリプレイスに伴うデータ移行支援 月額単価 〜770,000円/月 最寄駅 麹町 業務内容 グローバル展開されている機械部品専門商社の基幹システム刷新プロジェクトをご支援いただきます。 現行システムから新システムへのデータ移行を実施する案件となります。 移行計画に則り、移行要件整理、移行方式設計、移行ツール設計、手順書作成、移行作業をご担当いただきます。 移行対象DBはOracle、PostgreSQL、MySQLで、AWSのDMSなどを活用してデータ移行を実施します。 移行対象テーブルは200件・1テーブルの最大データ件数は約4億件となり、大規模なデータ移行案件の知見が獲得できます。 業界トップの大手商社のデータの構造、データの作り方、運用方法、課題などについても知見が獲得できるポジションです。 基本スキル ・SQLの開発経験3年以上 ・データ移行経験 まとめ 本記事ではデータベースエンジニアの仕事内容や、必要な能力などについて詳しく解説しました。データベースエンジニアになるにはどうしたら良いのか、お分かりいただけたのではないでしょうか。 データベースを扱う能力は今後もシステム開発において重要となることが想定されるため、データベースエンジニアは将来性のある職種と言えるでしょう。 また、プロジェクトマネージャーやデータサイエンティストといった、平均年収が高い職種にキャリアアップする道も開かれます。 未経験からデータベースエンジニアを目指す方は、SQLを学習してみるのがおすすめです。オンラインの学習サービスや参考書などで、まずは手軽に学んでみてはいかがでしょうか。
インフラエンジニア

インフラエンジニアとは?【仕事内容や年収・キャリアパスなどを徹底解説します】

インフラエンジニアとは インフラエンジニアとは、ITシステムのIT基盤を支えるエンジニアです。 ITシステムが正しく稼働するためには、以下のようなインフラ環境が不可欠です。 サーバーやネットワークなどのハードウェア OSやミドルウェアなどのソフトウェア データベース インフラエンジニアは、これらのインフラを設計・構築・運用・保守することで、ITシステムの安定稼働を実現します。 この記事ではインフラエンジニアの仕事内容やおすすめの資格、キャリアパスなどについて詳しく解説します。 インフラエンジニアの仕事内容の理解を深めたい インフラエンジニアになるために必要なスキルや知識が何か気になる インフラエンジニアの年収やキャリアパスが気になる インフラエンジニアはきつい、やめとけという声もあるが現実はどうなのか気になる という人は、ぜひ参考にしてみてください。 インフラエンジニアとは インフラエンジニアとは、企業や組織のITインフラを支えるIT基盤の設計・構築・運用・保守を担当する技術者です。 IT基盤とは、サーバー、ネットワーク、データベース、セキュリティなど、システムを稼働させるために必要な要素の総称です。 インフラエンジニアは、これらの要素を適切に組み合わせて、安全かつ安定的に稼働するITシステムを構築・運用・保守することが求められます。 インフラエンジニアは、IT業界を支える重要な職種であり、やりがいのある仕事です。 近年、IT化の進展に伴い、インフラエンジニアの需要は高まっています。 また、クラウドやAIなどの新しい技術の登場により、インフラエンジニアのスキルや知識も変化しています。 インフラエンジニアとして活躍するためには、常に最新の技術を学び、スキルアップを図ることが重要です。 インフラエンジニアにおすすめの資格やキャリアパスについては、のちほど詳しくご紹介します。 インフラエンジニアの仕事内容 インフラエンジニアの仕事内容は、大きく分けて以下の4つに分けられます。 設計 構築 システム監視 運用・保守 それぞれについて詳しく見ていきましょう。 設計 設計とは、システムの要件を踏まえて、IT基盤の構成や仕様を決める工程です。 インフラエンジニアは、システムの目的や利用者、予算などの要件をヒアリングし、それらを満たすIT基盤を設計します。 設計では、以下の要素を検討する必要があります。 ハードウェア構成 ソフトウェア構成 ネットワーク構成 セキュリティ対策 構築 構築とは、設計に基づいて、IT基盤を実際に実現する工程です。 インフラエンジニアは、サーバーやネットワーク機器などのハードウェアの導入、ソフトウェアのインストールや設定、テストなどをします。 構築の作業例は、以下のとおりです。 ハードウェアの導入 ソフトウェアのインストール ネットワークの構築 セキュリティ対策の実施 テスト システム監視 システム監視とは、ITシステムの状態を常時監視し、異常が発生していないかを確認する工程です。 インフラエンジニアは、ログやメトリックなどの情報を収集・分析し、異常を検知した場合には、迅速に対応します。 システム監視では、具体的に以下の作業を行います。 ログの収集・分析 メトリックの収集・分析 異常検知 対応 運用・保守 運用・保守とは、ITシステムを安定的に稼働させるために行う業務です。 インフラエンジニアは、システムのアップデートやセキュリティ対策、故障対応などをします。 運用・保守の作業例は、以下のとおりです。 システムのアップデート セキュリティ対策の実施 故障対応 パフォーマンス改善 インフラエンジニアに向いている人 ここではインフラエンジニアに向いている人の特徴をいくつか紹介します。 以下のような人は、インフラエンジニアに向いている傾向があります。 細かい作業が得意である コミュニケーション能力が高い 新しい技術キャッチアップできる これからインフラエンジニアになりたい人向けに、どのようなスキルを身に着けたら良いのかという観点でも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。 細かい作業が得意である インフラエンジニアの仕事は、サーバーやネットワークなどのハードウェアやソフトウェアの設定や構築など、細かい作業が求められます。 そのため、細かい作業が得意な人や、正確さを求められる仕事にやりがいを感じる人には向いている職種です。 インフラエンジニアに求められる細かい作業の具体例は以下のとおりです。 サーバーの設定 ネットワークの設定 データベースの設定 ソフトウェアのインストール セキュリティ対策の設定 これらの作業は、1つのミスによって問題が生じるとシステムの安定稼働に大きな影響を与えてしまうため、慎重かつ丁寧に行う必要があります。 これらの設定をひとつひとつ丁寧に正確に行える人は、インフラエンジニアに向いていると言えるでしょう。 コミュニケーション能力が高い インフラエンジニアは、システムの設計や構築などの際に、営業や開発などの他部署と連携する機会が多くあります。 そのため、コミュニケーション能力が高い人や、チームで仕事をすることにやりがいを感じる人には向いている職種です。 コミュニケーション能力として重要なポイントは具体的に以下のような点です。 相手の話をよく聞く 自分の考えをわかりやすく伝える 相手の意見を尊重する インフラエンジニアは、システムの要件をヒアリングしたり、トラブルの原因を調査したりする際に、相手とコミュニケーションをとる必要があります。 そのため、相手の話をよく聞き、自分の考えをわかりやすく伝えるスキルが重要だと覚えておきましょう。 新しい技術をキャッチアップできる IT業界は、常に新しい技術が登場しています。 インフラエンジニアとして活躍するためには、新しい技術をキャッチアップし、常に最新の知識やスキルを身につけることが重要です。 インフラエンジニアに向いている人は、新しいことに積極的に取り組める人です。 また、学習意欲や向上心も大切になってきます。 新しい技術をキャッチアップできる人は、以下のスキルが高い傾向にあります。 情報収集力 学習意欲 応用力 インフラエンジニアは、新しい技術に関する情報収集を常に行う必要があります。 新しい技術を学ぶ意欲と、学んだ技術を応用する力が重要だと覚えておきましょう。 インフラエンジニアにおすすめの資格 インフラエンジニアとして活躍するためには、以下の資格がおすすめです。 基本情報技術者試験/応用情報技術者試験 CCNA/CCNP 未経験の方も資格の勉強をきっかけに自身の知識の幅を広げられますので、参考にしていただければ幸いです。以下ではそれぞれの資格について詳しく紹介します。 基本情報技術者試験/応用情報技術者試験 基本情報技術者試験は、ITに関する基礎的な知識と技能を問う国家試験です。 応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験の上位資格であり、より高度なITに関する知識と技能を問う国家試験です。 どちらの試験も、インフラエンジニアとして必要となる基礎的な知識と技能を身につけるのに役立ちます。 特に、基本情報技術者試験は、インフラエンジニアとしてのキャリアをスタートさせるための第一歩としておすすめの資格です。 まずは基本情報技術者試験の合格を目指してみましょう。 応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験に合格した上で、より高度な知識と技能を身につけたい人向けの資格です。 インフラエンジニアとして、より幅広い業務を担当したい場合は、応用情報技術者試験の取得を目指しましょう。 CCNA/CCNP CCNAは、シスコシステムズが認定するネットワークエンジニアの国際認定資格です。CCNPは、CCNAの知識をより深めた上で、より高度な技術を身につけた人を認定する資格になります。 インフラエンジニアとして活躍するためには、ネットワークの知識と技術を身につけることが重要です。 そのため、CCNAは、インフラエンジニアを目指す人にとって、まず取得しておきたい資格と言えます。 CCNPは、CCNAに合格した上で、より高度なネットワーク技術を身につけたい人向けの資格です。 インフラエンジニアとして、ネットワークの設計や構築を担当したい場合は、CCNPの取得を目指しましょう。 インフラエンジニアのキャリアパス 経験を積む インフラエンジニアとしてのキャリアをスタートしたら、まずは経験を積むことが重要です。 具体的には、サーバーやネットワークの構築、運用・保守などの業務を担当し、スキルを磨いていきましょう。 経験を積むためには、まずはインフラエンジニアとして働ける会社に就職する必要があります。 就職する際には、インフラエンジニアとしての実務経験が豊富な企業を選ぶとよいでしょう。 また、インフラエンジニアとして働きながら、資格取得に挑戦するのもおすすめです。 基本情報技術者試験やCCNAなどの資格を取得することで、自分のスキルを客観的に証明できます。 現場での経験を積んで、スキルや実績を積み上げていきましょう。 スペシャリストになる インフラエンジニアとしての経験を積んだあとは、スペシャリストになる選択肢があります。 ある特定の分野のスキルを深め、スペシャリストを目指すキャリアパスです。 スペシャリストとしては以下のような分野があります。 サーバーエンジニア ネットワークエンジニア データベースエンジニア 自分の興味や適性に応じて、専門分野を決めましょう。 スペシャリストになるためには、専門分野の知識や技術を深めるための勉強や研修を継続することが重要です。 また、業界の最新動向を常に把握することも大切です。 常に新しい技術を学び続け、スキルアップを図ることで、スペシャリストとして活躍できるでしょう。 マネジメント職に就く インフラエンジニアのマネジメント職とは、インフラエンジニアチームやプロジェクトをマネジメントする仕事です。 プロジェクトマネージャーとしてチームやプロジェクトを率いて活躍することができ、リーダーシップやコミュニケーション能力などのスキルが求められます。 マネジメント職に就くためには、インフラエンジニアとしての実務経験を積んだ上で、マネジメントに関するスキルを身につける必要があります。 具体的には、プロジェクトマネジメントやリーダーシップに関する研修やセミナーを受講するとよいでしょう。 インフラエンジニアの年収 求人ボックスによると、インフラエンジニアの平均年収は520万円です。参考:「求人ボックス」 ただ、実際の年収はエンジニアの経験やスキルによって大きく異なります。 目安として、以下のようにステップアップしていくとイメージしておくとよいでしょう。 新卒の初任給は約350万円から400万円程度 中堅になると約500万円から600万円程度 上級になると約600万円から800万円程度 新卒と中堅の差はインフラに関するスキルや経験の違いです。 この段階では、基本的な知識と技術を身につけることが重要であり、資格を取得することで、年収アップにつながる可能性があります。 また、中堅と上級の差は、プロジェクトマネジメントやコンサルタント力です。 上級エンジニアとしてより高い年収を得るためには、マネジメントやコンサルティングのスキルを身につけることが重要になります。 インフラエンジニアは、IT業界の根幹を支える重要な職種です。 常に新しい技術が生まれており、スキルアップが求められる職種でもあります。 努力次第で年収アップも可能な職種なので、常にスキルアップしていく意欲を忘れないようにしましょう。 インフラエンジニアの将来性や年収については、こちらの記事でも解説しております。 インフラエンジニアの将来性は? 年収1,000万円って本当? インフラエンジニアの案件情報 インフラエンジニアの案件は、実務経験やスキルによって大きく異なります。 このため、自分の経験やスキルに合った案件を探すことが重要です。 インフラエンジニアの案件情報は、以下のようなサイトで検索できます。 求人サイト 転職サイト フリーランスエージェント ここではいくつかの案件情報を紹介します。 あなたの希望にあった案件がないかチェックしてみましょう。 案件名 インフラエンジニア/フルリモート/某通信系企業システム基盤構築維持管理 月額単価 〜720,000円/月 最寄駅 基本リモート 業務内容 【案件概要】 通信キャリア様向けのインフラ設定・構築案件での支援 【作業内容】 1.RHEL6EOLに伴う、既存商用稼働中のサーバリプレース作業 →RHEL8.0で構築予定。 2.[1]で構築したサーバと既存商用稼働中の機器との連携 3.既存機器の維持管理(トラブル発生時の対応など) 4.既存機器をVMwareへ移行するための検討 基本スキル ・RHEL8.xの設計、構築経験(最低でもRHEL7.x) ・データセンターでの作業経験 ・心身共に健康な方 ・勤怠に問題が無い方 ・能動的に動ける方 案件名 AWS/週5/フルリモート/基盤構築業務の要件定義 月額単価 〜830,000円/月 最寄駅 なし 業務内容 ファイル連携基盤構築業務の要件定義工程をご担当頂きます。 HULFT+LifeKeeperを使用して外部とのファイル連携を行う基盤環境の要件定義を実施していただきます。 ・クライアントとのミーティング ・要件定義書の作成 ・要件定義以降は継続して各設計工程をご担当頂く予定です。 基本スキル ・AWS 各種サービス(EC2、S3、Cloudwatchなど)のご経験 ・RHEL、HULFT、LifeKeeperを使用した基盤の設計構築経験 ・要件定義、基本設計の経験(顧客や他チームとの会話/仕様調整) まとめ 今回はインフラエンジニアとは何かについて、仕事内容や向いている人、おすすめの資格を紹介しました。 インフラエンジニアとはITシステムのIT基盤を支えるエンジニアです。 IT業界を支える重要な職種であり、やりがいのある仕事になります。 インフラエンジニアの仕事内容は以下のとおりです。 設計 構築 システム監視 運用・保守 また、インフラエンジニアに向いているのは以下のような人です。 細かい作業が得意である コミュニケーション能力が高い 新しい技術キャッチアップできる インフラエンジニアはインフラ構築などの技術的なところから、プロジェクトマネジメントやコンサルタントまでさまざまなキャリアパスがあります。 できることが増えるにつれて年収も増える傾向にあります。 インフラエンジニアは、クラウドやAIなどの技術革新によって今後需要も拡大していく職種です。 今回紹介した内容を参考に、インフラエンジニアになるための一歩を踏み出してみましょう。
Scala

Scala言語とは?【注目される理由やできることを徹底解説】

Scalaというプログラミング言語を聞いたことはありますか? Scalaは比較的新しい言語で、最近では、急速にシェアを拡大しています。 Javaの伝統的なエコシステムを持ち、オブジェクト指向と関数型の両方を扱えるプログラミング言語です。 近年国際的に注目を集めており、大手IT企業からの後押しもあります。 Webサイトやアプリ開発で使われる言語なので、覚えておきましょう。 この記事では、Scalaの特徴からデメリット、さらには将来性までを詳しく説明していきます。 実際の案件情報についても紹介しますので、Scala関連の案件情報が気になる人はぜひ確認してみてください。 Scalaとは Scalaは、複雑な条件分岐を簡潔に記載することができる革新的なプログラミング言語として、世界中の多くの開発者から支持を受けています。 その名前である「Scalable Language」は、言語の中核的な特徴である高いスケーラビリティを示していると言えるでしょう。 このスケーラビリティにより、小さなスタートアップの初期フェーズから大手企業の大規模プロジェクトまで、さまざまなステージでの開発が可能となります。 Javaの欠点を補うように開発されたScalaは、Javaの堅牢で信頼性の高いインフラやライブラリ群を活用しつつ、さらに柔軟でモダンなプログラミングの特性を併せ持つ言語です。 これにより、Javaの経験がある開発者の場合は特に、Scalaにスムーズに移行することができ、既存のJavaアプリケーションとの連携や移行も効率的に行えます。 加えて、オブジェクト指向言語と関数型言語の両方の特性を併せ持つScalaは、開発の多様なシチュエーションでその真価を発揮します。 これが、経験豊富なプロフェッショナルが高度なシステムを構築する際の強力なツールとして、選ばれている理由です。 大規模なデータ処理からモバイルアプリケーション、業務システムの開発まで、Scalaはあらゆるシーンで使われています。 Scalaの特徴 Scalaは、現代の開発ニーズに応えるユニークな特性を持ち合わせたプログラミング言語として、多くの技術者たちの注目を集めています。 ここでは、Scalaが持っている代表的な特徴を3つみていきましょう。 オブジェクト指向と関数型の特性がある Scalaはオブジェクト指向の堅牢さと、関数型プログラミングの効率を持ち合わせています。 この特性により、開発者は複雑なシステムをモジュラーに構築するとともに、効率的な並列処理や非同期処理の利点を最大限に活かすことが可能となるでしょう。 関数型プログラミングが強調する不変性や純粋関数は、並行処理の際の競合やデータの不整合を大幅に減少させ、高いパフォーマンスを実現します。 Javaとの互換性が高い ScalaがJavaのJVM上で動作するというのは、かなり大きなメリットと言えるでしょう。 既存のJavaライブラリやフレームワークとの統合はスムーズで、それにより、Scalaプロジェクトの開始時には、膨大なリソースやツールを利用することができます。 このシームレスな統合性は、組織の移行コストを抑えるだけでなく、JavaとScalaを同時に使用するようなプロジェクトを実現することも可能です。 コードがシンプルである Scalaは、Javaと比べても、さまざまな面において、コードをシンプルに書くことが可能です。 特に、パターンマッチングやトレイトのような機能により、複雑なロジックや状態をわかりやすく表現することができます。 これにより、エンジニアは短いコードで高い生産性を実現しつつ、そのコードの品質や可読性を犠牲にすることなく、安定したシステムを構築することができるでしょう。 Scalaのデメリット 多くのメリットがある一方で、Scalaにはデメリットといえる部分もあります。 デメリットを把握しておくことで、よりこの言語を有効活用することができるでしょう。 習得における難易度が高い Scalaの独自性と多機能性は、新しいアプローチや思考法を学ぶ必要があるため、学習難易度が高いと感じることがあるかもしれません。 特に、オブジェクト指向プログラミングと関数型プログラミングのハイブリッドな性質は、それぞれの思考法を習得する必要があります。 これにより、特に初学者や他の言語からの移行者は、Scalaに慣れるまではある程度の時間がかかるでしょう。 また、関数型プログラミングが他の主流の言語とは異なる特性を持っているため、その理解と習得するためには、ある程度の努力が必要となります。 統合開発環境(IDE)が発展途上である ScalaをサポートするIDEは増えつつありますが、まだその発展途上にあります。 JavaやPythonといったプログラミング言語と比べると、Scalaは高度な機能やツールがそれほど充実しているわけではありません。 そのため、コードのリファクタリングやデバッグ作業において、一部の機能が不足していると感じることがあります。 また、IDEの更新に伴い、新しいScalaの機能への追従が遅れる場合もあるため、最新の機能を使う際には手動での調整が求められることもあるでしょう。 Scalaでできること Scalaでできる代表的な2つのことについて、詳しくみていきましょう。 アプリ開発 Scalaを使用すると、スマートフォン向けのネイティブアプリの開発はもちろん、ウェブアプリケーションやデスクトップ向けのアプリケーションも開発することができます。 そのシンプルかつ強力なコードベースにより、高いパフォーマンスを持つアプリケーションを効率的に構築することが可能です。 特に、非同期処理を効果的に取り入れることで、ユーザー体験の向上を実現するアプリを作成することができるでしょう。 加えて、Scalaで開発されたアプリは、省エネで効率的な動きをするため、利用者にとっても快適に利用することができます。 業務システム開発 企業の核となる業務システムの構築においても、Scalaは高いパフォーマンスとスケーラビリティを武器に、多くの企業で利用されている言語となっています。 特に、データの取り扱いが多いシステムや、多数のユーザーからのアクセスを迅速に処理する必要があるシステムで、Scalaの能力が際立つでしょう。 分散システムの設計やリアルタイムデータ処理、さらには大量のデータを効率的に処理するバッチ処理など、さまざまなシナリオでScalaの持つ特性やライブラリが最大限に活かされています。 このような背景から、多くの大手企業やスタートアップがScalaを採用しており、ビジネスの成長に貢献していると言えるでしょう。 Scalaの将来性 Scalaは革新的な特性と高い柔軟性から、国際的なプログラミングコミュニティ内での注目度が急速に高まっています。 特に、大手IT企業によって後押しされており、これらの企業がScalaのプロジェクトに投資をしていることを考えれば、非常に将来性のある言語といえるでしょう。 このようにScalaが注目されている理由のひとつに、ScalaがJavaとの高い互換性を持つことで、大規模なシステムのリプレースを行わずに済むことが挙げられます。 それに加えて、バグの少なさや機能改善の簡単さ、開発納期を短縮できることなどからも、変化の激しい昨今のIT業界に最適な言語ということになります。 一方で、国内で広く用いられている主要な言語と比べれば、まだ実績が豊富とは言えません。 しかし、Scalaの特性をうまく活かすことによって、長年管理が杜撰になっていたサービスのソースコードを移行して、運用をシンプルにできる可能性が高まります。 これらを考えるとScalaの将来性は高く、今後も引き続きシェアは伸び続けるでしょう。 また、Scalaを扱えるエンジニアへの需要が高いことは年収データにも表れています。 求人エンジンによると、2018年の段階で、ScalaはPythonよりも高い平均年収を得ることができるという、データが確認できます。 Scalaを扱えるエンジニアが少ないということもあり、今後さらにシェアが広がればエンジニアとしての希少価値が高まり、より高年収を目指すことも可能になるかもしれません。 Scalaの案件情報 近年では、Scalaの人気にともなって、Scalaを使用する案件情報も増加しています。 有名な大手IT企業ではもちろん、スタートアップや中堅企業でも、Scalaの高いパフォーマンスを活かしたプロジェクトが増えているためです。 特に、分散システムやリアルタイムでの実行を要するアプリケーションの開発においては、Scalaの特性がおおいに活かされていると言えるでしょう。 また、オープンソースコミュニティの活発な動きとともに、新しいライブラリやツールも続々と開発されており、それらの導入を伴う案件も見受けられます。 実際の案件情報を確認して、Scalaを扱う業務に関するイメージを固めていきましょう。 案件名 Scala/Akka/フルリモート/チャットサービスの機能拡張や保守対応 月額単価 〜830,000円/月 最寄駅 青山一丁目 業務内容 チャットサービスの機能拡張や保守対応をご担当いただきます。 【開発環境】 ・Scala ・Akka 基本スキル ・バックエンドエンジニアとしての開発経験が10年以上の方 ・Scalaのご経験が3年以上の方 ・シニアレベルだと思う方(ジュニア・ミドル・シニアで分けた場合に) ・Akkaライブラリや分散処理のご経験のある方 ・ユーザ数やプログラム総量などの規模が大きいサービス/システムの設計や開発や保守を行なったことがある方 ・仕様をディレクターなどの非テックメンバと一緒になってディスカッションや決定した経験がある方 案件名 Scala/一部リモート/求人検索エンジン開発のサーバーサイドエンジニア 月額単価 〜990,000円/月 最寄駅 渋谷 業務内容 【業務概要】 ・自社で求人検索エンジンを展開されている会社様になります。 ・ネイティブアプリの開発チームにて開発、運用をデザイナー、フロントエンドエンジニアと連携を取りながら、 業務を行って頂きます。 基本スキル ・Webアプリケーションのバックエンド開発・運用経験(5年以上) ・Scala、Java8又はサーバーサイドKotlinでの開発経験(いずれか1年以上) ・データ設計から開発・運用までの経験 Scalaの案件を探す まとめ 本記事を通して、Scalaが、近年注目されていることがわかっていただけたのではないでしょうか。 Scalaは、Javaのエコシステムを引き継ぎながら、オブジェクト指向と関数型プログラミングを結合したプログラミング言語です。 高いスケーラビリティを備え、小規模から大規模プロジェクトに適しています。 しかし、関連する言語の経験がない場合は学習難易度が高いということや、IDEが発展途上であるというデメリットも把握しておく必要があります。 最近では、アプリ開発や業務システム開発などで幅広く使用され、大手IT企業の支援を受けていることから、将来性は高く、Scalaエンジニアの活躍の場が広まっています。 今後に大きな期待が持てる言語であるため、初心者、未経験でも興味のあるエンジニアの方は今のうちから学習を始めてみるのもいいのではないでしょうか。
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QAエンジニア

QAエンジニアとは?【仕事内容から案件情報まで徹底解説】

QAエンジニアと聞いて、何をイメージしますか? 単なるバグ等の確認者と思っているなら、それは大きな誤解です。 QAエンジニアは、今のデジタル中心の社会でソフトウェアの品質を担保する役割を担っており、QAエンジニアなしでは、私たちが日常利用するアプリやサービスはスムーズには機能しないでしょう。 この記事では、QAエンジニアの役割や必要なスキル、仕事内容や将来性について、深く掘り下げていきます。 QAエンジニアがどのようにソフトウェアの品質を支え、そして私たちの生活を影で支えているのか、知ることができるでしょう。 フリーランス案件について相談する QAエンジニアとは QAエンジニア、その名の通りQuality Assurance(品質保証)の頭文字を取っており、ソフトウェア開発プロジェクトの中心的な役割を果たします。 品質保証は、製品の要件や基準を満たすことを保証する重要なプロセスであり、QAエンジニアはその核となるエンジニアです。 具体的には、コードのバグや不具合、さらにはユーザビリティの問題を早い段階で見つけるためのテスト戦略を立て、その実行を行います。 そして、ソフトウェアが望ましい品質基準をクリアしているかどうかを評価しなければなりません。 ユーザーが遭遇するさまざまなシナリオや環境下での動作を確認し、それに基づいて改善の提案やフィードバックを開発チームに提供します。 その結果、エンドユーザーにとって安全で、効果的でかつ、快適なソフトウェア体験を実現することが可能となるでしょう。 QAエンジニアとテスターの違い QAエンジニアは、ソフトウェア開発の品質保証プロセス全般に深く関与しています。 単にバグを見つけるだけでなく、テストの設計、テストケースの選定、そしてテストの効率や有効性を向上させる戦略や手法を考慮しなければなりません。 また、品質保証の観点からプロジェクトのリスク評価を行ったり、開発チームと連携して品質向上のための方針を立てたりするなど、プロジェクトの上流から下流まで幅広く関わります。 一方でテスターは、ソフトウェアの動作を直接確認して問題点を発見する役割を担っています。 具体的な機能や操作シナリオに基づいて、予定された動作と実際の動作を比較してバグや異常を探し出します。 テスターのおもな目的は、製品の動作を徹底的にチェックして、ユーザーにとっての問題点や欠陥を明らかにすることです。 このように、QAエンジニアはテストプロセス全体の設計や最適化に重点を置き、品質の保証を全体的に支える役割を果たす一方で、テスターはソフトウェアの動作自体を徹底的に検証し、具体的なバグや欠陥を明らかにする役割を担当します。 この2つの職種は、ソフトウェア品質の向上という共通の目的を持ちつつも、それぞれ異なるアプローチで課題解決をしているのです。 QAエンジニアの仕事内容 ​​ QAエンジニアの仕事内容は多岐に渡ります。 ここでは、QAエンジニアとして働くうえで理解しておくべき仕事内容について紹介していくので、一緒に確認していきましょう。 仕様の確認 QAエンジニアはプロジェクトの最初から深く関与し、開発チームと緊密に連携しながら、要件や仕様の詳細を精査します。 この段階では、仕様書をただ読むだけでなく、それが実際のビジネスニーズやユーザーの期待に沿っているかを確認することが重要です。 また、潜在的な問題や曖昧な点を早期に特定することで、後のテストプロセスを効果的に進めることができます。 テストの設計 テストの設計は、テストを行うにあたって、その方針やアプローチを明確にする重要なフェーズです。 要件や仕様をもとに、どの部分をどのような視点でテストするか、どんなテストケースが必要かということを計画します。 また、テストの自動化が可能であれば、そのためのスクリプトやツールの選定、設計も行うべきでしょう。 この段階での質の高い設計は、効率的で有効なテストを実現する鍵となります。 テストの実行・分析 テストの実行、分析は、具体的なテスト活動が行われるフェーズです。 設計したテストケースに基づき、テストを実施します。 発見されたバグや不具合は、その場で対処するだけでなく、細かい点まで分析して原因を突き止めることが重要です。 この分析によって、単なる表面的な問題だけでなく、根本的な原因も明らかにすることができ、再発の防止や、より高い品質のソフトウェア開発をサポートします。 分析結果の報告 分析結果の報告をすることで、テストの結果や分析内容を体系的にまとめ、開発チームやステークホルダーに伝達することが必要です。 これは、ただの情報伝達だけでなく、改善のための提案や意見交換の場としても機能するでしょう。 細かい部分まで報告を行うことで、プロジェクトメンバー全員が同じ認識を持ち、製品の品質向上に向け、一致団結したアクションを取ることができます。 フリーランス案件について相談する QAエンジニアに必要なスキル QAエンジニアに必要な主なスキルは、次の4つです。 どのスキルも重要度が高いものばかりなので、しっかり見ておきましょう。 プログラミングスキル QAエンジニアとしての基本的な役割は、自動テストのスクリプトを効果的に書き、機能や性能を評価することです。 そのため、複数のプログラミング言語やフレームワークを習熟していることが求められる場合が多いでしょう。 また、発生したバグの原因を迅速に特定するためには、コードの読解能力やデバッグの技術も欠かせません。 高いプログラミングスキルを持っていることによって開発チームとの連携がスムーズになり、より迅速な問題解決が可能となります。 ソフトウェア開発に関する知識 QAエンジニアは単にテストを行うだけでなく、開発の全プロセスに関与することが多いため、開発のライフサイクル、使用技術、そしてソフトウェアのアーキテクチャなどの基本的な知識が必要です。 これにより、テストのタイミングや方法、重点を適切に決定することができます。 また、現代の開発手法やツール、例えばCI/CDやDevOpsに関する知識も、効率的なテストの実施や迅速なフィードバックを実現するために重要となります。 テスト技法に関する知識 テスト技法は、ソフトウェアの品質を確保や向上させるための手法や方法論の集まりです。 QAエンジニアは、様々なシチュエーションに応じて最適なテスト技法を選択し、実施する能力が求められます。 この知識には、ホワイトボックステスト、ブラックボックステスト、パフォーマンステストなどの基本的なテスト方法から、最新のテスト技術やツールの利用法まで、幅広いものが含まれるでしょう。 品質マネジメントに関する知識 ソフトウェアの品質は、その製品の成功を左右する非常に重要な要素です。 QAエンジニアは、品質を測定、分析、改善するためのさまざまな手法やツールを理解し、実際のプロジェクトに応用する能力が求められます。 これには、品質の基準の設定、リスクの評価、品質向上のためのアクションプランの策定など、継続的な品質の確保と向上を目指す活動が含まれます。 フリーランス案件について相談する QAエンジニアの需要と将来性 私たちの生活のあらゆる面でデジタル技術が必要不可欠です。 スマートフォンから車、医療機器に至るまで、ソフトウェアの品質がユーザー体験や安全性に直接的な影響を及ぼしています。 このような背景から、QAエンジニアはソフトウェアの開発プロセスにおいて重要な役割を果たすようになってきました。 主な役割は、製品の品質を保証し、顧客の期待に応えることです。 そして、社会がさらにデジタル化する中で、QAエンジニアの専門的知識とスキルの重要性は増していくでしょう。 新しい技術の導入や高度なユーザー要求に対応するため、QAエンジニアの役割は日々進化し、その需要は今後も確実に高まると見られています。 QAエンジニアの年収 QAエンジニアの年収相場は、615万円です。 参考:indeed QAエンジニアの年収は、個人のキャリア、地域、業界、そして組織の規模など多岐にわたる要因に影響を受けます。 若手のQAエンジニアであっても、特定の専門知識や技術を持っていれば、高い年収を得ることが期待できるでしょう。 一方、経験豊富なQAエンジニアや特定の分野のエキスパートは、その専門性を活かして更に高い報酬を求めることができます。 また、多くの企業では、QAエンジニアのスキルや貢献度に応じて、年収が大きく変わることも少なくありません。 QAエンジニアの年収を知るためにも、実際の案件情報を確認しておくと良いでしょう。 QAエンジニアの案件情報 QAエンジニアの役割は日々進化しており、業界においても多様な案件が出てくるようになりました。 例えば、近年のIoTデバイスの普及に伴い、その専門分野でのQAテストが注目を集めています。 これには特有のハードウェアとソフトウェアの連携に関する知識が要求され、経験者は高い価値を持つこととなるでしょう。 また、フィンテックやヘルステックのような新しい分野も拡大しており、これらの分野に特化したQAエンジニアの需要も増えています。 これらの産業では、高度なセキュリティとユーザビリティが要求されるため、経験と知識を持つQAエンジニアは特に価値が高いです。 このように、QAエンジニアの案件は幅広いですが、実際の案件を見ることで、業務のイメージが沸きやすくなるかもしれません。 実際にどのような案件があるのか、一緒に確認していきましょう。 案件名 C++/Python/テスト自動化ツールを使用したテストシナリオ作成業務 月額単価 〜770,000円/月 最寄駅 横浜・川崎地域 業務内容 Ranorexを使用したテストシナリオ作成作業をご担当いただきます。 テスト自動化の経験を活かしたい方におすすめでございます。 基本スキル ・ ・テスト自動化ツールを使用したテストケース作成経験 ・任意のプログラミング言語での開発経験 ・インターネットを使用した問題解決能力 ・コミュニケーション能力 ・日本語で技術的なコミュニケーション及び仕様書が理解できる事 案件名 SQL/フルリモート/フレックス/大手医療系情報サービスを展開する企業における品質保証業務 月額単価 〜610,000円/月 最寄駅 溜池山王 業務内容 大手医療系情報サービスを展開する企業における品質保証業務をお願いします。 電子カルテサービスのテストを中心とした品質保証活動と、 品質向上活動の実施、また、テスト実施の効率化などプロセス改善活動をご担当いただきます。 基本スキル ・テスト計画〜テスト実施までの一通りのテストプロセスの経験 ・上記をレビュアーとしてレビューした経験 ・Web の基礎知識の保有(HTML やブラウザの開発者ツールを用いた検証経験) ・SQL を用いてDB の内容の確認ができる QAエンジニアの案件について相談する まとめ QAエンジニアはソフトウェアの品質を担保し、エンドユーザーに良質な製品を届けるためのキーパーソンとして活躍しています。 業務内容は単にバグの検出に留まらず、要件の確認、テスト設計、結果の分析と報告など、開発プロセスの多くの段階での対応が求められるため、広範な知識とスキルが必要とされていることが分かって頂けたのではないでしょうか。 デジタル技術の進化に伴い、ソフトウェアの役割は日々増大しており、その複雑性や多様性も増しています。 このような状況で、製品の品質を維持、あるいは向上させるためには、QAエンジニアの役割がますます重要になってきています。 特に、信頼を勝ち取るためにも、新しい技術領域や市場への進出を考える企業において、QAエンジニアの専門的知見は 必要不可欠と言えるでしょう。 今後もテクノロジーの発展や新しいビジネスモデルの登場といった変動が続く中、QAエンジニアのポジションはさらに注目されることとなります。 QAエンジニアに興味がある人は、まず案件情報を確認してみて下さい。 QAエンジニアの案件について相談する
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Unityエンジニアとは?【仕事内容や必要なスキル・将来性について解説】

Unityでのゲーム開発に憧れているものの、Unityエンジニアの仕事内容や必要なスキルが分からないという方は多いのではないでしょうか。ゲームは身近な存在ではあるものの、ゲーム開発の現場ではどのようなことを行っているのか知らない方は多いです。 本記事ではUnityエンジニアについて詳しく解説します。Unityエンジニアの仕事内容や必要なスキル、需要・将来性についてまとめました。 本記事を読むことでUnityエンジニアを目指すために、まず何から始めれば良いのか分かります。Unityエンジニアに興味がある方はぜひ参考にしてください。 Unityとは Unityはユニティ・テクノロジーズ社が開発したプラットフォームです。Unityは一言で言えば、ゲームを作るために必要な機能が一通りまとめられている開発環境です。ゲーム開発は非常にハードルが高いイメージを持つ方も多いかもしれませんが、Unityには必要な機能があらかじめ入っているため、誰でも簡単にゲームを作ることができます。 ゲームといってもさまざまな種類のものがあります。Nintendo Switchなどの家庭用ゲーム、スマホにインストールして使うスマホゲーム、WindowsやMacで遊べるPCゲーム、など。Unityならそれらすべてのゲームを開発することが可能です。 なお、Unityをプログラミング言語と勘違いしている方も多いですが、厳密にはそうではありません。Unityはプログラミング言語ではなく、プログラミング言語で書かれたコードを実行するための環境を指します。 Unityエンジニアとは Unityエンジニアは、文字通りUnityを使ってゲーム開発などを行うエンジニアのことです。UnityエンジニアにはUnityを使いこなし、魅力的なゲームを作れるスキルが求められます。 また、企業によってはUnityエンジニアは開発だけでなく、開発前の要件定義・設計も担当することがあります。また、開発後のテストやリリース後の運用・保守も担当することが多いです。 Unityはゲームエンジンの中でも圧倒的なシェア率を誇っています。そのため、ゲーム開発に携わりたいと考えるなら、Unityエンジニアを目指すのは近道と言えるでしょう。 Unityエンジニアの仕事内容 Unityエンジニアの仕事内容について解説します。Unityエンジニアの仕事は次の3つに分けることが可能です。 ゲーム開発 フロントエンド開発 サーバーサイド開発 まずはこの3つのうち、どれに関わりたいかを考えることが大切です。Unityエンジニアの仕事内容について、1つずつ詳しく解説していきます。 ゲーム開発 Unityを学ぶことで、ゲーム開発に携わることが可能です。Unityエンジニアはゲームキャラクターの実装やアクションの実装などを行っていきます。ゲーム開発を行うには、Unityの知識はもちろん、プログラミング言語やアルゴリズム、ライブラリの知識が必要です。 また、ゲームの実装だけでなく、ゲームの企画に携わったり開発プロジェクトをマネジメントする立場に立ったりする人もいます。実績・経験を積むことでUnity関連だけでなく、幅広い仕事を担当できる場合もあるでしょう。 フロントエンド開発 Unityエンジニアは、PCゲームにおけるフロントエンドの開発にも携わります。フロントエンドとは、Webブラウザ側の処理のことです。具体的には表示されたWebサイトにアニメーションを付けたり、ユーザーの操作に合わせてアラートやポップアップを表示させたり、サーバーと通信して必要なデータを取得したりします。 サーバーサイド開発 Unityエンジニアは、PCゲームにおけるサーバーサイド開発にも携わります。サーバーサイドとは、サーバー側の処理のことです。たとえば、データベースに格納されたユーザー情報や商品情報を更新・追加したり、ユーザーが課金を行った場合に決済処理を行ったり、不正行為を働いたユーザーへのペナルティ対応を行ったりするプログラムを作成します。 Unityエンジニアに必要なスキル 続いて、Unityエンジニアに必要なスキルについて解説します。Unityエンジニアを目指すなら、最低限次の3つのスキルが必要です。 Unity関連の知識 プログラミングスキル UI/UXに関する知識 転職活動ではこれらのスキルを持っていることを、制作物や過去の実績などを通じてアピールすることが大切です。1つ1つの求められるスキルについて詳しく解説します。 Unity関連の知識 まずはUnityの使い方を抑える必要があります。Unity関連の知識は、ドットインストールなどの学習サイトを使って学ぶのがおすすめです。学習サイトの中には、Unityで実際にゲームを作るところまで学べるものもあります。 学習サイトで基礎を学んだら、実際にUnityで簡単なゲームを作ってみましょう。UnityにはAsset Storeというものがあります。Asset Storeとは、有志の方が作ったゲーム素材のことです。Asset Storeをダウンロードして組み合わせることで、簡単なゲームなら作成可能です。 プログラミングスキル Unityエンジニアにはプログラミングスキルも必要です。Unityでゲームを作る場合、プログラミングをしなくてもGUI操作のみで作成することができます。最初のうちはそれで問題ありませんが、GUI操作のみでは簡単なゲームしか作れないため、より高度なゲームを作れるようになるためにもプログラミングを学ぶことをおすすめします。 Unityで使えるプログラミング言語はC#とJavaScriptの2つです。昔はBooも使えましたが、現在は非推奨となっています。JavaScriptはゲーム開発だけでなく、Webアプリのフロントエンド開発やスマホアプリ開発でも使われている言語です。ゲーム開発に特化したいならC#、マルチに活躍できるエンジニアを目指したいならJavaScriptがおすすめです。 UI/UXに関する知識 UnityエンジニアにはUI/UXに関する知識も必要です。UIはUser Interfaceの略であり、ユーザーとサービスを繋ぐ接点のことです。UXはUser Experienceの略であり、ユーザーがサービスによって得られる体験のことを指しています。 UI/UXについて学ぶことで、よりユーザーが遊びやすい魅力的なゲームを作成することが可能です。特にスマホゲームやPCゲームの場合は手軽にインストールできる反面、ユーザーは遊びにくいと感じたらすぐにやめてしまうため、UI/UXの重要性は高いでしょう。 UI/UXは、参考書などを通じて体系的に学ぶのがおすすめです。基礎知識を抑えたら自分が使いやすいと感じるWebサイトを探して、「なぜ使いやすいのか」を分析することで知識を深めていきましょう。 Unityエンジニアの需要と将来性 続いて、Unityエンジニアの需要・将来性について解説します。結論として、Unityエンジニアは今後さらに需要が伸びることが予想されるでしょう。なぜなら、ゲームはあらゆるエンタメの中でも突出した人気を誇っているためです。 特に、スマホで手軽に遊べるモバイルゲームは、さらに人気が高まっていくことが推測されます。SensorTowerが発表した「2023年世界のモバイルゲーム市場予測」では、「2022年の世界のモバイルゲーム収益は788億ドル、そして2027年には920億ドルを超えることが予想される」と言われています。 参考レポートシェアリング「2023年世界のモバイルゲーム市場予測」 また、UnityはAR/VRゲームの開発に使うことができるという点も、将来性が高い理由です。AR/VR分野も今後市場価値が高まると言われています。株式会社グローバルインフォメーションが発表した市場調査レポートによると、世界のAR・VRディスプレイの市場規模は、「2023年の18億米ドルから、2028年には82億米ドルに成長する」と予想されています。 参考市場調査レポート:AR・VRディスプレイの世界市場 Unityはやはり、幅広いプラットフォームで使うことができるのが魅力でしょう。将来どの分野のゲームが伸びたとしても、Unityが使われる可能性は高いと言えます。 Unityエンジニアの年収 Unityエンジニアの年収に関する公的なデータはありません。ただ、求人ボックスが算出した情報によると、ゲームプログラマーの平均年収は473万円となっています。 参考求人ボックス Unityエンジニアの案件情報 最後に、Unityエンジニアの案件情報についてまとめました。各案件の仕事内容や必要なスキルについて掲載しています。案件情報について知ることで、Unityエンジニアとして働くイメージも湧いてくるでしょう。 案件名 Unity/クライアントエンジニア/週5/フルリモート/既存プロジェクトおよび新規プロジェクト 月額単価 〜880,000円/月 最寄駅 フルリモート 業務内容 既存プロジェクトおよび新規プロジェクトのクライアントエンジニアを募集します。 <業務内容> ・Unityやネイティブコードを使用したゲームの設計/開発/テスト/運営 ・ツールの開発(運用ツール、デバッグツールなど) ・エンジニア観点から見た規格の実現性、企画改善などの提案 ・ゲーム開発技術のスキル習得、ノウハウ共有 ・2D/3Dを用いたバトル・UI開発 基本スキル ・Unity を使った開発実務経験 3年以上 ※もしくはUnityの経験2年以上 + Unreal等ゲームエンジンや独自実装経験1年以上 ・開発からリリースまで経験したタイトルが1本以上 ・アウトゲームに限らずインゲームやシステムなどの分野の開発経験がある方 ・バージョン管理ツール(git、svnなど)の使用経験がある方 ・3名以上のチームでのゲーム開発経験がある方 ・3D開発のご経験がある方(3Dでのバトル演出) 案件名 Unity/VR/話題の医療VRプラットフォームのクライアント開発/在宅 月額単価 〜880,000円/月 最寄駅 馬喰横山 業務内容 ソーシャルスキルトレーニングのVRや、医療現場のVRライブ配信VRなどの既存サービスの他、企画中の新サービスから未来に向けたR&Dまで、当社のVRアプリケーションの開発をお任せします。 【案件詳細】 ・新規開発や既存プロダクトの機能拡張などのブラッシュアップ ・アーキテクチャ設計、技術選定および開発方針の策定 ・チーム開発におけるコードの品質向上 ・コードレビューを通じたチームのスキルアップ 基本スキル ・C#、Unityでの開発経験(3年以上) ・単体機能の実装でなく、アプリ全体の最適な構成の設計 Unityエンジニアの案件について相談する まとめ 本記事では、Unityエンジニアの仕事内容や必要なスキルなどについてまとめました。Unityエンジニアの仕事内容や必要なスキルなどがお分かりいただけたかと思います。Unityはゲームエンジンの中でもシェア率が圧倒的に高いため、ゲーム開発に携わりたいならUnityを使ってみるところから始めるのがおすすめです。 ゲームは今後もエンタメの中心を担う存在になることが予想されます。そのため、Unityエンジニアの需要もこれからさらに高まる可能性が高いでしょう。 ただし、ゲーム開発の需要が増加していけば、さらに高度なゲーム開発スキルが求められていきます。Unityエンジニアは日々スキルを磨き、ユーザーを満足させられるだけのゲームを開発できるようになることが大切です。 Unityエンジニアの案件について相談する
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iOSエンジニアの仕事内容や必要なスキルとは?【年収や将来性・案件情報を徹底解説】

iOSエンジニアとは、iOS上で動作するアプリケーションを開発するエンジニアです。 iOSとは、Apple社のスマートフォンやタブレット端末向けのソフトウェアです。 Apple社の製品は、世界中で多くのユーザーに愛用されています。 iOSエンジニアは、ユーザーエクスペリエンスの向上や新技術を活用してユーザーのニーズに応えるアプリケーションの開発が求められます。 iOSエンジニアの需要は高く、モバイルテクノロジーの進化が続く限り、将来性のある職種といえるでしょう。 この記事ではiOSエンジニアの仕事内容や必要なスキル、将来性、年収、そして案件情報について紹介します。 iOSエンジニアの仕事内容が気になる iOSエンジニアになるために必要なスキルや知識が何か気になる iOSエンジニアの年収や将来性が気になる という方は、ぜひ参考にしてみてください。 iOSエンジニアとは iOSエンジニアは、Apple社のモバイルオペレーティングシステムであるiOS向けにアプリケーションを開発するプロフェッショナルです。 iOSエンジニアは、アプリケーションの設計からテスト、リリース、そしてメンテナンスまで、アプリのライフサイクル全体に関与します。 具体的には、SwiftやObjective-Cなどのプログラミング言語を用いて、iPhoneやiPadなどのiOSデバイスで動作するアプリを設計・実装します。 また、UI(ユーザーインターフェース)やUX(ユーザーエクスペリエンス)の設計に携わることも多く、ユーザーに使いやすく魅力的なアプリを開発するスキルも重要です。 iOSのバージョンやデバイスは定期的に更新されます。 iOSエンジニアは、新しいiOSバージョンやデバイスの登場に対応するために、常に最新の開発ツールやテクノロジーに関する知識を保持している必要があります。開発したアプリケーションの品質向上やバグ修正などの保守対応も、iOSエンジニアの仕事です。 iOSエンジニアとは、ユーザーエクスペリエンスの向上と技術の進化を結びつけ、革新的なモバイルアプリケーションの開発に貢献するエンジニアです。 iOSエンジニアは、技術だけでなくコミュニケーションやチームワークも大切であり、両者のバランスを保ちながら成長していくことが求められると覚えておきましょう。 iOSエンジニアの仕事内容 iOSエンジニアはユーザーに価値あるアプリケーションを提供するため、設計からメンテナンスまで幅広い業務に携わります。 iOSエンジニアの仕事内容は、以下のとおりです。 アプリケーションの開発 Apple社から最新情報をキャッチアップ アプリ運用に必要なメンテナンス ここでは、それぞれについて紹介します。 アプリケーションの開発 iOSエンジニアの業務内容として1番重要なのは、アプリケーションの開発です。 アプリの開発には、iOSアプリとWebアプリの2つの方法があります。 iOSアプリはiPhoneやiPadなどのiOSデバイス向けのアプリで、WebアプリはWebブラウザで動作するアプリです。 iOSアプリは、ネイティブコードで構築されており、iOSデバイスのハードウェアやソフトウェアと密接に連携できます。 そのため、Webアプリに比べてパフォーマンスが優れていることや、ユーザーインターフェースがより洗練されている点が特徴です。 iOSアプリの開発には、SwiftやObjective-Cなどのプログラミング言語、Xcodeなどの開発ツール、そしてiOSのフレームワークやライブラリを使用します。 Webアプリは、HTML、CSS、JavaScriptなどのWeb技術で開発されており、Webブラウザで動作します。 そのため、iOSアプリに比べて開発が容易で、マルチプラットフォームに対応している点が特徴です。 しかし、iOSアプリに比べてパフォーマンスが劣ることや、ユーザーインターフェースがiOSデバイスに最適化されていないというデメリットもあると覚えておきましょう。 アプリの開発方法は、アプリの目的やターゲットユーザーを加味して決めるのが一般的です。iOSアプリは、パフォーマンスやユーザーインターフェースを重視するアプリに適しています。 一方でWebアプリは、開発の容易さやマルチプラットフォームへの対応を重視するアプリに適しています。 エンジニアとしての市場価値を高めたいのであれば、iOSアプリとWebアプリの両方に対応できるエンジニアを目指すのもいいでしょう。 Apple社から最新情報をキャッチアップ iOSエンジニアは、Apple社から提供される最新の情報に常にキャッチアップする必要があります。 Appleは定期的に新しいバージョンのiOSをリリースして、新しい機能やフレームワークを導入します。 Apple社から発信される最新情報の例は、以下のとおりです。 新しいiOSのリリース情報 新しいフレームワークやライブラリの情報 セキュリティに関する情報 iOSエンジニアは、これらの最新情報を理解して開発済みのアプリに影響がないか確認します。 iOSの更新内容によっては、アプリの修正が必要になることもあると押さえておきましょう。 アプリ運用に必要なメンテナンス アプリケーションの開発が終わった後も、iOSエンジニアの仕事は終わりません。 iOSエンジニアは、アプリのリリース後も、アプリの運用に必要なメンテナンスを継続する必要があります。 アプリの運用に必要なメンテナンスとしては、以下のようなものがあります。 アプリのアップデート バグの修正 セキュリティの脆弱性への対応 iOSエンジニアに必要なスキル iOSエンジニアになるために必要なスキルは以下のとおりです。 プログラミングスキル 開発環境に関する知識 英語力 これらのスキルは、iOSエンジニアとして活躍するために必要な基礎的なスキルです。 iOSエンジニアとしてのキャリアアップを目指している人は、まずは基礎的なスキルの習得からチャレンジしてみましょう。 プログラミングスキル iOSエンジニアにとって、プログラミングスキルは不可欠です。 主に使用されるプログラミング言語にはSwiftとObjective-Cがあります。 SwiftはAppleによって開発された近代的な言語で、直感的な文法と高速な実行性能を備えています。 一方、Objective-Cは以前から使われている言語で、既存のアプリケーションのメンテナンスやレガシーコードの取り扱いに必要です。 これらの言語に加え、データ構造やアルゴリズムの理解も重要です。 また、コードの品質を保つためのテストやデバッグのスキルも求められます。 プログラミングスキルの高さは、アプリの品質やパフォーマンスに直結します。 iOSエンジニアを目指す人は、まずプログラミングスキルを身につけましょう。 開発環境に関する知識 iOSエンジニアは、Xcodeという開発環境を使用します。 Xcodeは、Appleが開発した統合開発環境で、iOSアプリの開発に必要なツールがすべて揃っています。 iOS向けのアプリを開発するなら、まずはXcodeの使い方を習得しましょう。 また、Xcodeは、iOSシミュレータを用いてアプリの動作をテストできます。 iOSアプリを開発するには、実際のデバイスでの挙動を確認するスキルも必要です。 この他にも、Xcodeにはバージョン管理システムやデバッグツールといった機能も搭載されているので、合わせて理解しておくとよいでしょう。 Xcodeを活用して効率的にiOSアプリを開発しましょう。 英語力 iOSエンジニアは、英語を読み解く力が求められます。 Appleは英語で技術ドキュメントやアップデート情報を提供しており、これらの情報を正しく理解するためには、ある程度の語学力が必要です。 また、開発コミュニティやフォーラムでの情報交換やコードの共有も英語で行われることが多いため、コミュニケーション能力も重要です。 英語の語学力があれば、最新の技術情報にアクセスしたり、他のエンジニアと交流したりできます。英語力を身に着けてトレンドに強いiOSエンジニアを目指しましょう。 iOSエンジニアの需要と将来性 iOSエンジニアは、将来性のある職業です。 iOSデバイスの市場規模は年々拡大しており、iOSエンジニアの需要も高まっています。 iOSアプリ提供者は、トレンドやニーズの変化に合わせて、新しいアプリの開発や既存のアプリをアップデートする必要があります。 企業やクライアントと一緒にユーザーエクスペリエンスの向上やビジネス戦略を検討できるスキルがあると、より需要が高いエンジニアになれるでしょう。 このように、iOSアプリに対するユーザーの期待は高まり続けており、iOSエンジニアには以下のような多岐にわたるスキルと知識が求められます。 ユーザーインターフェースの向上 パフォーマンスの向上 セキュリティの強化 iOSアプリを開発するスキルだけではなく、より使いやすく安全なアプリを開発できるスキルを身に着けると良いでしょう。 また、Appleは定期的に新しいiOSバージョンやデバイスを発表しており、これに対応するアプリ開発が求められます。 これにより、iOSエンジニアは常に最新技術をキャッチアップして、アプリの互換性や最適化を保つ役割を果たします。 モバイルテクノロジーの進化が続く限り、iOSエンジニアの需要は高い傾向が続くと言えるでしょう。 iOSエンジニアには、新しい技術やトレンドに適応できる能力が求められるため、常にスキルの向上を意識し続けることが重要です。 iOSエンジニアの年収 求人ボックスによると、iOSエンジニアの平均年収は650万円です。 参考求人ボックス また、さまざまなフリーランスエージェントの案件を取りまとめているフリーランススタートによると、iOSエンジニアの平均月収は70万円です。 税金などの計算もあるので一概にはいえませんが、年収にすると840万円になります。 参考フリーランススタート ちなみに、国税庁による令和3年度の平均年収は443万円です。 iOSエンジニアの平均年収は、全給与所得者の平均年収よりも200万以上も高い水準ともいえるでしょう。 参考国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」 とはいえ、iOSエンジニアの年収は、経験や能力、所在地などによって異なります。 求人ボックスやフリーランススタートの統計を見ても年収が1000万円を超えている人もいます。 iOSエンジニアとしてのスキルや経験を積み上げて、さらなる年収アップを狙いましょう。 iOSエンジニアの案件情報 iOSエンジニアの案件は、実務経験やスキルによって大きく異なります。 このため、自分の経験やスキルに合った案件を探すことが重要です。 iOSエンジニアの案件情報は、以下のようなサイトで検索できます。 求人サイト 転職サイト フリーランスエージェント ここではいくつかの案件情報を紹介します。 あなたの希望にあった案件がないかチェックしてみましょう。 案件名 Swift/フルリモート/コンシューマ向けのアプリ開発 月額単価 〜660,000円/月 最寄駅 在宅 業務内容 【開発言語】Swift 【開発環境】Mac(M1チップ or M2チップ)での開発 APPStoreに公開するコンシューマ向けのアプリ開発です。 付随するデータ移行やWEB画面の開発もお願いすることがあるため、 今はできなくても柔軟に覚えて対応する意思があり、受け身ではなく自分から動ける方を募集しております。 基本スキル ・Swiftでの開発を一人称で行える方(目安として3年以上の経験) 案件名 iOS/Android/週3/フルリモート/自社大規模学習支援プラットフォームのネイティブアプリ開発 月額単価 〜550,000円/月 最寄駅 都庁前 業務内容 自社サービスである、「小学校向け教育のDX化推進プロダクト」において、 現在iOS/Androidで提供しているアプリの開発に携わっていただきます。 現在は20名ほどのチームで、うちエンジニアチームは4名でモバイルアプリ〜サーバーサイド〜インフラ領域までを幅広く担当しています。 基本スキル ・Kotlinを使ったAndroidアプリの開発経験 ・Swiftを使ったiOSアプリの開発経験 ・iOS/Androidアプリの長期間の保守・運用経験 案件について相談する まとめ iOSエンジニアは、AppleのiOSプラットフォーム上で動作するアプリケーションを開発します。 iOSエンジニアの仕事内容は以下のとおりです。 アプリケーションの開発 Apple社から最新情報をキャッチアップ アプリ運用に必要なメンテナンス iOSエンジニアに求められるスキルは以下のとおりです。 プログラミングスキル 開発環境に関する知識 英語力 iOSエンジニアは、ユーザーエクスペリエンス向上や新技術への対応を通じて、革新的なアプリを生み出すことが求められます。 Appleの新バージョンやデバイスの登場にも対応していく必要もあるため、市場価値や需要は高く、将来性のある職種といえるでしょう。 iOSエンジニアは、やりがいのある仕事ですが、技術的なスキルや知識が必要な職業です。その分、平均年収も高い傾向にあります。 今回紹介した内容を参考に、iOSエンジニアとしての一歩を踏み出してみましょう。 案件について相談する
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フルスタックエンジニアとは?【仕事内容や必要なスキルについて解説!】

フルスタックエンジニアに憧れているものの、どのように目指せば良いのか分からない、という方も多いのではないでしょうか。フルスタックエンジニアはITエンジニアのひとつの到達地点とも言えるポジションです。 本記事ではフルスタックエンジニアとは何かについて解説します。フルスタックエンジニアの仕事内容や必要なスキル、資格についてもまとめてあります。 本記事を読むことで、どうすればフルスタックエンジニアを目指すことができるのかについて理解することができるでしょう。フルスタックエンジニアに憧れを抱いている方はもちろん、エンジニアとしてのキャリアパスを考えたい方にもぜひ読んで欲しい内容です。 フルスタックエンジニアとは フルスタックエンジニアとは、文字通り幅広い領域の開発をフルに担当するエンジニアのことです。具体的にどの程度広い領域を担当するかは、企業によって異なります。たとえばWebアプリ開発の場合、フロントエンド開発とバックエンド開発の2つを担当することもあれば、1つのWebアプリの開発および運用・保守をまとめて担当することもあります。 フルスタックエンジニアは、ITエンジニアにとってひとつの到達点とも言えるでしょう。エンジニアのキャリアパスは大きく、スペシャリストとゼネラリストに分かれます。スペシャリストはマネジメントやコンサルタントなど経営に近い仕事にシフトしていくタイプであり、ゼネラリストは技術力を高めて開発現場の最高戦力として活躍するタイプです。フルスタックエンジニアは、ゼネラリストのもっとも分かりやすい例といえるでしょう。 フルスタックエンジニアの仕事内容 フルスタックエンジニアの仕事内容について解説します。仕事内容の例としては次のようなものが挙げられます。 フロントエンド開発 バックエンド開発 モバイルアプリ開発 ITインフラ関連の業務 フルスタックエンジニアは特にWeb業界で求められることが多いため、Web業界における仕事内容を中心に詳しく解説していきます。 フロントエンド開発 フロントエンド開発とは、Webブラウザに表示されたページを動かすプログラムを開発することです。具体的にはJavaScriptという言語を使って、ページにアニメーションを付けたりサーバと通信することでデータを取得・表示したりします。 フロントエンド開発ではHTML・CSSとJavaScriptのスキルが必要です。また、ユーザーにとって使いやすいページを作成するために、UI/UXの知識も求められます。 バックエンド開発 バックエンド開発とは、Webブラウザに表示するページを作成するプログラムを開発することです。具体的にはPython・PHP・Rubyなどの言語を使って、データベースやデータファイルなどからデータを取得し、Webページに埋め込んで表示させます。 たとえばECサイト開発する場合、ユーザーのポイント数や購入商品の種類など「その時によって変化するデータ」をデータベースから取得し、表示用に整形します。 バックエンド開発ではPythonなど言語が使われることが多いですが、最近ではバックエンドでもJavaScriptが使われることがあります。JavaScriptを使った方が、フロントエンドとバックエンドで異なる言語を用いなくて済むメリットがあるのです。 モバイルアプリ開発 モバイルアプリ開発とは、スマートフォンにインストールして使うアプリを開発することです。最近はスマホの普及率が高いため、スマホ用のアプリを別途作る会社は多くあります。たとえば、ECサイトもWebアプリだけでなくモバイルアプリも同時並行で作り、多くのユーザーを取り込もうとすることが増えてきました。 モバイルアプリ開発は大きく、Androidアプリ開発とiPhoneアプリ開発に分けられます。Androidアプリ開発ではJavaかKotlin、iPhoneアプリ開発ではSwiftが使われることが多いです。ただ、最近ではJavaScriptでAndroid用もiPhone用もまとめて作ってしまう事例も増えています。 ITインフラ関連の業務 会社によってはフルスタックエンジニアが、ITインフラ関連の業務も担当する場合があります。ITインフラとは次のような業務のことです。 サーバの構築・管理 ネットワークの構築・管理 データベース構築・管理 システムのセキュリティ対策 Webアプリを動かすためには、インフラ環境の整備が必要不可欠です。サーバ・ネットワークの構築やその後の運用・保守までできると、エンジニアとしての市場価値をさらに高めることができるでしょう。 フルスタックエンジニアに必要なスキル・知識 続いて、フルスタックエンジニアに必要なスキル・知識について解説します。必要なスキル・知識は次の3つです。 プログラミングのスキル OSに関するスキル クラウドサービスに関する知識 1つ1つの必要なスキル・知識について詳しく解説していきます。 プログラミングのスキル フルスタックエンジニアはシステム開発をメインに担当することが多いので、プログラミングのスキルは必須です。 プログラミング言語にはさまざまな種類がありますが、フルスタックエンジニアを目指す方が優先的に取得したいのはJavaScriptです。先程も解説しましたが、JavaScriptはWebアプリ開発におけるバックエンド・フロントエンド両方で使うことができます。さらに、モバイルアプリ開発でも使えるという汎用性に優れた言語です。 とはいえ、開発で用いる言語はもちろん案件によって決められているため、JavaScriptだけでは多くの案件に関わることはできません。そのためフルスタックエンジニアを目指す方はJavaScriptを主要スキルとして極めつつ、以下のような言語も扱えるようにしておくことが大切です。 Python PHP Ruby Java Kotlin Swift OSに関するスキル フルスタックエンジニアはOSに関するスキルも求められます。特にWebアプリ開発ではLinuxが使われることが多いので、Linuxを重点的に勉強すると良いでしょう。Linuxコマンドの使い方を始め、ログの確認方法やパッケージ管理、シェルスクリプトなどを学んでいきます。Linuxについて知識を深めることで、サーバの運用・保守や新規サーバの構築などの仕事にも携わることが可能です。 クラウドサービスに関する知識 フルスタックエンジニアにはクラウドサービスの知識も求められます。クラウドサービスとは、インターネット経由で提供されるサービスのことです。 AWS・GCP・Azureなどのクラウドサービスでは、サーバやデータベースといったシステム開発で必要なものも一通り提供しています。最近ではシステム開発を行う際に自社でサーバを運用するよりも、クラウドサービスのサーバを使うことが多いです。そのためフルスタックエンジニアは、クラウドサービスを使って環境を構築できるスキルが必要になります。 フルスタックエンジニアにおすすめの資格 フルスタックエンジニアを目指す方におすすめの資格は次のとおりです。 応用情報技術者試験 LinuC CCNA ITストラテジスト試験 これらの資格を取得することで、プログラミングやOS、クラウドサービスなどのスキルを幅広く身につけることができます。 エンジニアが資格を取得するメリットは、試験範囲に沿って学習するため偏りなく知識を身につけられる点です。独学で勉強すると、つい自分の興味ある範囲に偏ってしまいがちです。特定の分野に特化するのは1つの道ではあるものの、フルスタックエンジニアとは真逆の道になってしまうため、資格を通じて幅広いスキル・知識を身につけましょう。 フルスタックエンジニアの将来性 フルスタックエンジニアの将来性は、非常に高いといえるでしょう。 企業がフルスタックエンジニアを求める理由のひとつに、エンジニアの人材不足が挙げられます。日本はプログラミング教育が遅れていることもあり、ITスキルを持った人材が少ない傾向があり、中小企業にまで優秀な人材が行き渡らないことが多いです。ただ、フルスタックエンジニアが社内に1人いれば、その人に仕事を任せることができ、新しく人材を雇わなくて済む可能性があります。 また、フルスタックエンジニアを雇うことで、コミュニケーションコストを削減できるのもメリットです。たとえばWebアプリ開発を行う場合、通常はフロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアがお互いの進捗を共有しながら進めていく必要があります。フルスタックエンジニアが両方の開発を担当することになれば、進捗共有にかかるコストがいらなくなり、開発スピードを高めることが可能です。 フルスタックエンジニアの年収 フルスタックエンジニアと一口にいっても幅広いため、参考となる明確な年収データは存在しません。ただ、フルスタックエンジニアは年収1,000万を超える場合も多いと予想されます。 フリーランスエージェントのテクフリには、フルスタックエンジニアの案件が113件掲載されています(2023年7月26日時点)。そのうち月単価が100万円を超える案件は20件となっております。 フルスタックエンジニアは幅広い領域を担当できる分、年収が高くなるのも当然のことと言えるでしょう。ただし、幅広い領域を担当するには当然幅広いスキル・知識が必要になるため、フルスタックエンジニアを目指すのは容易ではありません。 フルスタックエンジニアをキャリアのゴールとするなら、若手のうちから幅広い開発分野に興味を持つと共に、自主的な勉強を積み重ねていく必要があるでしょう。 フルスタックエンジニアの案件情報 最後に、フルスタックエンジニアの案件情報についてまとめました。フルスタックエンジニアはどのような案件に関わることが多いのか知っておきましょう。 案件名 PHP/Laravel/フルリモート/電子契約Saasの設計と開発 月額単価 〜770,000円/月 最寄駅 曙橋 業務内容 電子契約Saasの設計と開発作業を担当していただきます。 また新規サービスの世界初のワンデジタル署名及び機能追加開発にも携わっていただきます。 【具体的業務】 toB向けのフルスタック開発を担当(メイン業務) オープン系技術による、フロント/バックエンド、WebAPIの開発 アーキテクト選定/基本設計/詳細設計/製造/単体テスト、運用保守まで スキルとプロジェクトによって基本設計、技術担当として社内企画担当と業務を検討していただきます。 基本スキル ・ PHP及びLaravelの開発経験(3年以上) ・コードレビューの実務経験 ・基本設計、詳細設計におけるドキュメント成果物の作成経験 案件名 PHP/Webインフラ全体を管理するフルスタックエンジニア 月額単価 〜660,000円/月 最寄駅 フルリモート 業務内容 【主に行う業務】 システムエンジニア(SE)として、以下業務内容をご担当いただきます。 ・Web開発チームのリーダー ・システム全体が設計・構築されていることの確認 ・RESTAPIの設計と構築 ・フロントエンドのUIと構築されたAPIの統合 ・全体的なウェブアーキテクチャの設計と実装 ・データベースの設計とデプロイメント ・継続的インテグレーションとデプロイの設計と実装 基本スキル ・開発経験(5年以上)がある方 ・JavaScriptやHTML/CSSでの開発経験がある方 ・PHPでの開発経験がある方 ・MySQLでの開発経験がある方 ・コーディングができる方 フリーランス案件について相談する まとめ 本記事ではフルスタックエンジニアとは何か、について解説しました。フルスタックエンジニアの仕事内容や求められるスキル・知識などがお分かりいただけたかと思います。 フルスタックエンジニアに求められるスキル・知識は膨大なため、いきなりフルスタックエンジニアを目指そうとしても挫折してしまう可能性が高いかもしれません。現在エンジニアとして働いている方は、自分の担当領域を少しずつ広げていくことを意識することが大切です。 フルスタックエンジニアを目指す方もそうでない方も、将来どのようなポジションで働きたいかイメージし、そのポジションに就くために必要なスキル・知識を整理してみましょう。
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