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インフラエンジニア

インフラエンジニアの将来性は? 年収1,000万円って本当?

techcareerで独自に調査しただけでも、「エンジニア」と名のつく職種は21種類もあります。これだけ数があると、自分がどんな分野で活躍したいのか、どの職種が自分に合っているのかを見極めるのは非常に困難なものとなるでしょう。 そこでこの記事では、エンジニア系職種の中でも「インフラエンジニア」にフォーカスを当て、その仕事内容や転職するにあたって身に付けておくべきスキルなどをご紹介していきます。 テクフリでフリーランス案件を探してみる インフラエンジニアの仕事内容 水道・電気・ガスといったライフラインや、街中にある道路や信号のことを、それぞれ業界ではインフラと呼びます。日本語で「土台」「基礎構造」を意味する言葉で、IT業界に限っていえば、コンピューターやサーバー、通信回線などをインフラと呼びます。 つまりメールやSMS、ゲームアプリなどのITサービスの土台を形作るハードウェア・ソフトウェアのことですね。私たちが水道や電気がなければ生きていけないようにインフラエンジニアの存在なくしては、ITサービスは実現なし得ません。 IT業界の根幹を支えるポジションでもあることからどんな会社に入っても重宝される存在といえます。 具体的な仕事内容としては。主に3つのジャンルに分類されます。 まず1つ目に「設計」の段階です。ITインフラの構築には、多くのスタッフが協力してチームの力を活用することが不可欠。1人のエンジニアの手では完成せず、必ず多くのメンバーとプロジェクトを共有する必要があるわけです。 そのプロジェクトメンバーと方向性を共有し、円滑な業務を実現するために「設計書」を作成する必要があるのです。この設計書の作成がインフラエンジニアの会社の仕事です。 インフラエンジニアの2つ目の仕事は、実際の「構築」作業です。あなたが新しいスマホやパソコンを購入した後は、必ず初期設定を行う必要がありますよね。この初期設定が、インフラエンジニアにとっての構築作業とイメージするとよいでしょう。 Wi-Fiルーターやキーボードを用意したり、電源コードやLANケーブルの配線を考えたりした経験がある人は多いと思いますが、そうした作業の規模を大きくしたものがインフラエンジニアの業務内容です。 そしてインフラエンジニアの最後の仕事が、構築したITインフラの「運用」作業です。基本的に24時間365日、休まず稼働するのがITインフラの特徴ですので、適切なメンテナンスを行って障害が起こらないように保守する必要があります。 具体的には、ハードウェアの故障や操作ミスなどのヒューマンエラー、アクセスの過集中など、トラブルが起こりうる原因はさまざまです。その100%を防止することは現実的ではありませんので、トラブルが発生した際、即座に原因の特定と復旧作業に取り組む責任が課されます。 インフラエンジニアの年収 インフラエンジニアの年収は他のエンジニア系職種よりも若干高めの水準となるようです。20代でもおよそ400万円の報酬が得られ、30代になれば約500万円、技術と経験を兼ね備えた40代になると600万円以上の年収が期待できます。 インフラエンジニア全体の年収としては、500万円弱となりそうです。インフラエンジニアはIT業界に属する会社にとって必要な存在であるため、業界内でも特に慢性的な人手不足にあります。 これを背景として年収水準は年々上昇傾向にありますので、これ以上の年収を手にする人も少なくありません。プロジェクトのマネジメントスキルやコミニュケーション能力を兼ね備えた人材であれば、年収1,000万円の大台を目指すことも十分可能と考えられます。 テクフリでフリーランス案件を探してみる インフラエンジニアに必要なスキルと資格 インフラエンジニアにまず不可欠なのは、チームメンバーと円滑な意思疎通を図るためのコミニケーション能力です。基本的にチームでの作業となるインフラエンジニアは、周囲のスタッフとの連携を取り、チームワークを重視して仕事を進めることが欠かせません。 加えて、海外のハードウェアやソフトウェアを扱う機会が多くなることから、IT系の専門用語を読み解けるだけの英語力を身に付けておくとよいでしょう。トラブルシューティングの際に英語を使った検索能力を発揮することで、迅速な復旧作業にも役立ちます。 米国Cisco Systems社による認定資格「CCIE」や、Oracle社による「Oracle Master」、といったIT関連の資格を入手しておくと、転職に有利となるでしょう。「ITパスポート試験」「基本情報技術者試験」に挑戦することも、インフラエンジニアとして働くにあたってプラスに働くはずです。 インフラエンジニアになるにあたって特定のプログラミング言語は特に必要とされませんが、インフラエンジニアと密接な関係を持つサーバーエンジニアが用いる言語については、一定レベルまで習得しておくと、社内でのコミニケーションが円滑になると予想できます。 具体的には、「Java」「PHP」「Ruby」といった言語の知見を持っているとよいでしょう。もちろん、インフラエンジニアとして不可欠な、ネットワークやサーバーに関する基礎知識の習得を優先してもらって構いません。 インフラエンジニアが活躍できる業界は? ITインフラの土台を支えるという意味では、インフラエンジニアが活躍できる場はIT業界全般といえます。ゲーム会社やアプリ制作会社、Webサービスに携わる会社など非常に多くの会社から需要が見込まれます。 とはいえ、今やITの力なくして企業活動を行える会社はほとんどないと言えることから、IT業界以外の場でも実力を発揮できると予想できます。例えば物流企業や保険会社、電気メーターといった企業でもインフラエンジニアの求人募集があるようです。 インフラエンジニアとしてまたなく続ける限り、それまでに培った技術や経験は必ずどこかで活かすことができます。IT以外の業界で働いたことがある人であれば、特に重宝される人材となることも可能でしょう。 今後の需要がなくなることがない分野でもあることから、一生の仕事として選ぶことも難しくありません。 インフラエンジニアの将来性は? 現在も高い需要を記録しているインフラエンジニアですが、そのニーズは今後さらに高まることはあっても、低くなることは考えにくい職種です。ITの導入が比較的進んでいない中小企業でもインフラエンジニアの必要性が認知されてくれば、爆発的に需要が増えることも予想できます。 土台を支えるという重要な役割を担っているだけに、エンジニア系の職種の中でも特に安定性を見込めるポジションです。 一方でインフラエンジニアの先行きについて悲観的に考える意見もあります。というのもクラウド化や仮想化が普及し、自社内に物理的なITインフラを構築する必要性が下がってきているという見方ができるからです。 確かに、昨今のクラウドサービスの急速な発展は特筆すべきものがありますが、だからといってインフラエンジニアの需要が減るとは限りません。なぜなら、病院や金融機関、官公庁といったインターネットに接続されない環境で用いるIT機器も数多くあるからです。 それでも、インフラエンジニアとして長く活躍したいと心から願う場合には、日進月歩の勢いで発展するIT業界の最新動向を常にチェックし、自身のスキルアップを怠らない姿勢が必要となるでしょう。 まとめ この記事では数あるエンジニア系職種の中でも、インフラエンジニアという種類について仕事内容や年収情報などをご紹介してきました。この分野に興味がある人であれば知っておいて損はない情報だと思います。 ここで紹介したようなスキルを身に付けて、ニーズのある業界に履歴書を送ることで、あなたの理想のポジションを勝ち取りましょう。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
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データサイエンティストに役立つ資格6選! 資格取得のメリットや将来性について解説します

データサイエンティストとは、顧客の課題を解決するために、データの収集や分析を行うスペシャリストです。主に以下のような顧客の課題解決に貢献します。 効果的なマーケティング戦略やターゲット選定をしたい 需要や売上を予測したい ユーザーの嗜好や行動データを分析してパーソナライズな商品を提供したい 高度な知識やスキルが必要とされるデータサイエンティストを目指すエンジニアにとって、適切な資格を取得することは重要なステップです。この記事ではデータサイエンティストに役立つ資格やそのメリット、将来性、年収、そして案件情報について紹介します。 データサイエンティストに興味があり、データ分析関連のスキルを身につけたい 既にデータサイエンスやデータ分析の仕事をしているが、さらにスキルや知識を向上させたい データサイエンスの将来性や収入の展望について興味がある という方はぜひ参考にしてみてください。 関連記事:データサイエンティストの平均年収や必要なスキルを徹底解説! テクフリでフリーランス案件を探してみる データサイエンティストとは データサイエンティストは、ビッグデータや複雑なデータセットから有用な情報を抽出し、ビジネスに活かす職業です。データの収集・分析・解釈のスペシャリストとして、データサイエンス、統計学、機械学習などの知識とスキルを駆使してビジネスの課題を解決します。 また、データサイエンティストはプログラミング、統計学、機械学習、データベースなどのスキルを持つことが求められます。データサイエンティストを目指すためには、これらの知識が身につく資格や実務にチャレンジすると良いでしょう。 データサイエンティストに役立つ資格 データサイエンティストに必要な知識とスキルを身につけるのに役立つ資格には、以下のようなものが挙げられます。 基本情報技術者試験 統計検定 データベーススペシャリスト試験 G検定・E資格 データサイエンティスト検定 オラクルマスター 資格を取得することで、データサイエンティストとして活躍するための転職や昇進に有利になることもあるでしょう。資格を取得するメリットについては後ほど詳しく解説しますが、まずはそれぞれの資格について紹介します。 基本情報技術者試験 基本情報技術者試験は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験です。ITに関する基礎的な知識と技能を有する技術者を認定する試験になります。データサイエンティストは、ITに関する基礎的な知識も必要とします。基本情報技術者試験は、以下のようなITに関する幅広い領域にわたる知識が問われる試験です。 ネットワーク データベース プログラミング システム開発 基本情報技術者試験に合格することで、ITに関する基礎的な知識が身に付き、データサイエンティストとしてのスキルアップにつながります。 統計検定 統計検定は、日本統計学会が主催する統計学の試験です。統計学の知識とスキルを評価するための資格試験になります。データサイエンティストはデータの分析やモデリングで統計手法を使用するため、統計学の基礎知識は必須です。 この試験は、統計学の基本的な理論や応用に関する知識をテストし、統計データの扱い方や解釈方法を評価します。統計検定を通して統計データの扱い方を習得することで、データサイエンティストの業務にも活かせるスキルが身につくでしょう。 データベーススペシャリスト試験 データベーススペシャリスト試験は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験です。データベースの設計・構築・運用・管理に関する高度な知識と技能が問われます。データサイエンティストは、データベースを効果的に活用して、データの分析や解釈を行います。データベーススペシャリスト試験に合格することで、データベースの知識とスキルが身に付き、データサイエンティストとしてのスキルアップにつながります。 データベーススペシャリストは、IPAが主催する情報処理技術者試験のひとつで、基本情報技術者試験よりも難易度が高いです。合格すると転職や案件応募のときのアピールポイントにできるので、頑張って合格を目指しましょう。 G検定・E資格 G検定やE資格は、一般社団法人日本ディープラーニング協会が主催する資格試験です。G検定は、データサイエンスの基礎知識を問う資格試験で、E資格はディープラーニングを扱うエンジニアに必要な知識を問う資格試験になります。 G検定は、データサイエンティストに必要な知識を幅広く網羅しており、マネージャーやエンジニアなど、データサイエンスに関わる全ての人に役立つとされています。また、E資格はディープラーニングの理論を理解して適切に扱えるスキルの証明になる資格です。どちらもデータサイエンティストに必要なスキルであるといえるでしょう。 データサイエンティスト検定 データサイエンティスト検定は、一般社団法人日本データサイエンティスト協会が主催する、データサイエンティストの能力を測る資格試験です。データサイエンティスト検定は、データ分析や機械学習などの技術的な知識だけでなく、ビジネス的な視点からの問題解決能力も問われます。データ分析を通して顧客の課題を解決する、データサイエンティストに適した資格といえるでしょう。 オラクルマスター オラクルマスターは、オラクル社が認定するデータベース技術者向けの資格です。オラクルのデータベース技術に関する知識とスキルを認定する資格になります。オラクルはビジネスにおいて広く使用されているデータベース管理システムです。 データサイエンティストが企業でデータベースを操作・管理する際には、オラクルの知識と経験が求められる場合があります。また、オラクルに限らず他のデータベースを扱うときにも必要なSQLなどの問題も出題されるため、データサイエンティストとしてデータベースのデータを扱うスキルを身に着けたい人におすすめの資格です。 データサイエンティストが資格を取得するメリット データサイエンティストが資格を取得するメリットとしては、おもに以下の点が挙げられます。 スキルの証明になるため自己アピールできる 高度な知識や技術を体系的に学べる 新たな機会の創出につながる スキルの証明になるため自己アピールできる データサイエンティストとしての資格を取得することで、自分のスキルや知識を客観的に証明できます。資格は企業やクライアントに対して、データ分析やモデリングなどの業務において高いレベルの能力を持っていることを示すものです。資格を保持していることは、転職や昇進の際に大きなアピールポイントとなります。 資格を取得することで、自分のスキルを向上させるモチベーションにもなるでしょう。自分のスキルや知識を第三者に認めてもらう手段として、資格取得を活用するのもよいでしょう。 高度な知識や技術を体系的に学べる 資格取得のための勉強では、データサイエンスの高度な知識や技術を体系的に学べます。例えば、統計検定を取得することで統計学の知識が深まります。資格取得のための勉強をすることでデータサイエンスの基礎を固めて、より高度なスキルが身に付きます。専門的な知識を学んで習得することによって、プロジェクトや案件で特定の分野において、より専門家としての役割を果たせるようになるでしょう。 新たな機会の創出につながる データサイエンティストとしての資格を持つことで、新たな仕事や研修の機会につながる場合もあります。企業や組織がデータサイエンスに取り組む際に、持っている資格はあなたの能力を判断する材料のひとつになります。 また、資格を取得することで、データサイエンスの分野で活躍している人々とのネットワークを築けることもあるでしょう。資格の取得や資格取得のための勉強をとおして人脈を広げることで、キャリアアップやビジネスチャンスにつながります。 テクフリでフリーランス案件を探してみる データサイエンティストの将来性 データサイエンスの需要は急速に成長しており、将来的にもその需要は高まると予測されています。データサイエンスの分野は急速に進化しており、新たな技術や手法が日々開発されています。機械学習、人工知能、ディープラーニングなどの技術が進歩して、より高度な予測モデルやデータ分析手法が生まれているのです。これにより、データサイエンティストとして、より複雑な問題に取り組むことが求められるようになるでしょう。 また、ビッグデータの急速な増加もデータサイエンティストの需要を推進しています。インターネット、ソーシャルメディア、センサーデバイスなどから生成される大量のデータが存在し、そのデータから価値を引き出すためにはデータサイエンスの専門知識が必要です。企業や組織はデータ駆動型の意思決定を行いたいと考えており、データサイエンティストはその需要を満たすために重要な存在です。 データの重要性がますます認識され、データに基づいた意思決定がますます求められるようになるにつれて、データサイエンティストの需要も高まります。さらに、データサイエンティストは幅広い業界でキャリアを築けるという特徴もあります。データ分析を必要とする業界は、以下のようにさまざまです。 マーケティング 金融 ヘルスケア エネルギー 交通 小売り データサイエンティストとしてスキルや経験を積むことで、幅広い業界から求められる市場価値の高い人材となるでしょう。ビッグデータの利活用や機械学習の進展により、企業や組織はますますデータサイエンティストの専門知識とスキルを必要としています。データサイエンティストの将来性は非常に高く、今後も需要が増え続けるでしょう。 データサイエンティストの年収 データサイエンティストの年収は、経験や業界などによっても異なります。しかしデータサイエンティストは需要が高いため、他の職種と比べても高い年収を期待できる職業です。データサイエンティスト協会が2020年に実施したアンケートによると、データサイエンティストの平均年収は791万円でした。 参考:データサイエンティストのリアル データサイエンティストはデータ分析や機械学習などのスキルを持ち、企業のビジネスに貢献することが期待されています。そのため、高いスキルを持つデータサイエンティストは、高い年収を得られる可能性があります。先ほど紹介したデータサイエンティストに役立つ資格も参考に、スキルや知識を増やして、年収アップを目指しましょう。 まとめ データサイエンティストとは、データを分析して企業の課題解決に活用する専門家です。今回はデータサイエンティストに役立つ資格として、以下の6つを紹介しました。 基本情報技術者試験 統計検定 データベーススペシャリスト試験 G検定・E資格 データサイエンティスト検定 オラクルマスター 資格を取得するメリットとしては、専門知識の獲得やスキルの証明、就職や転職の際にアピールポイントになる点が挙げられます。ビッグデータの増加や技術の進化により、データサイエンティストの役割はますます重要となっています。データサイエンティストの将来性は高く、需要が拡大していくでしょう。今回紹介した内容を参考に、データサイエンティストに役立つ資格を取得して、データ分析のスペシャリストを目指しましょう。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
働き方

SESはやめとけと言われる理由とは?メリットとデメリットを整理して考える

IT業界では様々な種類のエンジニアが働いており、業種・職種で呼び名が変わってきます。まず、IT業界ではインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界の4つに分類できます。 インターネット・Web業界では、Webエンジニアと呼ばれる方が働いている場合が多く、Webサービスの設計・開発を行います。また、Webエンジニアの中でも、インフラエンジニア・バックエンドエンジニア・フロントエンドエンジニアなど様々に分かれています。 一方で、情報処理サービス業界では開発したシステムをお客さん先に導入していく場合が多く、客先常駐の案件が多くなっています。客先常駐で働くエンジニアの方はSESエンジニアと呼ばれており、Webエンジニアとよく対比で説明がなされることが多いです。 というのも、Webエンジニアは自社サービスの開発を行い、SESエンジニアは他社のシステム開発をメインで行っていくからです。巷では、SESエンジニアよりもWebエンジニアとして働く方が良いという評判が多く、SESエンジニアは批判の対象となることが多いです。 果たして「SESエンジニアとして働くことは辞めておいた方が良いのか?」「どんな人がSESエンジニアに向いているのか?」ということについてSESエンジニアに焦点を当てて、詳しく見ていきます。 関連記事:SESと派遣の違いは?それぞれのメリットやデメリットを解説 テクフリでフリーランス案件を探してみる SESとは SESとはSystem Engineering Service(システム・エンジニアリング・サービス)の略で、システム開発における客先常駐を主に指します。お客様先に出向いて、お客様の現場でシステム開発を行うというイメージです。 SESとして仕事をする場合は準委任契約という形態で契約を結びます。仕事の指揮命令はクライアント側ではなく、ベンダー側がすることになっています。つまり、所属している企業から「このような案件に入ってください」とお願いをされ、仕事内容に関しても所属している企業から指示があります。エンジニアが1ヶ月に○○時間働くという契約を行い、その契約に対して報酬が支払われます。スキルや経験によって、同じ時間働いても貰える報酬が変化します。 一方でクライアントが要求していることは、エンジニアが何時間働くかということよりもその成果物です。特にフリーランスとして案件を契約する場合は、時間ではなく成果物に対して契約が起こる場合があります。1つの成果物に対して報酬が支払われるということです。このように時間に対して報酬が支払われるということはSESの大きな特徴です。 SESの誤解に多いのは? SESエンジニアはWebエンジニアと比較されることが多く、巷の評価としてはWebエンジニアの方が良い、SESエンジニアの方が悪いと言われることが多いです。というのも、SESを行う一部の企業では質の低い仕事を繰り返し行う場合があったり、偽装請負を行っている企業があったりするのも事実です。 一方で、Web系の企業では私服での勤務がOKだったり、出勤時間がフレキシブルで残業がほとんど無いという企業も多くあります。そうした極端な例で比較され、SESが批判されがちです。ただ、SESを行う企業でもスキルアップに意欲的な企業や労働環境の良い企業はもちろん多数あり、問題のある企業の方が淘汰されていくのは明らかです。また、WebエンジニアよりもSESエンジニアとして働くメリット、派遣よりもSESエンジニアとして働くメリットは多く存在し、どちらにも良さや悪さはあります。 SESのメリット・デメリットは? SESのエンジニアとして働くことのメリット・デメリットについて、SESと自社開発企業、SESと派遣という2軸で比較していきます。 SESのメリット 常駐することによって、お客様とのコミュニケーションロスやミスが起きる可能性を減らせるため、システム開発において常駐という形態を取る企業は多くなっています。そのため、働くエンジニア側からしてもお客様の要求に柔軟に応える姿勢やお客様と会話するためのコミュニケーションスキルが身につきやすいというメリットがあります。 また、自社開発をする企業にてエンジニアとして働くことと異なり、プロジェクトごとに仕事をするため、プロジェクトが終われば新しいプロジェクトへ参加ができます。そのため、様々な経験が積めて、様々な技術が手に入るというメリットがあります。派遣のエンジニアとして現場に入る場合と比べても、派遣の場合は業務の指揮を取るのはお客様ですが、SESの場合は自社の上司が指揮を取ることになるので、プロジェクト内でのコミュニケーションが取りやすく、評価も公平であると言えます。 また、SESに開発をお願いする企業は自社でエンジニアを束ねる人材・環境が不足している場合が多く、SES開発ではマネージメントやリーダーとしての活躍を期待され、裁量を持って仕事出来る場合は多いです。成長を望むエンジニアには大きなメリットと言えるでしょう。それに比べて派遣ですと、お客様から派遣の方へ業務の指揮をすることになるので、お客様が特定の業務を切り出し、その業務を進めるという形で仕事を行います。そのため、派遣ですとSESに比べて裁量を持てないことが多いです。 SESのデメリット 自社開発の場合と異なり企業のシステム開発の一部に携わることが多いので、プロジェクトを最後まで見届けられない事がデメリットといえるでしょう。様々なプロジェクトで経験と技術は身につきやすいですが、明確なキャリアプランを持っておかないと特定の領域の経験や技術が身に付きづらいのもデメリットです。 また、SES契約と派遣の区別がつかない担当者が、SES契約のエンジニアに指示を出してしまい、偽装請負化するリスクがあります。その他には特定の開発が終わるまで帰ってはいけないという圧力がお客様からかかる場合があります。SESでは、契約において業務完遂を保証しておらず、集合時間・終了時間などの「拘束時間の決定」も業務上の指示となっており、クライアント企業が命令する権限がありません。これはSESとの契約内容を無視している発言であるので、しばしば問題として取り上げられることがあります。 SESに向いている人は? SESに向いている人をズバリ挙げると、「様々なプロジェクトを経験したい人」「クライアントとのコミュニケーションを大事にする、コミュニケーション力を上げたい人」「プロジェクトのマネージメントをいち早く経験したい人」です。 SESを行う企業の中ではクライアントのコンサルティングまで携われる企業もあります。よりクライアントとの距離感を大事にし、コミュニケーション力や問題特定・解決のちからをつけたいという方にはコンサルティングまで行っている企業も視野に入れていくと良いでしょう。 Webエンジニアと違って、クライアントとの距離が近いSESエンジニアだからこそ積める経験と言えます。 まとめ:どちらにも良さや悪さはある SESはやめとけ! 巷でなぜ嫌われるのか? 本当のところを教えて というテーマで今回はお伝えしました。いかがだったでしょうか? 今回お伝えしたかったことは以下のとおりです。 問題のあるSES企業の一面が大きく捉えられがちなので、SESは辞めたほうが良いという噂が巷で流れている WebエンジニアよりもSESエンジニアとして働くメリット、派遣よりもSESエンジニアとして働くメリットは多く存在し、どちらにも良さや悪さはある 「様々なプロジェクトを経験したい人」「クライアントとのコミュニケーションを大事にする、コミュニケーション力を上げたい人」「プロジェクトのマネージメントをいち早く経験したい人」はSESに向いている この記事を読んで、SESに向いている・向いていないという適性が自分の中で落とし込むことができたでしょうか。SESにも良さ・悪さがあるので、メリットとデメリットを比較した上で、SESエンジニアとしての道を検討してみてください。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
働き方

SESと派遣の違いは何?契約内容の違いからメリット・デメリットまでレクチャー!

SESエンジニアと派遣エンジニアは、どちらもクライアント企業のオフィスで働くことが多いですが、まったく異なる存在です。その点は皆さん、理解していると思います。 ですが、実際なにが違うのかを問われると、説明できない方が多いと思います。 そこで今回は、SESエンジニアと派遣エンジニアの違いを解説すると同時に、「SESと派遣どっちが良いのだろう?」と悩んでいる方向けに、簡易的ではありますがチェックシートもご紹介いたします。 テクフリでフリーランス案件を探してみる SESと派遣の違いを解説 まずはSESと派遣のビジネスモデルの違いから理解しましょう。 SESはシステム・エンジニアリング・サービス(System Engineering Service)の略で、簡単にいうと「ITエンジニアが必要な仕事を外注したクライアント企業に対応するサービス」です。SESエンジニアは、クライアント企業から外注契約を受注したSES企業の責任・指揮下で仕事を行います。 対して、派遣こと労働者派遣事業は、「クライアント企業の人材提供依頼に応じて、自社で雇用する労働者を派遣するサービス」になります。派遣のエンジニアは、派遣先企業の責任・指揮下で仕事を行います。 一番の違いは 作業者に対して指示を出せるのは誰か?ということです。 SESエンジニアに対して、SES企業ではなくクライアント企業が直接、指揮しており、事実上、派遣エンジニアとして運用している状態は違法となります。これが偽装請負です。 SESと派遣の違いは、契約を見るとよりわかりやすくなります。そこで両者の契約について見ていきたいと思います。 SES契約について まずは、簡単な方のSESから見ていきましょう。SESの契約は以下の二方向のみです。 雇用契約・労働契約:SES企業⇔SESエンジニア SES契約:クライアント企業⇔SES企業 雇用契約とはお給料や福利厚生について雇用主と労働者で合意して取り交わされる契約です。対して、労働契約は、労働者と使用者(その労働者を実際に働かせる人・組織)の間で労働条件について取り交わすものです。 SESエンジニアとクライアント企業の間に繋がりがないため、直接指示できないのが、良く分かるかと思います。 SES契約におけるメリット・デメリット さて、SES企業で働くSESエンジニアの“身分”についても確認しておきましょう。基本的にSESエンジニアはSES企業の正社員です。安定感がありますし、会社の中で等級や役職を上げることで年収アップにも繋がります。ただし、会社の一員として組織のルールには厳格に従う必要がある、というデメリットもあります。 特に次の案件への異動でそれが顕著になります。会社の仕組みや規模がどれほど整っていても、本人の意思に反した案件へアサインされることがあります。スキルアップのために、今まで経験のない技術領域に挑戦したいと思っていても、会社として、その新たな技術領域に進出しない方針であれば、その願いは叶えられないでしょう。 私の知り合いの中には「ある案件に携わりたくて、そのSES企業に入ったが、その案件終了後に行くように言われた案件が納得いかず転職した」という方もいます。 テクフリでフリーランス案件を探してみる 派遣契約の仕組みとは? 続いて、派遣の契約について見ていきましょう。派遣の契約は以下の通り、黄色の矢印の三方向になります。 派遣契約:クライアント企業⇔派遣企業 雇用契約:派遣企業⇔派遣エンジニア 労働契約:クライアント企業⇔派遣エンジニア SESの場合は雇用主も使用者も受託企業が請け負っていましたが、派遣の場合は雇用主が派遣企業、使用者がクライアント企業と分かれています。 そのため、派遣エンジニアの契約は派遣企業と取り交わす「雇用契約」、クライアント企業と取り交わす「労働契約」の二つになります。 派遣契約におけるメリット・デメリット 派遣企業と契約する際に、気を付けたいのは、一言で派遣と言っても「登録型(一般派遣)」と「常用型(無期雇用派遣)」の二種類があるという点です。 登録型はクライアント企業から人材派遣の依頼に応じて、登録者の中から適切なメンバーを提供するタイプの派遣です。登録型の場合、登録者の方で案件の選り好みができる、というメリットがある一方、案件に参加していない“待機状態”時は収入がゼロになる、というデメリットもあります。 もう一つの「常用型(無期雇用派遣)」は、ある現場で長期間働けることを前提に、毎月一定の給与が支払われるタイプの派遣です。“待機状態”になって収入がゼロになるリスクはなくなります。ただし、派遣企業ごとに異なりますが、通常、年齢制限や正社員の採用試験に準じた選別テストをパスしなければならないなど、制約が設けられていることが多いです。 それだけだと「常用型(無期雇用派遣)」は登録型派遣とSESの良いとこ取りに聞こえるかもしれませんが、結局は派遣社員であって正社員ではありません。派遣切りに合うことも考えられます。 しかも、常用型の派遣社員の方が待機状態になった場合、派遣企業からすれば、“ただ飯喰らいの給料泥棒”です。一刻も早く、どこかの現場に入るようにとプレッシャーをかけられがちです。最悪の場合、本人の気が進まない現場に入れられることもあります。 いずれにせよ、派遣社員はあくまで非正規労働者です。クライアント企業の正社員と同じ仕事をしていても、基本的には正社員のように昇給や昇進はありません。「余計な責任を負わずに済む」「身軽である」と言えますが、年収アップは難しいといえます。 また、クライアント企業が派遣社員との契約を5年以上更新する場合、派遣社員がその会社に無期労働契約を申し込むことができる「5年ルール」が労働契約法によって定められています。 逆に言えば、それより短い期間であれば、いつでも派遣切りできる、ということになっています。様々な現場を渡り歩ける、と言えますが、環境や立場が安定しないとも言えます。 無機転換ルールについて:厚生労働省 – https://muki.mhlw.go.jp/ 自分はどちらに向いているのか?簡易チェック! SESと派遣どちらの方が向いているのか判断材料となる6つの質問をご用意いたしました。 [価値観] ①収入よりもワークライフバランスが重要だ。 ②一つの技術領域を高めるよりも、様々な技術領域に触れてみたい。 ③仕事でステータスが上がって責任が増えると、嬉しさよりも、苦しさを感じる。 ④正社員という肩書にこだわりはない。 [性格] ⑤自分は新しい環境への適応力が高い。 ⑥自分は対人ストレス耐性が高いと思う。 6つの質問のうち、4つ以上が「はい」であれば、派遣向きと言えます。 質問の趣旨を解説すると、①~④の質問は働き方の価値観を確認するものです。派遣社員は正社員ではありませんから、派遣社員という肩書に負い目を感じる人にはおすすめできません。 また、すでにご紹介いたしましたが、派遣社員は非正規労働者として、出世は望めず、給与も上がりにくいです。ただし、その分、プライベートを充実させることが可能です。そして、組織のルールに縛られず、好きな案件に入れる余地があります。 ⑤と⑥は性格について質問するものです。派遣社員の場合、3年に一度は現場が変わって、人間関係もリセットされてしまいます。そのことが、どの程度心理面に影響するのか確認する内容です。 もちろん、SESでも配置転換、人間関係のリセットはあります。しかし、SESは同じ会社のメンバー数名でチームを組んで働きますし、クライアント企業の担当者との折衝はリーダーが担ってくれる(はず)です。 しかし、派遣は同じ会社の仲間と言っても、先輩・後輩という概念が成立しません。また、個々の派遣社員が直接、クライアント企業の担当者と仕事をする必要があるので、より心理的なストレスを感じやすいのです。 まとめ:SESと派遣の違いは説明できないとダメ! 何度もお伝えしていますが、SESと派遣はまったく異なるものです。 その違いがわからないままSESや派遣で働きだしてしまうと、思い浮かべていたキャリアプランと異なる仕事を行う羽目になったり、偽装請負にも触れましたが、思わぬトラブルに巻き込まれたりする可能性があります。 SESと派遣の違いをしっかり理解した上で、ご自身のキャリアプランに合った選択をしましょう。 テクフリでフリーランス案件を探してみる SESに関するよくある質問 SESとは? システム・エンジニアリング・サービスの略語で、システムやソフトウェアの開発・保守・運用などの特定の業務に対して技術者を派遣するサービスのことです。 SESと派遣の違いはなんですか? SESエンジニアは、SES企業の責任・指揮下で仕事を行い、派遣のエンジニアは、派遣先企業の責任・指揮下で仕事を行います。
Java

Javaメソッドの定義と呼び出し方【初心者にもわかりやすく解説】

Javaメソッドは、プログラムの処理を分割して整理するための重要な機能であり、可読性や保守性の向上、再利用性の実現に役立ちます。とはいえ、いきなりメソッドと言われてもイメージが付きにくくはないでしょうか? この記事では、 Javaを勉強していてメソッドという言葉が出てきたけれど、よく分からない Javaメソッドの使い方を知りたい Javaメソッド使ってプログラミングするときのポイントを知りたい というあなたのために、Javaメソッドの基本構文や戻り値の設定方法、メソッドの呼び出し方、設計のポイントなどを分かりやすく解説します。さらに、メソッドの応用技術であるメソッド参照やstaticメソッド、メソッドチェーンについても解説するので、経験者の人もJavaメソッドについて再確認してみましょう。 Javaは企業におけるコアなシステム開発に使用されることが多いため、Javaエンジニアの需要は高く、多くの求人や案件が存在します。今回は、Javaを使用した案件情報も紹介するので、Javaを習得して就職や転職に活かしたいと考えている人は参考にしてみてください。 関連記事:Javaのおすすめフレームワーク13選を紹介!【2023年最新版】 テクフリでフリーランス案件を探してみる Javaメソッドとは Javaメソッドは、プログラムの処理を分割して整理するための機能です。ここでは、Javaメソッドの概要を解説します。 Javaメソッドの概要 繰り返しになりますが、Javaメソッドはプログラムの処理を分割して整理するための機能です。 複数の文や式をまとめ、特定の処理をひとつの単位として扱います。メソッドは再利用性を高められるため、コードの冗長さを減らしてプログラムの保守性を向上させます。また、コードの可読性も向上し、プログラムの開発効率が高まる効果があるという点も特徴です。 ちなみにメソッドという概念は、Javaに限らず多くのプログラミング言語で使用されています。メソッドは、エンジニアを目指す上で欠かせない概念なのでこれを機会にしっかり覚えておきましょう。 Javaメソッドの種類 Javaメソッドの種類は、インスタンスメソッドと静的メソッドの2種類です。インスタンスメソッドは、特定のオブジェクトに属するメソッドであり、そのオブジェクトの状態を変更する処理に使用されます。一方、静的メソッドは、特定のオブジェクトに属さず、クラス自体に関連する処理に使用されます。 静的メソッドは、staticメソッドとも呼ばれるメソッドです。Javaエンジニアにとって、インスタンスメソッドと静的メソッドの違いを理解しておくことはとても重要です。今回解説した内容をしっかり覚えておきましょう。 Javaメソッドの構文 ここでは、Javaメソッドの基本構文について説明します。メソッドは、プログラムの処理を組織化し、再利用可能なコードのブロックを作成するための重要な要素です。正しい基本構文を理解し、適切にメソッドを活用しましょう。 Javaメソッドの基本構文 Javaメソッドの基本構文は、以下の通りです。 修飾子 戻り値の型 メソッド名(引数のリスト) { // メソッドの処理 return 戻り値; } 修飾子 戻り値の型 メソッド名 引数のリスト メソッドの本体処理 修飾子はメソッドのアクセスレベルを指定し、戻り値の型はメソッドが返す値のデータ型を示します。メソッド名はメソッドを一意に識別するための名前です。引数のリストはメソッドに渡すデータを指定します。そして、メソッドの本体では具体的な処理が記述されます。最後に、return文を使用してメソッドの結果を返すという構成が、メソッドの基本構文です。 Javaメソッドの戻り値の型と引数の設定方法 Javaメソッドでは、戻り値の型と引数の設定が重要です。戻り値の型はメソッドが返す値のデータ型を指定します。void型を指定すると、メソッドは戻り値を返さないという意味です。引数はメソッドに渡すデータであり、複数の引数をカンマで区切って指定します。メソッドを定義するとき、引数にはデータ型と引数名の両方を指定します。メソッドに引数を定義した場合、メソッドを呼び出す際には引数の値を渡す必要があるという決まりです。 Javaメソッドの定義方法と呼び出し方 ここではJavaメソッドの定義方法と呼び出し方を解説します。先ほど解説したJavaメソッドの基本構文を元に、実際にどのようなコードを書いてJavaメソッドを定義したり呼び出したりするのかを解説します。正しいメソッドの定義と呼び出し方を理解し、効果的なプログラミングに役立てましょう。 Javaメソッドの定義方法 Javaメソッドの基本構文に従って、Javaメソッドを定義してみましょう。Javaメソッドの定義例は、以下の通りです。 public returnType methodName(parameter1, parameter2, ..., parameterN) { // メソッド本体 } Javaメソッドの基本構文でも解説しましたが、Javaでメソッドを定義するには、まず修飾子(public、privateなど)を指定し、次に戻り値の型を指定します。戻り値の型がない場合はvoidを指定します。 その後、メソッド名と引数のリストを指定し、メソッドの本体を中括弧で囲んで記述するというのがJavaメソッドの定義方法です。メソッドの本体では、処理の記述や条件分岐、ループなどを行えます。 Javaメソッドの呼び出し方 Javaメソッドの呼び出し方は、以下の通りです。 objectName.methodName(parameter1, parameter2, ..., parameterN); Javaでメソッドを呼び出すには、メソッド名と引数を指定します。呼び出し元のコードで、呼び出したいメソッド名と引数の値を指定することで、対応するメソッドが実行されます。Javaメソッドに定義した引数の型と一致する値を指定する必要がある点に注意しましょう。また、メソッドの戻り値がある場合は、呼び出し元でその値を使用できます。戻り値についてはこのあと解説します。 Javaメソッドの戻り値の受け取り方 Javaメソッドの戻り値の受け取り方は、以下の通りです。 returnType returnValue = objectName.methodName(parameter1, parameter2, ..., parameterN); Javaのメソッドの戻り値を受け取るには、メソッド呼び出しの際に変数に代入します。メソッドが戻り値を返す場合、呼び出し元ではその戻り値を受け取るための変数を用意し、メソッド呼び出しの結果を代入します。その後、受け取った値をメソッド実行後の必要な処理に使用するという流れです。 テクフリでフリーランス案件を探してみる Javaメソッドの応用的な使い方 ここではJavaメソッドの応用的な使い方を解説します。今回解説する応用的な使い方は、以下の通りです。 メソッド参照 staticメソッド メソッドチェーン プログラミング解説の入門書には出てこない内容もあるかもしれませんが、効果的なプログラミングに役立つ機能なので、しっかり押さえておきましょう。 メソッド参照 メソッド参照とは、メソッドを呼び出す際に、メソッドの名前ではなく、メソッドのオブジェクトを参照して呼び出す方法です。メソッド参照を使用すると、既存のメソッドを直接参照してラムダ式を簡潔に表現できます。 メソッド参照は「クラス名::メソッド名」の形式で表され、「a -> クラス名.メソッド名(a)」というようなラムダ式よりも簡単に書ける点が特徴です。メソッド参照により、コードの可読性と保守性が向上し、より簡潔で柔軟なプログラミングができます。 staticメソッド staticメソッドは、特定のオブジェクトに属さないメソッドです。staticメソッドは静的メソッドとも呼ばれ、インスタンス化せずにクラス自体から直接呼び出せます。通常、インスタンスメソッドは特定のオブジェクトに対して操作を行いますが、staticメソッドはオブジェクトに依存しない操作や共通の処理を実行するために使用されます。 なお、staticメソッド内ではstatic変数のみにアクセスできるという仕様に注意が必要です。 staticなメソッドや変数と、インスタンスなメソッドや変数間のアクセスを間違えてコンパイルエラーになることはよくあるので、注意しましょう。 メソッドチェーン メソッドチェーンは、複数のメソッド呼び出しを連結して一つの式として表現する手法です。例えばよく見かける以下の標準出力処理も、メソッドチェーンを使用しています。 System.out.println(“Hello World!”); Systemクラスのoutフィールドが持つprintlnというstaticメソッドを呼び出すという意味です。Javaでは、メソッドの戻り値がオブジェクト自身であるような場合にメソッドチェーンを利用できます。メソッドチェーンを使用することで、コードがスッキリとした記述になります。 ただし、メソッドチェーンを使用する際には、各メソッドが正しく結果を返すように注意が必要です。Javaの処理でメソッドを使用するときは、リファレンスを見て、メソッドの仕様を確認してから使用しましょう。 Javaのメソッド設計におけるポイント ここでは、Javaのメソッド設計におけるポイントを解説します。Javaのメソッド設計におけるポイントは、以下の通りです。 引数と戻り値を適切に設計する 適切な命名規則に従う 他の設計者が理解しやすいように設計する それぞれについて詳しく解説します。 引数と戻り値を適切に設計する メソッドの引数は、そのメソッドが必要とするデータや情報を受け取るための手段です。引数の数や型を適切に設計し、メソッドが必要なデータにアクセスできるようにします。また、戻り値はメソッドが処理の結果として返す値です。メソッドの目的や要件に応じて適切な戻り値の型を設定し、呼び出し元が結果を適切に利用できるようにします。引数と返り値を適切に設計して、メソッドの処理を明確にし、コードの可読性を向上させましょう。 適切な命名規則に従う Javaでは、メソッド名の命名には特定の規則があります。メソッド名は英字で始まり、英数字やアンダースコアを組み合わせて命名します。また、メソッド名はわかりやすく、その役割や目的を表現するようにすることが重要です。 Javaの命名規則では、メソッド名の最初の英単語は小文字で始め、複数の単語を結合する場合はキャメルケース(camelCase)を使用します。例えば、「calculateSum」や「printMessage」などのように命名します。また、メソッド名は予約語や既存のクラス名と重複しないように定義する必要がある点にも注意しましょう。メソッド名や引数名、変数名などの命名には適切な規則に従うことが重要です。命名規則に沿って、誰が見ても分かるような名前をつけるように心がけましょう。 他の設計者が理解しやすいように設計する メソッドを設計する際には、他の開発者がコードを理解しやすくすることも考慮しましょう。コメントやドキュメンテーションを適切に記述し、メソッドの目的や動作を説明します。また、メソッドの処理やフローが明確で、冗長な部分がないように設計することも重要です。これにより、他の開発者がメソッドを理解しやすくなり、コードの保守性も向上します。 まとめ Javaメソッドは、プログラムの処理を効果的に組織化し、再利用可能なコードのブロックを作成するための重要な要素です。本記事では、Javaメソッドの基本構文や戻り値の設定方法、引数の設計、命名規則などについて解説しました。さらに、メソッドの応用技術としてメソッド参照、staticメソッド、メソッドチェーンについても触れました。 正しいメソッドの定義と呼び出し方を理解して、適切な設計により保守性や可読性を高めることが重要です。今回解説した知識を実践に活かして、より効率的なプログラミングを実現しましょう。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
インフラエンジニア

インフラエンジニアの年収は? 業界・スキル別に詳しく調査!

インフラエンジニアとは? インフラエンジニアとはネットワークやサーバなどアプリケーションやwebシステムが動作するための基盤を支えるインフラに関する専門的な知識と技術を有するエンジニア。 ITの基盤をささえる職種でもあるため、ITを活用する企業からの需要がある職種でもあります。また近年ではソーシャルゲームの発達もあり、ゲーム業界でもネットワークやサーバ、データベースなどしっかりとしたインフラを構築することが重要な課題となっています。 IoTの推進や5Gなどにより、ITがより社会に浸透していこうとしている流れから考慮すると、インフラエンジニアは今後の社会にとって欠かせない職種の一つともいえるでしょう。 テクフリでフリーランス案件を探してみる インフラエンジニアの年収をスキル別で調査 インフラエンジニアが含まれると考えられるIT運用・管理(顧客向け情報システムの運用)の平均年収は、経済産業省の公表資料「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によると608.6万円です。 IT運用・管理(顧客向け情報システムの運用)のスキルレベルは3.4とされています。 しかしさらに高いスキルレベルであり、インフラエンジニアが含まれると考えられるIT技術スペシャリスト(特定技術・DB・NW・セキュリティ)の平均年収は758.2万円となっています。 スキルレベルは3.9となるため部下を指導するチームリーダーレベルもしくはそれに近いスキルが必要だと考えられますが、インフラエンジニアとして高いスキルを身につけることができれば、平均的な年収としても700万円以上を目指すことができます。 ではインフラエンジニアとしてIT技術スペシャリストを目指すために必要となる、DB、NW、セキュリティとはそれぞれどのようなスキルになるのか、順番に見ていきましょう。 DB(データベース)スキルについて データベースは様々なアプリケーションや顧客情報を取り扱うwebサイト運用において欠かせない概念であり、ネットワーク機器やセキュリティ機器にも関連しています。 データベースの主な役割はデータを蓄積して管理することですが、その管理されたデータは様々な形でアプリケーションに出力されます。 アプリケーションで問題が生じた場合にチェックをする対象にもなるため、システムを管理する上では欠かせない知識でもあります。 データベースに関連した資格としては、IPAが実施しているデータベーススペシャリスト試験があります。 データベーススペシャリスト試験は高度情報処理技術者に含まれる上位試験となっているため、取得することで一定の評価が得られることを期待できます。 参考:IPA「データベーススペシャリスト試験」 NW(ネットワーク)スキルについて ネットワークは、パソコンのインターネット接続は当然のこととしてプロキシサーバやファイアウォールログ管理機器など様々なネットワーク機器を管理するスキルを意味しています。 近年ではVPNやクラウド環境も積極的に採用されているため、そういった通信環境の設定や運用についての経験やスキルもネットワークに関連したスキルに含まれます。インフラエンジニアを目指す場合、ネットワークは最初に理解しなければいけない知識やスキルでもあります。 ネットワークに関連した資格としてはIPAが実施しているネットワークスペシャリスト試験があります。ネットワークスペシャリストを取得することは高度IT人材として一定以上のスキルを有することの証明にも役立ちます。 午後試験では実践能力があることを前提に難易度が高い問題が出題される傾向があり、合格率は14.4%です。難易度が高い資格ではありますが、インフラエンジニアとして長く活躍することを目指す場合には資格を取得する価値はあるといえるでしょう。 参考:IPA「ネットワークスペシャリスト試験」 セキュリティに関するスキルについて セキュリティに関するスキルには、基本的なウイルス対策のためのセキュリティ機器の設定や運用、ログ管理などが含まれます。 また管理するネットワークや機器でウイルスの検出があった場合はその内容や影響度を調べた上での対策を講じることなどがあります。セキュリティに特化したインフラエンジニアになれば、ウイルスログを解析するような高度なスキルを求められることもありますが、一般的なインフラエンジニアであれはそこまでのスキルは必須ではありません。 しかし近年の企業に対するサイバー攻撃は増加傾向にあるため、今後その重要度は高まる可能性があるスキルだといえるでしょう。セキュリティに関連したスキルとしては代表的なものとしてIPAが実施している情報セキュリティマネジメント試験と、情報処理安全確保支援士試験があります。 情報セキュリティマネジメント試験は入門的な位置づけの資格ですが情報処理安全確保支援士試験は、上位試験です。 また情報処理安全確保支援士試験は合格後所定の手続きにより登録セキスペとして資格保持者になれるという特徴もあります。 参考:IPA「情報処理安全確保支援士試験」 IPA「情報セキュリティマネジメント試験」 インフラエンジニアの年収を業界別で調査 インフラエンジニアの平均的な年収は先に述べた通り608.6万円ですが、関わるプロジェクトの規模や業界によって、支払われる報酬や年収に違いがあります。 ではいくつかの代表的な業界をピックアップして業界ごとにどのような特徴があるのかを見ていきましょう。 金融業界 インフラエンジニアは投資や金融機関のサービス関係など、金融業界のインフラを支える立場として一定のニーズがあります。 サーバやネットワークなどの基本的なインフラの知識だけでなく、チームで円滑に業務を進めるために一定のコミュニケーションスキルも求められるのが一般的です。 弊社の求人サービスtechcareerでは、400万〜800万円程度で案件が掲載されることがあります。 人材業界 人材業界は人材サービスに関連した求人サイト、webアプリケーションに関連した運用・保守、などインフラエンジニアの活躍の場面があります。コールセンターに関連したプロジェクトであれば、その拠点のネットワークの構築や運用に携わるケースも少なくありません。 障害対応なども含まれる業務になると一定以上のスキルは必要ですが、人材業界に関心がある場合はチェックしておきたい業界です。 弊社の求人サービスtechcareerでは、400万〜900万円程度で案件が掲載されることがあります。 健康/医療 健康や医療の分野ではポータルサイトや口コミサイト、その他様々なwebアプリケーションが提供されていることがありインフラ管理には一定の需要が存在しています。 負荷分散などサイト運用に欠かせない対応や、インフラの設計、ログ管理などプロジェクトによって幅広く業務を担当するケースもあります。 弊社の求人サービスtechcareerでは、400万〜700万円程度で案件が掲載されることがあります。 インフラエンジニアにとって将来性のあるスキルは? インフラエンジニアにとってネットワークやサーバ、セキュリティなどのスキルは必然ですが、将来性について考えるなら注目しておきたいスキルがあります。 それはクラウドに関するスキルです。一昔前はネットワーク環境といえばオンプレミスで構築することかが一般的でしたが近年はクラウドへの移行が行われているケースが少なくないからです。 また近年では官公庁の団体や有名企業がAWSを積極的に取り入れている影響もあり、今後AWSなどクラウド関連のツールやサービスを利用した運用・保守はインフラエンジニアにとって欠かせないスキルになる可能性が高いといえるでしょう。 参考:アマゾンウェブサービス 一方で、もっと基礎的なプログラミングスキルなどから着実に伸ばしていきたいのであれば、プログラミングスクールなどを利用してみるのも良いでしょう。 参考:【未経験特化型のプログラミングスクールなら活学ITスクール】 まとめ インフラエンジニアの将来的なキャリアとしては、マネジメントに関するスキルも身につけるならプロジェクトマネージャなど管理職を目指すキャリアもあります。 しかしこういった組織の中で重要なポジションを目指すためには、前提として高度なスキルが必要とされることが少なくありません。 そのためインフラエンジニアとして高い年収を目指すなら、まずはインフラのITスペシャリストとしてスキルを身につけることが大切になると考えられます。 先に述べた通り、IT技術スペシャリスト(特定技術・DB・NW・セキュリティ)の平均年収は758.2万円です。 ITスペシャリストとしてのスキルを身につけることは、エンジニアとしての市場価値を高めることにもつながるため、インフラエンジニアのキャリア形成においてスキルアップは最も重要なテーマでもあるといえるでしょう。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアの将来性は?求められるスキルを解説

ユーザーから見える部分を中心にWEBサイト制作に携わり、HTML、CSS、JavaScriptなどの知識を必要とするフロントエンドエンジニア。これからフロントエンドエンジニアを目指そうと考えている人の場合、長期的な将来性について気になっている人は多いかもしれません。 そこで今回の記事では、フロントエンドエンジニアの将来性をテーマとして長期にわたり活躍するための方法について解説していきます。 テクフリでフリーランス案件を探してみる フロントエンドエンジニアの現在の需要 最近の求人動向をチェックしてみると、フロントエンドエンジニアの需要はまだまだ高い水準にあることがわかります。というのも、近年ではパソコンやスマホを使ってWEBサイトを訪れるユーザーが増加しており、それにともなって企業でも新しいWEBサイトを作ろうとする動きが強まっているからです。 WEBサイトは一度制作して終わりではなく、定期的にアップデートしたりリニューアルしたりする需要も多いため、優秀なフロントエンドエンジニアはさまざまな企業から声がかかっているのが現状です。 ただし、フロントエンドエンジニアという名前で求人や案件を出しているところはあまり多くありません。求人広告や案件によっては、WEBデザイナーやWEBエンジニアという呼び方で募集しているのが一般的です。 フロントエンドエンジニアの求人がなかなか見つからずに困っているなら、このような類似の職種名で検索してみるとよいでしょう。 フロントエンドエンジニアの将来性 現在のフロントエンドエンジニア向けの需要を踏まえれば、今後もフロントエンドエンジニアの将来性は明るいと考えられます。特にフロントエンドエンジニアが専門とするプログラミング言語JavaScriptは、世界で最も使用されている言語の1つ。 それだけ活躍できる機会が多く、開発ニーズも多いということなので、フロントエンドエンジニアの仕事がなくなるというのは考えづらいです。 ただし10年後にも存在している職種かどうかは、IT業界のこれからの動向によって変化します。AIやロボットを用いてフロントエンドエンジニアの仕事を自動化してしまうようなことがあれば、替えが効くフロントエンジニアの仕事はどんどん減ってしまうと考えられます。 その意味では、基本的なフロントエンジニアとしてのスキルだけではなく、サーバーサイドに関する知識を備えていたり、適切なフレームワークを選択して効率的に開発できたりといったスキルも、身につけておくことが必要になるでしょう。 フロントエンドエンジニアとして活躍するために必要なスキル 続いて、将来的にも活躍できるフロントエンドエンジニアになるために必須のスキルについて3つ紹介していきます。 HTML、CSS、JavaScriptの基本的な操作 フロントエンドエンジニアの主な仕事は、ユーザーから見えるWEBサイトの骨組みやアニメーションなどを構築することにあります。そのためには、HTML、CSS、JavaScriptといったプログラミング言語の習得が不可欠。特にJavaScriptのフレームワークを習得しておいて、合理的に開発が進められるようになっておくと市場からの評価が高まるでしょう。フレームワークというのは、開発に必要な機能をセットにして、少ないコードで機能を実現できる仕組みのこと。 JavaScriptを扱うならいくつかのフレームワークを覚えておいて損はないので、プログラミング学習に余裕が出てきたらこのあたりの勉強も進めてみましょう。 サーバーサイドに関する知識 ユーザーから見えるウェブサイトを構築するのがフロントエンドエンジニアなら、ユーザーから見えない部分のデータベースやシステムを手がけるのがサーバーサイドエンジニアです。この2つの仕事は切っても切り離せない関係にあるため、サーバーサイドに関する知識を持ったフロントエンドエンジニアは、開発の現場で非常に重宝される存在となります。 特に人材リソースが不足しているベンチャー企業などでは、フロントエンドの開発だけではなく、サーバーサイドの開発も任されることも出てくるでしょう。いずれの仕事にも携わることができるエンジニアなら、間違いなく将来性が高まり年収もアップします。 そもそもサーバーサイドの知識があることでフロントエンドエンジニアとしての仕事が進みやすくなるというメリットもありますので、これからフロントエンドエンジニアになるための学習を始めるなら、一緒にサーバーサイドの理解を深めることも意識してみましょう。 SPAを構築するスキル SPAというのは、「SinglePageApplication」のこと。従来のいくつものページが存在するWEBサイトではなく、1つのページだけで構成されたものをいいます。例えばGoogle マップのようなWEBアプリケーションが代表的ですね。 最近のIT業界のトレンドはこのSPAを重視する傾向にあるため、この分野が得意なフロントエンドエンジニアなら多くの引き合いをもらえると予想できます。 もちろん、こうしたトレンドは時代によって変化していきますので、常に最新の市場ニーズをチェックしてスキルを磨くことが不可欠。最新の技術を身につけて常に最前線で活躍できるフロントエンジニアを目指すことが、長く活躍できる人材へと成長させるのです。 テクフリを活用しよう 「フリーランスがフロントエンドエンジニアとしての仕事を探すのは大変そう…」 そんなふうに感じることがあるかもしれません。特にフリーランスエンジニアの場合は、開発業務で忙しくて新たな案件を探してきたり、営業に行ったりする時間が取れないケースもよくあります。交渉や折衝が苦手で、コミュニケーション力にも自信がない方は多いでしょう。 そんなときには、フリーランス向けの「エージェント」を活用するという方法もおすすめです。エージェントはあなたの代わりに案件を探し、あなたの希望にマッチした仕事を紹介してくれる点が大きな特徴。 techcareer magazineでも、フリーランスエンジニア・クリエイターのための案件情報サイト「テクフリ」を運営しています。 テクフリでは、10年以上の業界経験を活かし、ただのお仕事紹介ではなく『バリューアップ』をコンセプトにした手厚いサポートで、エンジニアやデザイナーの一人ひとりをご支援しています。 現在は正社員として働いているが、将来的にフリーランスになりたいと考えている方、フリーランスから正社員に戻りたいと考えている方、どちらにもエージェントが真摯に対応しています。 もちろん、単に情報収集目的で利用していただいてもOKです。登録は60秒ほどで完了しますので、ぜひテクフリをチェックしてみてください。 テクフリでフリーランス案件を探してみる まとめ フロントエンドエンジニアは、今後数年間のスパンで見れば間違いなく需要が高まり、将来性が明るい職種です。 今後AIやロボットの普及によってもしかしたらフロントエンドエンジニアとしての仕事が減っていくかもしれませんが、サーバーサイドの知識を持っていたり、何か1つの得意分野を持っているエンジニアであれば、そうした時代でも生き抜くことができるでしょう。
フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアに必要なスキルセットを徹底解説!

この記事の読者の方には、未経験からエンジニアを目指しているという方や、既にエンジニアとして働いているけれど、職種を変えてエンジニアとしてチャレンジしようか悩んでいるという方が多いと思います。 一概にエンジニアといっても、ユーザーが触れる部分を設計・開発するフロントエンドエンジニアや、システムの裏側にあるロジックを設計・開発するバックエンドエンジニア、開発したシステムを正常に動かすための環境づくりをするインフラエンジニア、システムの運用や保守をサポートするカスタマーサポートなど、エンジニア内で様々な職種があります。 というのも、システムの開発にあたっては、ユーザーが使う画面やユーザーが画面上で行った行動に対する処理などシステム全体を動かすために、それぞれのシステムが複合的に絡み合っており、またシステムの機能を維持するためのメンテンスが必要になるため、このようにエンジニアの中でも職種が分かれています。 その職種の中でも、年収に差があったり、独立のしやすさに差があるので、エンジニアとして働くにあたってどの職種で働くのかという観点は非常に重要になってきます。 今回はその中でもフロントエンドエンジニアという職種に重点を置いて見ていきます。 テクフリでフリーランス案件を探してみる フロントエンドエンジニアとは? フロントエンドエンジニアとは、「フロント」という文字が正面・前方という意味を表すように、Webサイトにおける見た目の部分の実装を担当するエンジニアとなります。 皆さんが見ているこのWebサイトも、サイト全体のデザイン、文字をクリックしたときの仕様、画像や文字の配置など、皆さんが見ている・操作している部分の実装はフロントエンドエンジニアによって、行われています。 フロントエンドエンジニアと対照的に比較されるのが、バックエンドエンジニアです。バックエンドエンジニアは、「バック」が後ろという意味を表すように、Webサイトの裏側の部分の実装を担当するエンジニアとなります。 例えば、当サイトで運営しているフリーランスエンジニアのための求人情報サイト「テックキャリアフリーランス」では、会員登録をする部分がありますが、会員登録の入力フォームの見た目はフロントエンドエンジニアが、入力フォームに入力された内容をデータベースに保存し、ログインの際に入力内容とデータベースの情報を照合するといった実装はバックエンドエンジニアが行います。 このように、フロントエンドエンジニアはユーザーから見える部分の実装を行いますが、バックエンドエンジニアはユーザーから見えない部分の実装を行うことになります。フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアとの違いはそこです。 フロントエンドエンジニアの仕事内容 フロントエンドエンジニアが手掛ける具体的な仕事内容としては、HTML、CSS、JavaScriptといった言語を活用してブラウザで表示するWEBサイトを構築している作業があげられます。デザイナーが設計した仕様書をもとに、最前線でコードを書く役割を担います。 フロントエンドエンジニアの平均年収 弊社調べのフリーランス・フロントエンドエンジニアの平均月額単価は73万円です。単価の幅は下限で40万円、上限が110万円となっています。共に案件数が5以下です。一方、案件数が最多で230件の単価は80万円です。 単純計算で、単価に12をかけた場合、平均年収の推移は約480〜1320万円で、全体の平均は約880万円です。 フロントエンドエンジニアの将来性 フロントエンドエンジニアは、安定して大量の案件が出されていることから、今後も高い将来性が期待できると考えられます。 IT業界ではフロントエンドエンジニアは含めた人材不足が続いているため、フロントエンドエンジニアに対する需要はこれからも高いといえます。 ただしフロントエンドエンジニアは、未経験からでも比較的始めやすい職種でもあります。そのため、ライバルが多く、激しい競争にさらされると予想されます。 競争から一歩抜け出すためには、WEBデザインについての高度な知識を身につけたり、普通のフロントエンドエンジニアが学ばないようなプログラミング言語にも精通していることが求められます。 テクフリでフリーランス案件を探してみる フロントエンドエンジニアに必要なスキルセットは? ここでは、フロントエンドエンジニアが必要とするスキルセットについてお伝えしていきます。 エンジニアの場合は当然ですが、プログラミング言語を用いて実装を行っていきます。そこで、フロントエンドエンジニアとして必要となるプログラミング言語をご紹介します。 HTML&CSS まずは、HTML&CSSです。Webサイトの見た目の骨組みを作るプログラミング言語です。 HTMLはHyperText Markup Languageという文字の略で、こちらでWebサイトの構造・要素を作っていきます。例えば、Web上でのブログに見出し、写真、他サイトへのリンクを挿入する場合には、HTMLの記述が必要となります。メニューの配置、ロゴの配置にもHTMLの記述が必要です。 一方で、CSSはHTMLによって記述した要素に装飾をするためのプログラミング言語です。例えば、HTMLによって記述した見出しの部分の色を赤色にする・太字にするといったことが可能です。 これらHTML&CSSはWebサイトを作る上で必要不可欠な土台となり、Webサイト全体・詳細なデザインに大きな影響を及ぼします。 JavaScript 続いて、JavaScriptです。先程紹介したHTML&CSSだけでもWebサイトは構築できますが、JavaScriptを利用することで動きのあるWebサイトを構築することができます。 例えば、ユーザーがある文字をクリックした際に、その文字が赤色で表示される、画像にカーソルを当てると画像が薄くなって表示されるといったように、ユーザーのアクションに対して変化を追加できるというのがJavaScriptの魅力です。 HTML&CSSだけでは静的な処理しか実装出来ませんが、JavaScriptを利用することで動的な処理を実装し、動きのあるWebサイトを構築できます。近年では、ほとんどのWebサイトでJavaScriptが実装されているので、JavaScriptを扱えることはフロントエンドエンジニアとして必須だと言えます。 UI・UX UI(ユーザーインターフェース)とUX(ユーザーエクスペリエンス)と知見があると市場価値の高いフロントエンドエンジニアになれます。 UI(ユーザーインターフェース)とは、ユーザーが視覚として触れる情報のことです。ひと目で見やすい、伝わりやすいといった見た目を指します。UI(ユーザーインターフェース)が優れていると、ユーザーはサービスを使ってみようという気になってくれます。 UX(ユーザーエクスペリエンス)とは、サービスの使い心地のことです。実際にユーザーがサービスを使っていく中で、スムーズに使えるということが理想です。もしそうであれば、ユーザーはサービスを継続的に使ってくれるでしょう。 より使ってもらえるサービスにするには、このUI・UXの知見が大事となり、フロントエンドエンジニアに求められている知見となるでしょう。 CMS構築 CMSというのは、WordPressやMovableTypeなどの、WEBサイトを構築するためのベースとなるツールのこと。私たちがWEBサイトを新たに作ろうと考えたときには、必ずと言っていいほどCMSを利用します。 したがって、CMSをイチから構築してエンジニアやクライアントが使いやすいWEBサイトを作れるよう、基礎知識を身につけておくことがポイントです。主要なCMSの機能や特徴、必要な言語などは一通り学んでおくといいですね。 デジタルフレームワーク プログラミングだけではなく、デザインの世界でもフレームワークは存在します。具体的には、BootstrapやBulmaといったCSSのフレームワークです。最近ではこれらのフレームワークを使ってCSSを扱うのが主流で、フロントエンドエンジニアの求人や案件の募集では必須スキルとなっているほど。こちらもプログラミング学習と一緒に学ぶことをおすすめします。 サーバーサイド ユーザーから見えるWEBサイトを構築するのがフロントエンドエンジニアですが、ユーザーから見えない部分のシステムを構築するのがサーバーサイドエンジニアと呼ばれます。単にフロントエンドの知識しか持たない人よりも、サーバーサイドの知識も持っている人の方が効率的に開発を進めることができるはず。市場からの評価も高まりやすいため、フロントエンド開発に慣れてきたらぜひサーバーサイドの経験も積んでみましょう。 フロントエンドエンジニアに資格は必要? 続いて、フロントエンドエンジニアに資格は必要か?という疑問です。結論から言うと、ほぼ必要がないと言えます。 HTML5プロフェッショナル認定試験というHTMLのマークアップに特化した資格や、Webクリエイター能力認定試験というHTML&CSSを用いたマークアップのスキル、Webデザインのスキルを試す資格試験があります。 自分のスキルを試すためには有用であると言えますが、実務経験の方が転職時に重要となります。 転職時には、現場で考えて工夫したことや、ユーザーの行動を意識して設計した経験などの方が資格に比べて有用であると言えます。 また、未経験者がフロントエンドエンジニアとして転職する場合には、実務経験ゼロの方も多いと思いますが、そのような方はポートフォリオを持参すると良いでしょう。 つまりは、自分自身で制作したWebサイト・作品になります。これを持参することで実務経験は無くともどのくらいのスキルがあるのか相手に理解してもらえます。 フロントエンドエンジニアは習得スキルから他の職種に転向はできる? フロントエンドエンジニアのスキルを用いて他の職種に転向は可能か?という疑問ですが、Webデザイナー、UI・UXエンジニアとして転向しやすいといえます。 まず、Webデザイナーですが、よりデザイン寄りの職種となります。 HTML&CSSをこちらも扱うので、求められるスキルは類似する部分があります。Webデザイナーでは、Webサイトの構成とレイアウトを決め、ロゴやアイコンなどのデザイン、それらの配置を決め、実際にコーディングを担当します。 また、UI・UXエンジニアですが、UI・UXの設計を主に行う職種となります。 こちらも見た目の部分に関する仕事なので、HTML&CSSやJavaScriptを扱い、UI・UXを設計する、ユーザーの行動を分析し、それをUI・UXにフィードバックするといったことが仕事となります。 まとめ 「フロントエンドエンジニアのスキルセット」というテーマで今回はお伝えしました。いかがだったでしょうか? 今回お伝えしたかったことは以下のとおりです。 フロントエンドエンジニアとは、Webサイトにおける見た目の部分の実装を担当するエンジニア フロントエンドエンジニアは、HTML&CSS、JavaScript、UI・UXの知見が必要となる フロントエンドエンジニアはWebデザイナー、UI・UXエンジニアに転向しやすい テクフリでフリーランス案件を探してみる
フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアにおすすめの資格7選!取得のメリットも解説

「フロントエンドエンジニアで役立つ資格を知りたい」 「資格を取ることで得られるメリットを教えて欲しい」 こんな悩みを解決していきます。 フロントエンドエンジニアとして働いていくために最新技術を習得することはもちろんのこと、資格取得によるスキルの証明もキャリアアップに有効な要素といえるでしょう。 フリーランスとして働いていきたい人にとっても、資格は大きな武器となります。 フロントエンドエンジニアにおすすめの資格について知りたいという方に向けて本記事では、資格の情報や案件情報についても確認していきます。 関連する職種についている方にも役立つ内容となっておりますので、ぜひご一読ください。 テクフリでフリーランス案件を探してみる フロントエンドエンジニアとは フロントエンドエンジニアは、Webサイトやアプリケーションを直接ユーザーが利用する際に、そのインターフェースを作り上げるエンジニアです。 デザイナーが作成したデザインをもとに、HTML、CSS、JavaScriptといったプログラミング言語を使って、動的かつ効果的なウェブページを構築します。 フロントエンドエンジニアの担当範囲は、レイアウトの設定、フォントや色の調整、画像やビデオの組み込み、ユーザーのアクションに反応するインタラクティブな要素の実装などです。 よく間違えられやすいのですが、フロントエンドエンジニアはただのコーダーではありません。 ユーザー体験(UX)とユーザーインターフェース(UI)の専門知識を持ち、Webサイトやアプリケーションを使いやすく、視覚的に魅力的で、アクセスしやすいものにする役割を担います。 また、フロントエンドエンジニアはWebサイトのパフォーマンスの最適化についても考えなければなりません。 例えばページの読み込み速度を速くして、スマホなどでもスムーズに動作するように調整することで、ユーザーの満足度を高めてWebサイトの質を高めることができます。 このようにフロントエンドエンジニアの仕事は、ユーザーから見える部分の機能を実装することです。 フロントエンドエンジニアが資格を取得するメリット フロントエンドエンジニアが資格を取得することには多くのメリットがあります。 キャリアをさらに発展させ、技術力を向上させるために、資格取得は非常に有効な手段と言えるでしょう。 ここでは資格取得によるおもなメリットを3つ解説します。 知識を体系的に身につけられる 資格取得の過程では、フロントエンドエンジニアとして必要な知識を体系的に学習することができます。 これにより、異なるプロジェクトや業界での様々な要求に対応するスキルを身につけることが可能です。 例えば、HTML、CSS、JavaScriptなどの基本から、フレームワークやライブラリの使用方法、セキュリティやパフォーマンス最適化に関する知識まで、幅広く学ぶことができます。 この体系的な学習は、エンジニアが自身のスキルを均等に伸ばすことを助け、総合的な開発能力の向上を促進するでしょう。 さらに、最新のウェブ技術がアップデートされているため、業界の最前線で活動する上で重要な情報を得ることができます。 自身のスキルを証明できる 資格は、自身のスキルと知識を客観的に証明するものであり、これがクライアントにとって非常に価値あるものとなります。 特に、フリーランスで働くエンジニアや転職を考えているエンジニアにとっては、これまでの実績や経験を証明するものとして、資格は大きな力となるでしょう。 資格を持っていることで、ポートフォリオや履歴書に書ける具体的な証明となり、クライアントに対して、高い専門知識と技術力を持っていることをアピールできるからです。 資格の取得が必須とされるケースは多くありませんが、競争の激しい業界で、自身を他のエンジニアと差別化し、より良い仕事の機会を引き寄せる効果があります。 業務の効率化につながる 資格を取得することで身につけた知識とスキルは、日常の業務を効率的に進めるために活用できます。 例えば、コーディングのスピードが向上し、バグの発生率が減少することで、プロジェクトの納期を守りやすくなるでしょう。 クライアントや他のメンバーとの会話ひとつをとっても、専門的な知識を有していることで円滑なコミュニケーションが可能となります。 また、資格を持っていることで、新しい技術やツールを学ぶ際のスタートラインが他のエンジニアよりも前にあり、より迅速に業務に取り組むことが可能です。 これにより、エンジニアとしての市場価値が高まり、より多くのプロジェクトや職務にアサインされる可能性があります。 結果として、資格を持つことで、エンジニアとしての競争力が強化され、キャリアの可能性が広がるでしょう。 テクフリでフリーランス案件を探してみる フロントエンドエンジニアにおすすめの資格 資格を取得することで、フロントエンドエンジニアとしてのスキルを高め、今後のキャリアに役立てることも可能です。 ここでは、フロントエンドエンジニアにおすすめの資格を7つ紹介していきます。 HTML5プロフェッショナル認定試験 HTML5プロフェッショナル認定試験は、ウェブ開発の分野でキャリアを築く上で非常に重要な資格のひとつです。 HTML5はウェブページの構造を定義するための言語であり、現代のウェブ開発において不可欠なスキルとなっています。 この試験はHTML5の最新機能やベストプラクティスを習得し、ウェブ開発のプロフェッショナルとしての能力を証明することが可能です。 取得することでHTML5に関する高度な知識とスキルを持つことをアピールでき、市場での価値を高めることができるでしょう。 試験の難易度は比較的高めですが、しっかりと準備を重ねることで合格は十分にできます。 Webクリエイター能力認定試験 Webクリエイター能力認定試験は、ウェブデザインと開発のスキルを包括的に評価する資格です。 デザインからコーディング、ユーザビリティの最適化まで、幅広いスキルが求められる現代のウェブプロジェクトにおいて非常に有益なものとなっています。 この試験をクリアすることで、Webサイト制作の高いスキルを持つことを証明し、自分のキャリアにプラスとなる資格を手に入れることが可能です。 難易度は中程度であり、しっかりと学習と練習を積むことで合格することができます。 Webデザイン検定 Webデザイン検定は、ウェブデザインに特化した資格で、視覚的な魅力とユーザビリティを兼ね備えたWebサイト制作のスキルを証明できます。 カラーセンス、フォントの選定、レイアウト設計など、ウェブデザインにおいて重要な要素について深い理解を持っていることを示すことが可能です。 ウェブデザインのキャリアを志している人にとっては、この資格は仕事の幅を広げる手段としても機能するでしょう。 試験の難易度はさまざまなレベルがあり、基本から上級まで自分に合ったレベルにチャレンジすることができます。 ウェブ解析士 ウェブ解析士の資格は、ウェブトラフィックの分析やユーザビリティの向上など、Webサイトのパフォーマンスを評価し改善策を提案するための専門知識を身につけることができる資格です。 ウェブ解析のスキルは、ウェブプロジェクトにおいて非常に重要であり、この資格を取得することで自分の専門性をアピールし、プロジェクトでより大きな貢献をすることが期待できます。 難易度は高めですが、ウェブ解析に関する幅広い知識を身につけることで、ウェブ業界でのキャリアアップができるかもしれません。 PHP技術者認定試験 PHPはウェブアプリケーション開発に広く利用されるプログラミング言語であり、PHP技術者認定試験はPHPのスキルを証明する機会を提供します。 フロントエンドエンジニアがバックエンド開発にも関与するケースが増えている今、PHPのスキルを持っていることは大きなアドバンテージとなることは言うまでもないでしょう。 試験の難易度は中〜高難易度であり、基本的なスキルから応用レベルの知識が求められます。 Ruby技術者認定試験 Rubyはシンプルかつエレガントなプログラミング言語であり、Ruby技術者認定試験はRubyを使用したウェブアプリケーション開発のスキルを証明する資格です。 バックエンドの知識を深めたいフロントエンドエンジニアにとって、この資格はキャリアの幅を広げる手段となります。 試験の難易度は中から高めであり、Rubyに関する基本的な知識から応用レベルのスキルまでが試されますが、十分な準備をすれば合格することが可能です。 CIW JavaScript Specialist CIW JavaScript Specialist 資格は、JavaScriptに関する包括的な知識と技術を身につけていることを証明するためのもので、フロントエンドエンジニアにとっては、役立つ資格の一つです。 JavaScriptの理解を深め、より複雑で洗練されたウェブアプリケーションの開発能力を身につけたいと考えている人には特におすすめの資格になります。 この試験は中級から上級のレベルに位置しており、基本的なプログラミングの知識を有していることが前提です。 試験を受ける前には、JavaScriptの基礎をしっかりと理解し、実際のプログラミング経験を積んでおくことが重要でしょう。 合格することで、自身のスキルアップはもちろん、仕事での競争力を高め、キャリアアップに繋がります。 また、フロントエンドエンジニアとしての幅広い知識とスキルを持っていることをアピールできるため、求職活動においても大きなアドバンテージとなるでしょう。 フロントエンドエンジニアのフリーランス案件情報 フリーランスとして働くフロントエンドエンジニアにとって、適切な案件を見つけ出すことはキャリアを築く上で非常に重要です。 インターネット上には様々なプロジェクトが募集されており、それらを効率的に探さなくてはなりません。 フリーランスエージェントをうまく活用することで、自分のスキルセットに最適なプロジェクトを見つけやすくなります。 テクフリでフリーランス案件を探してみる まとめ フロントエンドエンジニアとしてのキャリアを築く上で、技術の進化に適応し続けることは不可欠です。 この分野は常に変化し続けており、新しいフレームワークやライブラリが継続的に登場しています。 資格の取得によって自身が標準的な知識を理解することにも繋がり、保有している知識を証明することが可能です。 決して簡単に取得できるものばかりではありませんが、ポートフォリオを強化して仕事を獲得する際の競争力を高める助けとなります。 これはフリーランスとして活動する際に特に重要です。 資格取得はフロントエンドエンジニアとしてのスキルを証明し、キャリアをさらに発展させるための有力な手段と言えるでしょう。 今後のキャリア形成の一環として積極的に資格を取得し、自身の活躍の幅を広げてみてはいかがでしょうか。
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フリーランス向けの福利厚生とは?おすすめサービスを紹介します

会社員と比べてフリーランスが劣る点の1つは、特定の会社の福利厚生を受けられないことがあげられます。会社に属していれば、従業員のために用意してくれる社食や社員旅行、住宅補助、家族手当なども受けられます。 「フリーランスに比べて会社員は給料が少ない」と言われることは珍しくありませんが、給料自体は安くとも、充実した福利厚生に価値を見いだす人もいます。中には「今住んでいる社宅が気に入っているから、退職したくない」と考える人も。 では、フリーランスがサラリーマンのような福利厚生を受けることはできないのでしょうか?実はそんなことはありません。フリーランスでも利用できる「福利厚生サービス」に加入すれば、会社員に劣らないほどの福利厚生を受けることができます。 ここではフリーランスにとっての福利厚生の必要性と、おすすめの福利厚生サービスを取り上げていきます。 テクフリでフリーランス案件を探してみる フリーランスの福利厚生とは? 「会社が厚意で用意してくれているもの」というイメージがある福利厚生ですが、実は法律で定められている制度だったりします。これを「法定福利」と呼び、健康保険や労働者災害補償保険(労災保険)といった社会保険への加入のことを指します。 一方で通勤手当や社宅などの社会保険以外の制度を「法定外福利」と呼びます。私たちが一般にイメージする福利厚生は、法定外福利に当てはまるものがほとんど。書籍購入費補助や社割、保養所といった福利厚生制度に関しては、会社が独自に提供してくれるものとなります。 法定外福利に該当する福利厚生の中には、フリーランスからすれば「いいなあ」と思えるものは多くあります。割安で利用できる社員食堂や、お金をもらいながら新しいことを学べる研修制度などは、フリーランスの立場ではなかなか手に入らないものだからです。 ですがフリーランスと会社員との大きな差は、法定福利のほうにあります。会社に勤めていれば、社会保険料は労使折半することになります。高額な厚生年金や健康保険の半額を会社が支払ってくれるため、個人での負担は大幅に軽減されます。 しかしフリーランスの場合、社会保険料は全額負担しなければなりません。さらに年金に関しては、いわゆる「3階部分」にあたる企業年金にも加入することで将来受け取れる年金額を増やすことができるのも、会社員ならではのメリットです。 社会保険料を算出する際には、前年の収入を税務署に申告して、所得額を決める必要があります。フリーランスはすべて自分で確定申告しなければなりませんが、会社員なら「年末調整」という仕組みで、会社が確定申告と納税までを代行してくれる仕組みも存在します。 こうした法定福利、法定外福利はフリーランスには用意されていないものですが、いずれも事業の経済状況を改善してくてたり、フリーランス自身の健康を守ってくれたりと大切な役割を果たします。 「だけど、フリーランスでは使えないんでしょ?」と思われるかもしれませんが、実はどんな組織にも属していないフリーランスでも加入できる福利厚生サービスが、近年増加傾向にあるのです。 おすすめの福利厚生サービス 次からは個人のフリーランスでも加入できるおすすめの福利厚生サービスを取り上げていきます。 (1)CLUB CCI 「CLUB CCI」は、簿記検定などを主催することでも有名な商工会議所が提供している福利厚生サービスです。全国の商工会議所で加入することができ、個人事業主も入会可能。 サービスの内容や充実度に応じて、「バフェプラン」「バフェプランLite」「えらべる倶楽部」の3つのプランから選ぶことができるため、自分にあった福利厚生を手に入れることができます。本人に加えて、両親や孫、祖父母など2親等以上の家族で利用できる点も魅力です。 (2)ベネフィット・ステーション 福利厚生代行会社の株式会社ベネフィット・ワンが提供するのが、「ベネフィット・ステーション」という福利厚生サービスです。個人で入会できる「プライベート」プランであれば、月額324円の140万件のサービスを利用可能。 エンタメ、レジャー、トラベル、グルメ、語学など多岐にわたる分野で割引サービスが用意されているので、うまく利用すれば324円以上の価値を手にすることも難しくありません。楽天スーパーポイントなどに交換できるポイントプログラム「ベネポ」も便利ですよ。 (3)クラブオフ 株式会社リロクラブが運営する福利厚生サービスが「クラブオフ」です。「VIP会員」と「スタンダード会員」の2種類から会員種別を選ぶことができ、自分にあったサービスを受けることが可能。 ベネッセやJ:COMといった私たちの暮らしに密着した企業のサービスも利用できる点が特徴です。20万ヶ所以上のホテルや映画館などで優待サービスを受けることができ、Amazonギフト券が1%引きで購入できる点も見逃せません。 (4)フリーランストータルサポート クラウドソーシングサイトを運営するランサーズ株式会社は、フリーランス向けの福利厚生サービス「フリーランストータルサポート」も提供しています。「ランサーズで過去3ヶ月連続で5,000円以上の報酬を獲得」という加入条件を満たすと、前出の「クラブオフ」を利用することが可能。 そのほかにも、会計・法律関連のサービスである「Freelance Basics」や、フリーランス向けのオンライン融資サービス「フリーランスレンディング」を申し込むこともできる内容となっています。 (5)フリーランスライフサポート 同様にクラウドソーシングサイトを運営する株式会社クラウドワークスも福利厚生サービスを用意しています。「フリーランスライフサポート」でも、「クラウドワークスで毎月3,000円以上の報酬を獲得されている方が対象」という加入条件があります。 「お仕事サポート」「スキルアップ支援」「福利厚生・ライフサポート」の3分野でサービスを利用することが可能。ランサーズの福利厚生サービスに比べると、スキルアップ支援が用意されていることが特徴と言えます。 フリーランスの福利厚生を選ぶポイント ここでは5種類の福利厚生サービスを紹介してきましたが、これだけ数があるとどれを選んだらいいのかわからなくなってしまう方も多いでしょう。自分に最適な福利厚生サービスを選ぶためには、どんな点に注意したらいいのでしょうか? フリーランスが加入する福利厚生サービスを選ぶ際には、まずは普段から利用しているプラットフォーム上で用意されているものがないかをチェックすることが大切です。たとえば、すでにランサーズを使って仕事を請け負っているという場合には、無料で利用できるランサーズの「フリーランストータルサポート」を使うべきです。 ランサーズやクラウドワークスを利用していないという方は、これまでの勤務先で利用したことのある福利厚生サービスを優先して選ぶと良いでしょう。一度使ったことのある福利厚生サービスであれば、使い勝手がわかり、安心して使えるというメリットがあります。 過去の会社でも福利厚生サービスを利用してこなかった場合には、まずは複数の福利厚生サービスの資料を取り寄せてみたり、1ヶ月のみの期間限定で加入して実際に試してみることをおすすめします。福利厚生サービスによって受けられるサービスは異なりますので、自分に合ったものを慎重に選びましょう。 まとめ:無料で利用できるものも フリーランスは福利厚生がない身分ではありますが、最近は福利厚生サービスを利用することにより会社員と同等の福利厚生を受けることができるようになっています。中には無料で利用できるものも少なくありませんので、ぜひとも活用しましょう。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
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フリーランスには税理士が必要?費用などについて詳しく解説します

税理士って何してくれるの? フリーランスとして活動すると、確定申告という所得税を確定させ、確定させた所得税を国に申告し、収める行為が必要になってきます。サラリーマンの方は所得税の計算と納税を会社のバックオフィスがしてくれるため、自分で確定申告をする必要がありません。しかし、フリーランスの方で一定以上の収入がある方は確定申告をする必要があります。 確定申告では所得税に関して確定させるものですが、それに伴ってその年の国民健康保険料、住民税、事業税なども自動的に算出されるため、非常に大事な制度となっています。 そこで、気になることが確定申告が面倒なので、税理士に頼みたいけれど実際どうなんだろう? ということです。自分で確定申告をやった方が早いのか? 確定申告に関することは税理士が全部やってくれるのか? など疑問が生じると思います。今回はそんな疑問にお答えしていきます。 まず、税理士がどういうことをしてくれるのかという点についてみていきます。税理士は会社と個人の支払い税金を過不足無く正確に算出してくれます。税理士資格を持っている方しか税理士にはなれないため、税金に関しての専門家と言え、安心して任せることが出来ます。税理士が出来ることは確定申告書の作成・確定申告代行・記帳代行・税金に関する相談となります。それぞれ見ていきます。 税理士はフリーランスの方が収入額と経費額を日々記帳したものを元に確定申告書を作成してくれます。記帳を代わりに行ってくれる記帳代行専門業者もありますが、税理士資格がないため確定申告書の作成までは行ってくれません。また、税理士は作成した確定申告書を元に確定申告まで一気通貫で行ってくれます。確定申告に関して自分で行う必要がないため、記帳代行から確定申告まで税理士に全てをお願いしてやってもらうフリーランスの方は多いです。 また、税理士は会社と個人の支払い税金を過不足無く正確に算出してくれるため、記帳代行に関しても、自分で記帳をする場合に比べて記帳代行をお願いする場合では経費計上額が増加する可能性があるというメリットもあります。自分で領収書やカード明細をかき集める必要はあるものの、節税対策として見ると大きなメリットとなります。 税理士によっては節税対策に関して相談出来ることもあります。具体的には、保険・固定資産・受注元との契約内容の見直し・税務署に提出する書類に関してなど確定申告の際に支払う税金に関わってくるものに対して相談ができます。これは非常に便利です。 テクフリでフリーランス案件を探してみる 費用はいくらかかるのか? 確定申告の作業を自分自身で行う場合は当然ながらお金がかからないで作業することになりますが、税理士に確定申告関連の作業を頼む場合は費用が発生します。 フリーランス向けの記帳代行サービスは月5000円〜10000円が相場となっており、確定申告まで含めると年60000円〜120000円が相場となります。 記帳は自分でやるので、確定申告の作業のみをお願いしたいという場合はこの半額くらいが相場となります。ただ、記帳作業はかなり面倒であるということと、自分で記帳作業をする場合に比べて記帳代行をお願いする場合では経費計上額が増加する可能性があるというメリットから記帳代行サービスを含めた確定申告を税理士にお願いすることがオススメです。 稀に税理士資格がないにもかかわらず、記帳代行サービスのみならず確定申告に関する作業を行っている企業があるそうです。このような業者は相場よりも安く作業を行ってくれる場合が多いのですが、税理士法に違反しており、信頼できる業者ではないので、税理士資格を持っている企業にお願いするようにしましょう。 依頼する基準は? ここまで、税理士がしてくれることと税理士に頼んだ場合の費用をご紹介しましたが、税理士に依頼するには費用がかかるため気軽に依頼するフリーランスは少ないと思います。実際にどういった基準によって依頼するか否かを決めればよいのかということをここではご紹介します。 結論から言うと、収入額が1000万円を超えてきたら税理士に依頼することを考えると良いです。もし収入額が低い場合に税理士に依頼したところで、税理士費用が圧迫してしまうため自分で確定申告作業を行ったほうが良いです。この収入額の基準は1000万円程度です。 実際に収入額が1000万円を超えてくると、それに伴い記帳作業も多くなり、更に事業拡大のために従業員を雇うと経費計算がややこしくなり、記帳作業にさく時間が増えてしまいます。また、収入が大きくなればなるほど支払う税金額も大きくなるので、記帳代行をお願いすることで自分では気づかなかった経費を計上してもらったり、税金に関する相談をするなどして節税対策をしなければ手取りを増やすことが難しくなります。 実際に収入額が上がると税務署から目をつけられやすくなり、税務署の税務調査がくる場合はあります。この調査に一人で対応することは難しく、節税対策を見越した上でも、税理士にお願いすることが好ましいです。 また、税理士に依頼することで経理作業から離れることが出来、時間が出来るので自分の事業に専念することが出来ます。収入額が1000万円を超えてくると、年60000円〜120000円の費用で経理作業に関わることを税理士にお願いするのは大きな負担ではなく、むしろ経理作業に自分の時間を費やしてしまうことが大きな負担となってしまいます。このような場合は税理士に頼んでしまいましょう。 丸投げしても大丈夫? 税理士に税金に関することを全て丸投げしても大丈夫なのか? ということ関してですが、結論からいうと大丈夫です。税理士が出来ることは確定申告書の作成・確定申告代行・記帳代行・税金に関する相談となります。そのため、普段の記帳作業から確定申告まで全て税理士が行ってくれます。 自分で領収書やカード明細をかき集める必要はあるものの、それらを元に記帳作業に関しては全て行ってくれます。記帳作業自体は慣れていないとかなり面倒なので、自分でやると時間がかかります。その分記帳代行することによって、時間が出来るので自分の事業に専念することが出来ます。 フリーランスの場合は年間10万円ほどあれば税理士に全て依頼することができるので、記帳作業をする時間と確定申告に関する作業をする時間の合計で自分の事業で10万円以上を稼げるのであれば、事業に専念した方が得です。このような方は税理士に丸投げしちゃいましょう。 まとめ <中級編>フリーランスの確定申告 税理士に頼んでみる! というテーマで今回はお伝えしました。いかがだったでしょうか? 今回お伝えしたかったことは以下のとおりです。 税理士が出来ることは確定申告書の作成・確定申告代行・記帳代行・税金に関する相談となり、普段の記帳作業から確定申告まで全て税理士が行ってくれる記帳代行することによって、時間が出来るので自分の事業に専念することが出来る フリーランスとして活動していて利益が出ている方はほとんど確定申告をする必要があり、日々記帳作業を行うことと自分自身で納めるべき税金を計算をすることはかなり面倒だと思います。 また、経費を計上して納税額を出来るだけ下げたいが、どこまで経費として計上することができるのかわからない方は多いでしょう。そんな方に確定申告を税理士に任せるかを今回の記事判断していただき、是非税理士に頼んでみてください。 ぼたん
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フリーランスの廃業に必要な手続きは?税金周りについても解説します

フリーランスとして働き続けていて、成功する場合や、失敗する場合、はたまた事業を譲ることになった方もいます。 フリーランスとしてある程度の売上が出てきて成功した場合は、フリーランスとしての事業を法人化することで続けようと検討することもあると思います。 一方で、クライアントの倒産や自分自身の病気によって仕事ができなくなる可能せなど、フリーランスは売上が上がらなくなるリスクと常に隣り合わせであると言えます。 ですので、そのような場合に売上が上がらずに失敗し、会社員に戻るために、フリーランスをやめるという方もいると思います。 どちらの場合もフリーランスをやめて、法人化するか会社員に戻るかという選択になり、フリーランスをやめる際には手続きが必要となってきます。 それが廃業届の提出です。今回はそんなフリーランスの廃業届について、どのような手続きを踏むのか、また確定申告などの税金面はどうするのかお伝えしていきます。 テクフリでフリーランス案件を探してみる フリーランスの廃業届とは? フリーランスとして開業する場合は、税務署に開業届を出します。 開業届を出さなくてもフリーランスとして仕事はできますが、白色申告もしくは青色申告を行えるようになることで「節税対策になる」「小規模企業共済制度によって掛け金に応じて退職金が貰える」といったメリットがあるため、多くのフリーランスは税務署に開業届を出します。 同じように、フリーランスとして廃業する場合には、税務署に廃業届を提出する必要があります。 この廃業届を提出することによって、税務署側はフリーランスとしての収入が途絶えると理解し、確定申告のお知らせや、納付書などの発送が無くなります。 仮に、廃業届を提出せずに、フリーランスから会社員に戻り、仕事を続けていると、毎年、確定申告のお知らせや、納付書などが税務署から送付されてきます。 この状態で納付書を提出していなければ、税務署から申告のお尋ねが来る場合があるので、廃業した際は必ず廃業届を税務署に提出しておくようにしましょう。 廃業届の手続きと注意点 廃業届を税務署に提出する際に、どのような手続きを取るのかということと、注意点に関してここではお伝えします。 廃業届の手続き まずどのような手続きを取るかということですが、「個人事業の開業・廃業等届出書」という書類に必要事項を記入の上、税務署に提出します。税務署への提出期限は廃業から1ヶ月以内が期限とされています。 書類の名前が「個人事業の開業・廃業等届出書」となっていますが、廃業届は開業する際に提出した開業届と同じ書類となっています。ここでは、届出の事由を「廃業」として記入して提出します。 同時に、青色申告をしていた方は「青色申告取りやめ届出書」、消費税を納めていた方は「事業廃止届出書」、フリーランスとして従業員に給与を支払っていた方は「給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書」を提出します。 廃業届の注意点 フリーランスとして廃業すると決めた場合に、冒頭でお伝えしたとおり、様々なパターンがあります。 フリーランスとして働き続けていて、成功する場合や、失敗する場合、はたまた事業を譲ることになった方もいます。 フリーランスとしての事業を法人化することで続けようという場合は、廃業届を提出するだけでは不十分であり、法人化の手続きもする必要があります。 その際は、法人設立の手続き、資産を個人から法人へ移す手続きをし、税務署に法人設立届や青色申告承認申請書などを提出する必要があります。これらを経て、ようやくフリーランスから法人化が完了したと言えます。 また、事業を譲ることになり、フリーランスとして廃業するという場合は、廃業届の提出に加え、事業を譲られた方が開業の手続きをする必要があります。 そして、このどちらでもなく、フリーランスを辞めて会社員に戻るといった場合には、廃業届の提出のみで良いですが、廃業届を出すと、廃業の日の後に経費が発生しても認められない場合が注意点として挙げられます。 廃業の日は自由に決められるので、完全に事業を終了した状態で廃業届を提出することが望ましいです。 テクフリでフリーランス案件を探してみる 確定申告はどうする? 廃業届を提出した後に、確定申告は続けるべきなのかどうなのか気になると思います。 結論から言うと、廃業届を提出する理由によります。フリーランスとして廃業すると決めた場合に、冒頭でお伝えしたとおり、様々なパターンがあります。 フリーランスとして働き続けていて、成功する場合や、失敗する場合、はたまた事業を譲ることになった方もいます。 フリーランスとしての事業を法人化することで続けようという場合は、法人化手続きにおいて、青色申告承認申請書を提出することで再び確定申告がなされるようになります。 また、事業を譲ることになり、フリーランスとして廃業するという場合は、事業を譲られた方が開業の手続きを行うので、その際に青色申告承認申請書を提出することで青色申告にて確定申告を行えます。 青色申告承認申請書を提出しない場合は白色申告にて確定申告を行うことになります。 最後に、このどちらでもなく、フリーランスを辞めて会社員に戻るといった場合には、廃業届を提出する際に「青色申告取りやめ届出書」も同時に提出することになるので、提出以降は確定申告がありません。 まとめると、フリーランスとしての事業を法人化することで続けようという場合は、確定申告が続く。事業を譲ることになり、フリーランスとして廃業するという場合は、事業を譲られた方のみ確定申告が続く。どちらでもなく、フリーランスを辞めて会社員に戻るといった場合には、廃業届提出以降は確定申告がないとなります。 廃業する前に備えたい 小規模企業共済制度 フリーランスは会社員に比べ、受け取れる年金額が少なく、退職金制度もないため、不安要素が多いと言えます。 そこで、掛け金に応じて退職金が貰える小規模企業共済制度を利用することを強くおすすめします。廃業になった際は収入が途絶えてしまう場合が多いので、退職金があると少しでも安心すると思います。 更に、小規模企業共済制度での掛け金は全額、課税対象の所得から控除され、節税に繋がります。フリーランスとして安心して活動する上ではかかせない制度と言えます。 まとめ:税制面の知識は必須 今回は「フリーランスの廃業届 徹底解説」というテーマで見てきました。今回伝えたかったことは以下のとおりです。 廃業届を提出することによって、税務署側はフリーランスとしての収入が途絶えると理解し、確定申告のお知らせや、納付書などの発送が無くなる 廃業届を提出する理由によって、今後も確定申告が続くかどうかが決まる フリーランスとしての開業方法は多くの人は知っていますが、廃業方法を知っている方は少ない印象です。 フリーランスとして働くにあたって、税制面の知識は自分自身の収入を上げるためにつけておかなければならないものとなるので、廃業届に関して今回でぜひ理解しておきましょう。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
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