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Swift

【Swift】RKNotificationHubを使ってみた

今日は以前、アプリ開発の中で使用したRKNotificationHubの使い方を書いていこうと思います! 公式ものはObjective-CだったのでSwift版です! 公式を見たい方はこちら↓(アニメーションなどが視覚的に理解できるので、1度見てみましょう!) https://github.com/cwRichardKim/RKNotificationHub インストール 何はともあれ、まずはインストール! 自分は、Cocoapodsで管理しているので、管理しているプロジェクトのpodfileに以下を入力する pod ‘RKNotificationHub’ コード全体 そしてインストールしたら、プロジェクトを開いて、使用したいViewControllerで書き込んでいくのですが、 一回コードを全文記載して、その後詳細を説明していこうと思います! // HogeVC.swift import UIKit import RKNotificationHub class HogeVC: UIViewController { // RKNotificationHubのインスタンスを生成 let hub = RKNotificationHub() // バッジをつけたいボタン @IBOutlet weak var hogeButton: UIButton! override func viewDidLoad() { super.viewDidLoad() // hubをhogeButtonに設置し、最初に表示させるバッジのCountを3にする hub.setView(hogeButton, andCount: 3) // 設置するhubの背景色を黒に文字色を白にする hub.setCircleColor(UIColor.blackColor(), labelColor: UIColor.whiteColor()) } @IBAction func touchHogeButton(sender: AnyObject) { // hubのカウント数を1減らす hub.decrement() // hubのアニメーション hub.pop() if hub.count == 0 { // hubのカウントが0になったらボタンを押せなくする self.hogeButton.enable = falses } } } 使い方 まずは、RKNotificationHubをインポートします。 その後、RKNotificationHubのインスタンスとバッジをつけたいボタンの宣言をしています。 // HogeVC.swift import UIKit import RKNotificationHub class HogeVC: UIViewController { let hub = RKNotificationHub() @IBOutlet weak var hogeButton: UIButton! override func viewDidLoad { } @IBAction func touchHogeButton(sender: AnyObject) { } } 宣言をしたら、自分の使いたい様にバッジをカスタムしていきます! ここが一番楽しいときです(笑) // HogeVC.swift import UIKit import RKNotificationHub class HogeVC: UIViewController { let hub = RKNotificationHub() @IBOutlet weak var hogeButton: UIButton! override func viewDidLoad { hub.setView(hogeButton, andCount: 3) hub.setCircleColor(UIColor.blackColor(), labelColor: UIColor.whiteColor()) } @IBAction func touchHogeButton(sender: AnyObject) { hub.decrement() hub.pop() if hub.count == 0 { self.hogeButton.enable = falses } } } ここでは、viewDidLoadでバッジを表示させるhubの初期設定をしています。 setViewで表示させたいViewとバッジの初期値の設定 setCircleColorで背景色と文字色の設定をしています。 試したことが、ないのですが、フォントも変えられるようです! また、hogeボタンを押したときにもメソッドを宣言しています! hub.decrementでバッジの数を減らし、popするアニメーションを指定しいます。 更にhubのCountが0になったらボタンを使えなくしてみました! さらにさらに、 ざっくりと簡単な使い方を書いたのですが、他にも詳細な設定をすることが出来ます! 調整メソッド hub.setView(view, andCount: 3) // 設置するViewと初期値を設定 hub.setCircleAtFrame(frame) // hubのサークルフレームを設定 hub.setCircleColor(circleColor, labelColor) // hubの背景色、文字色を設定 hub.moveCircleByX(x, y: y) // hubの位置を調整出来る(デフォルトは右上) hub.scaleCircleSizeBy(scale) // サークルを拡大・縮小出来る Countの変更 hub.increment // Countを1ずつ増やす hub.incrementBy(10) // Countを10ずつ増やす hub.decrement // Countを1ずつ減らす hub.decrementBy(10) // Countを10ずつ減らす hub.hideCount // Countを隠す hub.showCount // Countを表示させる バッジのアニメーション hub.pop() hub.blink() hub.bump() こんな感じで、自分が使いたいようにカスタムすることが出来ます! Xcodeのデフォルトでは、TabBarItemにしかバッジを表示することができなかったので、 すごく良かったです! ライブラリは、導入しても使い方を理解するまでが大変で、構造を理解しないと後々大変になることが大半なのですが、 このライブラリはシンプルで使いやすく、かっこいいバッジを設置することが出来たので良かったです! よかったら、使ってみてはいかがですか? フリーランス案件を探す
AWS (Amazon Web Services)

AWSプログラマーに必要なスキルとは?わかりやすく解説します

この記事の読者の方には、未経験からエンジニアを目指しているという方や、既にエンジニアとして働いているけれど、職種を変えてエンジニアとしてチャレンジしようか悩んでいるという方が多いと思います。 一概にエンジニアといっても、ユーザーが触れる部分を設計・開発するフロントエンドエンジニアや、システムの裏側にあるロジックを設計・開発するバックエンドエンジニア、開発したシステムを正常に動かすための環境づくりをするインフラエンジニア、システムの運用や保守をサポートするカスタマーサポートなど、エンジニア内で様々な職種があります。 というのも、システムの開発にあたっては、ユーザーが使う画面やユーザーが画面上で行った行動に対する処理などシステム全体を動かすために、それぞれのシステムが複合的に絡み合っており、またシステムの機能を維持するためのメンテンスが必要になるため、このようにエンジニアの中でも職種が分かれています。 その職種の中でも、年収に差があったり、独立のしやすさに差があるので、エンジニアとして働くにあたってどの職種で働くのかという観点は非常に重要になってきます。 また、エンジニアだけではなく、プログラマーとして活躍するという方法もあります。プログラマーはエンジニアとは異なり、プログラミングをすることが主な仕事となっています。エンジニアはまずお客様とコミュニケーションを重ね、お客様の課題を特定します。その課題を解決するためのシステムを設計し、納期に合わせてスケジュールやタスクを管理します。 このような工程を経て、ようやく設計書通りに開発をすることになりますが、この開発を主に担うのがプログラマーとなります。エンジニアには様々な職種があると言いましたが、プログラマーも同じように様々な職種があります。 今回はその中でもAWSプログラマーとエンジニアという職種に重点を置いて見ていきます。 AWSの案件を探してみる AWSとは? その職種や業界まで 皆さんはAWSという言葉を聞いたことあるでしょうか。AWSはAmazon Web Servicesという名前の略称であり、アメリカ合衆国に本社を持つAmazonが提供するクラウドサービスです。 クラウドサービスとはクラウドコンピューティングサービスの略であり、インターネットを通じてコンピューターを貸し出しているサービスとなります。例えば、あるコンピューター上に写真を保存したとすると、その保存した写真はそのコンピューター上でしか見ることが出来ません。 ただ、クラウドサービスを使ってクラウドサービス上に写真を保存することで他のコンピューターなどのデバイスを用いていつでもその写真にアクセスすることができます。 現代であると、パソコンやスマートフォン、タブレットなどの通信機器を持ち歩くことが多くなっており、またリモートワークや会社の拠点増加が起こっているため、当該ファイルに簡単にアクセスできることが重要となっています。そこで、活躍するのがクラウドサービスです。 特に、AWSはクラウドサービスの先駆けとなったサービスであり、2006年にAWSが発表されて以来、他社でもクラウドサービスの開発が相次ぎました。AWSのライバルはGoogleのCloud PlatformやアリババのAliCloud、マイクロソフトのAzureなどとなります。特にAWSは数多くの企業や個人に使われているサービスとなっています。 AWS専門のプログラマーやエンジニアはこのAWSの中にある仮想サーバーが使えるように環境を整えることが主な仕事になっています。業界を問わず企業ではクラウドサービスの需要が高まっており、今では仕事を効率的に進める上では必要になっているサービスであります。 社内外にいるAWSプログラマーやエンジニアがAWSの導入を企業にしていくことになりますが、インフラ系のプログラマーやエンジニアがAWS領域を専門としてクラウドの環境構築を行っていく場合が多いです。 AWSのプログラマーやエンジニアの年収? AWSのプログラマーやエンジニアの年収は約600万円ほどと言われています。ちなみにインフラ系プログラマーやエンジニアの年収は約570万円ほどと言われています。 AWSの環境構築は現在需要があり、またAWS専門の知識を身につける必要があるため、通常のインフラ系プログラマーやエンジニアよりも年収が高くなっています。 今後もAWSは多くの企業に使われ、導入の需要が高まるとともに保守・運用の業務も長年必要となってきます。そのため、AWSのプログラマーやエンジニアの年収は更に上がると期待できます。 AWSで必要とされるプログラマーのスキル AWSプログラマーはエンジニアの設計に基づいて開発を行っていきます。エンジニアが導入や改修について設計を行い、インフラ周りのプログラミングをしていくことになります。そのため、プログラミングのスキルは必要となります。 設計はエンジニアがやるものの、なぜこのような設計をしたのかという意図を理解するために、インフラ周りのOSやミドルウェアの知識が必要となります。 とはいえ、プログラマーとして中心はプログラミング業務になるため、プログラミングのスキルが一番重要となります。 AWSで必要とされるエンジニアのスキル AWSエンジニアの仕事は何もデータや設定がない仮想サーバーにOSやミドルウェアを入れることで、エンジニアではない一般人でも利用できるように環境構築していくことです。この設計を行います。 そのため、OSやミドルウェアに関する知識のことはもちろん、前提としてインフラ周りの知識も必要となります。 特に現在AWSの導入が盛んになっているので、今後保守・運用業務や改修業務が増えてくることは間違いないです。導入のみならず、そのような幅広い要望を叶えるためのスキルも必要となります。 AWSの将来性や年収は今後どうなる? AWSの将来性は高いと言えるでしょう。現在数多くの企業にAWSが導入されており、またAWSを導入したいという企業は多く、需要が高まっています。 また、一度導入されたら終わりというわけではなく、その後にAWSの保守・運用や改修が必要となってきます。そのため、継続的にAWS関連の導入や保守・運用・改修の需要はあるでしょう。 AWSなどのクラウドサービスは比較的最近登場したサービスであるので、企業からの需要に対してエンジニアの供給が足りないという状態になっています。今後もこの傾向が続くと予想されるので、年収が上がることが期待されます。 まとめ AWSの年収 プログラマーとエンジニアを個別に検証してみる というテーマで今回はお伝えしました。いかがだったでしょうか? 今回お伝えしたかったことは以下のとおりです。 AWS専門のプログラマーやエンジニアはこのAWSの中にある仮想サーバーが使えるように環境を整えることが主な仕事になっている 業界を問わず企業ではクラウドサービスの需要が高まっており、AWS含めて今では仕事を効率的に進める上では必要になっているサービスである AWSの将来性は高く、プログラマーやエンジニアの年収の上昇が期待できる AWSのプログラマーとエンジニアになりたいと考えている方は是非今回の記事をお役立てください。AWSの需要は年々高まっているため、インフラ系エンジニアの方は是非AWS周りについて学んでみてはいかがでしょうか。 今だけ!登録で最大1,500円相当もらえるお仕事探しサービス「テクスカ」 「テクスカ」は、報酬をもらいながらお仕事探しができる新体験のスカウトサービスです。 【テクスカの4つの特徴】 1.面談するだけで、3,500円相当のAmazonギフトカードを獲得できます 2.優秀な貴方に仲間になってほしいと真に願うとっておきのスカウトが企業から届きます 3.貴方の経歴・スキルを見て正社員のオファーだけでなく副業オファーも届きます 4.転職意欲がなくとも自分のスキルが通用するか各社のCTOに評価してもらうチャンスがあります 忙しさのあまり、企業との新たな出会いを逃している… スパムのように届くスカウトメールにうんざりしている… 自分の市場価値がわからない… 社外の人からの評価が気になる… 副業の仕事が見つからない… そんなあなたにおすすめです! AWSの案件を探してみる
Java

Javaでできることとは?【初心者でも分かるように特徴を詳しく解説します】

Java(ジャバ)は、オブジェクト指向プログラミング言語のひとつです。 さまざまなシステムに使われていて、プログラミング初心者から経験者まで幅広いエンジニアに人気があります。 Javaはよく聞くけれど、何に使うか分からない Javaでプログラムできることは何か知りたい Javaを習得すると転職や独立において有利になるか知りたい というあなたのために、この記事では、Javaの特徴やメリットについて詳しく解説します。 Javaエンジニアの需要や将来性、案件情報についても紹介するので、Javaを習得して就職や転職に活かしたいと考えている人は参考にしてみてください。 Javaの案件を探してみる Javaとは Javaは、1995年にサン・マイクロシステムズ(現在のオラクル)によって開発されたプログラミング言語です。 初めは家電機器などの組み込みシステム向けに開発されましたが、その後急速に普及し、現在ではさまざまな領域で広く利用されています。 Javaの特徴のひとつは、オブジェクト指向プログラミングをサポートしているということです。 オブジェクト指向プログラミングはプログラムを再利用しやすく、保守性の高いコードを作成するための手法です。 Javaのオブジェクト指向の特性によってデータと操作をまとめたクラスを作成し、それらのクラスを組み合わせてプログラムを構築できます。 Javaはシステム開発の現場において、幅広い分野で使用されています。 Javaの活用例は以下のとおりです。 基幹システム開発 WebアプリケーションやWebサービス開発 ゲーム開発 Androidアプリ開発 ビッグデータ処理 IoTデバイスの開発 このようにJavaを活用できる用途は幅広く、習得するとさまざまな案件に応募できるという点で多くのエンジニアに人気があります。 Javaを学習してスキルを習得することは、これからエンジニアを目指そうとするプログラミング初心者にとっても、有益な選択肢となっています。 Javaでできること Javaは、さまざまな用途に利用できる汎用プログラミング言語です。 Javaでできることは多岐にわたりますが、代表的なものとして以下があげられます。 ソフトウェア開発 Webアプリ開発 モバイルアプリ開発 ビッグデータ処理 Webサイト開発 Iot開発 基幹システム開発 ソフトウェア開発 Javaは、高い信頼性と安定性を備えたソフトウェアの開発に最適です。 このため、大規模なシステムや企業向けのアプリケーション開発に広く利用されています。 ソフトウェア開発といっても用途は幅広く、家電などの組み込みシステムや、WindowsなどのOS上で動作するものまでさまざまです。 また、物流管理や金融取引管理といった、業務の根幹を支える基幹システムにも使われることもあります。 Webアプリ開発 Javaは、Webアプリケーションの開発にも広く使用されているプログラミング言語です。 Javaで作られたフレームワークであるSpringやJavaServer Faces(JSF)などを使用することで、セキュリティが高いWebアプリケーションを効率的に開発できます。 Javaはライブラリやツールが豊富にあるため、Web開発の生産性を向上させ、効率よくWebアプリケーションを作成できるという点も人気の理由です。 モバイルアプリ開発 Javaは、Androidアプリの開発にも広く使用されています。 AndroidはJavaベースのプログラミング言語であるため、Javaの知識を活用することでAndroidアプリを開発できます。 Androidアプリは、Android Studioという統合開発環境を使用することで、効率的な開発が可能です。 Javaの豊富なライブラリやAndroidのAPIを活用して、多機能でパフォーマンスの高いモバイルアプリを作成できます。 ビッグデータ処理 Javaはビッグデータ処理にも使われているプログラミング言語です。 Apache HadoopやApache Sparkなどの分散処理フレームワークでは、Javaが主要な言語として使用されています。 Javaの並行処理の特性やスケーラビリティの高さが、大量のデータを効率的に処理するのに適しているためです。 Javaの特徴を活かしてビッグデータの収集、処理、分析を効率的に行える点が特徴です。 Webサイト開発 JavaはWebサイトの開発に広く使われています。 Javaはサーバーサイドのプログラミング言語として、Webアプリケーションのロジックやデータベースの操作ができます。 また、高速で移植性が高いという特徴がある点もポイントです。 JavaでWebサイトを開発するのによく使われるフレームワークは、SpringやJavaServer Faces(JSF)です。 フレームワークを活用することで、効率的で安全なWebアプリケーションを構築できます。このようにJavaには豊富なライブラリやコミュニティのサポートもあり、大規模なプロジェクトにも対応可能という特徴があります。 Iot開発 IoTとはInternet of Thingsの略で、インターネットに接続されたさまざまなデバイスやセンサーのことです。 IoTはスマートホームやスマートシティやスマートファクトリなどの分野で活用されています。 JavaはIoTの開発にも適しています。 その理由は、Javaのプラットフォーム独立性やモジュール性が、異なるデバイスや環境での利用を容易にするからです。 Java ME(Micro Edition)やJavaFXなどの技術を駆使することで、小型デバイスから大規模なIoTシステムまで対応できます。 このように、Javaは、組み込みシステムやエッジコンピューティングやクラウドコンピューティングなどの技術とも連携できます。 基幹システム開発 基幹システムとは、企業や組織の業務を支える重要なシステムです。 Javaは基幹システムの開発にもよく使われています。 Javaは信頼性や拡張性や保守性が高いという特徴があり、長期的に運用されるシステムに適しています。 Java EE(Enterprise Edition)や関連フレームワークを使用することで、企業のビジネスプロセスを効果的かつ効率的にサポートできる点が特徴です。 Javaでのプログラミングのメリットとは Javaを学ぶことは、多くのメリットをもたらします。 以下では、Javaでのプログラミングにおけるおもなメリットについて詳しく説明します。 保守性が高い ライブラリやフレームワークが充実している 学習の参考となる情報が多い クロスプラットフォームに対応している これからJavaを習得しようと考えている人は、Javaプログラミングのメリットも確認しておきましょう。 保守性が高い Javaは、静的型付け言語であり、コンパイル時にエラーを検出しやすい特徴があります。また、オブジェクト指向プログラミングの原則に基づいて設計されているため、コードの再利用性が高く、保守性が向上します。 大規模なシステムやチームでの開発において、変更や修正が容易に行えるため、効率的な開発が可能です。 ライブラリやフレームワークが充実している Javaはライブラリやフレームワークが充実しています。 ライブラリやフレームワークは、既存の機能やコンポーネントを再利用できるため、開発の効率を向上させます。 Javaのライブラリやフレームワークの例は、以下のとおりです。 GUIアプリケーション開発のためのSwingやJavaFX データベースアクセスのためのJDBC Spring FrameworkやHibernateなどのフレームワーク また、JUnitなどのテストフレームワークも充実しており、品質管理やテストの自動化が容易になります。 製造だけではなく開発全体を効率的に行うためのライブラリやフレームワークが充実している点がJavaのメリットです。 学習の参考となる情報が多い Javaは長い歴史を持つプログラミング言語であり、多くのコミュニティやドキュメントが存在します。 日本語で書かれた解説記事やチュートリアル、Q&Aサイトなどが多いため、理解がしやすいです。 また、Javaは、オンラインコースや書籍などの学習教材も豊富にあります。 Javaを学ぶための情報は多く、調べれば大抵のことは分かるため、初心者でも習得しやすい点が特徴です。 クロスプラットフォームに対応している Javaは、クロスプラットフォームで動作することが特徴です。 Javaのプログラムは、Java仮想マシン(JVM)上で実行されるため、特定のオペレーティングシステムに依存することなく、さまざまなプラットフォームで動作します。 これにより、一度書かれたJavaのプログラムは、Windows、Mac、Linuxなどのさまざまな環境で動作できます。 ひとつのプログラムを複数の環境で使いまわせる点も、Javaプログラムの大きなメリットです。 Javaでのプログラミングのデメリット Javaは、さまざまなシステムの開発に使える汎用性の高いプログラミング言語ですが、デメリットも理解した上で、適切な場面で活用することが大切です。 ここではJavaプログラミングのデメリットを3つ紹介します。 コードの記述量が多い 小規模システム開発に向いていない iOSアプリの開発はできない コードの記述量が多い Javaは、オブジェクト指向プログラミング言語です。 オブジェクト指向プログラミングでは、クラスやオブジェクトなどの概念を活用して、プログラムを記述します。そのため、Javaのコードは、他のプログラミング言語と比べて記述量が多くなる傾向があります。 例えば、同じ機能をC言語で記述する場合と比較すると、Javaでは、クラスやオブジェクトの定義、メソッドの定義、インスタンス化など、追加で記述するコードが多くなります。 コードの記述量が多いということは、開発工数やコストが増加する可能性があります。 また、コードが複雑になりやすく、バグが発生しやすくなるというデメリットもあります。 小規模システム開発に向いていない Javaは、大規模なシステムの開発に適したプログラミング言語です。 そのため、小規模なシステムの開発には、Javaは必ずしも最適な選択とは言えません。 小規模なシステムの開発では、コードの記述量を減らし、開発工数やコストを抑えることが重要です。 Javaは、コードの記述量が多いため、小規模なシステムの開発には向いていないと言えます。 また、Javaは、オブジェクト指向プログラミングの考え方が前提となっているため、オブジェクト指向の概念を理解していないと、小規模なシステムの開発を効率的に行うことが難しい場合があります。 Javaはエンタープライズ向けに設計された言語だという点は覚えておきましょう。 iOSアプリの開発はできない Javaは、Androidアプリの開発に広く使われています。 しかし、iOSアプリの開発はできません。 iOSアプリは、Appleが提供するXcodeという開発環境で開発されます。 Xcodeは、Objective-CやSwiftというプログラミング言語に対応していますが、Javaには対応していません。 そのため、Javaを使ってiOSアプリを開発するには、Objective-CやSwiftを習得する必要があります。 Javaエンジニアの需要と将来性について Javaエンジニアの需要は現在でも高く、将来性も期待されているプログラミング言語です。 Javaは、幅広い領域で利用されており、多くの企業や組織がJavaを採用しています。 特に大規模なシステムや企業向けのアプリケーション開発において、Javaの需要は高まっています。 Javaの特徴の一つは、堅牢性や安全性、保守性が高いことです。 大規模なシステムでは信頼性が重視され、長期的な保守が必要となるため、これらの特徴を持つJavaがよく使われます。 さらに、Javaには開発を効率的に行うためのライブラリやフレームワークも充実しているため、多くの企業はそれらを活用して開発を進めています。 Javaエンジニアを目指すときは、プログラミング言語だけではなく、Javaを利用したライブラリやフレームワークについても習得しておくと良いでしょう。 また、近年ではJavaの活用範囲が拡大しており、クラウドコンピューティングやビッグデータ処理、モバイルアプリやIoTデバイスなどの分野でもJavaエンジニアの需要が増えています。 このように、多くの既存システムがJavaで構築されており、それらの保守・改善が求められるだけでなく、新たなプロジェクトやアプリケーションの開発にもJavaが採用されることが予想されます。 Javaエンジニアの需要は、将来的にも高いといえるでしょう。 Javaの案件情報 さきほど紹介したとおり、Javaエンジニアの需要は今後も継続していくと予測されています。 特に、新たなテクノロジーやフレームワークの登場に伴い、Javaエンジニアのスキルが要求される範囲も広がっています。 また、Javaは企業におけるコアなシステム開発に使用されることが多いため、安定した需要が見込まれるプログラミング言語です。 Javaを習得して年収を増やしたいと考えている人は、ぜひ以下より案件情報を確認してみてください。 Javaの案件を探してみる まとめ Javaはプログラミング初心者から経験者まで幅広いエンジニアに人気のある言語です。 その汎用性と柔軟性により、ソフトウェア開発やWebアプリケーションの開発に広く利用されています。 Javaでできることの例は以下のとおりです。 ソフトウェア開発 Webアプリ開発 モバイルアプリ開発 ビッグデータ処理 また、Javaには以下のようなメリットがあります。 保守性が高い ライブラリやフレームワークが充実している 学習の参考となる情報が多い クロスプラットフォームに対応している Javaエンジニアの需要は非常に高く、今後もさらに拡大することが予測されます。 Javaのスキルを身につけることは、プログラミングのキャリアを築くための一歩となるでしょう。これを機会にぜひJavaの学習を始めてみましょう。
C#

C#フレームワークについて徹底解説!.NETと関係している?【2022年最新版】

近年、人気のあるプログラミング言語の一つとしてC#が注目されています。 C#は2002年にMicrosoft社によってリリースされたプログラミング言語です。 Webアプリケーションだけでなく、ゲーム開発などで利用されているUnityにおいても使用されているため、ユーザーの多い言語です。 C#を学習しようと考えている人の中には、 「C言語やC++と関係あるの?どっちが使いやすい?」 「フレームワークは存在する?」 などの疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。 そこで、この記事ではC#フレームワークについて解説していきます。 C#についてより詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ! >2022年3月版 人気のプログラミング言語ベスト20 第9位:C# C#とは? C#はマルチパラダイムプログラミング言語であり、複数のスタイルを持ち合わせていますが、クラスとインスタンスで構成されているオブジェクト指向をメインのスタイルとして持った言語です。 C#と聞くとC言語やC++と似たようなプログラミング言語かなと思う方が多いと思いますが、まったく別物といってよいほど異なり、C言語やC++よりも多彩なアプリケーション開発ができます。 ただ、C#の文法がC言語やC++、Javaと似ているのでこれらの文法を一通り習得している方はC#にとっつきやすいでしょう。 実際にC#で、Webアプリケーション、スマートフォン向けアプリケーション、PC向けアプリケーションなどかなり幅広い領域での開発ができます。ただし、Microsoft社が開発しリリースしており、Windows向けに作られているのでMacやLinuxでは開発がしにくいです。 しかし、Windowsでは非常に開発がしやすく、統合開発環境(IDE)の「Visual Studio」を使うことで開発のしやすさがグンと伸びることがC#の良さと言えるでしょう。 また、C#について説明をするうえで外せないのが、「.NET Framework」との関係です。 C#の案件を探してみる .NET Frameworkとは? .NET Frameworkもまた、Microsoft社が2002年に正式リリースしたプラットフォームです。 .NET Frameworkは、主に共通言語ランタイム(CLR)とクラスライブラリの2要素で構成されています。 共通言語ランタイム(CLR)とは、実行中のアプリケーションを処理する動作環境のことです。 .NET Frameworkでは、さまざまなプログラミング言語で書かれたコードを、一度共通中間言語(CIL)に変換してから、プログラムの実行に移ります。 そのため、利用者は特定の言語を使う必要がなく、自身の環境に合ったCLRを用意するだけでいいのです。 クラスライブラリとは、一般的な機能をまとめたライブラリを指します。 具体的には、ファイルの読み書き、データベース接続、描画などのAPIがあります。 なお、.NET Frameworkは現役ではありますが、Microsoft社は2019年以降、Mac環境にも対応した後継の.NET Coreを使うことを推奨しており、現在は.NET6が最新です。 フレームワークとは? 話を戻すとつまり、C#は、.NET Frameworkの機能を強化するために作られたような言語であるという背景があります。 そのため、C#のフレームワークというよりも、.NET環境で使えるフレームワークが存在していて、C#に対応しているという方が近いです。 フレームワークを利用することにはいろいろなメリットがあります。ここでは、 ・開発スピードが上がる ・コードの統一性を保持(多人数開発にも対応しやすくなる) ・バグの減少 ・フリーランスとして仕事が取りやすくなる という4点のメリットについて紹介していきます。 開発スピードが上がる MVP開発やリーンスタートアップという言葉が注目されているように、IT/Web業界では特に、サービスを高速で市場に投下することが重要です。フレームワークを利用するのとしないのでは、開発スピードにかなりの差が生じます。 例えばPythonのフレームワークには、データベースアクセスの機能やログイン機能、フォーム作成機能などが備わっているのですが、それらをフレームワークなしでエラー無く完成させるには、かなりの時間を要してしまうのです。 コードの統一性を保持(多人数開発にも対応しやすくなる) プログラミングに限らず全ての仕事にいえますが、コードの書き方にはその人の個性やクセがでます。 経験、スキル、年齢、性格、キャリアなど様々な要因によって差が生じるのですが、人が書いたコードを修正するのは、かなり大変な作業です。 フレームワークを利用すれば、コードの統一性を保持させることができます。 統一性を保持することにより、多人数開発にも対応しやすくなります。 バグの減少 .NET環境のフレームワークは基本的に大人数のエンジニアに利用されています。そのため、バグはすでに解決されていることが多いです。 それらのバグが少ないフレームワークを利用して開発を進めると、開発をしたプログラムもバグが少なくなる可能性が高まるといえます。 フリーランスとして仕事が取りやすくなる 中規模、大規模以上案件では、フレームワークが利用されていることがほとんどです。 使えると使えないとでは、仕事の獲得しやすさに差が生じるでしょう。 C#の案件を探してみる フレームワークを使用するデメリット 一方で、フレームワークを使用することのデメリットは次の2点が挙げられます。 ・学習期間が必要 ・イレギュラーに対応できないことがある 詳しく見ていきましょう。 学習期間が必要 フレームワークを使いこなすには、言語の理解がある前提で、最低でも数週間は学習をする必要があります。 概要を抑えられても、細かい要望を実現しようとすると調査に更に時間がかかることはよくあります。使用者が多くないフレームワークになると、情報量が少なく、調査が難しいこともあるでしょう。 また、ドキュメントは基本的に英語で書かれていることが多いです。 イレギュラーに対応できないことがある フレームワークはいわゆる「よくある機能」を開発する際には有用です。 しかし、前例が少ない機能を開発したい場合、対応できないことが多々あります。 フレームワークは決められたルールに則ってサービスを開発していかなければならないため、イレギュラーが多発するようなサービスではフレームワークを利用しないほうが作りやすいことがあるのです。 おすすめ.NETフレームワーク ここからは、目的によって有用な.NETフレームワークについて解説していきます。 1.ASP.NET ASP.NETは、こちらもまた、Microsoft社が開発したフレームワークです。 WebアプリケーションやAPI開発をすることができます。 ASP.NETの中には、さまざまな機能がフレームワークとして備わっていて、使い分けをすることが可能です。 ASP.NET Coreは、クラウド上でのアプリケーション開発が可能なフレームワークで、前述の.NET Coreの名前と似ていることからも予想できますが、macOSやLinuxでの開発ができます。 ASP.NET MVCは、M(Model)、V(View)、C(Controller)の3つを合わせたMVC機能が搭載されている、アプリケーションを設定・管理するためのフレームワークです。 ASP.NET Web APIは、HTMLサーバーを構築することができるフレームワークです。 そのため、対応範囲が広くなっています。 ASP.NET Web Formは、Visual StudioというMicrosoft社が提供している統合開発環境に含まれているフレームワークです。 ドラッグ&ドロップのシンプルな操作で開発ができます。 >ASP.NET公式サイト 2.Blazor BlazorもMicrosoft社によって開発されたフレームワークで、正式リリースされたのは2018年と、比較的最近です。 C#を基本としつつ、HTML・CSSも使用してWebアプリケーションの作成ができます。 Blazorにはフロントエンド開発ができるBlazor WebAssemblyと、サーバーサイドの開発ができるBlazor Serverの2種類があり、用途によって使い分けることが可能です。 C#だけでは難しい、かゆいところにはJavaScriptを呼び出せる点も魅力です。 >Blazor公式サイト C#の単価や案件数は? ここまでフレームワークの解説をしてきました。 では実際の単価や案件数はどのようになっているのでしょうか? テクフリに掲載されている案件を参考に以下にまとめました。 C#の単価比較 弊社調べによると、C#の平均単価は68万円です。 また、ASP.NETを使用する案件の平均単価は64万円で、C#全体の平均単価よりやや安価です。 テクフリ調べ 2022/10/20付 他の言語よりも平均単価は安価ですが、単価の最高額は150万円で、他の言語を上回っています。 他言語の参考は以下の記事から確認してください! ・Pythonフレームワークおすすめ5選と選び方【2022】 ・Javaフレームワークとは?おすすめの10選と選び方【2022年最新版】 ・Go言語フレームワークおすすめ6選と選び方【2022】 他にも確認したい方は、以下のページからさまざまな記事を確認できます! >お役立ちコンテンツ | フリーランスエンジニアの案件・求人なら【テクフリ】 まとめ この記事では、C#のフレームワークについて解説してきました。 C#がプログラミング言語の中で人気を獲得していく以上、フレームワークの必要性も同時にあがってきます。 適切なフレームワークを採用することで、作業効率を上げて、良い開発ライフを送りましょう!
Java

Javaの将来性は?【需要の変化や年収について詳しく解説します】

エンジニアとしてIT業界に携わっていると、今自分が扱っているプログラミングスキルが今後も役に立つのか気になってくるものです。「自分のスキルは、どのくらいの将来性があるのだろうか?」と不安になるのも当然のこと。 そこで今回は、プログラミング言語の中でも人気のJavaについて、シェアや将来性をさまざまな角度から検証していきます。 Java案件を探してみる Javaとは? 現在広く使われているJavaは、1995年に初めてリリースされたプログラミング言語です。世界のIT企業を代表するGoogle社でも、「Google三大言語」に定めて社内のシステム開発に用いられています。処理スピードが速く信頼性も高いため、あらゆるシーンで活躍しているプログラミング言語です。現在も需要が高くJavaを扱えるエンジニアの給料水準は高めに推移しており、しばらくの間は仕事に困ることはないはずです。 Javaを用いることにより、パソコン向けアプリやスマホアプリはもちろん、WebアプリやWebサービスを開発することが可能になります。組み込み系システムや、近年話題となっているIoTの分野でも盛んに使われる傾向にあります。 環境に依存せず動作させることが可能な汎用性の高さが大きな特徴としており、WindowsやMacはもちろん、LinuxやAndroidといったさまざまなOS上で動かすことができます。プログラムの動作も軽快で処理も高速。オブジェクト指向の言語であることから、複数のエンジニアがチームになって行う開発案件でも、効率よく作業を進められる利点があります。 比較的歴史の長い言語であり、世界中で人気を集める言語でもあることから、コミュニティや教本などが充実していることもポイントです。Javaを扱うにあたってわからない点が出てきたり、トラブルに遭遇してしまった際にも解決しやすいと言えます。 その反面、Javaは習得までに時間や手間がかかる言語です。プログラミング言語の中でも、特に初心者が挫折しやすい言語とされており、とっつきにくい一面があるのは否めません。さまざまな分野での開発に応用できるということは、それだけ学ばなければならない知識や技術も膨大になってしまうのです。 Javaの現状 給与から業界の動向まで検証 PHPやRubyなど、最近ではさまざまなプログラミング言語が開発されていますが、Javaはその高い安全性や信頼性が評価され、今でも厚い支持を受けている言語です。特に近年では、Android向けのスマホアプリ開発でJavaが用いられるシーンが増加し、スマホアプリ業界ではJavaを扱えるエンジニアの需要が高まり続けています。 日本ではiPhoneの人気が圧倒的ですが、世界的に見るとiPhoneとAndroidとで半々くらいのシェアを占めています。今後はiPhoneの人気が落ち込み、Androidスマホの人気が高まると予想する人も多く、そうなれば必然的にJavaの需要も増加していくことでしょう。 Javaが活躍するのはスマホアプリ開発だけではありません。家電業界や自動車業界で用いられる組み込み系システムの開発にも、Javaは一役買ってくれる存在です。強固なセキュリティを持ち高い安全性を誇るJavaは、今でも組み込み系システムの開発で必ずと言っていいほど用いられる人気の言語なのです。 また、長い歴史の中で構築してきた企業向けの社内システムは、その多くがJavaを用いて開発されています。これから新しく構築するシステムであればJava以外を使うという選択肢もありますが、すでに完成しているシステムのメンテナンスやアップデートを行う場合には、Javaを用いる必要があります。 このことから今もJavaの需要が高い状態が続いており、かつ企業向けの大型プロジェクトが大半を占めるため、これからも安定した需要が発生すると考えられます。 なお、Javaを扱えるエンジニアの年収を調べてみると、およそ500〜700万円が相場になっているようです。経験や実績によってこれ以上の年収を手にすることも十分可能でしょうが、Javaは高い需要に対して供給も多いため、あまり希少性はなく飛び抜けて多い年収を期待することは難しくなります。 「年収1000万円以上を目指さなくてもいいから、安定して年収700万円くらいを稼ぎたい」と考えるエンジニアにはぴったりの選択肢となるでしょう。 Javaの将来性 今後の年収はどうなる? では、今後Javaはどうなっていくのでしょうか? まず年収について考えてみると、それほど大きな伸びは期待できないが、少しずつ上昇していくことが予想されます。歴史が長く世界中で使われているJavaは、今後も必要とされなくなるということは考えにくいです。 圧倒的な高年収とまではいかなくとも、会社員全体の平均と比べればかなり上、エンジニア全体の平均と比べても、やや上の年収を手にできることでしょう。 もちろん、何らかの出来事によりJavaのシェアが急落してしまうことも十分考えられます。PHPやPythonのように、近年急速に人気を集めているプログラミング言語に置き換えられ、案件数が減少してしまうこともあるかもしれません。 とはいえ、Javaの開発案件の多くを占めているのは、安全性・信頼性を第一に考える大手企業。大型のプロジェクトであれば携わるエンジニアの数が多く、給料もアップすることが期待できます。 新たなプログラミングスキルを身につけたり、Javaに関する理解を深めたりといった努力を継続することにより、今より多い年収を手にすることも十分可能でしょう。 Javaの将来性 今後の需要はどうなる? 近年においてJavaの需要を大きく高めている一因は、Android向けのスマホアプリ開発案件の増加にあります。周知の通り、スマホアプリ業界はIT業界の中でも急速に拡大を続けている分野です。世界の二大OSとされるAndroidスマホ向けのアプリ開発に必須となれば、Javaの需要が高まっていくのも当然です。 この傾向は、少なくともこの先10年間は続くことが考えられます。私たちの手にするスマホが、折り畳み型になったり大画面化したりすることはあっても、完全に使われなくなるということは考えにくいからです。 となれば、Javaの需要も今後10年間は高まっていくことでしょう。「今から勉強し始めても遅いんじゃないか?」と思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。 実はJavaはオブジェクト指向型の言語の代表格で、オブジェクト指向の概念を身につけておくと、PHPやRubyといった他のオブジェクト指向型言語の習得に大いに役立つのです。マスターするまでに時間や手間はかかるものの、まずはJavaを習得して基礎を固めてしまえば、第2、第3のプログラミング言語を習得する際に大きな助けになるでしょう。 その意味でも、今からでもJavaの勉強を始めることには大きな意味があるのです。 Javaは1995年から世界中で用いられている人気の言語です。その将来性を危惧する声も少なくありませんが、大手企業がJavaを用いたシステムを導入していることや、スマホアプリ開発で用いられていることを考えると、今後も安定した需要が続くことが見込まれます。 今から習得するのも決して遅くはありませんので、まずは初心者向けの書籍から始めてみていかがでしょうか。 Java案件を探してみる
Scala

Scalaエンジニアの案件について

Scalaは2004年にリリースされた比較的新しい言語でありながら、メジャーIT企業にも採用されているたぐいまれな言語です。 ただScalaはJavaのメリットを引き継いでいるので、その実績も当然といえば当然です。 将来フリーランスのエンジニアになりたいと考えている人にとっては、Scalaは強力な武器になるでしょう。それはScalaがJVM上で動作するからです。JVM(Javaバーチャルマシン)は、その名のとおりJavaの仮想マシンです。JavaがどのOSでも動くことができるのはJVMのおかげです。 JVMの大きな恩恵を受けられるのは、Scalaエンジニアの大きな特権といえます。つまりフリーランスのScalaエンジニアは、Mac案件でもWindows案件でもLinux案件でも受注できます。 「仕事を選ばずとにかく稼ぎたい」と考えるフリーランスのScalaエンジニアは、「Scalaを選択してよかった」と感じていることでしょう。 Scalaの成り立ちや特徴を紹介しながら、フリーランスのScalaエンジニアが活躍できる分野などを詳細に解説していきます。 Scala案件を探してみる Scalaの特徴とは Scalaの特徴を、Scalaの歴史を追いながら解説していきます。 Scalaは、スイス連邦工科大学ローザンヌ校のマーティン・オーダスキー教授が2001年に、開発に着手しました。そして2004年に公開されました。 Scalaはオブジェクト指向の言語であり関数型言語でもあります。そのため、クライアントのニーズに合わせて機能を拡張できるアジャイル開発に向いています。 アジャイル方式は従来のウォーターフォールモデルによるはるかに短い期間で開発できます。アジャイルとは「早い」「機敏」という意味で、システムを小さな単位に区切って実装やテストができる特徴があります。 そのため一度アジャイル方式を採用したソフト開発企業は、もう後戻りできないでしょう。すなわち、一度Scalaで開発した経験がある企業は、次のプロジェクトでもScalaエンジニアを使うことになるのです。 Scalaの強みとニーズ Scalaの強みは、Javaのライブラリやフレームワークをほとんどそのまま使えることです。ScalaがJVMで動作するのでそれが可能になっています。 ライブラリとは、よく使う機能や高レベルの機能をまとめてそろえておく「便利グッズ」です。クライアントが「Scalaエンジニアの仕事は早い」と評価するのは、Scalaエンジニアが豊富なライブラリやフレームワークを使いこなしているからです。 したがってエンジニアがScalaの強みを惜しみなく発揮するには、地道にライブラリとフレームワークのスキルを積み重ねていく必要があります。 またScalaは高速処理を得意とし、冗長な記述を必要としません。 こうした魅力が評価され、Scalaはツイッター、アマゾン、ゼロックス、NASA、バンクオブアメリカ、シーメンスなど、欧米のメジャーIT企業やSNS、宇宙産業、メジャー銀行などで採用されています。 日本でもドワンゴ、サイバーエージェント、チャットワークといった、著名なIT企業、ネット企業がScalaでサービスを構築しています。 Scalaのニーズは今後ますます増えるでしょう。 Scalaで気を付けること Scalaには欠点らしい欠点がありません。 唯一「欠点かもしれない」といえるのは、学習コストが高いことです。Scalaは難しい言語なので、スキル獲得に必要な時間や労力が他言語より多くなります。 Scalaのスキル獲得が難しいのは、オブジェクト指向の言語でありながら関数型言語であるためです。どちらの思想も理解していないと、Scalaの長所を生かしたプログラミングができません。 ただ学習コストの高さは「明確な欠点」とはいえません。スキルを獲得できた暁(あかつき)には、オブジェクト指向の言語と関数型言語の2つの特長を生かしたプログラミングができるからです。 先ほど紹介したように短期間での開発やアジャイル開発が可能になるので、Scalaエンジニアは会社やクライアントから重宝されます。 また学習コストが高いので、自然とScalaのスキル獲得を敬遠する人が多くなります。つまりScalaエンジニアには「プレミア」が付くのです。 エンジニアとしてのプレミアは、フリーランスには強力な武器になります。スキルや業務内容が陳腐化しにくいので、長期にわたって高単価の仕事(案件)を獲得することも可能です。 したがってやはりScalaは欠点らしい欠点がない言語なのです。 Scalaエンジニアの募集要項のトレンドとは Scalaエンジニアは、どのようなポジションで働くことが求められているのでしょうか。案件票の募集要項などを参考に、Scalaエンジニアの働き方のトレンドを探っていきます。 サーバーサイドエンジニアのポジションで働くことができる サーバーサイドエンジニアとは、Web開発においてユーザーの目に触れないサーバー側のプログラムを開発するエンジニアのことです。またデータを管理するエンジニアもサーバーサイドエンジニアと呼ばれます。 Scalaエンジニアは、このサーバサイド業務のポジションを得ることができます。 例えばDSP広告やインフィード広告のシステムを手掛ける企業が、年収350万~550万円でサーバーサイドエンジニアとして働く正社員のScalaエンジニアを募集しています。 DSP広告とは広告主のために最適化したオンライン広告のことで、インフィード広告とはSNSに表示される広告のことです。 この会社でのサーバーサイドエンジニアの仕事は、DSP広告やインフィード広告の新規実装や既存商品の改修、アプリの開発、GitやSubversionのバージョン管理、Haskellなどの関数型言語を用いた開発です。 Scalaエンジニアが活躍している業界、分野 Scalaを使っているのはツイッターやアマゾン、バンクオブアメリカ、ドワンゴ、チャットワークなどです。 すなわちScalaエンジニアは少なくとも、SNS、ネット通販、金融、ゲーム、通信の分野で働くことができます。 そしてすでにこれらの分野にScalaエンジニアたちが配置されています。 そしてここで注目したいのはAI(人工知能)分野です。すでにフリーランスとして活躍している方なら、クライアントから「AIのことはわかりますか」と聞かれたことが、一度や二度はあるはずです。さまざまな業界の企業がAIに詳しいフリーランスのエンジニアを探しています。 そして会社員エンジニアも、上司からAIの知見を身につけておくよう指示されているのではないでしょうか。 エンジニアがライバルと差別化できる付加価値を持つには、AI案件への苦手意識を払拭しなければなりません。 ScalaとAI開発の相性 さてScalaとAI開発の相性についてですが、その前に、AIに最も適した言語について紹介します。 例えばこれからエンジニアの勉強を始める若者がいて、その人が将来、AI開発に携わりたいと考えていたとします。ほとんどのベテランエンジニアはその人に、Pythonの取得をすすめるでしょう。 人工知能のプログラムは何万行ものソースコードになることは珍しくありません。そのためAI開発には文法が単純化されている言語が向いています。 その点Pythonは高い汎用性を持ちながら高水準な言語なので、文法を単純化させるニーズにマッチしています。 またPythonは完全なオープンソースなのでライブラリがつくられやすいのです。現にAI開発用のPythonライブラリも多数登場しています。つまりPythonエンジニアなら、世界の人たちと一緒にAIを開発できるのです。 また同じく汎用性が高いJavaもAI開発に向いています。冒頭で紹介したように、JavaはJVM上で動作するので、OSを選びません。MacでもウィンドウズでもLinuxでも動きますし、スマホではMacOSでもAndroidでも動きます。 つまりJavaでつくったAIは、デバイスを選ばないので普及させやすいのです。 さて、ではScalaとAI開発との相性ですが、「現段階では」PythonやJavaよりは劣るといわざるを得ません。しかしScalaでAIを開発している人は少なからず存在します。 Scalaエンジニアであれば、第2言語としてPythonを取得してからPythonでAI開発を手掛ける方法もありますが、なぜScalaでAIを開発するのでしょうか。 それは、ScalaによるAI開発に将来性があるからです。ScalaはすでにSNSや金融やゲームに浸透しています。そしてSNSも金融もゲームも、近い将来にAIを搭載することは間違いありません。それならばScalaで開発したシステムに、Scalaで開発したAIを組み込んだほうが理にかなっています。 これが、「ScalaでもAI開発に携わることができる」理由であり、「ScalaエンジニアがScalaでAIを開発する」モチベーションなのです。 Scalaのフレームワーク事情 Scalaのフレームワークを紹介します。 最初に獲得するのにふさわしいScalatra ScalatraはWebマイクロフレームワークです。アクションが激しく見飽きないホームページやサイトは、Scalatraを使っていることが少なくありません。Scalatraを使えば、高性能なWebページを短期間でつくることができます。 またScalatraは、コンパイル時にエラーを検出できることもユーザーに支持されています。そのほか、拡張のしやすさ、学習の容易さ、メンテナンス性の高さといった長所もあります。Scalatraは「Scalaエンジニアが最初に獲得するフレームワーク」といわれています。 フルスタックを希望するならPlay2 Play2はJava向けのフルスタックフレームワークです。Javaで使えるのでScalaでも使えるのです。 Play2はIDE(統合開発環境)に依存していないので、開発環境の構築が容易で、エンジニアはすぐに開発に着手できます。 AI開発ならDeeplearning4j Deeplearning4jはフレームワークではなくライブラリですが、AI開発の「便利グッズ」としてここで紹介します。 Deeplearning4jはJava用のライブラリなのでScalaでも使うことができます。 AI開発ではPythonのほうが優位なのは説明したとおりですが、Deeplearnig4jはScalaエンジニアがPythonエンジニアを猛追するときに強い味方になるはずです。 日本人が開発したSkinnyフレームワーク Skinnyフレームワークは、フルスタックWebアプリケーションフレームワークです。開発の生産性が高く、保守性に優れた性質があります。 Skinnyフレームワークは日本人が開発したので、日本語の参考書が豊富で独学しやすいメリットがあります。 Webサイトのデザイン性に優れたLIFT LiftもWebアプリケーションフレームワークです。htmlで視認できるのでデザイン性の高いWebサイトを開発するときに向いています。またコントローラーを撤廃したことで開発スピードを上げることができます。 Scala案件単価事情 フリーランスのScalaエンジニアにはどのような業務が発注されるのでしょうか。案件の単価などを紹介します。 コミュニケーションツールアプリ開発、月85万円 この案件はコミュニケーションツールアプリの開発と運用です。報酬は月85万円となっています。 業務内容は、クエリ設計書やインデックス設計書にしたがってサーバーアプリを改修したり、バージョンの切り替え、Elasticsearchのインデックスのデータ移行などとなっています。 必須スキルは、Scalaを使った開発実務2年以上となっています。 位置情報を活用したマーケティングシステムの開発、月90万円 この案件は、スマホユーザーの位置情報と連動させた広告配信サービスや、小売店舗の在庫情報配信サービス、店舗向け売上分析アプリなどの新規の開発です。つまりマーケティングに関するシステムづくりを任されるわけです。 高度な内容だけに報酬も月90万円と高額です。 求められるポジションはシステムエンジニアですが、報酬額は下がりますがプログラマーも募集しています。 Scala案件の具体的な業務 フリーランスを目指す人にとって、Scalaの獲得は有利です。フリーランスのScalaエンジニア向けの仕事には、高額案件が多いからです。 あるサイトの言語別の平均年収ランキングで、Scalaが626万円で1位になっていました。 以下、2位Python601万円、3位Kotlin577万円、4位Swift562万円、5位Ruby562万円、6位Java552万円。 Scala案件が高額になるのは、Scalaで開発するシステムが、発注企業の利益に直結することが多いからです。 例えばScala案件のなかに広告配信アプリやマーケティング関連業務がありますが、これらはいずれも企業の収益に直結します。 一般的なシステムは通常、「システムを開発して→便利になって生産性が上がって→増収につながる」という順に企業業績に貢献します。システムがお金を生むというより、システムによってビジネス環境が整うことでお金を生みやすくなるのです。 しかし広告などのマーケティングに関するシステムは、顧客を集めることを目的とするので、「システムの完成→収入増」となりやすいのです。 またScala案件には、ネット通販などのEコマース関連のアプリやシステムを開発する業務がありますが、これも「システムの開発→収入増」となりやすいのです。 これまで実店舗のみで販売していた小売業がEコマースに進出する場合、単純に販売チャネルが2倍になるので増収増益を期待できます。 そのため企業には「開発コストをしっかりかけて、システムダウンしないユーザーフレンドリーなアプリをつくってほしい」というモチベーションがわき、報酬が高額になるのです。 こうした仕事を確実に獲得できるフリーランスのScalaエンジニアは、収入を増やすことができます。 Scala案件の案件票をみてみよう フリーランスのエンジニアも、企業の正社員エンジニアの働き方や待遇、福利厚生などを知っておくことは大切です。フリーランスがクライアントと報酬交渉をするときの材料になるからです。 そこで次にScalaエンジニアを正社員で採用する企業の案件票をみてみましょう。 アプリ開発、年収400万~800万円 ネット広告を手掛ける企業が、サーバサイド業務に就くScalaエンジニアを募集しています。年収は400万~800万円と、上限と下限で2倍の開きがあります。 業務内容は、広告効果測定ツールのバージョンアップや、広告クリエイティブに関係するテクノロジーの開発、データフィード管理、動画自動生成、広告運用の自動化オペレーション開発などとなっています。 業務内容が多岐にわたっていることから、スタッフ全体を統括できる人材を必要としているはずです。統括業務ができるScalaエンジニアは、上限年収の800万円に近づくでしょう。 最高年収2,000万円の案件票の内容とは 東証マザーズに上場しているネット広告関連企業がScaleを含む各種言語エンジニアを募集していて、最高2,000万円の年収を提示しています。 この案件票の特徴は、自然言語処理や機械学習、アルゴリズム、データ解析、最適化技術など、まだそれほど実用例がない最先端技術に関わる業務を任されることです。 同社は開発インフラをすべてAWS(アマゾン・ウェッブ・サービス)上に構築していて、トラフィック規模は月100億オーダーです。 同社が最大2,000万円もの年収をScalaエンジニアたちに支払うことができるのは、クライアントが大手広告代理店や大手マスコミだからです。アジャイル方式によるスクラム開発で大規模プロジェクトをこなすことができるのが、この会社の強みです。 そして直近の企業業績は、毎期200%超の成長を誇っています。 大規模プロジェクトや多人数のスタッフをまとめ上げることができるエンジニアは「夢の年収」を獲得できるのです。 まとめ~Scala案件はスケールが大きくダイナミック Scalaエンジニアに任される仕事(案件)には、スケールが大きくダイナミックなものが多い特徴があります。それはScalaが高度かつ複雑なシステムやプログラミングに耐えうる言語だからです。 すなわちScalaエンジニアには高額報酬にふさわしい濃密な仕事が求められるわけです。 またScalaを使ったプロジェクトは多人数で取りかかるものが多いため、スタッフをまとめあげるリーダーシップがあるフリーランスのScalaエンジニアは、高額報酬を獲得できます。 Scala案件を探してみる
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Ajaxでフリーランスから大人気 JavaScriptを徹底調査

JavaScriptはWebサイトに華やかさをもたらしました。マウスポインタを動かしただけで画面が動くサイトがこれだけ爆発的に増えたのは、JavaScriptの汎用性のおかげといっても異論は出ないでしょう。 ホームページやスマホアプリのデザイン性や視認性の向上は、HTML/CSSによってもたらされました。JavaScriptはそこに動きの楽しさを加えたのです。 JavaScriptエンジニアはフリーランスになるチャンスが十分あります。多くの企業が、ホームページやスマホアプリの製作をフリーランスのJavaScriptエンジニアに発注しているからです。 JavaScriptの歴史や強みを紹介しながら、JavaScript案件の最新トレンドについて解説していきます。 JavaScriptの案件を探してみる JavaScriptの特徴とは JavaScriptの特徴を、その歴史を追いながら解説していきます。JavaScriptは別言語のJavaとは関係ありません。JavaScriptは当初LiveScriptという名称でしたが、開発をしているころにJavaが注目されていたので名称を拝借したわけです。 ブレンダン・アイク氏が開発したJavaScriptは1995年、ネットスケープ・ナビゲーターというWebブラウザに搭載される形で「世界デビュー」を果たしました。 HTMLとの相性のよさとJavaScriptによるビジュアルのよさから、ネットスケープ・ナビゲーターは瞬く間に普及しました。 しかしその後JavaScriptは紆余曲折することになります。Webサイトに動きを加えられることで多くのエンジニアがJavaScriptを使うようになったのですが、JavaScriptは独自開発した部分が多く、それゆえ互換性が低く「使いにくい」という評判も広がってしまったのです。さらにJavaScriptの脆弱性をついたウイルスが現れ、「使いたくない」言語になってしまったのです。 ところが2005年ごろ、状況が一変します。マイクロソフトが、AjaxというJavaScriptの非同期通信を利用した技術を開発しました。 Ajaxを使えば、サーバーから入手したデータを使ってパソコンで業務ができるようになったのです。サーバーと通信する必要がないので、開発スピードが格段に向上したのです。 Ajaxの実力はすぐに証明されました。 2005年に登場したグーグルマップは、地図の移動、拡大縮小が驚くほどスムーズで世界を驚かせましたが、これにAjaxが搭載されていたのです。「JavaScriptでできること」を目の当たりにしたエンジニアたちがこぞって使い始め、第2次JavaScriptブームが起きたのです。 さらにJavaScriptは、ライブラリが充実していることでも知られ、それが現在まで続くWebサイト製作ならJavaScript」という評価につながったのです。 JavaScriptの強みとニーズ 現代のWebサイトは、「構造のHTML、デザインのCSS、動きのJavaScript」でつくられているといっても過言ではありません。 したがってJavaScriptエンジニアの強みはWebサイト製作です。 Eコマース企業やフィンテック企業は、素早くWebサイトをつくり、素早く更新・改善していきたいと考えています。そのためWebサイトの製作者には、速さが求められます。 その点、サーバーとのやり取りを必要としないWebサイト製作ができるJavaScriptは、スピードを求めるエンジニアの武器になります。 JavaScriptで気を付けること JavaScriptは優秀な言語ですが、このスキルだけでフリーランスになることは難しいでしょう。少なくともHTML/CSSは獲得しておく必要があります。 さらにJavaScriptエンジニアはjQueryやNode.js、Vue.jsなどのライブラリやフレームワークを使えるようにしておいたほうがいいでしょう。ライブラリやフレームワークを多用することでクライアントが望むクオリティをしのぐWebサイトを、しかも短期間でつくることができるようになります。 JavaScriptエンジニアのほうからクライアントに「このような機能を持たせたい」と逆提案できるようになれば、次の仕事やギャランティアップにつながるでしょう。 JavaScriptエンジニアに求められるポジション 企業がJavaScriptエンジニアに求めるポジションはフロントエンドエンジニアです。 「フロントエンドエンジニア」という単語にはさまざまな意味がありますが、ここではフロントエンドエンジニアは、Webコーダーやマークアップエンジニアより上位のポジション、としておきます。 Webコーダーやマークアップエンジニアからステップアップする JavaScriptエンジニアがキャリアアップするには、まずはWebコーダーやマークアップエンジニアとして経験を積み、そのなかで徐々にクラアントのニーズをとらえられるようにします。 そしてクライアントにクオリティの高いデザインと機能を提案し、それを実行できるようになると、フロントエンドエンジニアに昇格できるでしょう。 クライアントの事業内容を把握できるようになると仕事の幅が広がる 企業は、フロントエンドエンジニアに事業の理解を求めます。というのも企業はWebサイトを立ち上げることを目的としているわけではなく、「Webサイトでビジネスすること」を目標にしているからです。 クライアント企業の担当者は、Webサイト素人かもしれません。そのような担当者は「当社の事業目的を達成できるWebサイトをつくってほしい」と発注するでしょう。 もちろん、クライアントのそうした希望を汲み取るのは、第一義的にはディレクターです。しかしディレクションスキルがあるJavaScriptエンジニアなら、ディレクターと一緒にクライアントとの打ち合わせに同席できます。 そうなるとフロントエンドエンジニアからバックエンドエンジニアに提案できるようになります。 Web業界には役割と職種がありますが、1人何役担ってもかまわないのがWeb業界の特徴です。1人のフリーランスがいくつもの役割や職種を担うことができれば高単価案件を獲得できるチャンスが巡ってくるはずです。 JavaScriptエンジニアが活躍している業界、分野 フリーランスのJavaScriptエンジニアが活躍できる業界や分野は、「Webサイトやスマホアプリしかつくれない」と考えるか、「どの業界・業種の企業も、使いやすくて見やすいWebサイトやスマホアプリを求めている」と考えるかで違ってきます。 もちろんフリーランスに方には、「どの業界・業種の企業も、使いやすくて見やすいWebサイトやスマホアプリを求めている」と考え、活躍できる場面を増やしていくことをおすすめします。 すべての業界・業種が求めている 多くの企業が、コーポレートアイデンティティ(CI、企業文化の構築)やブランディングのあり方に悩んでいます。そしてそのほとんどが、Webサイトを使ったCIやブランディングを検討しています。 起業家がベンチャー企業を立ち上げようとするとき、必ず「かっこいいホームページ」をつくろうとするでしょう。既存のホームページを「今風の動くタイプ」にしたいと考えている企業も少なくありません。 JavaScriptエンジニアは、こうした企業に適切なソリューションを提供できるのです。 Eコマースの知見は案件確保を容易にする フリーランスのJavaScriptエンジニアがEコマース企業のビジネスモデルを学べば、仕事の幅はさらに拡大するはずです。いま、これまでEコマースをしてこなかった企業が続々Eコマースに参入しています。 Eコマース向けWebサイトは、遷移ページが多く、各ページに高いデザイン性と機能性が要求されるという特徴があります。Eコマースサイトは閲覧者(消費者)に「買わせる魅力」を備えていなければなりません。 こうした高い技術を要するWebサイトを開発できるフリーランスのJavaScriptエンジニアは、仕事の確保に困ることはないでしょう。 JavaScriptのフレームワーク事情 JavaScriptによる開発で多用されるフレームワークや便利なライブラリを紹介します。 jQueryとは これからJavaScripを学ぶ方は、一緒にjQueryのスキルも取得してしまったほうがいいでしょう。一度に覚えることが増えるので勉強は大変ですが、「JavaScrip+jQuery」エンジニアは現場で重宝されるはずです。 jQueryの最大のメリットは手間が省けることです。JavaScripで数十行書かなければならないプログラムも、jQueryなら数行で済みます。 Webサイトの画面の入れ替えやアニメーションの活用などが簡単に実行できるようになります。 Backbone.jsとは Backbone.jsを使うと、サーバーサイドのフレームワークをクライアントサイドで利用できるようになります。軽量で単純な構造のためスキルを獲得しやすいメリットがあります。 Backbone.jsはツイッターでも使われていることから注目を集めています。 AngularJSとは AngularJSはグーグルが中心となって開発しているフレームワークで、その信頼性の高さから人気になっています。 AngularJSはWebアプリ向けライブラリが集約されたフルスタックフレームワークなので、それぞれのライブラリの相性が問題になることがありません。 大企業のエンジニアが多く使っているので、AngularJSが使えるフリーランスのJavaScriptエンジニアは、大型プロジェクトに参加しやすいでしょう。 Vue.jsとは Vue.jsはユーザーインターフェースを作成するのに適したフレームワークです。ルーティングや状態管理、アニメーションの実装が可能です。依存オブジェクトが少なく高性能で、エンジニアからの評価が高くユーザー数が増えています。 Node.jsとは ブラウザ上で動くことがメリットのJavaScriptを、サーバーサイドでも動かせるようにしたのがNode.jsです。 WebサイトづくりのメーンになりつつあるJavaScriptが、サーバーサイドとクライアントサイドの両方で処理できるようになれば、作業がさらに効率化できます。 またNode.jsはサーバーのパフォーマンスが急激に落ちる「C10K問題」を解決できます。 JavaScript案件単価事情 フリーランスのJavaScriptエンジニアにはどのような業務が発注されるのでしょうか。案件の単価などを紹介します。 中古品買い取りWebサイトの開発、月95万円 こちらのフリーランスのJavaScripエンジニア向け案件は、中古品買い取り専門Webサイトの開発です。報酬は月95万円という高額ですが、この案件に応募するには次のスキルと経験を持っていなければなりません。 HTML/CSSスキル、Webアプリ開発経験3年以上、JavaScripフレームワークを使った実務2年以上、REST APIとの連携を用いた開発経験、BtoCのWebサービス経験 かなり要求が高い案件といえるでしょう。 医療用アプリ開発、月80万円 次に紹介するのは医療用アプリ開発で、こちらも月80万円と高額です。業務内容はプロダクトの改善や情報収集、自動化のための整備のほか、チームのマネジメントも含まれます。 必須スキルは、Apache Hadoopエコシステムを用いたビッグデータ解析、Gitでの開発、UNIXコマンドやNode.jsを使った開発などの経験です。 技術的なスキルだけでなく、チームを統括、管理した経験があると高単価案件を獲得しやすいといえるでしょう。 JavaScript案件の具体的な業務 フリーランスのJavaScriptエンジニアは収入が安定している傾向があります。フリーランスのJavaScriptエンジニアに仕事を発注する企業が多いからです。 JavaScriptは他言語との組み合わせで使うことが多い言語ですが、ある言語を獲得した企業の社員がわざわざJavaScriptのスキルを身につけることは面倒です。「それならJavaScript案件だけ外注に出そう」という発想になります。 また異業種からのWebビジネス参入が活性化するなかで、JavaScript案件自体が純増しています。 しかも主要ブラウザはJavaScriptに対応しているので、現在の旺盛な需要が継続する可能性が高いのです。 フリーランスのJavaScriptエンジニアが働きにくくなる要因をみつけるほうが難しいといえます。 JavaScript案件の案件票をみてみよう フリーランスのエンジニアも、企業の正社員エンジニアの働き方や待遇などを知っておくことは大切です。フリーランスがクライアントと報酬交渉をするときの材料になるからです。 そこでJavaScriptエンジニアを正社員で採用する企業の案件票をみてみましょう。 東証1部上場のデータセンターサービス企業の社員、年収420万~700万円 東証1部に上場しているデータセンターサービス企業が、年収420万~700万円で正社員のJavaScriptエンジニアを募集しています。 募集しているポジションはフロントエンドで、業務内容は次のとおりです。 サービスの操作を行うコントロールパネルの設計、開発 開発環境の改善、新規ツールの導入 必須スキルはJavaScrip+HTML/CSSを使った実務経験5年以上となっています。 そのほか、各種フレームワーク・ライブラリを使った開発経験や新技術への関心、スピード感ある業務姿勢などが歓迎されます。 年収の下限と上限が1.7倍も開いているのは、スキルの質と量によって厳格に報酬差をつけているためでしょう。 フィンテックや決済システムの構築、年収500万~1,800万円 最大1,800万円の年収を提示しているのは、フィンテック(金融技術)や決済システムの開発を手掛ける企業です。親会社は中古品販売サイトを運営している上場企業です。 業務内容はスマホ向け決済システムの開発で、将来的には中古品売買以外のビジネスでも使える社会インフラに育て上げる構想があります。 必須スキルは、JavaScript、HTML/CSS、TypeScript、Vue.jpです。 1,800万円の年収を獲得するにはフィンテックだけでなく「金融そのもの」の知見も必要になるでしょう。 同社は求職者に「世の中のお金の仕組みを最新技術で変えたい人に応募してほしい」と呼び掛けています。 まとめ~JavaScript需要の今後と未来 JavaScripの需要は増えることはあっても減ることはないでしょう。すでにフリーランスとして働き始めているJavaScriptエンジニアも、日々そのことを感じているのではないでしょうか。 ただ魅力の高さゆえにライバルが多いのも事実です。ライバルより多くの仕事を獲得し、なおかつ高単価案件を得るには「+アルファ」が必要です。もはやHTML/CSSは+アルファではなくマストスキル(必須スキル)と考えておくべきです。 JavaScriptエンジニアは他言語やフレームワークを増やすことでさらに高収入を得ることができる「恵まれた」環境にあるといえます。 JavaScriptの案件を探してみる
Scala

Scalaの将来性は高い?特徴や今後の需要について徹底解説

Scalaとは Scalaはオブジェクト指向言語と関数型言語の特徴を合わせて作られたプログラミング言語です。 スイス・ローザンヌにあるスイス連邦工科大学 (EPFL)の教授であるMartin Odersky氏によって2003年にリリースされた比較的新しいプログラミング言語となっています。 オブジェクト指向言語はクラスという概念を用いて、仕様の変更に柔軟に対応できる言語となっています。 代表的なオブジェクト指向言語はJavaやC++、関数型言語はHaskellやF#です。 これらの良さを組み合わせて作られた言語がこのScalaです。 ScalaにはJavaの良さを受け継ぎながらも、Javaにはない新しい仕組みがあるので多くの企業・エンジニアに注目されています。 特に関数型言語の特徴も合わさっているので、記述が簡単でコード量が少なくて済みます。Javaでは、20行も記述しなければならないコードが、1行に短縮できることもあります。 Scalaはコードが短く、修正もしやすくなっているため、長期間に渡って使うシステムの開発に向いています。 開発スピードと性能品質にこだわりたい方はScalaはかなりオススメのプログラミング言語です。 Scala案件を探してみる Scalaの特徴 Scalaは、オブジェクト指向プログラミングと関数型プログラミングの両方の特徴を備えたプログラミング言語です。 2003年に発表されて以来、その特徴から多くのエンジニアに注目されています。 ここでは、Scalaの特徴を3つ紹介します。 Javaとの互換性が高い ScalaはJava Virtual Machine(JVM)上で動作するプログラミング言語です。 このため、Javaとの高い互換性を持っています。 Scalaで書かれたプログラムは、JVM上で直接実行でき、JavaのライブラリやフレームワークをScalaのコード内で自由に使用できます。 また、ScalaはJavaコードと混在させることもできるため、既存のJavaプロジェクトにScalaを導入しやすいという点も特徴のひとつです。 Scalaは、Javaの開発環境や運用体制をそのまま利用できるメリットがあると覚えておきましょう。 コード量が少ない Scalaでは、オブジェクト指向プログラミングと関数型プログラミングの両方の特徴を活かした記述が可能な言語です。 そのため、Javaよりも少ないコード量で処理を記述できます。 Scalaには型推論機能があるため、変数や関数の型を明示的に記述しなくても使えたり、パターンマッチングや高階関数などの機能を用いることで、複雑な処理を簡潔に表現できたりします。 これらの特徴は、開発者がより効率的にコードを書くことを助け、プロジェクトの生産性を高められる点が特徴です。 また、コードがシンプルになることで、バグの発生率を抑えることにもつながります。 Scalaを使うとプロジェクトの生産性や品質向上にも繋がるというメリットがあります。 高速処理ができる Scalaは高速処理が可能な言語です。これは、Scalaは、JVM上で動作するためです。 JVMは高度に最適化されたランタイム環境を提供し、Scalaのコードはこの環境下で効率的に実行されます。 さらに、ScalaはFutureやAkkaといった、並行処理や非同期処理を簡単かつ安全に実装する機能が用意されています。 これにより、大規模なデータ処理やリアルタイムアプリケーションなど、高いパフォーマンスが要求される環境でScalaが活用されることも多いです。 高速処理能力は、Scalaを使う上での大きな利点ともいえるでしょう。 Scalaの将来性 ScalaはJava仮想マシン上で動作するマルチパラダイムプログラミング言語で、オブジェクト指向と関数型プログラミングの特徴を兼ね備えています。 最近ではSparkやKafkaといったビッグデータ処理での利用が増えており、その将来性が期待されています。 ScalaのメリットはJavaとの相性の良さです。 Javaで書かれた膨大なライブラリを活用できる上に、洗練された言語設計によりJavaよりも開発効率が高いのが特徴です。 ScalaはJavaとの高い互換性を持つため、Javaの技術や知識をそのまま活用できます。 そのため、JavaエンジニアがScalaを学ぶことで、スキルアップやキャリアアップにつながります。 今後もビッグデータやWebサービス分野をはじめ、FinTechや人工知能など様々な分野でのScala活用が拡大するでしょう。 Javaだけでは物足りないエンジニアにとって、より表現力が高く生産的なScalaは魅力的な選択肢といえるでしょう。 Scalaエンジニアの需要 Scalaがどのようなプログラミング言語かわかったところで、Scalaは現在需要と年収があるのかどうかということを見ていきます。 結論から言うと、Scalaの需要は高く、年収もそれに比例して高いです。 まず、需要に関してですが、ITエンジニアのニーズはプログラミング言語に問わず全体的に高く、その中でもプログラミング言語によって差があるというのが現状です。 その中でもScalaの需要は高くなっています。 Scalaの需要の高さは、転職に有利なのかも気になりますよね。 結論から言えば、近年ではScalaエンジニアは転職がしやすくなっている傾向にあります。 なぜなら日本国内でもScalaを利用する企業は現在増えているものの、Scalaを利用できるエンジニアが大きく不足しているからです。 また、最近ではデータを活用したマーケティングが重要となってきます。 データを分析した上でマーケティング施策を考えるときは、収集したデータを貯めておくプラットフォームが必要となります。 そのようなプラットフォームはScalaによって構築ができるため、Scalaを採用する企業が増えており、需要が高まっているという傾向があるのです。 Scalaを使いこなせるエンジニアの需要は高いので、待遇面では好条件で転職ができます。レバテックキャリアが発表したプログラミング言語別年収ランキング2021では、フリーランス部門でScalaが2位となる984万円に輝いています。 参考 転職もしやすく、高待遇になりやすいScalaエンジニアのキャリアアップを目指すことは非常におすすめできる選択肢です。 また、Scalaを使いこなせて要件定義や基本設計などの上流工程まで出来るエンジニアはなかなかいないので、ここができるだけで更に高待遇を受けやすいです。 年収1000万円も夢ではないといえるでしょう。 転職の際はScalaを用いた開発経験があることがベストですが、もし無い場合はJavaのサーバーサイド開発経験があると有利に転職を進められます。 また「プログラミングの基礎ができている」「コミュニケーションをしっかり取れる」と更に転職しやすいでしょう。 Scalaは学習コストが高いので学習が大変と言われていますが、今見てきたように高待遇の求人が多いというリターンが大きさが大きな魅力となっています。 Scalaでできること 今まではScalaについてと現在の需要と年収について見てきました。 ただ、Scalaを使う職場に転職した場合に「Scalaを使えると、どのような仕事ができるのか?」ということについてここではお伝えしていきます。 Scalaを使った仕事内容が気になっている人は、参考にしてみてください。 IT業界ではインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界の4つに分類できます。 Scalaを使えると、インターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界の3つどこでも活躍できるでしょう。 まず、Scalaエンジニアを募集している企業は、インターネット・Web業界はWebメディア・ショッピングサイトなどの自社サイトを運営している企業が多いです。 転職の求人ではこのインターネット・Web業界が一番多く、自社のプラットフォームの設計・開発・運用やデータ基盤の構築などの案件があります。 また、情報処理サービス業界ではセールスエンジニアとしてクライアントにWebアプリ開発の提案を行うこともあれば、エンジニアとしてWebアプリの開発をすることもあります。 ソフトウェア業界ではプログラマーかSE(システムエンジニア)としてWebアプリ開発の下流もしくは上流工程に加わることになります。 Scalaの求人案件では、自社開発の案件が多いです。 そのため、インターネット・Web業界での求人が多くなっています。 また、古くからあるお堅いイメージのある企業のシステムはJavaで書かれているものが多く、逆にベンチャー企業のような新しい企業ではScalaを採用している企業が多いです。 そのため比較的ベンチャー企業が多いインターネット・Web業界でのScala求人が多くなっています。 年収に関しては企業によって異なり、500万〜800万の求人が多い印象です。 ただ年収1000万以上の求人もあり、かなり夢が広がります。 働き方に関してもリモートワークができる企業もあるため、自分のライフスタイルに対して柔軟に仕事ができます。 Scalaの将来性 個別に検証 年収はどうなる? 続いてScalaの将来性について年収に関してですが、年収は高いと言えるでしょう。 Scalaを利用する企業が今後ますます増える中で、Scalaを利用するエンジニアの数が不足する可能性があります。 Scalaを採用する企業が増えることで、現在の転職市場において、Scalaによる開発ができるエンジニアを複数社で取り合っている状態になることもあり、この企業間による競争は将来的に更に激化する可能性もあるでしょう。 企業間は優秀なエンジニアを取るために待遇面で好条件を提示せざるを得ない状態になっているので、Scalaを扱える人材の年収は今後更に上がる可能性が高いです。 Scalaの将来性 個別に検証 需要はどうなる? 続いてScalaの将来性について需要に関してですが、需要は高いと言えるでしょう。 今後はScalaを用いると少人数でスピード感を持って開発できるということが大きな特徴となっています。 そのため、次々と新しいWebサービスが出てきて変化の激しいインターネット・Web業界では大企業やベンチャー企業を問わずScalaを採用していくでしょう。 また、データ基盤構築にも適しているプログラミング言語であるので、データを活用したマーケティングがますます重要となる今後、Scalaの使用はさらに増加するでしょう。 言語、転職のどちらの将来性も高いのでScalaエンジニアとして活動することはおすすめです。 Scalaエンジニアの案件情報 Scalaは、オブジェクト指向と関数型プログラミングの両方の特徴を持つハイブリッドなプログラミング言語です。 Javaとの互換性も高く、大規模システムの開発に向いていることから、近年注目を集めています。 テクフリでは、Scalaエンジニアの案件情報も取り扱っております。Scalaエンジニア向け案件の単価や業務内容を確認してみてください。 Scala案件を探してみる まとめ Scalaの将来性をあらゆる角度から徹底検証 というテーマで今回はお伝えしました。 今回お伝えしたかったことは以下のとおりです。 Scalaを利用する企業は現在増えているものの、Scalaを利用できるエンジニアが大きく不足しているため、Scalaは需要があり、年収はかなり高い Scalaの年収は今後も更に高くなり、企業間での優秀なScalaエンジニアを採用する競争は更に激化するものと予想できる Scalaの需要は今後も更に高くなり、インターネット・Web業界で主に求められる Scalaは需要が非常に高く、今最も話題のプログラミング言語のひとつといえます。 是非Scalaを習得し、転職を考えてみてはいかがでしょうか。
Go言語

Go言語フレームワークのおすすめ10選と選び方【2024年最新版】

Go言語は、近年利用者が増加していて、トレンドのプログラミング言語のひとつと言えるでしょう。 その理由は、Go言語が、高速で効率的なコードを生成できる、学習が簡単、そして大規模なソフトウェアを構築するのに適しているためです。 また、Go言語には効率的にアプリケーションを開発するためのフレームワークも多数存在しています。 そのため、 「Go言語のフレームワークって何があるの?」 「たくさんあってどのフレームワークを使えばいいかわからない…」 といった疑問をお持ちの方もいるでしょう。 そこで、この記事ではGo言語のフレームワークについて解説していきます。 最後まで読んでいただければ、どのフレームワークを学習すれば良いかわかるでしょう。 Go言語について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。 2022年3月版 人気のプログラミング言語ベスト20 第5位:Go Go言語の案件を探す Go言語とは Go言語は、Googleによって開発されたプログラミング言語です。 シンプルな構文と高い効率性を備え、システムプログラミングやウェブアプリケーションの開発に適しています。 Go言語は静的型付け言語でありながら、コードの記述が直感的であり、メモリ管理やゴルーチンと呼ばれる軽量スレッドを備えた並行処理が得意です。 これにより、高いパフォーマンスとスケーラビリティを実現し、大規模なシステムでも効果的に動作します。 また、Go言語はクロスコンパイルに対応しており、MacからWindowsやLinux向けのバイナリを作成することも可能です。 さらに標準ライブラリも豊富に提供されており、ファイル操作やネットワーク処理、データベース処理などを簡単に定義できる点もメリットと言えるでしょう。 このような特徴があることから、Go言語は小規模から大規模なアプリケーション開発において多くの開発者が使用しているプログラミング言語になります。 Go言語フレームワークとは? Go言語のフレームワークとは、Go言語を利用して開発をする際に必要な基本機能をまとめたソフトウェアのことです。 フレームワークには、ある程度決まったルールが存在しています。 そのため、誰が書いても理解がしやすいのがメリットです。 また、自分で1から書くと数百行必要なコードが、フレームワークを使うと数十行で解決するのも魅力です。 フレームワークと似た言葉としてライブラリがありますが、両者の違いは「制御の反転があるかどうか」という点です。 ライブラリの場合、プログラムを動かす主導権はプログラマーが書いたコードにあります。 一方で、フレームワークの場合、プログラマーが書いたコードはフレームワークによって制御されるものです。 つまり、ライブラリは主導権がエンジニア側にあり、フレームワークは主導権がフレームワーク側にあるという点が特徴です。 Go言語フレームワークを利用するメリット Go言語を使用するにあたって、フレームワークを利用すると以下のようなメリットがあります。 開発スピードが上がる コードの統一性を保持(多人数開発にも対応しやすくなる) バグの減少 フリーランスとして仕事が取りやすくなる という4つのメリットについて紹介していきます。 開発スピードが上がる MVP開発やリーンスタートアップという言葉が注目されているように、IT/Web業界では特に、サービスを高速で市場に投下することが重要です。 Go言語のフレームワークを利用するのとしないのでは、開発スピードにかなりの差が生じます。 Go言語はその設計自体がシンプルで、並行処理が得意なため、効率的な開発が可能です。これにより、アプリケーション開発において直面する多くの課題に対して、効果的な解決策を提供することができるでしょう。 例えばGo言語のフレームワークには、スマートフォンのアプリや、サーバー、ドローンの開発機能などが備わっているのですが、それらをフレームワークなしでエラー無く完成させるには、かなりの時間を要してしまうのです。 このようにGo言語のフレームワークは開発スピードを向上させ、高速開発を実現するのに役立ちます。 コードの統一性を保持(多人数開発にも対応しやすくなる) プログラミングに限らず全ての仕事にいえますが、コードの書き方にはその人の個性やクセがでます。 経験、スキル、年齢、性格、キャリアなど様々な要因によって差が生じるのですが、人が書いたコードを修正するのは、かなり大変な作業です。 フレームワークを利用すれば、コードの統一性を保持できます。 これによって、コードレビューやデバッグ作業が容易となり、プロジェクトの効率を高めることができます。 特に、大規模なプロジェクトやアジャイル開発では、様々な開発者がコードに触れることが多く、統一されたコードがプロジェクトの成功には必要不可欠となります。 コードの統一性を保持することにより、多人数による大規模な開発にも対応しやすくなるでしょう。 バグの減少 Go言語のフレームワークは多くのエンジニアに利用されています。 そのため、バグはすでに解決されていることが多いです。 それらのバグが少ないフレームワークを利用して開発を進めることで、開発をしたプログラムもバグが少なくなる可能性が高まります。 また、Go言語のフレームワークは、定期的なアップデートと改善を受けるため、最新のセキュリティ基準や最適化された機能を維持することが可能です。 これにより、安全で効率的なコードを書くことができます。 フリーランスとして仕事が取りやすくなる Go言語の中規模、大規模以上案件では、フレームワークが利用されていることがほとんどです。 特にEchoは人気のフレームワークとなっているため、Go言語エンジニアとして仕事を獲得したい場合は、習得しておくと良いでしょう。 Echoを習得することで、Go言語でWebアプリケーションを効率的に開発できます。 また、Echoは人気のあるフレームワークであるため、Echoを習得することで、フリーランスとして仕事が取りやすくなるといえるでしょう。 Go言語は、現在注目されているプログラミング言語であり、今後も需要が高まると予想されます。 そのため、Echoを含む主要なGo言語のフレームワークを習得することは、フリーランスとしてのキャリアを強化することに繋がり、継続的な仕事の獲得にも役立つでしょう。 Echoのように人気があるGoのフレームワークを習得し、より多くの案件を獲得できるエンジニアを目指してみてください。 Go言語フレームワークを使用するデメリット 一方で、Go言語フレームワークを使用することのデメリットとして、以下の2点が挙げられます。 学習期間が必要 イレギュラーに対応できないことがある 詳しく見ていきましょう。 学習期間が必要 フレームワークを使いこなすにはGo言語の理解がある前提で、最低でも数週間は学習する必要があります。 概要を抑えられても、細かい要望を実現しようとすると調査に更に時間がかかることはよくあります。 使用者が少ないフレームワークの場合は情報量が少なく、調査が難しいこともあります。 また、ドキュメントは基本的に英語で書かれていることが多いです。 フレームワークの仕様を理解するために英語力が求められることもあると覚えておきましょう。 イレギュラーに対応できないことがある フレームワークはいわゆる「よくある機能」を開発する際には有用です。 しかし、前例が少ない機能を開発したい場合、対応できないことが多々あります。 フレームワークは決められたルールに則ってサービスを開発していかなければならないため、イレギュラーが多発するようなサービスではフレームワークを利用しないほうが作りやすいことがあるのです。 おすすめGo言語フレームワーク10選 ここからは、人気のフレームワークや、目的によって有用なGo言語フレームワークについて解説していきます。 Echo Echoは軽量のWebフレームワークとして知られています。 Ginよりも高速処理が可能で、拡張性も高くなっているので、注目度が増しているフレームワークです。 Echoは、シンプルさが特徴です。コードが簡潔で読みやすく、初心者にもわかりやすくなっています。 また、公式ドキュメントも充実しているので、学習しやすいフレームワークとしても人気です。 Revel Revelは、JavaのPlay Frameworkを元に作成された、フルスタックフレームワークです。 Revelひとつで基本が揃います。 処理速度が速く、効率的に処理を行えるところが特徴です。 コミュニティが活発で、学習コストが抑えられているため、習得難易度は高くはありません。 初心者でも習得しやすいフレームワークとしておすすめです。 Gin GinはGo言語の初期から存在するフレームワークです。 軽量で高速なフレームワークであり、多くの機能を備えています。そのため、Go言語でWebアプリケーションを開発する際に、Ginがよく使用されているシーンを見ることも少なくないのではないでしょうか。 Ginは、軽量なフレームワークであるため、メモリ使用量が少なく、パフォーマンスが向上するという特徴があります。 また、高速なフレームワークであるため、リクエスト処理が高速です。 Ginは、多くの機能を備えているため、Webアプリケーションを簡単に開発できます。 古くからあるため、多くのユーザーに使用されているフレームワークです。 Beego BeegoはRubyのSinatraを元に作成された、フルスタックフレームワークです。 Webアプリケーション・APIの開発機能や自動テスト機能を備えています。 多機能のため、はじめてGo言語で大規模なアプリケーションを開発するという人におすすめです。 Goji Gojiはnet/httpと互換性を持っているフレームワークです。 このため、ルーティングやHTTP通信といった既存のnet/httpの知識を活用できるというメリットがあります。 GojiはGinの次に高速処理が可能と言われているフレームワークです。 高速処理によってリクエストの処理性能を最大化し、ユーザーエクスペリエンスを向上できます。 Gojiは、小規模から中規模のプロジェクトに向いており、スケーラビリティとパフォーマンスを重視する開発者に好まれているフレームワークです。 iris irisは最速のフレームワークを謳っているフレームワークです。 デバイスに左右されず利用可能であるため、スマートフォンからデスクトップまで、さまざまなデバイスでも高速に動作するという特徴を持っています。 また、irisはドキュメント量が豊富なことでも有名です。 情報量が多く学習しやすいフレームワークなので、初めてGo言語のフレームワークを学習する人にもおすすめなフレームワークともいえるでしょう。 Gocraft GocraftはGo言語のWebフレームワークのひとつで、Webアプリケーションのバックエンド処理を定義するのに適したフレームワークとして、人気です。 Gocraftは、高速でスケーラブルなルーティング機能とミドルウェアのパッケージを提供しています。 また、静的型付けをサポートするために、データ型の値を別のデータ型に変換するキャスティングや、プログラムが自身の構造や情報を解析し、実行時にデータ型やメンバーにアクセスするリフレクションを使っている点も特徴のひとつです。 Aero Aeroは、パフォーマンスを重視したWebフレームワークです。 このフレームワークの特徴は、処理速度の速さです。 最適化されたHTTPサーバーを通じて高速なレスポンスを実現します。 小規模ながらも、高性能なアプリケーションを開発する際に最適で、リソースの使用効率に優れていると言えるでしょう。 また、Aeroは簡潔なAPIとシンプルな設定で使いやすさを追求しているため、Go言語初学者にも扱いやすいフレームワークとして注目されています。 Mango Mangoは、モジュール性と拡張性を特徴とするフレームワークです。 このフレームワークは、「プラグアンドプレイ」方式のモジュールシステムを採用しており、必要な機能を柔軟に追加、変更することができます。 Mangoは特に中規模から大規模のアプリケーション開発に適しており、多様なライブラリとの組み合わせにより、複雑なビジネス要件に対応可能です。 さらに、コミュニティが提供する豊富なドキュメントとサポートは、開発プロセスを容易にし、生産性を向上させることができるでしょう。 Gorilla Gorillaは、Go言語のフレームワークの中でも特に強力なルーティング機能を持つフレームワークです。 このフレームワークは、高度にカスタマイズ可能なルーティングとディスパッチ機能を提供し、大規模なRESTful APIの開発に適しています。 また、Gorillaはセッション管理、ログイン認証、クロスサイトリクエスト対策などのセキュリティ機能も充実しており、安全性の高いアプリケーションを構築するのに役立つでしょう。 その堅牢性と柔軟性から、企業レベルのアプリケーション開発に広く採用されています。 Go言語フレームワークの将来性とトレンド Go言語フレームワークは将来性が高く、多くの開発者や企業に採用されています。 中でも、EchoやRevel、Ginは注目されているフレームワークです。 これらのフレームワークは、Go言語のエコシステムにおいて、様々な場面で使用されています。 Echoのような高速で軽量なフレームワークは、リアルタイム処理やスケーラブルなアプリケーションの需要増加に伴い、ますます重要になってくるでしょう。 一方、Revelはフルスタックの機能を提供することで、開発の複雑さを減少させ、生産性の向上を図ることが可能です。 Ginは、古くからあるフレームワークですが、シンプルさとパフォーマンス等のバランスが優れているため、多様なプロジェクトでの採用が期待されてます。 最近では、クラウド最適化されたアプリケーションやマイクロサービスが主要な開発トレンドのひとつです。 Go言語フレームワークは、これらと相性が良いため、今後も伸び続けるでしょう。 また、Go言語はGoogleが開発したこともあり、コミュニティが活発です。 そのため、Go言語フレームワークに関しても将来性が期待されています。 Go言語を使用する案件紹介 Go言語は、その効率的な並行処理、高速性、シンプルな構文などの特徴から、多くの企業やプロジェクトで注目を集めています。 企業やプロジェクトが新たな技術を導入し、ビジネス価値を最大化する一環として、Go言語を活用する案件が増えています。 あなたの希望やスキルにあった案件がないか、ぜひこちらからチェックしてみてください。 Go言語の案件を探す まとめ この記事では、Go言語のフレームワークについて解説してきました。 Go言語のフレームワークとは、Go言語を利用して開発をする際に必要な基本機能をまとめたソフトウェアのことです。 Go言語のフレームワークを活用するメリットは以下のとおりです。 ・開発スピードが上がる ・コードの統一性を保持(多人数開発にも対応しやすくなる) ・バグの減少 ・フリーランスとして仕事が取りやすくなる また、おもなGo言語フレームワークとしては以下が挙げられます。 Echo Revel Gin Beego Goji iris Gocraft Go言語がトレンドになって、利用者が増えていくと、フレームワークの必要性も高まります。 適切なフレームワークを採用することで、より効率的な開発を行いましょう。 Go言語の案件を探す
Javascript

JavaScriptとは?特徴やできること・将来性について詳しく解説

JavaScriptとは、Web開発をしているエンジニアにとって重要なプログラミング言語の一つです。 ほとんどのWebサイトに使われている言語のため、名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。 とはいえ「JavaScriptは何か?」と聞かれたときに、パッと答えが浮かばないこともありますよね。 また、JavaScriptを使えるようになるとエンジニアとして年収があがるのかも、気になりませんか? そこで今回は、JavaScriptの特徴やJavaScriptエンジニアの年収や案件について紹介します。 以下のような疑問を抱えている人は、この記事を読んでJavaScriptエンジニアを目指してみましょう。 JavaScriptの特徴は?Javaとの違いは? JavaScriptでできることは? JavaScriptエンジニアの年収は? JavaScriptエンジニアの案件にはどういったものがあるの? JavaScriptの案件を探してみる JavaScriptとは JavaScript(ジャバスクリプト)は、Webページに動きをつけるためのプログラミング言語です。 ここでは、JavaScriptの概要や歴史について紹介します。 Web開発の主要な言語 JavaScriptは、Web開発の主要な言語です。 多くのWebサイトやWebサービスで使用されています。 JavaScriptは、HTMLやCSSと並ぶ、Web開発の3要素の1つです。 HTMLはWebページの構造を定義し、CSSはWebページの見た目を定義する役割があり、JavaScriptはWebページの動きやインタラクションを実現します。 また、JavaScriptは、Webサイトの動きやインタラクションを実現するために、以下のようなさまざまな機能を提供しています。 ユーザーがボタンをクリックしたときにイベントを発生させる ユーザーの入力に応じてWebページの内容を変更する Webページとサーバー間で通信する JavaScriptを習得することで、Web開発の幅を広げられるでしょう。 1995年に誕生した JavaScriptは、1995年にNetscape Communications Corporationによって開発されました。 2023年現在では30年近くの歴史があり、古くから多くのエンジニアに使われてきた言語です。 開発当初はLiveScriptという名前でしたが、当時はJavaが人気だったため、JavaScriptという名前に変更されました。 JavaScriptの特徴 JavaScriptには、以下のような特徴があります。 ブラウザ上で実行可能 ライブラリやフレームワークが豊富 フロントエンドとバックエンドの両方で開発可能 動的型付け言語 それぞれの特徴について説明します。 ブラウザ上で実行が可能 JavaScriptは、Webブラウザ上で実行できるスクリプト言語です。 Webページを作成するときは、HTMLやCSSで全体構造やデザインを定義したあとに、JavaScriptで動きをつけることが必要です。 JavaScriptは、ユーザーの操作に応じてWebページを動的に変化させる機能を持ちます。 例えばフォームの入力チェックや、アニメーションの追加といった動作です。 また、クライアントサイドでの処理が可能なため、サーバーとの通信を介さずにユーザーの操作に即座に反応できる点も特徴です。 JavaScriptは、Webページのユーザー体験を向上させるために欠かせない言語といえます。 ライブラリやフレームワークが豊富 JavaScriptには、さまざまなライブラリやフレームワークがある点も特徴です。 これらを使用することで、開発効率を上げられます。 JavaScriptのライブラリやフレームワークには、jQuery、React、Angular、Vue.js、Node.jsなどがあります。 jQueryは、JavaScriptの機能を拡張するための最も人気のあるライブラリです。 また、ReactやVue.jsといったフレームワークには、それぞれ難易度や機能に違いがあるため、開発用途に応じて使い分けるのが一般的です。 JavaScriptには多くのライブラリやフレームワークが存在するため、これらを使うことで効率的に開発できます。 フロントエンドとバックエンドの両方で開発可能 JavaScriptは、フロントエンドとバックエンドの両方で開発可能です。 フロントエンドとは、Webブラウザ上で表示される部分です。 バックエンドとは、Webブラウザから送信されたリクエストを処理する部分になります。 JavaScriptは、フロントエンドの開発によく使用されますが、バックエンドの開発にも使えます。 たとえば、Node.jsは、JavaScriptで書かれたサーバーサイドの実行環境です。 このように、JavaScriptは幅広い分野で使用できるという点で、多くの開発者に人気があります。 動的型付け言語 JavaScriptは動的型付け言語であり、変数の型を宣言する必要がありません。 動的型付け言語とは、変数や関数に型を指定せず、実行時に型を判定する言語のことです。 静的型付け言語では、変数や関数に型を指定する必要があります。 一方、動的型付け言語では、変数や関数に型を指定する必要がありません。 型を指定しないことで、コードの記述が簡潔になります。 また、型の不整合を検出するタイミングが実行時になるため、柔軟なプログラミングができます。 ただ、型の不整合を検出するタイミングが実行時になるため、実行時にエラーが発生する可能性がある点には注意しましょう。 また、型情報をコンパイル時に取得できないため、静的型付け言語に比べてパフォーマンスが劣る可能性もあります。 このため、大規模なプロジェクトではTypeScriptのような静的型付けを導入することが推奨される場合もあります。 JavaScriptとJavaの違い JavaScriptとJavaは、名前が似ていますが、全く異なるプログラミング言語です。 主な違いは以下のとおりです。 文法 実行環境や用途 それぞれについて確認していきましょう。 文法の違い JavaScriptとJavaは、文法が異なります。 例えば、変数宣言において、JavaScriptではデータ型を宣言せずに使えますが、JavaではintやStringなどのデータ型を指定して宣言します。 JavaScriptは、厳密な型定義が不要な軽量な言語であるのに対し、Javaは多機能でより強力な言語です。 実行環境や用途の違い JavaScriptは、Webブラウザ上で実行できますが、JavaはJava仮想マシン上で実行する必要があります。 JavaScriptに比べてJavaの方が、実行環境を用意するための手間がかかるという点をおさえておきましょう。 また、JavaScriptはWeb開発に特化しているのに対して、Javaは幅広い分野で使用されています。 Javaのほうが多機能で複雑な分、使われる用途が多い点も違いの一つです。 JavaScriptでできること JavaScriptは、Webサイトやアプリのフロントエンド開発で主に使用されるプログラミング言語です。 HTMLとCSSと組み合わせることで、Webサイトやアプリに動きや機能を追加できます。 また、近年では、フロントエンドの開発だけでなく、バックエンドの開発、デスクトップアプリケーション、さらにはモバイルアプリケーションの開発にも利用されています。 以下では、JavaScriptを使って実現できる主なことを見ていきましょう。 動きのあるWebサイト作成 JavaScriptの基本機能は、動きのあるWebサイトを作成することです。 JavaScriptを使用することで、Webページに動的な要素を追加したり、アニメーションを作成したりできます。 例えば、ユーザーがボタンをクリックしたときに、メニューが表示されるような動作を実装するといった使い方ができます。 ユーザーのマウス操作にあわせて、動きのあるWebサイトを作成できる点が特徴です。 フォームの入力チェック JavaScriptを使うと、入力フォームのバリデーションも行えます。 入力フォームのバリデーションとは、ユーザーが正しい形式でデータを入力しているかをリアルタイムにチェックすることです。 入力値が不正な場合は、エラーメッセージを表示したり、送信ボタンを無効化したりできます。 これにより、データの正確性やセキュリティを確保できます。 入力フォームのバリデーションはサーバーサイドでも行えますが、JavaScriptを使ってクライアントサイドで行うと、画面の再読み込みをせずにユーザーにエラーを通知できる点が特徴です。 非同期での通信 JavaScriptは、Ajaxなどの非同期通信を使えます。 これにより、Webページをリロードせずにサーバーからデータを取得できます。 Webページの読み込みやデータの送受信をスムーズに行えるという魅力があるため、非同期通信は多くのWebページで使われている技術です。 Node.jsによるサーバーサイド開発 Node.jsは、JavaScriptを使用してサーバーサイドで開発するための環境です。 Node.jsを使用することで、フロントエンドとバックエンドの両方を一貫して開発できます。 JavaScriptはフロントエンドの開発に使われることが多いですが、Node.jsによってサーバーサイドの開発にも活用できる点も、人気の理由といえるでしょう。 ポップアップの表示 JavaScriptを使って画像や広告、入力情報の確認画面などをポップアップ表示する機能を作成できます。JavaScriptにおけるポップアップは、ユーザーに情報を提供する場合や、ユーザーからの入力を求める際に役立ちます。 ポップアップでユーザーに情報を表示したり、入力を求めたりするのによく使用されるメソッドが、alert()やconfirm()、prompt()です。 alert() は単純なメッセージを表示し、confirm() はユーザーに確認を求めるための選択肢を提供し、prompt() はユーザーからのテキスト入力を可能にします。 これらはブラウザに依存する簡単な方法ですが、より複雑でカスタマイズされたポップアップを作成するためには、HTML/CSSとJavaScriptを組み合わせてモーダルウィンドウを実装することが一般的です。 チャットボットの実装 JavaScriptを使ったチャットボットの実装は、Webサイトに対話型の要素を追加する機能です。 チャットボットは基本的に、事前に定義された回答を用いてユーザーの質問に応答します。 ただ、近年では、より高度なチャットボットとして、自然言語処理(NLP)を用いてユーザーの意図を解釈して、適切な回答を生成するものもあります。 JavaScriptでチャットボットを実装する手順は以下のとおりです。 チャットボットの機能(会話内容、応答内容)を定義する ユーザーの入力を取得する チャットボットの機能に応じて、ユーザーの入力に応答する JavaScriptでは、チャットボットのフロントエンドを構築し、サーバーサイドのロジック(例えば、Node.js)と組み合わせることで、より動的でインタラクティブなチャットボットも作成できます。 シングルページアプリケーション(SPA)の開発 JavaScriptフレームワークを使用すると、シングルページアプリケーションの開発が可能です。シングルページアプリケーション(SPA)とは、1つのページで構成されるWebアプリケーションのことです。 ユーザーがページ遷移を行わなくても、JavaScriptによって画面の表示内容を更新できます。 SPAには、以下のメリットがあります。 ページ遷移がないため、ユーザーの操作を妨げない パフォーマンスが向上する サーバーへの負荷が軽減される 一方で、SPAのデメリットは以下のとおりです。 ページ遷移がないため、検索エンジンにインデックスされにくい 画面の表示が複雑になると、JavaScriptのコードが肥大化しやすくなる SPAは、さまざまな用途に使用できるWebアプリケーションの開発方法です。 メリットとデメリットを理解した上で、適切な用途に使用しましょう。 JavaScriptの将来性 JavaScriptは、Webサイトやアプリのフロントエンド開発で主に使用されるプログラミング言語です。 近年では、サーバーサイドでも使用されるようになってきており、その用途はますます広がっています。 JavaScriptの将来性については、以下のような理由から、今後も高いと予想されています。 Web開発の標準言語として、今後も需要が続くと予想される フレームワークやライブラリの充実により、開発の効率化が進むと予想される また、JavaScriptはWeb開発に限らず、モバイルアプリ開発、デスクトップアプリ開発、さらにはIoTデバイスのプログラミングにも使われている言語です。 JavaScriptは、今後もWeb開発の中心となるプログラミング言語であり、Web開発者の需要も高まっていくと予想されます。 JavaScriptを学習しておくことで、Web開発のスキルを身につけ、将来のキャリアアップにも繋がるでしょう。 JavaScriptエンジニアの年収 JavaScriptエンジニアの年収は、経験やスキルによって異なります。 特に、フリーランスや副業というように企業の案件を受注する場合は、案件の規模や難易度によって単価が大きく異なる点も押さえておきましょう。 一般的に言われるJavaScriptエンジニアの年収は、500万円〜800万円と幅が広いです。 「JavaScriptエンジニアの年収や単価相場は? 将来性や年収アップの方法」(FLEXY) 「JavaScriptが使えると年収は?転職や相場まで解説」(Forkwell Press) ただ、JavaSciptは多くのWeb開発の現場で使われるプログラミング言語のため、JavaScriptエンジニアの需要は高いといえます。 多くの案件をこなして実績とスキルを身に着けることで、年収アップが見込める職種ともいえるでしょう。 JavaScriptのフリーランス案件 JavaScriptのフリーランス案件は、数多くあります。 JavaScriptエンジニアは、Webサイトの開発やゲームの開発、グラフィックスの作成など、さまざまな分野で活躍できる職種です。 JavaScriptのフリーランス案件をチェックしてみてください。 JavaScriptの案件を探してみる まとめ JavaScriptは、Web開発の主要な言語の1つであり、多くのWebサイトやWebサービスで使用されています。 JavaScriptを習得することで、Webサイトの動きやインタラクションを実現できます。 JavaScriptはWeb開発に欠かせないプログラミング言語のため、JavaScriptエンジニアの需要は今後も高まっていくでしょう。 JavaScriptは初心者でも習得しやすいプログラミング言語のひとつです。 多くの開発者に人気がある言語のため、Webサイトや書籍、プログラミング教材といった学習のためのコンテンツも数多く存在します。 今はまだ初心者というあなたも、今回の記事を機会にJavaScriptエンジニアを目指してみましょう。
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JavaScriptの将来性は?需要や年収について詳しく解説

JavaScriptとは? JavaScriptは今日ほとんど全てのWebサイトで使われているプログラミング言語です。JavaScriptはWebページを便利にしようという目的で開発され、サイト内の動的な動きを表現してくれるプログラミング言語となっています。 スマートフォンやパソコンでホームページを閲覧している皆さんは一日に何度もJavaScriptによって動作している機能を目にしていますし、テレビや車などにも使われています。 例えば、メールアドレス入力画面においてユーザーがちゃんとした形式で入力しているかということを確認する、ホームページのロード中にロード中の表示を出す、ユーザーがある程度スクロールしたら広告やお知らせを出すといった機能をJavaScriptによって実装できます。 JavaScriptという名前からJavaと同種かと思われることが多いですが、JavaScriptとJavaは全く別物で、JavaScriptはWebサイトの画面に動きをつけるものですが、Javaはアプリケーション開発・サーバー立ち上げなどに使う全く別物となります。名前が似てるからといって間違えないように注意しましょう。 最近ではJavaScriptがHTML5との連携、Node.jsやAngularJSといったJavaScriptから派生したプログラミング言語の登場もあり、世界的にJavaScriptに注目が集まっています。 JavaScript案件を探してみる JavaScriptの需要と年収 JavaScriptがどのようなプログラミング言語かわかったところで、JavaScriptは現在需要と年収があるのかどうかということを見ていきます。結論から言うと、JavaScriptが需要があり、年収もそこそこ高いです。 まず、需要に関してですが、ITエンジニアの需要はプログラミング言語に問わず全体的に高く、その中でもプログラミング言語によって差があるというのが現状です。その中でもJavaScriptの需要は高くなっています。 JavaScriptは好条件で転職しやすい 需要の高さは転職に強いのかということでわかりますが、JavaScriptは転職がしやすくなっています。なぜならJavaScriptを利用している企業が多いからです。 JavaScriptを使いこなせるエンジニアの需要は高いので、待遇面では好条件で転職ができます。求人検索エンジンスタンバイが発表したプログラミング言語別年収ランキング2017では、JavaScriptが9位となる536万円に輝いています。 JavaScriptを使えるエンジニアを募集している企業は非常に多く、インターネット・Web業界ではほとんどの企業がフロントエンジニアとしてを中心にJavaScriptを使えるエンジニアを募集しています。 そのため求人数が非常に多いので転職もしやすく、高待遇になりやすいJavaScriptエンジニアをキャリアアップを目指すことは非常におすすめできる選択肢です。ただ、フロントエンジニアを目指す場合はHTML, CSSといったコーディングの技術もないと転職がしづらいです。 ただ、コーディングの技術は他のRuby, Pythonといったプログラミングの技術よりも学習コストが低いので比較的習得がしやすいです。 また、JavaScriptやHTML, CSSを使いこなせて要件定義や基本設計などの上流工程まで出来るエンジニアはなかなかいないので、ここができるだけで更に高待遇を受けやすいです。年収1000万円も夢ではありません。 また「プログラミングの基礎ができている」「コミュニケーションをしっかり取れる」これらが身に付いていれば、転職しやすいでしよう。 Javascriptでどのような仕事が出来るのか? 今まではJavaScriptについてと現在の需要と年収について見てきました。ただ、JavaScriptを使う職場に転職した場合に「そもそもどのような仕事ができるのか?」ということについてここではお伝えしていきます。 IT業界ではインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界の4つに分類することができます。JavaScriptを使えるとインターネット・Web業界で主に活躍することができます。 インターネット・Web業界はWebメディア・ショッピングサイトなどの自社サイトを運営している企業が多いです。転職の求人ではこのインターネット・Web業界が一番多く、自社のプラットフォームの設計・開発・運用やデータ基盤の構築などの案件があります。 Webアプリケーションエンジニア・フロントエンドエンジニアとしての募集が多くなっています。 実際に今話題の仮想通貨やAI関連の求人もあり、実際に最先端の部分の開発に携われることも大きな魅力です。 JavaScriptの求人案件では、自社開発の案件が多いです。そのため、インターネット・Web業界での求人がほとんどとなっています。 JavaScriptの将来性 今後の年収はどうなる? 続いてJavaScriptの将来性について年収に関してですが、年収は将来的に高くなると言えるでしょう。 最近では、JavaScriptを採用する企業は増えています。その背景としてはUI・UXの向上が各企業のサービスにおいて一つの重要なテーマとなっており、そこにおいてJavaScriptによる開発がかかせないからです。 当然JavaScriptを採用する企業が増えることで、現在の転職市場においてJavaScriptによる開発ができるエンジニアを複数社で取り合っている状態になっていますが、この企業間による競争は将来的に更に激化するものと思われるからです。 企業間は優秀なエンジニアを取るために待遇面で好条件を提示せざるを得ない状態になっているので、JavaScriptを扱えるエンジニアの年収は今後更に上がるものと思われます。 JavaScriptの将来性 続いてJavaScriptの将来性についてですが、需要は高いと言えるでしょう。 最近ではNode.jsやAngularJSなどのJavaScriptの技術を応用した言語が次々と出てきており、特にNode.jsはGoogleのV8 JavaScriptエンジンを使って開発がなされたサーバーサイドのJavaScriptのライブラリであり、サーバーサイドの処理を主に行う言語となっています。 これらのプログラミング言語を扱うにはJavaScriptを理解している必要があり、JavaScriptができる方は需要が高まると言えます。 その中でもNode.jsはNetflixやPaypalなどの世界を代表するIT企業が採用しているプログラミング言語であり、今後ますますNode.jsを採用する企業は増えるでしょう。 次々と新しいWebサービスが出てきて変化の激しいインターネット・Web業界では大企業やベンチャー企業を問わずJavaScriptやそれを応用した言語を採用していくでしょう。 言語、転職のどちらの将来性も高いのでJavaScriptエンジニアとして活動することはおすすめです。 まとめ JavaScriptの将来性 あらゆる角度から徹底検証 というテーマで今回はお伝えしました。いかがだったでしょうか? 今回お伝えしたかったことは以下のとおりです。 JavaScriptは現在求人数が非常に多いため、需要があり、年収もそこそこ高い JavaScriptができるエンジニアは今後更に企業に求められる人材となり、年収も高くなると予想できる JavaScriptを応用した技術や言語が今後更に登場し、JavaScriptができるエンジニアの需要は今後更に高くなると予想できる JavaScriptは数多くのサービスに使われているプログラミング言語ですので、学んでおいて損はないはずです。JavaScriptを学習しておくことで将来のキャリアの幅も広がると思うので、是非学習に繋げてみてください。 JavaScript案件を探してみる
PHP

PHPフレームワークのおすすめ10選【2023年最新版】

PHPフレームワークとは PHPのフレームワークは、PHPを利用して開発をする際に必要な機能を、ある法則に則って使用できるように標準化したものです。 例えばPHPを1から書く場合には200行必要な機能が、PHPのフレームワークを利用すると20行だけで済むことがあります。 フレームワークと似た言葉としてライブラリがありますが、両者の違いは「制御の反転があるかどうか」です。 ライブラリの場合、プログラムを動かす主導権はプログラマーが書いたコードにあります。一方でフレームワークの場合、プログラマーが書いたコードはフレームワークによって制御されるのです。 つまり、ライブラリは主導権がエンジニア側にあり、フレームワークは主導権がフレームワーク側にあると言えます。 PHP案件を探してみる PHPフレームワークを利用するメリット PHPの開発においてフレームワークを利用するメリットとして、おもに以下の4つについて解説します。 開発スピードが上がる コードの統一性を保持(多人数開発にも対応しやすくなる) バグの減少 フリーランスとして仕事が取りやすくなる 開発スピードが上がる MVP開発やリーンスタートアップという言葉が注目されているように、IT/Web業界では特にサービスを高速で市場に投下することが重要です。PHPのフレームワークを利用するのとしないのでは、開発スピードにかなりの差が生じます。 例えばPHPのフレームワークには、データベースアクセスの機能やログイン機能などが備わっているのですが、それらをフレームワークなしでエラー無く完成させるには、かなりの時間を要してしまうのです。 コードの統一性を保持(多人数開発にも対応しやすくなる) プログラミングに限らず全ての仕事にいえますが、コードの書き方にはその人の個性やクセがでます。 経験、スキル、年齢、性格、キャリアなど様々な要因によって差が生じるのですが、人が書いたコードを修正するのは、かなり大変な作業です。 フレームワークを利用すれば、コードの統一性を保持させることができます。 統一性を保持することにより、多人数開発にも対応しやすくなるでしょう。 バグの減少 PHPのフレームワークは基本的に大人数のエンジニアに利用されています。そのため、バグはすでに解決されていることが多いです。 それらのバグが少ないフレームワークを利用して開発を進めると、開発をしたプログラムもバグが少なくなる可能性が高まるといえます。 フリーランスとして仕事が取りやすくなる PHPの中規模、大規模以上案件では、フレームワークが利用されていることがほとんどです。特にLaravelは年々ニーズが上昇しているため、PHPエンジニアのフリーランスとして仕事を安定的に獲得するにはキャッチアップは必須といえるでしょう。 PHPフレームワークを利用するデメリット PHPフレームワークを利用するにあたって、メリットだけではなくデメリットもあるということを認識しておきましょう。 ここでは以下の4つのデメリットについて解説します。 学習期間が必要 種類によっては利用に費用がかかる イレギュラーに対応できないことがある PHPフレームワークトレンド状況 学習期間が必要 フレームワークを使いこなすにはPHPの理解がある前提で、最低でも数週間は学習をする必要があります。概要を抑えることができても、細かい要望を実現しようとすると調査に更に時間がかかることはよくあります。 また、ドキュメントは基本的に英語で書かれていることが多いです。 さらに、特定のフレームワークが提供する各種機能や設計パターンについても把握することが求められます。 全体像を理解するだけではなく、具体的な実装の詳細や微細な要望に対応するためには、細かい箇所まで理解をする必要があるため、ある程度の学習時間が必要となるでしょう。 種類によっては利用に費用がかかる フレームワークによっては利用に費用がかかることがあります。 学習をする前に、無料で利用ができるか調べることをおすすめします。 また、有料のフレームワークの場合、その価格はフレームワークの機能や提供されるサポートの範囲によって異なります。 そのためコストと利益を慎重に比較して、予算内で最も効果的な選択をすることが重要となります。 イレギュラーに対応できないことがある フレームワークはいわゆる「よくある機能」を開発する際には有用です。 しかし、前例が少ない機能を開発したい場合、対応できないことが多々あります。 フレームワークは決められたルールに則ってサービスを開発していかなければならないため、イレギュラーが多発するようなサービスではフレームワークを利用しないほうが作りやすいことがあるのです。 おすすめのPHPフレームワーク10選 おすすめのPHPフレームワークを10個紹介します。 自身のキャリアの中で触れた経験のないフレームワークにも、興味を持っていただくきっかけになれば幸いです。 Laravel Laravelは2011年6月に初版がリリースされた、PHPフレームワークです。 日本に限らず世界中で人気が急上昇しています。PHPフレームワークのなかでは後発ではありますが、高い頻度でバージョンアップが行われており、2013年にはSymfonyをベースとして大きな変更が行われました。 メモリを使用する量は多く、リクエスト処理数は少ないとはよく言われますが、基本的な機能が全てそろっているフルスタックのWebアプリケーションフレームワークです。 またWeb上や本の情報、セミナーの開催などが多いので学習はしやすいでしょう。 ちなみにLaravelの名前の由来は「ナルニア国物語」に登場する王都名からきています。 CakePHP CakePHP(ケイク・ピー・エイチ・ピー)は「ケーキ作りのように簡単にPHPで開発ができるように」をコンセプトとして、2005年に初版がリリースされました。 Ruby on Railsと同様に「設定より規約」を設計理念としており、他フレームワークのように設定を細かく記述するのではなく、規約を守ってコードを書くことで、開発者は本質的な業務に集中することができます。 日本語のドキュメントは豊富ですが、覚えることが多いため学習コストは高めです。 FuelPHP FuelPHPは後述するCodeIgniterをベースとして2011年にリリースされました。 Laravelと同様に後発のPHPフレームワークですが、他のフレームワークの優れているところを参考にして設計がされています。 CakePHPの「設定より規約」とは反対にFuelPHPは「規約よりも設定」 が設計理念です。 そのため、コードを書く量は多めになりますが、自由度が高くなっています。 覚えることは比較的少ないため、学習コストは低めです。 小規模の開発案件との相性が良いフレームワークと言えるでしょう。 ZendFramework ZendFramework(ゼンド・フレームワーク)は2006年にゼンド・テクノロジーズよりリリースされたPHPフレームワークです。 シンプルで柔軟な使い方ができ、拡張性に優れています。 コードを非公開にすることができるので企業利用に向いている点も特徴のひとつです。 Symfony Symfonyは2007年にリリースされたPHPフレームワークで、CakePHPと同様にRuby on Railsの影響を強く受けています。 Laravelの台頭によって、シェアを奪われているものの、大規模の開発案件と相性が特に良いと言えるでしょう。 堅牢でメンテナンス性の高いアプリケーションを開発することに向いています。 ドキュメントは整っているのですが、学習コストは高めです。 CodeIgniter CodeIgniter(コードイグナイター)は2006年2月に初版がリリースされました。 特徴は軽量でスピード重視な点です。 規約が厳しくないため、PHPの理解があるエンジニアであればドキュメントを数時間読めば、開発に入れるほど学習コストは低めとなっています。 環境構築も非常に簡単と言われているので、ぜひチャレンジしてみて下さい。 Phalcon 爆速フレームワークといえばPhalconです。基本、PHPのフレームワークはPHPで書かれていることが大半ですが、PhalconはC言語で実装されています。 BSDライセンスを使用しており、商用利用できるという点も大きな特徴と言えるでしょう。 ベンチマークではCodeIgniterの約2倍の速度で、メモリ使用量は3割ほど消費が少ないという結果が出ている点も注目すべきところです。 そんな速くて、軽いPhalconですが、日本語ドキュメントが少ないため、英語が読めないと少々苦戦します。 Slim Slimは「マイクロフレームワーク」と呼ばれる、PHPフレームワークです。 LaravelやCakePHPなどの「フルスタックフレームワーク」とよく比較をされます。 学習コストが低く、とても軽量です。 つくりたいアプリケーションがシンプルな場合に相性がとてもよいです。 必要最低限の機能のみが備わっているため、様々な機能を簡単に呼び出すことができます。 Yii Yii(イー)は2008年にリリースされました。 中国のエンジニアである、チアン・シュエによって開発されたPHPフレームワークです。 「高速で安全で効率的なPHPフレームワーク」と公式サイトには記述があります。 軽量で高負荷にも耐えられる設計となっていますが、日本での利用率はあまり多くはないのが現状です。 Flight Flightは、「高速、シンプル、拡張可能なPHPのフレームワーク」と公式サイトには記載があります。 Flightは、アメリカのTwitter社によって生み出されたフレームワークです。 ルーティングも簡単に行えますが、現状フリーランスの案件はほとんどないのが現状です。 PHPを使用する案件紹介 PHPは現代のWeb開発において非常に重要な役割を果たしています。特に、レガシーなシステムを保有している企業では、PHPが使われていることも少なくありません。テクフリで掲載中のPHP案件は、こちらからご確認ください。 PHP案件を探してみる まとめ PHPフレームワークは、PHPを利用した開発において必要な機能を凝縮させたものであり、開発効率や成果を向上させる重要なツールです。 フレームワークを使うことで、複雑な機能を少ないコードで実現でき、複数人による開発にも対応しやすくなります。 また、バグの減少やコードの統一性を保持することも可能です。 一方で、学習期間が必要であったり、利用に費用がかかることもあるため、選択には慎重さが必要となります。 最近ではLaravelが人気を集めており、フリーランスエンジニアとして活躍する際にはLaravelやCakePHPを選ぶのがおすすめです。 PHPを活かす案件は多数存在し、PHPフレームワークをマスターすることでより多くの仕事を獲得できるでしょう。 PHP案件を探してみる
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