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C++

C++(シープラスプラス)の歴史を解説!

C++とは 皆さんはC++というプログラミング言語をご存知でしょうか。こちらは、かの有名なC言語に、オブジェクト指向の概念を追加する意味で、開発されました。この2つの言語は密接に関係しており、現代でも『C言語』を勉強した次のステップとして『C++』に挑戦する方が多くいます。逆に『C++』を勉強して、その後Cを詳しく知った方も多々いるようです。 今回は、そんな『C++』が、誕生してから今日に至るまで、「どういった歴史を歩んできたのか」について見ていきましょう。 テクフリでフリーランス案件を探してみる C++が誕生したきっかけ C++の始まりは1979年と言われています。考案者は、デンマーク人のビャーネ・ストロヴストルップ(Bjarne Stroustrup)という人物です。彼は当時、ケンブリッジ大学の計算機研究所に属し、分散システム(※)上で動作するソフトウェアの研究に没頭する日々を送っていました。 ※複数あるコンピュータ同士、ネットワークを介して接続し、作業を分担しながら稼働するシステムのこと 彼はその時の実証として、コンピュータ間における、複雑な通信を再現する大規模なシミュレーション(いわゆる模擬的な実験)を書く必要がありました。それをSimulaというプログラミング言語で書いたのです。 Simulaは1960年代に作られた、世界初のオブジェクト指向プログラミング言語と言われています。その当時はオブジェクト指向という概念が、まだ世の中に浸透していませんでした。そんな中Simulaは 、全体の大きなプログラムを、プログラムごとの集合体として小さく分けて作る、という方式を取り入れていました。詳細な説明は控えますが、それによって開発効率や、保守性を高めることができるのです。 しかしながら、Simulaは今の時代のような優れた言語ではありませんでした。何か一つするにしても動作が重く、大規模なプログラムをコンパイルするのに、とにかく時間を要したのです。「このままではプロジェクトが完結しないかもしれない」彼は、そんな危機感を抱くようになりました。 そこで彼は、Simulaを使った研究を中断します。代わってBCPLという言語を、新たに取り入れることにしました。これは1966年に開発されたプログラミング言語で、C言語のルーツにもなったものです。細かく言えばBCPL→B言語→C言語と、順を追って改良されています。しかしながら彼は、それでも十分に満足のいく結果を得られませんでした。 しばらく時間が経ったケンブリッジ大学卒業後に、彼は、自ら新たなプログラミング言語の開発に乗り出します。その時に注目したのが『C言語』だったのです。元々BCPLに触れていたビャーネにとって、進化を遂げたC言語にフォーカスするのは、不思議な流れではありませんでした。 「Cは基本的な機能をほぼ全て兼ね備えている。その上、無駄な機能が加えられていないため実行速度が早い」そんな風に思っていたそうです。 そして、彼はC言語にSimulaのクラス機能を持たせたCpreというツール開発を経て、『C with Classes』という言語を作りました。この言語は高い実行効率と、他の言語と互換性を持ったバイナリ互換の機能を、兼ね備えていたのです。 『C with Classes』言語は、Cと同等レベルの実行速度をもつこと。コードがコンパクトであること。データがコンパクトであること。それらすべてを実現することが、開発の目的だったのです。その後、改良に改良を重ねた結果『C++』と名付けられました。名前の由来は『C』にインクリメントの意味を持つ『++(1つ足す)』を付け加えることで、Cより一歩前進した言語という意味から来ています。 テクフリでフリーランス案件を探してみる 開発の効率性を強く求められるようになった C++が出来上がった時代は、コンピュータの性能が向上し始めているころでした。それに連れて、開発は、多くのエンジニアが集って行う、大規模なものが主流になっていたのです。 すでに信頼性の高かったC言語に、オブジェクト指向的な拡張を施したC++言語は、まさに時代のニーズとマッチしていました。そういったことがきっかけでC++は、着々と利用者を拡大していったのです。 再三オブジェクト指向という言葉を使っていますが、オブジェクトとは「もの」や「物体」などを意味する言葉です。プログラミングを勉強する方であれば、必ず触れることになるであろう概念と言えます。 今回のテーマから逸れるため詳細は控えますが、オブジェクト指向を取り入れることで、1つ1つの機能・プログラムを理解せずとも、それらを使って効率よく開発が進められるというメリットがあります。 例えて言うなら、車の運転。普段運転される方の中で、「どういった仕組みで車が動いているか」まで理解している人は、多くないでしょう。車には、エンジンやメーター、ヘッドライト、もっと細かく見るとネジなど、無数のパーツの集合体で出来上がっています。 ですが、我々が知っておくべきことはアクセルを踏めば進むこと。ブレーキを踏めば止まること。ハンドルを回せば左右に方向転換ができる、といったことくらいです。細かな部分を気にしなくとも、車が使えるという点で、オブジェクト指向と似ている部分があるのです。 現在有名なJavaやObjective-c、Python・Ruby・PHP・JavaScriptといったプログラミング言語も、このオブジェクト指向の考えを取り入れています。気になる方は一度「オブジェクト指向とは何か」勉強してみると良いかもしれません。確実に、今後のプログラミング学習の役に立つことになります。 着々と評価を集めるC++ さて、C++の歴史に話を戻しましょう。その後C++は1998年にISO基準の認定を受け、国際的に通用するものであることが認められました。2002年にはマイクロソフト社が開発した『C#』のベースにもなっています。 ちなみにですが同年、C++の生みの親であるビャーネは、テキサス州テキサスA&M大学の計算機科学教授を務めました。2004年には、優れた工学者・技術者の表彰を行う、全米技術アカデミーの会員に選出されました。これは工学の分野で活躍する人たちの間で最高の栄誉。まさに、彼が数々残してきた功績が評価された結果でしょう。 そして今年2018年にはC++の開発を評して、チャールズ・スターク・ドレイパーという賞も受賞しました。この賞は別名で工学分野のノーベル賞とまで言われています。いまなお世間からの評価を集めている存在です。 まとめ:C++は様々な開発現場で活用されている C++言語の設計原則に『C++ は今現在役に立つ言語でなければならない』という言葉があります。その名の通り、現在も、サーバー系のソフトウェアやミドルウェア・OS。パッケージソフトウェア。組込ソフトウェアなど、様々な開発現場で活用されています。 C++、RubyやPHPといったここ最近人気が高まっているプログラミング言語に比べると、学習の難易度がほんの少し高いと感じる方がいるかもしれません。ただそれは人によって好みはあります。何より、Cの血を受け継ぐ、C++。そのスキルを磨くと、実に様々な開発を手がけることができることができるのは事実です。気になる方はぜひ一度、チェックしてみてはいかがですか? テクフリでフリーランス案件を探してみる
C++

C++の将来性について 現状から踏まえて検証した結果

C++とは? C++とはC言語がベースとなっているプログラミング言語です。 C言語が拡張されてオブジェクト指向言語となっているため、Javaなど他のオブジェクト指向言語と同じようにオブジェクトの要素を引き継ぐことが可能です。 開発されたのは1983年であり既に30年以上の歴史があるプログラミング言語ですが、現在でもIT業界では一定の需要があります。 またC++にはいくつかの種類があります。 その中でも代表的なC++には、Microsoft Visual C++とBorland C++があります。 Microsoft Visual C++はWindows OSのパソコンへアプリケーションをインストールする際にシステム要件として求められることがあるため、Windowsユーザーには比較的馴染みがあるプログラミング言語だといえるでしょう。 Borland C++はボーランド社が開発した、パッケージするためのものでC++をコンパイルする機能が提供されています。 テクフリでフリーランス案件を探してみる C++の特徴 C++は開発から30年以上経過しているプログラミング言語ではありますが、規格は定期的に改良されており、2017年12月にはISO/IEC 14882:2017が公開されています。 国内でもC++の需要はあるため、C++を習得するならできるだけ新しいバージョンのC++を学ぶことが大切です。 ではそんなC++にはどのような特徴があるのか、順番に見ていきましょう。 C++はスマートフォンアプリの開発で利用できる スマートフォンアプリの開発といえば、JavaやSwiftが近年のトレンドですが、C++で開発することもできます。 統合開発環境を用意することでAndroidアプリの開発もできるため、スマートフォンアプリの開発をメインにしていきたい場合は習得する価値はあるといえるでしょう。 C++は企業の業務システムで利用されている C++は金融機関や保険会社など大きな企業の業務システムの開発に利用されているケースが少なくありません。 C++はOSを制御できるプログラミング言語でもあり実行速度にも信頼性があるからです。 そのためC++を習得すれば、大規模な業務システムの改修や保守関係の仕事に対応できる可能性が高くなります。 C++は大規模な開発に携わりたい場合にも有用なプログラミング言語だといえるでしょう。 C++はコーディングをシンプルにできる Apple製品やMacOSのアプリ開発にはObjective-Cが多く活用されてきました。 SwiftはObjective-Cと比較するとセミコロンが不要であること、そして高速なコンパイラが採用されているという違いがあります。 そのためObjective-Cによるアプリ開発よりも、シンプルにコーディングできるという特徴があります。 C++はゲームエンジニアとして活躍できる C++はゲームエンジニアの募集で必須スキルとして求められることがあります。 C++はゲーム開発でも利用されているプログラミング言語だからです。 オンラインゲームやAndroidアプリのゲーム開発の現場で活躍したい場合にもC++は有用です。 参考:Microsoft「Microsoft Visual C++のダウンロード」 Microsoft「C++ 言語リファレンス」 C++の現状 ~給与と業界の動向について~ C++は国内だけでなく世界的に利用されているプログラミング言語です。 また、30年以上前に開発されたプログラミング言語であるため、C++に関連した情報や教材は充実しています。 C++は簡単なプログラミング言語ではありませんが、学習するために必要な情報は手に入れやすいプログラミング言語だといえるでしょう。 そして長く利用され続けていることは、それだけC++によって開発された業務システムやアプリケーションも存在していることを意味しています。 実際に大規模な業務システムの改修や保守の案件ではC++が必須スキルとして記載されていることが少なくありません。 C++は1983年に開発されたプログラミング言語ではありますが、2023年現在でも需要は続いているのです。 しかしJavaやJavaScript、PythonやPHPなど現在多くの開発現場で主流となっているプログラミング言語と比べると、求人案件の数は少なくなります。 そのため将来性について考えるなら他の言語を習得することを前提に考えた方が活躍の幅は広くなるといえるでしょう。 ではC++のスキルを習得してエンジニアとして活躍した場合、どの程度の報酬が見込めるのでしょうか。 C++の技術を習得してからフリーランスエンジニアとして独立できれば月収は50万円~90万円程度が見込めます。 この報酬は弊社が提供しているマッチング案件提供サイト、テクフリに掲載されているC++のスキルが必要なエンジニアの月額報酬です。 月額報酬100万円以上の案件が存在するSwiftやRubyと比較すると、安く見えるかもしれませんがエンジニア全体の平均年収から考えれば低い金額ではありません。 経済産業省が公表している「IT関連産業の給与等に関する実態調査」では、C++ の技術を含むと考えられる、SE・プログラマ(ソフトウェア製品の開発・実装)の平均年収は603.9万円です。 IT保守(顧客向け業務システムの保守・サポート)の平均年収は592.2万円です。 フリーランスは正社員のように長期に渡り業務があることを約束されているわけではありませんが、フリーランスとして独立できれば、平均以上の給与を稼ぐことは難しくありません。 参考:経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査」 参考:テクフリ(techcareer freelance) テクフリでフリーランス案件を探してみる C++の将来性 ~業界の動向について~ C++は自動車業界や金融、保険など規模の大きな業務システムを有する企業からは現状でも一定のニーズがあります。 今後すぐにこういったニーズが失われることは考えにくいため、C++は将来性がまだあるプログラミング言語だといえるでしょう。 ではここでGithubの公開ページに掲載されている「Top languages over time」からC++がどの程度使用されているのか、見ていきましょう。 ランキングに多少の波はありますが、2014年から2016年まではRubyに次ぐ6位の使用状況です。 しかし2017年と2018年には5位となりPHPに次ぐランキングに位置しています。 この結果から分かることは、C++の使用状況や人気は決して落ち目ではないということです。 RubyやObjective-Cは一時期と比較すると使用状況に陰りがありますが、C++はむしろ使用状況が増えているのです。 今回参照したTop languages over timeは世界的な統計の結果となるため、国内の状況が同じとは限りません。 それでも少なくとも世界的な視野で見ればC++はまだまだ将来性があるといえるのではないでしょうか。 参考:Github「Top languages over time」 C++の将来性 ~給与について~ Github「Top languages over time」のランキングで述べたようにC++の需要は充分にありますが、給与が将来今以上に水準が上がることにはあまり期待できません。 なぜなら、プログラム言語の需要は時代の流れによって変化するものであり、他のプログラム言語の需要が高まることで、C++の需要が下がる可能性を否定することはできないからです。 しかしC++はマイクロソフトが開発した言語であるため、一定の需要は残り続けると予想することができます。 C++を習得するだけでは平均年収を大きく上回ることは期待できませんが、プロジェクトリーダーの経験やマネジメントスキルの習得によって、管理者としてより高い年収を目指すことも可能となります。 ではここで参考として経済産業省の「IT関連産業の給与等に関する実態調査」が公開しているIT業界の職種別の平均年収を見ていきましょう。 C++の技術が関連する職種だと考えられるSE/プログラマの年収は603.9万円です。 それに対してプロジェクトマネージャは891.5万円です。 これらの年収からC++の技術を習得してプロジェクトマネージャとしての管理業務もできるようになれば、堅実に高い年収を目指すことができるといえるでしょう。 C++は人気があり今後も需要が見込めるプログラミング言語 C++はWeb系だけでなく組み込み系の開発にも利用できる対応範囲が広いプログラミング言語であり、長く安定した需要があるプログラミング言語です。 そのためC++は今後も需要が見込めるプログラミング言語だと考えることができます。 またC++の技術を習得して転職活動をする際は、実務経験があれば転職活動は比較的すみやかに進めることができます。 実務未経験となるとポートフォリオの作成など入念な面接対策が必要となりますが、ある程度のキャリアを形成することができれば転職市場でも評価されるようになります。 しかしIT業界の技術の需要は日進月歩で変化するため、将来性について考慮することや市場の変化に敏感になることは欠かせません。 C++の技術を身につけてエンジニアとしてのキャリアを考えるなら、ただ技術を磨くだけでなく市場の動向に合わせて学習を続ける姿勢も大切になるといえるでしょう。 テクフリでフリーランス案件を探してみる C++の将来性についてよくある質問 C++の将来性について、良くある質問を3つまとめました。 C++とは? C++とはC言語がベースとなっているプログラミング言語です。 開発されたのは1983年であり既に30年以上の歴史があるプログラミング言語ですが、現在でもIT業界では一定の需要があります。 C言語が拡張されてオブジェクト指向言語となっているため、Javaなど他のオブジェクト指向言語と同じようにオブジェクトの要素を引き継ぐことが可能です。 C++の特徴は? C++の特徴は「C++はスマートフォンアプリの開発で利用できる」「C++は企業の業務システムで利用されている」「C++はコーディングをシンプルにできる」「C++はゲームエンジニアとして活躍できる」の4つが大きく挙げられます。 C++の将来性は? C++は国内だけでなく世界的に利用されているプログラミング言語で、大規模な業務システムの改修や保守の案件ではC++が必須スキルとして記載されていることが少なくありません。 しかしJavaやJavaScript、PythonやPHPなど現在多くの開発現場で主流となっているプログラミング言語と比べると、求人案件の数は少なくなります。 そのため将来性について考えるなら他の言語を習得することを前提に考えた方が活躍の幅は広くなるといえるでしょう。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
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2022年3月版 人気のプログラミング言語ベスト20  第6位:C++

C++とは C++はビャーネ・ストロヴストルップ氏によって、1983年にC言語から派生して開発されたオブジェクト指向のプログラミング言語です。C++は高い保守性・高速でコンパクトなプログラムを実現できること、C言語との互換性があるのが大きな特徴となっています。 C言語との違いに関してですが、簡単にいうとC++はC言語にオブジェクト指向を追加したものです。 このオブジェクト指向が追加されることで、C言語よりも少ないコード量で開発ができ、オブジェクト指向であるのでC言語では現実的に開発が難しいものも開発ができます。とくにゲーム開発はC++だとやりやすいでしょう。 そして、C++ではスマホアプリやコンシューマーゲーム・業務系システム・Webアプリケーションなどさまざまな分野で開発することができ、日常にあるソフトウェア・ハードウェアの至る部分で使用されています。 C++の案件を探す C++は難しく上級者向けの言語 こうして日常ではかなり身近なものに使用されているプログラミング言語ですが、実際にC++をマスターすることは難しいと言われています。何故かというと、まずC言語をマスターしていていないことにはC++の習得が難しいからです。 C言語ですら学習コストは高いと言われていますが、C++はもっと高いと言われており、上級者向けのプログラミング言語となっています。 C++は人気言語?どれくらい使われているのか GitHubでは、どの言語でプルリクエストがどれくらい行われているか公開しています。C++は6位です。 C++は6.950%となっており、1位であるPythonの16.689%と比べるとかなり差があることがわかります。 他のプログラミング言語のプルリクエストの多さからC++の比率は下がっており、トレンドとしても下落しています。 C++は比較的古い言語であり、トレンドは下がっているのですが、家電製品の制御やゲーム開発にも用いることができるため、現在も多くの企業の開発に採用されている言語です。 日系の歴史ある大手メーカーに使われるのみならず、インターネット・Web業界という歴史の浅い業界でも、主にソーシャルゲームの開発にC++が使われています。C++が使われている代表的な企業はDeNA・ドリコム等となります。また、仮想通貨取引所のシステム開発にもC++が使われていると言われています。 C++はC言語から派生してできたプログラミング言語ということもあり、C言語との互換性を第一に考えられて設計されたプログラミング言語です。そのため、C言語からC++への移行は容易にでき、C言語のコードとの連携も容易できます。 C++は企業から人気で転職しやすい C++について見てきましたが、実際にキャリアを考える上でC++は転職に強いのかどうかは重要になってきます。 結論からいうと、C++は転職に強いと言えます。なぜなら、C++を用いて開発を行っている企業は多く、C++を使えるエンジニアに対する求人も多いからです。また、C++は学習コストが高く、C++を使いこなせるエンジニアが求人数に対して少ないため、転職がしやすくなっています。 また、C++を使いこなせて要件定義や基本設計などの上流工程まで出来るエンジニアはなかなかいないので、ここができるだけで更に高待遇を受けやすいです。年収1000万円も夢ではありません。 また、求人数が他のプログラミング言語に比べてかなり多いので、転職しやすさという安定を求めている方にはオススメの言語となっています。 C++エンジニアが活躍できる業界と年収 今まではC++についてとC++は転職に強いのかについて見てきました。ただ、C++を使う職場に転職した場合に「そもそもどういう職場に転職できるのか?」ということについてここではお伝えしていきます。 IT業界はインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界の4つに分類できます。C++を使えるとインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界の4つどこでも活躍できます。 インターネット・Web業界 まずインターネット・Web業界は、Webメディア・ショッピングサイトなどの自社サイトを運営している企業が多いです。自社のプラットフォームの設計・開発・運用や、データ基盤の構築・ソーシャルゲームの開発などの求人があります。 ただ、これらの企業がWebサービスを開発する場合は、C++よりも比較的新しいRubyやPythonなどを採用している企業が多いので、古くから存在するC++を採用するという企業は少ないです。 ただ、ソーシャルゲームの開発の場合にはC++はよく使われており、この場合はC++の求人が多いです。ゲーム開発はエンジニアの中でも非常に開発が難しいと言われているので、上級者向けの求人となることが多いです。 情報処理サービス業界 また、情報処理サービス業界では、セールスエンジニアとしてクライアントにWebアプリ開発の提案を行うこともあれば、エンジニアとしてWebアプリの開発をすることもあります。 ソフトウェア業界 ソフトウェア業界では、プログラマーかSE(システムエンジニア)として、Webアプリ開発の下流もしくは上流工程に加わることになります。主に大規模なシステム開発に携わることが多いです。 また、SonyやNintendoが発売しているようなコンシューマーゲームソフトウェアの開発にもC++は使われており、今後もゲーム発売は耐えることがないので引き続きC++が使われていくでしょう。 ハードウェア業界 最後にハードウェア業界です。ハードウェアの制御はC++によって成されることが多いです。実際にエンジニアとしてC++を用いてハードウェア制御の開発に携わることになります。 とくに日本はものづくりの国なので、家電や自動車などプログラミングで制御されているハードウェアの開発が進んでいます。そのため、必然的にハードウェア開発のエンジニアが多く必要となってくるので、日本の機械産業がある限りはC++の需要は非常に大きいです。 実際にこのハードウェア業界の求人がC++では一番多く、他のプログラミング言語と比べるとこの業界での求人が多いことが圧倒的に大きな特徴となっています。 年収に関しては企業によって異なり、300万〜800万の求人が多い印象です。ただ、年収1000万以上の求人もあり、かなり夢が広がります。 まとめ 今回はC++に関して転職を絡めて見てきましたが、いかがでしたか? 今回お伝えしたかったことは以下の3点です。 C++は高い保守性・高速でコンパクトなプログラムを実現できること、C言語との互換性があることが大きな特徴となっているプログラミング言語 C++の求人数は非常に多く、転職に強い C++の求人はハードウェア業界が多く、安定している C++は現在も多くのハードウェア開発・ソフトウェア開発ともに使われており、今後もさまざまな業界で使われ続けていくことが予想されるので、将来性も高いです。 C++の求人案件に応募しようと思っている方は、今回の内容を参考にぜひ次のステップに進んでみてください。 C++の案件を探す
C++

oat++でさらに便利に! C++の特徴やトレンドをご紹介

C言語をベースにして開発された「C++」は、まさに「名は体を表す」です。 C++はC言語をパワーアップしたので「+(プラス)」がつくのです。 しかしC++の高い性能を表すのに、Cに「+」を1個加えただけでは足りず、2個の「+」が必要なのです。 C++の優位性のひとつは、オブジェクト指向であることです。 C言語では、最初にデータを定義して、その後データを処理する手続きが必要なので、とても複雑です。しかしC++なら、データと動作をひとまとめにした小さな集合体(オブジェクト)をいくつかつくり、複数の小さな集合体を合体させてプログラムを完成させるので工程がシンプルです。しかもそれぞれのオブジェクトは再利用できるので、作業効率が飛躍的に向上します。 そしてC++には、高速、高い保守性、拡張のしやすさ、移行のしやすさ、という長所があります。 さらにC++は「伝統と実績のC言語」との互換性が高いので、C++エンジニアは企業の「C言語プログラムをアップデートしたい」というニーズに応えることができます。 このように強みをいくつも持っているC++を操るエンジニアは、独立しても豊富な仕事(案件)に恵まれます。 フリーランスのC++エンジニアに有益な情報をお伝えします。 C++案件を探す C++の特徴とは C++の特徴を、C++の歴史を追いながら解説していきます。 C++は、AT&Tベル研究所のデンマーク生まれのビャーネ・ストロヴストルップ(Bjarne Stroustrup)博士が1983年に完成させた言語です。 C言語をベースとし、オブジェクトを定義するクラスなどの機能を追加する形でつくりあげました。 C++はモダンでありながらC言語のプログラムを引き継ぐことができたため、多くの企業に支持され、またたくまに世界中に広まっていきました。 2000年に入ってからも数々の新言語が生み出されていますが、それでも言語別人気ランキングを実施すれば、C++はいまだに10位以内から落ちることはありません。 C++の強みとニーズ C++は強みもニーズもある言語です。 例えばアマゾンは、多数の言語を使っていると噂されていますが、アマゾン自身が公式に認めている使用言語はC++とJavaの2つだけです。 またグーグルは、C++、C言語、Java、Python、Goを使っています。 さらにエバーノート社は、情報蓄積Webサービス「エバーノート」の言語を2010年になってからC#からC++に切り替えました。 日本でも金融機関などの大企業や公官庁が大規模システムを構築するときはC++を使う傾向にあります。 プロジェクト指向の言語は増えていますが、C++はそれに加えて処理速度が速いという強みがあり、そうした「優秀さ」がITの巨人や重大プロジェクトを抱えた組織を惹きつけているのです。 C++にはいくつか種類があります。 マイクロソフト社が開発、販売しているVisualC++は、ウィンドウズのコードを書くときに、適合性、生産性、市場性を高めることができます。 またボーランド社が開発したBorlandC++は、C++をコンパイルできます。コンパイルとはプログラムのソースファイルをコンピュータが読み取ることができる言葉に翻訳する動作のことです。 IT各社がこのような改良を加えるのは、C++のポテンシャルが高く将来性があるからです。 このように強みが強みを呼ぶかたちになっているC++は「取得して間違いのない言語」のひとつです。 これからプログラマーやエンジニアを目指す若い人も、2言語目の習得を模索している人も、言語選びの候補にC++を加えることをおすすめします。 C++で気を付けること C++にはこれといった欠点はありません。それでもあえて欠点を挙げるとすれば学習コストが高いことでしょう。C++の習得には「それなりの努力」が求められます。 プログラミングの初学者やプログラマーを始めたばかりの方がC++を少し学んでも、C言語を上回るメリットをみつけられないかもしれません。C++はハイスペックすぎて、難解なプログラミングや大規模プログラミングを手掛けるときにしか、その威力を発揮しないのです。 すなわち、C言語で十分対応できる案件であれば、わざわざC++を使う必要がなく、そのため初学者ではC++の価値を認識しにくいのです。 しかし高額案件を次々こなすフリーランスになるには、C++スキルはこれ以上ない武器になるでしょう。 そこでこれからプログラムを学ぶ人は、まずはC言語を獲得しC言語案件をこなしていってはいかがでしょうか。C言語エンジニアとしての実力がつけば、恐らくクライアントから「C++を習得すればさらに多くの案件を紹介できる」といわれるようになるでしょう。 その段階であれば、「高額案件を勝ち取る」という高いモチベーションを持ってC++の学習に取り組めるでしょう。 C++エンジニアの募集要項のトレンドとは C++エンジニアは、どのようなポジションで働くことが求められているのでしょうか。案件票の募集要項などを参考に、C++エンジニアの働き方のトレンドを探っていきます。 高いポジションが狙える C++エンジニアは高いポジションを狙うことができます。というより、C言語に加えて、取得困難とされているC++のスキルを獲得したのですから、C++エンジニアはぜひ高いポジションを狙ってください。 例えばエンジニア向け案件票を閲覧すると、正社員のC++エンジニアの年収の相場は400万~700万円であることがわかるでしょう。 さらに案件票の内容を調べると、年収700万円以上の案件票には プロジェクトマネージャークラス 業務内容に対外的業務や管理的業務が加わる 企業の基幹システムや組み込み系システムの開発 といった特徴があることに気がつきます。 すなわちC++エンジニアには、上記の3つのスキルを獲得しさえすれば年収700万円に到達する「道」が拓かれている、といえるのです。 「プログラミング以外の知識」がポジションアップにつながる もう一度「3:企業の基幹システムや組み込み系システムの開発」に着目してみます。この2つの業務には、プログラミングの知識だけでは務まらない、という特徴があります。 企業の基幹システムは企業経営の根幹にかかわるので、エンジニアでもその企業の業務内容について知っておかなければなりません。 企業が基幹システムを導入したものの、まったく使い物にならずに放置される現象が起きています。もちろんエンジニアやプログラマーからすれば「仕様書どおりにコードを書いただけ」ですが、その企業はもう二度とそのシステム会社に発注しないでしょう。 このようなシステムやプログラムに精通していない企業はまだ多数存在します。そのような企業に基幹システムを売り込むには、エンジニア自らがクライアント企業の業務フローの把握に努める必要があります。 そしてそこまで食い込むことができれば、クライアント企業が気づいていなかったニーズを掘り起こすことができ、追加受注を獲得できるでしょう。 高額収入を得る人は、必ず高額の売上高をたたき出しています。そしてC++エンジニアは、仕事(案件)を選べば高額売上高を上げることができます。 C++エンジニアが活躍している業界、分野 フリーランスのC++エンジニアで、C++を選択したことを後悔している人はいないのではないでしょうか。仕事の幅が広く、高単価案件もたくさんあります。 C++エンジニアが活躍している業界や分野を紹介します。 スマホゲームアプリ開発 スマホゲームアプリ開発では、iPhoneはSwift、AndroidではJavaが有力言語です。 しかしC++には統合開発環境のC++Builderがあり、これを駆使すればiOSのゲームもAndroidのゲームも手掛けることができます。 企業の基幹システム開発 先ほど、C++エンジニアは企業の基幹システム開発で活躍できることを紹介しました。ここではさらに詳しく基幹システム案件についてみていきます。 銀行向けシステムのひとつに、勘定系システムがあります。勘定とは経理業務の作業のひとつで、例えば信託銀行の信託勘定では、顧客から預かった現金、有価証券、不動産の運用益を管理します。信託勘定は顧客1人ひとり管理しなければならないので、システムの規模が巨大化することは避けられず、作業効率が高いC++が力を発揮します。 コンビニ各社はATM用のゲートウェイシステムを導入しています。ゲートウェイとは、複数のネットワークをつなぐハードウェアやソフトウェアの総称です。 コンビニのATMは複数の銀行の口座を扱うので複雑なゲートウェイシステムが求められます。 そして製造業は、基幹システムを導入すると業務効率が飛躍的に向上する業界です。製造業は企画・開発や材料購入から始まり、生産計画、生産、検査、在庫、出荷、販売、営業、顧客管理まで各工程が「分断的」です。しかし各工程が「シームレスに」つながっていたほうが効率的ですし生産性も向上します。 分断された工程をシームレスにつなぐのが基幹システムなのですが、その構築は一朝一夕にはいきません。各工程ですでに独自のシステムが導入されていれば、それを統合するシステムが必要になります。 したがって製造業の基幹システムづくりもかなり大規模な案件になるはずです。 C++のフレームワーク事情 C++による開発で多用されるフレームワークを紹介します。 crowとは crowは簡潔に記述ができることが最大の売りです。ルートを定義したら、そのルートの処理をその場で書いていくことができます。またルートのなかにタグを書き込むことができ、そのタグに対応した「ラムダ式」を入手することもできます。 Boost.Spirit.X3とは Boost.Spirit.X3は、パーサを書くことができるパーサジェネレータフレームワークです。最新バージョンではコンパイルが高速化され、エラーメッセージの視認性が高くなりました。 oat++とは oat++はライブラリに依存せずに使うことができるフレームワークです。DI機構やテスト機構がシンプルで、非同期処理やマルチスレッドに対応しています。 処理速度の速さもoat++の売りのひとつです。 C++案件単価事情 フリーランスのC++エンジニアはどのような業務を受注しているのでしょうか。案件の単価などを紹介します。 SFロボットゲーム開発、月75万円 「C++は決してゲーム開発に弱いわけではない」ということを証明するために、この案件を紹介します。 SFロボットのキャラクターを使った、スマホ向けロールプレイングゲーム(RPG)の開発で、報酬は月75万円です。 具体的な業務内容は、UI周り、実績処理、通知処理などとなっています。 必須スキルはC++でのゲーム製作2年以上のみです。歓迎スキルは、SNS開発経験、スマホアプリ開発経験、ネイティブアプリのリリース経験となっています。 交通整理のデジタルサイネージ開発、月70万円 デジタルサイネージは広告の一種で、紙のポスターを貼る代わりにディスプレイを設置し、そのディスプレイに広告画像を映し出すシステムです。 駅構内の柱や病院のロビー、飲食店の店先などに設置されています。 この案件は、工事現場の交通整理の表示を、デジタルサイネージに置き換える業務です。この案件を受けるにはデジタルサイネージの基本知識が必要です。 この案件は、C++業務の特性をよく表しています。デジタルサイネージという特殊な知識を持っていれば、ライバルと争奪戦を展開することなくこの仕事を獲得できるわけです。「業務用」案件に強いC++ならではの案件といえます。 産業用ロボットの制御ソフト開発、月64万~81万円 こちらの案件も業務用に強いC++ならではといえるでしょう。産業ロボットを制御するソフトウェアの開発で、報酬は月64万~81万円です。Linux上のアプリをC++で開発し、GUIのF/WはQtを使うことになります。 必須スキルはLinux上でのG++プログラムの実装経験とGUIでの開発経験です。 C++案件の具体的な業務 フリーランスのC++エンジニアは、果たしてリモートワークができるのでしょうか。 リモートワークとは、作業現場から離れた遠隔地で働く方法で、自宅でも働くことも可能です。 結論からいうと、他言語よりは可能性が低いものの、フリーランスのC++エンジニアでもリモートワークすることは可能です。 リモートワークをするには、クライアント企業としっかりコミュニケーションを取るようにして、スタートアップ(新興企業)の案件を狙うとよいでしょう。 そして実務経験が長く、クライアント企業が納得できる実績が必要です。 システム開発を発注する企業がなかなかリモートワークを全面解禁しないのは、コミュニケーションが得意でないエンジニアが多いことも一因になっています。業務を発注する企業は常に、いつでも進捗状況を確認できる状態にしておきたいと考えます。 そのためフリーランスのエンジニアにも現場への常駐を求めるのです。 しかし業務内容のほとんどは、リモートワークでも支障が出ません。そこでリモートワークを望むフリーランスエンジニアは、クライアント企業に自分は「緊急時にすぐに現場に駆け付けることができるエンジニア」であると認識させればよいのです。 クライアント企業にそのように認識させるには、コミュニケーションをしっかり取る必要があります。 そしてスタートアップやベンチャー企業や新興企業は、成果が出れば常駐でもリモートワークでも構わない、というところが少なくありません。 こうした企業から案件を受注できたら、リモートワークで進めてもいいかどうか確認してみてはいかがでしょうか。 リモートワークは通勤がないだけでも快適です。それに加えて好きな場所で好きなグッズに囲まれて仕事ができれば、長時間業務のストレスもかなり減ります。 仕事の実績を積み、コミュニケーションを深めればクライアント企業から信頼されます。そうなればフリーランスの特権である自宅作業ができます。 C++案件の案件票をみてみよう フリーランスのエンジニアも、企業の正社員エンジニアの働き方や待遇、福利厚生などを知っておくことは大切です。フリーランスがクライアントと報酬交渉をするときの材料になるからです。 そこでC++エンジニアを正社員で採用する企業の案件票をみてみましょう。 組み込みからAIアルゴリズム開発まで、年収1,200万円 自動車や産業機器などの組み込みソフトウェアを開発する企業が、組み込みからアルゴリズム開発までマルチに活躍できる正社員を募集しています。対象はC++、C言語、Pythonのエンジニアで、年収は400万~1,200万円となっています。 具体的な業務は、産業機器向けコントローラの組み込み開発と、産業機器から収集したデータの分析、AI用アルゴリズムの開発などとなっています。 プログラミングは当然のスキルとして、それに加えて組み込みソフトに関する深い知識が必要になります。 提示年収に3倍の開きがあることから、求職者はスキルレベルを厳格に査定されるでしょう。 ゲーム開発、年収300万~400万円 家庭用ゲームソフトやスマホ向けゲームアプリを開発している企業が、正社員のC++エンジニアを年収300万~400万円で募集しています。 年収は高いとはいえませんが、この会社ではゲームづくりのほかに、パチンコやパチスロの台で使う映像制御の業務を体験できます。 エンターテイメント系の仕事を探している人向きの案件です。 まとめ~C++エンジニアは働き方改革に貢献できる 政府はいま働き方改革を進めています。これは、長時間労働を解消しながら、生産性を高めていくことを目指す取り組みです。 労働時間を減らしながら生産性を高めるという矛盾した目標を実現するには、あらゆる仕事をシステム化して効率を上げていかなければなりません。AI(人工知能)の導入も必要でしょう。 企業の業務のシステム化にC++言語は欠かせません。つまりフリーランスのC++エンジニアは働き方改革にコミットして、働く人と企業の双方の幸せにできるわけです。 C++案件を探す
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