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Scala

Scala:人気のプログラミング言語12位【2019】

Scalaとは 今回はプログラミング言語の利用率の指標となる「GitHubPullRequest」にて、2019年1月から3月の統計で第12位にエントリーされた、Scalaについてご紹介いたします。 Scalaは2003年に公開された、非常に野心的なプログラミング言語です。 昨今、俗にJVM言語などと言われる、“Java仮想マシン(JVM)上で動作するプログラミング言語”が注目を集めていますが、それらJVM言語の中でも、比較的歴史のあるプログラミング言語の一つです。 また、現在は開発が止まってしまっていますが、Scalaは “Microsoft .NET Framework”など“Java仮想マシン”以外のプラットフォーム上での動作もサポートしていました。 Scalaの特徴は、他のJVMプログラミング言語同様に、Javaの問題点の克服を目指すと同時に、JVM上で動作し、Javaとの高い互換性を維持している、という点が挙げられます。 特にScalaは、Javaよりも短くスマートなコードが記述できます。 なお、Scalaの欠点として、プログラミング初学者には学習難易度が高い、と言われがちです。 原因の一つは、Scalaの仕様が玄人志向で初心者には難しくなっていることです。 そもそもScalaの開発者はJavaの開発者の一人なのですが、ScalaはJavaよりも、ベテランプログラマー目線で作られたプログラミング言語です。 もっといえば、“できるプログラマーの使い勝手”を優先して作ったプログラミング言語です。 “誰でも簡単にプログラミングができるように仕様を作っているプログラミング言語”と比べて、プログラミング初学者にとって厳しい仕様なのは、ある意味、当然です。 そして、Scalaが難しいと指摘される原因の二つ目は、Scalaがオブジェクト指向言語と関数型言語の特徴を併せ持ったプログラミング言語である、という点が挙げられます。 オブジェクト指向というのはJavaなど他の主要プログラミング言語でも、よく見られる性質であり、多くのプログラマーにとって、なじみのある考え方です。 一方で、関数型というのは、Scalaが登場した当時、第一線で活躍していた主要プログラミング言語では、あまり見られない性質でした。 そのため、Scalaに対して、とっつきにくい、という印象を持ったエンジニアが多かったのは確かです。 ただし、近年、登場したモダンなプログラミング言語の多くが関数型言語としての特徴を持っており、「これからのプログラミングは関数型プログラミング」という論調すら一部から聞こえてくるようになっています。 そのため、以前より、Scalaは習得度が難しい、とは言われなくなったように思います(Rustという、Scalaよりも習得難易度が高いと言われるプログラミング言語が登場したことも理由にあるかもしれません)。 しかし、依然として、Scalaの習得難易度がScalaエンジニアが少数に留まっている原因になっている、と言われています。 さて、他のJVM言語に勝る、Scala最大の強みは大規模システムでの実績です。 比較的、歴史の長いJVM言語である分、他の言語よりも信頼性があると見なされているのか、FacebookやTwitter、日本でもニコニコ動画など、非常に影響力の大きいサービスでScalaが利用されていることが知られています。 このようにJVM言語の中でも、実装例の“質”では、群を抜いており、大手ITサービスの利用が呼び水になって、他の企業やサービスでもScalaが使われる好循環が起きているように思います。 フリーランス案件を探す 昨年の順位と比較して考察 2019年1月から3月の統計で第12位にエントリーされたScalaですが、2018年1月から3月の統計でも第12位でした。 他のJVM言語や、より世代の新しいプログラミング言語との間で激しい利用率争いが起きる可能性も否定できませんが、ひとまずは、主要プログラミング言語の一つとして、安定した地位を得た、と言えるのではないでしょうか。 ただ、Scalaはエンジニアが少ない、という課題を抱えています。 扱えるエンジニアが少ないと、どうしても案件での採用率の低下へと繋がってしまいます。 今後、順位の変動が起きる可能性は十分にあります。 Scalaは転職に強いのか Scalaは転職市場において強力な武器となるプログラミング言語です。 ひょっとすると最強のプログラミング言語と言えるかもしれません。 詳しくは後述しますが、求人市場でもっとも提示平均年収が高いプログラミング言語の一つといわれています。 理由は単純明快で、需要と供給のバランスが崩れていて、完全に売り手市場だからです。 日本国内おいてScalaを使っている企業はニコニコ動画だけではなく、いくつもあります。 しかし、Scalaを扱えるエンジニアは日本国内において、十分な人数がいるとは言えません。 繰り返しになりますが、学習難易度が高いですから、身に着けているエンジニア自体、かなり少数なのです。 さらに求職中のScalaエンジニアとなると、輪をかけて少ないです。 結果、転職者が応募先企業よりも優位に立っているような状況です。 活躍できる業種と年収 すでに、お伝えしましたが、Scalaは求人市場でもっとも提示平均年収が高いプログラミング言語と言われています。 どれくらい、年収が良いかというと、ほとんどの企業で「下限が500万円」です。 大事なことなので、もう一度言いますが、「“下限が”500万円」です。 「上限500万円」とは違います。 500万円を下回っている企業でも、450万円を下回ることはほぼないです。 上限は企業によって異なり、800万円~2000万円まで大きな差があります。 とはいえ、サラリーマンの平均年収は約430万円と言われていることを考えると、800万円でも相当な高給取りと言えるでしょう。 フリーランス市場においても、Scala案件であれば、月収100万円超えはあまり特別なことではありません。 週2、3日の勤務で、並みのサラリーマンよりも年収の高いScalaプログラマー、Scalaエンジニアも結構いらっしゃるかと思います。 なお、業界ですが、基本的にはIT業界やゲーム業界です。 大規模なオンラインゲームを提供しているゲーム会社や、いくつものスマートフォンゲームアプリのタイトルを抱えているIT企業は、非常に強大なゲーム提供プラットフォームを構築しています。 そのゲーム提供プラットフォームにScalaが使われていることが多いのです。 ゲーム事業の肝となるところですから、そこで活躍するエンジニアに対する報酬も高くなるのは、ある意味、当たり前といえますよね。 他にも、今後、大規模なサービスに育てていきたいと考えているITベンチャー企業が、Webサービス開発にScalaを利用していることが多いです。 ちなみに、私は「どちらかと言えば、ベンチャー企業より大企業に就職した方が良い」という考えを持っていますが、Scalaエンジニアであれば、ベンチャー企業で働くのもアリだと思います。 なぜならば、すでに何度もお伝えしていますから、Scalaを扱えるエンジニアは非常に高給取りです。 そんな高給取りのScalaエンジニアに給料を払えるITベンチャー企業は限られており、いずれの企業も非常に将来性のある高付加価値サービスを提供しています。 そのベンチャー企業に残り続けても、辞めて他社に転職したり、フリーランスになったとしても、十分、メリットになる経験を積ませてもらえる可能性が高いと言えます。 さらにいえば、Scalaはエンジニアが不足しているので、万が一、“悪い会社”だったとしても、次の会社探しにあまり困らないはずです。 まとめ:Scalaは高年収を目指せるプログラミング言語 何度もお伝えした通り、Scalaは転職市場においてとっても強いプログラミング言語です。 高年収を目指すのであれば、身に着けるべきプログラミング言語と言って間違いありません。 ただし、プログラミング初心者にとって学びやすいプログラミング言語ではありませんし、プログラミング経験のある方でも、関数型プログラミングの経験がない方にとっては、苦戦する可能性が高い相手です。 習得には覚悟がいるプログラミング言語です。 今だけ!登録で最大1,500円相当もらえるお仕事探しサービス「テクスカ」 「テクスカ」は、報酬をもらいながらお仕事探しができる新体験のスカウトサービスです。 【テクスカの4つの特徴】 1.面談するだけで、3,500円相当のAmazonギフトカードを獲得できます 2.優秀な貴方に仲間になってほしいと真に願うとっておきのスカウトが企業から届きます 3.貴方の経歴・スキルを見て正社員のオファーだけでなく副業オファーも届きます 4.転職意欲がなくとも自分のスキルが通用するか各社のCTOに評価してもらうチャンスがあります 忙しさのあまり、企業との新たな出会いを逃している… スパムのように届くスカウトメールにうんざりしている… 自分の市場価値がわからない… 社外の人からの評価が気になる… 副業の仕事が見つからない… そんなあなたにおすすめです!
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フリーランスエンジニアになるには?年収やメリットを徹底解説!

フリーランスエンジニアとは フリーランスエンジニアとは、会社に雇用されずにフリーランスとして働くエンジニアです。 法人を作って起業するのではなく、主に個人事業主として活躍するエンジニアを意味する言葉でもあります。 フリーランスエンジニアと一般的なエンジニアとの大きな違いは、仕事の進め方にあります。企業にエンジニアとして転職した場合、所属する会社が手掛けるプロジェクトを次々と担当することになります。 一方でフリーランスエンジニアはプロジェクト単位で仕事をするため、ひとつの会社から仕事を受け続けるとは限りません。 もちろんそのようなケースもありますが、基本的にはプロジェクト単位で業務を請負い、様々な会社と仕事をすることになります。 また会社で働いていると何か問題が生じた場合、最終的な責任は会社や上司にかかりますが、フリーランスだと全ての責任を自分が持つことになります。 フリーランスエンジニアはこのようなリスクもありますが、高単価案件を受けることができれば高い報酬を期待することもできます。 ただ高い報酬を得ることができた場合でも、それが必ず継続するわけではありません。フリーランスは頑張ればそれに応じた収入が期待できますが、月間の作業量が少なくなればそれだけ報酬も下がります。 会社員のように毎月安定した収入が約束されているわけではないので、フリーランスエンジニアとして働く場合は、計画的に案件を受注しながら、収入が下がってしまうリスクも想定しなければいけません。 フリーランスエンジニアには相応のスキルと経験が求められますが、フリーランスになれたからといって、必ず高収入が見込めるわけではないので注意が必要です。 個人事業主として経営者の感覚を持って、計画的に仕事を進めていくことも必要となります。 フリーランス案件を探す フリーランスエンジニアの年収は? フリーランスエンジニアの年収は、スキルや職種によって大きく変わります。具体的に、システムエンジニアの平均年収は約800〜1000万円、プログラマーは約700〜800万円、Webデザイナーは約600〜700万円です。 高単価な案件を継続的に受注することができれば、月収100万円以上を狙うことも現実的に不可能ではありません。 年収が1,000万円を超える方も数多く存在するので、スキルが身についていれば、フリーランスエンジニアは高収入が得られる可能性もあります。 まず会社員時代の給料を稼げるように目指すところからスタートするのが現実的です。 またエンジニアに求められる技術のトレンドは時代の流れと共に変化していきます。フリーランスエンジニアになった場合、スキルが収入によりダイレクトに直結してくるため、会社員時代よりもスキルアップには意識を向ける必要があるといえるでしょう。 フリーランスエンジニアになるメリット フリーランスエンジニアになるメリットについて、いくつか詳しく解説していきます。 収入が増える その人のスキルや実績により幅はありますが、フリーランスになればほとんどのケースで収入が増加します。会社員で300万円から400万円だった年収が、フリーランスになって2倍に増えるようなケースも珍しくありません。市場価値の高いフリーランスエンジニアであれば、1000万円を越えることもあります。 会社員のように勤続年数などによって徐々に年収が増加していくのではなく、現時点での実力や成果が評価され、自分の裁量で仕事量を決められるというのがフリーランスならではといえるでしょう。 また、会社員のように副業が禁止されることも基本的にありません。時間や能力の許す限りの副業が可能になります。エンジニア以外のアルバイトはもちろん、細かい案件を受託して稼いだり、自前で何かのサービスを開発したりすることも自由になります。 案件を選べる 一般的な会社員エンジニアの場合は、基本的に開発案件の内容を選べませんし、アサインされた案件を断ることは難しいでしょう。フリーランスエンジニアであれば、自分の希望や都合に沿った案件を選ぶことができます。 収入を増やしたいのであれば高収入の案件、ワークライフバランスのとれる労働負荷が少ない案件、キャリアプランを考えて新技術の実務経験が積める案件など、幅広い案件の中から自由に選択できます。 働き方の自由度が上がる リモートワークが許可されている案件に参画すれば、朝夕の通勤が必要なくなって自宅などで働けるようになることも魅力です。自宅以外にも、カフェやコワーキングスペースを利用するという選択肢もあります。フルリモートの場合であれば、好きな場所に住むことができるというのも魅力的です。 フリーランスにおすすめのコワーキングスペースについてはこちらの記事で紹介しています。 コワーキングスペースとは?【利用するメリットなどについてわかりやすく解説】 時間と場所の融通がきくため、働きながら子育てや家族の介護をすることができるようになります。休みたい日に休めるので、混雑していないタイミングで出かけたり、閑散期価格で旅行できたりします。 人間関係のストレスが減る 嫌な上司や面倒な同僚、パワハラやセクハラなどの社内外の煩わしい人間関係から解放されます。長いだけで意味のないミーティング、乗り気がしない飲み会に参加する必要もなくなります。 逆に、今まであまり一緒に過ごせなかった家族との時間が増えます。 フリーランスエンジニアになるデメリット フリーランスには残念ながらデメリットもあります。自分にとってメリットとデメリットのどちらが大きいか、判断する必要があります。 収入が不安定になる 定期的な収入が保証されている会社員と違って、フリーランスでは極端な話、仕事が途切れれば収入ゼロになる可能性もありえます。 収入を安定化させるため、複数エージェントに登録しておいたり、複数の得意先を作っておくなど、収益源の確保が必要になります。 年収がアップしたほどには豊かにならない可能性も フリーランスになるとほとんどのケースで会社員時代より年収が増加しますが、その増加分がそのままアップ額とはなりません。 各種公的保険や年金などを会社と折半でなく全額支払わなければなりませんし、所得税は累進課税方式だからです。また、企業が提供する福利厚生が無い分、必要な任意保険などに自分で加入しておかなくてはなりません。 一般に、会社員の1.5倍以上の年収で会社員と同等程度と言われています。フリーランスはボーナスがありませんから、月収基準ではなく、年収基準で考える必要があります。 営業、税務や契約処理などの事務作業を全部自分でやらないといけない フリーランスエンジニアは、今までは会社がやってくれていた経費清算や税務などや、各案件での連絡や契約などの事務作業も全て自分でやらないといけません。 日頃の領収書の保管や経費の記録はもちろん、特に確定申告が大変です。営業では、連絡事項や契約内容の確認などの神経を使う事務作業が多く大変です。請求書を発行して回収する必要があったりもします。 これらは時間と手間がかかる作業であるにも関わらず、利益は一切発生していません。 自力でスキルを獲得しなくてはならない 会社員であれば、様々な研修を無料で受講できたり、OJTで先輩社員の指導を受けたり、社員同士の勉強会に参加できたりします。 フリーランスエンジニアでは、基本的にこれらのことは期待できません。自力で、必要であればお金を払って、スキルを身につけなければいけません。 スキルを磨き続け、自分をアップデートしていかなければ、次第に企業からの需要が少なくなり、収入が減っていってしまうでしょう。 モチベーションや健康の管理が必要 会社員には会社からの強制性があるため、仕事に乗り気でなくてもやらざるをえません。しかしフリーランスでは、怠けようと思えば怠けることができてしまいます。強い自制心で自律していくことが求められます。 また、フリーランスには病欠で有給休暇という概念がありません。しかも病気になれば、即時に無収入にもなりかねません。健康管理には会社員以上に気をつける必要があります。 在宅案件は少ない 実際はクライアント先に常駐する案件が多く、完全な在宅案件はかなり少ないです。 クライアント先に常駐するにしても、週5日常駐であれば、会社員と全く変わりません。ただ、常駐であっても、出社を週3日としたり、時短勤務したりするなどの働き方を交渉できる場合もあります。 社会的信用がまだ低め 一般的な現状として、フリーランスの個人事業主は、会社員よりも信頼度が低めです。会社員では気付かなかった信用というものに、たびたび気付かされることになります。 クレジットカードの審査、賃貸住宅への入居審査、各種ローンの申込み審査など、フリーランスであるという理由で通らないケースがあります。 社会的に孤立する可能性 会社員であれば、職場のつながりなどで自動的に人間関係ができます。 しかし、フリーランスエンジニアになると、自分から意識的に動かないかぎり、友人や恋人を見つけるのが困難になります。イベントに参加してみたりSNSをやってみたり、積極的に人脈を広げる努力が必要になります。 フリーランスエンジニアのキャリアパス フリーランスエンジニアを目指すのであれば、まずはエンジニアとして会社に就職することが、キャリアパスの第一歩となります。 なぜならフリーランスエンジニアを対象とした案件の中には、実務経験を必要とするものが少なくないからです。 フリーランスエンジニアになるには、キャリパスとして以下のプロセスを歩むことが理想的です。 大まかな方向性を決める フリーランスエンジニアになるには、キャリアのスタートが肝心です。フリーランスエンジニアとして、どのような分野で働きたいのか、最初に決めておきましょう。 WebサイトやWebサービスの案件を中心に受けることを考えるなら、最初に選ぶ職種はWeb系エンジニアです。Androidエンジニアなど、アプリ開発を主な仕事にしていきたいなら、アプリ開発に携わる仕事を選びましょう。 このように関心がある分野を会社員として経験しておくと、将来フリーランスとして活躍できる可能性が高くなります。なぜならフリーランスエンジニアになるなら、得意分野を持つことは欠かせないからです。 将来フリーランスエンジニアになることを決めているなら、最初から大まかな方向性は持っておきましょう。 エンジニアとしての基礎スキルを身につける エンジニアとして就職することができたら、最初の1年~2年は基礎スキルを身につけることに注力しましょう。クラウドの知識やセキュリティ、Javaなどのプログラム言語はもちろん、Web系であればCSSやJavaScriptは習得することが欠かせないスキルでもあります。 専門性を磨く(強みをつくる) 基礎スキルを身につけることができれば、次は専門性を磨くことを考えましょう。3年程度一つの会社で働いたなら、スキルアップのために転職するのも有用な手段の一つです。 フリーランスになった際は、会社員時代の経験が武器になります。3年目以降は専門性を磨き、エンジニアとしての強みをつくっていく時期となります。 プロジェクトマネージャーもしくはリーダー経験をする ある程度専門性が身につけることができれば、フリーランスエンジニアとして活動をスタートしても仕事を受けることは可能です。 しかしプロジェクトマネージャーやリーダー経験が実務経験としてあった方が活躍の幅は拡がります。 フリーランスエンジニアとしての可能性を広げておきたいなら、プロジェクトマネージャーやリーダー経験は会社員の間に積極的に経験しておきましょう。 フリーランスエンジニアとして独立する エンジニアとして独り立ちする自信とスキルが身につけば、フリーランスエンジニアとして独立する時期です。フリーランスエンジニアになるには、特別な資格が必要なわけではありません。 しかし技術は欠かせないため、会社員の間に技術はしっかりと身につけておきましょう。 またフリーランスエンジニアになるには、フリーランスとしての仕事を探すことも必要です。 最後に勤めていた会社から業務委託として案件を受注することができれば理想的です。 会社員としてのキャリアを引き継ぐ形でフリーランスエンジニアになることができるため、ある程度スタートから安定した収入が見込めるからです。 もちろん仕事を回してもらえるかどうかは勤めている会社の体質で決まるところもありますが、業務委託として仕事を回してもらうことができるのかどうか、上司や社長に相談する価値はあるといえるでしょう。 仮に仕事がもらえなかったとしても、クラウドソーシングやフリーランス向けの仕事仲介サービスを活用すれば、無理な営業活動をしなくても案件を探すことはできます。 未経験からでもフリーランスエンジニアになれる? 続いて未経験でもフリーランスエンジニアなれるのか?ということです。結論からいうと、なれます。ただ、スキルが無いと仕事にならないため、しっかりとスキルを学ぶ必要があります。そのスキルを学ぶ方法は大きく分けて2つあります。 一つ目が未経験からでもエンジニアとして働ける求人に応募し、企業の中でエンジニアとしての経験を積むという方法です。ある程度、企業の中でエンジニアとしての経験を積むことで、フリーランスエンジニアとして案件を受ける際に相手から信頼してもらえます。 今すぐにフリーランスエンジニアとして活躍したいというわけではなく、地道に力をつけて確実にやっていきたいという方にはおすすめの選択肢です。 二つ目がプログラミングスクールに通い、学習するという方法です。プログラミングスクールに通うと、HTML・CSSやRuby・PHPといったプログラミング言語を習得していき、フロントサイド・サーバーサイド双方の開発スキルが身につきます。期間は1ヶ月〜6ヶ月まで様々で、早くフリーランスエンジニアとして働きたいという方にはおすすめの選択肢です。 どの範囲までやるかはプログラミングスクールによって異なりますが、カリキュラムの最後にはプロトタイプ制作といって、自作のアプリケーションを作るものもあります。プロトタイプを作ると、自分がどのようなアプリケーションを作れるのかということを相手に作品で伝えられるため、案件の獲得率がアップします。 未経験からフリーランスエンジニアになる場合はどちらの方法が良いか吟味して、進めていきましょう。 フリーランスエンジニアとして案件を探す方法は? ここからはフリーランスエンジニアが案件を探す方法を紹介します。 クラウドソーシングサイト フリーランスエンジニアが案件を探す方法の一つがクラウドソーシングサイトです。 クラウドソーシングサイトでは、不特定多数の人に向けて掲載されてる案件を自由に探すことができます。近年、案件の掲載数やユーザー数が増え、フリーランスエンジニアが案件を獲得する強い味方となっています。 利用方法は、クラウドソーシングサイトに登録し、掲載されている案件から仕事を選び応募します。高い経験やスキルが求められる案件もありますが、中には書類選考や面接もない案件も存在します。クラウドソーシングサイトの1番のメリットは気楽に始められる点でしょう。 数多くのクラウドソーシングサイトが存在し、それぞれに案件の種類の特徴が違うので、複数のサイトに登録して案件を比較して探すといいでしょう。 エージェントサービス フリーランスエンジニアが案件を探す方法で、エージェントサービスの利用もおすすめです。 エージェントサービスを利用することで、担当のエージェントが自分に合った案件を探して紹介してくれます。案件を探す手間を省きたい方や、スキルに自信がある方におすすめです。 他にも、エージェントに案件についての相談も出来ます。エージェントサービスによって、案件の種類が違うので、扱う案件の種類によって利用を検討してみるといいでしょう。 知人に紹介してもらう フリーランスエンジニアが案件を探す際に、知人に紹介してもらう場合もあります。同僚や取引先で仲良くなった人、趣味などを通して知り合った人などに扱える案件の種類を伝えておくと、仕事を依頼されることがあります。 フリーランスエンジニアになるために必要な手続きは? まず、正社員からフリーランスになろうと迷っている方は、フリーランスになるにはどのような手続きを経て、フリーランスになれるのか気になる方は多いと思います。 フリーランスになる際に準備すべきことは大きく分けて4つあります。 国民年金への切り替え 1つ目は厚生年金から国民年金への切り替えです。フリーランスは国民年金を利用し、自分自身で納付することが必要となるので、早めに切り替えておきましょう。 開業届出書の提出 2つ目は個人事業の開業届出書の提出です。開業届出書を税務署に提出することで、個人事業主として認められることになります。 青色申告承認申請書の提出 また、個人事業の開業届出書の提出と同時に、3つ目の青色申告承認申請書を税務署に提出することで、青色申告が利用できるようになります。ある程度フリーランスエンジニアとして利益が出そうな方はこちらを利用することで節税できます。 国民健康保健への切り替え 4つ目は会社の健康保険から国民健康保健への切り替えです。ただ、保険に関しては退職後2年間は会社の健康保険に継続加入することができます。どちらの方が得するのか検討した上で決めたほうが良いでしょう まとめ フリーランスエンジニアにはキャリアプランが欠かせないことは前述の通りですが、ある程度技術が身につけば、会社員経験が1年~2年程度でもフリーランスエンジニアになるのは不可能な話ではありません。 しかしそれは推奨できるフリーランスエンジニアの目指し方ではありません。なぜなら単価の高い案件の中には、実務経験3年以上など、ある程度の就業経験を重視する案件が少なくないからです。 またフリーランスエンジニアとして独立したとしても、強みを持っていなければ将来的に淘汰されてしまうリスクもあります。 フリーランスエンジニアになるには、最初にエンジニアとして自分自身の市場価値を高めておくことが欠かせません。これからフリーランスエンジニアを目指すなら、まずはキャリアプランを明確にすることから始めてみてはいかがでしょうか。 フリーランス案件を探す
Objective-C

Objective-Cの歴史を解説します

Objective-C(オブジェクティブシー)とは Objective-CとはApple社のiOSアプリを開発するために使用するプログラミング言語です。ブラッド・コックスとトム・ラブらによって1983年にリリースされました。 Objective-Cは名前の通りオブジェクト指向言語で、C言語がベースとなっています。C言語はObjective-Cが誕生する10年前から存在しており、Objective-Cが誕生した同年にはC++も誕生しています。 また、C言語をベースにしながらも、Smalltalkというオブジェクトにメッセージを送るというアイデアを元に作られたプログラミング言語も取り入れています。Smalltalkは元祖オブジェクト指向言語と言われており、Objective-C以外にも様々な言語・環境のベースになっている大きな影響を与えた言語です。 Objective-C開発者によると、C言語のメモリ安全性と SmallTalk のスピードを混合した言語がObjective-Cと説いています。 またGithubではどの言語でプルリクエストがどれくらい行われているかということを公開しており、Objective-Cがどれくらい使われているのかがわかりますが、Objective-Cは15位となっており、トレンドとしても下がっています。 なぜObjective-Cの比率が下がっているかというと、Swiftの台頭が大きな理由として挙げられます。 SwiftとはObjective-Cと同じくApple社のiOSアプリを開発するために使用されるプログラミング言語です。2014のWWDC(Worldwide Developers Conference)で発表され、その後は進化を遂げてバージョンアップが続いています。 Apple社は「モダン」「安全」「高速」「インタラクティブ」をSwiftの大きな特徴として発表しました。Objective-CよりもSwiftの方が開発しやすいという理由でSwiftは多くの方に支持されています。 ただ、人によってはSwiftよりもObjective-Cの方が開発しやすいという方もおり、ここは好みが分かれるところです。 Swiftはマルチパラダイム、Objective-Cはオブジェクト指向とパラダイムを見ても大きく異なっており、構文の書き方も異なります。Swiftの方が柔軟に書ける・素早く開発ができる、Objective-Cの方が更新が少なく新たに覚えることが少ないなどそれぞれ使うメリットが異なります。 iOSアプリ開発において完全にObjective-CからSwiftに移行したというわけではなく、Objective-Cにも未だ強い人気は残っています。自分の好みでどちらかを選択すると良いでしょう。 Objective-Cの案件を探す Objective-C(オブジェクティブシー)が誕生したきっかけは? Objective-Cはブラッド・コックスとトム・ラブらによって1983年にリリースされました。 当初はC言語をベースにしながらも、Smalltalk(オブジェクトにメッセージを送るというアイデアを元に作られたプログラミング言語)を取り入れることで、SmalltalkのスピードとC言語のメモリの安全性を取り入れる目的で開発されました。 Objective-Cという名前の通り、C言語とオブジェクトを混在させられるという意味で、かなり使いまわしが良い言語となっています。なぜ、このObjective-CとC言語の組み合わせなのかというと、当時はC言語の開発が進んでおり、またSmalltalkという世界初のオブジェクト指向言語が登場したからです。 その当時の流れを組んで、当時人気だったC言語とオブジェクト指向言語であるSmalltalkを組み合わせたプログラミング言語であるObjective-Cが登場しました。 この誕生した当時のObjective-Cは認知度も低く、多くのプログラミング言語の中にある埋もれてしまっている状態でした。 Objective-C(オブジェクティブシー)の黎明期・成長期について 続いてObjective-Cの黎明期・成長期についてです。Objective-Cは誕生した当時の認知度の低い状態からいったいなぜ有名になれたのでしょうか。 この背景には皆さんがお使いのiPhoneやMacbookを販売しているAppleの存在があります。スティーブ・ジョブズがAppleを追いやられた後にNeXT社というコンピューターの製造販売を行う会社を立ち上げました。ジョブズはこの際に開発言語としてObjective-Cを選定しました。 具体的にはNeXTSTEPというObjective-CをベースにしたオペレーションシステムをNeXT社は開発したのですが、当時のオペレーションシステムでオブジェクト指向言語を採用することは非常に珍しく、ディズニー等の大企業にそのシステムが使われることになりました。 このNeXT社の成功はジョブズを追いやったApple社には無視できないものとなり、その後にNeXT社はAppleに買収されることになり、NeXT社のNeXTSTEPを元にしたオペレーションシステムであるMac OS Xが誕生しました。 この誕生はObjective-Cが誕生してから約20年後の出来事となり、このタイミングでObjective-Cは世間から注目されることになり、Macアプリの開発として開発者に使われることになり、その後の2007年にはObjective-C2.0の登場、2008年にはiOSアプリ開発言語に採用され、多くの開発者に愛される言語になりました。 Objective-C(オブジェクティブシー)はアプリ開発に使用されている 現在、Objective-Cは主にMac OSのアプリ開発、iOSアプリ開発に使われています。皆さんも身近なところでObjective-Cで作られたアプリに触れているはずです。 最近だと、Swiftを用いたiOSアプリ開発が多いですが、依然Objective-Cで作られているiOSアプリもあります。 2017年では日本人スマホユーザーの68.6%がiPhoneを使っています。日本のApp Store利用は世界3位となっており、iOSアプリはかなり多くの人々に使われています。 転職で見ると、Webサービスをリリースしている企業もサービスのアプリ版を開発し始めるといった事例も多く、企業はこぞってiOSアプリを開発できるエンジニアを募集しています。また、既にリリースしているiOSアプリの改修や更新作業ができるエンジニアを募集している企業も多いです。 iOSアプリ開発では、基本的にSwiftとObjective-Cのどちらかが使われますが、求人比率としてはおおよそSwift:Objective-C=1:2となっており、Objective-Cの求人は多いことがわかります。 まとめ 今回はプログラミング言語であるObjective-Cの歴史について見てきました。 Objective-Cが誕生した背景やその後の歴史についてなかなか興味深い話が多かったでしょう。 今回の内容をまとめると Objective-CはiOSアプリを開発するためのプログラミング言語 Objective-CはApple社に使われてから爆発的に伸びた Objective-Cはトレンドとして下がっているものの、求人は多い となります。 プログラミング言語の歴史については様々な話があり、常に人々の手によって進化しています。Objective-Cもその言語の一つで、変化をしながらも従来の信頼度の高さは変わらずに、不動の地位になっています。 今回でObjective-Cに興味を持った方はまずObjective-Cを使ってみてください! フリーランス案件を探す
TypeScript

TypeScriptとは?JavaScriptとの違いもわかりやすく解説

TypeScriptという言語は知っているものの、JavaScriptと何が違うのか分からず、学ぶべきなのか迷っている方も多いのではないでしょうか。 結論からいえば、TypeScriptは学ぶことをおすすめできる言語ですが、学ぶ前に言語としての性質をしっかり理解しておくことが大切です。 本記事ではTypeScriptとJavaScriptの違いについて解説します。 フリーランス案件を探す TypeScriptとは TypeScriptはマイクロソフト社によって開発されたプログラミング言語です。 JavaScriptにいくつかの機能を追加して作られました。 そのため、JavaScriptでできることは基本的にTypeScriptにおいても実行可能です。 また、基本的な用途もJavaScriptと変わりません。 TypeScriptはおもにWebアプリにおけるフロントエンド開発に使われています。 フロントエンドとは、ユーザーが直接触れる箇所のことです。 たとえば、フロントエンド開発では、ユーザーがWebページのボタンをクリックした際やフォームに文字を入力した際の処理を実装します。 さらに、TypeScriptはJavaScript同様にNode.jsを導入することでサーバーサイド開発も行えます。 サーバーサイトとは、ユーザーが直接触れることのない裏側の部分のことです。 たとえば、データベースからデータを取得したり、更新したりする処理を指します。 サーバーサイドとフロントエンド開発で使う言語をTypeScriptに統一することで、開発コストを下げることが可能です。 TypeScriptの特徴 TypeScriptには大きな特徴がいくつかあります。 代表的な特徴は次の3つです。 JavaScriptとの互換性が高い 大規模開発に向いている ソースコードの可読性が高い 一つひとつの特徴について詳しく解説していきます。 JavaScriptとの互換性が高い TypeScriptはJavaScriptとの互換性が高いというのが特徴です。 JavaScriptの開発環境・テスト環境はTypeScriptでもそのまま使えます。 また、AngularJSやVue.jsなどのJavaScriptライブラリ・フレームワークもTypeScriptで同じように使えます。 そのため、JavaScriptからTypeScriptに移行するのに、さほど手間はかからないでしょう。 大規模開発に向いている TypeScriptは大規模開発に向いているのも大きな特徴の1つです。 元々TypeScriptはマイクロソフト社が、大規模開発を行ううえでのJavaScriptの欠点を補うために開発しました。 大規模開発では処理内容が増えるため、ソースコードの行数が多くなり、管理が大変です。 そのため、TypeScriptにはソースの行数が多くなっても管理しやすくするための機能が備わっています。 また、大規模開発では多くのエンジニアを必要とするため、エンジニア同士の連携を行わなくてはいけません。 TypeScriptにはそのための機能も備わっています。 昨今のWebアプリでは、フロントエンド側の負担が増える傾向があります。 例えば、最近ではSPAアプリという、1つのページでコンテンツを切り替えるページが流行っていますが、SPAアプリではフロントエンド側で多くの処理を行わなくてはいけません。 このような傾向もあるため、TypeScriptの必要性がより増しているといえるでしょう。 ソースコードの可読性が高い TypeScriptはソースコードの可読性が高いのもメリットです。 なぜなら、JavaScriptにはソースコードの可読性を高めるための機能が多く備わっているからです。 ソースコードの可読性が高いことは、Webアプリ開発にとって大きな意味があります。Webアプリ開発は、ユーザーの要望や流行に従ってリリース後も繰り返し改良を行わなくてはいけません。 コードが読みやすいと、改良をスピーディーに行えるというメリットがあります。 TypeScriptは何ができる? TypeScriptは、JavaScriptの拡張として、静的型付けやクラスなどの機能を追加したプログラミング言語です。 JavaScriptとの互換性があり、JavaScriptのフレームワークやライブラリを使用できます。 TypeScriptでできることは、大きく分けて以下の2つです。 静的型付けによるバグの防止 クラスによる抽象化と再利用性の向上 それぞれについて詳しく紹介します。 静的型付けによるバグの防止 TypeScriptは、静的型付け言語です。 変数や関数の引数・戻り値の型を明示的に指定することで、コンパイル時に型エラーを検出できます。 これにより、バグの早期発見や、コードの可読性向上につながります。 クラスによる抽象化と再利用性の向上 TypeScriptは、クラスをサポートするオブジェクト指向プログラミング言語です。 クラスを使用して、オブジェクトの状態と動作を定義できます。 オブジェクト指向プログラミングとは、オブジェクトと呼ばれる単位でプログラムを記述する手法です。 オブジェクトは、状態(データ)と動作(関数)をまとめたもので、オブジェクトを組み合わせることで、複雑なプログラムをより簡単に記述し、再利用性を高める効果があります。 TypeScriptとJavaScriptの違い 続いて、TypeScriptとJavaScriptの違いについて解説します。 TypeScriptはJavaScriptをベースに作られた言語ですが、細かい仕様は異なるので注意が必要です。 TypeScriptとJavaScriptの代表的な違いは次の3つです。 TypeScriptは静的型付け言語 TypeScriptはインターフェースが使える TypeScriptは学習難易度が高め 一つひとつの違いについて詳しく解説していきます。 TypeScriptは静的型付け言語 TypeScriptは静的型付け言語に分類され、JavaScriptは動的型付け言語に分類されます。 静的型付け言語は、プログラマーが変数や関数の引数などの型を明示しなくてはならない言語のことです。 明示しなかった場合、エラーが出て実行されなくなります。一方で動的型付け言語は、型を明示しなくても、コンパイラなどが型を自分で推測して実行することが可能です。 そのため、プログラマーは型の記述を省けます。 一見すると、型の記述を省ける動的型付け言語の方が、利便性が高いように感じます。 しかし、あえて型を明示しなくてはならないようにした方が、ソースコードを読む側にとって分かりやすくなるメリットがあるのです。 型があらかじめ明示されていれば、その関数に何のデータを渡して良いのか分かりやすくなります。 静的型付け言語を利用することは、バグを減らすことにもつながるということを覚えておきましょう。 特に大規模開発の場合、他人が見ても読みやすいソースコードにすることは大切です。 そのため、あえて型を明示する必要がある静的型付け言語の方が大規模開発では好まれます。 TypeScriptはインターフェースが使える TypeScriptはクラスを作成する際にインターフェースという機能が使えます。 インターフェースとは、メソッドの引数・戻り値を定義したもののことです。 インターフェースを使うことで、クラス作成時のルールを決められるというメリットがあります。 インタフェースにクラスで必ず使うべきメソッドを定義すれば、そのメソッドを使っていないクラスが実装された場合にエラーが出て、実行できなくすることが可能です。 このようにインターフェースによってルール決めを行うことで、実装漏れやバグの発生を防ぎやすくなります。 TypeScriptは学習難易度が高め TypeScriptはJavaScriptに比べると学習難易度は高めです。 TypeScriptはJavaScriptよりも機能が多いため覚えるのが大変というのもありますが、それ以上に、歴史が浅い言語のため参考書や学習サイトの種類が少ないのが大きいです。 また、JavaScriptはプログラミングスクールで学べても、TypeScriptは学べない場合が多くあります。 また、TypeScriptは利用者も現状多くはないため、分からない箇所を質問しにくいのも難点です。 質問サイトでTypeScriptに関する質問を行っても、答えが返ってきにくい可能性があります。 TypeScriptのフレームワーク TypeScriptは、JavaScriptの拡張として、静的型付けやクラスなどの機能を追加したプログラミング言語です。 JavaScriptとの互換性があり、JavaScriptのフレームワークやライブラリを使用できます。 TypeScriptは、JavaScriptのフレームワークと組み合わせることで、より安全で堅牢なアプリケーションを開発できます。 TypeScriptとJavaScriptのフレームワークは、相性が良い組み合わせであり、多くの開発者から支持されてる点が特徴です。 TypeScriptとJavaScriptはどっちがいい? TypeScriptとJavaScriptはどちらもWeb開発で広く使われているプログラミング言語ですが、それぞれ異なる特徴があります。 TypeScriptは、JavaScriptを拡張して開発された静的型付け言語です。 変数や関数の型を明示的に定義することで、コンパイル時にエラーを検知できます。 そのため、バグの発生を防ぎ、より安全なコードを作成できます。 また、オブジェクト指向プログラミングの機能も充実しており、大規模なWebアプリケーションの開発にも適している言語だといえるでしょう。 JavaScriptは、動的型付け言語です。 変数や関数の型を明示的に定義する必要がないため、コードを記述するのが簡単です。 また、Webブラウザ上で動作するため、Webアプリケーションの開発に適しているという特徴があります。 ただし、型を明示的に定義できないため、バグの発生率が高くなるというデメリットがあると覚えておきましょう。 TypeScriptとJavaScript、どちらの言語がいいのかは、開発するアプリケーションの規模や目的によって異なります。 小規模なWebアプリケーションを開発する場合は、JavaScriptが適しています。 コードを記述するのが簡単で、Webブラウザ上で動作するため、開発コストを抑えられるというメリットが得られるでしょう。 大規模なWebアプリケーションを開発する場合は、TypeScriptが適しています。 静的型付け言語により、バグの発生を防ぎ、より安全なコードを作成できる点や、オブジェクト指向プログラミングの機能によるコードの再利用性といった特徴を活かせます。 結論として、TypeScriptはJavaScriptの弱点を補うように拡張された言語であり、大規模なWebアプリケーションの開発に適しており、JavaScriptは、Webブラウザ上で動作する言語であり、小規模なWebアプリケーションの開発に適していると覚えておきましょう。 TypeScriptの将来性 TypeScriptは将来性の高い言語です。 TypeScriptはGoogleでも社内の標準開発言語として採用されており、言語としての信頼性も高いと言えるでしょう。 今後JavaScriptからTypeScriptに乗り換える企業も増えていくことが予想されます。TypeScriptの方が大規模開発に向いているため、乗り換えることで開発が効率化される可能性があるためです。 また、Webアプリ開発の将来性自体がそもそも高いというのも、TypeScriptの将来性が高い理由と言えるでしょう。 スマホの普及に伴い、Webアプリを日常的に使うユーザーは増えています。 今後は、ユーザーにとって更に利便性の高いWebアプリが求められていくでしょう。 Webアプリの利便性を高めるにはフロントエンド側で多くの処理を行う必要があり、TypeScriptを導入する必要性も高くなる可能性があります。 特にエンジニアとして現役で活躍している方は、TypeScriptをこれから学ぶと市場価値をさらに高められるでしょう。 TypeScript初心者におすすめの学習方法 プログラミング未経験者の場合は、まずはJavaScriptから学習することをおすすめします。上記でも解説した通り、TypeScriptはまだ参考書や学習サイトが少なく、学習に苦労する可能性があるためです。 JavaScriptなら未経験向けの参考書も豊富であり、学習ハードルも低いと言えます。 他言語の経験がある方は、TypeScriptから学習するのもおすすめです。 TypeScriptの参考書を見ながら、実際にWebアプリを開発してみると良いでしょう。 実際にWebアプリを開発することで、TypeScriptとJavaScriptの違いも肌で実感できるようになります。 TypeScriptエンジニアの年収 フリーランススタートの求人情報を元に計算した、TypeScriptエンジニアの平均年収は855万円です。 最低年収でも360万円、最高年収になると1,680万円になります。 (参考)「TypeScriptエンジニアの年収とは?エンジニアの年収比較や年収アップの方法を解説」 これは、ITエンジニアの平均年収である約470万円と比べると、かなり高めといえるでしょう。 (参考)求人ボックス「ITエンジニアの仕事の年収・時給・給料」 TypeScriptは、静的型付けによるバグの防止や、コードの可読性と保守性の向上などのメリットがあるため、Webアプリケーションやモバイルアプリなどの開発において、人気が高まっています。 今後も、TypeScriptの需要は高まっていくと予想されるため、TypeScriptエンジニアは将来性の高い職種といえるでしょう。 まとめ 本記事ではTypeScriptとJavaScriptの違いについて解説しました。 TypeScriptの特徴やメリット・デメリットなどがお分かりいただけたかと思います。TypeScriptはインターフェースが使える・静的型付け言語である、といった特徴を持っており、JavaScriptよりも大規模開発に向いているのがポイントです。 今後フロントエンド側で担う処理が増えていけば、TypeScriptの必要性が増していく可能性が高いです。 ただし、現状ではTypeScriptの求人はそれほど多くはありません。 また、参考書や学習サイトも多くないため、プログラミング未経験者がいきなりTypeScriptに挑戦すると苦戦する可能性があります。 初心者エンジニアは、まずは、JavaScriptから取り組むことをおすすめします。JavaScriptを通じて学んだことを、TypeScriptでも活かすことが可能です。 この記事で紹介した内容を参考に、TypeScriptエンジニアを目指してみましょう。 フリーランス案件を探す
Python

【2021年最新版】Python:人気のプログラミング言語2位

Pythonとは 今回は、「GitHubPullRequest」のシェア率統計にて、2021年3月~6月で第2位にエントリーされたPythonについて見ていきます。 文法を単純化することで、書きやすく読みやすい、引いては作業の効率性とソースコードの信頼性を高めることを目指した合理的なデザインで知られています。 近年、日本でも注目度が高まっているPythonですが、登場時期は1991年と、主要プログラミング言語の中でも歴史が長いものの一つです。 例えば、Web系でよく使われるPHPや、システムインテグレーションや組み込み系など幅広い業界で使われるJavaは、どちらも1995年に登場しました。 最近だとWebアプリケーション開発のみならずに、データ解析や人工知能関連のライブラリが増え、それらの分野でも使われるようになっています。Pythonは使われる分野が増え、かなりホットなプログラミング言語の一つとなっています。 また、PythonでWebアプリケーション開発をする際に必要となるフレームワークも数多く有り、Django, Flask, Bottleが有名なフレームワークとなっており、多くの開発者が利用しています。 Python案件はこちら Pythonは海外では昔から注目されていた まずは、何故、いままでPythonがそれほど日本では注目を集めていなかったのか、そして、ここに来て、大きく注目されるようになったのかを確認したいと思います。 一般的に、Pythonがメジャーなプログラミング言語となったのは、2000年にバージョン2.0が公開されてからである、と言われています。 バージョン2.0になって、他のプログラミング言語にはあった、当たり前の仕様(ガベージコレクション、リスト)が導入されたこと、Unicodeにも対応したことなどが契機になり、一気に、広がったと言われています。 ちなみに、Unicodeを知らない方のために補足しておくと、Unicodeとは世界中の文字をパソコンで表現できるように業界で定めた世界的な規格(文字コード)です。 非Unicode対応の場合、英語以外の文字がうまく表現できず、例えば英語圏以外のプログラマーが母国語でコメントを付けられなかったり、あるいは、出力結果に英語以外の文字を表示させよると、文字化けするリスクが高まります。 逆にUnicode対応であれば、そのような言語系のトラブルが起きる可能性が極めて低くなります。 このような改善により、もともと合理性を重視したデザインのため、大規模な開発に最適と思われていたPythonが、一気に欧米(特にWeb業界)で広く受け入れらるようになったのです、特にGoogleでは、Pythonの開発者であるグイド・ヴァンロッサム氏を招き、コードレビューツールの開発も行っています。 このように海外でPythonが注目を集めていた当時、日本でPythonが注目されなかった理由は、単純に別のプログラミング言語が注目を集めていたからです、そのプログラミング言語は、日本生まれのプログラミング言語で初めて国際規格になった1995年公開の「Ruby」です。 日本人プログラマーが開発したプログラミング言語ということもあり、日本国内で多くのプログラマーから支持を集めました。 結果、2000年代当時の日本では「これからの時代のプログラミング言語」としてRubyを学ぶプログラマー、中心言語に選ぶ案件はあっても、Pythonを学ぶプログラマーや、中心言語に選ぶ案件が非常に少なかったのです。 人工知能開発で日本でも注目され始めた言語、Python Pythonが日本では欧米ほど広がってこなかった理由がわかってきたところで、ここに来て、日本国内でもPythonが注目されるようになった理由をご紹介いたしましょう。 最大の理由は人工知能開発でPythonの優位性が注目されるようになったことが大きいと思います。 そもそも、なぜ人工知能開発でPythonが優位化というと、人工知能ライブラリーの充実です。 ライブラリーとは、「よく使うプログラム(機能)を、簡単に呼び出して利用できるように整理した開発支援ツール」のことです。 つまり、Pythonは人工知能開発のための環境が他のプログラム言語より整っているのです。 Googleが公開している「Tensorflow(テンサーフロー)」を筆頭に、すでにPythonを利用しているWeb系企業を含めて、多くの人工知能開発向けライブラリーが公開されています。 このような中で、日本でもPythonに対する認知度が高まってきました。 その中で、Pythonの大規模開発向きとされる特徴が評価され、導入する企業、案件も増えてきたのです。 なお、現在のPythonはバージョン3ですが、バージョン2とソースコードの記述法が大きく異なっており、後方互換性もなくなっています。 今からPythonを勉強する方は、Python3.x系を導入するようにしてください。 Pythonはどれくらい使われている? Githubでは、どの言語でプルリクエストがどれくらい行われているかということを公開しています。Pythonは2位となり、他のプログラミング言語全体に比べてプルリクエストの比率が若干低くなっています。 Pythonは14.183%となっており、1位のJavaScript28.653%と比べるとそこそこの差があることがわかります。 他のプログラミング言語のプルリクエストの多さからPythonの比率は下がっており、トレンドとしては上昇も下落もしていません。 Pythonは比較的新しい言語であり、Webアプリケーション開発の他にも人工知能開発や人工知能を応用したアプリケーション作り、マーケティングに応用するためのデータ分析もできるため、その使い所の多さからかなり多くの企業の開発に採用されている言語です。 また、PHPやPerl等のプログラミング言語でシステムを作るよりもコード量が少なく開発できるため、その手軽さから多くの企業の開発に採用されています。 海外だと皆さんもお馴染みのInstagramやDropboxが開発言語としてPythonを採用しています。世界中で使われているWebサービスにPythonが使われており、多くの企業がこぞってPythonに目を付けています。 国内での代表的な企業は ソーシャルゲームをリリースしているgumi・ニュースアプリであるGunosyが挙げられます。 このようにPythonはコード量が少なく手軽に開発できる特性から、素早いプロダクトローンチが求められているベンチャー企業を中心に利用されています。今後ますますPythonが多くの企業で採用されていくでしょう。 Pythonは転職に強いのか 実際にキャリアを考える上で「Pythonは転職に強いのかどうか」ということは重要になってきますよね。 結論から言うと、Pythonはかなり転職に強いと言えます。転職に関しては他のどのプログラミング言語よりも強いでしょう。なぜなら、Pythonエンジニアを求めている企業は増えているのですが、日本でPythonを使いこなせるエンジニアが少なく、希少価値が高いからです。 転職もしやすく、高待遇になりやすいPythonエンジニアをキャリアアップを目指すことは非常におすすめできる選択肢です。 また、Pythonを使いこなせて要件定義や基本設計などの上流工程まで出来るエンジニアはなかなかいないので、ここができるだけで更に高待遇を受けやすいです。年収1000万円も夢ではありません。 「プログラミングの基礎ができている」「コミュニケーションをしっかり取れる」これらが身に付いていれば、転職しやすいでしよう。 続いて転職の将来性についてですが、Pythonを用いると少人数でスピード感を持って開発できるので、次々と新しいWebサービスが出てきて変化の激しいインターネット・Web業界では大企業やベンチャー企業を問わずPythonを採用していくことが予想されます。 言語、転職のどちらの将来性も高いのでPythonエンジニアとして活動することはおすすめです。 Pythonエンジニアが活躍できる業種と年収 今まではPythonについてとPythonは転職に強いのかについて見てきました。ただ、Pythonを使う職場に転職した場合に「そもそもどういう職場に転職できるのか?」ということについてここではお伝えしていきます。 IT業界ではインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界の4つに分類することができます。Pythonを使えるとインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界の3つどこでも活躍することができます。 まずインターネット・Web業界はWebメディア・ショッピングサイトなどの自社サイトを運営している企業が多いです。転職の求人ではこのインターネット・Web業界が一番多く、自社のプラットフォームの設計・開発・運用やデータ基盤の構築などの案件があります。 また、情報処理サービス業界ではセールスエンジニアとしてクライアントにWebアプリ開発の提案を行うこともあれば、エンジニアとしてWebアプリの開発をすることもあります。 ソフトウェア業界ではプログラマーかSE(システムエンジニア)としてWebアプリ開発の下流もしくは上流工程に加わることになります。大手メーカーを中心とした業務系システムの開発に携わる求人などがあります。 Pythonの求人案件では、自社開発の案件が多いです。そのため、インターネット・Web業界での求人が多くなっています。また、Pythonは比較的新しめのプログラミング言語であるので、比較的ベンチャー企業が多いインターネット・Web業界でのPython求人が多くなっています。 また、AIの開発や人工知能を用いた開発の案件もPythonではあるため、時代の最先端の部分も仕事で体感することができます。Pythonはデータ分析にも使えるため、ここができるとデータサイエンティストとしてのボジションで仕事をすることもできます。 年収に関しては企業によって異なり、500万〜800万の求人が多い印象です。人工知能開発に関わるスキル、能力のある方であれば、年収1000万円の大台に到達するのは、難しいことではないでしょう。 働き方に関してもリモートワークができる企業も多く、自分のライフスタイルに対して柔軟に仕事ができます。 まとめ 今回はPythonに関して転職を絡めて見てきましたが、いかがでしたでしょうか? Pythonは素早く手軽な開発ができるプログラミング言語 Pythonを使いこなせるエンジニアは日本に少なく、希少価値が高い Pythonの案件は年収1000万以上も可能 Pythonはかなり多くのアプリケーションの開発に使われており、今後ますますその傾向は強くなり、多くの場所で使われるでしょう。Pythonの求人案件に応募しようと思っている方は、今回の内容を参考にぜひ次のステップに進んでみて下さい。 Python案件はこちら
Go言語

Go:人気のプログラミング言語8位【2019】

新たにプログラミング言語を習得するなら、できるだけ需要が多く、転職先が豊富なものを選びたいと考えるのは当然のことです。では、それぞれの言語がどのくらい需要があるのかを調べるためには、どこをチェックしたらいいのでしょうか? 各プログラミング言語のシェア率や使用頻度を確かめるためには、Githubで公開されている「プルリクエスト比率」を参照することがおすすめです。今回は2019年のGithubプルリクエスト比率で第8位にランクインした「Go」言語について解説していきます。 フリーランス案件を探す Goとは IT業界以外の人からすると馴染みがない言語ですが、「Go」と呼ばれるプログラミング言語が存在します。これは2009年に誕生した比較的若い言語の1つで、ネット検索で有名なGoogleの手によって開発されました。 Go言語の大きな特徴は、そのシンプルさと動作の軽さにあります。 C言語をもとにして作られたプログラミング言語ではあるのですが、C言語よりもシンプルで最小限の記述で動作するよう設計されているため、直感的に理解しやすいコードが完成することになります。多くのエンジニアが携わるプロジェクトであっても開発状況を共有しやすいため、大規模な開発案件にも適しています。 また、C言語と同様に「コンパイル方式」を用いているために実行速度が速く、指示した処理を素早く完遂する特徴を持っています。プログラマーが書いたソースコードを機械語へ翻訳する際に、一つずつ翻訳して実行するのではなく、一旦すべて翻訳してから実行するために、短時間でプログラムを走らせることができるというわけです。 Go言語を開発したのは、ロブ・パイク氏とケン・トンプソン氏の二人。業界では有名な開発者であり、ロブ・パイク氏はUNIXや「Limbo」と呼ばれるプログラミング言語を開発した実績を持ち、ケン・トンプソン氏もUNIXとC言語の開発を手がけた実績を持ちます。 従来のC言語を、よりシンプルで使いやすく、便利に使えるように改良したのがGo言語とイメージすると良いでしょう。 昨年の順位と比較して考察 Githubで公開されているプルリクエスト比率を参照すると、そのプログラミング言語がどのくらい使われているのかの目安を知ることができます。2018年第一四半期の数字では、Go言語は第9位にランクイン。 シェア率は3.785%で、前期に比べて+0.053%の伸びを記録する人気が上昇トレンドにある言語でした。それから1年後の2019年第一四半期はどうなったかというと、4.186%を記録して全体の第8位に昇格しました。 26.852%のプルリクエスト比率を記録したランキング第1位のJavaScriptにはまだまだ及ばないものの、着実に上位との差を縮めている印象です。2019年第一四半期には、ほかにもC++、PHP、Rubyといった言語が順位を上げ、Shell、C#、Cといった言語が順位を下げています。 Go言語が作られるもととなったC言語がシェア率を下げ、その代わりにGo言語が台頭してきたというのは、新しい時代の到来を感じさせる興味深い傾向ですね。 あくまでもGithub上のプルリクエスト比率ですので、このデータが必ずしも実際のシェア率と一致するとは限りません。それでも、ほんとどのエンジニアが使うGithub上で、Go言語が人気を集めていることは注目に値すると言って良いでしょう。 実際の開発現場に目を向けてみると、開発元のGoogleやオンラインストレージサービスで有名なDropbox、YouTubeといったサービスがGo言語を使っています。国内でも、ソーシャルブックマークサービスやブログプラットフォームを運営するはてな、ニュースアプリを開発するGunosyでもGo言語を採用しています。 日本国内では、まだまだGo言語が使われるシーンは多くありません。しかし海外では着実にシェア率を伸ばしている言語ですので、今後国内でも広く使われ始めることは想像に難くありません。これまで長く使われてきたC言語に代わる言語として、Go言語への注目は高まっていくことでしょう。 Goは転職に強いのか 国内でも着実に需要が高まりつつあるGo言語は、転職に強いプログラミング言語の1つです。Go言語を使えるエンジニアを探している企業は多いですが、実際の開発でGo言語を使いこなせるエンジニアの数は多くなく、需要と供給のバランスが大きく偏っていることがその理由です。 「Go言語を独学で習得した」「Go言語を使った開発経験がある」というエンジニアは、業界でも稀有な存在のため希少価値が高く、高額な年収で迎え入れるところも珍しくありません。今すぐにGo言語を習得することによって、しばらくは安定した収入を手にできることでしょう。 具体的な数字を見てみると、株式会社ビズリーチによる「プログラミング言語別年収ランキング2018」では、Go言語が最大提示年収1600万円で堂々の1位を獲得しています。年収中央値でも1位タイの600万円で、求人数も2000件以上と決して少なくありません。 転職に強いかどうか、高年収を手にできるかどうかという視点でGo言語を習得することを考えている場合、間違いなくゴーサインを出せる言語です。今後需要が高まり、必要とされる機会増える言語を学びたいなら、Go言語が有力な選択肢になるでしょう。 とはいえ、Go言語を扱えるエンジニアが少ないということは、Go言語の実務経験を積めるチャンスも少ないということでもありますので、なかなか開発経験を身につけることは難しくなってきます。 その場合には、Go言語に近いC言語を使ったサーバーサイド開発の経験があると、転職を有利に進めることができます。システムエンジニアとして転職を希望するなら、一定のコミュニケーション力も必要となるでしょう。 いずれにしろ、将来性が非常に明るいのがGo言語ですので、習得しようか迷っている方は今すぐにでも勉強を始めることをおすすめします。 活躍できる業種と年収 IT業界には大きく分けて、Web系、ソフトウェア系、ハードウェア系といったジャンルに分類されます。このうちGo言語を習得することで活躍が望めるのは、Web系の業界です。たとえば、自社メディアやECサイトを開発する業務などが当てはまります。 仮想通貨やAIをテーマとした開発業務に携われることも珍しくないため、最新の技術に触れながら仕事をしたいという人にはぴったりです。自社開発のプロジェクトに携わることが多く、やりがいを得やすいのもWeb系の特徴となります。 転職先として候補になるのは、大企業というよりも中小企業、ベンチャー企業が中心となります。というのも、歴史のあるIT企業の場合には、Go言語のように新しいプログラミング言語ではなく、昔ながらのC言語を用いていることが多いからです。 もちろん大企業への転職が100%不可能というわけではありませんが、どちらかというとベンチャースピリットを持ち、スピード感を持って仕事をしたい新しいもの好きな人に、Go言語は向いていると言えます。 年収に関しては前出の通り、中央値は600万円前後、最大で1600万円以上という数字が得られます。経験年数やスキルレベルによって年収は上下し、コミュニケーション能力やマネジメント能力といったヒューマンスキルでも報酬は変化します。 それでも他の言語に比べると年収水準が非常に高く、年収1000万円を目指すことも十分可能なポテンシャルを持っています。 まとめ:期待できる高年収 Googleによって開発されたGo言語は、シンプルで動作が軽く、近年大きな人気を集めているプログラミング言語です。高年収を手にできることはもちろん、需要が多いため転職先にも困ることはありません。 新たなプログラミング言語を習得しようと考えているなら、ぜひGo言語を検討してみてください。 今だけ!登録で最大1,500円相当もらえるお仕事探しサービス「テクスカ」 「テクスカ」は、報酬をもらいながらお仕事探しができる新体験のスカウトサービスです。 【テクスカの4つの特徴】 1.面談するだけで、3,500円相当のAmazonギフトカードを獲得できます 2.優秀な貴方に仲間になってほしいと真に願うとっておきのスカウトが企業から届きます 3.貴方の経歴・スキルを見て正社員のオファーだけでなく副業オファーも届きます 4.転職意欲がなくとも自分のスキルが通用するか各社のCTOに評価してもらうチャンスがあります 忙しさのあまり、企業との新たな出会いを逃している… スパムのように届くスカウトメールにうんざりしている… 自分の市場価値がわからない… 社外の人からの評価が気になる… 副業の仕事が見つからない… そんなあなたにおすすめです!
Java

2022年3月版 人気のプログラミング言語ベスト20  第3位:Java

Javaとは JavaはSun Microsystems社によって1991年から開発されたプログラミング言語です。JavaとJavaScriptという名前と似たプログラミング言語があるので、よく同じようなものかと聞かれますが、これらはまったく別物です。 JavaScriptよりもJavaの方が開発できるものの種類が多いです。そもそも最初は家電製品のプログラムを組むために研究開発された言語ですが、当時はあまりJavaに注目は集まりませんでした。 ただ、1990年半ばからインターネットが注目されはじめたときに、Webページを作れるということでJavaに注目が集まりました。1995年にJavaがプログラミング言語として公式に発表されてから、Javaは一躍有名となりました。 Javaのコンセプトは「Write once, run anywhere」であり、一度書いたらどこでも実行されるという意味になっています。Javaはコンセプト通り環境に依存することがないので、Web上や特定のOSの中でのみ実行されるようなことはないです。スマホや家電などの電子機器など、どんな環境でもプログラムが実行されるようになっています。 また、Javaの実行の際に環境に依存しないという特徴から金融システムのような業務系システム、Android端末で使用できるアプリケーション、パソコン用のアプリケーション、Webサイト、Webサービス、家電製品など何でも作れてしまいます。 このようにJavaが開発できる範囲はかなり広く、汎用性のあるプログラミング言語として今も昔も人気です。 Java案件はこちら Javaはどれくらい使われている? GitHubでは、どの言語でプルリクエストがどれくらい行われているか公開しています。Javaは3位です。その割合は13.075%です。 国内だとエンジニア向けの研修にJavaが使われることが多く、さまざまな企業で現場で使われています。ただ、開発にJavaを使用しているが、今後はScalaに移行しようとしている企業も数多くあるようです。 Javaは転職に強いのか Javaについて見てきましたが、実際にキャリアを考える上でJavaは転職に強いのかどうかは重要になってきます。 結論からいうと、Javaは転職に強いと言えます。なぜなら、Javaエンジニアを求めている企業は増えているのですが、日本でJavaを使いこなせるエンジニアが少なく、希少価値が高いからです。 Javaを使いこなせるエンジニアの需要は高いので、待遇面では好条件で転職ができます。パーソルキャリアが発表した「【保存版ハンドブック】スキル年収マップ」では、Javaの平均年収は573万円となっています。 転職もしやすく、高待遇になりやすいJavaエンジニアをキャリアアップを目指すことは非常にオススメできる選択肢です。 また、Javaを使いこなせて要件定義や基本設計などの上流工程まで出来るエンジニアはなかなかいないので、ここができるだけで更に高待遇を受けやすいです。年収1000万円も夢ではありません。 また「プログラミングの基礎ができている」「コミュニケーションをしっかり取れる」と更に転職しやすいでしょう。 Javaは学習コストが高いので学習が大変と言われていますが、今見てきたように高待遇の求人が多いというリターンの大きさが魅力となっています。 続いて転職の将来性についてですが、Javaが他の歴史が新しい言語に取り代わるのではないかとも言われていますが、JavaはWebサービスの開発を中心に使われている他言語と異なり、OSやハードウェアの制御など幅広い分野で使われている言語なので今後も求人は続くでしょう。 言語、転職のどちらの将来性も高いのでJavaエンジニアとして活動することはオススメです。 活躍できる業種と年収 これまではJavaの概要と、Javaは転職に強いのかについて見てきました。ただ、Javaを使う職場に転職した場合に「そもそもどういう職場に転職できるのか?」ということについてここではお伝えしていきます。 IT業界はインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界の4つに分類できます。Javaを使えるとインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界の4つどこでも活躍することができます。 まずインターネット・Web業界は、Webメディア・ショッピングサイトなどの自社サイトを運営している企業が多いです。自社のプラットフォームの設計・開発・運用やデータ基盤の構築などの案件があります。ただ、これらの企業はJavaよりも比較的新しいRubyやPythonなどを採用している企業が多いので、古くから存在するJavaを採用するという企業は少ないです。 最近ですと、Javaの後釜と言われているScalaを、自社のサービス開発に採用する企業が多いので、ますますJavaを採用するインターネット・Web業界の企業は少なくなっています。 また、情報処理サービス業界では、セールスエンジニアとしてクライアントにWebアプリ開発の提案を行うこともあれば、エンジニアとしてWebアプリの開発をすることもあります。 ソフトウェア業界では、プログラマーかSE(システムエンジニア)としてWebアプリ開発の下流もしくは上流工程に加わることになります。 最後にハードウェア業界です。ハードウェアの制御はJavaによって成されることが多いです。実際にエンジニアとしてJavaを用いてハードウェア制御の開発に携わることになります。 とくに日本はものづくりの国なので、家電や自動車などプログラミングで制御されているハードウェアの開発が進んでいます。そのため、必然的にハードウェア開発のエンジニアが多く必要となってくるので、日本の機械産業がある限りはJavaの需要は非常に大きいです。 実際にこのハードウェア業界の求人がJavaでは一番多く、大きな特徴として他のプログラミング言語に比べるとこの業界での求人が圧倒的に多いです。 まとめ:群を抜いて多い求人数 今回はJavaに関して転職を絡めて見てきましたが、いかがでしたか? ・Javaは環境に依存することがなく、汎用性の高いプログラミング言語・Javaの求人数は群を抜いて多く、さまざまな食があり、転職に強い・Javaの案件は年収1000万以上も可能 Javaは現在も多くのハードウェア開発・ソフトウェア開発ともに使われています。今後もさまざまな業界で使われ続けていくことが予想されるので、将来性も高いです。Javaの求人案件に応募しようと思っている方は、今回の内容を参考にぜひ次のステップに進んでみてください。 Java案件はこちら
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『2025年の崖』でエンジニア市場は変わる? エンジニアデビューは今がチャンス!

2025年の崖というものを、みなさんご存じでしょうか? IT業界はもちろん、非IT企業を含めた日本企業の課題として、非常に大きなインパクトを持って報道されたため、見聞きしたことのある方も多いでしょう。 そして、この2025年の崖で変化を求められるのは企業だけでなく、そこで働くエンジニアにも及びます。そこで今回は、2025年の崖で、どのような未来が出現するか予測してみたいと思います。 フリーランス案件を探す 『2025年の崖』とは 2025年の崖とは、2025年の日本を予想したときに想定される、さまざまな課題のことです。経済産業省の文書にて、2018年9月7日に指摘されました。 参考:『DX(デジタルトランスフォーメーション)レポート~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~』 デジタル化社会で企業が生き残るためにどうすれば良いか、という趣旨で作成された報告書ですが、ITの観点から、主だったものとして以下の四点が課題として挙げられています。 20年以上稼働している基幹系システムが6割を超過 日本国内で約3000社がつかっているとされる、ERP(企業資源計画)パッケージの『SAP REP』のサポート終了 約43万人のIT人材不足(先端IT人材、レガシーシステムを知る人材の両方が不足する) 従来ITサービス(SI)市場とデジタル市場の比率が、2017年時点では9対1から6対4へと変わる 結局のところ、「既存のITシステムを更新しないとダメだけど、必要なスキルを持つ人材が足りていない」問題が、2025年にはクリティカルに企業の存続にダメージを与えるレベルになるまで拡大する、ということが謳われています。 なお、この報告書には記載がありませんが、昭和→平成→令和とシステム上の和暦を更新していない場合、2025年は昭和100年となってしまうため、いわゆる『昭和100年問題』の懸念も存在します。 ※昭和100年問題:和暦は二桁でしか管理ができないシステムの場合、昭和100年を昭和0年と認識してしまい、バグを引き起こす可能性がある問題。一昔前にあった、2000年問題とロジックは同じです。 さらに言えば、「人材の2025年問題」というのもあります。これは、いわゆる団塊の世代が75 歳以上に、そして、団塊ジュニア世代が50歳以上になる問題です。レガシーシステムを知る人材が、本当に現場からいなくなってしまうことが考えられます。 このように、2025年はITシステム、ITシステムを持つ企業、そしてITシステムに関わるシステムエンジニアにとって、非常に重要な意味を持つ年になるのです。 2025年の崖によって何が起こる? 2025年の崖によって生じる具体的な事象や、今注目されていくであろう技術などについて詳しく解説していきます。 システム更改案件を中心に求人市場がさらに活発化していく 繰り返しになりますが、2025年の崖とは「既存のITシステムを更新しないとダメだけど、必要なスキルを持つ人材が足りていない」問題です。逆に言えば、企業は自社の古くて更新が必要なITシステムを更新したり、見直しするのに必要なエンジニアが必要になっている、ということでもあります。 日本国内でも多くの会社が使っているERPパッケージの『SAP REP』のサポートは2025年に終了。また『昭和100年問題』も2025年になる前に、システム上の和暦が昭和になっているシステムをなくす必要があります。 そのため、2020年以降、特に2025年の2〜3年前から、システム更改案件が増え、エンジニア人材市場が活発化する可能性が極めて高いです。 非IT企業のIT部門やデジタル部門が強化される 『DX(デジタルトランスフォーメーション)レポート~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~』でも指摘されている通り、日本の非IT企業でシステム更新が進まないのは、多くの企業がベンダー(IT企業)任せになっているのも一因です。 いつサポートが切れるのかを、あまり意識していなかったり、システムに触れることのできる人材がおらず、なにをどう更新すれば良いのかも、よくわかっていない、という会社も少なくありません。結果として、システムを「使えているので、使い続けている」会社が多くなっています。 その対策として、システムの内製化、つまりベンダーに頼らず自社でエンジニアを抱えてシステム開発・保守を行ったり、ベンダーとともにジョイント・ベンチャーを設立するなど、積極的に関与していく選択肢を『DX(デジタルトランスフォーメーション)レポート~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~』では提示しています。 こうした対策を実現するため、今後、会社にシステムのことが分かるエンジニアを抱えようという動きが出てくるかもしれません。 また、「デジタル化=IT化」ではありませんが、IT抜きでデジタルを語ることはできません。デジタル企画部など、社内のデジタル化を推進する部門を強化する場合も、エンジニアなどIT人材は有効です。 2025年に向けて、企業のエンジニアニーズが高まる可能性も高いです。 技術力の高いエンジニアと低いエンジニアの格差が拡大する エンジニアが不足しているので、総じてエンジニアの報酬がアップすると考えられます。 しかし、どこの企業も欲しいと思う“スーパーマンのようなエンジニア”の待遇や報酬がさらに高まる一方で、そうではないエンジニアの待遇や報酬は、それほど上がらない可能性も、もちろん存在します。企業の財布だって無尽蔵ではありませんから、“一部のエリートが富を独占する”といった未来も当然ありえます。 2025年になると、AIやRPAなどの自動化技術がシステム開発や保守にも利用されていると思われますから、技術力が低く作業者レベルの人は、少なくても良い、という会社も増えているかもしれません。 あるいは、“できる人”の集まりであることが求められるアジャイル開発が主流となって、ITスキルのない業界未経験者は好まれない未来も可能性としては否定できません。 今後注目されていく技術とは 特に注目されているのが、AIやRPAなどの自動化技術です。単純作業から人間を解放し、より付加価値の高い仕事に従事させて、会社の生産性を上げたいと考えている企業が多いです。自動化技術は今後も継続して求められるでしょう。 また、Java(厳密にはOracle JDK)の有償化が話題になった時期もありましたが、PythonやJVM言語など、新世代のプログラミング言語と、昔からある言語、C言語やPL/I、Cobolの両方を知っている方は、システム更改や、昭和100年問題対応などで重宝されるでしょう。 インフラ側だと、仮想化、クラウドの二つが、引き続きキーワードになっていくと思われます。 どのような視点で考えるかによりますが、私の感覚では、仮想化とクラウドは、「データセンターをどうデザインするか」「サービス提供基盤をどうしていくか」という意味では同じテーマの技術です。 そして、今後、IoTが最重要のトピックとなるのは間違いありません。こちらに関連して、ここ数年で5G、HTTP/3などネットワーク関連の技術が次々と登場しています。このことによってシステム開発がどう変わるのか、なにを意識する必要があるのかは、すべてのエンジニアが知っておくべき知識となります。 まとめ 2025年前後で、IT業界、エンジニアの働き方や人材市場に変化が起きることをご理解いただけたでしょうか。 エンジニア志望の方、あるいはエンジニアとしてキャリアアップしたい方は、2025年になった時を意識して、今のうちに、業界デビューを果たしたり、新たな技術の学習を始めてみてはどうでしょうか。 フリーランス案件を探す
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【フリーランスに必須の知識】リモートワーカーとして働くために必要なこと

リモートワーカーは、オフィスから離れた場所で遠隔作業により勤務する働き方です。フリーランスが常駐型の案件を受けて企業のオフィスで働くのではなく、自宅や自宅付近のカフェなどを職場として働く場合には、リモートワーカーとみなされます。 フリーランスの働き方の中でも一つのオフィスに通勤しないリモートワーカーは、人並み以上に自己管理が求められることになります。この記事ではこれからリモートワークを始めたいと考えている人向けに、事前に用意したほうがいいツールや、知っておきたいポイントについてお伝えしていきます。 フリーランス案件を探す リモートワーカーとして働くために何が必要か リモートワーカーとして働くのであれば、まず第一に考えておきたいのはセキュリティ対策についてです。信用が命のフリーランスにとって、セキュリティ対策が甘いパソコンなどを使って顧客情報を流出させるなどしてしまえば、二度と仕事が受けられなくなる可能性もあります。 また作業中のデータが消失したり盗まれたりする可能性もゼロではないため、常に万全のセキュリティ対策を講じておきたいところです。具体的には以下のような対策が挙げられます。 重要なデータはハードディスクやクラウドにバックアップ セキュリティ対策ソフトをインストールし、パスワード管理ソフトで難解なパスワードを設定する 他にもリモートワーカーになるために必要なツールはいくつかあります。 例えば、Slackやチャットワークのようなコミュニケーションツールも必須でしょう。クライアントと毎回メールが電話をしていては効率が下がってしまうので、迅速かつ的確に情報を伝えられるようなチャットツールがベストです。 クライアントによって使っているツールは異なると思いますので、いくつかのコミュニケーションアプリをインストールしておき、どのクライアントにも対応できるようにしておきましょう。 書類や資料などのファイル共有を行う際には、GoogleドライブやDropboxが活躍するはずです。メールに添付して書類や資料を送信するよりも安全で、簡単にファイルを共有することができます。 Googleドライブの場合にはGoogleドキュメント、DropboxならDropboxpaperというサービスを使うことで、一つのドキュメントに対して複数のユーザーがコメントしたり編集したりすることも可能です。 この機能を使えば、チャットや口頭で説明するよりも的確に修正したいところを伝えられますし、それに対するレスポンスもすぐに反映することができるでしょう。 もしクライアントがWeb会議への参加を求めてくるようであれば、SkypeやZoomといったオンライン会議アプリをインストールしてミーティングに参加できるようにしましょう。これらのオンライン会議アプリを使うことで、直接カフェなどで打ち合わせすることなく意思疎通を図ることができます。 そしてもう一つ、自己管理のスキルもリモートワーカーには必須です。クライアントとチャットやWeb会議で連絡を取るとはいえ、原則としてリモートワーカーは一人で仕事をすることになります。 「一人だとなかなか仕事がはかどらない」「人の目がないとうまく集中できない」というタイプの人は、リモートワーカーとして自宅で孤独に働いていたとしても十分な成果を出せるよう、自己管理をしていかないといけません。 具体的にどういった自己管理が有効なのかは、記事の後半でご紹介しましょう。 リモートワークの案件は多いの? リモートワーカーとして人材を募集している企業をみてみると、次のような職種での募集が特に多くなっています。 システムエンジニア、プログラマー Webデザイナー、イラストレーター もともとリモートワークはIT業界と相性がいい性質があるので、フリーランスエンジニアやフリーランスデザイナーに対するリモートワークの依頼は数多く存在します。 中には常駐型の求人もあるものの、複数の会社の求人をチェックすればすぐにリモートワークOKの仕事が見つかるはずです。 リモートワークが可能な案件を探すためには、大手の求人サイトなどをチェックするよりも、フリーランス向けのエージェントを利用するのがおすすめです。フリーランスに特化した求人エージェントであれば、多種多様な求人を扱っているため、リモートワークOKな求人も見つかりやすいと考えられるからです。 もしくはクラウドソーシングサイトを利用して案件を獲得するという方法もあります。クラウドソーシングサイトの場合は、単価がどうしても安くなりがちではありますが案件の数は膨大です。クラウドソーシングサイトをうまく活用すれば、「仕事がなくて困る…」といった状況は少なくなるでしょう。 生産性を上げるためのポイントは? リモートワーカーとして働くフリーランスが生産性を高めるためには、モチベーションに頼ることなく無理なく仕事を続けられる環境を整えることがポイントです。具体的には、「自宅の中に仕事用のスペースとプライベート用のスペースを作る」「決まった時間に仕事を始め、決まった時間に仕事を終える」といったルールを作ってみましょう。 仕事専用の部屋を作るでもいいですし、部屋の一角を仕事用のスペースに区切るでも構わないので、そこに立ち入ったら仕事のスイッチを「パチッ」と入れられる環境を用意するのがおすすめです。 「この部屋に入ったら必ず仕事を5分以上を進める」というルールを継続できると、場所を移動することですぐに仕事モードに入れるようになるでしょう。「やる気がわかなくて仕事に取り掛かれない」という悩みを抱えにくくなるので、特にリモートワーカー初心者におすすめです。 会社に勤めている場合と同じように、自分なりの始業時間と終業時間を設定しておくことも効果的です。仕事のスタートとゴールを明確にしておくと、仕事とプライベートでメリハリがついて、いつまでもダラダラと働いてしまうのを防げます。 根性や気合といった精神論よりでは、リモートワーカーとしての働き方は長く続けられません。ここで紹介したように、楽に働ける環境を作ることに意識を向けてみてください。 エージェントを活用しよう リモートワーク案件を探すためには、フリーランス向けのエージェントがおすすめであるという話をしました。わざわざ自分で営業する必要がなくなるので、本業に集中したいフリーランスの方には最適です。 techcareer magazineでも、フリーランスエンジニア・クリエイターのための案件情報サイト「テクフリ」を運営しています。 テクフリでは、10年以上の業界経験を活かし、ただのお仕事紹介ではなく『バリューアップ』をコンセプトにした手厚いサポートで、エンジニア一人ひとりをご支援しています。 現在は正社員として働いているが、将来的にフリーランスになりたいと考えている方、フリーランスから正社員に戻りたいと考えている方、どちらにもエージェントが真摯に対応しています。 もちろん、単に情報収集目的で利用していただいてもOKです。登録は60秒ほどで完了しますので、ぜひテクフリをチェックしてみてください。 まとめ フリーランスがリモートワーカーとして働く場合、生産性を高めるツールを用意するのはもちろんですが、やる気やモチベーションが上がらなくてもしっかりと働ける環境を作るのがポイントになります。 案件探しの面では、私たちが運営しているフリーランス向けエージェント「テクフリ」をぜひ活用してみてくださいね。 フリーランス案件を探す
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RPAエンジニアとは?年収や将来性について徹底解説

RPA(Robotic Process Automation)とは、ロボットによって業務の自動化を実現する技術です。 RPAは、人間が繰り返し行うルーチンワークを自動化することで、時間とコストを削減します。 例えば、Excelのデータ処理やデータ入力などの作業を自動化するという使い方ができます。 RPAの活用例は、金融機関での口座開設手続きや入金処理、人事部門での給与計算や社員の入退社手続きなどです。RPAを活用することで、これらの作業を効率化し、生産性の向上が図れます。 RPAエンジニアはRPAの技術を活用して企業の業務効率化を実現するための専門家です。 この記事ではRPAエンジニアの業務内容や必要なスキル、将来性、年収、そして案件情報について紹介します。 RPAエンジニアになるために必要なスキルや知識が何か気になる RPAエンジニアとしての将来性や市場動向が気になる RPAエンジニアの年収やキャリアパスが気になる という人は、ぜひ参考にしてみてください。 フリーランス案件を探す RPAエンジニアとは RPAエンジニアとは、Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入や運用を担うエンジニアです。 RPAは、人間が行う定型的な業務を自動化するためのソフトウェアであり、RPAエンジニアは、RPAの開発、導入、運用、保守を行うことで、企業の業務効率化を図ります。 RPAエンジニアは業務分析、要件定義、RPAの開発、運用・保守など、さまざまな業務を担当します。 このため、ITの知識に加え、ビジネスプロセスの理解や問題解決能力も必要とされる職種です。 また、RPAの技術やツールは常に進化し続けています。RPAエンジニアには市場の最新動向を常に確認して、顧客の要望を満たすために最適な技術やツールを選定するスキルも必要です。 RPAエンジニアは、企業の業務効率化や競争力強化に大きく貢献しており、その役割はますます重要視されています。 近年では業種を問わず多くの企業でRPAを活用した業務効率化が進んでいるため、RPAエンジニアは幅広い業界で活躍できるチャンスがある職種ともいえるでしょう。 RPAエンジニアの仕事内容 RPAエンジニアはRPAツールを使用して、業務フローの分析・設計を行い、自動化プロセスを開発します。また、RPAの運用・保守も担当します。 RPAエンジニアの仕事内容は、大きく分けて以下の3つです。 業務分析・要件定義 RPAの開発 RPAの運用・保守 以下では、それぞれについて紹介します。 業務分析・要件定義 RPAエンジニアが行う仕事のひとつは、企業のどの業務を効率化するかを決める業務分析や要件定義です。 クライアントとなる企業にヒアリングなどを行うことで、業務プロセスを詳細に分析して、どの業務が自動化の対象となるかを特定します。 要件定義では業務のフローチャートやマップを作成して、現行プロセスの問題点を洗い出すことが大切です。 現状の問題点や改善策を企業の担当者と一緒に検討して、自動化に適した業務の範囲や要件、制約条件などを明確にします。 RPAエンジニアの仕事内容には、システム開発の要件定義フェーズから企業の担当者と一緒に業務効率化を検討することもあると覚えておきましょう。 RPAの開発 RPAエンジニアは、RPAツールを使用して自動化プロセスを開発します。 これには、以下の作業が含まれます。 ワークフローの設計 スクリプトの作成 データの整形や連携 テストとデバッグ また、APIの活用やデータベースとの連携など、要件を実現するために必要な技術の調査もRPAエンジニアの仕事内容です。 RPAツールと既存の業務システムをどう組み合わせるかを検討して実装するスキルが求められます。 さらに、RPAの開発をする上では、業務担当者との連携や調整も重要です。 なぜなら、RPAは業務担当者の業務を自動化するものであるため、業務担当者のニーズを正確に把握して、RPAに反映する必要があるためです。 また、RPAの開発が完了したら、テストフェーズで業務担当者にRPAをテストしてもらい、問題点があれば修正する必要があります。RPAの開発やテストは、業務担当者と協力して行うことが重要だと覚えておきましょう。 RPAの運用・保守 RPAの開発が完了したあとも、RPAエンジニアはシステムの運用と保守を担当します。 RPAの運用・保守としては以下のような作業を行うことで、システムの安定稼働を維持します。 定期的なモニタリング トラブル対応 パフォーマンスの最適化 セキュリティの確保 また、クライアント企業のビジネスプロセス変更に伴うRPAの修正や改善も、運用や保守の仕事内容のひとつです。 ときには業務担当者とも協力して、より効率的かつ安定的に業務プロセスの自動化を行えるようなシステムを維持することが求められます。 RPAエンジニアに求められるスキル RPAエンジニアは顧客のビジネスプロセスを理解して、RPAツールを使用して業務を自動化します。 RPAエンジニアには、以下のようなスキルが必要です。 システム開発の経験 プログラミングスキル コンサルティング能力 RPAエンジニアは、クライアント企業が行う業務の効率化や生産性の向上に貢献できる、将来性の高い職種です。 ここではRPAエンジニアに必要なスキルついて詳しく説明します。 システム開発の経験 RPAエンジニアには、システム開発の経験が求められます。特にプロセス自動化や業務最適化の経験は重要です。 また、RPAシステムを構築するにあたり、システム開発のライフサイクルやプロジェクト管理の知識も必要です。 RPAエンジニアを目指す人は、以下のようなシステム開発の一連の流れを経験しておくと良いでしょう。 システムの要件定義 システムの設計 システムの開発 システムのテスト システムの運用 プログラミングスキル RPAの開発にはプログラミングスキルが必要です。 一般的に使用されるRPAツールには、スクリプトやマクロの作成に特化した言語があります。これらの言語は、RPAツールの機能や特徴に合わせて設計されており、RPAツールを効率的に操作するために使用されます。 したがってRPAエンジニアには、プログラミングの基礎知識やロジカルシンキングの能力が必要です。 RPAの開発でよく使われるプログラミング言語は以下のとおりです。 VBA Python Java Ruby PHP C# RPAエンジニアを目指す人は、これらの言語を使って自動化システムを構築した経験がアピールポイントとなるでしょう。 また、RPAエンジニアは、RPAツールの習得も不可欠です。 UiPathやAutomation Anywhereなど、市場で使用されているRPAツールに精通することで、エンジニアとしての競争力を高められます。 プログラミングスキルやRPAツールに関するスキルを習得して、要件を満たすために最適なシステムを構築できるエンジニアを目指しましょう。 コンサルティング能力 RPAエンジニアは、業務プロセスの改善や最適化に関するコンサルティング能力も必要です。顧客企業が行う業務とRPA技術で実現できることの両面を理解し、クライアントや業務担当者とのコミュニケーションを円滑に行う能力が求められます。 コンサルティング能力の具体例は以下のとおりです。 コミュニケーション能力 問題解決能力 プレゼンテーション能力 交渉能力 RPAエンジニアは、RPAシステムの開発、導入、運用、保守と幅広い業務を担当します。 クライアント企業の業務担当者と積極的なコミュニケーションを行い、よりよいシステムの実現を目指しましょう。 RPAエンジニアのキャリアパス RPAエンジニアとしてのキャリアパスは、RPAコンサルタントやフリーランスとして独立する道が挙げられます。 RPAコンサルタントは、企業にRPAシステムの導入や運用を支援する仕事です。フリーランスとして独立すると、RPAエンジニアとして自分のペースで働くことができます。 ここでは、RPAエンジニアのキャリアパスとして以下の2つを紹介します。 RPAコンサルタント フリーランスとして独立 RPAエンジニアとして経験を積んで活躍する姿をイメージしてみましょう。 RPAコンサルタント RPAエンジニアのキャリアパスのひとつとして、RPAコンサルタントへのステップアップがあります。 RPAコンサルタントは、RPAの導入や業務プロセスの改善に関する専門知識を持ったエキスパートです。 RPAコンサルタントの仕事内容は、顧客とのコミュニケーションを通じて業務の自動化の機会や課題を特定して最適なRPAソリューションを提案することです。 また、RPAの導入計画の策定やトレーニング、プロジェクトの管理なども担当します。 顧客企業が行う業務の効率化やデジタルトランスフォーメーションの支援に貢献したいという人は、RPAコンサルタントを目指してみましょう。 フリーランスとして独立 RPAエンジニアはフリーランスとして独立する道も選択できます。 自身のスキルと経験を活かし、複数のプロジェクトに参加したり、RPAのコンサルティングやトレーニングを提供したりすることが可能です。 フリーランスのメリットは、自分のスケジュールや希望に合わせてプロジェクトを選択できるところです。 自分ですべて管理しなければならないという厳しさもありますが、案件の選択肢を持って働きたい人は、フリーランスになる道も検討してみましょう。 RPAエンジニアの年収 RPAエンジニアの仕事内容やキャリアパスを紹介したところで、気になるRPAエンジニアの年収についても紹介します。 求人ボックスによると、RPAエンジニアの平均年収は約550万円です。月給にすると約40万から50万程度が相場となっています。これは、国税庁による令和3年度の平均年収443万円よりも高い水準であるといえるでしょう。 参考:求人ボックス 参考:令和3年分 民間給与実態統計調査 とはいえ、RPAエンジニアの年収は、経験や能力、所在地などによって異なります。 一般的に、初級レベルのRPAエンジニアの年収は約350万円から500万円程度であり、中級レベルでは500万円から800万円程度、上級レベルでは800万円を超えることもあります。 RPAエンジニアとしてのスキルや経験を積み上げて、さらなる年収アップを狙いましょう。 RPAエンジニアの将来性と需要 RPAの市場規模は年々拡大しており、その成長性は高まっています。 矢野経済研究所が2020年に行った調査によると、過去数年間でRPA市場は急速に成長しており、今後も更なる拡大が見込まれています。 参考:矢野経済研究所 2022年度には年商50億円以上の大・中企業でのRPA導入率は50%というデータもあり、業種を問わず多くの企業でRPAの導入が進んでいるといえるでしょう。 参考:ビズクロ RPA技術の発展により、企業は業務の自動化を進めることで生産性を向上させ、競争力を高めることを目指す傾向があります。 RPAエンジニアとして企業の発展に貢献できる人材を目指しましょう。 また、RPAの市場規模とともに、RPAエンジニアの需要も年々増加しています。 RPAエンジニアは多くの企業で必要とされるため、キャリアの選択肢も広がります。 また、RPA分野でのキャリアパスが充実しているところもあり、スキルを磨きながらキャリアアップするチャンスもあるでしょう。 まとめ RPAエンジニアは、RPA技術を用いて業務プロセスを自動化・効率化するスペシャリストです。 RPAエンジニアの主な仕事内容は以下のとおりです。 クライアントの業務分析・要件定義 RPAの開発 RPAの運用・保守 RPAエンジニアは要件定義、開発、運用まで、システム開発に関する幅広い業務に関わる仕事だという点を押さえておきましょう。 また、RPAエンジニアのスキルを活かしたキャリアアップには、実務経験や知識の幅を広げることが重要です。常に新しい技術を学び続けて自己成長を図ることで、RPAエンジニアとしてのキャリアを築いていきましょう。 RPAに関する市場規模は拡大しており、RPAエンジニアは、現代のビジネス環境で重要な役割を果たす存在です。 RPAエンジニアの年収は経験や能力によって異なりますが、需要の高まりとともに将来性も期待されます。 今回紹介した内容を参考に、RPAエンジニアとしての一歩を踏み出してみましょう。 フリーランス案件を探す
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客先常駐エンジニアのメリット・デメリットは?

エンジニアとしての働き方の1つに「客先常駐」があります。文字通りクライアントのオフィスに足を運んで、その場で開発業務に従事することを指します。IT業界特有の働き方であり、雇われている会社と勤務する会社が別々になっていることが大きな特徴。 1つの会社で勤め続けるのではなく、さまざまな会社をわたり歩いてプロジェクトに携わることになるので、幅広い経験を積むことが可能です。一方で、職場が変わるごとに周囲とのコミュニケーションが必要になり、報酬や待遇も低くなりがちというデメリットも存在します。 ここでは、そんな客先常駐に関する仰天エピソードについてご紹介していきます。 フリーランス案件を探す 客先常駐の特徴 客先常駐の働き方・スタイル・手当 客先常駐は、エンジニアを求めているクライアントに対し、自社で雇用しているエンジニアを派遣する事業モデルを指します。エンジニアが自らクライアントのオフィスで開発業務を担う、IT業界ならではの働き方といえます。 客先常駐の契約期間中は、入社した会社に出勤するのではなく、クライアントの会社に出社して働くことです。報告書を提出するために自分が籍を置いている会社に出社することがありますが、基本的に自宅からクライアントの会社を往復する生活スタイルです。 正社員という身分で雇われてはいますが、実質的には「特定派遣」という形態で働く派遣社員に近いものと考えてよいでしょう。これは、成果物の納品に対して報酬・手当が支払われるのではなく、労働力の提供(労働時間)に対してフィーが発生するものです。 正社員 客先常駐 フリーランス 雇用者 勤務先と同じ 派遣会社 自分 勤務先 雇用者と同じ 派遣会社の顧客企業 なし 報酬相場 高め やや低め 成果によって変動 メリット 勤務先が固定なので安定 さまざまな職場を経験可能 自分の裁量で仕事を決定できる デメリット 強制的に税金が決まる 安定性にかける 全てが自己責任 普通の正社員と、客先常駐、フリーランスの3つの働き方を比較してみましょう。客先常駐の大きな特徴は「さまざまな職場を経験可能」である点です。正社員は給料が高めになる傾向がありますが、そこ以外の世界を知らない井の中の蛙になりやすいと言えます。 すべてを自分で決めて、責任を一挙に背負えるならフリーランスを選ぶのも手ですが、会社というバックグラウンドを得たいなら客先常駐のほうが適しているでしょう。 客先常駐は派遣元の会社にはメリットが大きい 派遣社員と比べると、正社員として雇用されるがゆえに社会保険をはじめとする福利厚生が充実し、安定した身分で働けるというメリットがあります。しかし客先常駐エンジニアは残業が発生しやすくなるという側面も持っています。残業代は支払われるのが普通ですが、労働時間が拘束されやすくなる点に注意が必要です。 少し視点を変えて考えてみると、IT企業の経営者からすれば客先常駐というビジネスモデルは、非常に効率の良い稼ぎ方といえます。というのも、自社開発によって製品・サービスを販売する場合は、売上によって業績に波が出てしまいます。 一方で客先常駐の場合は、クライアントから毎月固定のコストを支払ってもらえるので、安定した業績を保てるというわけです。加えて、広いオフィスや高額なPCを揃える必要がないため、経費も最小限で済みます。 エンジニアの数を増やして大量の正社員を雇用することで、ほとんどリスクを背負うことなく売上を伸ばすことが可能になるんですね。 客先常駐のメリット 新しい知識・経験を得ることができる では、そんな客先常駐のエンジニアは、どんな働き方をしているのでしょうか? まずポジティブなエピソードから紹介すると、客先常駐の場合は「未経験からでもスタートしやすい」という話をよく聞きます。客先常駐を手がける会社では、とにかく人手を欲する傾向にあるため、入社難易度は低く未経験からでも入社しやすいことが珍しくありません。 これから新たにIT業界を目指そうという人にとっては、第一ステップとして客先常駐という契約形態を選ぶのは賢明な選択肢といえます。 様々な人・文化・技術に触れることができる また、「いろんな職場でさまざまな人に会うことができる」点も、客先常駐のメリットとしてよく挙げられる点です。入社した会社で雇用されつつも、数ヶ月から数年単位で働く会社が変わりますので、数多くの会社の常識に触れ、いろいろな人から刺激を受けられる点は見逃せません。 働く会社やプロジェクトによって、使用する言語やツールも異なってきます。その都度学び続ける姿勢は必要になるものの、多くの働き方に触れることで自身のスキルアップにつながる可能性も高くなります。 出会う人が多くなることで、新たな友人が増えたり、一緒に会社を創業することになったり、あるいは常駐先の会社で出会った異性と付き合うことになったりと、人間関係におけるメリットも少なくありません。 IT業界のさまざまな人とのコネクションを築き、人脈を広げられる点は、客先常駐の大きな魅力といえるでしょう。 常駐先からヘッドハンティングも? また、ごく少ないケースではありますが、「常駐先企業にヘッドハンティングされる」ことも、客先常駐のメリットの1つです。新卒や中途で入社するには非常に難易度が高い大手企業であっても、客先常駐での実績が認められれば、引き抜いてもらえる可能性が存在します。 周囲のエンジニアより高い生産性を発揮して、円滑な人間関係を構築するなどの努力が必要ですが、夢のあるキャリアパスとして魅力を感じる方も多いようです。 客席常駐のデメリット ここまでは客先常駐のポジティブなエピソードについて紹介してきましたが、物事には表があれば裏があります。同様に、客先常駐には問題点やデメリットとなる側面もいくつか存在します。ここからは客先常駐のネガティブなエピソードを取り上げていきましょう。 会社によっては厳しい扱いも 派遣される常駐先は、常駐エンジニアに丁寧に指導しているところもあれば、そうでないところもあります。結果として「スキルアップが難しいケースがある」点に、注意しなければいけません。 クライアントからすれば、客先常駐のエンジニアに対してある程度のスキルを要求するものですので、教育する対象として見ておらず、一定の期待を持って業務を割り振ることが多くなります。したがって、自社雇用の社員のように丁寧に指導してもらえるとは限らず、わからないことは積極的に質問していく姿勢が求められるでしょう。 面倒な仕事を押し付けられることも また、実質的な派遣スタッフとして気軽に登用できることから、要件定義やヒヤリング作業といった上流工程を任されることは少なくなります。コーディングやバグチェックといった単純作業をひたすら担当することもあり、スキルアップにつながらないケースも考えられるわけです。 加えて、「年齢や給料の上限がある」ことも、注意すべきポイントといえます。1つの客先で常駐する期間はあらかじめ決まっていますので、長期間勤めることで昇給・昇級を狙う…というのが難しく、実績やキャリアを積み上げにくいという側面があります。 ベテランはあまり求められない? 40代、50代と年齢があがるにつれて人件費がかさむのが通例ですので、より安いコストで派遣できる20代、30代のエンジニアの方が客先常駐スタッフとして好まれる傾向にあります。したがって、中堅〜ベテランと呼ばれるにつれて常駐先が少なくなり、仕事が減ってしまう危険性があります。 せっかくの会社員としての手当をとりにくい プライベートに関連したデメリットとしては、「休みを取得する難易度が高い」点も忘れてはいけません。急な体調不良やトラブルによって仕事を休まざるを得ない場合、常駐先のクライアントと、入社している会社の双方に連絡する必要があります。 有給休暇を取得する際にも同様で、休みを取得するハードルはかなり高くなってしまいます。特にシフト制で勤務している職場ではさらに難易度が上がる可能性が高いので、注意しておきたいところです。 客先常駐の経験者の口コミを紹介! (techcareer編集部調べ) 客先常駐の先輩の口コミ その① 客先常駐のエンジニアとしての経験を持つ方からは、次のような意見を見聞きすることがあります。 「客先常駐は評価されにくい。勤務先と雇用者が別の会社だから、仕事で成果を残してもなかなか給料アップや待遇改善につながらない」 たしかに客先常駐の大きな特徴は、雇われる会社と働く会社が別々になっている点ですよね。仮に勤務先でいい成果を残したとしても、「あのエンジニアはすごくよかったよ!」と派遣会社に報告するというのはまれなのかもしれません。 自分の成果がしっかりと評価されてほしい、給料や待遇面を改善してほしいと考えるのであれば、別の働き方を考えてみてはいかがでしょうか。 客先常駐の先輩の口コミ その② 別の先輩の口コミの中には、次のような意見もありました。 「たった1人で知らない企業の人たちと一緒のオフィスで働くことになるので、人間関係のストレスが大きかった。同じ職場の人と馴染むのが大変で、相談できる人も少ない。欠勤の連絡も何人もの担当者に報告する必要があって手間がかかった」 最近では、客先常駐になったとしても2〜3人以上のチームで派遣するなどの工夫を行っている企業も多くなります。しかし今でも1人だけで客先に常駐するよう指示されることが珍しくありません。 そうなったとき、周りとうまくコミュニケーションが取れなければ、成果を残すよりも前に人間関係で失敗して職場を去ることになるでしょう。人によってはうつ病を発症したり、いじめの対象になったりすることも考えられますので注意が必要です。 客先常駐の先輩の口コミ その③ もちろん客先常駐にはメリットも多くあります。たとえば、次のような口コミも見受けられました。 「いろいろな現場を経験して、各企業で人脈を築くことができたので、それが後々の起業で非常に役に立った。周囲としっかりとコミュニケーションが取れれば、むしろさまざまな経験となって自分の役に立つので、客先常駐をやってよかったと思う。」 職場が1つに固定されていないというのは、メリットもあればデメリットもあることがわかります。客先常駐をネガティブなものと捉えることなく、前向きに仕事に取り組めば貴重な経験となるのではないでしょうか。 客先常駐で気をつけること 以上のエピソードを踏まえ、客先常駐として働く際に注意すべきポイントとしては、次の3つがあります。 職場以外でスキルアップを欠かさない コミュニケーションやチームワークを重視し、ヒューマンスキルを磨く 指示待ちにならず、積極的に常駐先に貢献しようとする意識を持つ 以上の3点に気をつけることで、常駐先の企業に引き抜かれたり、幅広いスキルを活かして別のキャリアパスを選択できるようになるはずですよ。 客先常駐に向いている人の特徴は? ストレスに強い 客先常駐の仕事は、常に新しい環境や人間関係に馴染む努力が必要です。それが知らぬ間にストレスの原因となってしまい、心を病んでしまう結果に繋がることもあるでしょう。 進学や就職など、環境が変わるタイミングでは誰でも不安と期待を抱くものです。自分の過去を振り返って、そうしたタイミングで不安よりも期待のほうが大きかったという人は、客先常駐に向いた性格の持ち主かもしれません。 やりがい重視の人 雇用主と職場の企業が異なる客先常駐では、どうしても評価基準があいまいになり、明確なルールのもとで待遇が受けられないことも考えられます。給料や待遇面を重視する人には向かないかもしれませんが、やりがい重視で働きたい人にはうってつけの働き方でしょう。 職場によっては大規模なプロジェクトに携わることができたり、大手企業のオフィスで働けることも出てくるでしょう。そうした待遇以外の面を重視する人に向いています。 好奇心が強い人 客先常駐は、さまざまな職場や働き方を経験できることが大きな特徴です。1つの職場で安定して働き続けたいと考えている人には向かないものの、「せっかくならいろんな現場を見てみたい」と思える人には最適な働き方です。 昔から好奇心が強くて新しい物好きな人や、熱しやすく冷めやすい人、ずっと同じことをしていると飽きてモチベーションが保てない人などは、客先常駐によって本来の力を発揮できるかもしれません。 客先常駐は第一ステップとして最適な働き方 何かとネガティブなイメージを持たれがちな客先常駐ですが、さまざまな仕事を経験でき、人脈が広がるといったメリットもたくさん存在します。特に未経験からのスタートで、コミュニケーション力に自信がある方であれば、第一ステップとして最適な働き方になるでしょう。 メリット・デメリットを十分に吟味して、理想のキャリアを考える上でのヒントとして、客先常駐という働き方を活用してみてくださいね。 フリーランス案件を探す
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Javaのオブジェクト指向とは?【メリットや重要ポイントを解説】

Javaを学んでみたいものの、オブジェクト指向がよく分からずつまずいている方は多いのではないでしょうか。オブジェクト指向は初心者がつまずきがちな概念の1つとして知られています。オブジェクト指向についてしっかり理解することは、ソフトウェア開発を行ううえで大切なので、早い段階から勉強しておきましょう。 本記事ではJavaのオブジェクト指向の基礎について解説します。オブジェクト指向のメリットや重要ポイントなどについてまとめました。Javaのオブジェクト指向について理解を深めたい方はぜひお読みください。 オブジェクト指向とは オブジェクト指向とは、特定の役割を持つ物(データや処理内容)を1つにまとめて、それを外部から呼び出して使う開発手法や考え方を指します。特定の役割を持つ物を1つにまとめたものは「クラス」と呼ばれており、クラス内のオブジェクトをプログラムで実際に扱う場合は「インスタンス化」を行う必要があります。 大雑把に言うと、クラスが「設計図」であり、インスタンスが「設計図を元にして作られた実物」です。たとえば、特定の機種の車を動かすプログラムを作る場合は、車というクラスを元にして作ります。設計図があることで、プログラムを組み立てやすくなります。 オブジェクト指向とは、あくまで概念です。そのため明確に「オブジェクト指向は〇〇」と定義づけられているわけではありません。ただ、多くの人はこのようなイメージで捉えています。 昨今のシステム開発は、オブジェクト指向の考え方に基づいて進められることが多いです。オブジェクト指向によってプログラムを組み立てることは、多くのメリットがあるためです。 また、Javaなどの業務で広く使われているプログラミング言語には、オブジェクト指向で開発を進めやすくするための機能が多く備わっています。オブジェクト指向を理解するにはまず、これらの機能の活用方法を覚えることが大切です。 オブジェクト指向のメリット オブジェクト指向のメリットは次の3つです。 開発工数を削減できる チームでの開発がスムーズになる 後でシステムに機能を追加しやすくなる オブジェクト指向は開発現場で現在も使われ続けています。なぜ使われ続けているかというと、このようなメリットがあるためです。一つひとつのメリットについて詳しく解説しましょう。 開発工数を削減できる オブジェクト指向を活用することで、システム開発の工数を削減できます。オブジェクト指向における「継承」「ポリモーフィズム」といった概念を用いることで、ソースコードを再利用しやすくなります。つまり、同じソースコードをもう一度書かなくて良くなり、プログラマーの負担を減らせるのです。 また、何度も同じ処理を行うソースコードを記述していると、コード量が膨大になってしまい管理が大変になります。どこに何の処理が書かれているのか分かりにくくなり、バグを発生させる原因にもなってしまうでしょう。更に、テスト作業にも多くの工数がかかります。 特に昨今のシステム開発では、開発スピードが重視される傾向があります。システム開発の需要が高まる一方で、システム開発を行えるエンジニアの数は不足しているのが現状です。少ない人数でも開発を行えるようにするには、開発工数を減らせる仕組みを作ることが大切です。 チームでの開発がスムーズになる オブジェクト指向を活用することで、チームでの開発もスムーズになります。オブジェクト指向における「カプセル化」という概念を用いることで、プログラムの独立性を高められます。独立性を高めることで、そのプログラムを書き換えたとしても、他のプログラムに影響を及ぼさないようにできます。 少人数が開発する場合は、「このプログラムは書き換えないこと」などルールを全員に共有が可能です。ただ、大人数での開発の場合、ルールの共有が難しくなります。オブジェクト指向はプログラムの独立性が高く、他の人の作業箇所に影響を与えないと分かれば不安なくプログラムを書き換えられるのです。 特に最近では求められるシステムが複雑化しており、開発規模が大きくなることが増えています。多くの企業が協力して1つのシステムを作り上げることもあるでしょう。そういった場合は特に、プログラムの独立性を高められるオブジェクト指向は力を発揮します。 後でシステムに機能を追加しやすくなる オブジェクト指向でコードを書くことで、後でシステムに機能を追加しやすくなります。オブジェクト指向によって、ソースコードの再利用性・独立性を高めることが可能です。リリース後のシステムを変更する際も、スムーズに行うことができます。再利用性・独立性が高いソースコードは、変更した結果どの部分の処理が変わるのか分かりやすくなるのです。 システム開発はリリースして終了ではありません。リリース後もクライアントからの要望やシステムの老朽化などが原因で、改修しなくてはいけない場合があります。改修作業をスムーズに行えるようにあらかじめソースコードを記述しておくことは大切です。 Javaにおけるオブジェクト指向の重要ポイント Javaにおけるオブジェクト指向には次の3つの重要なキーワードがあります。 カプセル化 継承 ポリモーフィズム この3つの原則を踏まえたうえでシステム設計を行うことで、オブジェクト指向を成立させられるようになります。逆に、これら3つを意識していないと、オブジェクト指向とはかけ離れたプログラムの組み方になってしまう可能性があるでしょう。 1つ1つのオブジェクト指向の重要ポイントについて詳しく解説していきます。 カプセル化 カプセル化とは、プログラムが外部から直接参照されたり操作されたりしないよう、プログラムをカプセルに閉じ込めるようにアクセスを制限することです。参照や操作が必要な場合のみアクセスを許可するようにします。 カプセル化を意識してプログラムを組み立てることで、チームでのシステム開発がしやすくなります。他の人が誤って自分のプログラムにアクセスしてしまい、データを書き換えるなどしてバグが発生してしまうのをできる限り防ぐことが可能です。 継承 継承とは、新しく作成したクラスが既存のクラスからデータや処理を引き継ぐことです。継承されるクラスを親クラス、新しく作るクラスをサブクラスと呼びます。継承を使えば、親クラスのデータや処理を小クラスでも使うことが可能です。 継承を使わなくても、親クラスの記述内容を小クラスにもコピーすれば良いと考える方もいるかもしれません。ただ、コピーするとそれだけ記述量が増えて管理が大変になります。また、仕様変更があった場合は両方のプログラムを書き換えないといけません。そのため、継承を使って記述をコピーしなくても、親クラスのデータや処理を使えるようにします。 ポリモーフィズム ポリモーフィズムは日本語で「多様性」を指します。ポリモーフィズムは親クラスのデータや処理を継承する際に、一部のみ異なる振る舞いにする機能です。 継承を使えば、親クラスと同じ振る舞いを行うプログラムを簡単に作ることができます。しかし、基本的には同じ振る舞いを行うが、一部のみ変えたい場合があります。こういった際に使うのが、ポリモーフィズムです。 Java以外のオブジェクト指向言語 Java以外にもオブジェクト指向関連の機能を備えたプログラミング言語は多くあります。その中でも特に有名な言語は次の3つです。 Python PHP Ruby Javaを学びながらオブジェクト指向を習得することで、こういった言語の理解も早まるでしょう。各言語の特徴やメリットについて詳しく解説していきます。 Python PythonはWebアプリ開発やデータ分析で多く使われているプログラミング言語です。機械学習ライブラリが豊富であり、人工知能を搭載したWebアプリを開発したり、機械学習によって大規模なデータを分析したりすることを得意としています。 Pythonはソースコードの可読性の高さや学習コストの低さなども評価されており、プログラミング言語の中でも人気が高いです。Webアプリやデータ分析に興味があるなら、Javaの次にPythonを習得してみるのもおすすめです。 PHP PHPはWebアプリ開発に特化したプログラミング言語です。Webアプリ開発ではもっとも多く使われています。WordPressなどの有名なCMSにもPHPが使われており、PHPによるWordPressのテーマ作成やプラグイン作成といった案件も豊富です。 PHPは文法がシンプルであり、学習コストが低いのもメリットのひとつです。また、ソースコードをHTMLに埋め込んで書けるという他の言語にはない特徴もあります。さらに、フレームワークやライブラリも豊富であり、開発効率を高めることが可能です。 Ruby Rubyは日本人が開発したプログラミング言語です。PythonやPHPと同様にWebアプリ開発で多く使われています。 RubyのメリットはRuby on Railsという優秀なフレームワークがある点です。Ruby on Railsを使えば開発工数を大きく削減できます。PHPやPythonにもフレームワークはあります。ただRubyの場合、実務で使われているフレームワークの大半がRuby on Railなのが大きいです。Ruby on Railsさえ習得すれば、ほとんどのRuby案件に関わることができます。 Javaの案件情報 テクフリで掲載中のJava案件は、こちらからご確認ください。 Java案件を探してみる まとめ 本記事ではJavaによるオブジェクト指向の基礎について解説しました。オブジェクト指向の概念やメリットなどがお分かりいただけたかと思います。オブジェクト指向は大規模システム開発で特に使われている開発手法です。特にJavaプログラマーを目指すなら、オブジェクト指向はいずれ習得しなくてはいけないものですので、早い段階で勉強しておくことをおすすめします。 Javaには、オブジェクト指向でプログラムを組み立てるための機能が備わっています。これからオブジェクト指向を学ぶ方は、参考書や学習サイトなどを使って、これらの機能の使い方を理解するところから始めてみましょう。
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