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SESはやめとけと言われる理由とは?メリットとデメリットを整理して考える

IT業界では様々な種類のエンジニアが働いており、業種・職種で呼び名が変わってきます。まず、IT業界ではインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界の4つに分類できます。 インターネット・Web業界では、Webエンジニアと呼ばれる方が働いている場合が多く、Webサービスの設計・開発を行います。また、Webエンジニアの中でも、インフラエンジニア・バックエンドエンジニア・フロントエンドエンジニアなど様々に分かれています。 一方で、情報処理サービス業界では開発したシステムをお客さん先に導入していく場合が多く、客先常駐の案件が多くなっています。客先常駐で働くエンジニアの方はSESエンジニアと呼ばれており、Webエンジニアとよく対比で説明がなされることが多いです。 というのも、Webエンジニアは自社サービスの開発を行い、SESエンジニアは他社のシステム開発をメインで行っていくからです。巷では、SESエンジニアよりもWebエンジニアとして働く方が良いという評判が多く、SESエンジニアは批判の対象となることが多いです。 果たして「SESエンジニアとして働くことは辞めておいた方が良いのか?」「どんな人がSESエンジニアに向いているのか?」ということについてSESエンジニアに焦点を当てて、詳しく見ていきます。 関連記事:SESと派遣の違いは?それぞれのメリットやデメリットを解説 テクフリでフリーランス案件を探してみる SESとは SESとはSystem Engineering Service(システム・エンジニアリング・サービス)の略で、システム開発における客先常駐を主に指します。お客様先に出向いて、お客様の現場でシステム開発を行うというイメージです。 SESとして仕事をする場合は準委任契約という形態で契約を結びます。仕事の指揮命令はクライアント側ではなく、ベンダー側がすることになっています。つまり、所属している企業から「このような案件に入ってください」とお願いをされ、仕事内容に関しても所属している企業から指示があります。エンジニアが1ヶ月に○○時間働くという契約を行い、その契約に対して報酬が支払われます。スキルや経験によって、同じ時間働いても貰える報酬が変化します。 一方でクライアントが要求していることは、エンジニアが何時間働くかということよりもその成果物です。特にフリーランスとして案件を契約する場合は、時間ではなく成果物に対して契約が起こる場合があります。1つの成果物に対して報酬が支払われるということです。このように時間に対して報酬が支払われるということはSESの大きな特徴です。 SESの誤解に多いのは? SESエンジニアはWebエンジニアと比較されることが多く、巷の評価としてはWebエンジニアの方が良い、SESエンジニアの方が悪いと言われることが多いです。というのも、SESを行う一部の企業では質の低い仕事を繰り返し行う場合があったり、偽装請負を行っている企業があったりするのも事実です。 一方で、Web系の企業では私服での勤務がOKだったり、出勤時間がフレキシブルで残業がほとんど無いという企業も多くあります。そうした極端な例で比較され、SESが批判されがちです。ただ、SESを行う企業でもスキルアップに意欲的な企業や労働環境の良い企業はもちろん多数あり、問題のある企業の方が淘汰されていくのは明らかです。また、WebエンジニアよりもSESエンジニアとして働くメリット、派遣よりもSESエンジニアとして働くメリットは多く存在し、どちらにも良さや悪さはあります。 SESのメリット・デメリットは? SESのエンジニアとして働くことのメリット・デメリットについて、SESと自社開発企業、SESと派遣という2軸で比較していきます。 SESのメリット 常駐することによって、お客様とのコミュニケーションロスやミスが起きる可能性を減らせるため、システム開発において常駐という形態を取る企業は多くなっています。そのため、働くエンジニア側からしてもお客様の要求に柔軟に応える姿勢やお客様と会話するためのコミュニケーションスキルが身につきやすいというメリットがあります。 また、自社開発をする企業にてエンジニアとして働くことと異なり、プロジェクトごとに仕事をするため、プロジェクトが終われば新しいプロジェクトへ参加ができます。そのため、様々な経験が積めて、様々な技術が手に入るというメリットがあります。派遣のエンジニアとして現場に入る場合と比べても、派遣の場合は業務の指揮を取るのはお客様ですが、SESの場合は自社の上司が指揮を取ることになるので、プロジェクト内でのコミュニケーションが取りやすく、評価も公平であると言えます。 また、SESに開発をお願いする企業は自社でエンジニアを束ねる人材・環境が不足している場合が多く、SES開発ではマネージメントやリーダーとしての活躍を期待され、裁量を持って仕事出来る場合は多いです。成長を望むエンジニアには大きなメリットと言えるでしょう。それに比べて派遣ですと、お客様から派遣の方へ業務の指揮をすることになるので、お客様が特定の業務を切り出し、その業務を進めるという形で仕事を行います。そのため、派遣ですとSESに比べて裁量を持てないことが多いです。 SESのデメリット 自社開発の場合と異なり企業のシステム開発の一部に携わることが多いので、プロジェクトを最後まで見届けられない事がデメリットといえるでしょう。様々なプロジェクトで経験と技術は身につきやすいですが、明確なキャリアプランを持っておかないと特定の領域の経験や技術が身に付きづらいのもデメリットです。 また、SES契約と派遣の区別がつかない担当者が、SES契約のエンジニアに指示を出してしまい、偽装請負化するリスクがあります。その他には特定の開発が終わるまで帰ってはいけないという圧力がお客様からかかる場合があります。SESでは、契約において業務完遂を保証しておらず、集合時間・終了時間などの「拘束時間の決定」も業務上の指示となっており、クライアント企業が命令する権限がありません。これはSESとの契約内容を無視している発言であるので、しばしば問題として取り上げられることがあります。 SESに向いている人は? SESに向いている人をズバリ挙げると、「様々なプロジェクトを経験したい人」「クライアントとのコミュニケーションを大事にする、コミュニケーション力を上げたい人」「プロジェクトのマネージメントをいち早く経験したい人」です。 SESを行う企業の中ではクライアントのコンサルティングまで携われる企業もあります。よりクライアントとの距離感を大事にし、コミュニケーション力や問題特定・解決のちからをつけたいという方にはコンサルティングまで行っている企業も視野に入れていくと良いでしょう。 Webエンジニアと違って、クライアントとの距離が近いSESエンジニアだからこそ積める経験と言えます。 まとめ:どちらにも良さや悪さはある SESはやめとけ! 巷でなぜ嫌われるのか? 本当のところを教えて というテーマで今回はお伝えしました。いかがだったでしょうか? 今回お伝えしたかったことは以下のとおりです。 問題のあるSES企業の一面が大きく捉えられがちなので、SESは辞めたほうが良いという噂が巷で流れている WebエンジニアよりもSESエンジニアとして働くメリット、派遣よりもSESエンジニアとして働くメリットは多く存在し、どちらにも良さや悪さはある 「様々なプロジェクトを経験したい人」「クライアントとのコミュニケーションを大事にする、コミュニケーション力を上げたい人」「プロジェクトのマネージメントをいち早く経験したい人」はSESに向いている この記事を読んで、SESに向いている・向いていないという適性が自分の中で落とし込むことができたでしょうか。SESにも良さ・悪さがあるので、メリットとデメリットを比較した上で、SESエンジニアとしての道を検討してみてください。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
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SESと派遣の違いは何?契約内容の違いからメリット・デメリットまでレクチャー!

SESエンジニアと派遣エンジニアは、どちらもクライアント企業のオフィスで働くことが多いですが、まったく異なる存在です。その点は皆さん、理解していると思います。 ですが、実際なにが違うのかを問われると、説明できない方が多いと思います。 そこで今回は、SESエンジニアと派遣エンジニアの違いを解説すると同時に、「SESと派遣どっちが良いのだろう?」と悩んでいる方向けに、簡易的ではありますがチェックシートもご紹介いたします。 テクフリでフリーランス案件を探してみる SESと派遣の違いを解説 まずはSESと派遣のビジネスモデルの違いから理解しましょう。 SESはシステム・エンジニアリング・サービス(System Engineering Service)の略で、簡単にいうと「ITエンジニアが必要な仕事を外注したクライアント企業に対応するサービス」です。SESエンジニアは、クライアント企業から外注契約を受注したSES企業の責任・指揮下で仕事を行います。 対して、派遣こと労働者派遣事業は、「クライアント企業の人材提供依頼に応じて、自社で雇用する労働者を派遣するサービス」になります。派遣のエンジニアは、派遣先企業の責任・指揮下で仕事を行います。 一番の違いは 作業者に対して指示を出せるのは誰か?ということです。 SESエンジニアに対して、SES企業ではなくクライアント企業が直接、指揮しており、事実上、派遣エンジニアとして運用している状態は違法となります。これが偽装請負です。 SESと派遣の違いは、契約を見るとよりわかりやすくなります。そこで両者の契約について見ていきたいと思います。 SES契約について まずは、簡単な方のSESから見ていきましょう。SESの契約は以下の二方向のみです。 雇用契約・労働契約:SES企業⇔SESエンジニア SES契約:クライアント企業⇔SES企業 雇用契約とはお給料や福利厚生について雇用主と労働者で合意して取り交わされる契約です。対して、労働契約は、労働者と使用者(その労働者を実際に働かせる人・組織)の間で労働条件について取り交わすものです。 SESエンジニアとクライアント企業の間に繋がりがないため、直接指示できないのが、良く分かるかと思います。 SES契約におけるメリット・デメリット さて、SES企業で働くSESエンジニアの“身分”についても確認しておきましょう。基本的にSESエンジニアはSES企業の正社員です。安定感がありますし、会社の中で等級や役職を上げることで年収アップにも繋がります。ただし、会社の一員として組織のルールには厳格に従う必要がある、というデメリットもあります。 特に次の案件への異動でそれが顕著になります。会社の仕組みや規模がどれほど整っていても、本人の意思に反した案件へアサインされることがあります。スキルアップのために、今まで経験のない技術領域に挑戦したいと思っていても、会社として、その新たな技術領域に進出しない方針であれば、その願いは叶えられないでしょう。 私の知り合いの中には「ある案件に携わりたくて、そのSES企業に入ったが、その案件終了後に行くように言われた案件が納得いかず転職した」という方もいます。 テクフリでフリーランス案件を探してみる 派遣契約の仕組みとは? 続いて、派遣の契約について見ていきましょう。派遣の契約は以下の通り、黄色の矢印の三方向になります。 派遣契約:クライアント企業⇔派遣企業 雇用契約:派遣企業⇔派遣エンジニア 労働契約:クライアント企業⇔派遣エンジニア SESの場合は雇用主も使用者も受託企業が請け負っていましたが、派遣の場合は雇用主が派遣企業、使用者がクライアント企業と分かれています。 そのため、派遣エンジニアの契約は派遣企業と取り交わす「雇用契約」、クライアント企業と取り交わす「労働契約」の二つになります。 派遣契約におけるメリット・デメリット 派遣企業と契約する際に、気を付けたいのは、一言で派遣と言っても「登録型(一般派遣)」と「常用型(無期雇用派遣)」の二種類があるという点です。 登録型はクライアント企業から人材派遣の依頼に応じて、登録者の中から適切なメンバーを提供するタイプの派遣です。登録型の場合、登録者の方で案件の選り好みができる、というメリットがある一方、案件に参加していない“待機状態”時は収入がゼロになる、というデメリットもあります。 もう一つの「常用型(無期雇用派遣)」は、ある現場で長期間働けることを前提に、毎月一定の給与が支払われるタイプの派遣です。“待機状態”になって収入がゼロになるリスクはなくなります。ただし、派遣企業ごとに異なりますが、通常、年齢制限や正社員の採用試験に準じた選別テストをパスしなければならないなど、制約が設けられていることが多いです。 それだけだと「常用型(無期雇用派遣)」は登録型派遣とSESの良いとこ取りに聞こえるかもしれませんが、結局は派遣社員であって正社員ではありません。派遣切りに合うことも考えられます。 しかも、常用型の派遣社員の方が待機状態になった場合、派遣企業からすれば、“ただ飯喰らいの給料泥棒”です。一刻も早く、どこかの現場に入るようにとプレッシャーをかけられがちです。最悪の場合、本人の気が進まない現場に入れられることもあります。 いずれにせよ、派遣社員はあくまで非正規労働者です。クライアント企業の正社員と同じ仕事をしていても、基本的には正社員のように昇給や昇進はありません。「余計な責任を負わずに済む」「身軽である」と言えますが、年収アップは難しいといえます。 また、クライアント企業が派遣社員との契約を5年以上更新する場合、派遣社員がその会社に無期労働契約を申し込むことができる「5年ルール」が労働契約法によって定められています。 逆に言えば、それより短い期間であれば、いつでも派遣切りできる、ということになっています。様々な現場を渡り歩ける、と言えますが、環境や立場が安定しないとも言えます。 無機転換ルールについて:厚生労働省 – https://muki.mhlw.go.jp/ 自分はどちらに向いているのか?簡易チェック! SESと派遣どちらの方が向いているのか判断材料となる6つの質問をご用意いたしました。 [価値観] ①収入よりもワークライフバランスが重要だ。 ②一つの技術領域を高めるよりも、様々な技術領域に触れてみたい。 ③仕事でステータスが上がって責任が増えると、嬉しさよりも、苦しさを感じる。 ④正社員という肩書にこだわりはない。 [性格] ⑤自分は新しい環境への適応力が高い。 ⑥自分は対人ストレス耐性が高いと思う。 6つの質問のうち、4つ以上が「はい」であれば、派遣向きと言えます。 質問の趣旨を解説すると、①~④の質問は働き方の価値観を確認するものです。派遣社員は正社員ではありませんから、派遣社員という肩書に負い目を感じる人にはおすすめできません。 また、すでにご紹介いたしましたが、派遣社員は非正規労働者として、出世は望めず、給与も上がりにくいです。ただし、その分、プライベートを充実させることが可能です。そして、組織のルールに縛られず、好きな案件に入れる余地があります。 ⑤と⑥は性格について質問するものです。派遣社員の場合、3年に一度は現場が変わって、人間関係もリセットされてしまいます。そのことが、どの程度心理面に影響するのか確認する内容です。 もちろん、SESでも配置転換、人間関係のリセットはあります。しかし、SESは同じ会社のメンバー数名でチームを組んで働きますし、クライアント企業の担当者との折衝はリーダーが担ってくれる(はず)です。 しかし、派遣は同じ会社の仲間と言っても、先輩・後輩という概念が成立しません。また、個々の派遣社員が直接、クライアント企業の担当者と仕事をする必要があるので、より心理的なストレスを感じやすいのです。 まとめ:SESと派遣の違いは説明できないとダメ! 何度もお伝えしていますが、SESと派遣はまったく異なるものです。 その違いがわからないままSESや派遣で働きだしてしまうと、思い浮かべていたキャリアプランと異なる仕事を行う羽目になったり、偽装請負にも触れましたが、思わぬトラブルに巻き込まれたりする可能性があります。 SESと派遣の違いをしっかり理解した上で、ご自身のキャリアプランに合った選択をしましょう。 テクフリでフリーランス案件を探してみる SESに関するよくある質問 SESとは? システム・エンジニアリング・サービスの略語で、システムやソフトウェアの開発・保守・運用などの特定の業務に対して技術者を派遣するサービスのことです。 SESと派遣の違いはなんですか? SESエンジニアは、SES企業の責任・指揮下で仕事を行い、派遣のエンジニアは、派遣先企業の責任・指揮下で仕事を行います。
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プログラミング言語の難易度ランキング! 人気の10種を徹底比較【2024年最新版】

エンジニアになりたい、もしくはエンジニアとして別の職種で挑戦したいという方は多いでしょう。 エンジニアといっても、フロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニア、ネットワークエンジニアなどエンジニアの種類は様々です。そのため、自分がどの職種を選ぶかによって、必要なスキルが異なってきます。 必要なスキルといえば、真っ先に思い浮かぶのがプログラミングのスキルです。プログラミング言語によっては習得難易度が変わってきますが、この習得難易度が低ければ、すぐに習得しやすく、転職に動きやすいと言えるでしょう。 ただ、習得難易度と同時に、そのプログラミング言語の将来性が高いと言えるのかというバランスも大事です。 今回はプログラミング言語の難易度をランキング形式で見ていくのと同時に、そのプログラミング言語の将来性も見ていきます。 テクフリでフリーランス案件を探してみる プログラミング言語の難易度ランキング ベスト10 今回は難易度別のプログラミング言語ランキングです。 プログラミング言語の中でも、開発の現場で主に使われるプログラミング言語に焦点を当てて、難易度を三段階に分けてランキングを見ていきます。 難易度 プログラミング言語 ★★★ C++ ★★★ C言語 ★★★ Java ★★★ C# ★★ Go ★★ Swift ★★ Python ★ Ruby ★ JavaScript ★ PHP プログラミング言語:C++ 難易度★★★ 最初に紹介するプログラミング言語はC++です。C++の習得難易度は★★★となっています。 C++は高い保守性・高速でコンパクトなプログラムを実現できること、C言語との互換性があることが大きな特徴です。 そして、C++ではスマホアプリやコンシューマーゲーム、業務系システム、Webアプリケーションなど様々な分野で開発することができ、日常にあるソフトウェア・ハードウェアの至る部分で使用されています。とくにゲーム開発はC++だとしやすくなっています。 このように、C++によって開発できるものの幅が広いので、C++を用いて開発を行っている企業は多く、C++を使えるエンジニアに対する求人も多いです。 また、C++は学習コストが高く、C++を使いこなせるエンジニアが求人数に対して少ないため、転職がしやすいので、将来性は高いと言えるでしょう。 関連記事:C++の将来性について 現状から踏まえて検証した結果 C++の案件を探してみる プログラミング言語:C言語 難易度★★★ 続いて紹介するプログラミング言語はC言語です。C言語の習得難易度は★★★となっています。 C言語は、高速かつコンパクトなプログラムを実装できるという特徴を持ったプログラミング言語の1つです。 プログラムの実行スピードは、あらゆる現場で重視されます。コンピュータ上で動くソフトウェアやゲーム、Webアプリ以外にも、私たちが普段使っている家電・自動車といった電子機器でもC言語は活躍中です。 とくに、C言語はOSやハードウェアの制御分野で活躍し、今後もこの分野ではC言語が用いられていくと見られています。 C言語によって開発できるものの幅広さや、OSやハードウェアの制御分野での活躍を見ると、C言語の将来性は高いと言えるでしょう。 関連記事:C言語の需要と将来性は?【年収データなどをもとに解説します】 C言語の案件を探してみる プログラミング言語:Java 難易度★★★ 続いて紹介するプログラミング言語はJavaです。Javaの習得難易度は★★★となっています。 Javaが開発できる範囲はかなり広く、汎用性のあるプログラミング言語として今も昔も強い人気があります。 このハードウェア大国である日本で、ハードウェア業界の求人がJavaでは一番多く、大きな特徴として他のプログラミング言語に比べるとこの業界での求人が圧倒的に多いです。 特に金融機関では、Javaで作られたシステムが多いため、案件が豊富にあります。 プログラミング言語の習得難易度としては、高い方と言えますが、使いこなせれば、今後も求人には困らない可能性が高いです。 関連記事:Javaの将来性は?【需要の変化や年収について詳しく解説します】 Javaの案件を探してみる プログラミング言語:C# 難易度★★★ 続いて紹介するプログラミング言語はC#です。C#の習得難易度は★★★となっています。 C#は、Webアプリケーション、スマートフォン向けアプリケーション、PC向けアプリケーションなどかなり幅広い領域での開発が可能です。 最近だとゲームがC#によって開発されることが多いので需要が高まっています。 とくに今話題のVRはC#によって開発されることが多く、2016年がVR元年と言われているため、VRの波は今後ますます加速していくでしょう。 ゲーム開発はかなり難易度が高いですが、今後の需要増加を見越すと美味しい選択肢かもしれません。 関連記事:C#の将来性 現状から踏まえ検証してみる C#の案件を探してみる プログラミング言語:Go 難易度:★★ 続いて紹介するプログラミング言語はGoです。Goの習得難易度は★★となっています。 C言語の動作の速さとC言語にはない構文のシンプルさを合わせた言語がGo言語です。C言語を更に便利にしたものがGo言語となります。 古くからあるお堅いイメージのある企業のシステムはC言語で書かれているものが多く、逆にベンチャー企業のような新しい企業ではGo言語を採用している企業が多いです。 そのため、比較的ベンチャー企業が多いインターネット・Web業界でのGo求人が増加してきていることがわかります。 メルカリやYouTubeもGoを使用しているサービスです。 エンジニア向けの学習プラットフォーム「paiza」が発表したプログラミング言語別年収ランキング2022では、Scala、TypeScriptに次いでGo言語が3位となっています。 歴史が浅い言語にしては年収も高く、求人数も増加しています。 このように需要が大きいので転職もしやすく、高待遇になりやすいGoエンジニアをキャリアアップで目指すことは非常におすすめできる選択肢です。 関連記事:Go言語の将来性は?年収データなどをもとにわかりやすく解説します Go言語の案件を探してみる プログラミング言語:Swift 難易度★★ 続いて紹介するプログラミング言語はSwiftです。Swiftの習得難易度は★★となっています。 SwiftはAppleが開発したプログラミング言語です。Appleが開発したプログラミング言語であり、現在、iOSを搭載したiPhoneやiPad向けアプリ開発において利用頻度の高い、主要プログラミング言語となっています。 Swiftは2014年に発表されたばかりの歴史の浅いプログラミング言語ではありますが、日本でのiPhoneのシェア率の高さ、iOSアプリ開発の標準開発言語という特別な立ち位置から、将来性は高いと見られていました。 しかし、iPhoneやiPadの新機種の販売台数が伸びず、iOS向けアプリ開発自体減っていることや、他のプログラミング言語でもiOS向けアプリ開発ができることから、将来性が高いとは言えなくなってきました。 そのため、他の汎用言語として様々な分野で利用されている、潰しのきくプログラミング言語を習得するほうがオススメできます。 関連記事:Swiftの将来性について現状から踏まえて検証してみた Swiftの案件を探してみる プログラミング言語:Python 難易度★★ 続いて紹介するプログラミング言語はPythonです。Pythonの習得難易度は★★となっています。 Pythonは少ないコード量で開発ができる、コードがシンプルで読みやすいといった特徴のあるプログラミング言語です。 ここ数年、現場で多く使われるケースが増えてきました。Webアプリケーション開発のみならずに、データ解析や人工知能関連のライブラリが増え、それらの分野にて使われることが多いです。 関連記事:Pythonの将来性は高い?他言語との比較や業界の動向を詳しく解説します Pythonの案件を探してみる プログラミング言語:Ruby 難易度★ 続いて紹介するプログラミング言語はRubyです。Rubyの習得難易度は★となっています。 Rubyは関数型と命令型のバランスが絶妙に取れているオブジェクト指向スクリプトで、直感的に記述できることと生産性の高いことが大きな特徴となっています。 スクリプト言語の中でも、学習のしやすさが大きな特徴となっているRubyですが、Rubyを用いる求人数は減っていることを考えると、将来性が高いとは言えません。 ただし、現在Rubyにて開発がされているWebサイト、Webサービスの改修作業はRubyで行いますし、スタートアップ企業を中心に使われているプログラミング言語なので、今後も一定の求人はあるでしょう。 関連記事:Rubyの将来性は?年収や業界の動向についてわかりやすく解説 Rubyの案件を探してみる プログラミング言語:JavaScirpt 難易度★ 続いて紹介するプログラミング言語はJavaScriptです。JavaScriptの習得難易度は★となっています。 JavaScriptは今日ほとんどすべてのWebサイトで使われているプログラミング言語です。JavaScriptはWebページを便利にしようという目的で開発され、サイト内の動的な動きを表現することができます。 更に、JavaScriptはNode.jsという環境を使うことによって、サーバーサイドでも動かせるようになったので、JavaScriptが使用できる幅は広いです。 今後も、Webサイト制作や、サーバーサイドでの開発に使われていくと見られるので、将来性は高いと言えるでしょう。 関連記事:JavaScriptの将来性は?需要や年収について詳しく解説 JavaScriptの案件を探してみる プログラミング言語:PHP 難易度★ 続いて紹介するプログラミング言語はPHPです。PHPの習得難易度は★となっています。 PHPは、Web開発でよく用いられているスクリプト言語の一種です。 スクリプト言語には、ほかにもJavaScriptなどがありますが、JavaScriptとの大きな違いはプログラムがどこで実行されるかという点にあります。 JavaScriptの場合は、クライアント(ブラウザ)側で実行されるため、誰でもコードの内容を見ることが可能です。 一方、PHPはサーバーサイドで実行され、クライアント側ではプログラムの結果だけを表示します。したがってどのようなコードが書かれているのかが見えない特徴を持ちます。 現在Web上にある多くのWebサイトはPHPによって実装されているものが非常に多いです。簡易的なWebサイトは今後もPHPによって制作されていくと見られているので、将来性は暗くないでしょう。 関連記事:PHPに将来性はない?【需要について年収データから解説します】 PHPの案件を探してみる 目的別おすすめ言語 Web開発 Web開発には、JavaScript、PHP、Goが向いています。 JavaScriptはフロントエンドに特化し、Webサイトやアプリケーションの動的な挙動を実現可能です。 PHPはサーバーサイドで使用され、Goは軽量で高速な処理が可能なため、Webサービスやマイクロサービスの開発に適しています。 アプリケーション開発 アプリケーション開発には、JavaとSwiftが最適です。 Javaはクロスプラットフォームの開発に特化しており、Androidアプリやデスクトップアプリの開発に使用されます。 Swiftは、Apple製品向けのアプリケーション開発に適しており、iOSアプリやMacアプリの開発が可能です。 機械学習 機械学習には、Pythonが向いています。 Pythonは多数の機械学習フレームワークやライブラリを備えており、機械学習モデルを容易に実装できます。 機械学習に興味がある場合は、Pythonを学んでおけば間違いないでしょう。 ゲーム開発 ゲーム開発には、C++とC#がおすすめです。 C++は高速でメモリ管理に優れており、多くのゲームエンジンで使用されています。 C#はMicrosoftによって開発され、Unityエンジンの公式言語として採用されており、オブジェクト指向言語の特徴があるため、ゲーム開発に最適です。 プログラミング言語の難易度と将来性を両軸で考える 今回はランキング形式で、プログラミング言語の難易度について見てきました。いかがでしたか? 習得難易度の低さ、将来性の高さの両軸で考えると、Go、Python、JavaScript、PHPが習得すべきプログラミング言語の候補として上がってきます。 自分がどのプログラミング言語を学習したらいいのか、ぜひ今回の記事のプログラミング言語難易度ランキングと、各プログラミング言語の将来性を参考にしてみてください。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
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フリーランス向けの福利厚生とは?おすすめサービスを紹介します

会社員と比べてフリーランスが劣る点の1つは、特定の会社の福利厚生を受けられないことがあげられます。会社に属していれば、従業員のために用意してくれる社食や社員旅行、住宅補助、家族手当なども受けられます。 「フリーランスに比べて会社員は給料が少ない」と言われることは珍しくありませんが、給料自体は安くとも、充実した福利厚生に価値を見いだす人もいます。中には「今住んでいる社宅が気に入っているから、退職したくない」と考える人も。 では、フリーランスがサラリーマンのような福利厚生を受けることはできないのでしょうか?実はそんなことはありません。フリーランスでも利用できる「福利厚生サービス」に加入すれば、会社員に劣らないほどの福利厚生を受けることができます。 ここではフリーランスにとっての福利厚生の必要性と、おすすめの福利厚生サービスを取り上げていきます。 テクフリでフリーランス案件を探してみる フリーランスの福利厚生とは? 「会社が厚意で用意してくれているもの」というイメージがある福利厚生ですが、実は法律で定められている制度だったりします。これを「法定福利」と呼び、健康保険や労働者災害補償保険(労災保険)といった社会保険への加入のことを指します。 一方で通勤手当や社宅などの社会保険以外の制度を「法定外福利」と呼びます。私たちが一般にイメージする福利厚生は、法定外福利に当てはまるものがほとんど。書籍購入費補助や社割、保養所といった福利厚生制度に関しては、会社が独自に提供してくれるものとなります。 法定外福利に該当する福利厚生の中には、フリーランスからすれば「いいなあ」と思えるものは多くあります。割安で利用できる社員食堂や、お金をもらいながら新しいことを学べる研修制度などは、フリーランスの立場ではなかなか手に入らないものだからです。 ですがフリーランスと会社員との大きな差は、法定福利のほうにあります。会社に勤めていれば、社会保険料は労使折半することになります。高額な厚生年金や健康保険の半額を会社が支払ってくれるため、個人での負担は大幅に軽減されます。 しかしフリーランスの場合、社会保険料は全額負担しなければなりません。さらに年金に関しては、いわゆる「3階部分」にあたる企業年金にも加入することで将来受け取れる年金額を増やすことができるのも、会社員ならではのメリットです。 社会保険料を算出する際には、前年の収入を税務署に申告して、所得額を決める必要があります。フリーランスはすべて自分で確定申告しなければなりませんが、会社員なら「年末調整」という仕組みで、会社が確定申告と納税までを代行してくれる仕組みも存在します。 こうした法定福利、法定外福利はフリーランスには用意されていないものですが、いずれも事業の経済状況を改善してくてたり、フリーランス自身の健康を守ってくれたりと大切な役割を果たします。 「だけど、フリーランスでは使えないんでしょ?」と思われるかもしれませんが、実はどんな組織にも属していないフリーランスでも加入できる福利厚生サービスが、近年増加傾向にあるのです。 おすすめの福利厚生サービス 次からは個人のフリーランスでも加入できるおすすめの福利厚生サービスを取り上げていきます。 (1)CLUB CCI 「CLUB CCI」は、簿記検定などを主催することでも有名な商工会議所が提供している福利厚生サービスです。全国の商工会議所で加入することができ、個人事業主も入会可能。 サービスの内容や充実度に応じて、「バフェプラン」「バフェプランLite」「えらべる倶楽部」の3つのプランから選ぶことができるため、自分にあった福利厚生を手に入れることができます。本人に加えて、両親や孫、祖父母など2親等以上の家族で利用できる点も魅力です。 (2)ベネフィット・ステーション 福利厚生代行会社の株式会社ベネフィット・ワンが提供するのが、「ベネフィット・ステーション」という福利厚生サービスです。個人で入会できる「プライベート」プランであれば、月額324円の140万件のサービスを利用可能。 エンタメ、レジャー、トラベル、グルメ、語学など多岐にわたる分野で割引サービスが用意されているので、うまく利用すれば324円以上の価値を手にすることも難しくありません。楽天スーパーポイントなどに交換できるポイントプログラム「ベネポ」も便利ですよ。 (3)クラブオフ 株式会社リロクラブが運営する福利厚生サービスが「クラブオフ」です。「VIP会員」と「スタンダード会員」の2種類から会員種別を選ぶことができ、自分にあったサービスを受けることが可能。 ベネッセやJ:COMといった私たちの暮らしに密着した企業のサービスも利用できる点が特徴です。20万ヶ所以上のホテルや映画館などで優待サービスを受けることができ、Amazonギフト券が1%引きで購入できる点も見逃せません。 (4)フリーランストータルサポート クラウドソーシングサイトを運営するランサーズ株式会社は、フリーランス向けの福利厚生サービス「フリーランストータルサポート」も提供しています。「ランサーズで過去3ヶ月連続で5,000円以上の報酬を獲得」という加入条件を満たすと、前出の「クラブオフ」を利用することが可能。 そのほかにも、会計・法律関連のサービスである「Freelance Basics」や、フリーランス向けのオンライン融資サービス「フリーランスレンディング」を申し込むこともできる内容となっています。 (5)フリーランスライフサポート 同様にクラウドソーシングサイトを運営する株式会社クラウドワークスも福利厚生サービスを用意しています。「フリーランスライフサポート」でも、「クラウドワークスで毎月3,000円以上の報酬を獲得されている方が対象」という加入条件があります。 「お仕事サポート」「スキルアップ支援」「福利厚生・ライフサポート」の3分野でサービスを利用することが可能。ランサーズの福利厚生サービスに比べると、スキルアップ支援が用意されていることが特徴と言えます。 フリーランスの福利厚生を選ぶポイント ここでは5種類の福利厚生サービスを紹介してきましたが、これだけ数があるとどれを選んだらいいのかわからなくなってしまう方も多いでしょう。自分に最適な福利厚生サービスを選ぶためには、どんな点に注意したらいいのでしょうか? フリーランスが加入する福利厚生サービスを選ぶ際には、まずは普段から利用しているプラットフォーム上で用意されているものがないかをチェックすることが大切です。たとえば、すでにランサーズを使って仕事を請け負っているという場合には、無料で利用できるランサーズの「フリーランストータルサポート」を使うべきです。 ランサーズやクラウドワークスを利用していないという方は、これまでの勤務先で利用したことのある福利厚生サービスを優先して選ぶと良いでしょう。一度使ったことのある福利厚生サービスであれば、使い勝手がわかり、安心して使えるというメリットがあります。 過去の会社でも福利厚生サービスを利用してこなかった場合には、まずは複数の福利厚生サービスの資料を取り寄せてみたり、1ヶ月のみの期間限定で加入して実際に試してみることをおすすめします。福利厚生サービスによって受けられるサービスは異なりますので、自分に合ったものを慎重に選びましょう。 まとめ:無料で利用できるものも フリーランスは福利厚生がない身分ではありますが、最近は福利厚生サービスを利用することにより会社員と同等の福利厚生を受けることができるようになっています。中には無料で利用できるものも少なくありませんので、ぜひとも活用しましょう。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
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フリーランスには税理士が必要?費用などについて詳しく解説します

税理士って何してくれるの? フリーランスとして活動すると、確定申告という所得税を確定させ、確定させた所得税を国に申告し、収める行為が必要になってきます。サラリーマンの方は所得税の計算と納税を会社のバックオフィスがしてくれるため、自分で確定申告をする必要がありません。しかし、フリーランスの方で一定以上の収入がある方は確定申告をする必要があります。 確定申告では所得税に関して確定させるものですが、それに伴ってその年の国民健康保険料、住民税、事業税なども自動的に算出されるため、非常に大事な制度となっています。 そこで、気になることが確定申告が面倒なので、税理士に頼みたいけれど実際どうなんだろう? ということです。自分で確定申告をやった方が早いのか? 確定申告に関することは税理士が全部やってくれるのか? など疑問が生じると思います。今回はそんな疑問にお答えしていきます。 まず、税理士がどういうことをしてくれるのかという点についてみていきます。税理士は会社と個人の支払い税金を過不足無く正確に算出してくれます。税理士資格を持っている方しか税理士にはなれないため、税金に関しての専門家と言え、安心して任せることが出来ます。税理士が出来ることは確定申告書の作成・確定申告代行・記帳代行・税金に関する相談となります。それぞれ見ていきます。 税理士はフリーランスの方が収入額と経費額を日々記帳したものを元に確定申告書を作成してくれます。記帳を代わりに行ってくれる記帳代行専門業者もありますが、税理士資格がないため確定申告書の作成までは行ってくれません。また、税理士は作成した確定申告書を元に確定申告まで一気通貫で行ってくれます。確定申告に関して自分で行う必要がないため、記帳代行から確定申告まで税理士に全てをお願いしてやってもらうフリーランスの方は多いです。 また、税理士は会社と個人の支払い税金を過不足無く正確に算出してくれるため、記帳代行に関しても、自分で記帳をする場合に比べて記帳代行をお願いする場合では経費計上額が増加する可能性があるというメリットもあります。自分で領収書やカード明細をかき集める必要はあるものの、節税対策として見ると大きなメリットとなります。 税理士によっては節税対策に関して相談出来ることもあります。具体的には、保険・固定資産・受注元との契約内容の見直し・税務署に提出する書類に関してなど確定申告の際に支払う税金に関わってくるものに対して相談ができます。これは非常に便利です。 テクフリでフリーランス案件を探してみる 費用はいくらかかるのか? 確定申告の作業を自分自身で行う場合は当然ながらお金がかからないで作業することになりますが、税理士に確定申告関連の作業を頼む場合は費用が発生します。 フリーランス向けの記帳代行サービスは月5000円〜10000円が相場となっており、確定申告まで含めると年60000円〜120000円が相場となります。 記帳は自分でやるので、確定申告の作業のみをお願いしたいという場合はこの半額くらいが相場となります。ただ、記帳作業はかなり面倒であるということと、自分で記帳作業をする場合に比べて記帳代行をお願いする場合では経費計上額が増加する可能性があるというメリットから記帳代行サービスを含めた確定申告を税理士にお願いすることがオススメです。 稀に税理士資格がないにもかかわらず、記帳代行サービスのみならず確定申告に関する作業を行っている企業があるそうです。このような業者は相場よりも安く作業を行ってくれる場合が多いのですが、税理士法に違反しており、信頼できる業者ではないので、税理士資格を持っている企業にお願いするようにしましょう。 依頼する基準は? ここまで、税理士がしてくれることと税理士に頼んだ場合の費用をご紹介しましたが、税理士に依頼するには費用がかかるため気軽に依頼するフリーランスは少ないと思います。実際にどういった基準によって依頼するか否かを決めればよいのかということをここではご紹介します。 結論から言うと、収入額が1000万円を超えてきたら税理士に依頼することを考えると良いです。もし収入額が低い場合に税理士に依頼したところで、税理士費用が圧迫してしまうため自分で確定申告作業を行ったほうが良いです。この収入額の基準は1000万円程度です。 実際に収入額が1000万円を超えてくると、それに伴い記帳作業も多くなり、更に事業拡大のために従業員を雇うと経費計算がややこしくなり、記帳作業にさく時間が増えてしまいます。また、収入が大きくなればなるほど支払う税金額も大きくなるので、記帳代行をお願いすることで自分では気づかなかった経費を計上してもらったり、税金に関する相談をするなどして節税対策をしなければ手取りを増やすことが難しくなります。 実際に収入額が上がると税務署から目をつけられやすくなり、税務署の税務調査がくる場合はあります。この調査に一人で対応することは難しく、節税対策を見越した上でも、税理士にお願いすることが好ましいです。 また、税理士に依頼することで経理作業から離れることが出来、時間が出来るので自分の事業に専念することが出来ます。収入額が1000万円を超えてくると、年60000円〜120000円の費用で経理作業に関わることを税理士にお願いするのは大きな負担ではなく、むしろ経理作業に自分の時間を費やしてしまうことが大きな負担となってしまいます。このような場合は税理士に頼んでしまいましょう。 丸投げしても大丈夫? 税理士に税金に関することを全て丸投げしても大丈夫なのか? ということ関してですが、結論からいうと大丈夫です。税理士が出来ることは確定申告書の作成・確定申告代行・記帳代行・税金に関する相談となります。そのため、普段の記帳作業から確定申告まで全て税理士が行ってくれます。 自分で領収書やカード明細をかき集める必要はあるものの、それらを元に記帳作業に関しては全て行ってくれます。記帳作業自体は慣れていないとかなり面倒なので、自分でやると時間がかかります。その分記帳代行することによって、時間が出来るので自分の事業に専念することが出来ます。 フリーランスの場合は年間10万円ほどあれば税理士に全て依頼することができるので、記帳作業をする時間と確定申告に関する作業をする時間の合計で自分の事業で10万円以上を稼げるのであれば、事業に専念した方が得です。このような方は税理士に丸投げしちゃいましょう。 まとめ <中級編>フリーランスの確定申告 税理士に頼んでみる! というテーマで今回はお伝えしました。いかがだったでしょうか? 今回お伝えしたかったことは以下のとおりです。 税理士が出来ることは確定申告書の作成・確定申告代行・記帳代行・税金に関する相談となり、普段の記帳作業から確定申告まで全て税理士が行ってくれる記帳代行することによって、時間が出来るので自分の事業に専念することが出来る フリーランスとして活動していて利益が出ている方はほとんど確定申告をする必要があり、日々記帳作業を行うことと自分自身で納めるべき税金を計算をすることはかなり面倒だと思います。 また、経費を計上して納税額を出来るだけ下げたいが、どこまで経費として計上することができるのかわからない方は多いでしょう。そんな方に確定申告を税理士に任せるかを今回の記事判断していただき、是非税理士に頼んでみてください。 ぼたん
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フリーランスの廃業に必要な手続きは?税金周りについても解説します

フリーランスとして働き続けていて、成功する場合や、失敗する場合、はたまた事業を譲ることになった方もいます。 フリーランスとしてある程度の売上が出てきて成功した場合は、フリーランスとしての事業を法人化することで続けようと検討することもあると思います。 一方で、クライアントの倒産や自分自身の病気によって仕事ができなくなる可能せなど、フリーランスは売上が上がらなくなるリスクと常に隣り合わせであると言えます。 ですので、そのような場合に売上が上がらずに失敗し、会社員に戻るために、フリーランスをやめるという方もいると思います。 どちらの場合もフリーランスをやめて、法人化するか会社員に戻るかという選択になり、フリーランスをやめる際には手続きが必要となってきます。 それが廃業届の提出です。今回はそんなフリーランスの廃業届について、どのような手続きを踏むのか、また確定申告などの税金面はどうするのかお伝えしていきます。 テクフリでフリーランス案件を探してみる フリーランスの廃業届とは? フリーランスとして開業する場合は、税務署に開業届を出します。 開業届を出さなくてもフリーランスとして仕事はできますが、白色申告もしくは青色申告を行えるようになることで「節税対策になる」「小規模企業共済制度によって掛け金に応じて退職金が貰える」といったメリットがあるため、多くのフリーランスは税務署に開業届を出します。 同じように、フリーランスとして廃業する場合には、税務署に廃業届を提出する必要があります。 この廃業届を提出することによって、税務署側はフリーランスとしての収入が途絶えると理解し、確定申告のお知らせや、納付書などの発送が無くなります。 仮に、廃業届を提出せずに、フリーランスから会社員に戻り、仕事を続けていると、毎年、確定申告のお知らせや、納付書などが税務署から送付されてきます。 この状態で納付書を提出していなければ、税務署から申告のお尋ねが来る場合があるので、廃業した際は必ず廃業届を税務署に提出しておくようにしましょう。 廃業届の手続きと注意点 廃業届を税務署に提出する際に、どのような手続きを取るのかということと、注意点に関してここではお伝えします。 廃業届の手続き まずどのような手続きを取るかということですが、「個人事業の開業・廃業等届出書」という書類に必要事項を記入の上、税務署に提出します。税務署への提出期限は廃業から1ヶ月以内が期限とされています。 書類の名前が「個人事業の開業・廃業等届出書」となっていますが、廃業届は開業する際に提出した開業届と同じ書類となっています。ここでは、届出の事由を「廃業」として記入して提出します。 同時に、青色申告をしていた方は「青色申告取りやめ届出書」、消費税を納めていた方は「事業廃止届出書」、フリーランスとして従業員に給与を支払っていた方は「給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書」を提出します。 廃業届の注意点 フリーランスとして廃業すると決めた場合に、冒頭でお伝えしたとおり、様々なパターンがあります。 フリーランスとして働き続けていて、成功する場合や、失敗する場合、はたまた事業を譲ることになった方もいます。 フリーランスとしての事業を法人化することで続けようという場合は、廃業届を提出するだけでは不十分であり、法人化の手続きもする必要があります。 その際は、法人設立の手続き、資産を個人から法人へ移す手続きをし、税務署に法人設立届や青色申告承認申請書などを提出する必要があります。これらを経て、ようやくフリーランスから法人化が完了したと言えます。 また、事業を譲ることになり、フリーランスとして廃業するという場合は、廃業届の提出に加え、事業を譲られた方が開業の手続きをする必要があります。 そして、このどちらでもなく、フリーランスを辞めて会社員に戻るといった場合には、廃業届の提出のみで良いですが、廃業届を出すと、廃業の日の後に経費が発生しても認められない場合が注意点として挙げられます。 廃業の日は自由に決められるので、完全に事業を終了した状態で廃業届を提出することが望ましいです。 テクフリでフリーランス案件を探してみる 確定申告はどうする? 廃業届を提出した後に、確定申告は続けるべきなのかどうなのか気になると思います。 結論から言うと、廃業届を提出する理由によります。フリーランスとして廃業すると決めた場合に、冒頭でお伝えしたとおり、様々なパターンがあります。 フリーランスとして働き続けていて、成功する場合や、失敗する場合、はたまた事業を譲ることになった方もいます。 フリーランスとしての事業を法人化することで続けようという場合は、法人化手続きにおいて、青色申告承認申請書を提出することで再び確定申告がなされるようになります。 また、事業を譲ることになり、フリーランスとして廃業するという場合は、事業を譲られた方が開業の手続きを行うので、その際に青色申告承認申請書を提出することで青色申告にて確定申告を行えます。 青色申告承認申請書を提出しない場合は白色申告にて確定申告を行うことになります。 最後に、このどちらでもなく、フリーランスを辞めて会社員に戻るといった場合には、廃業届を提出する際に「青色申告取りやめ届出書」も同時に提出することになるので、提出以降は確定申告がありません。 まとめると、フリーランスとしての事業を法人化することで続けようという場合は、確定申告が続く。事業を譲ることになり、フリーランスとして廃業するという場合は、事業を譲られた方のみ確定申告が続く。どちらでもなく、フリーランスを辞めて会社員に戻るといった場合には、廃業届提出以降は確定申告がないとなります。 廃業する前に備えたい 小規模企業共済制度 フリーランスは会社員に比べ、受け取れる年金額が少なく、退職金制度もないため、不安要素が多いと言えます。 そこで、掛け金に応じて退職金が貰える小規模企業共済制度を利用することを強くおすすめします。廃業になった際は収入が途絶えてしまう場合が多いので、退職金があると少しでも安心すると思います。 更に、小規模企業共済制度での掛け金は全額、課税対象の所得から控除され、節税に繋がります。フリーランスとして安心して活動する上ではかかせない制度と言えます。 まとめ:税制面の知識は必須 今回は「フリーランスの廃業届 徹底解説」というテーマで見てきました。今回伝えたかったことは以下のとおりです。 廃業届を提出することによって、税務署側はフリーランスとしての収入が途絶えると理解し、確定申告のお知らせや、納付書などの発送が無くなる 廃業届を提出する理由によって、今後も確定申告が続くかどうかが決まる フリーランスとしての開業方法は多くの人は知っていますが、廃業方法を知っている方は少ない印象です。 フリーランスとして働くにあたって、税制面の知識は自分自身の収入を上げるためにつけておかなければならないものとなるので、廃業届に関して今回でぜひ理解しておきましょう。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
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【最年少から最高齢まで】フリーランスエンジニアの年齢について

フリーランスエンジニアの平均年齢 政府統計としてフリーランスエンジニアの平均年齢は調査対象にはなっていませんが、IT業界におけるソフトウェア作成者の平均年齢は、経済産業省の『IT人材を巡る現状について』で公表されています。 エンジニアを含むソフトウェア作成者の平均年齢は37歳。フリーランスエンジニアとして独立するのは、実務経験を経ていることが前提となるため、平均年齢としてはこれよりも若干高い38~40歳程度と予想することができます。 ただ近年は2~3年程度の実務経験を経てフリーランスとして独立するケースも出てきているため、今後フリーランスエンジニアの平均年齢は、正社員としてのエンジニアより低くなる可能性もあるといえるでしょう。 テクフリでフリーランス案件を探してみる フリーランスエンジニアの最年少は? フリーランスエンジニアの年齢は30~40代が多くなりますが、最年少は10代です。 就業形態がフリーランスかどうかは不明ですが、国内で大きな実績を残しているエンジニアの最年少は14歳です。 福森匠大さんは2011年当時、プログラミング言語Rubyの開発コミュニティへの参加で注目を集めました。中学2年生の時点で開発のコアメンバーに迎えられただけでなく、ネットで知り合った仲間と小規模でありながらWebサイトやWebサービスを立ち上げています。 そして14歳よりは年齢が上になりますが高校1年生でドワンゴからスカウトされたケースもあります。山中勇成さんは15歳の頃ツイッターでニコニコ動画の脆弱性などを度々指摘。するとドワンゴから連絡が入り高校生のうちからアルバイトのエンジニアとして活躍しています。 そしてフリーランスエンジニアではありませんが、国内ではゲームアプリの開発で注目を集める小学生も誕生しています。菅野晄さんは小学校5年生の時点でゲームアプリ「回一首(マワリッシュ)」を開発。アプリ甲子園でファイナリストに選ばれるなど頭角を表しています。 海外で学生時代からエンジニアとしての才能を発揮した人物としてはSNSサービス「Facebook」を創設したマークザッカーバーグ氏がいます。彼はハーバード大学に入学してから、学生のリストを参照できるサービスを開発。その後、同大学の女子学生格付けサイトを開発。そのサイトは大学側で問題となり、すぐに閉じられることになりますが、その後これまでの開発経験をべ―スにFacebookを立ち上げています。 このようにエンジニアとしての才能を10代のうちから発揮するケースは近年では珍しくなくなってきています。 2020年からは小学校でプログラミング教育が必修化されることが決定しています。 イギリスでは2014年の時点から、プライマリースクール(小学校)に教科としてプログラミング学習を含む「Computing」が創設されています。 その他の諸外国でも同様に、プログラミング教育を国策として重視しているケースは少なくありません。 小学生からコンピューター&プログラミングに慣れ親しむ学生が増えれば、今後フリーランスエンジニアの最年少記録は更新されていく可能性は高いといえるでしょう。 参考:文部科学省『教育の情報化の推進』 文部科学省『諸外国におけるプログラミング教育に関する調査研究』 フリーランスエンジニアの最高年齢は? 立場はフリーランスエンジニアの枠に収まりませんが近年ニュースでも取り上げられた人物として、世界最高齢プログラマーである若宮正子さんがいます。彼女は還暦を迎えた60歳からパソコン操作やプログラミングの学習を開始。 2016年からiPhoneアプリの開発を始め、ゲームアプリ「hinadan」をリリースしています。 「hinadan」は高齢者でも勝てる、楽しめるアプリとして開発された雛人形を正確に配置するシンプルなゲーム。 ゲームの内容はシンプルでありながら、アプリはSwiftやXcodeを駆使して作成されています。 このような実績から、Apple社の世界開発者会議に招待され最高齢プログラマーとして紹介されるだけでなく、国内政府機関による「人生100年時代構想会議」の構成員も務めています。 彼女の功績は80歳を越える高齢者でもアプリ開発できることを、証明したことにあるといえるのではないでしょうか。 また海外の有名エンジニアとしてはC言語を開発したデニス・リッチーという人物がいます。彼は2007年の67歳に引退して70歳で逝去しています。また同じくC言語の開発に携わったケン・トンプソン氏は2018年現在75歳ですが、Googleに所属しています。 エンジニアの現役の寿命は40歳までと言われることもありますが、このような高齢でも活躍する人々がいることからも、60代以降でもフリーランスエンジニアが活躍できる可能性は充分にあるといえるでしょう。 フリーランスエンジニアの適正年齢と定年について フリーランスエンジニアの適正年齢は基本的にはありません。これまでは30代~40代が適正な年齢と考えられる節もありましたが、働き方が多様化してきている昨今では20代からフリーランスを目指す人も多くなってきているからです。 しかし基本的にフリーランスとして独立するためには実務経験が必要です。フリーランスとして独立する自信を持つためには、5年~10年程度経験が必要だと考える人が少なくありません。 3年~4年程度だとメンバーとしての経験を重ねることができたとしても、プロジェクトマネージャーなど管理業務までは経験することができないからです。 ▼ 30代〜40代でフリーランスを目指すひとが多い そのため現状では、30代~40代からフリーランスエンジニアとして独立を目指す人が多くなっています。 またフリーランスエンジニアは雇用契約を企業と締結するわけではないため、定年はありません。エンジニアの最高齢が70歳を越えていることからも分かるように、市場に求められるスキルを持っていれば、定年は関係なく働き続けることができます。 年金支給開始年齢の引き上げや、シルバー世代も労働人口として考えるようになってきた社会の変化を鑑みると、定年なく働けることはフリーランスエンジニアの大きな魅力だといえるでしょう。 フリーランスとして独立を目指すならキャリアプランをつくろう フリーランスエンジニアは定年なく働くことができる魅力的な働き方ではありますが、正社員とはまったく違う働き方になります。 案件単位で仕事をするようになるため、複数の案件対応を掛け持ちすることもあれば、継続的に受注してきた案件が突然終了することもあります。 そのため常に市場から求められるようなスキルを身につけておくことが欠かせません。 最近はプログラミングスクールなどが充実してきているため、独学でもエンジニアとしてのスキルを磨くこともできますが、フリーランスエンジニアとして案件を受注できる条件として、実務経験が求められることがほとんどです。 そのためフリーランスエンジニアとして独立するためにはキャリアプランを持つことが欠かせません。弊社が提供しているIT人材エージェントサービス『techcareer』では求人の相談だけでなく、フリーランスエンジニアを含む働き方の相談にも対応しています。 エンジニアとしてキャリアプランをしっかりと持ちたい、というは是非『techcareer』をご活用ください。 【まとめ】フリーランスエンジニアは年齢を問わず活躍できる フリーランスエンジニアは10代の小学生から高齢者まで、年齢を問わず活躍することができます。老後もしっかりと生計を立てる必要があることを考えても、フリーランスエンジニアは魅力的な働き方だといえるでしょう。 エンジニアのキャリアは何歳からスタートしても、情熱があれば活躍するチャンスは年齢問わず平等に開かれています。これからフリーランスエンジニアを目指すなら、まずはしっかりとキャリプランをつくることから始めてみてはいかがでしょうか。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
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フリーランスに屋号・商号は必要?メリットや注意点をわかりやすく解説

フリーランスになるために税務署に開業届を出す際には、「屋号」を記す欄が存在することに気づきます。絶対に必要なものというわけではないので空欄にして提出するフリーランスも多いのですが、「いったいどういう意味があるの?」と気になるかもしれません。 そこで今回は、フリーランスにとっての屋号と、それによく似た「商号」について、どんな役割があるのかを解説していきます。 テクフリでフリーランス案件を探してみる 屋号と商号の違いは? 「屋号」というのは、個人事業主のフリーランスが用いる商売上の名前のようなものです。「○○株式会社」の個人版とイメージするとわかりやすいでしょう。IT系フリーランスなら「○○システム」「○○デザイン事務所」といった屋号が考えられますね。 屋号は個人の自由でつけることができますが、会社組織と間違われるような言葉は使ってはいけない決まりになっています。「○○株式会社」のように、個人ではなく法人格を持った組織であるように誤認される屋号は禁止されているのです。 また、ブランド名やキャラクター名など、商標権で守られている言葉も使ってはいけません。著作権や肖像権で守られているものをコピーして勝手に販売してはいけないように、商標権を侵害するような名称はNGです。 これらのルールを守れば、屋号は個人が自由に決めていいことになっています。アルファベットを使ってもOKですし、長さも自由に設定して構いません。 なお、屋号を登録するためには、「開業届」を税務署に提出する際に、屋号の欄に記入すればOK。屋号を決めない場合は空欄で提出してしまって問題ありません。一度決めた屋号を変更したいときや、事業を始めてから屋号を新しくつけたいという場合には、その年の確定申告書の屋号欄に記入しておきましょう。 一方で、「商号」というのは会社の法人名にあたるものです。屋号のように自由に決められるわけではありませんが、法的な拘束力があり、法務局への登記が必要となっています。事業規模が拡大して法人化する際に、個人事業主の屋号をそのまま商号として登録することも可能です。 屋号には法的な拘束力がないため、仮にまったく同じ屋号を誰か他の人が使い始めたとしても、「やめてくれ!」と言うことはできません。しかし商号であれば、自分の商号と誤認される可能性のある商号を、他人が使うのをやめさせる権利がついてくるという違いがあります。 屋号も商号も、フリーランスを始めるうえで絶対に決めなくてはいけないものではありません。実際、屋号も商号も決めずに活動しているフリーランスはたくさんいます。 屋号をつけるメリットは? では、フリーランスがあえて屋号をつけるとしたら、どんなメリットが考えられるのか? これには大きく分けて3つのメリットがあげられます。 1つ目は、クライアントや銀行に対する信用が高まることです。個人名で活動する個人事業主よりも、屋号を設定して活動している個人事業主のほうが、銀行からの融資が受けやすかったりクライアントからの信用が得やすかったりします。 屋号をそのまま商号として登記した場合にはさらに信用力はアップし、屋号をつけていない人や商号として登記していない人に比べて、間違いなく信頼感が高まります。営業の成功率が高まって、売上増につながることもあるかもしれません。 2つ目は、お金の管理がしやすくなる点です。フリーランスが屋号を設定すると、屋号名義の銀行口座を新たに作ることが可能になります。プライベート用は個人名義の口座を利用し、ビジネス用には屋号名義の口座を利用するなどして、お金の管理がしやすくなるメリットがあります。 領収書を屋号で切ってもらうことも可能ですし、会計ソフトを使って確定申告する際にも、プライベート用とビジネス用とで分類しておけば処理が楽になります。 3つ目は、法人化したあとも実績をアピールしやすいことがあげられます。個人事業主の屋号は、そのまま法人化後の株式会社の名称として引き継ぐことも可能です。そうすることによって、過去の実績を示しやすくなり、営業がうまくいく可能性が高まるメリットが得られます。 長く安定して活動していることは、クライアントにとってはなによりの安心材料になるでしょう。 商号はフリーランスに必要なのか? 屋号と同じく商号も、必ずしも決めなければいけないものではありません。特に商号は、自由に決めたり変更したりできる屋号とは異なり、「登記」という手続きが必要になります。その際には登記料や法務局に出向く手間が発生するので、コストを節約したいと考えるフリーランスには不要でしょう。 もちろん、商号を登記するのが手間に感じないなら、登記するに越したことはありません。商号を登記することで、屋号の場合以上に信用が高まりますし、屋号・商号をめぐるトラブルにも対処しやすくなります。 個人事業主の間から「○○デザイン事務所」という商号で活動し続けて、法人化したあとも「株式会社○○デザイン事務所」という商号を使い続けるということも可能になります。愛着のある名称を長く使い続けたいなら、商号を登記する手間を惜しむべきではありません。 もちろん、今は屋号として名乗るだけにしておいて、将来的に「売上が○○○万円に達したら登記しよう」と考えておくのもよいでしょう。「商号を登記する」というイベントを目標にすれば、日々のモチベーションにもつながるかもしれません。 屋号も商号も、作成することに関してデメリットはほとんどありません。お気に入りの名称を考える時間がかかってしまう程度のことです。商号を登記するなら登記料などのコストはかかるものの、支払うのは一度きりなので大きな出費にはなりません。 決めるか決めないかはあなたの自由ですので、仕事が落ち着いて時間があるときに検討してみましょう。 商号登記の仕方と注意点 自分だけの商号を決めてそれを登記しようと考えた場合、いくつかのルールを守らなければなりません。 法務局で商号を登記するためには、まず印鑑証明書を取得しておく必要があります。印鑑登録は最寄りの市区町村役場で受け付けてくれます。この印鑑証明書と一緒に個人の実印を持参して、「印鑑届出書」「商号登記申請書」を作成します。書き方は窓口で説明してもらうことができますので、心配する必要はありません。 それから、3万円の登記料も必要になります。ただし現金3万円を窓口で支払うのではなく、「収入印紙」を購入して提出しなければなりません。高額な収入印紙になりますので、窓口の方に書類を確認してもらったあとに貼り付けると安心です。 まとめ:フリーランスとしての活動を有利に進める フリーランスは、個人事業主の開業届を出す際、自分だけの屋号を作ることができます。それとは別に、法務局に登記することで商号を設定することも可能です。いずれもフリーランスとしての活動を有利に進めてくれますが、絶対に決めなければいけないものではありません。 多少の時間や費用がかかることを除けば、屋号や商号を設定するデメリットはほとんど存在しません。屋号名義で銀行口座を作れたり、クライアント・銀行からの信用が厚くなったりすることがあるので、特に理由がなければ作成しておくのがベターでしょう。 フリーランス時代の屋号や商号は、そのまま会社を設立した際にも使い続けることができるで、長く愛着をもてるような名称、そして事業内容や提供できる価値を明確に伝えられるような名称を設定できるといいですね。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
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フリーランスエンジニア必見!エージェントを有効活用するためのポイントを解説

エージェントは何をしてくれるの? フリーランスの方が仕事を探す手段として、もっともポピュラーな手段が、人材エージェントの活用だと思います。 とはいえ、サラリーマンなど雇われて働いてきた人にとって、エージェントは無縁の存在なので、「どんな人たちで、なにをしてくれるのだろう」と疑問を持っている方も多いと思います。 そこで、エージェントサービスやその実態を見ていきたいと思います。 簡単に言えば、エージェントサービスは「クライアントを探しているフリーランス」と「フリーランスを探しているクライアント」のマッチングサービスであり、それぞれの希望条件を確認してマッチングを進めるコーディネーターが、エージェントということになります。 なお、「クライアントを探しているフリーランス」のエージェント利用料は無料ですが、エージェントは求職者のためのボランティアではありません。 では、エージェントのお給料はどこからきているかというと、「フリーランスを探しているクライアント」から受け取る紹介料がエージェントのお給料になります。 エージェントからすると、「問題があると思われる人はクライアントに紹介できない」という事情があるため、“約束した時間に面談に来ない”、“持ってくるように伝えたドキュメントを持ってこない”といった、態度の悪い・ミスが多いフリーランスは、良いところを紹介してもらえないどころか、最悪、「我々では面倒を見られません」と伝えられることがあります。 もっとも、そこまで言われることは滅多になく、普通にマナーを守っていれば、相談にやってきたフリーランスに相応しい案件を紹介してもらえます。 テクフリでフリーランス案件を探してみる エージェントは何をしてくれるの? SEを理解してくれるのか ここでは「エージェントはフリーランスとクライアントのマッチングコーディネーターとして、具体的に何をしてくれるの?」という疑問に答えします。 思うにフリーランスから見たエージェントのサービスは“キャリア診断”と“採用試験対策”の二つに分かれると思います。 キャリア診断とは、これまでのキャリアと今後の目指すべきキャリアパス、そして現時点の市場価値(もっというと単価ですね)を勘案して、最適なクライアント・案件を紹介すること、です。 採用試験対策とは、クライアントに採用してもらえるように、履歴書や経歴書といった提出ドキュメントの添削指導および、面接対策を行うこと、です。 エージェントサービスにメールなどでコンタクトを取ると、「履歴書や経歴書を送ってください」だとか、「履歴書や経歴書をもってきてもらって面談をしましょう」と言われます。 面談(遠方の方や時間の調整かつかなかった方だと、電話面談となることもあります)では、履歴書や経歴の内容をベースに、相談に来たフリーランスの能力・スキルセット・経験と、希望する案件の条件(業務内容や報酬面)をエージェントとすり合わせる形になります。 案件の条件がすり合ったところで、エージェントより条件に合う案件がいくつか提示してもらえます。 もちろん、タイミングの問題もあるので、最初の面談中にいきなり条件に合う案件が出てくるとも限りませんが、見つかり次第、都度に連絡してもらえるので、内容を確認し、これと思える案件があれば、応募したい旨をエージェントに伝えましょう。 すると、応募先に合わせて、応募書類(履歴書・経歴書)の書きっぷりを微調整しましょうだとか、面接ではこういう質問されるので、答えを考えておいてください、といった情報を面談(電話面談)やメールなどで連携してもらえます。 上記の流れは、一般的なエージェントサービスの流れで、どこの会社でもあまり大きな差はないと思います。 なお、詳しくはこの後にも触れますが、“相談に来たフリーランスの能力・スキルセット・経験を判断するエージェント側の能力”は、正直なところ、エージェントによりけりであり、当たり外れがあるのが実情です。 エージェントの個性をうまく利用する エージェントも人間ですので、個性や強み・弱みというのはあります。 また、キャリアという意味でも、もともとITエンジニアとしての勤務経験があるエージェントもいらっしゃいますし、まったくそうではなく、人事部畑にいた、人材開発関連のキャリアしか積んでいない、というエージェントもいらっしゃいます。 つまり、ゲーム業界については造詣が深いが、Web業界については一般論しか知らないエージェントもいます。 あるいは、ITエンジニアとしてのキャリア・スキルの話をしても、ITエンジニア経験がなく、資格欄や経歴書を単になぞっていくだけの人もいれば、そこに書かれていない話、「このWebアプリってMVCパータンですよね?」といった技術レベルの会話を行って、詳細にスキル評価してくれる人もいます。 エージェントサービスに申し込みをする際に、あまり深く考えず、インターネット検索で上位に出てきた会社に申し込む方も多いと思いますが、それはどんなエージェントが出てくるかわからない、という意味で結構危険です。 SEを含めたITエンジニアは、最低限、IT人材特化型のエージェントサービスに申し込むことをおすすめします。 さらに、申し込み時に要望を伝えることができるのであれば、「ゲーム案件に行きたいと思っているので、そっち方面に強い方をお願いします」だとか「面接に弱いので、そういった指導の上手なエージェントが良いです」など、求めるエージェント像を伝えて、ミスマッチを防ぐのも手です。 ひとりじゃない! 二人三脚で掴む Good案件 基本的にエージェントは“良い人”のはずです。 「相談に来たフリーランスはお客様だから親切にする」というのが前提ですし、「今回、アサインされた案件が終了して、次に仕事を探すときも自分に声をかけて欲しいから親切に行う」というのもあるかもしれません。 しかし、エージェントの多くは“人に喜んでもらえる仕事をしたい”という思いから、エージェントになった人が多いように感じます。 実際のところ、「お前の仕事を紹介してやるのだから、俺に敬意を払え」と言いたげな様子で、上から目線の不愉快なエージェントもいますが、私の経験則として、そういうエージェントはたいてい良い案件を紹介できないので、さっさと他のエージェントに変えてもらう、あるいはエージェントサービスを変えることをおススメします。 そして、このエージェントなら信頼できる、と思えるエージェントに出会ったのであれば、困っていること、悩んでいることも含めて、本音をぶつけてください。 正直な本音を言わなかったばかりに、全然、思っていたものと異なる案件を紹介されてしまったら、せっかくのエージェントサービスの意味がまるでありません。 エージェント側も、“本音を全部話してくれないから、どういう案件を勧めるべきなのか分からない”と悩むかもしれません。 そういう状態に陥ったら不幸です。 エージェントは採用担当者ではなく、採用活動を手助けしてくれる助っ人なのですから、率直に意見をぶつけましょう。 まとめ:強力な助っ人 今回は、フリーランスの方がよく利用されるであろう、エージェントについて見ていきました。 繰り返しになりますが、エージェントは“フリーランスとクライアントのマッチングコーディネーター”であり、フリーランスから見ると、“仕事の紹介と採用試験対策をしてくれる強力な助っ人”です。 良いエージェントとの出会いが、良い案件との出会いへと繋がることが多いので、エージェント選びは、非常に重要なポイントです。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
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仕事探し

プログラミングの仕事の受注方法は?注意点などについて解説

プログラマーとして働くにあたって会社員として働くか、フリーランスとして働くかという選択肢があります。 フリーランスプログラマーとは企業に属すること無く、自分一人で企業の開発チームに入り、成果物を納品していくプログラマーの事です。実際に自分で案件を取ってくる場合もあれば、エージェントを利用して案件を紹介してもらい、そこにアサインされる場合もあります。 会社員プログラマーの場合は中間管理職や営業担当者がクライアントとの話し合いによって月額単価を決めるため、自分が所属している会社と雇用形態を結びます。一方で、フリーランスプログラマーの場合は直接クライアント企業と契約の交渉を行うため、月の稼働時間や単価、業務内容、契約期間などの契約関わる取り決めは全てクライアント企業との話し合いになります。 フリーのプログラマーとして仕事をしていきたい! と思う方は多いでしょう。ただ、プログラマーとしてフリーになった際に仕事を継続的に受注できるかどうかという悩みに直面すると思います。もちろん継続的に仕事を受注できなければ、安定した収入が得られないため、生活が不安定になってしまいます。 そのような不安はフリーのプログラマーになるにあたって最大の悩みだと思います。不安はあるものの、その不安を解消できれば会社員時代の悩みを解消できる可能性は多いでしょう。なぜなら、フリーのプログラマーは自由と報酬の高さが魅力的だからです。 そこで、今回はフリーのプログラマーがどうやって仕事を受注していき、受注の際にはどのようなことに注意すれば良いのかということを詳しく見ていきます。 テクフリでフリーランス案件を探してみる プログラミングの仕事はどこから受注するか? 続いて仕事をどこから受注するかということに関してです。フリーランスプログラマーとして働くには継続的に仕事を受注することが生活を安定させるために重要になってくるため、仕事の受注先についてここではお伝えします。 プログラミングの仕事の受注方法①:知人・友人から まず、知人・友人からです。学生時代や社会人時代に知り合った知人・友人に声をかけてみると良いでしょう。 例えばWebサービスを運営する企業では、ちょっとした業務を正社員ではなく、業務委託で頼みたいというニーズがあるため、業務委託に関して寛容のある企業に就職している知人・友人に声をかけてみることが受注に繋がります。 また、知人・友人に自分がフリーランスプログラマーとして働いていることをSNSなどで発信することも良いでしょう。このようにして発信をすることで、受注に繋がるケースも多いです。 プログラミングの仕事の受注方法②:前職の企業・前職で繋がりのあるクライアントから 続いて前職の企業・前職で繋がりのあるクライアントから仕事を受注するという方法です。前職を辞める際に関係が良好だった上司や同期から仕事の発注をお願いすることで、仕事の受注に繋がります。 前職の職場からしても、見ず知らずの人よりは、この職場の働き方に慣れていて信頼のある人に仕事を振りたいと思うはずなので、前職に頼むことで仕事に繋げることができるでしょう。 また、前職で繋がりのあるクライアントから仕事を受注することも可能でしょう。そのためには、前職の仕事においてクライアントからあの人に仕事を頼みたいと思わせることが必要でしょう。難易度は高いですが、その分報酬が良いことが多いため、独立をしても仕事に繋げられるようなクライアントと関係を作っておくことは大事になります。 プログラミングの仕事の受注方法③:クラウドソーシングサービスから 最後にクラウドソーシングサービスからです。クラウドソーシングサービスにはクラウドワークスやランサーズといったサービスサイトがあり、そちらには業務委託契約にて取り掛かることができるフリーランス向けの仕事が数多くあります。 仕事の単価は一般的に他の受注方法よりも劣る場合が多いですが、簡単に仕事を受注したいといった場合に、営業活動が必要にならずに仕事を受注できます。 多くのフリーランスプログラマーが登録しているサービスなので、登録しておいて損はないです。 受注していい仕事とだめな仕事、どこで判断する 受注する仕事の判断①:求められるスキル まずは求められるスキルに関してです。受注する仕事によって求められるスキルが異なってきますが、受注する上で一番大事なことは与えられた仕事を完遂することです。その上で、スキルがないと仕事は出来ないため、仕事をするにあたって求められるスキルを持っているかということが最重要です。 もし、スキルが足りずに仕事を受注してしまった場合は仕事を完遂することができない、またはクライアントの仕事に対して高い質を保つことができないため、今後もそのクライアントから仕事を受注するということが難しくなってしまいます。 一度受注した仕事先からは継続的に仕事を受注できると、営業活動をせずに済むため、一回一回の仕事で業務を完遂するために、業務内容に対して自分のスキルで仕事ができるのか?という点は重要になります。 受注する仕事の判断②:稼働時間と報酬 続いて稼働時間と報酬です。フリーランスプログラマーの大きなメリットとしては会社員時代よりも高い報酬を得れるという点があります。そのため、稼働時間に対してどれだけの報酬を得ることができるのかという点はそのメリットを享受するために、非常に重要になります。 継続発注してくれるクライアントに関しては、最初に仕事を発注した単価を基準に今後の仕事の単価も決めていくことが多いので、仕事を受注する際は仕事の稼働時間と報酬について妥協せずに仕事の選定と交渉をするよ良いでしょう。 仕事を受注して失敗した例 続いて仕事を受注して失敗した例についてです。 一番多い失敗は業務がクライアントの求めている基準に達していないということです。その基準に達していないと、仕事を完遂できていない・仕事の質が低いと判断されかねないです。 この失敗を解決するには自分自身のスキルを上げることで、クライアントの業務を完遂するということが非常に重要になります。一度の仕事から継続的な受注や新たなクライアントの紹介に繋がる場合もあるので、この失敗は出来るだけしないことが大事です。 また、妥協して仕事を安い単価で受注したものの、単価が低くて仕事のモチベーションが湧かないといった失敗もあります。ここは最初の仕事の選定と単価の交渉次第であるので、仕事を受注する際は自分自身が納得の行く単価で受注するようにしましょう。 この失敗例を参考にすることで、仕事を受注するときの失敗を減らせるはずなので、是非参考にしてみてください。 仕事を受注して成功した例 逆に受注して成功した例は、失敗の裏返しになりますが、クライアントから信頼をしてもらい、継続的な仕事の受注に繋がったケースと、高い単価で仕事を受注できたケースです。 やはりフリーランスプログラマーとなると、仕事がない期間を極力減らす、単価の安い仕事は受注しないということが大事になるため、この継続的な仕事の受注に繋げる、高い単価で仕事をするということは大事になります。 これらを実現するにはやはりクライアントからの仕事を高い質で完遂し、クライアントに信頼してもらうことが重要になります。 仕事を受注するときには、結局何に注意すればいいのか? 受注していいのか? どこで判断するという見出しでご紹介したとおり、求められるスキル・稼働時間・報酬の3点が仕事を受注する上で重要な視点です。 フリーランスプログラマーとして独立した当初はこの3点を満たしながら仕事をすることは大変かもしれませんが、フリーランスプログラマーとして一流の方は仕事の受注や報酬に困らないという方が多いです。 やはり大事なのは目の前の仕事に対して全力で努力し、高い質を担保することでしょう。この点を意識してみてください。 まとめ:仕事の受注は求められるスキル・稼働時間と報酬が判断基準 プログラミングの仕事を受注 案件の受注方法と注意点 というテーマで今回はお伝えしました。いかがだったでしょうか? 今回お伝えしたかったことは以下のとおりです。 仕事の受注は「知人・友人」、「前職の企業・前職のクライアント」、「クラウドソーシングサービス」からの3点からできる 仕事を受注する上で重要な判断基準は、「求められるスキル」「稼働時間」「報酬」の3点 仕事を継続的に受注すること、高い単価で受注することがフリーランスプログラマーにとって大事 今回の記事を是非今後に役立ててみてください。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
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機械学習エンジニアとは?仕事内容や必要なスキル・資格を徹底解説!

近年、人工知能(AI)は目覚ましい進歩を遂げ、様々な分野で活用されています。その進化を支えているのが、機械学習エンジニアです。機械学習エンジニアは、AI開発におけるスペシャリストとして、機械学習の技術を用いてコンピュータに自ら学習する能力を与える仕事です。 本記事では機械学習エンジニアの仕事内容、必要なスキル・知識、関連資格などについて詳しく解説します。AI技術の発展に貢献したい方、社会を変える仕事に挑戦したい方は、ぜひ参考にしてください。 テクフリでフリーランス案件を探してみる 機械学習エンジニアとは 機械学習エンジニアは、機械学習と呼ばれる技術を用いて、コンピュータに自ら学習する能力を与える専門家です。大量のデータからパターンや法則を見つけ出し、それを基に予測や判断を行うシステムを開発します。 機械学習は画像や音声の認識技術に加えて、自然言語処理など様々な分野で活用されています。機械学習エンジニアは、問題解決や意思決定を、人間の介入を最小限に押さえながら自動化するシステムを構築します。この分野は人工知能(AI)の一部とされており、急速に発展し続けています。 機械学習エンジニアは、アルゴリズムの開発からデータの前処理、モデルのトレーニング、評価、そしてデプロイまで、機械学習プロジェクトのあらゆる段階に関与します。したがって、プログラミングスキルだけではなく統計学の知識やデータ分析スキルなど、関連する様々なスキルが求められるエンジニアといえるでしょう。技術革新の最前線に立って新しい解決策を生み出すことで、社会やビジネスの未来に貢献できるのが、機械学習エンジニアという職種の大きな魅力のひとつです。 機械学習エンジニアの仕事内容 機械学習エンジニアの主な仕事内容は以下のとおりです。 アルゴリズムの開発・実装 機械学習用のデータ収集・加工 機械学習システムのための環境構築 機械学習エンジニアは、 データ分析やアルゴリズムの設計、システム開発を通じて、機械学習モデルを構築して最適化します。これらの複雑なタスクを通じて、予測分析・画像認識・自然言語処理など、多岐にわたる分野でのイノベーションを推進していくのです。それぞれの仕事内容について、より詳しく見ていきましょう。 アルゴリズムの開発・実装 機械学習エンジニアの仕事内容のひとつは、アルゴリズムの開発と実装です。アルゴリズムとは、データからパターンを学習して予測や分類を行うための数学的なモデルです。機械学習には、さまざまなアルゴリズムが存在します。機械学習エンジニアの役割は、問題の性質やデータの種類に合わせて、最適なアルゴリズムを選択することです。 また、選択したアルゴリズムを、PythonやRなどのプログラミング言語を用いて実装します。アルゴリズムの性能を最大化するために、機械学習エンジニアに求められるスキルは以下のとおりです。 膨大なデータからモデルにとって重要な特徴を選び出す ハイパーパラメータと呼ばれるアルゴリズムのパフォーマンスを左右するパラメータを最適な値に調整する クロスバリデーションと呼ばれるモデルを複数のデータセットで評価する 効果的なアルゴリズムの開発と実装はプロジェクトの成功に不可欠であり、機械学習エンジニアには高度な数学的知識とプログラミングスキルが求められるのです。 機械学習用のデータ収集・加工 機械学習の基盤は、高品質のデータにあります。機械学習エンジニアは、学習に用いるデータを収集して欠損値やノイズを除去するなど、必要に応じてデータの前処理を行います。使用するデータの質がモデルの精度に大きく影響するため、非常に重要な工程です。 具体的な作業は以下のとおりです。 データソースから必要なデータを収集する 欠損値やノイズを除去して、特徴量の抽出と選択、正規化や標準化などで学習に適した形式に加工する データの可視化を行い、特徴や傾向を分析する この工程における目的は、アルゴリズムが効率的に学習できるようにデータをクリーンで扱いやすい形式に加工することです。高品質なデータの準備はモデルの精度と一般化能力を大きく左右するため、機械学習エンジニアのスキルの見せどころともいえるでしょう。 機械学習システムのための環境構築 機械学習システムを運用するためには、効率的なコンピューティングリソースと適切なソフトウェア環境の構築が必要です。機械学習エンジニアは、開発したシステムを運用するための環境を構築・整備します。具体的な作業は以下のとおりです。 モデルの訓練と推論に必要なハードウェアリソース(CPU、GPUなど)の選定 並列計算や分散計算を可能にする環境の設定 データストレージとデータフローの管理システムの構築 また、モデルのデプロイメントとスケーリングを容易にするために、コンテナ技術やクラウドサービスの活用も重要となります。近年ではクラウドサービスが主流となってきていますが、セキュリティの問題でオンプレミス環境を採用する企業も多いです。クラウド環境やオンプレミス環境など、システムの運用環境を機械学習エンジニアが決定する場合もあります。さまざまな環境の選択肢から顧客の要望に最適化した環境を構築しましょう。 AIエンジニア・データサイエンティストとの違い 機械学習エンジニアとAIエンジニア、データサイエンティストは似ている職種として認識されることもあります。しかし、厳密にはそれぞれの対応範囲や専門分野は異なります。必要とされるスキルや定義の違いについて、詳しく解説していきます。 AIエンジニアとの違い 機械学習エンジニアとAIエンジニアの違いは、開発における技術や専門分野です。AI開発全般に携わる技術者がAIエンジニアと総称されるのに対して、機械学習に特化した技術者のことを機械学習エンジニアと呼ぶのが一般的です。 機械学習がAIの一部であることから、企業によっては機械学習エンジニアとAIエンジニアがはっきりと区別されないこともあります。 データサイエンティストとの違い 機械学習エンジニアと同様に、データサイエンティストもAIを活用する職種として挙げられます。しかしこちらも、それぞれの職種における専門分野と仕事内容は異なります。機械学習エンジニアが機械学習やAIを活用したシステムの開発を行うのに対して、データサイエンティストはそのシステムを活用してデータを分析することで課題解決に貢献します。 データサイエンティストは技術的なスキルに加えて、企業の経営についてコンサルティングを実施する能力も求められるでしょう。 テクフリでフリーランス案件を探してみる 機械学習エンジニアに必要なスキル・知識 機械学習エンジニアには、複雑なデータセットから洞察を引き出して高度な機械学習モデルを設計・実装するための幅広いスキルセットが必要です。機械学習エンジニアとして活躍するために必要とされる主なスキルや知識は、以下の5つです。 プログラミングスキル 機械学習ライブラリのスキル 統計学の知識 データベース・セキュリティの知識 クラウドの知識 これらのスキルを磨き続けることで、市場価値の高い機械学習エンジニアへと成長できるでしょう。求められるそれぞれのスキルや知識について、さらに詳しく見ていきましょう。 プログラミングスキル 機械学習エンジニアには、プログラミング言語に精通していることが求められます。機械学習関連のプログラミング言語としては、PythonやR言語が挙げられます。中でもPythonは、数あるプログラミング言語の中でも人気の高い言語であり、Numpy、Pandas、Scikit-learnといった豊富なライブラリが、データ分析やモデル構築に広く用いられています。 具体的には以下のようなことができれば、プログラミング言語スキルが十分に備わっていると言えるでしょう。 PythonやRなどのプログラミング言語を用いて、アルゴリズムを実装する能力 オブジェクト指向プログラミングやデータ構造・アルゴリズムの知識 フレームワークやライブラリを活用し、効率的に開発を進めるスキル 機械学習ライブラリのスキル TensorFlowやPyTorchといった機械学習ライブラリを使いこなせる能力は、機械学習エンジニアにとって必要不可欠です。これらのライブラリは、ニューラルネットワークの設計と訓練を大幅に簡素化してGPUを活用した高速な計算を可能にします。 機械学習ライブラリを効果的に使いこなすことで、エンジニアは最先端のアルゴリズムを迅速に実装して複雑なモデルの実験を行えます。ライブラリの最新情報を常にキャッチアップしながら、新しい機能を活用できるエンジニアを目指しましょう。 統計学の知識 機械学習の理論を理解してデータ分析を行うために、統計学の知識が必要となります。確率論、統計的推定、仮説検定などの統計学の概念はデータからのパターンの識別、モデルの訓練と評価、結果の分析などにおいて非常に重要です。後述する統計検定などの資格取得も、知識向上に役立ちます。統計学の理解を深めたいのであれば、資格の勉強を通じて必要な知識を身につけていくのもいいでしょう。 データベース・セキュリティの知識 データベースの設計、SQLなどのクエリ言語、データウェアハウスの知識は、大量のデータを効率的に管理・アクセスするために重要です。また、データを安全に管理するために、データベースやセキュリティに関する知識が必要です。 特にセキュリティの原則を理解して実践で活用するスキルは、機密データの保護とデータ侵害のリスクを最小限に抑えるために不可欠です。情報セキュリティの知識を正しく理解して、データ漏洩などのリスクを防ぐスキルが求められます。 クラウドの知識 AWS、Google Cloud Platform、Microsoft Azureといったクラウドサービスの知識は、機械学習プロジェクトのスケーラビリティと柔軟性を高めます。クラウドコンピューティングを活用することで、リソースを動的に調整して世界中のどこからでもアクセス可能なモデルを構築できます。 クラウド環境で機械学習を構築するためには、クラウド環境におけるセキュリティ対策やコスト管理の知識も必要です。AWSやAzureなどのクラウドサービスの種類や特徴、料金体系などを理解しておきましょう。 機械学習エンジニア関連の資格 機械学習エンジニアになるために資格は必須ではありませんが、関連する資格を取得することで専門的な知識を深めることができ、その後のキャリアアップにおいても役立つでしょう。機械学習エンジニアのスキルを証明する資格として、以下のようなものがあります。 E検定 G検定 統計検定 Python3 エンジニア認定データ分析試験 これらの資格は、基礎的な知識から応用レベルのスキルまで、機械学習やデータ分析に関する幅広い領域をカバーしています。資格を取得していることで、プロフェッショナルとしての信頼性と市場価値を高められるでしょう。以下では、それぞれの資格の内容や難易度についてさらに詳しくご紹介します。 E検定 E検定は、機械学習やデータサイエンスの基礎知識と応用能力を評価する資格試験です。この検定は、データの前処理、統計分析、機械学習アルゴリズムの理解、実践的な問題解決能力を総合的に測ることを目的としています。 業界や学術界での実践的な知識が求められるため、理論だけでなく実際のデータを用いた分析経験が重要になります。データサイエンスや機械学習に興味がある方、キャリアアップを目指す方におすすめです。 G検定 G検定は、人工知能全般に関する幅広い知識を有する「AIジェネラリスト」を対象とした資格です。ディープラーニングを初めとするAIの基本的な概念、歴史、技術トレンド、倫理的な問題、社会への影響など、多岐にわたるトピックについての理解度を問います。この検定は、技術者だけでなく、ビジネスパーソンや教育関係者など、AI技術の基礎を学びたいと考えるすべての人に適しています。 統計検定 統計検定は、統計学の知識と技術を評価する資格です。データサイエンスにおける分析能力の基盤となる、統計的手法に関する理解を証明します。検定のレベルは初級から上級のものまであり、データの収集方法、データの分析方法、統計モデルの構築と評価など、統計学の基礎から応用まで幅広くカバーしています。統計学は機械学習の基礎であるため、機械学習エンジニアにおすすめの資格のひとつといえるでしょう。 Python3 エンジニア認定データ分析試験 Python3 エンジニア認定データ分析試験は、Pythonプログラミング言語を使用したデータ分析のスキルを認定する試験です。この試験では、データ処理、データ分析、データの可視化に関する知識及び、PandasやNumPyといったPythonのデータ分析ライブラリの使用スキルが評価されます。 Pythonは機械学習プロジェクトで最も一般的に使用される言語のひとつであるため、この資格は実務においても高い価値を持ちます。 まとめ 機械学習エンジニアは、AI開発を担うスペシャリストとして、様々なスキル・知識を駆使して、コンピュータに自ら学習する能力を与える仕事です。ご紹介した通り、機械学習エンジニアの仕事内容は多岐にわたるため、プログラミングスキルはもちろん、統計学やセキュリティ、クラウドコンピューティングなど広範なスキルと知識が求められます。 先述の資格勉強などを通じた理論的な知識を身につけながら、実務においてデータを用いた分析や最新の技術トレンドに対する理解を深めていきましょう。機械学習エンジニアはAI技術の発展を支える重要な役割を担っていくため、親和性のあるスキルをお持ちの方はキャリアの選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
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【Linux】公開・秘密鍵の作成方法

公開鍵と秘密鍵とは? 公開鍵暗号化方式で使用するキーペア。公開鍵は、不特定多数に公開しており、対象を暗号化する時に使用します。秘密鍵は、公開鍵で暗号化されたものを、復号化する時に使用します。 したがって、秘密鍵はパスワードの様に第三者に公開せず、大事に保管しておく必要があります。 テクフリでフリーランス案件を探してみる 公開鍵と秘密鍵の作成 shell $ ssh-keygen -t rsa -f hoge.pem -C EMAIL Generating public/private rsa key pair. Enter passphrase (empty for no passphrase): # パスフレーズを入力する。 Enter same passphrase agein: # 確認の為、もう一度! オプション効果-t調査中-fファイル名を指定 そうすると、hoge.pem(秘密鍵)とhoge.pem.pub(公開鍵)が生成されます。 権限の変更 秘密鍵のファイル権限を変更し、自身以外から操作できないようにします。 shell $ chmod 700 hoge.pem 補足 鍵の暗号強度を調べるコマンド $ ssh-keygen -lf /path/to/hoge.pem
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