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RPAエンジニアとは?年収や将来性について徹底解説

RPA(Robotic Process Automation)とは、ロボットによって業務の自動化を実現する技術です。RPAは、人間が繰り返し行うルーチンワークを自動化することで、時間とコストを削減します。例えば、Excelのデータ処理やデータ入力などの作業を自動化するという使い方ができます。 RPAの活用例は、金融機関での口座開設手続きや入金処理、人事部門での給与計算や社員の入退社手続きなどです。RPAを活用することで、これらの作業を効率化し、生産性の向上が図れます。RPAエンジニアはRPAの技術を活用して企業の業務効率化を実現するための専門家です。 この記事ではRPAエンジニアの業務内容や必要なスキル、将来性、年収、そして案件情報について紹介します。 RPAエンジニアになるために必要なスキルや知識が何か気になる RPAエンジニアとしての将来性や市場動向が気になる RPAエンジニアの年収やキャリアパスが気になる という人は、ぜひ参考にしてみてください。 テクフリでフリーランス案件を探してみる RPAエンジニアとは RPAエンジニアとは、Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入や運用を担うエンジニアです。RPAは、人間が行う定型的な業務を自動化するためのソフトウェアであり、RPAエンジニアは、RPAの開発、導入、運用、保守を行うことで、企業の業務効率化を図ります。 RPAエンジニアは業務分析、要件定義、RPAの開発、運用・保守など、さまざまな業務を担当します。 このため、ITの知識に加え、ビジネスプロセスの理解や問題解決能力も必要とされる職種です。 また、RPAの技術やツールは常に進化し続けています。RPAエンジニアには市場の最新動向を常に確認して、顧客の要望を満たすために最適な技術やツールを選定するスキルも必要です。RPAエンジニアは、企業の業務効率化や競争力強化に大きく貢献しており、その役割はますます重要視されています。 近年では業種を問わず多くの企業でRPAを活用した業務効率化が進んでいるため、RPAエンジニアは幅広い業界で活躍できるチャンスがある職種ともいえるでしょう。 RPAエンジニアの仕事内容 RPAエンジニアはRPAツールを使用して、業務フローの分析・設計を行い、自動化プロセスを開発します。また、RPAの運用・保守も担当します。RPAエンジニアの仕事内容は、大きく分けて以下の3つです。 業務分析・要件定義 RPAの開発 RPAの運用・保守 以下では、それぞれについて紹介します。 業務分析・要件定義 RPAエンジニアが行う仕事のひとつは、企業のどの業務を効率化するかを決める業務分析や要件定義です。 クライアントとなる企業にヒアリングなどを行うことで、業務プロセスを詳細に分析して、どの業務が自動化の対象となるかを特定します。 要件定義では業務のフローチャートやマップを作成して、現行プロセスの問題点を洗い出すことが大切です。 現状の問題点や改善策を企業の担当者と一緒に検討して、自動化に適した業務の範囲や要件、制約条件などを明確にします。RPAエンジニアの仕事内容には、システム開発の要件定義フェーズから企業の担当者と一緒に業務効率化を検討することもあると覚えておきましょう。 RPAの開発 RPAエンジニアは、RPAツールを使用して自動化プロセスを開発します。これには、以下の作業が含まれます。 ワークフローの設計 スクリプトの作成 データの整形や連携 テストとデバッグ また、APIの活用やデータベースとの連携など、要件を実現するために必要な技術の調査もRPAエンジニアの仕事内容です。RPAツールと既存の業務システムをどう組み合わせるかを検討して実装するスキルが求められます。 さらに、RPAの開発をする上では、業務担当者との連携や調整も重要です。なぜなら、RPAは業務担当者の業務を自動化するものであるため、業務担当者のニーズを正確に把握して、RPAに反映する必要があるためです。また、RPAの開発が完了したら、テストフェーズで業務担当者にRPAをテストしてもらい、問題点があれば修正する必要があります。RPAの開発やテストは、業務担当者と協力して行うことが重要だと覚えておきましょう。 RPAの運用・保守 RPAの開発が完了したあとも、RPAエンジニアはシステムの運用と保守を担当します。RPAの運用・保守としては以下のような作業を行うことで、システムの安定稼働を維持します。 定期的なモニタリング トラブル対応 パフォーマンスの最適化 セキュリティの確保 また、クライアント企業のビジネスプロセス変更に伴うRPAの修正や改善も、運用や保守の仕事内容のひとつです。ときには業務担当者とも協力して、より効率的かつ安定的に業務プロセスの自動化を行えるようなシステムを維持することが求められます。 RPAエンジニアに求められるスキル RPAエンジニアは顧客のビジネスプロセスを理解して、RPAツールを使用して業務を自動化します。RPAエンジニアには、以下のようなスキルが必要です。 システム開発の経験 プログラミングスキル コンサルティング能力 RPAエンジニアは、クライアント企業が行う業務の効率化や生産性の向上に貢献できる、将来性の高い職種です。ここではRPAエンジニアに必要なスキルついて詳しく説明します。 システム開発の経験 RPAエンジニアには、システム開発の経験が求められます。特にプロセス自動化や業務最適化の経験は重要です。また、RPAシステムを構築するにあたり、システム開発のライフサイクルやプロジェクト管理の知識も必要です。RPAエンジニアを目指す人は、以下のようなシステム開発の一連の流れを経験しておくと良いでしょう。 システムの要件定義 システムの設計 システムの開発 システムのテスト システムの運用 プログラミングスキル RPAの開発にはプログラミングスキルが必要です。一般的に使用されるRPAツールには、スクリプトやマクロの作成に特化した言語があります。これらの言語は、RPAツールの機能や特徴に合わせて設計されており、RPAツールを効率的に操作するために使用されます。したがってRPAエンジニアには、プログラミングの基礎知識やロジカルシンキングの能力が必要です。RPAの開発でよく使われるプログラミング言語は以下のとおりです。 VBA Python Java Ruby PHP C# RPAエンジニアを目指す人は、これらの言語を使って自動化システムを構築した経験がアピールポイントとなるでしょう。 また、RPAエンジニアは、RPAツールの習得も不可欠です。UiPathやAutomation Anywhereなど、市場で使用されているRPAツールに精通することで、エンジニアとしての競争力を高められます。プログラミングスキルやRPAツールに関するスキルを習得して、要件を満たすために最適なシステムを構築できるエンジニアを目指しましょう。 コンサルティング能力 RPAエンジニアは、業務プロセスの改善や最適化に関するコンサルティング能力も必要です。顧客企業が行う業務とRPA技術で実現できることの両面を理解し、クライアントや業務担当者とのコミュニケーションを円滑に行う能力が求められます。コンサルティング能力の具体例は以下のとおりです。 コミュニケーション能力 問題解決能力 プレゼンテーション能力 交渉能力 RPAエンジニアは、RPAシステムの開発、導入、運用、保守と幅広い業務を担当します。クライアント企業の業務担当者と積極的なコミュニケーションを行い、よりよいシステムの実現を目指しましょう。 RPAエンジニアのキャリアパス RPAエンジニアとしてのキャリアパスは、RPAコンサルタントやフリーランスとして独立する道が挙げられます。 RPAコンサルタントは、企業にRPAシステムの導入や運用を支援する仕事です。フリーランスとして独立すると、RPAエンジニアとして自分のペースで働くことができます。ここでは、RPAエンジニアのキャリアパスとして以下の2つを紹介します。 RPAコンサルタント フリーランスとして独立 RPAエンジニアとして経験を積んで活躍する姿をイメージしてみましょう。 RPAコンサルタント RPAエンジニアのキャリアパスのひとつとして、RPAコンサルタントへのステップアップがあります。RPAコンサルタントは、RPAの導入や業務プロセスの改善に関する専門知識を持ったエキスパートです。RPAコンサルタントの仕事内容は、顧客とのコミュニケーションを通じて業務の自動化の機会や課題を特定して最適なRPAソリューションを提案することです。 また、RPAの導入計画の策定やトレーニング、プロジェクトの管理なども担当します。顧客企業が行う業務の効率化やデジタルトランスフォーメーションの支援に貢献したいという人は、RPAコンサルタントを目指してみましょう。 フリーランスとして独立 RPAエンジニアはフリーランスとして独立する道も選択できます。自身のスキルと経験を活かし、複数のプロジェクトに参加したり、RPAのコンサルティングやトレーニングを提供したりすることが可能です。フリーランスのメリットは、自分のスケジュールや希望に合わせてプロジェクトを選択できるところです。自分ですべて管理しなければならないという厳しさもありますが、案件の選択肢を持って働きたい人は、フリーランスになる道も検討してみましょう。 RPAエンジニアの年収 RPAエンジニアの仕事内容やキャリアパスを紹介したところで、気になるRPAエンジニアの年収についても紹介します。求人ボックスによると、RPAエンジニアの平均年収は約550万円です。月給にすると約40万から50万程度が相場となっています。これは、国税庁による令和3年度の平均年収443万円よりも高い水準であるといえるでしょう。 参考:求人ボックス 参考:令和3年分 民間給与実態統計調査 とはいえ、RPAエンジニアの年収は、経験や能力、所在地などによって異なります。一般的に、初級レベルのRPAエンジニアの年収は約350万円から500万円程度であり、中級レベルでは500万円から800万円程度、上級レベルでは800万円を超えることもあります。RPAエンジニアとしてのスキルや経験を積み上げて、さらなる年収アップを狙いましょう。 RPAエンジニアの将来性と需要 RPAの市場規模は年々拡大しており、その成長性は高まっています。矢野経済研究所が2020年に行った調査によると、過去数年間でRPA市場は急速に成長しており、今後も更なる拡大が見込まれています。 参考:矢野経済研究所 2022年度には年商50億円以上の大・中企業でのRPA導入率は50%というデータもあり、業種を問わず多くの企業でRPAの導入が進んでいるといえるでしょう。 参考:ビズクロ RPA技術の発展により、企業は業務の自動化を進めることで生産性を向上させ、競争力を高めることを目指す傾向があります。RPAエンジニアとして企業の発展に貢献できる人材を目指しましょう。 また、RPAの市場規模とともに、RPAエンジニアの需要も年々増加しています。RPAエンジニアは多くの企業で必要とされるため、キャリアの選択肢も広がります。また、RPA分野でのキャリアパスが充実しているところもあり、スキルを磨きながらキャリアアップするチャンスもあるでしょう。 まとめ RPAエンジニアは、RPA技術を用いて業務プロセスを自動化・効率化するスペシャリストです。RPAエンジニアの主な仕事内容は以下のとおりです。 クライアントの業務分析・要件定義 RPAの開発 RPAの運用・保守 RPAエンジニアは要件定義、開発、運用まで、システム開発に関する幅広い業務に関わる仕事だという点を押さえておきましょう。また、RPAエンジニアのスキルを活かしたキャリアアップには、実務経験や知識の幅を広げることが重要です。常に新しい技術を学び続けて自己成長を図ることで、RPAエンジニアとしてのキャリアを築いていきましょう。 RPAに関する市場規模は拡大しており、RPAエンジニアは、現代のビジネス環境で重要な役割を果たす存在です。RPAエンジニアの年収は経験や能力によって異なりますが、需要の高まりとともに将来性も期待されます。今回紹介した内容を参考に、RPAエンジニアとしての一歩を踏み出してみましょう。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
働き方

客先常駐エンジニアのメリット・デメリットは?

エンジニアとしての働き方の1つに「客先常駐」があります。文字通りクライアントのオフィスに足を運んで、その場で開発業務に従事することを指します。IT業界特有の働き方であり、雇われている会社と勤務する会社が別々になっていることが大きな特徴。 1つの会社で勤め続けるのではなく、さまざまな会社をわたり歩いてプロジェクトに携わることになるので、幅広い経験を積むことが可能です。一方で、職場が変わるごとに周囲とのコミュニケーションが必要になり、報酬や待遇も低くなりがちというデメリットも存在します。 ここでは、そんな客先常駐に関する仰天エピソードについてご紹介していきます。 テクフリでフリーランス案件を探してみる 客先常駐の特徴 客先常駐の働き方・スタイル・手当 客先常駐は、エンジニアを求めているクライアントに対し、自社で雇用しているエンジニアを派遣する事業モデルを指します。エンジニアが自らクライアントのオフィスで開発業務を担う、IT業界ならではの働き方といえます。 客先常駐の契約期間中は、入社した会社に出勤するのではなく、クライアントの会社に出社して働くことです。報告書を提出するために自分が籍を置いている会社に出社することがありますが、基本的に自宅からクライアントの会社を往復する生活スタイルです。 正社員という身分で雇われてはいますが、実質的には「特定派遣」という形態で働く派遣社員に近いものと考えてよいでしょう。これは、成果物の納品に対して報酬・手当が支払われるのではなく、労働力の提供(労働時間)に対してフィーが発生するものです。 正社員 客先常駐 フリーランス 雇用者 勤務先と同じ 派遣会社 自分 勤務先 雇用者と同じ 派遣会社の顧客企業 なし 報酬相場 高め やや低め 成果によって変動 メリット 勤務先が固定なので安定 さまざまな職場を経験可能 自分の裁量で仕事を決定できる デメリット 強制的に税金が決まる 安定性にかける 全てが自己責任 普通の正社員と、客先常駐、フリーランスの3つの働き方を比較してみましょう。客先常駐の大きな特徴は「さまざまな職場を経験可能」である点です。正社員は給料が高めになる傾向がありますが、そこ以外の世界を知らない井の中の蛙になりやすいと言えます。 すべてを自分で決めて、責任を一挙に背負えるならフリーランスを選ぶのも手ですが、会社というバックグラウンドを得たいなら客先常駐のほうが適しているでしょう。 客先常駐は派遣元の会社にはメリットが大きい 派遣社員と比べると、正社員として雇用されるがゆえに社会保険をはじめとする福利厚生が充実し、安定した身分で働けるというメリットがあります。しかし客先常駐エンジニアは残業が発生しやすくなるという側面も持っています。残業代は支払われるのが普通ですが、労働時間が拘束されやすくなる点に注意が必要です。 少し視点を変えて考えてみると、IT企業の経営者からすれば客先常駐というビジネスモデルは、非常に効率の良い稼ぎ方といえます。というのも、自社開発によって製品・サービスを販売する場合は、売上によって業績に波が出てしまいます。 一方で客先常駐の場合は、クライアントから毎月固定のコストを支払ってもらえるので、安定した業績を保てるというわけです。加えて、広いオフィスや高額なPCを揃える必要がないため、経費も最小限で済みます。 エンジニアの数を増やして大量の正社員を雇用することで、ほとんどリスクを背負うことなく売上を伸ばすことが可能になるんですね。 客先常駐のメリット 新しい知識・経験を得ることができる では、そんな客先常駐のエンジニアは、どんな働き方をしているのでしょうか? まずポジティブなエピソードから紹介すると、客先常駐の場合は「未経験からでもスタートしやすい」という話をよく聞きます。客先常駐を手がける会社では、とにかく人手を欲する傾向にあるため、入社難易度は低く未経験からでも入社しやすいことが珍しくありません。 これから新たにIT業界を目指そうという人にとっては、第一ステップとして客先常駐という契約形態を選ぶのは賢明な選択肢といえます。 様々な人・文化・技術に触れることができる また、「いろんな職場でさまざまな人に会うことができる」点も、客先常駐のメリットとしてよく挙げられる点です。入社した会社で雇用されつつも、数ヶ月から数年単位で働く会社が変わりますので、数多くの会社の常識に触れ、いろいろな人から刺激を受けられる点は見逃せません。 働く会社やプロジェクトによって、使用する言語やツールも異なってきます。その都度学び続ける姿勢は必要になるものの、多くの働き方に触れることで自身のスキルアップにつながる可能性も高くなります。 出会う人が多くなることで、新たな友人が増えたり、一緒に会社を創業することになったり、あるいは常駐先の会社で出会った異性と付き合うことになったりと、人間関係におけるメリットも少なくありません。 IT業界のさまざまな人とのコネクションを築き、人脈を広げられる点は、客先常駐の大きな魅力といえるでしょう。 常駐先からヘッドハンティングも? また、ごく少ないケースではありますが、「常駐先企業にヘッドハンティングされる」ことも、客先常駐のメリットの1つです。新卒や中途で入社するには非常に難易度が高い大手企業であっても、客先常駐での実績が認められれば、引き抜いてもらえる可能性が存在します。 周囲のエンジニアより高い生産性を発揮して、円滑な人間関係を構築するなどの努力が必要ですが、夢のあるキャリアパスとして魅力を感じる方も多いようです。 テクフリでフリーランス案件を探してみる 客席常駐のデメリット ここまでは客先常駐のポジティブなエピソードについて紹介してきましたが、物事には表があれば裏があります。同様に、客先常駐には問題点やデメリットとなる側面もいくつか存在します。ここからは客先常駐のネガティブなエピソードを取り上げていきましょう。 会社によっては厳しい扱いも 派遣される常駐先は、常駐エンジニアに丁寧に指導しているところもあれば、そうでないところもあります。結果として「スキルアップが難しいケースがある」点に、注意しなければいけません。 クライアントからすれば、客先常駐のエンジニアに対してある程度のスキルを要求するものですので、教育する対象として見ておらず、一定の期待を持って業務を割り振ることが多くなります。したがって、自社雇用の社員のように丁寧に指導してもらえるとは限らず、わからないことは積極的に質問していく姿勢が求められるでしょう。 面倒な仕事を押し付けられることも また、実質的な派遣スタッフとして気軽に登用できることから、要件定義やヒヤリング作業といった上流工程を任されることは少なくなります。コーディングやバグチェックといった単純作業をひたすら担当することもあり、スキルアップにつながらないケースも考えられるわけです。 加えて、「年齢や給料の上限がある」ことも、注意すべきポイントといえます。1つの客先で常駐する期間はあらかじめ決まっていますので、長期間勤めることで昇給・昇級を狙う…というのが難しく、実績やキャリアを積み上げにくいという側面があります。 ベテランはあまり求められない? 40代、50代と年齢があがるにつれて人件費がかさむのが通例ですので、より安いコストで派遣できる20代、30代のエンジニアの方が客先常駐スタッフとして好まれる傾向にあります。したがって、中堅〜ベテランと呼ばれるにつれて常駐先が少なくなり、仕事が減ってしまう危険性があります。 せっかくの会社員としての手当をとりにくい プライベートに関連したデメリットとしては、「休みを取得する難易度が高い」点も忘れてはいけません。急な体調不良やトラブルによって仕事を休まざるを得ない場合、常駐先のクライアントと、入社している会社の双方に連絡する必要があります。 有給休暇を取得する際にも同様で、休みを取得するハードルはかなり高くなってしまいます。特にシフト制で勤務している職場ではさらに難易度が上がる可能性が高いので、注意しておきたいところです。 客先常駐の経験者の口コミを紹介! (techcareer編集部調べ) 客先常駐の先輩の口コミ その① 客先常駐のエンジニアとしての経験を持つ方からは、次のような意見を見聞きすることがあります。 「客先常駐は評価されにくい。勤務先と雇用者が別の会社だから、仕事で成果を残してもなかなか給料アップや待遇改善につながらない」 たしかに客先常駐の大きな特徴は、雇われる会社と働く会社が別々になっている点ですよね。仮に勤務先でいい成果を残したとしても、「あのエンジニアはすごくよかったよ!」と派遣会社に報告するというのはまれなのかもしれません。 自分の成果がしっかりと評価されてほしい、給料や待遇面を改善してほしいと考えるのであれば、別の働き方を考えてみてはいかがでしょうか。 客先常駐の先輩の口コミ その② 別の先輩の口コミの中には、次のような意見もありました。 「たった1人で知らない企業の人たちと一緒のオフィスで働くことになるので、人間関係のストレスが大きかった。同じ職場の人と馴染むのが大変で、相談できる人も少ない。欠勤の連絡も何人もの担当者に報告する必要があって手間がかかった」 最近では、客先常駐になったとしても2〜3人以上のチームで派遣するなどの工夫を行っている企業も多くなります。しかし今でも1人だけで客先に常駐するよう指示されることが珍しくありません。 そうなったとき、周りとうまくコミュニケーションが取れなければ、成果を残すよりも前に人間関係で失敗して職場を去ることになるでしょう。人によってはうつ病を発症したり、いじめの対象になったりすることも考えられますので注意が必要です。 客先常駐の先輩の口コミ その③ もちろん客先常駐にはメリットも多くあります。たとえば、次のような口コミも見受けられました。 「いろいろな現場を経験して、各企業で人脈を築くことができたので、それが後々の起業で非常に役に立った。周囲としっかりとコミュニケーションが取れれば、むしろさまざまな経験となって自分の役に立つので、客先常駐をやってよかったと思う。」 職場が1つに固定されていないというのは、メリットもあればデメリットもあることがわかります。客先常駐をネガティブなものと捉えることなく、前向きに仕事に取り組めば貴重な経験となるのではないでしょうか。 客先常駐で気をつけること 以上のエピソードを踏まえ、客先常駐として働く際に注意すべきポイントとしては、次の3つがあります。 職場以外でスキルアップを欠かさない コミュニケーションやチームワークを重視し、ヒューマンスキルを磨く 指示待ちにならず、積極的に常駐先に貢献しようとする意識を持つ 以上の3点に気をつけることで、常駐先の企業に引き抜かれたり、幅広いスキルを活かして別のキャリアパスを選択できるようになるはずですよ。 客先常駐に向いている人の特徴は? ストレスに強い 客先常駐の仕事は、常に新しい環境や人間関係に馴染む努力が必要です。それが知らぬ間にストレスの原因となってしまい、心を病んでしまう結果に繋がることもあるでしょう。 進学や就職など、環境が変わるタイミングでは誰でも不安と期待を抱くものです。自分の過去を振り返って、そうしたタイミングで不安よりも期待のほうが大きかったという人は、客先常駐に向いた性格の持ち主かもしれません。 やりがい重視の人 雇用主と職場の企業が異なる客先常駐では、どうしても評価基準があいまいになり、明確なルールのもとで待遇が受けられないことも考えられます。給料や待遇面を重視する人には向かないかもしれませんが、やりがい重視で働きたい人にはうってつけの働き方でしょう。 職場によっては大規模なプロジェクトに携わることができたり、大手企業のオフィスで働けることも出てくるでしょう。そうした待遇以外の面を重視する人に向いています。 好奇心が強い人 客先常駐は、さまざまな職場や働き方を経験できることが大きな特徴です。1つの職場で安定して働き続けたいと考えている人には向かないものの、「せっかくならいろんな現場を見てみたい」と思える人には最適な働き方です。 昔から好奇心が強くて新しい物好きな人や、熱しやすく冷めやすい人、ずっと同じことをしていると飽きてモチベーションが保てない人などは、客先常駐によって本来の力を発揮できるかもしれません。 客先常駐は第一ステップとして最適な働き方 何かとネガティブなイメージを持たれがちな客先常駐ですが、さまざまな仕事を経験でき、人脈が広がるといったメリットもたくさん存在します。特に未経験からのスタートで、コミュニケーション力に自信がある方であれば、第一ステップとして最適な働き方になるでしょう。 メリット・デメリットを十分に吟味して、理想のキャリアを考える上でのヒントとして、客先常駐という働き方を活用してみてくださいね。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
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個人事業主の派遣 メリット・デメリット含めて大検証

個人でエンジニアとして活動しているフリーランスのなかには、派遣スタッフとして会社で働きたいと考える人も少なくありません。ですが、個人事業主として活動している以上、派遣としては雇ってもらえないんじゃないかと心配する人も多いようです。 ここでは、エンジニアの個人事業主が派遣として働きたいと考えたときに、押さえておきたいポイントやメリット・デメリットについて紹介します。 テクフリでフリーランス案件を探してみる 個人事業主の派遣は一般的か? 個人事業主が派遣として働くのは、それほど珍しいことではありません。フリーランスとしての収入だけでは生活が成り立たないという場合に、アルバイト感覚で派遣という選択肢を選ぶ人はたくさんいます。 個人事業主も一人の個人ですので、派遣会社に登録できないということはありません。個人事業主だからという理由で、派遣スタッフとして働くことを断られるというのも考えにくいでしょう。むしろ、本業で実績を残しているフリーランスの方であれば、高いスキルを持った人材として歓迎されることもあるかもしれません。 ただ、派遣として働くというよりも、在宅や常駐で働く個人事業主のほうが多いのは確実でしょう。フリーランスとしてクライアントと業務委託契約を結び、自宅やカフェ、もしくは会社のオフィスに出勤して働くスタイルです。 一定のスキルを持ったエンジニアであれば、わざわざ派遣会社を通して仕事を得るよりも、自分でクライアントを探して営業することで、直接契約を結んだほうが報酬が高くなります。すでに稼げているフリーランスが、あえて派遣という働き方を選ぶ必要はあまりないでしょう。 ですが、個人事業主が派遣として働くことにはいくつかのメリットが存在します。 個人事業主の派遣によるメリット 安定収入が手に入る 個人事業主が派遣として働く場合、まず「安定収入が手に入る」というメリットが得られます。特に駆け出しの頃のフリーランスは、毎月安定した収入を確保することが難しいタイミングがあります。 獲得できた案件の数や単価によって、月々の収入が大きく変化します。ガッツリ稼げればそれに越したことはありませんが、クライアント側の都合などによって収入がほとんどなくなってしまうこともあるでしょう。 そんなとき、派遣としても働いていればサラリーマンの給料のように報酬を受け取ることができるので、一定の収入を確保できるようになります。派遣なら数ヶ月ごとの契約が大半なので、これから先数ヶ月は生活費の心配をせずにすむという状況もあるでしょう。 節税になる 2つ目のメリットとして、「節税になる」こともあげられます。個人事業主として得た収入はそのまま売上に計上されますが、派遣として稼いだ給料には「給与所得控除」が適用されます。 つまり、同じ額を稼いだとしても個人事業主としてクライアントから直接報酬を受け取るよりも、派遣で働く給与として受け取ったほうが、支払う税金が安くすむということです。 稼ぎが少ないうちはそれほど気にする必要はありませんが、売上の金額が多くなってきて「今年はちょっと税金が多くなりそうだな」というときに、派遣として働くことで節税するという方法を取るとよいでしょう。 仕事の幅が広がる 3つ目のメリットは、「仕事の幅が広がる」という点です。普段では使わないようなプログラミング言語を扱ってみたり、まったく違う業界のシステム開発をしたりする経験を通じて、個人事業主として働くうえでは身につかなかったスキルを習得できることがあります。 本来であれば独学で学習する必要があった知識を、派遣先で給料をもらいながら教えてもらう…なんてことも可能になります。 さらに、派遣先でさまざまな人と知り合うことで、人脈を広げられることもあるでしょう。派遣先で仲良くなった人から個人的に仕事を依頼されたり、もしくはその人の紹介で案件を獲得できたりといったチャンスが生まれ、幅広く仕事が得られるようになるのです。 派遣会社が福利厚生を用意していれば、それらを利用できるのも派遣のメリットといえます。個人事業主であれば利用できなかった待遇を受けながら、快適に働くことができるかもしれません。 ほかにも、派遣の仕事であれば勤務時間が明確に決まっているため、夜遅くまでダラダラと働き続けてしまうことを防止できます。限られた時間で効率的に作業を進めることができれば、働きすぎを避けることにもつながるでしょう。 テクフリでフリーランス案件を探してみる 個人事業主の派遣によるデメリット 個人事業主が派遣として働くなら、そのデメリットも知っておく必要があります。 たとえば、派遣の仕事が忙しくなってしまえば本業がおろそかになってしまう危険性があります。個人事業主としての実績を残せず、ずっと派遣として働くのであれば通常の派遣社員となにも変わりません。 派遣としての作業が負担となって、個人事業主として活動し続けられなくなれば本末転倒です。派遣の仕事は、あくまでも副業であるという位置づけにして、本業の稼ぎを補完するイメージを持って続けることが大切です。 また、確定申告の手続きがやや複雑になる点もデメリットとしてあげられます。個人事業主としての稼ぎは事業所得ですが、派遣としての稼ぎは給与所得になります。これらは別々に計算して確定申告書に記す必要があるので、収入を区別して記録する必要があります。 クラウド会計ソフトなどを使えば確定申告の手続きに迷うことはあまりないでしょう。年末になったら源泉徴収票をしっかりと取り寄せて、所得を計算することを忘れないようにしてください。 ちなみに、個人事業主としての所得が20万円以下なのであれば、確定申告は必要ありません。派遣先で年末調整の手続きをすれば、確定申告は会社が代行してくれるからです。個人事業主としての稼ぎがあまり見込めないようなら、あえて仕事をセーブして派遣の仕事に集中するのもいいかもしれません。 個人事業主としての仕事と派遣の仕事を掛け持ちするのであれば、自己管理を徹底することも重要になります。派遣の仕事をして、さらに個人事業主としての仕事もするとなれば、休みの時間がうまくとれなくなってしまうこともあるでしょう。 個人事業主は体が資本ですので、もし倒れたり病気になったりしてしまえば、翌月からの収入がゼロになってしまいかねません。派遣先が休みの日にだけ個人事業主としての仕事を進めるなど、計画を立てて仕事をこなすことがポイントになります。 なお、個人事業主と派遣とを掛け持ちするなら、クライアントや家族に対してもそのことを伝えておいたほうがいいでしょう。掛け持ちする理由をしっかりと伝えて納得してもらえれば、周囲の人たちも応援してくれるはず。何も言わずに兼業することで発生するトラブルも防止することができます。 まとめ:自己管理・時間管理を徹底する エンジニアとして働くフリーランスが派遣として働くことは、収入の安定や節税にもつながります。うまく活用することで、本業でもいい結果を残して相乗効果が得られるようになるかもしれません。 ただし、そのためにはこれまで以上に自己管理・時間管理を徹底して、確定申告の際にもミスがないように手続きする必要があります。こうしたメリット・デメリットを踏まえながら、派遣の仕事を探してみてくださいね。 フリーランス案件を探してみる
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フリーランスエンジニアの3つの独立失敗談を紹介

フリーランスエンジニアの失敗談 その1 「フリーランスになるとバラ色の未来が待っている!」的なサイトは多いですが、フリーランスになって失敗した経験のある人の話を紹介しているサイトって意外と少ないですよね。 人は失敗から学ぶといいますが、10の成功談より1の失敗談の方が得ることが多い、というのはよくあることです。 そこで今回は、私の周りにいるフリーランスSE(システムエンジニア)たちの失敗談をご紹介したいと思います。 ひとつ目の失敗談は私が正社員SE(システムエンジニア)として勤務していた、ユーザー系システムインテグレーターの同僚の話です。 ユーザー系システムインテグレーターのプロパーSE(システムエンジニア)社員というのは、自分の傘下で仕事をしているパートナー社のSE(システムエンジニア)には「お客様」として丁寧に扱われ、グループ企業の社員からはIT専門家として全幅の信頼を寄せられます。 若手であっても、SE(システムエンジニア)としての提案がそのままグループ企業のITシステムの運用方針になることすらあります。 ※一部のユーザー系システムインテグレーターだと、親会社の職員に“子会社の人”として、雑に扱われることもあるようですが、(給料には大きな差がつけられていたけれど)うちは目に見えて差別待遇を受けることは少なかったです。 しかし、ユーザー系システムインテグレーターのプロパーSE(システムエンジニア)社員の技術力は、グループ企業特化型です。 世間で話題になっている新技術であっても、グループ企業で使う予定がない技術を学ぶ機会もなく、確かにグループ企業のシステムであれば、上流工程からどんどん担っていけるけれど、総合的な技術力はで、パートナー要員として自身の傘下で仕事をしているベンダー系・独立系システムインテグレーターのSE(システムエンジニア)に勝てそうにない、ということもよくあります。 ところが失敗した彼は、ユーザー系システムインテグレーター勤務者特有の技術の偏りと、その影響に思いをはせず、脱サラ・フリーランス化して、当初、大変苦労していました。 上流工程経験があることを評価されて案件へのアサインはすぐにされるものの、能力不足・知識不足を何度も糾弾されたそうです。 彼がフリーランスになってからも、たまに飲みに行ったりしていましたが、酒が入ると「いままで井の中の蛙だった」とよくこぼしていました。 なお、今では足りなかったスキルを補い、立派にフリーランスSE(システムエンジニア)として活躍しています。 テクフリでフリーランス案件を探してみる フリーランスで失敗しないための検証と対策 1 自己分析不足でしょう。 ユーザー系システムインテグレーター勤務ではなくとも、会社の組織力(あるいは、部署の仲間の協力)のおかげで実現できたことを、自分ひとりのお手柄と勘違いしてしまう人は少なくありません。 自分の能力を侮ってはいけませんが、自分の能力を過信してもいけません。 脱サラする前に本当に現状のスキルセットでフリーランスとしてやっていけどか、真摯に自分のできないこと・足りない分析を分析しましょう。 会社を辞める前に、フリーランス向けの求人会社でエージェントと面接してみて、感触を確認するのもありかと思います。 フリーランスエンジニアの失敗談 その2 ふたつ目は、同じ現場にいたフリーランスSE(システムエンジニア)の話です。 彼は仕事を探すのに人材エージェントを利用していたのですが、その会社が有り体にいうと“評判の悪い”ところでした。 人材エージェントはクライアント報酬を中抜きして利益を得ているので、中抜きされるのは仕方がないところがありますが、明らかに彼が利用している人材エージェントの中抜き率が高く、同じ仕事で同じ単価をもらっている他のフリーランスSE(システムエンジニア)と選べて、彼一人だけ、はるかに報酬が安くなっていました。 他にも不満があったようで、彼は人材エージェントと面談を行い待遇改善を要求しましたが、結局、人材エージェントは納得のいく回答をせず、業を煮やして彼は人材エージェントを乗り換えようとしました。 すると人材エージェントは乗り換えを阻止するために、いろいろ、彼にあることないこと含めて圧力をかけたようで、最終的になにもかもが嫌になった彼は“飛びました”。 現場に来なくなり、人材エージェントもどこにいるかわからない状態になったのです。 フリーランスで失敗しないための検証と対策 2 どこの人材エージェントも一緒だろうと安直に選んだのが運の尽きだったと思います。 人材エージェントは登録者をクライアントに紹介し、その紹介料で稼ぐ仕事です。 求職者のためのボランティア活動ではありませんし、本質的には登録者の幸せなんて知ったことではないのです。 とはいえ、あからさまな“商業主義的な人材エージェント”では登録者も集まらないので、以前よりも、登録者の気持ちに寄り添えない人材エージェントは少なくなってきましたが、それでも、一部でそういう人材エージェントが残っている、ということは理解しておいた方がいいでしょう。 人材エージェントの利用を考えている方は、どこの人材エージェントを利用するか、情報収集をしっかり行うべきでしょう。 また、彼とはその後、会っていないのでなんとも言えませんが、弁護士など労働問題の専門家に相談すれば、また異なった結末になったかもしれません。 フリーランスエンジニアの失敗談 その3 さて、最後は“フリーランスとして成功し過ぎた失敗例”をご紹介いたします。 すでにお伝えした通り、私はユーザー系システムインテグレーターで勤務していましたが、これは、そのときお世話になったある課長の話です。 その課長は入社年度から見るに、明らかに中途採用でした。 しかし、同世代の生え抜き社員たちのことを“同期”と呼び、仲良く飲みに行ったりするので変だなと思い、ある日、そのわけを聞くと、その方は「出戻り」だったのです。 つまり新卒採用でシステムインテグレーターとして入社したあと、いったん会社を辞めて、フリーランスとして10年近く活躍した後、再び新卒採用された会社で中途採用者として採用され勤務している、ということでした。 その人が呼ぶ“同期”は概念的なものではなく、新卒採用で一緒に採用された本物の同期というわけです。 ではなぜ、フリーランスから社員に戻ったか聞くと、「サラリーマンの方が自由だったから」という意外な答えが返ってきました。 元居たシステムインテグレーターに戻って課長職に就いてからの月給に比べて、フリーランス時代の月収は軽く三倍、多いと七倍もあったそうです。 この収入が明らかないようにトップクラスのフリーランスSE(システムエンジニア)として活躍していたようですが、高額報酬の代償として、相当に仕事が厳しく、忙しかったようです。 本人曰く「サラリーマンと違って、自由な働き方ができると思ってフリーランスになったはずなのに、サラリーマンよりハードで自由のない生活をしていた」そうで、お子さんの誕生を機に家族との時間を大事にしたいと考え、フリーランスという働き方を辞めることを決心したそうです。 フリーランスで失敗しないための検証と対策 3 一言でいえばキャパシティーオーバーです。 この方は非常に仕事ができる有能な方であるがために、なんでも挑戦しようという気持ちの強い方だったと思います。 難しい仕事であっても、自分ならできるという自負があり、実際、これまで何度も難題をクリアしてきたのでしょう。 また、クライアント側も「この人に任せれば間違いない」と、どんどん仕事を依頼していたと思います。 さらに確定申告書の作成や契約書の確認なども自分ひとりで行っていたようです。 確定申告書の作成や契約書の確認は外部の専門家(税理士や弁護士など)に依頼することができますし、クライアントの依頼であっても、現状、受けるのが難しいのであれば、その旨をはっきり伝えるべきです。 必要に応じて、仕事を減らす勇気も持つべきです。 まとめ:完結編 今回は私のかかわったフリーランスのSE(システムエンジニア)の失敗談をご紹介しました。 どの問題にも共通するのは、避けようがない失敗ではない、ということです。 フリーランスという働き方にはメリットだけでなくデメリットや落とし穴がある、ということを理解し、デメリットや落とし穴の対処法をしっかり考えておきましょう。 そうすれば、最悪の結末は避けられるはずです。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
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コーダーとプログラマーの違いとは?求められるスキルについてわかりやすく解説

エンジニアの職種でコーダーとプログラマーという職種があります。どちらもプログラミングコードを書く仕事ではありますが、違いがあります。一体どこが違っているのでしょうか?それぞれの違いを、開発工程での役割や求められるスキルの観点も交えて解説します。 テクフリでフリーランス案件を探してみる コーダーとは? コーダーの仕事 コーダーの役割は「WebデザイナーがデザインしたWebサイトがインターネットブラウザ上で実際に動くようにHTMLやCSSなどの言語を使って記述していくこと」です。 閲覧するブラウザや端末によって、コーディングしたデザインに不具合が生じることもあるので、その確認や修正も行う必要があります。 コーダーが働く業界 Webサイトの記述が仕事ですので、Web業界で働くことになります。その中でもWebサイト制作を専門行うWeb制作会社などに入社することになります。というのも、通常の会社ではプログラマーがコーダーの役割を兼ねるケースもかなり多く、Web制作を専門に扱っている会社でコーダーを募集するケースが多いのです。 コーダーの年収 コーダーの年収は350万前後です。全職種の平均年収が432万円ですので、その水準と比較するとやや低い傾向にあります。 コーダーのキャリアパス コーダーのキャリアパスとして一般的なものは、WebデザイナーやWebディレクターといったWeb制作の上位職です。 WebデザイナーになるためにはHTMLやCSSなどの言語の知識の他に、PhotoshopやIllustratorなどのグラフィックツールのスキルも必要です。 Webディレクターになるためには、Web制作に関わるスタッフをまとめるマネジメント力が必要です。また、プログラミング・デザイン・コーディング・SEOなどWeb制作に関わる幅広い知識も必要です。 もう一つのキャリアパスは、フロントサイトエンジニアです。HTMLやCSSのさらに深い知識の他に、各種APIやWebサイト表示に関する様々な知識が必要です。 いずれにしても、HTMLとCSSの知識だけでは仕事の幅を広げることは難しいので、自分のなりたいキャリアパスに合わせてスキルや知識を高めていく必要があります。 プログラマーとは? プログラマーの仕事 プログラマーの役割は「プログラミング言語を使って様々なシステムを作る」ことです。システムエンジニアが作成した仕様書や設計書を元にして、JavaやRubyなどの開発言語を用いてシステムが動作するように作り込んでいきます。 プログラマーが働く業界 プログラマーと一口に言ってもさまざまな種類があります。大まかに分けると次の5つがあります。 ・Webプログラマー Webブラウザ上で動作するアプリケーションの開発を行います。主なプログラミング言語は「Java」「PHP」「Ryby」などです。 ・アプリケーションプログラマー パソコンやスマートフォンのアプリケーションの開発を行います。アプリケーションの目的や開発方法によって使用されるプログラミング言語は様々なものがありますが、主なものとしては「Java」「C#」「Python」などがあります。 ・ゲームプログラマー ゲームソフト、ブラウザゲーム、スマートフォンやタブレット向けのゲーム開発を行います。スマホゲームやソーシャルゲームの市場が大きくなり、人気の職種の一つとなっています。主なプログラミング言語は「C#」「C++」です。 ・組み込み系プログラマー 家電製品などに組み込まれているプログラムの開発を行います。組み込みシステムはパソコンやスマートフォン、さまざまな家電製品などに使われており、ハードウェアごとにシステムをカスタマイズする技術が必要です。主なプログラミング言語は「Java」「C#」です。 ・汎用系プログラマー 大企業や政府機関などの大型コンピュータのシステム開発を行います。主なプログラミング言語は「COBOL」です。 それぞれのプログラマーで、働く業界や習得する言語・スキルが異なってきます。Web業界だけではなく、自分のやりたい仕事に合わせて幅広い選択肢があります。 プログラマーの年収 プログラマーの年収は420万前後となっています。開発する言語や持っているスキルによって年収は大きく異なります。経験や実績が少ないうちは年収は300万円台に留まりますが、スキルや経験を積むことで年収が500万円以上を目指すことも可能です。 プログラマーのキャリアパス プログラマーのキャリアパスとしては大きく2つに分かれます。 ・マネジメント職 システムエンジニア、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャー、コンサルタントなど。仕様書や設計書の作成、プロジェクトのマネジメント、顧客へのシステムコンサルティングなどを行います。 ・スペシャリスト職 アーキテクト、スペシャリストなど。顧客の要望に合わせてシステムの設計を行ったり、一人で設計・構築・保守・運用までシステム開発の幅広い領域を担当します。 以前はマネジメント職を目指すのが一般的でしたが、最近ではプログラミング技術を磨き続けてスペシャリスト職を目指す人も増えています。 Web開発でのコーダーとプログラマーの役割の違い Web開発の大まかな流れは、 Webデザイナーがサイトのデザインをする Webデザイナーが作成したデザインをHTMLやCSSで記述する サイトの動的出力ができるようにシステムを構築する このうち、コーダーが担当するのが2の工程で、プログラマーが担当するのが3の工程です。つまりWebサイトの表側を作るのがコーダーで、Webサイトの裏側を作るのがプログラマーということになります。 コーダーとプログラマーに求められるスキル コーダーに求められるスキル コーダーとして働くために必須になるのは、Webページの実装に必要なHTMLやCSSのスキルです。 最近ではWEBサイトが複雑になっているので、動的なアニメーションなどのコンテンツが含まれていることがあります。そういった場合には上記の言語に加えてJavaScriptやjQueryなどのスクリプト言語のスキルも必要です。 また、Webサイト構築によく用いられるCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)であるWordPressはPHPで作成されているため、これをカスタマイズする必要があるときにはPHPのスキルが必要です。 プログラマーに求められるスキル プログラマーに必要とされるスキルはプログラミング理論の知識やプログラミングスキルです。プログラミング言語は数多くあり、それぞれの言語で得意なことが異なってきます。どのような業界でプログラマーとして働きたいかで習得するべき言語は変わってきますが、様々な案件を受けて仕事の幅を広げるためには複数の言語の習得が必要です。 まとめ コーダーとプログラマーの違いについて解説しました。コーダーとプログラマーは一見似たような職種ですが、求められるスキルやキャリアプランが全く異なります。どちらも未経験の人がWeb業界やIT業界に入る第一歩となる職種ですが、自分が今後IT業界でどのようなキャリアを築きたいかを考えてどちらがよいのか決めるとよいでしょう。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
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『2025年の崖』でエンジニア市場は変わる?エンジニアデビューは今がチャンス!

2025年の崖というものを、みなさんご存じでしょうか?IT業界はもちろん、非IT企業を含めた日本企業の課題として、非常に大きなインパクトを持って報道されたため、見聞きしたことのある方も多いでしょう。 そして、この2025年の崖で変化を求められるのは企業だけでなく、そこで働くエンジニアにも及びます。そこで今回は、2025年の崖で、どのような未来が出現するか予測してみたいと思います。 テクフリでフリーランス案件を探してみる 『2025年の崖』とは 2025年の崖とは、2025年の日本を予想したときに想定される、さまざまな課題のことです。経済産業省の文書にて、2018年9月7日に指摘されました。 参考:『DX(デジタルトランスフォーメーション)レポート~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~』 デジタル化社会で企業が生き残るためにどうすれば良いか、という趣旨で作成された報告書ですが、ITの観点から、主だったものとして以下の四点が課題として挙げられています。 20年以上稼働している基幹系システムが6割を超過 日本国内で約3000社がつかっているとされる、ERP(企業資源計画)パッケージの『SAP REP』のサポート終了 約43万人のIT人材不足(先端IT人材、レガシーシステムを知る人材の両方が不足する) 従来ITサービス(SI)市場とデジタル市場の比率が、2017年時点では9対1から6対4へと変わる 結局のところ、「既存のITシステムを更新しないとダメだけど、必要なスキルを持つ人材が足りていない」問題が、2025年にはクリティカルに企業の存続にダメージを与えるレベルになるまで拡大する、ということが謳われています。 なお、この報告書には記載がありませんが、昭和→平成→令和とシステム上の和暦を更新していない場合、2025年は昭和100年となってしまうため、いわゆる『昭和100年問題』の懸念も存在します。 ※昭和100年問題:和暦は二桁でしか管理ができないシステムの場合、昭和100年を昭和0年と認識してしまい、バグを引き起こす可能性がある問題。一昔前にあった、2000年問題とロジックは同じです。 さらに言えば、「人材の2025年問題」というのもあります。これは、いわゆる団塊の世代が75 歳以上に、そして、団塊ジュニア世代が50歳以上になる問題です。レガシーシステムを知る人材が、本当に現場からいなくなってしまうことが考えられます。 このように、2025年はITシステム、ITシステムを持つ企業、そしてITシステムに関わるシステムエンジニアにとって、非常に重要な意味を持つ年になるのです。 2025年の崖によって何が起こる? 2025年の崖によって生じる具体的な事象や、今注目されていくであろう技術などについて詳しく解説していきます。 システム更改案件を中心に求人市場がさらに活発化していく 繰り返しになりますが、2025年の崖とは「既存のITシステムを更新しないとダメだけど、必要なスキルを持つ人材が足りていない」問題です。逆に言えば、企業は自社の古くて更新が必要なITシステムを更新したり、見直しするのに必要なエンジニアが必要になっている、ということでもあります。 日本国内でも多くの会社が使っているERPパッケージの『SAP REP』のサポートは2025年に終了。また『昭和100年問題』も2025年になる前に、システム上の和暦が昭和になっているシステムをなくす必要があります。 そのため、2020年以降、特に2025年の2〜3年前から、システム更改案件が増え、エンジニア人材市場が活発化する可能性が極めて高いです。 非IT企業のIT部門やデジタル部門が強化される 『DX(デジタルトランスフォーメーション)レポート~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~』でも指摘されている通り、日本の非IT企業でシステム更新が進まないのは、多くの企業がベンダー(IT企業)任せになっているのも一因です。 いつサポートが切れるのかを、あまり意識していなかったり、システムに触れることのできる人材がおらず、なにをどう更新すれば良いのかも、よくわかっていない、という会社も少なくありません。結果として、システムを「使えているので、使い続けている」会社が多くなっています。 その対策として、システムの内製化、つまりベンダーに頼らず自社でエンジニアを抱えてシステム開発・保守を行ったり、ベンダーとともにジョイント・ベンチャーを設立するなど、積極的に関与していく選択肢を『DX(デジタルトランスフォーメーション)レポート~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~』では提示しています。 こうした対策を実現するため、今後、会社にシステムのことが分かるエンジニアを抱えようという動きが出てくるかもしれません。 また、「デジタル化=IT化」ではありませんが、IT抜きでデジタルを語ることはできません。デジタル企画部など、社内のデジタル化を推進する部門を強化する場合も、エンジニアなどIT人材は有効です。 2025年に向けて、企業のエンジニアニーズが高まる可能性も高いです。 技術力の高いエンジニアと低いエンジニアの格差が拡大する エンジニアが不足しているので、総じてエンジニアの報酬がアップすると考えられます。 しかし、どこの企業も欲しいと思う“スーパーマンのようなエンジニア”の待遇や報酬がさらに高まる一方で、そうではないエンジニアの待遇や報酬は、それほど上がらない可能性も、もちろん存在します。企業の財布だって無尽蔵ではありませんから、“一部のエリートが富を独占する”といった未来も当然ありえます。 2025年になると、AIやRPAなどの自動化技術がシステム開発や保守にも利用されていると思われますから、技術力が低く作業者レベルの人は、少なくても良い、という会社も増えているかもしれません。 あるいは、“できる人”の集まりであることが求められるアジャイル開発が主流となって、ITスキルのない業界未経験者は好まれない未来も可能性としては否定できません。 今後注目されていく技術とは 特に注目されているのが、AIやRPAなどの自動化技術です。単純作業から人間を解放し、より付加価値の高い仕事に従事させて、会社の生産性を上げたいと考えている企業が多いです。自動化技術は今後も継続して求められるでしょう。 また、Java(厳密にはOracle JDK)の有償化が話題になった時期もありましたが、PythonやJVM言語など、新世代のプログラミング言語と、昔からある言語、C言語やPL/I、Cobolの両方を知っている方は、システム更改や、昭和100年問題対応などで重宝されるでしょう。 インフラ側だと、仮想化、クラウドの二つが、引き続きキーワードになっていくと思われます。 どのような視点で考えるかによりますが、私の感覚では、仮想化とクラウドは、「データセンターをどうデザインするか」「サービス提供基盤をどうしていくか」という意味では同じテーマの技術です。 そして、今後、IoTが最重要のトピックとなるのは間違いありません。こちらに関連して、ここ数年で5G、HTTP/3などネットワーク関連の技術が次々と登場しています。このことによってシステム開発がどう変わるのか、なにを意識する必要があるのかは、すべてのエンジニアが知っておくべき知識となります。 まとめ 2025年前後で、IT業界、エンジニアの働き方や人材市場に変化が起きることをご理解いただけたでしょうか。エンジニア志望の方、あるいはエンジニアとしてキャリアアップしたい方は、2025年になった時を意識して、今のうちに、業界デビューを果たしたり、新たな技術の学習を始めてみてはどうでしょうか。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
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確定申告はいくらから必要?フリーランスの疑問を解消します

確定申告がいくらから必要かどうかは、フリーランスや会社員、バイト、副業、主婦、学生、パートといったそれぞれの立場によって変わります。フリーランスの場合、確定申告はいくらから必要?と、気になりますよね。 結論から言うと、フリーランスの場合、年間所得額が48万円以下の場合は確定申告をする必要がなく、そうでない限りは確定申告をする必要があります。この所得額とは、年収から経費を引いた額であり、「年間所得額=年間収入−経費」です。 ※2019年分以前の基礎控除額は38万円 つまり、フリーランスとして自分で事業をするに当たってコストが掛かりすぎてしまい、ほぼ赤字に近い場合は確定申告をする必要はなくなります。 この記事では、フリーランスの場合はいくらから確定申告をするのかという点や、確定申告をしないとどんなペナルティがあるのかを紹介します。フリーランスの確定申告について気になっている人は、ぜひ参考にしてみてください。 テクフリでフリーランス案件を探してみる そもそも確定申告とは? 確定申告とは所得税を確定させ、確定させた所得税を国に申告し、収める行為です。サラリーマンの場合は、所得税の計算と納税を会社がしてくれるため、自分で確定申告する必要はありません。しかし、フリーランスの方で一定以上の収入がある方は確定申告する必要があります。 仮に確定申告を怠った、確定申告で虚偽の申告をした場合は税務署から調査を受け、罰則が課せられてしまうので、フリーランスの方は確定申告に関しての知識をつけておく必要があります。 税金についての基礎知識 フリーランスのような個人事業主には所得税以外にも収めなければならない税金があります。それは、事業所得に関する所得税と住民税と国民健康保険料です。 それ以外にも所得額が一定以上ある方には事業税、課税売上高が1000万円を超えていれば消費税、不動産を所有していると固定資産税、自動車を所有している場合には自動車税、機械や構築物や大型乗り物を所有している場合には償却資産税が課されます。 税金に関しては、経費はどこまで認められるのか? 家族従業員に支払った給与に関する税金の取り扱いや電子申告をした場合はどうなるのかなど、かなり幅広い知識が必要となるため、フリーランスとして活動している方はそれなりに勉強する必要があります。 確定申告のやり方は? ここでは確定申告のやり方を簡単に説明します。 まず、収入と経費に関するデータを集めます。収入は契約書や領収書、経費はレシートや領収書のような証明できるものを用意します。 次に、所得控除に関する資料を集めます。所得控除とは、税金を減らすために所得から差し引ける金額のことです。例えば、社会保険料や医療費などが該当します。 そして、自分が確定申告をする必要があるか判断します。確定申告が必要な人は、以下の条件のうちいずれかに当てはまる人です。 所得税が源泉徴収されていない場合 所得税が源泉徴収されていても20万円以上の所得がある場合 青色申告している場合 もし確定申告する必要がある場合は、確定申告書や必要な計算書等を作成します。これらの書類は、e-Tax(国税庁のホームページ)や会計ソフトなどで作成しましょう。 最後に、作成した書類を提出します。提出方法は、e-Tax(国税庁のホームページ)や郵送などがあります。 以上が確定申告の基本的な流れです。詳しく知りたい場合は、国税庁や税務署に問い合わせたり、専門家に相談したりするとよいでしょう。 青色申告と白色申告はどちらがよいの?どちらがお得? 確定申告には白色申告と青色申告の2種類があります。白色申告は収入の少ないまだ開業しはじめたばかりのフリーランス向けで、帳簿の付け方も比較的簡単です。青色申告は帳簿の付け方が難しいですが、収入が多い人は特別控除による節税効果が期待でき、その他にも特典があります。 ただ、青色申告の場合は以下のようなデメリットがあります。 ・開業してから2か月以内に申請する必要がある ・白色申告よりも提出資料が多く面倒 提出資料については、白色申告の方が簡単で手間がかかりません。しかし、白色申告の場合は収入がそこまで無い方だと帳簿する必要がなかったのですが、平成26年1月からは白色申告の方でも帳簿が義務付けられるようになりました。これによって白色申告だろうが青色申告だろうが、帳簿をつける必要性が出てきました。そのため、所得額がいくらにせよ、提出書類を作成する必要があるという点は注意が必要です。 ただ、白色申告の場合は青色申告の場合と異なって、複式簿記ではなく単式簿記での帳簿が認められています。このため、株や競馬の収益、メルカリ販売やYouTubeなどの広告収入といった副業収入のような雑所得の確定申告に向いています。 自分で帳簿をつける時間があまりない 複式簿記で帳簿をつけることが面倒だ 節税をそこまで意識していない という方には白色申告がオススメです。 それでは青色申告と白色申告のどちらがよいのでしょうか。結論から言えば、フリーランスや個人事業主の場合は、青色申告がおすすめです。なぜなら、所得額がいくらにせよ青色申告の方がお得なためです。 青色申告の場合は青色申告特別控除という特別控除が受けられます。比較的複雑な複式簿記で帳簿をした特典として、一定の要件を満たしている場合は55万円分の控除が受けられるというものです。この一定の要件を満たしていない場合は10万円となります。※青色申告特別控除は2020年分より、65万円から55万円に変更(電子申告をすれば65万のまま) 青色申告だとどのくらいお得になるのか、例を挙げて見ていきます。 たとえば、事業所得1,000万円、経費400万円、所得控除額85万円のとき (1)青色特別控除(55万円分)を適用した場合 ①所得額 = 1,000万円(事業所得)ー 400万円(経費)ー 55万円(青色申告特別控除)= 545万円 ②課税所得金額 = 545万円(所得)ー 85万円(所得控除)= 460万円 ③所得税額 = 460万円(課税所得)×20%(税率) ー 427,500円(控除額)= 492,500円 (2)青色特別控除(10万円分)を適用した場合 ①所得額 = 1,000万円(事業所得)ー 400万円(経費)ー 10万円(青色申告特別控除)= 590万円 ②課税所得金額 = 590万円(所得)ー 85万円(所得控除)= 505万円 ③所得税額 = 505万円(課税所得)×20%(税率) ー 427,500円(控除)= 582,500円 (3)白色申告の場合 ①所得額 = 1,000万円(事業所得)ー 400万円(経費)= 600万円 ②課税所得金額 = 600万円(所得)ー 85万円(所得控除)= 515万円 ③所得税額 = 515万円(課税所得)×20%(税率) ー 427,500円(控除)= 602,500円 (1)青色申告特別控除(55万円分)を適用した場合と(3)白色申告の場合で、602,500円ー492,500円=11万円もの差があります。 一般的に、事業所得ー経費の差が大きくなればなるほど、青色申告特別控除を利用した方がお得になるので、事業による利益が大きい方は青色申告特別控除を利用したほうがいいことを覚えておきましょう。 ただ、所得額が低い場合は帳簿の仕方が面倒な青色申告を使うメリットが少ないため、白色申告を利用するという選択肢もあります。 確定申告では所得税に関して確定させるものですが、それにともないその年の国民健康保険料、住民税、事業税なども自動的に算出されるため、非常に大事な制度となっています。 確定申告の期間は例年2月15日〜3月15日頃となっており、この期間内に確定申告をしなければなりません。もし、この期限を破ってしまった場合は延滞税という税金が余分にかかることになり、損を被ることになるので期限内に確定申告をするようにしましょう。 確定申告をしないとどうなる? ここまでは、確定申告について説明してきました。それでは、確定申告すべき人が確定申告しないとどうなるのでしょうか。 確定申告しなければならない人が、確定申告しなかった場合、ペナルティが課せられる可能性があります。 この場合、まず、税務署から「納税申告書の提出を求める通知書」が届き、この通知書に従って期限までに申告書を提出しない場合、罰則金が課せられるのです。さらに、申告漏れがあった場合は追徴課税の対象となります。追徴課税とは、過去の所得に対して税金を再計算し、未払い分を請求することです。追徴課税には、遅延損害金や利息も加算されるため、莫大な額になることもあります。 また、故意に申告しなかった場合、税務当局から刑事告発される可能性もあります。この場合は、罰則金や追徴課税に加え、罰金や懲役などの刑罰が科せられることもあるでしょう。 以上のように、確定申告を怠ることは、重大なペナルティが課せられることがあるため、適切な申告をすることが重要です。 フリーランスの確定申告に関するよくある質問 確定申告とは? 確定申告とは、ある期間の収入について、その額や課税される税額を確定して、税務署に申告をすることです。サラリーマンの場合、会社が代わりに行ってくれますが、フリーランスの場合、自分で行う必要があります。 フリーランスの確定申告はいくらから? 年間所得額が48万円以上の場合は確定申告をする必要があります。 青色申告と白色申告はどちらがお得? 青色申告の場合、「青色申告特別控除」が受けられるので、白色申告と比べてお得です。「青色申告特別控除」とは、複式簿記で帳簿を作成し、一定の要件を満たしている場合は55万円分の控除を受けられるものです。 まとめ:フリーランスは年間所得が48万以上から確定申告する 確定申告をフリーランスはいくらからするの? というテーマで今回はお伝えしました。いかがでしたか?今回お伝えしたかったことは以下のとおりです。 確定申告とは所得税を確定させ、確定させた所得税を国に申告し、収める行為 年間所得額が48万円以下の場合は確定申告をする必要がなく、そうでない限りは確定申告をする必要がある 青色申告の場合は青色申告特別控除という特別控除が受けられ、節税対策になる 確定申告はいくらからするの?という観点から見てきましたが、フリーランスとして活動していて利益が出ている方は、ほとんど確定申告をする必要があります。 また、フリーランスである程度稼いでいる方でしたら、節税を意識した確定申告をするのがオススメです。確定申告についての知識をつけることは少々面倒かもしれませんが、まだあまり知識がない方は是非今回の記事をお役立てください。 テクフリでは、ITフリーランスコンソーシアムという、フリーランス向けの福利厚生サービスも提供しております。中には、お得に税理士に相談可能なサービスもございますので、是非ご確認ください! ITフリーランスコンソーシアムを確認する
働き方

ITエンジニアの将来性は?今後の需要が高い職種を紹介

日本はITエンジニア不足? 2016年度に経済産業省が公表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、当時のIT人材の不足数は17万人。2019年には人材供給がさらに減少傾向となり、不足数は拡大することが予測されています。 そして情報セキュリティ人材は13万人が不足しており、2020年には不足数が20万人弱に拡大することが明記されています。実際に2016年当時から2019年を比較するとサイバー攻撃の激化やAIに関連する技術の進歩があり、IT業界では情報セキュリティ人材や先端IT人材の需要が拡大しています。 ITエンジニア不足に対する政府の施策 また今後の需要や人材不足について参考にしておきたい情報として政府の施策・意向があります。経済産業省はIoT推進ラボと称する取組を行うなど、都心部だけでなく地方におけるIoTも推奨しています。 政府がIoTを推奨していることを考慮すれば、日本のITエンジニアは需要が今後も継続的に見込むことができ、それに応じて人材不足も続く可能性があるといえるでしょう。 テクフリでフリーランス案件を探してみる 機械学習エンジニアとインフラエンジニアは特に需要が高いと予測される 今後最も需要が高いと予測される職種は2つあります。それは機械学習エンジニアとセキュリティ技術を有するインフラエンジニアです。これらの職種の需要が増えると予測できる理由には、AIの導入が各業界で始まっていること、そして政府によるIoTの推奨が関係しています。 IT業界外にも及ぶIT人材不足で高まるエンジニアの需要 少子高齢化の影響もあり、国内の人材不足はIT業界以外の業界にも及んでいます。AIによる業務の自動化は、少ない人的リソースでも業務をすみやかに遂行できる可能性があります。そのため既に導入を始めている、もしくは検討している企業が少なくありません。 またIoTがより普及し、あらゆるモノがインターネットに接続される社会になると、インフラを支える技術はより重要なものとなります。インフラを守るためには高度なセキュリティ技術が必要です。このような近年のIT業界の需要を考慮すると、機械学習エンジニアとセキュリティ技術を有するインフラエンジニアは今後より大きな需要が生じる可能性のある職種だといえるでしょう。 需要が高いエンジニアのポジション 企業が欲しているIT業界の人材は、セキュリティに関する技術を有するエンジニアです。ITエンジニアの需要はフロントエンド、バックエンド問わずにありますがサイバー攻撃のリスクが常にある昨今ではセキュアにプログラミングできるスキルが欠かせません。 セキュリティエンジニアではなかったとしても、企業から求められる人材になるためには、セキュリティに関する技術や知見は必要になるといえるでしょう。またIT業界において需要があるプログラミング言語は数年単位で変化するものです。 IT業界の変化に柔軟に対応できることから、マルチなスキルを持つフルスタックエンジニアを求めている現場も少なくなりません。一つの技術に特化しているエンジニアも重宝されますが、企業から常に求められる人材になることを目指すなら、需要を理解してスキルを磨き続ける姿勢も大切になるといえるでしょう。 外国籍ITエンジニアの採用増による影響 外国語ITエンジニアの採用増は、IT業界に限らない採用ニーズの変化でもありますがこの方向性が続くことを考慮すると、現場も変化していくことが予想できます。国内で働くなら英語が急に必須となる可能性はそこまで高くないと考えることができますが、楽天のような英語を公用化する会社が増える可能性も否定はできません。 また現場に外国籍ITエンジニアが増えれば、業務は日本語が前提であったとしても社内の人間関係をスムーズにするために英語は役に立つ可能性が高くなります。実際に経済産業省が運営するMETI Journalで一社のIT企業が200人の外国人ITエンジニアの採用を行ったことを取り上げています。 採用した人材はアジアのトップ大学卒業者が中心となっており、採用後は海外の拠点を中心として配属させています。前述のIT企業はグローバル共通の評価制度を採り入れるなど、2009年から外国人材の継続的な採用を実施している企業でもあります。 需要が高まる外国籍ITエンジニア そして同社は外国人材を採用する理由として、外国人材の学習意欲の高さやキャリア志向の強さを上げています。ITエンジニアとして成長に対するモチベーションが高いため、外国人材を採用することが会社の競争力を高めることにもつながっているのです。 競争の激しいIT業界では業務スピードの早さが武器にもなるため、国内のITエンジニアは外国人材と比較されることも考えなければいけません。そして同社において技術を理由に採用される外国人材は、日本語能力を問わずに採用されています。そのため外国人材の採用が一定数を超えた企業に関しては、英語が公用化される可能性もあるといえるでしょう。 このような外国人材の採用に注力する企業が将来的に増えていくと必然的に英語の重要性は高まります。ITエンジニアとして活躍する上でもスキルアップを目指すなら、英語の情報を読み解けることは当然のスキルでもあります。市場から求められるITエンジニアであり続けることを一つの目的とするのであれば、最低限の英語力はITエンジニアにとって必要なスキルだといえるでしょう。 日本のITエンジニアは優秀? 日本と海外のITエンジニアの違いとして注目しておきたいポイントは勉強時間の違いです。提供されている教育や国家がどの程度ITを重視しているのか、という影響が大きいと考えることもできますがその違いは経済産業省が公表している「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」から知ることができます。 前述の資料では日本のITエンジニアのうち、業務で必要かどうかを問わず自主的に勉強している人の割合は約19%。それに対してインドネシアは47%、ベトナムは30%です。タイは28.2%、中国は25.2%となっているため、これらの国と比較すると日本のITエンジニアは勉強不足であることが分かります。 またITエンジニアの会社の教育や研修制度に対する満足度は、米国は46.6%、インドは41,2%、タイは29%、インドネシアは27%です。これに対して日本のITエンジニアの会社の教育に対する満足度は5%しかありません。このような統計結果から国内では個々のITエンジニアのスキルアップへ向けた意識を高めること、そしてITエンジニアを雇用する企業は教育体制の見直しが課題でもあると考えることができます。 このような学習時間と教育制度の違いだけがITエンジニアの優劣を分けるわけではありませんが、日本と比較すると海外には優秀な人材が多い可能性があることは否定できないといえるでしょう。 【まとめ】ITエンジニア需要は今後も見込めるがスキルアップは欠かせない ここまで紹介してきたように、ITエンジニアは今後も需要が見込める職種であることに間違いはありません。しかし外国語人材の採用が進んでいることや、現場では今後も新しい技術が求められる可能性があることを考慮すると、ITエンジニアであれば安泰というわけではありません。需要を満たすITエンジニアであり続けるためには、長期的にスキルを磨き通づける必要があるからです。 ITエンジニアとしてのスキルは短期間の学習で習得できるものではありません。普段から学習する生活習慣を身につけることが欠かせません。将来の安泰について考えるなら、日々のスキルアップを習慣化させることが有用な手段であることは間違いないといえるでしょう。 テクフリでフリーランス案件を探してみる
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フリーランスエンジニアになるには?未経験でも案件を獲得する方法を解説

フリーランスエンジニアとは フリーランスエンジニアとは、会社に雇用されずにフリーランスとして働くエンジニアです。 法人を作って起業するのではなく、主に個人事業主として活躍するエンジニアを意味する言葉でもあります。フリーランスエンジニアと一般的なエンジニアとの大きな違いは、仕事の進め方にあります。企業にエンジニアとして転職した場合、所属する会社が手掛けるプロジェクトを次々と担当することになります。 一方でフリーランスエンジニアはプロジェクト単位で仕事をするため、ひとつの会社から仕事を受け続けるとは限りません。もちろんそのようなケースもありますが、基本的にはプロジェクト単位で業務を請負い、様々な会社と仕事をすることになります。 また会社で働いていると何か問題が生じた場合、最終的な責任は会社や上司にかかりますが、フリーランスだと全ての責任を自分が持つことになります。フリーランスエンジニアはこのようなリスクもありますが、高単価案件を受けることができれば高い報酬を期待することもできます。 ただ高い報酬を得ることができた場合でも、それが必ず継続するわけではありません。フリーランスは頑張ればそれに応じた収入が期待できますが、月間の作業量が少なくなればそれだけ報酬も下がります。 会社員のように毎月安定した収入が約束されているわけではないので、フリーランスエンジニアとして働く場合は、計画的に案件を受注しながら、収入が下がってしまうリスクも想定しなければいけません。フリーランスエンジニアには相応のスキルと経験が求められますが、フリーランスになれたからといって、必ず高収入が見込めるわけではないので注意が必要です。個人事業主として経営者の感覚を持って、計画的に仕事を進めていくことも必要となります。 テクフリでフリーランス案件を探してみる フリーランスエンジニアの年収は? フリーランスエンジニアの年収は、スキルや職種によって大きく変わります。具体的に、システムエンジニアの平均年収は約800〜1000万円、プログラマーは約700〜800万円、Webデザイナーは約600〜700万円です。 高単価な案件を継続的に受注することができれば、月収100万円以上を狙うことも現実的に不可能ではありません。年収が1,000万円を超える方も数多く存在するので、スキルが身についていれば、フリーランスエンジニアは高収入が得られる可能性もあります。 まず会社員時代の給料を稼げるように目指すところからスタートするのが現実的です。またエンジニアに求められる技術のトレンドは時代の流れと共に変化していきます。フリーランスエンジニアになった場合、スキルが収入によりダイレクトに直結してくるため、会社員時代よりもスキルアップには意識を向ける必要があるといえるでしょう。 フリーランスエンジニアになるメリット フリーランスエンジニアになるメリットについて、いくつか詳しく解説していきます。 収入が増える その人のスキルや実績により幅はありますが、フリーランスになればほとんどのケースで収入が増加します。会社員で300万円から400万円だった年収が、フリーランスになって2倍に増えるようなケースも珍しくありません。市場価値の高いフリーランスエンジニアであれば、1000万円を越えることもあります。 会社員のように勤続年数などによって徐々に年収が増加していくのではなく、現時点での実力や成果が評価され、自分の裁量で仕事量を決められるというのがフリーランスならではといえるでしょう。 また、会社員のように副業が禁止されることも基本的にありません。時間や能力の許す限りの副業が可能になります。エンジニア以外のアルバイトはもちろん、細かい案件を受託して稼いだり、自前で何かのサービスを開発したりすることも自由になります。 案件を選べる 一般的な会社員エンジニアの場合は、基本的に開発案件の内容を選べませんし、アサインされた案件を断ることは難しいでしょう。フリーランスエンジニアであれば、自分の希望や都合に沿った案件を選ぶことができます。 収入を増やしたいのであれば高収入の案件、ワークライフバランスのとれる労働負荷が少ない案件、キャリアプランを考えて新技術の実務経験が積める案件など、幅広い案件の中から自由に選択できます。 働き方の自由度が上がる リモートワークが許可されている案件に参画すれば、朝夕の通勤が必要なくなって自宅などで働けるようになることも魅力です。自宅以外にも、カフェやコワーキングスペースを利用するという選択肢もあります。フルリモートの場合であれば、好きな場所に住むことができるというのも魅力的です。 フリーランスにおすすめのコワーキングスペースについてはこちらの記事で紹介しています。 コワーキングスペースとは?【利用するメリットなどについてわかりやすく解説】 時間と場所の融通がきくため、働きながら子育てや家族の介護をすることができるようになります。休みたい日に休めるので、混雑していないタイミングで出かけたり、閑散期価格で旅行できたりします。 人間関係のストレスが減る 嫌な上司や面倒な同僚、パワハラやセクハラなどの社内外の煩わしい人間関係から解放されます。長いだけで意味のないミーティング、乗り気がしない飲み会に参加する必要もなくなります。 逆に、今まであまり一緒に過ごせなかった家族との時間が増えます。 フリーランスエンジニアになるデメリット フリーランスには残念ながらデメリットもあります。自分にとってメリットとデメリットのどちらが大きいか、判断する必要があります。 収入が不安定になる 定期的な収入が保証されている会社員と違って、フリーランスでは極端な話、仕事が途切れれば収入ゼロになる可能性もありえます。 収入を安定化させるため、複数エージェントに登録しておいたり、複数の得意先を作っておくなど、収益源の確保が必要になります。 年収がアップしたほどには豊かにならない可能性も フリーランスになるとほとんどのケースで会社員時代より年収が増加しますが、その増加分がそのままアップ額とはなりません。 各種公的保険や年金などを会社と折半でなく全額支払わなければなりませんし、所得税は累進課税方式だからです。また、企業が提供する福利厚生が無い分、必要な任意保険などに自分で加入しておかなくてはなりません。 一般に、会社員の1.5倍以上の年収で会社員と同等程度と言われています。フリーランスはボーナスがありませんから、月収基準ではなく、年収基準で考える必要があります。 営業、税務や契約処理などの事務作業を全部自分でやらないといけない フリーランスエンジニアは、今までは会社がやってくれていた経費清算や税務などや、各案件での連絡や契約などの事務作業も全て自分でやらないといけません。 日頃の領収書の保管や経費の記録はもちろん、特に確定申告が大変です。営業では、連絡事項や契約内容の確認などの神経を使う事務作業が多く大変です。請求書を発行して回収する必要があったりもします。 これらは時間と手間がかかる作業であるにも関わらず、利益は一切発生していません。 自力でスキルを獲得しなくてはならない 会社員であれば、様々な研修を無料で受講できたり、OJTで先輩社員の指導を受けたり、社員同士の勉強会に参加できたりします。 フリーランスエンジニアでは、基本的にこれらのことは期待できません。自力で、必要であればお金を払って、スキルを身につけなければいけません。 スキルを磨き続け、自分をアップデートしていかなければ、次第に企業からの需要が少なくなり、収入が減っていってしまうでしょう。 モチベーションや健康の管理が必要 会社員には会社からの強制性があるため、仕事に乗り気でなくてもやらざるをえません。しかしフリーランスでは、怠けようと思えば怠けることができてしまいます。強い自制心で自律していくことが求められます。 また、フリーランスには病欠で有給休暇という概念がありません。しかも病気になれば、即時に無収入にもなりかねません。健康管理には会社員以上に気をつける必要があります。 在宅案件は少ない 実際はクライアント先に常駐する案件が多く、完全な在宅案件はかなり少ないです。 クライアント先に常駐するにしても、週5日常駐であれば、会社員と全く変わりません。ただ、常駐であっても、出社を週3日としたり、時短勤務したりするなどの働き方を交渉できる場合もあります。 社会的信用がまだ低め 一般的な現状として、フリーランスの個人事業主は、会社員よりも信頼度が低めです。会社員では気付かなかった信用というものに、たびたび気付かされることになります。 クレジットカードの審査、賃貸住宅への入居審査、各種ローンの申込み審査など、フリーランスであるという理由で通らないケースがあります。 社会的に孤立する可能性 会社員であれば、職場のつながりなどで自動的に人間関係ができます。 しかし、フリーランスエンジニアになると、自分から意識的に動かないかぎり、友人や恋人を見つけるのが困難になります。イベントに参加してみたりSNSをやってみたり、積極的に人脈を広げる努力が必要になります。 フリーランスエンジニアのキャリアパス フリーランスエンジニアを目指すのであれば、まずはエンジニアとして会社に就職することが、キャリアパスの第一歩となります。 なぜならフリーランスエンジニアを対象とした案件の中には、実務経験を必要とするものが少なくないからです。 フリーランスエンジニアになるには、キャリパスとして以下のプロセスを歩むことが理想的です。 大まかな方向性を決める フリーランスエンジニアになるには、キャリアのスタートが肝心です。フリーランスエンジニアとして、どのような分野で働きたいのか、最初に決めておきましょう。 WebサイトやWebサービスの案件を中心に受けることを考えるなら、最初に選ぶ職種はWeb系エンジニアです。Androidエンジニアなど、アプリ開発を主な仕事にしていきたいなら、アプリ開発に携わる仕事を選びましょう。 このように関心がある分野を会社員として経験しておくと、将来フリーランスとして活躍できる可能性が高くなります。なぜならフリーランスエンジニアになるなら、得意分野を持つことは欠かせないからです。 将来フリーランスエンジニアになることを決めているなら、最初から大まかな方向性は持っておきましょう。 エンジニアとしての基礎スキルを身につける エンジニアとして就職することができたら、最初の1年~2年は基礎スキルを身につけることに注力しましょう。クラウドの知識やセキュリティ、Javaなどのプログラム言語はもちろん、Web系であればCSSやJavaScriptは習得することが欠かせないスキルでもあります。 専門性を磨く(強みをつくる) 基礎スキルを身につけることができれば、次は専門性を磨くことを考えましょう。3年程度一つの会社で働いたなら、スキルアップのために転職するのも有用な手段の一つです。 フリーランスになった際は、会社員時代の経験が武器になります。3年目以降は専門性を磨き、エンジニアとしての強みをつくっていく時期となります。 プロジェクトマネージャーもしくはリーダー経験をする ある程度専門性が身につけることができれば、フリーランスエンジニアとして活動をスタートしても仕事を受けることは可能です。 しかしプロジェクトマネージャーやリーダー経験が実務経験としてあった方が活躍の幅は拡がります。 フリーランスエンジニアとしての可能性を広げておきたいなら、プロジェクトマネージャーやリーダー経験は会社員の間に積極的に経験しておきましょう。 フリーランスエンジニアとして独立する エンジニアとして独り立ちする自信とスキルが身につけば、フリーランスエンジニアとして独立する時期です。フリーランスエンジニアになるには、特別な資格が必要なわけではありません。 しかし技術は欠かせないため、会社員の間に技術はしっかりと身につけておきましょう。 またフリーランスエンジニアになるには、フリーランスとしての仕事を探すことも必要です。 最後に勤めていた会社から業務委託として案件を受注することができれば理想的です。 会社員としてのキャリアを引き継ぐ形でフリーランスエンジニアになることができるため、ある程度スタートから安定した収入が見込めるからです。 もちろん仕事を回してもらえるかどうかは勤めている会社の体質で決まるところもありますが、業務委託として仕事を回してもらうことができるのかどうか、上司や社長に相談する価値はあるといえるでしょう。 仮に仕事がもらえなかったとしても、クラウドソーシングやフリーランス向けの仕事仲介サービスを活用すれば、無理な営業活動をしなくても案件を探すことはできます。 未経験からでもフリーランスエンジニアになれる? 続いて未経験でもフリーランスエンジニアなれるのか?ということです。結論からいうと、なれます。ただ、スキルが無いと仕事にならないため、しっかりとスキルを学ぶ必要があります。そのスキルを学ぶ方法は大きく分けて2つあります。 一つ目が未経験からでもエンジニアとして働ける求人に応募し、企業の中でエンジニアとしての経験を積むという方法です。ある程度、企業の中でエンジニアとしての経験を積むことで、フリーランスエンジニアとして案件を受ける際に相手から信頼してもらえます。 今すぐにフリーランスエンジニアとして活躍したいというわけではなく、地道に力をつけて確実にやっていきたいという方にはおすすめの選択肢です。 二つ目がプログラミングスクールに通い、学習するという方法です。プログラミングスクールに通うと、HTML・CSSやRuby・PHPといったプログラミング言語を習得していき、フロントサイド・サーバーサイド双方の開発スキルが身につきます。期間は1ヶ月〜6ヶ月まで様々で、早くフリーランスエンジニアとして働きたいという方にはおすすめの選択肢です。 どの範囲までやるかはプログラミングスクールによって異なりますが、カリキュラムの最後にはプロトタイプ制作といって、自作のアプリケーションを作るものもあります。プロトタイプを作ると、自分がどのようなアプリケーションを作れるのかということを相手に作品で伝えられるため、案件の獲得率がアップします。 未経験からフリーランスエンジニアになる場合はどちらの方法が良いか吟味して、進めていきましょう。 フリーランスエンジニアとして案件を探す方法は? ここからはフリーランスエンジニアが案件を探す方法を紹介します。 クラウドソーシングサイト フリーランスエンジニアが案件を探す方法の一つがクラウドソーシングサイトです。 クラウドソーシングサイトでは、不特定多数の人に向けて掲載されてる案件を自由に探すことができます。近年、案件の掲載数やユーザー数が増え、フリーランスエンジニアが案件を獲得する強い味方となっています。 利用方法は、クラウドソーシングサイトに登録し、掲載されている案件から仕事を選び応募します。高い経験やスキルが求められる案件もありますが、中には書類選考や面接もない案件も存在します。クラウドソーシングサイトの1番のメリットは気楽に始められる点でしょう。 数多くのクラウドソーシングサイトが存在し、それぞれに案件の種類の特徴が違うので、複数のサイトに登録して案件を比較して探すといいでしょう。 エージェントサービス フリーランスエンジニアが案件を探す方法で、エージェントサービスの利用もおすすめです。 エージェントサービスを利用することで、担当のエージェントが自分に合った案件を探して紹介してくれます。案件を探す手間を省きたい方や、スキルに自信がある方におすすめです。 他にも、エージェントに案件についての相談も出来ます。エージェントサービスによって、案件の種類が違うので、扱う案件の種類によって利用を検討してみるといいでしょう。 知人に紹介してもらう フリーランスエンジニアが案件を探す際に、知人に紹介してもらう場合もあります。同僚や取引先で仲良くなった人、趣味などを通して知り合った人などに扱える案件の種類を伝えておくと、仕事を依頼されることがあります。 フリーランスエンジニアになるために必要な手続きは? まず、正社員からフリーランスになろうと迷っている方は、フリーランスになるにはどのような手続きを経て、フリーランスになれるのか気になる方は多いと思います。 フリーランスになる際に準備すべきことは大きく分けて4つあります。 国民年金への切り替え 1つ目は厚生年金から国民年金への切り替えです。フリーランスは国民年金を利用し、自分自身で納付することが必要となるので、早めに切り替えておきましょう。 開業届出書の提出 2つ目は個人事業の開業届出書の提出です。開業届出書を税務署に提出することで、個人事業主として認められることになります。 青色申告承認申請書の提出 また、個人事業の開業届出書の提出と同時に、3つ目の青色申告承認申請書を税務署に提出することで、青色申告が利用できるようになります。ある程度フリーランスエンジニアとして利益が出そうな方はこちらを利用することで節税できます。 国民健康保健への切り替え 4つ目は会社の健康保険から国民健康保健への切り替えです。ただ、保険に関しては退職後2年間は会社の健康保険に継続加入することができます。どちらの方が得するのか検討した上で決めたほうが良いでしょう まとめ フリーランスエンジニアにはキャリアプランが欠かせないことは前述の通りですが、ある程度技術が身につけば、会社員経験が1年~2年程度でもフリーランスエンジニアになるのは不可能な話ではありません。 しかしそれは推奨できるフリーランスエンジニアの目指し方ではありません。なぜなら単価の高い案件の中には、実務経験3年以上など、ある程度の就業経験を重視する案件が少なくないからです。 またフリーランスエンジニアとして独立したとしても、強みを持っていなければ将来的に淘汰されてしまうリスクもあります。フリーランスエンジニアになるには、最初にエンジニアとして自分自身の市場価値を高めておくことが欠かせません。これからフリーランスエンジニアを目指すなら、まずはキャリアプランを明確にすることから始めてみてはいかがでしょうか。 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フリーランスと業務委託の違いとは?関連する契約についても詳しく解説

フリーランスエンジニアやフリーランスデザイナーとして活動していると、「業務委託」という契約を打診されることがあるかもしれません。「業務委託ってどういう契約?」「注意すべきポイントはあるの?」など、フリーランス初心者なら気になるポイントがたくさんあると思います。 また業務委託契約とよく似たものとして、委任契約や請負契約と呼ばれるものもあります。今回の記事では、これらの契約と業務委託契約との違い、そして業務委託契約で気をつけたいポイントをテーマとして解説していきます。 テクフリでフリーランス案件を探してみる そもそも業務委託契約ってなに? よく勘違いされることですが、「フリーランスとして働くこと=業務委託契約で働くこと」というわけではありません。フリーランスというのは、「正社員」「派遣社員」「アルバイト・パート」などの言葉と並び、1つの働き方を表すものです。 それに対して業務委託契約というのは、フリーランス個人とクライアント企業との間で交わす契約の1つです。文字通り、クライアントから委託された業務を遂行することで、報酬をもらう契約です。 確かにフリーランスの多くは業務委託としてクライアントとの契約を結び、プログラムやデザイン・イラストなどを納品することで、それに見合った対価をもらっています。 業務委託契約の特徴として、業務を委託するクライアントも、業務を受託するフリーランスも、立場上は同等であるという点があげられます。フリーランスが納品する成果物に対してクライアントが対価を支払う。 イメージとしてはなんとなくフリーランスの方が立場が弱そうに思えますが、実はそんなことはないんですね。クライアントがフリーランスに対して作業の進め方を指示して強制することはできませんし、契約内容に不満があれば意見を提出することも可能なのです。 なおフリーランスが契約する業務委託には、「委任契約」と「請負契約」の2種類があります。どちらの契約を結ぶかによって内容が変わってきますので、それぞれの違いを簡単にでもいいので覚えておくと安心です。 委任契約と請負契約の違いとは まず委任契約の場合は、成果物の納品を求められるわけではありません。委任契約で代表的なものとして弁護士の訴訟などがあげられますが、仮に裁判で勝てなかったからといって、報酬の支払いを拒否することなんてありませんよね。 委任契約で求められるのはあくまでも過程であり、結果ではないというわけですね。もっと身近な例でいうと、Webデザイナーがホームページやデザインの制作を手掛けるときにも、委任契約となるケースが多いです。 なぜなら、ホームページやデザインの制作では「ここまでやったら契約完了」という基準を作りにくいからです。クライアントから求められる契約書の内容を完遂すれば、契約終了となって報酬が支払われます。 一方の請負契約では、成果物を納品してはじめて報酬が支払われます。ちょうどスーパーで商品を買う取引と同じようなイメージで、プログラムやイラストなどの完成品を渡さない限り、契約終了とはなりません。 その意味では、仕事に関してより大きな責任を負うのは請負契約であると言えます。成果物を納品した後に、不具合や契約との相違点などが出てくれば、その場で修正対応を行う必要も出てきます。 業務委託契約時に注意すべきポイントは? フリーランスにとって業務委託契約は、クライアントから依頼された仕事を終わらせることができるなら、いつ・どこで・どのように働こうと自由です。もちろん自宅で働くことも可能ですし、カフェがレンタルオフィスなどで働くのもOK。早朝に働いてもいいですし、深夜に仕事のピークを持ってきても問題ありません。 もちろん納期は守る必要はありますが、会社員として働くよりも自由な働き方が実現できるのは事実です。知識や技術がある人なら、高いスキルを活かして高単価の契約を結び、会社員のとき以上も収入を稼ぐことも可能になるでしょう。 ただし業務委託契約は比較的短い期間を想定しているケースが多いので、1年3年以上の長いスパンで契約を結べることはあまり期待できないでしょう。その意味では安定して稼ぐことが難しい側面があり、継続的に営業したりクライアントからの紹介を受けたりして仕事を探す努力が求められます。 なお業務委託契約では、一般的にクライアントから「業務委託契約書」が送付されます。特に初めて業務委託契約を結ぶ際には、必ず目を通しておきたいポイントがいくつかあります。 例えば、「報酬の対価となる納品物は何か?」「具体的に明記されているか?」という点です。フリーランスが納品する成果物について、クライアントとフリーランスとの間で認識に違いがあると、最終的にトラブルに発展してしまう可能性があります。事前に説明されていた納品物や報酬額に相違がないかもチェックしておきたいところです。 初めて仕事するクライアントの場合は、そのクライアントも連絡先に関しても確認しておきましょう。もし報酬が支払われなかったり連絡が途絶えたりしてしまった場合に、クライアントの連絡先が分からなければどうしようもありません。以前にその会社が存在しているのか、電話番号が使われているのかなど、不安要素は解消しておくことをおすすめします。 意外と見落とされがちなのですが、交通費の負担や振込手数料の負担など、報酬以外の経費に関する項目も確認しておいてください。もしクライアントのオフィスで打ち合わせをするなどの予定があるなら、交通費はどちらが負担するのかについて明確にしておくのがベストです。 振込手数料についても、クライアント負担なのか、それとも報酬から差し引かれるのかによって、確定申告で使う数字が異なってきます。 フリーランス駆け出しの頃は、契約書の全てに目を通して不自然なところがないかを確認するのは難しいことでしょう。そんなときにはフリーランスの先輩などを頼ってみるのもおすすめです。 テクフリを活用しよう フリーランスになりたてで、クライアントと一対一で契約を結ぶのに不安を感じる人は多いかもしれません。そんなときには、フリーランスとクライアントの間に入ってくれる「エージェント」を活用してみるというのもおすすめです。 エージェントはあなたの代わりに案件を探し、あなたの希望にマッチした仕事を紹介してくれるサービス。techcareer magazineでも、フリーランスエンジニア・クリエイターのための案件情報サイト「テクフリ」を運営しています。 テクフリでは、10年以上の業界経験を活かし、ただのお仕事紹介ではなく『バリューアップ』をコンセプトにした手厚いサポートで、エンジニア一人ひとりをご支援しています。 現在は正社員として働いているが、将来的にフリーランスエンジニアになりたいと考えている方、フリーランスエンジニアから正社員に戻りたいと考えている方、どちらにもエージェントが真摯に対応しています。 もちろん、単に情報収集目的で利用していただいてもOKです。登録は60秒ほどで完了しますので、ぜひテクフリをチェックしてみてください。 テクフリでフリーランス案件を探してみる まとめ フリーランスにとって業務委託契約を結ぶことは、慣れてしまえばどうってことのない雑務でしかありません。とはいえ、最初の頃は戸惑うことも多いでしょう。そんなときにはこの記事の内容を参考にしたり、フリーランスの先輩、エージェントを頼ってみたりして、不安要素を解消できるように努めましょう。
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フリーランスにとって国民健康保険だけでは怖すぎる?フリーランス協会を利用してみよう

国民健康保険組合について フリーランスエンジニアとして独立した場合、健康保険の加入は重要なテーマの一つです。 なぜなら会社員なら企業が所属する健康保険組合に加入することができますが、フリーランスは何もしなければ加入する健康保険は国民健康保険だけになってしまうからです。 では国民健康保険とはどのような制度なのか、まずはその内容について見ていきましょう。 国民健康保険とは市区町村単位で運営されている日本の医療保険制度です。 テクフリでフリーランス案件を探してみる フリーランスとして独立後に加入する国民健康保険組合とは? フリーランスとして独立すると、企業が所属する健康保険組合を任意継続していない限りは基本的に加入することになります。 国民健康保険に加入していると病気やケガで病院に通院が必要となった際に自己負担する費用が請求の3割となります。 医療機関から請求される費用のうち約7割を自治体が負担してくれるという特徴があります。 通院の場合の負担は少なくて済むという特徴がありますが、民間の保険会社の保険のようにがんなどの入院に対して保険金が発生するものではありません。 国民健康保険になくて、社会保険にあるもの 社会保険とは企業に雇用されている場合に入ることができる保険を意味しています。 企業によって加入している保険組合は異なりますが、協会けんぽと呼ばれる全国健康保険組合や関東ITソフトウェア健康保険組合など、様々な組合があります。 社会保険に加入していると、病気になった際は傷病手当金を受け取ることができます。 申請するためには医師の診断書や企業側から組合に対する必要書類の申請などが必要となりますが、傷病手当金が認められると療養期間中に収入を基準に計算された手当を受け取ることができます。 そして組合が提携しているレジャー施設や飲食店、スポーツクラブや保養施設などがある場合、そういった施設を割引価格で利用することもできます。 また組合が提携している医療機関では各種健診を割引で受診することができ、さらに健康に関するイベントやセミナーの受講も可能となっている組合もあります。 このような提携施設におる割引や傷病手当金は国民健康保険にはありません。 フリーランスとして独立してからも会社員の頃と同等の保険サービスを受けたい場合は雇用された時に加入していた保険を任意継続する、もしくはフリーランスを対象にした保険への加入を検討することをおすすめします。 文芸美術国民健康保険組合にフリーランスエンジニアは入れるの? 前述の通り保険組合には様々な種類がありますが多くのフリーランスが加入している保険の一つに文芸美術国民健康保険組合があります。 文芸美術国民健康組合は収入に関わらず保険料が定額のため、所得によっては加入することで国民健康保険よりも保険料を抑えることができる可能性がある保険です。 文芸美術国民健康保険組合への加入条件 加入条件としては日本国内に住んでいて美術もしくは著作活動に従事していること、そして組合加盟の各団体の会員となっていることが求められます。 文芸美術国民健康組合に加盟する団体の一つに日本イラストレーション協会ジャイラがあります。 そして加入資格としてはイラストレーション制作を行う個人事業者・法人に限られることが明記されています。 そのためフリーランスエンジニアとして仮にWeb関連事業などで開業していた場合、基本的には加入を認められないことになります。 しかし兼業で漫画や絵本を制作している、もしくはデザインの仕事もエンジニアと兼務にしている、さらに職業をイラストレーターとして確定申告を提出しているなら加入を認めてもらえる可能性は高くなります。 文芸美術国民健康保険組合は「美術や著作活動」に従事している人を対象としている保険組合です。 このような保険組合が対象とする人について考慮すると、エンジニア専業のフリーランスなら他の保険組合を検討すべきだといえるでしょう。 フリーランス協会に入会するとフリーランスエンジニアにとって何がいいのか? フリーランス協会はフリーランスエンジニアも加入することができるフリーランス向けの福利厚生や保険が提供されているサービス。 保険組合ではないため一般会員になったところで健康保険をカバーできる内容のサービスが提供されているわけでもありません。 しかしフリーランス協会に加入することは民間の損害保険に加入する手間を省くことができます。 国民健康保険と組み合わせて入会することを前提に考えるならより充実した保険をかけることができるといえるでしょう。 保険としてカバーできる可能性があるのは、失業保険に関係する手当です。 会社員として雇用されている間は、労災保険と雇用保険に加入することになります。 これらの保険に加入していれば失業をした際は失業手当を受け取ることができます。そして業務中の事故で心身に何らかの故障があった際は、労災保険として保険料を受給できる可能性があります。 これらの保険のうち雇用保険に付帯する失業手当については、フリーランス協会に入会して所得補償制度に任意加入することで、ある程度カバーできる可能性があります。 〈フリーランス協会〉所得補償保険+傷害補償プラン(別途有料)はお得なのか? フリーランス協会は一般会員になると、フリーランス賠償責任補償が自動付帯されます。そして所得補償制度と傷害補償プランは別途有料で加入することができます。 保険を重視してフリーランス協会に加入するなら任意の保険にも入っておきたいところですが、別途有料となるため慎重に判断すべきところでもあります。 ではここからは、所得補償保険と傷害補償プラン、それぞれに加入するとどのようなメリットがあるのか、内容と共に見ていきましょう。 〈フリーランス協会〉所得補償保険(所得補償プラン) 所得補償保険とは、保険期間中に病気になる、または怪我を負うことで就業不能になり、その期間が7日間を超えた場合に保険金が支払われる保険プラン。 支払われる金額は就業不能期間1か月単位で計算され、1年間を限度として支払いを受けることができます。 1口あたりで補償される保険金の金額は1万円。 年齢と職種によって1口購入するためにかかる費用は異なりますが、35~39歳で事務職や営業などを含む1級とカテゴライズされる職種なら、かかる費用は83円。 加入口数に応じた保険をかけることができます。 保険料の算出方法は基本補償1口あたりの保険料と加入口数を掛け合わせて計算します。そのため加入口数を多くすればより手厚い保険をかけることもできます。 収入に応じた最適な口数を設定できることを考慮すれば、有料プランではあるものの、比較的導入しやすい保険だといえるでしょう。 〈フリーランス協会〉傷害補償プラン 傷害補償プランは、国内または海外で偶然の事故によってケガを負った場合などに保険金の支払いがある制度。 加入しているとフリーランスエンジニアとして打ち合わせに向かう際に、階段から落ちるもしくは交通事故に遭遇するなどのリスクに備えることができます。 月額の保険料は1口1000円~3000円。 加入タイプによって補償される金額は異なりますが死亡・後遺障害、入院、通院、介護のカテゴリに応じて保険金が定められています。 補償される金額は100万円~572.7万円。 フリーランスエンジニアとして交通事故など移動中に事故に巻き込まれるリスクに備えたい場合、比較的リーズナブルに活用できる補償プランでもあります。 参考:プロフェッショナル&パラレルキャリア フリーランス協会 【まとめ】フリーランス協会は国民健康保険組合と合わせて活用しよう ここまで紹介してきたようにフリーランス協会は一般会員になると、賠償責任保険、所得補償保険、損害補償の三つの保険に加入できるようになります。 任意加入の保険まで含めると多少費用はかかりますが、病気や事故のリスクを考慮すれば保険にかける金額としては決して高いものではありません。 国民保険の加入だけでは備えることができるリスクは限定的です。 フリーランスとして少しでもリスクを減らして活動することを考えるなら、フリーランス協会の所得補償や損害補償などの保険の活用も検討することをおすすめします。 ❇︎参考 文芸美術国民健康保険組合 JAILA:日本イラストレーション協会 プロフェッショナル&パラレルキャリア フリーランス協会
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フリーランスの職種一覧!20職種の仕事内容や単価を詳しく解説

これからフリーランスになりたいと考えている人からすれば、「どんな職種が稼げるの?」と気になるものでしょう。特にIT業界で独立を目指すなら、選択する職種によって案件数や単価が大きく異なり、年収にも幅が出てきます。 そこで今回の記事では、フリーランス需要がある職種を20個取り上げ、それぞれの仕事内容と案件数、平均単価を「テックキャリアフリーランス」の掲載案件をもとにご紹介していきます。 テクフリでフリーランス案件を探してみる サーバーサイドエンジニア 単価:39〜132万円 案件数:420件 サーバーサイドエンジニアは、WebページやWebアプリに関するサーバー側の処理を担当するエンジニアです。Ruby、Python、PHPといったプログラミング言語を用い、データベースに関する知識・技術も必要となります。IoTやAI、機械学習といった分野の開発に携われる点も魅力です。サーバーサイドエンジニアの案件数はトップクラスのため、仕事に困ることも少ないでしょう。 フロントエンドエンジニア 単価:21〜121万円 案件数:152件 サーバーサイドではなく、フロントエンドの処理を担当するのがフロントエンドエンジニアです。HTMLやCSS、JavaScriptをはじめとするプログラミング言語を使い、Webサイトの見た目を構築する役割を担います。こちらも案件数が比較的多く、未経験からでも始めやすい職種になっています。 ゲームクライアントエンジニア 単価:55〜99万円 案件数:45件 スマホ向けを中心に、ゲームソフトの開発を手掛けるのがゲームクライアントエンジニアです。UnityやC言語、Objective-C(Swift)、Javaといったプログラミング言語を扱い、人気のゲームアプリを目指します。ゲームクライアントエンジニア単体での募集はそれほど多くありませんが、「スマホアプリエンジニア」として、ゲーム開発に携わるエンジニアを募集するケースもあります。 スマホアプリエンジニア 単価:55〜121万円 案件数:191件 文字通り、スマホ向けアプリの開発を手掛けるエンジニアです。Objective-C(Swift)、Javaなどのプログラミング言語を扱うほか、UI・UXに関する知識も求められるでしょう。案件数は「サーバーサイドエンジニア」に次いで多くなっており、より条件のよい案件を探すのは難しくありません。 インフラエンジニア 単価:33〜116万円 案件数:101件 サーバーやネットワークの設計・構築に携わるのがインフラエンジニアです。リリース後の運用・保守を含めて、ITに関する土台(インフラ)を支える役目を担っています。プログラミング言語というよりは、OSやネットワークに関する知識が求められ、クライアントとコミュニケーションをとる機会も多いのが特徴です。 データベースエンジニア 単価:39〜94万円 案件数:29件 企業で扱うデータベースの構築・運用を専門とするのがデータベースエンジニアです。とはいえ、データベースの仕事だけをするというケースは少なく、システムエンジニアとしての仕事も含むことが多くなります。OracleやSQL Serverなどの知識を身につけ、データベースの安定運用を目指す職種です。 マークアップエンジニア 単価:33〜88万円 案件数:27件 HTML、CSSを用いてWebサイトの構築を手掛けるのがマークアップエンジニアです。フロントエンドエンジニアと仕事内容が近く、サイトに掲載するコンテンツを念頭に置きながら、検索されやすいサイトを構築する責任を背負います。未経験からの挑戦も容易ですが、案件数や単価はやや低めの水準です。 テストエンジニア 単価:33〜99万円 案件数:106件 テストエンジニアは、すでに開発されたシステムやソフトウェアのテスト全般を担当する職種です。テスト計画の立案からテストの実施・分析までを担います。あまり派手ではなく裏方の仕事といえますが、実は案件数が多く仕事に困らない職種だったりします。 テスター 単価:61〜94万円 案件数:2件 テスターはあらかじめ指定されたテストケースにしたがってテストを行う職種です。未経験からスタートできる難易度の低い仕事ですが、求められるスキルレベルが高まるにつれて単価がアップしていく傾向があります。テストエンジニア向けの資格取得を目指すと、さらに高単価を狙えるようになるでしょう。 データサイエンティスト 単価:39〜121万円 案件数:49件 データサイエンティストは、ビッグデータや機械学習といった領域を担当するエンジニアです。今後の将来性が大きく注目されており、案件数や単価相場も上昇傾向にあります。プログラミング言語としてはPython、加えて統計学やAIに関する知識も備えていると、活躍しやすくなるでしょう。 PM 単価:33〜143万円 案件数:41件 PMは「プロジェクトマネージャー」の略で、立ち上げ段階からプロジェクト全体に携わる職種です。チームの編成からメンバー一人ひとりのサポートまでを手掛けるため、高いコミュニケーション能力が求められます。交渉力やマネジメント力も必須になるでしょう。経験豊富なPMであれば、業界でも最高水準の単価を狙うことができます。 Webデザイナー 単価:33〜110万円 案件数:73件 Webサイトのデザインからコーディング作業までを手掛けるのがWebデザイナーです。IllustratorやPhotoshopを扱うスキルから、HTMLやCSS、JavaScriptといった言語のスキルも身につけておきたい職種です。未経験でもスタートしやすい職種ですが、案件次第で高単価を狙うことも可能な世界になっています。 Webディレクター 単価:39〜110万円 案件数:98件 Webサイト制作のリーダー役として、プロジェクトの進行管理やマネジメントを手掛けるのがWebディレクターです。業務内容は多岐にわたり、PMと同じく豊富な経験が求められる職種です。Web業界からの需要が多く、案件数は比較的多めとなっています。 ゲームプランナー 単価:50〜83万円 案件数:39件 ゲームのプランニング、すなわち企画や設計に関する専門的な知識・技術を備えるのがゲームプランナーです。コンシューマーゲームやオンラインゲームの開発に携わるケースもありますが、大半を占めるのはスマホ向けゲームアプリ開発。ゲームが好きでコミュニケーション力に秀でた人に向く職種です。 UI/UXデザイナー 単価:44〜88万円 案件数:60件 ユーザーにとって使いやすいWebサイトやアプリをデザインするのが、UI/UXデザイナーの役目です。Photoshop、Illustratorなどのスキルはもちろん必要ですし、UI/UXに関する知識や経験も求められます。UI/UXデザイナーは日本ではあまり重視されない傾向にありますが、海外では立派な職種の1つ。今後需要が高まっていくことも十分考えられます。 グラフィックデザイナー 単価:39〜88万円 案件数:25件 主にチラシやポスターなどのデザインを手掛けるのが、グラフィックデザイナーです。商品のパッケージやカタログを含めた、紙の印刷物が活躍の舞台となります。美術系・デザイン系の大学や専門学校で学んだ人であれば、高単価を狙いやすくなります。 イラストレーター 単価:33〜77万円 案件数:27件 ゲームのキャラクターデザインから広告のイラストまで、幅広い分野でデザインに携わるのがイラストレーターです。クライアントのニーズに沿ったイラストを描くことが求められるため、コミュニケーション力も必須となります。近年ではスマホ向けゲーム市場が活発なため、イラストレーター向けの案件も増加傾向にあります。 3Dデザイナー 単価:50〜88万円 案件数:33件 ゲームやアプリ、テレビ番組などで3Dグラフィックスを制作するのが、3Dデザイナーです。ゲーム系または映像系の案件に分類することができ、専門学校に通うことで最短で3Dデザイナーを目指すことができます。単価は比較的高めに設定されており、稼ぎやすい職種といえます。 モーションデザイナー 単価:39〜66万円 案件数:15件 モーションデザイナーは、ゲームに登場するキャラクターの動きを担当するクリエイターです。臨場感にあふれ、魅力的なキャラクターを再現するべくプログラマーと連携してモーションデザインを実現していきます。専門学校でモーションデザインについて学び、そのスキルを活かして案件を獲得することがモーションデザイナーになる近道です。 アシスタント 単価:33〜77万円 案件数:83件 アシスタントディレクター、アシスタントプロデューサーとしてシステム開発やデザイン制作に携わる職種もあります。こちらは未経験からでもスタート可能ですが、単価は低めに設定されていることに注意してください。場合によっては経理や広報など、事務系のスキルが求められることもあります。 テクフリを活用しよう IT系エンジニア・クリエイター職種を中心に、ここまで20の職種を紹介してきましたが、ピンとくる仕事は見つかったでしょうか?未経験または経験の乏しいフリーランスからすれば、どの仕事を選んだらいいのかわからないシーンも出てくるでしょう。 そんなときに役立つのが、フリーランス向けの「エージェント」を活用するという方法です。エージェントはあなたの代わりに案件を探し、あなたの希望にマッチした仕事を紹介してくれる点が大きな特徴。 techcareer magazineでも、フリーランスエンジニア・クリエイターのための案件情報サイト「テックキャリアフリーランス」を運営しています。 テックキャリアフリーランスでは、10年以上の業界経験を活かし、ただのお仕事紹介ではなく『バリューアップ』をコンセプトにした手厚いサポートで、エンジニアやクリエイターの一人ひとりをご支援しています。 現在は正社員として働いているが、将来的にフリーランスになりたいと考えている方、フリーランスから正社員に戻りたいと考えている方、どちらにもエージェントが真摯に対応しています。 もちろん、単に情報収集目的で利用していただいてもOKです。登録は60秒ほどで完了しますので、ぜひテックキャリアフリーランスをチェックしてみてください。 テクフリでフリーランス案件を探してみる まとめ IT業界には、さまざまな職種のフリーランスが求められています。エンジニアまたはクリエイターとして活躍したいのであれば、ここで紹介した職種を目標に据えて勉強やトレーニングに励むとよいでしょう。 どの職種を選んだらいいのかわからない場合には、「テックキャリアフリーランス」も活用してみてください。
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