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テクフリをご利用いただき、案件にご参画をいただいたエンジニアのインタビューコンテンツになります。テクフリでお仕事を見つける決め手になったポイントとは?

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フリーランスエンジニア

企業の視点に立って、事業貢献をしたい。コミュニケーションを大切にする41歳K.Nさん

テクフリ ユーザーインタビューVo.15 開発ディレクター:K.Nさん 「企業の視点に立って、事業に貢献できることをやりたい」と考え、フリーランスに挑戦したK.Nさん。 今回は、「フリーランスとして働こうと思ったきっかけ」「PM・PLやディレクション周りに興味を持たれた理由」「未経験の業界の知識を習得する方法」などを伺いました。 フリーランスエンジニアという職種を選んだ理由とは? ーフリーランスになる前はどのようなお仕事をされていましたか? 13年くらいあったんですけども、すべてSIerで運用・保守をやっておりました。 そこから現場を重ねていって、PLやPMをやらせてもらったりしていましたね。 ーフリーランスとして働こうと思ったきっかけは何でしょうか? もともとPMのような、プロジェクトをコントロールしたり上流工程を担うポジションに就きたいと思っていました。 また、事業貢献みたいなことをやりたいと思って、転職も何度か繰り返したんですが、うまくいかなかったのでフリーランスをやってみようかなと思ったのが1つです。 2つ目は、昔からお世話になっていた知人の方に「社員としての採用は難しいが、フリーだったら採用できる」と声をかけられたので、「お世話になっているし、フリーになって勉強できればいいな」と思ったのがきっかけです。 まとめると、やりたいことがなかなかできなかったからフリーを考え始めたという感じでした。まだ若かったので、「フリーで失敗してもどこかまた正社員で始めればいいや」くらいに考えていました。 ーPM・PLやディレクション周りに興味を持たれた理由は何でしょうか? まず、人と話すのが好きというのが大前提にあります。 その上で、プログラマーだと人と話す機会が少ないと思っていましたが、システムエンジニアとしてお客様と折衝したり、コミュニケーションをとれる点に魅力を感じました。 開発も楽しいのですが、PMやPLのように頻繁にやりとりしてプロジェクトを推進していく姿に憧れを抱いたのが興味を持った理由です。 ーフリーランスになるにあたって不安な点はありましたか? 不安だらけでしたね。笑 今はフリーランスがたくさんいますが、当時はフリーランスがもっと少なかったので、自分の今の知識量や力量でお金を稼いでいけるのかというのが心配でした。 また、正社員であれば会社からフォローがあると思いますが、所詮外部のフリーランスなので、風当たりみたいなものを入る前は心配していましたね。 あとは、確定申告とか青色申告とかどうやってやるの?という感じで心配でした。 ーフリーランスになる前と後ではどのような変化がありましたか? やりたいことができるようになりました。 自分のキャリアプランに沿った案件に入れるようになった、というのが自分の中では大きくて、基本的にはやりがいのある日々を過ごしています。 逆に、仕事以外のフリーランスならではの事務(確定申告や税金周りの処理等)に費やす時間が増えているのが大変です。 あとは、案件終了後のコミュニケーションが広がりました。終了してから半年後くらいに連絡をいただいたり、このポジションで紹介できる人いる?みたいな相談をいただく機会が増えたのは嬉しい点です。 K.Nさんが案件選びの際に重視しているポイントとは? ー今、稼働されている案件を選んだポイントは何だったのでしょうか? まず第一に、ディレクションや事業側のポジションにいきたかった、というのがあります。 加えて、業界に対して、経験したことがなくなんの知見もなかったことから、新鮮味があったので興味を持ちました。 条件面では、参画希望日や働き方、金額などすべてマッチしたので、楽しそうだなと思い選びました。 ー未経験の業界だと分からないことも多いと思いますが、どのように勉強していますか? キャッチアップするためにいろいろな資料(用語集だったり参考になるサイト)をもらっています。 ただ結局、実務をこなしていかないとわからない部分が大きいですね。 今の現場では、最初は何もわからなかったので、周りの人に「全くわからないからガンガン質問します」ということはあらかじめ伝えていました。 ーご就業先には、どのような方、エンジニアさんがいらっしゃいますか? コミュニケーション能力はみんな高めですね。 みんなフルリモートですが、テキストコミュニケーション含めて明るく会話できています。 エンジニアのレベル感としては、未経験の言語を調査する能力や、調査したことを自分の中にためるスピードが早い人が多い気がします。 フリーランスエンジニア向けエージェント会社に抱く正直な印象 ー我々のようなエージェント会社に対してどのような印象をお持ちですか? 自分で案件の獲得ができない中、そこを肩代わりしてくれるため助かります。 あとは、お客様と直接やりとりしなくていいため、複雑なことをしなくていいので安心できますね。 ITフリーランス専門エージェント【テクフリ】について ーアイデンティティー(テクフリ)の良い点はどのような点でしょうか? 求めるディレクションの案件を複数提案していただけたところですかね。 募集要項を見て、フルリモートじゃないの?とか単価これくらいがいいな、と思ったところをちゃんと交渉してくれたのが嬉しかったです。 ー当社では、「ITフリーランスコンソーシアム」という、ITフリーランスの方に安心・安全にご就業いただくためのプログラムを提供していますが、今後どのようなサービスがあると嬉しいですか? 健康診断まわりのものがあれば使いたいと思います。 正社員だと会社から行けと言われますが、フリーランスだとずるずるしてしまって最悪1年行かないなんてこともあるので、行くか!と思えるようなものがあると嬉しいです。 K.Nさんの今後のキャリアプランとは? ー今後どのようなキャリアプランをお考えなのでしょうか? 今やっていることとあまり変わらないですが、「ビジネスへの貢献」に興味があるので、今後も開発における上流工程のみならず、企業単位での上流工程(事業計画や予算構築など)をやっていきたいなと思っています。 ー注目している技術は何でしょうか?また、それはなぜでしょうか? ありきたりですが、AIをもっと使いこなしたいなと思っていますね。 今はデータ分析もしているんですけど、AIで「この場合はこういう施策をうったら効果が出たことがあります」みたいなことが自動でわかるようになったら楽になるなと思います。 あとはビジネスサイドの視点でも、AIの導入で費用対効果が大きくなる可能性がある、なんてこともあるので。 これからフリーランスを目指す人へアドバイス ー最後に、これからフリーランスになる方へのアドバイスをお願いします。 フリーランスになることを不安に思わなくても大丈夫です。 実際、案件に入ったら入ったでやっていけます。契約を更新するという観点で、入ってから自分が何の実績を積むかの方が大事になってくるので、フリーランスになる前から不安がる必要はないかなと思います。 それから面接の時に、「この技術はないんですけど、こういうことは今までしてきました」と伝えると通ったりするので、やりたいと思ったら手を挙げてみればいいのではないでしょうか。 最後に、「お金は妥協しないで交渉する」ということは大事です。笑
フリーランスエンジニア

「フリーランスは特別なものではない」 待遇向上のためにSES企業正社員からフリーランスへ転向した38歳 O.Tさん

テクフリ ユーザーインタビューVo.14 バックエンドエンジニア:O.Tさん SES企業の正社員からフリーランスへ転向したO.Tさん。今回は「フリーランスになるにあたって不安だった点、新しいスキルのキャッチアップ方法、今後のキャリアプラン」などについて伺いました。 フリーランスエンジニアという職種を選んだ理由とは? ーフリーランスになる前はどのようなお仕事をされていましたか? SES企業の正社員としてSIerに常駐するシステムエンジニアをやっていました。SIer案件が中心だったので組み込みや、Javaを用いた業務系エンタープライズが多かったです。 ーフリーランスとして働こうと思ったきっかけは何でしょうか? 最初のきっかけは、正社員時代から待遇の向上を目指して、いくつかのSES系企業を渡り歩いていました。 ある時、「客先常駐するのに必ずしも正社員である必要がない」と思ったのがきっかけでした。 客先常駐なので年に数回しか会わない上長や、不明確な評価制度、興味を持てない案件にアサインされることもあって、SES系企業の正社員ってどうなんだろうと疑問を持っていました。その頃から、フリーランスという働き方を意識するようになりました。 ー客先常駐が多くなると、所属している会社への帰属意識は薄れてきたりするのでしょうか? そうですね、私はとりわけ薄かったです。(笑) コミュニケーションは希薄だったし、しても意味がないと思っていました。 知らない自社の人よりも、他社の同じ現場にいる人の方がつながりを感じていましたね。 ーフリーランスになるにあたって不安な点はありましたか? 正社員の時には、「フリーランスは高い技術力が必要」だったり、「継続的に案件を取り続ける営業力も必要」みたいな誤解をしていました。そのため、興味はあるけど実際にフリーランスになることはないな、と考えていました。 しかし、同じ現場にいたフリーランスの先輩や、紹介してもらったエージェントに相談しているうちに、フリーランスがそこまで特別なものではないと気づきましたね。 例えば、SIerでJavaの案件に常駐できていたので、フリーランスになってもJavaの案件に常駐することは簡単でした。加えて、当時所属していたSES企業から紹介される案件よりも、エージェントで探した方が案件の数が豊富で、その中から自分で選択できるメリットがありました。 今考えると最初に抱いていた不安は杞憂でしたね。ただ、最初はやはり独立に対してリスキーだなと感じていました。 ーフリーランスになる前と後ではどのような変化がありましたか? 単純にフリーランスになって収入が増えて、生活にゆとりができました。 ただし、年金や失業保険など、正社員とは社会保障が違うので、そのリスクはしっかりと考えておかないといけないなと思います。 O.Tさんが案件を選定する際に重視しているポイントとは? ー今回稼働している案件の選定ポイントは何だったのでしょうか? まずは今までの経験が活かせるところですね。なので自分はバックエンド技術を軸にしています。 それに加えて、今まではJavaがメインだったので、他のスキルに携われる案件を選ぶようにはしています。 フリーになってからはLaravel、Railsなどのバックエンド技術と、React、TypeScriptのフロントエンド技術などを、選択して経験できています。 ー少し脱線しますが、新しいスキルのキャッチアップはどのようにされているのでしょうか? Udemyだったり本だったりで基礎を学んだら、GitHubでリポジトリを探しています。大体こういう風に組んでいる、というコードを見て、書き方や慣例を学ぶ、という流れです。 人のコードを見るのは大切だと思います。 ーご参画先のエンジニアさんはどのような方が多いですか? イメージとしては、技術が好きなエンジニアが多いですね。土日でもコードを書いてコミットしているような人が結構います。 私の場合は家族・子どもとの時間にしているので、土日もゴリゴリコードを書いている訳ではないんですけど……(笑) フリーランスエンジニア向けエージェント会社に抱く正直な印象 ー我々のようなエージェント会社に対してどのような印象を持っていますか? 自分にとっては本当に頼りになる存在ですね。 営業だったり案件だったりは基本的にエージェントさんに任せて、自分はスキルや経験だけに注力したいです。 そのため、自分としては、エージェントがいなければフリーランスエンジニアは成り立たないと思います。 ITフリーランス専門エージェント【テクフリ】について ーアイデンティティー(テクフリ)の良い点はどのような点でしょうか? 4社目なのですが、一番誠実だなと感じます。 金銭面の条件が公平なので、納得感が違うなと思っています。 ー当社ではITフリーランスコンソーシアムという、ITフリーランスに安心安全にご就業いただくためのプログラムを提供していますが、今後どのようなサービスがあると嬉しいですか? フリーランスは社会的信用が低くて、住宅ローンが弱いので、ローンや融資をサポートしてくれるようなサービスがあると嬉しいです。 基本的にフリーランスのエンジニアは自分でやるという意識が強い人が多いと思うので、他はあまり思いつかないですね……(笑) O.Tさんの今後のキャリアプランとは? ー今後どのようなキャリアプランを考えているのでしょうか? バックだとかフロントだとかを問わず、モダンな技術に携わっていけたらいいなと思っています。 あとは自分のキャリアの中でAWSやGCPのインフラスキルが足りていないので、そういった技術を触っていきたいです。 そこまで触れるようになったら、新規のプロダクトの上流工程から携われるDevOpsエンジニアになってみたいです。 ー注目している技術は何でしょうか?また、それはなぜでしょうか? TypeScriptに注目しています。 バックエンドもフロントエンドもTypeScriptでやるという案件が増えてきているので、Web系エンジニアはTypeScriptを触れることが必要になってくると思います。 これからフリーランスを目指す人へアドバイス ー最後に、これからフリーランスになる方にアドバイスをお願いします 働き方を変えようと思う場合には、いろんな方に相談をすると思うのですが、フリーランス経験のある人やエージェントにも相談をしてみるべきだなと思います。 フリーランスを知らない先輩などに相談すると、そういう方たちはフリーランスの実態を知らないこともあり、不安を煽られて迷ってしまうので、経験者に相談する方がいいのではないでしょうか。
フリーランスエンジニア

変化に対してしっかりと適応することを重視する。海外就業経験を持つ開発ディレクターの34歳W.Hさん

テクフリ ユーザーインタビューVo.14 開発ディレクター:W.Hさん 海外での就業を終え、帰国後にフリーランスになることを選択したW.Hさん。今回は「フリーランスとして働こうと思ったきっかけ、企業探しの時に大事にしていたポイント、注目している技術」などについて伺いました。 フリーランスエンジニアという職種を選んだ理由とは? ーフリーランスになる前はどのようなお仕事をされていましたか? 業種としては今と同じフロントエンドエンジニアとして働いていました。 ただし、場所がオーストラリアで、IR関連とかブランドのコミュニケーションを手がける会社でした。 新卒の時は日本で働いていたので、(オーストラリアで働いていた期間は)キャリアの半分くらいです。 ーフリーランスとして働こうと思ったきっかけは何でしょうか? 帰国後も正社員として働こうとしていたのですが、帰国とコロナ禍が始まる時期が見事に一致してしまって、社会情勢的にも難しくなっていました。 転職エージェントを使ったりしながら会社を探してはいたのですが、なかなかここで働きたいと思える会社がなく、ひとまずいろいろな会社を見てみようと思って、フリーになりました。 ただ、いずれ独立しようかなと考えてはいたので、順番が前後してしまったなというくらいです。 ーW.Hさんの中で、企業探しの時に大事にしていたポイントは何でしょうか? 企業を選ぶときは、働き方を重視していました。 前職は国が違って、働き方から何から違い、一度味わってしまうと戻れないものもあったので…笑 あとは、小さめの会社を2社経験していたので、大きめの会社を経験したいと思っていました。 ーフリーランスになるにあたって不安な点はありましたか? やっぱり収入面で、継続して生活ができるのかどうかは不安でした。 あとはエージェントを経由するのであれば、実際お付き合いしないと、信頼できるのかどうかがわからない部分なので、不安ではありました。 ーフリーランスになる前と後ではどのような変化がありましたか? 正社員と違って自分の意思と技量に依存するところがかなり大きいです。 無責任に聞こえるかもしれないのですが、極論気に入らなければ別の案件を探せばいいと思っています。 ただ、それは企業側も同じで、自分のスキルが足りなかったり、お付き合いしていけないと思われたら切られてしまうと思うので。 「切れるものなら切ってみろ」くらいの精神でいけると、企業とWin-Winの関係になれるのかなと思います。 W.Hさんが案件を選定する際に重視しているポイントとは? ー今回稼働している案件の選定ポイントはなんだったのでしょうか? 一つは、大企業で使われている技術や、その選定過程を見てみたかったというのがあります。 もう一つは、同時期に他からもオファーをいただいていたのですが、そちらが中小規模の企業だったので、こちら(稼働中の案件)を選びました。 ーどのような方、エンジニアさんがいますか? チーム内で言うと、プロパーがマネージャーだけ日本人で、国籍はバラバラです。 そのため、チーム内では英語が公用語みたいになっていますが、チーム外では日本語で話した方が楽なので、日本語を使っています。 エンジニアの技量は、一定水準以上で結構高いです。 また、大きい企業なので、一つのプロジェクトで登場人物が多いです。 そのため、自分もあまり全容は掴めていないので、結構プロパーの意思確認を大事にしています。 フリーランスエンジニア向けエージェント会社に抱く正直な印象 ー我々のようなエージェント会社に対してどのような印象を持っていますか? 個人では受けられない仕事を受けることができたり、契約や請求周りの煩雑なことをやっていただいて助かっています。 ITフリーランス専門エージェント【テクフリ】について ーアイデンティティー(テクフリ)の良い点はどのような点でしょうか? 全体というよりも、担当への印象になるのですが、かなりレスポンスが早いと思います。 レスの早さは信頼につながると思っているので、ありがたいです。 ー当社ではITフリーランスコンソーシアムという、ITフリーランスに安心安全にご就業頂くためのプログラムを提供していますが、今後どのようなサービスがあると嬉しいですか? 万が一の時のための保険、サポートが充実していると嬉しいかなと思います。 スキルアップは自分の仕事の一部だと思っているので、あってもいいかなとは思いますが、欲しいというほどではないです。 W.Hさんの今後のキャリアプランとは? ー今後どのようなキャリアプランを考えているのでしょうか? プランではなくポリシーなのですが、変化に対してきちんと適応していくということを重視しています。 そのため「5年後10年後にこうして行きたい」みたいなものは特に持っていないです。 ー注目している技術は何でしょうか?それはなぜでしょうか? いちばん注目しているのはJamstack(ジャムスタック)です。 JavaScriptとAPIとMarkupの頭文字をとったもので、狭義的にはその3つなんですけど、最近はもっと広い意味で使われていて、注視しています。 海外で盛り上がっていて、一拍遅れて日本にも盛り上がりが来ています。 ー情報収集というのは海外の人とコミュニケーションを取る中でされているのでしょうか? 情報収集はコミュニケーションではなく、求人広告からしています。 エンジニア界隈では、それぞれ追いかけたい技術を追いかけたりしていると思うのですが、盛り上がるだけ盛り上がって「あれ?そういえばあの技術ってどうなったんだっけ…?」ということがよくあります。笑 そのため、実際に現場で使われている技術を知るには求人広告が一番早いのかなと思います。 日本の求人広告よりも、オーストラリアの方が募集要項が結構具体的に書かれていて、トレンドに上がっている技術名はピンポイントで出てきたりもするので、チェックしておくと早いです。 これからフリーランスを目指す人へアドバイス ー最後にこれからフリーランスになる方にアドバイスをお願いします 組織に所属するのと違って、(フリーランスは)向き不向きもあるので、やってみないとわからないのかなと思います。 また、賃貸の方で引越ししたい方は、先に済ませた方がいいです。 独立直後だと貸してくれないところも結構ありますし、審査でフリーランスという言葉に馴染みがなくて、フリーターですか?と聞かれたこともあったりしたので。笑
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スキルアップのためにフリーランスへ転向。コツコツ経験値を積み重ねて成長中の36歳K.Tさん

テクフリ ユーザーインタビューVo.13 Webディレクター:K.Tさん 最新分野に興味を持ち、経験を積むためにフリーランスへと転向したK.Tさん。「フリーランスになる際の不安点、フリーランスになる前と後での変化、現在注目している技術」などについて伺いました。 フリーランスを選んだ理由とは? ーフリーランスになる前はどのようなお仕事をされていましたか? 業界的には今と同じで、正社員として働いていました。 業務内容としては、管理業務がメインでした。 そのためフリーランスになった方が、経歴も含めて、スキルアップのために時間が活用できると思い転向した、という経緯があります。 ーフリーランスになるにあたって不安な点はありましたか? 私がフリーランスになった時は、今みたいにエージェントがあまり多くなく、フリーランスという言葉もあまり浸透していなかったイメージです。 最初は手探り感があったので、どこでもいいからまず入って、経験をさせてもらうというのは大きかったです。 当時は、正社員が「正しい生き方」みたいな風潮があったので、勇気が必要ではありましたが、(フリーランスに)なってよかったなと思います。 ーフリーランスになる前と後ではどのような変化がありましたか? 他の方のマネージメントをしなくてよくなった、というのはあるのですが、逆に自分のマネージメントをしっかりしないといけないのが一番変わった点です。 今まで以上に、業務外で(スキルアップのために)時間を割くようになりました。 あとは、3か月の契約期間で実績を出していかないと、継続が難しくなる場合もあるので、正社員の時と違ってプレッシャーはありますね。 また、今の現場では、ディレクターとして就業しています。 しかし、ディレクション業務だけではなく、マーケ視点で、どういうふうに動いていくか、という観点も求められています。 (マーケティングの)知識をつけるのは難しくないのですが、それをどう使っていくかというところが難しいです。 マーケティングはスキルアップが資格を習得することではなく、プログラミングみたいに言語を学べばいいわけでもないので、とにかくコツコツ経験値を積んでいくのが重要なのかなと思います。 K.Tさんが案件を選定する際に重視しているポイントとは? ー今回稼働している案件の選定ポイントはなんだったのでしょうか? 一番大きいのは、スマホ決済を取り扱っていたので、これから伸びていく分野だろうと思い参画を決めました。 ーどのような方、エンジニアさんがいますか? 上流で戦略が立てられ、レイヤーがうまく分かれていて、意図したものがしっかりと流れてくるため、他のチームの人に対して気になったことなどはあまりないです。 チーム内では、求められるものに対してコミットできている人が多いのかなと思います。 現場にいるエンジニアのうち、8割ぐらいは業務委託の方です。 正社員と業務委託の間で、コミュニケーションの垣根みたいなものはないですね。 フリーランス向けエージェント会社に抱く正直な印象 ー我々のようなエージェント会社に対してどのような印象を持っていますか? クライアントの方としっかり連携をとっていただいている印象があります。 安心して働ける環境をつくっていただいているのはありがたいです。 K.Tさんの今後のキャリアプランとは? ー今後どのようなキャリアプランを考えているのでしょうか? よりマーケティングの上流の部分に携われるようなポジションで働けるように、今いるところで実績を積んでいきたいと考えています。 ディレクションのさらに上流というのは、戦略的にどうやってターゲットをとっていくか決めるところです。 その段階から参加できれば、より効果的にマーケティングプランが立てられるので、確度も上がって、無駄打ちをしなくて済むようになると思います。 ー注目している技術は何でしょうか?それはなぜでしょうか? メタバースですね。 新しい分野を習得したいときは、Udemyで評価が高いものをみながら、関連書籍を5冊くらい読んでます。そうすると、共通で言っていることが出てくるので、その内容を理解できたら一旦は習得できたという扱いにしています。 今のスマホ決済の仕事は、割と行くところまでは行けたと思うので、次はメタバースの領域で参画したいなと考えています。 これからフリーランスを目指す人へアドバイス ー最後にこれからフリーランスになる方にアドバイスをお願いします とりあえずどこかに入ってみるのが一番ですかね。 どれだけ勉強しても現場に入ってみない限りわからないので、1日でも早く自分で確認するのがいいと思います。 どれくらいできて、どれくらいできないのかというのを肌で感じるのは大事です。 やってみないことにはわからないので、勇気を出してみてはいかがでしょうか。
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「自分を商品にする方がいい」と思いフリーランスに転向。フルスタックを目指す経験豊富なバックエンドエンジニアの46歳K.Kさん

テクフリ ユーザーインタビューVo.12 バックエンドエンジニア:K.Kさん 正社員、派遣社員を経験したうえで、フリーランスとして生きる道を選んだK.Kさん。「フリーランスで働こうと考えたきっかけ、エージェント選びの注意点、フリーランスを目指す方へのアドバイス」などについて伺いました。 フリーランスエンジニアという職種を選んだ理由とは? ーフリーランスになる前はどのようなお仕事をされていましたか? 直近はエンジニアの派遣会社から派遣されて、インターネットサービスを中心に展開する某大手企業(以下A社)で1年半くらい働いていました。 外国人とかの派遣をしている会社から、英語が使えるという理由でA社に派遣されていました。 ーフリーランスとして働こうと思ったきっかけは何でしょうか? 元々アメリカのソフトウェアの会社でサポートのエンジニアをやっていて、そこで解雇になってしまい、キャリアを立て直していく必要がありました。 その過程で、A社の正社員になりたくて派遣で入ってたんです。 A社は英語を使わないといけないということで、外資で働いていた経験を活かして、英語を使えるエンジニアとして活躍したいと思っていました。 しかし、アサインされていた部署で人間関係が上手くいかなくなってしまい、A社で社員にステップアップするのは厳しいと考えました。 そして、外資時代の収入の部分を求めてフリーランスに切り替えたという経緯があります。 あとは、当時身近なところで変化があって、身内が亡くなったり、子供が生まれたりということがあったので、安定した収入が欲しかったというのもあります。 A社で働きたいと思っていたのも、自分に箔を付けたかったのが理由でしたが、周りの人と話をしていると個人事業主が多く、大きな会社に所属するよりも自分を商品にする方がいいかなと考えたこともあって、少しリスクを取ってでもフリーランスの方がいいと決断しました。 ーフリーランスになるにあたって不安な点はありましたか? フリーランスになること自体に不安なことはあまりなかったです。 色々なところでWebエンジニアとしてやっていたことがあり、派遣時代の面談も割と通過できていたので、仕事が貰えるという確信はありました。 年齢の部分でどれくらいまでやっていけるのかというのは不安でしたが、2つ前に働いていた現場で、65歳くらいの方が派遣のエンジニアとして働いているのを見たときに、期間を区切った仕事であればハードルは低いのかなと思いました。 強いていえば、フリーランスなので、「◯◯会社の〜」と名乗れなくなったことです。笑 ーフリーランスになる前と後ではどのような変化がありましたか? やっぱり気が楽になったのはありました。 元々正社員を目指していて、所属していた会社の中で役職をもらって、出世していくことを目指していたので、そこから一気にスピンアウトして気にする必要がなくなったのはとても気が楽になりました。 会社の中の競争に晒されなくなったことで、上から数値を求められたりすることから解放されたのは良かったです。 あとは、コロナの影響で、サラリーマンの時と比較できない状況になっています。 今週4で在宅をしていて、週1で出社しているのですが、フリーランスになったからではなくて、コロナによるテレワーク化が進んだ結果なので、比較はしづらいかなと思います。 K.Kさんが案件を選定する際に重視しているポイントとは? ー今回稼働している案件の選定ポイントはなんだったのでしょうか? まずはフリーランスになるにあたって金額面の部分と、極力規模が大きい会社がいいと思っていました。 経験上大きい会社に所属している人の方が、気質とか、性格が優しい方が多いと思っていて、スタートアップのようなガツガツした感じがないほうが個人的には合っていると感じたのが理由です。 今参画しているところは、穏やかな方が多いです。 A社は働く環境がいい面もあったのですが、判断など結構厳しい面もありました。 ですが、今参画している会社はみなさんすごくソフトですし、日本語で直感的にコミュニケーションが取れるので、すごくやりやすいです。 ーどのような方、エンジニアさんがいますか? 新卒で入られている方もいますが、特に中途の方が半分くらいを占めています。なのでスキルもバラバラだったりするんですけど、性格は基本穏やかな方が多いです。 技術面では、それぞれ色々な強みを持っていて、中途の方も技術力があると思います。 業務委託で入っている方に関しては、チームにいても一人くらいで、そこまで多くない印象です。 フリーランスエンジニア向けエージェント会社に抱く正直な印象 ー我々のようなエージェント会社に対してどのような印象を持っていますか? 結構色々なエージェント会社があって、自分なりに合う合わないがあったり、仕事を請け負うパートナーとして見る上で、ちょっと良くないなと感じるエージェントもありました。 金銭面の部分でネガティブなことになることもあるので、(エージェント選びは)慎重にならないといけないのかなと思います。 特に自分で違和感を持った場合は、探し直してもいいのかなと思います。 ITフリーランス専門エージェント【テクフリ】について ーアイデンティティー(テクフリ)の良い点はどのような点でしょうか? テクフリのエージェントの方はレスポンスが早かったのが良かったです。 また、自分の望む方にやってもらえたのは良かったと思ってます。 あとは、たまにテクフリのHPでどんな会社が募集かけているのかをチェックしているのですが、定期的に案件が更新されているのは安心できます。 K.Kさんの今後のキャリアプランとは? ー今後どのようなキャリアプランを考えているのでしょうか? 既にわりと満足しているところがあって、積極的に次を考えている訳ではないです。 言語も色々なものをやってきて、違いを吸収すれば理解できるので、どちらかというとインフラ周りのAWSの知識を身につけておかないといけないかなとは思っています。 それが出来るようになれば、自分で完結できるようになるので、今持っているものを深めるというよりは横の幅を広げたいです。 ー注目している技術は何でしょうか?それはなぜでしょうか? 先ほど挙げたAWSとかですかね。 言語に関しては、必要に応じて少し学習すれば対応できるので、それよりもフルスタックになるために幅を広げていきたいです。 これからフリーランスを目指す人へアドバイス ー最後にこれからフリーランスになる方にアドバイスをお願いします 自分が商品になるため、客観的に自分の強みとか弱みを理解できていないと辛いので、第一には自分を棚卸しできる力は必要なのかなと思います。 あとは、正社員とかだと音を上げることは意外と許されたりするんですけど、フリーランスではシビアなので、ある程度きちんとアウトプットを出せないと厳しいです。 納期を守る、とか相手の求めているクオリティを満たすことができるのか、という点は大事なので、自分にその力が備わっているのかあらかじめ見極めておく必要があると思います。 もし満たしてないと思うなら、今いる環境などで身につけてからフリーランスになった方がいいのではないでしょうか。
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法人代表のフリーランスとしての稼ぎ方!新しい技術に触れて常に成長し続ける31歳S.Dさん

テクフリ ユーザーインタビューVo.11 データサイエンティスト:S.Dさん 自ら法人を持ちながら、フリーランスエンジニアとしても活躍されているS.Dさん。「フリーランスで働こうと考えたきっかけ、案件の選定ポイント、今後のキャリアプラン」などについて伺いました。 フリーランスエンジニアという職種を選んだ理由とは? ーフリーランスになる前はどのようなお仕事をされていましたか? 元々が金融機関でコンサルをするような立場で仕事をしており、そのあと自分で法人を立ち上げてサービスを展開したのですがうまくいかず、外部でスポットとして入っていました。 客観的に市況を見ることができていたので、お声がけいただくことが多く、そういった自分の強みを活かしていたら、徐々にフリーランスの方に移行していた、という感じです。 ーフリーランスとして働こうと思ったきっかけは何でしょうか? 法人を立ち上げた時とフリーランスの時で変わってくるんですけど、技術があれば生きていけるというのがITのいいところだと思ったことがきっかけです。 働き始めた時は金融とかファイナンス関連の仕事が多かったのですが、年を重ねないとやりたいことが中々出来ないという面がありました。 比べてIT領域の方が親和性というか、若い人の話を聞いてくれる土壌があったのでどんどんITの方に移行していきました。 その中で新しい技術をやっていきたいという際に、内部にいると自分が技術を持っていても、上司の一声で意見が通らないことがあるので、外部であれば新しい仕事や技術に触れられると思い、外部寄りで活動していくことが多くなっていきましたね。 また、元より人工知能とか最先端技術が好きなので、そこでなんとなく親和性があり、興味を惹かれていました。 ー子どもの時から最先端のものに興味があったのでしょうか? どちらかというと、海外に行くことが多くて後天的に好きになりました。 ヨーロッパとの仲介であったり、翻訳など海外との中間に位置する役割になることが多いのですが、そういった人材に求められるものは「英語ができる」か、「専門技術が長けている」という部分だと思っていて、その結果として、最先端という方向にたどり着きました。 海外だと事例も最先端事例が出てきて、とにかく触れる機会が多いんです。海外が好きだと最先端技術を突き詰めていくことになるので、結果として好きになりました。 ーフリーランスになるにあたって不安な点はありましたか? 一人でやっていくということは、契約期間は決まっていても、(契約期間の)外が決まっていないということなので、不安は常に持ってますね。 また、従業員と比べて、自分の力しか信じられないのが大変なところかなと思います。 逆に、外部だからこそ、中の人に比べて知識量でも技量でも、なにかしらのアドバンテージがないと置いていかれるため、常に知識や技術を更新していかないといけないというのは不安ではありますね。 ーフリーランスになる前と後ではどのような変化がありましたか? エンジニアベースで話すと、自由度が増しました。 社内にいると、年功序列や縦割り、セクショナリズムなどの話があると思うのですが、フリーでいるとタスク・ロールで話がくるので、その部分を気にせずに、集中して専門性をもてるやりやすさがあると感じています。 また、結果にコミットする必要があるので、より専門性に対してストイックになりました。 S.Dさんが案件を選定する際に重視しているポイントとは? ー今回稼働している案件の選定ポイントはなんだったのでしょうか? まずはプロでやってるので金額感というのは大事にしています。 金額が自分のタスク・ロールに見合うかという、コスパの良さみたいな話は絶対出てくるんですけど、ここまでが大前提です。 あとは自分の観点になってくるんですけど、一つは働きやすい環境が感じられるかという点です。 結局担当者によると思うのですが、同じような業種でも会社のメンバーによって雰囲気が違うので、最初はわからないですが、入った後に継続できそうかというところは結構大事にしています。 やっぱりコミュニケーションの取りやすさや、同じ観点を持ち合わせているかは大事なポイントです。 また、面談が進んでいくと、責任者や決裁者の方もいらっしゃると思うのですが、上司の方と馬が合うかどうかというのは気にしています。 他にも、会社が抱えている課題や今直面している問題が、自分のスキルセットに合うかどうかも見ています。 その際、面談での質問以外にも、会社情報を見てどのような課題があるか調べて判断していますね。 ーどのようなエンジニアさんがいますか? エンジニアでいえば、コテコテのエンジニアが多いです。 コテコテのエンジニアというのはオタク気質の人なんですが、技術ベースで深掘りするような人だと、誰がやれと言わずとも勝手に走り出していますね。笑 コミュニケーションは活発に行われていていいと思うんですが、一方で、基本的にフリーランスは一人でできてしまうので、管理の面でサポート体制を築けるかどうかというのは大事になってきます。 自分がわかればいいやとなってしまうことがあるのが課題です。 技量がある人は自分の力ベースで考えるので、全体でやるというのが難しい気がします。 フリーランスエンジニア向けエージェント会社に抱く正直な印象 ー我々のようなエージェント会社に対してどのような印象を持っていますか? エージェントは結構まちまちだと思っています。 サポート体制がバリューなのかなと考えているので、そこが信用できるかできないかを重要視しています。 コミュニケーションの取りやすさや、イケイケなエージェントさんも多いのでコンプラ系が大丈夫そうかどうかを見ていますね。笑 ITフリーランスコンソーシアム(ITFC)について ー当社ITフリーランスコンソーシアムという、ITフリーランスに安心安全にご就業いただくためのプログラムを提供していますが、今後どのようなサービスがあると嬉しいですか? 福利厚生は難しいと思っています。というのも、福利厚生を重視されているのは、社員の方が多い気がしていて、外部で働くスペシャリスト系の人は、その分を自分達で稼ごうとするので福利厚生をそこまで気にしていないような気がします。 一方で、お子さんとかがいる方や結婚等のフェーズが変わる際のサポートを拡充してもいいのではないかなと思います。 他には、貰ってる額が高いと税金面が気になってくるので、そこのサポートがあるといいのではないでしょうか。 S.Dさんの今後のキャリアプランとは? ー今後どのようなキャリアプランを考えているのでしょうか? 二つ方向性があるかなと考えていて、エンジニアである程度評価をいただいているので、それを拡充していくかというのが一つです。 もう一つは、データを扱うのは自分で事業主になるのがいいと思っているので、どっかの会社さんを買収して小さな店で回すというのを検討しています。 どちらでもいけると思っているので、とりあえず走りつつ、お金を貯めて、チャンスが来たら掴もうかなという感じでやっています。 ー注目している技術は何でしょうか?それはなぜでしょうか? AIはロボットの方向に行くんですけど、ロボットは今エッジコンピューティングというものが進んできているので、業務の実態を改善するところに注目しています。 人によってはブロックチェーンを含めたWeb3に進んでいるかなと思うんですけど、私はそっち方面というよりはロボットなのかなといった感じです。 エッジコンピューティング、またその先では量子コンピューティングがあって、これはまだ実用化まで行っていないので、実用化したら変わってくると思います。 これからフリーランスを目指す人へアドバイス ー最後にこれからフリーランスになる方にアドバイスをお願いします 普通の従業員として働く、という路線から外れていくので、そこで勇気が必要なのが第一関門かなと思っています。 逆に、勇気を出すことができれば、あとは失敗してもその分経験もついてきて、やりがいがあるので、ぜひぜひお待ちしています。笑 またエンジニアになる方は、金額が最初従業員でやっている時の倍くらいに跳ね上がったりするので、そこで臆せずに挑戦していくことが大事だと思います。
フリーランスエンジニア

やりたいことをやるために勇気の一歩。Webデザイナーから開発に挑戦中の田中さん(40代・仮名)。

テクフリ ユーザーインタビューVo.10 Webデザイナー/PMO:田中さん(仮名) いままでWebデザイナーとして仕事をしてきたが、上流の仕事をやってみたいと思い、勇気を出してフリーランスに挑戦した田中さん(仮名)。「フリーランスになる前と後での変化、フリーランスエージェントへの印象、今後フリーランスを考えている方へのアドバイス」について伺いました。 フリーランスエンジニアという職種を選んだ理由とは? ーフリーランスになる前はどのようなお仕事をされていましたか? 私はずっとWebデザイナーをしていまして、デザインとかコーディングを長くやっていました。 その後にプログラマーとして働いていた時期もありましたが、結局向いていないと思って辞めました。 他にも、Webデザイナーの前は印刷系のデザインとかもやっていたので、結構いろいろなことをやっています。 ーフリーランスとして働こうと思ったきっかけは何でしょうか? 会社員時代に出会ったフリーの方と話す機会があり、その方が開発系のディレクションをされていて、勧められたのがきっかけです。 経済面でもうちょっと報酬が欲しいなとか他にも理由はあったのですが、きっかけとしてはこれですね。 ーフリーランスになるにあたって不安な点はありましたか? 不安しかなかったです。 会社員時代は人間関係の縛りみたいなのが苦手で、自由な働き方にはずっと憧れを持っていました。その中で先ほどの出会いがあって、やらずにいくよりはやりたいことやってみようと、かなり思い切って今に至る、という感じです。 今思えばよくやったなと思います。何もなかったらずっと会社員をやっていたと思うんですよね。何が起こるかわからないということですね。 やっぱり大変なことや不安なことはありますが、それでも以前の生活に戻りたいという気持ちは全然起こらないです。 ーフリーランスになる前と後ではどのような変化がありましたか? フリーランスになって霧が晴れました。 「全部自分で考えて動く」という自由なところがいい意味で変わりました。 報酬面でもだいぶ上がって様変わりしたなと思います。 自分自身、追い詰められないと動かないところがあるため、自分から動かなければいけないフリーランスはあっているのかなという気がします。 メンタルが弱い人とかだと不安になってしまうかもしれないですが、自分にとっては良かったです。 田中さん(仮名)が案件を選定する際に重視しているポイントとは? ー今回稼働している案件の選定ポイントはなんだったのでしょうか? デザインとかやってきたんですけど、デザインがすごい大好きというわけでもなく、どちらかというと開発寄りの、上流の仕事やドキュメント作成をやってみたい、というのがありました。 仕様とか作ったらある程度そういった知識がついたり、開発はどんなことをしているのかなという学びもあるのかなと思ったので。 あとは、人間関係的にも先方の担当の方も雰囲気がいい感じだったのと、その後すぐにオファーもいただけたので、いろいろ含めて今回の案件で参画しました。 今はPMO的なポジションになっているのですが、それだけではなく、サブでは開発チームでリーダーポジションの方のサポートについたりしています。 ーどのような方、エンジニアさんがいますか? 優しい方が多い現場です。人の入れ替わりは激しいんですけど(笑) コミュニケーションはふつうに取れていると思います。 開発チームはPdMの方が多いです。開発系は中国主体で動いているため、ブリッジエンジニアとして中国籍の方が何人かいます。 なので、チャットでは中国語が飛び交っています(笑) 口頭では通訳の方もいらっしゃるのですが、中国語、英語などいろいろな言語が飛び交ってます。 全体的にふわっとした現場なので、キチッとしてる人には苦手かもしれないですが、 自分には合った環境です。 ルール化しないといけない、みたいな動きもあるのですが、その辺も含めて自分は楽しいです。 フリーランスエンジニア向けエージェント会社に抱く正直な印象 ー我々のようなエージェント会社に対してどのような印象を持っていますか? 転職系のエージェントってほんとに多いので、率直に業界的に儲かるんだろうなと思っています(笑) 仕事を受けたい人はたくさんいるし、発注したい企業もたくさんあるので、どっちも需要が高く、双方にとってありがたいサービスだなと。 ITフリーランス専門エージェント【テクフリ】について ーアイデンティティー(テクフリ)の良い点はどのような点でしょうか? 福利厚生(ITフリーランスコンソーシアム)ですかね。実際私も数か月前から出前館のクーポンとか利用していて、そういうところは差別化されていてありがたいと思っています。 ー当社はITフリーランスコンソーシアムを提供していますが、今後どのようなサービスがあると嬉しいですか? フリーランスは基本的に自分で頑張らなければという思いがあるため、(新たに欲しいサービスは)そんなにないんですけど、今あるクーポンの数が多かったり額が高いと嬉しいかなと思います。 学習コンテンツに関しては、やりたければ自分で買ってしまおうと思うので、サービスを利用するという考えはなかったです。 でも、あればありがたいのかもしれないですね。 田中さん(仮名)の今後のキャリアプランとは? ー今後どのようなキャリアプランを考えているのでしょうか? システム開発分野で自分のできることを続けていきたいなというのが一つあって、それと並行して自分で事業をはじめて収益の柱とかを作りたいなと思っています。 ただ、とりあえずは今参画中の案件を頑張りたいなと思っています。開発の経験がまだ一年くらいなので、スキルアップしていきたいです。 ー注目している技術は何でしょうか?それはなぜでしょうか? 今の業務に絡んでくるんですけど、中国籍の方が中心の環境なので、自動翻訳システムの向上に興味があります。 今もあるとは思いますが、もっと普通になったら自分も買ってみたいですし、そういう世界になればいいなと思います。 これからフリーランスを目指す人へアドバイス ー最後にこれからフリーランスになる方にアドバイスをお願いします 私も会社員からフリーランスになって、今はよかったなと思っていますが、ほとんどの人には基本的にお勧めはしません。 やっぱり不安定だったり、なんの保証もなくなるからというのが理由としてあるんですけど、それでもやりたいと思ったら死ぬわけでもないのでやったほうがいいと思います。 何よりやらずに後悔するのは良くないですし、何歳になってもフリーにはなれます。 私自身、フリーランスになるつもりなくて、自分には無理だろうとか思っていたのにやれているので(笑) 今は、実際に会社員としての経験も活きているので、焦らずに考えるのがいいと思います。 人を選ぶ働き方なので向き不向きはあると思うのですが、やりたいと思ったら一回はやってみたらいいのではないでしょうか。
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憧れのフリーランスデザイナーに。生涯クリエイターを目指すデザイナーの37歳M.Yさん

テクフリ ユーザーインタビューVo.9 グラフィック・Web・UI/UXデザイナー:M.Yさん 正社員時代から憧れを抱いていたフリーランスへ転向したM.Yさん。「フリーランスになった理由、案件選びの考え方、テクフリへの印象」を伺いました。 フリーランスデザイナーという職種を選んだ理由とは? ーフリーランスになる前はどのようなお仕事をされていましたか? フリーランスになる前は正社員として10年ぐらい働いていました。 2社経験していて、新卒として入ったのはグラフィックデザインの個人事務所で、4年ほど勤めていました。 その後、Webの制作会社に転職したのち、独立して、今はフリーランスになって5年になります。 ただ1社目から2社目に入るまでに1年ほど、ちらほら仕事を貰いながら、旅行に行ったりしていました(笑) ーフリーランスとして働こうと思ったきっかけは何でしょうか? 何度かきっかけがありました。 一番最初の就職先がグラフィックデザインの個人事務所で、自分もいつかはそうなりたいなという憧れがぼんやりとありました。 その後友人から、個人で仕事を受けることがちょくちょくあって、 そろそろ何年か勤めたしフリーになりたいなという意識が湧いてきたのが2回目です。 2社目のWebの会社に転職した際にWebは未経験だったので、まずはスキルを身に付けたいと思って働いていました。 そして、スキルを全て身につけた訳ではないんですが、継続して個人で仕事を受けていたし憧れもあったので、年齢的にもやるなら今かなという形で独立をしました。 ーフリーランスになるにあたって不安な点はありましたか? 福利厚生に関しては全く不安はなかったです。 というのも、正社員として入っていた会社でもほとんどなかったので。 一番不安だったのは「仕事がちゃんともらえるのか?」ということですね。 ーフリーランスになる前と後ではどのような変化がありましたか? 生活が全く変わりましたね。正社員時代は勤務時間が長かったです。 特にWebの会社の時は業界的に夜型の生活の傾向があり、それが当たり前だと思っていました。 しかし、フリーランスになった今は18:00に仕事が終わって自由な時間が取れているので、全然生活が違います。 M.Yさんが案件を選定する際に重視しているポイントとは? ー今回稼働している案件の選定ポイントはなんだったのでしょうか? これまではグラフィックや、Webが主軸でしたが、新規事業を0→1で作ってみたかったというのが(ポイントとして)ありました。 実際に今の現場では「概念実証」という、今考えている概念が、商用化される前に本当に正しいかどうかを実証していく業務がありました。商用ではないからこそ、0→1のサービスを短いスパンでいくつも作ることができる点に、凄く興味を持ちました。 またクライアントワークは個人でもできるので、事業会社というところにも惹かれました。 「0→1」を作り出すことに興味を持った背景としては、フリーランスになった際にやってみたいことがあって、イベントを企画して主催したことがありました。 その時、集客はできたものの、収入が0だったということもあり、これでは仕事にはならないなと感じました。 そこで、0→1でサービスをつくっている人はどこで収益を上げているか?ということが気になったことが背景です。 ーどのような方、デザイナーさんがいますか? プロジェクトによって全然違って、部署によって別会社ぐらい違いますね。 入ってる方のスキルや考え方も人それぞれな気がします。 ITフリーランス専門エージェント【テクフリ】について ーアイデンティティー(テクフリ)の良い点はどのような点でしょうか? 案件の質が良いというか、ちゃんと合っているものを紹介してくださいますね。 保有案件はたくさんあるが、その中からちゃんと選んでいる感じがあります。 ー当社ITフリーランスコンソーシアムと言うITフリーランスに安心安全にご就業頂くためのプログラムを提供していますが、今後どのようなサービスがあると嬉しいですか? そうですね。なんでもあると嬉しいのですが、一般的な企業の正社員に付与されている福利厚生があると助かりますね。 ー学習コンテンツについてはいかがでしょうか? 学習コンテンツは結構世の中にあるので大丈夫かなと思いますが、 例えばUdemyなどが安く利用できたりすると嬉しいですね。 M.Yさんの今後のキャリアプランとは? ー今後どのようなキャリアプランを考えているのでしょうか? 大きなキャリアプランと小さなキャリアプランがあるのですが直近はUI/UXですね。特にUXは知れば知るほど奥深い世界だと感じているので、それを追究していきたいです。 現在、Googleの講座を受けていたりして、そのような学習をしながら仕事をしています。クリエイターとして、生きている間はクリエイティブな仕事ができている状態を目指しています。 ー注目している技術は何でしょうか?それはなぜでしょうか? AWS Amplify Studioに興味があります。 エンジニアさんとデザインを連携をする際に便利そうなツールで、それを商用でも使用可能か検証してみたいです。 これからフリーランスを目指す人へアドバイス ー最後にこれからフリーランスになる方にアドバイスをお願いします やりたいことがあるのであれば、やってみたらいいと思います。 フリーランスに限らず、正社員で仕事をしたければ正社員でも良いと思うので。 自分の人生なので好きにやるのがいいと思います。
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「迷っているのはもったいない」と派遣社員から独立。管理者から再び現場に戻り、スキルアップ継続中の41歳F.Yさん

テクフリ ユーザーインタビューVo.8 フロントエンド、マークアップ、UI/UX:F.Yさん 派遣社員時代に知人からの紹介でフリーランスへ転向したF.Yさん。「フリーランスになる前と後での変化、今後の展望、キャリアチェンジに迷っている方へのアドバイス」を伺いました。 フリーランスエンジニアという職種を選んだ理由とは? ーフリーランスになる前はどのようなお仕事をされていましたか? 音声配信サービスのコンテンツ作成をしていました。 波形編集エンジニアという職種で、具体的には「ひたすら波形を切り刻み、ガラケーに配信できる形へコンバートする」といった業務内容です。 吸収合併もありつつ、その会社で10年ぐらい同じような作業をしていましたね。 その後、サイトの配信部門に携わらせてもらい、Web制作に興味を持ちました。 当時、管理者で現場に戻ることはできないという状況だったので「じゃあ辞めるか」と思い退職をしました。 そこから1年ほど独学をし、派遣で3年ぐらいWebのLP制作や運用の部分を担当して、 フリーランスになり、いま2年目という流れですね。 ーフリーランスとして働こうと思ったきっかけは何でしょうか? 自分の場合は、とくに独立願望があったわけではないです。 派遣の時に、知り合った方からテクフリを紹介してもらい、フリーランスになりました。 業務内容に変わりは無く、派遣の延長みたいな感じで考えていました。 フリーランスになることに対してブレーキみたいなものはなかったですね。 ーフリーランスになるにあたって不安な点はありましたか? 今考えるとどうかなとは思いますが、あまり無かったです(笑) ーフリーランスになる前と後ではどのような変化がありましたか? 派遣の時よりも担当範囲が広く、無意識に否応なくスキルアップしていく印象があります。 そのおかげで、できないことや知らない領域が減り自信がついていった面はあります。 また、業務の中で必要になった知識を自分で調べたりなど「ひとり」が多いです。 もちろん質問できる環境ではありますが。 F.Yさんが案件を選定する際に重視しているポイントとは? ー今回稼働している案件の選定ポイントはなんだったのでしょうか? まず、(当時のスキルセットで)いきなり開発をするのは難しいというのがありました。 その上で現在稼働している案件は「自分のスキルセットで対応できるが、知らない領域もあり、スキルアップできる」ものでした。 あとは職場環境ですね。自分の年齢が当時38でエンジニアをやるにしてはちょっと年齢が高めです。 年下の方が多いと、相手方がやりづらいのでは?という懸念はありました。 聞いてみたところ、上長の方が年上で周りの方達も歴が長く、安心したというのはあります。 ーどのような方、エンジニアさんがいますか? フランクな方が多い印象ですね。 分単位で動いているような忙しいイメージでしたが、そんなことは無くて 聞けば、忙しくても質問に答えてくれますし、優しいし、丁寧です。 あとは「生粋のエンジニア」な方もいます。好奇心が強く、新しい技術に首を突っ込むみたいな。最近だとメタバースに関わったりとかですね。 上昇志向も強いし、組織だって動いてくれます。無茶苦茶なことを言う方々ではないです。 フリーランスエンジニア向けエージェント会社に抱く正直な印象 ー我々のようなエージェント会社に対してどのような印象を持っていますか? 他のエージェントを知らないのですが、「安心感があるな」という印象はあります。 ちゃんと相談に乗ってくれますし、(テクフリを)紹介してくれた知人も言っていたのですが、しっかり案件を持ってきてくれるのと、最後までやりきってくれますね。 今思い出したのですが、たまたま別担当のエージェントの方がカウンセリングをしているのを見かけたことがあり、「すごい親身になって話を聞いているな」と思ったことがあります。 ITフリーランス専門エージェント【テクフリ】について ーアイデンティティー(テクフリ)の良い点はどのような点でしょうか? 補償などのバックアップが厚い印象もありますね。ノミネート(※1)をしてもらった時もそう思いました。 もっと、フリーランスは自分で何でもやっていくというイメージがありましたが、こんなに寄り添ってくれるんだなという感じです。 ※1 テクフリAWARD:日頃の感謝を込めて、ユーザー様を表彰させていただくイベント ー当社ITフリーランスコンソーシアムと言うITフリーランスに安心安全にご就業頂くためのプログラムを提供していますが、今後どのようなサービスがあると嬉しいですか? 今は出前館のクーポンを利用させていただいているのですが、 セミナーのような、スキルアップができるサービスがあると自分的には助かりますね。 あったら別の現場に行った時も安心して働けるというのはあります。 今の現場でも知識の共有は頻繁に行われていて、日々考えたことをみんなが発信しています。あとはslackで共有をしていたりとか。 そういうのが結構あって、実務以外の情報も共有がされています。 F.Yさんの今後のキャリアプランとは? ー今後どのようなキャリアプランを考えているのでしょうか? あんまりカッコいいキャリアプランみたいなものは無くてですね。 自分の興味がある分野を自分のペースで学習して、楽しみながらというのも変ですけど、自然とスキルアップして、仕事につながる。 無理なく続けられるのでそういう状態を目指しています。参考にならないかもですが。 ー注目している技術は何でしょうか?それはなぜでしょうか? ざっくりしたものだと「セキュリティ」の部分に興味があります。 アプリを作るにしてもセキュリティがネックになり、やりたいことがやれないというのを感じたことがありまして。 自分で調べたこともあるのですが 今の時代、IoTで色んなものが繋がっている中で、セキュリティが担保されていないと何もできないというのがあります。 そういう中で最近知ったのが「量子暗号」です。 どこかの大学が研究をしていて、「量子暗号」が無いと量子コンピュータが出てきた時に簡単に暗号が解読されてしまい、セキュリティが崩壊してしまう。 国産のセキュリティがあると他国に対しても強みがあったりとかするので、個人的には興味を持っています。 これからフリーランスを目指す人へアドバイス ー最後にこれからフリーランスになる方にアドバイスをお願いします 自分がアドバイスできることなんて何もないかなと思うのですが(笑) エンジニアとか関係なく言えるのは「やってみたらいいんじゃない?」という感じです。 死ぬわけじゃないし、今や企業が一生養ってくれるか?といったらそういう時代ではないです。自由に働ける人が重宝されるイメージもあります。 1つの企業にこだわってるぐらいだったら、1回フリーランスをやって、どうしても辛いなと思ったり、組織にいた方が楽だなと思ったら、また組織を探すとかそういうことをやればいい。 「迷っている」というのは自分の中でもったいないかなと思います。
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「勢い」と「なんとかなる精神」でフリーランスに転向。現在はマネジメント業務も担う37歳ENさん

テクフリ ユーザーインタビューVol.7 コンサルタント、開発マネージャー、開発リーダー:E.Nさん 会社員時代に出向された条件に納得がいかず勢いのままフリーランスエンジニアに転向したE.Nさん。「フリーランスのキャリアアップに行き詰まったときにエージェントを利用する」その理由を伺いました。 フリーランスエンジニアという職種を選んだ理由とは? ーーフリーランスになる前のお仕事、そしてフリーランスとして働こうと思ったきっかけは何でしょうか? もともと関西で正社員として働いていましたが、“期間限定で”東京のプロジェクトに出向されたのち、関東配属になってしまったため「この会社じゃなくていいや」という勢いで自営業になりました。関西に戻ってフリーランスを続ける、という選択肢もありましたが当時の会社から「ずっと関東で」と言われた時に振り切れてしまったので関東にいることを選びました。 ーーフリーランスになるにあたって不安な点はありましたか? フリーランスになるとき周りに相談せず急遽やめると言ったので心配の連絡をかなりもらいましたが、私自身は「とりあえずご飯が食べられればいい」「健康でいれば何かしらできるだろう」という"なんとかなる精神”でいたので、心配は特にありませんでした。 ーー事務作業に関して不安はありませんでしたか? 初めは何をすればいいのか分からなかったので役所に足を運んで、直接聞いて解決するようにしていました。テクフリを利用し始めてからは、担当エージェントの方に直接電話などで質問をして解決しています。 ーーフリーランスになる前と後ではどのような変化がありましたか? 時間に縛られないというのは大きな変化だと思います。フリーランスになった直後は、業務が終わったら上がってもいいとよく言われました。最近はマネジメントも行っているのでそんなことはなくなりましたが(笑)時間が定まっていないので働きやすくなったと感じます。 ーーお仕事に対する気持ちの向け方に何か変化はありましたか? 責任感、という面では契約が始まる時が一番負担は軽いかなと思います。しかし契約が終わる直前あたりは、立つ鳥跡を濁さずというように自分がいなくなっても業務が回るようにするため一番責任感を感じますし、一番忙しくなります。 E.Nさんが案件を選定する際に重視しているポイントとは? ーー今回稼働している案件の選定ポイントはなんだったのでしょうか? 単金の基準を超えていることはもちろん、超えている範囲で自分が興味を惹かれそうな案件をエージェントさんに投げてもらって、その中から選びました。具体的に興味を惹かれる案件というのは、新しい技術を使っていたり、チームで回しているサイクル、あとは面談でのフィーリングや社風などがマッチすることなどを見ています。 フリーランスエンジニア向けエージェント会社に抱く正直な印象 ーー我々のようなエージェント会社に対してどのような印象を持っていますか? 今まで案件を受けたことがない会社さんや業務内容の案件をたくさん持っているので、たまに利用するのはいいと思います。 ーーエージェント会社を選ぶ際にどのような点を重要視していますか? きちんとコミュニケーションが取れる方達なのかどうかを重視しています。お金をもらうのはエージェント会社からなので、コミュニケーションをしっかりとれないところからはお仕事を引き受けたくないかなと思っています。テクフリの担当エージェントの方はいろいろとすぐに対応してくれるので助かっています。 ITフリーランス専門エージェント【テクフリ】について ーーなぜアイデンティティー(テクフリ)を選んでいただけたのでしょうか? 電話をかけて折り返しがきちんとあったからです。よくあるエージェント会社の対応で、折り返しの電話は特にない、サイトへのアカウント作成を促す、メールでのやりとりを勧められる、などがありますが僕は正直めんどくさいので電話で折り返しの対応があったテクフリがマッチしました。僕はエージェントを利用せずに受託することもあるので、サイトごとの経歴書のフォーマットやシステムに打ち込むのは面倒なので、電話がきたほうがすぐにコミュニケーションが取れて楽ですね。 ーーアイデンティティー(テクフリ)の良い点はどのような点でしょうか? 何事もすぐに対応していただける点です。「現場でこんなことがあった」と連絡をすると、担当エージェントの方がすぐに営業さんに連携して顧客とやりとりをしていただけるのは非常に助かっています。 ーー当社ITフリーランスコンソーシアムと言うITフリーランスに安心安全にご就業頂くためのプログラムを提供していますが、今後どのようなサービスがあると嬉しいですか? 正直僕は使用したことがありませんが、フルリモートの案件を受託するエンジニアさんも多いと思うので、コワーキングスペースを割引で利用できる制度などがあると嬉しい方も多いと思います。 E.Nさんの今後のキャリアプランとは? ーー今後どのようなキャリアプランを考えているのでしょうか? あまり深く考えていません。もともと“手を動かしながらマネージメントができる”という状態を目標にしていたのですが、現状それが達成できているので今は次のプランを模索しています。興味が湧いたら個人開発を行っていますが、サービス化などは考えていないため開発したものは別の方にパスしています。 ーー技術情報はどのように収集をしているのでしょうか? 海外のサイトを見たり、エンジニアや趣味でプログラミングを行っている人たちの海外コミュニティに入っているのでそこで情報収集をしています。日本より海外のほうが情報のキャッチアップ速度が早いので、海外コミュニティは特に見ています。 これからフリーランスを目指す人へアドバイス ーー最後にこれからフリーランスになる方にアドバイスをお願いします。 まずはじめに「本当にフリーランスになるの?」と確認を入れます(笑)。それでもなりたいというのであれば、今後もフリーランスとして働くために数年後のキャリアプランを考えた方がいいよ、と伝えたいです。というのも、僕は何かしら「ここまで行こう」というのがないと先詰まりしてしまうタイプなので、そういう意味では行き詰まったタイミングでエージェントを利用するのはいいかなと思います。エージェントであれば、ある程度希望を言えばそれに近しい条件の案件を提示してくれるので、慣れないうちや選択肢を広げたいタイミングでのエージェント利用はおすすめです。 ーーこれからエンジニアになりたい人がはじめに学ぶべき言語は何でしょうか? 興味を惹かれる言語を学ぶのがモチベーション面でも一番いいと思います。今はPythonやRubyが流行っているのでその二つでもいいですし、初めは具体的にこういうのがつくりたいというものがないと思うので、プログラミングを調べてパッと出てきたものを学べばいいと思います。
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エージェント選びのポイントは「呼吸が合うかどうか」。フリーランスエンジニアの二足のわらじを履く39歳K.Yさん

テクフリ ユーザーインタビューVol.6 サーバーサイドエンジニア:K.Yさん 現在週5日はフリーランスエンジニア、週1日はシステム開発の副業もこなすK.Yさん。エンジニアの二足のわらじを履きながら、大学院で研究もこなすK.Yさんがフリーランスという立場を選択した理由とは? フリーランスエンジニアという職種を選んだ理由とは? ーフリーランスとして働こうと思ったきっかけは何でしょうか? プログラマーとして独り立ちしても問題ないと思えるスキルを身につけたことがきっかけです。フリーランスエンジニアとして働く以前は約10年間ほど正社員として働いていましたが、様々な経験を積んだタイミングで同時に働き方を変えようと思い立ち、フリーランスに転向しました。 ーフリーランスになる前と後ではどのような変化がありましたか? 一番の大きな変化は事務作業が増えた点です。確定申告や経費の計上など、どのくらい事務仕事がフリーランスにとって重いのかが最初分からなかったため不安を感じていました。現在フリーランスになって3〜4年目ですが、自分で調べたり手続きを行ったりすることで慣れていきました。 K.Yさんが案件を選定する際に重視しているポイントとは? ー今回稼働している案件の選定ポイントはなんだったのでしょうか? 現在メインで稼働している企業さんとは、稼働前からカジュアル面談を数回していました。その企業が行っている事業内容やフレームワーク、作っているシステムなどが今まで自分が経験してきたものや感覚とマッチしていたため、前の会社と契約終了のタイミングでジョインすることを決めました。 ーK.Yさんは現在副業をされていますが、以前はプログラミング講師の案件にも副業として就業されていました。それはどのような経緯だったのでしょうか? 以前副業として就業していた、週1日のプログラミング講師案件もアイデンティティーさんから紹介を受けた案件でした。今まで開発をメインとしていましたが、3ヶ月という短い期間であれば時間が確保できると思い案件を引き受けました。内容としては週1回・2時間の講義と、不定期に受講生から来る質問への対応です。今まで経験してきた開発とは違いますが、すっかり抜け落ちていた”プログラミングを学び始めたときの感覚”と再度接することができたので、自分にとって重要な経験となりました。 フリーランスエンジニア向けエージェント会社に抱く正直な印象 ーわれわれのようなエージェント会社に対してどのような印象を持っていますか? まだ自力では案件を見つける力がないので、フリーランスとして経験が浅いうちに案件を紹介してくださるというのは助かっています。 ーエージェント会社を選ぶ際にどのような点を重要視していますか? “呼吸が合うかどうか”を重視しています。私は案件を探したいペースや面談を受けたい頻度などの感覚が近いエージェントとは相性がいい、つまり呼吸があっていると考えているためその点を特に重視してエージェント選びを行っています。 ー当社のカウンセラーのご評価をお願いします。 小さなことでも何かあったときは気軽に相談させていただいているので助かっています。しかし、コロナ禍ということもあり仕方ない部分もありますが、リモートメインになってからは、以前定期的に開催されていたランチミーティングがなくなってしまいカウンセラーの方に相談する頻度が少し減ってしまいました ITフリーランス専門エージェント【テクフリ】について ーなぜアイデンティティー(テクフリ)を選んで頂けたのでしょうか? 正社員として現職中にエージェント数社と面談していましたが、私の当時の意向としてはフリーランスとして就業先が決まったら正社員で働いていた会社に退社を申し出るという形で動いていました。そのとき利用していた他のエージェントでは「この条件だとエージェントとしてはまだ動けない」という話だったため、先に動いてくれたアイデンティティーさんで先に決まりました。私が重視している”呼吸”が合ったのがアイデンティティーさんでした。 ーアイデンティティー(テクフリ)を通して稼働している会社のエンジニアさんはどのような方がいますか? メインで稼働している企業さんでは、自分の担当している領域にフォーカスして働いている方が多い印象です。ジョインの時点でテストや開発など、分業制のようなイメージで役割が分かれていました。 ーアイデンティティー(テクフリ)に改善してほしい点は何でしょうか? アイデンティティーさんが提供している各種サービスのブランディングの整備をしてほしいです。就業している方向けにテックキャリアパスポート(※1)、ITフリーランスコンソーシアム(※2)などのサービスを提供されていると思いますが、それぞれイメージとして結びつかず別のサービスという印象があるため、ブランディング等をして連携して使えるようにしていただきたいです。 ※1 テックパスポート:identityからご参画いただいたエンジニア向けのサービス※2 ITフリーランスコンソーシアム:ITフリーランスに安心安全にご就業頂くためのプログラム K.Yさんの今後のキャリアプランとは? ー今後どのようなキャリアプランを考えているのでしょうか? 現在メインで稼働している企業さんではユーザーから降りてくるサービスへの課題に対する運用や保守・開発などを主に行っているのですが、それをもう1〜2年こなして保守に関するノウハウや技術を身につけたいです。今後もフリーランスとして働き続けたいと考えているので、現在の案件が落ち着いたら新しい別の案件にチャレンジしたいです。 また、フリーランスエンジニアとは別に大学の研究室でシュミレーター開発を行っているので、それを元に論文を発表するのか、外部の者が利用できるように汎用性の高い状態に持っていくのかまだ現状分かりませんが、ある程度区切りのいいところまで研究に関わりたいと考えています。 ー現在注目している技術は何でしょうか?そしてそれは何故でしょうか? NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)の技術に注目しています。現在は美術品のデジタルデータの取引という形で使われていますが、もう何年かすると違う使い道が模索され始めて、違う方向性に落ち着くんじゃないかなと予想しています。 ーそのような技術情報はどのように収集をしているのでしょうか? 求人をチェックして情報収集を行っています。自分がその案件に入る予定がなくても、求人情報を見ていると今世の中でどんな技術が求められているのかわかるので、求人はトレンドの技術がわかるという点でとても便利です。注目している技術でNFTを挙げたのも、NFTに関する求人を最近よく見かけるので気になって調べたことがきっかけでした。 ー最後にこれからフリーランスになる方にアドバイスをお願いします。 フリーランスになってみて正社員との一番の違いは、やはり事務手続きが増えることです。事務手続きが問題なくこなせる人はフリーランスの適性があると思うので、その点に自信がある方にはおすすめです。 語り手:K.Yさん 正社員として約10年間プログラマーとして働いたのち、テクフリを通しフリーランスエンジニアとして初稼働。現在サーバーサイドエンジニアとしてフリーランスエンジニアと副業を両立中。 取材者:株式会社アイデンティティーセールスマーケティング課 西銘夏生
フリーランスエンジニア

スポーツで培った経験がフリーランスエンジニアの原点に。バックエンドエンジニアと起業を目指す32歳M.Mさん

テクフリ ユーザーインタビューVol.5 フロントエンドエンジニア:M.Mさん 現在、フリーランスでフロントエンドエンジニアとして活動中のM.Mさん。学生時代に打ち込んだスポーツの経験から年功序列の会社員時代に疑問を持ち、フリーランスへキャリアチェンジした経緯、そして今後の展望などを伺いました。 フリーランスエンジニアという職種を選んだ理由とは? ―フリーランスになる前はどのようなお仕事をされていましたか? まず、学生時代にさかのぼりますが長距離マラソンに打ち込んでいて、推薦で箱根駅伝強豪校に入学しました。卒業後はwebメディアの制作会社へ新卒で入社し、コンテンツ記事の作成などを主に行っていました。その後コンテンツディレクターとして働いていく中で、グロースハックとしてメディア改善のためエンジニアに外注を繰り返すうちに「自分で改善した方が早いのでは?」と思い始め、プログラミングスクールに通い始めたことがエンジニアのキャリアスタートのきっかけです。 その後はWordPressのテーマ開発やHTMLのコーディングからスタートし、その後フロントエンドエンジニアへとジョブチェンジしました。もともとはバックエンド志望なので、将来的にはサーバーサイドエンジニアなどを経験しフルスタックエンジニアを目指しています。 ―フリーランスとして働こうと思ったきっかけは何でしょうか? 前職が年功序列など日本の古い慣習が残る職場で、前々からその環境に疑問を抱いていました。正社員時代の会社では特に何も仕事で成果を上げていないのにもかかわらず文句を言う人や、上司に媚を売る人などが多く「自分はこうなりたくない」という気持ちが強くなっていました。 特に私は長年のスポーツの経験から、技術や実力が上がればステップアップできる環境を求めていたので、時間の使い方も自由なフリーランスはとても合っていると実感しています。 ―フリーランスになるにあたり不安な点はありましたか? フリーランスになるにあたり、ポジティブなので特に不安はありませんでした。唯一挙げるとしたら、自分の技術レベルがわからないので「すぐクビになるのでは?」という不安はありました。でもポジティブなのでダメだったら次に行けばいっかという前向きなモチベーションではいましたね。 ―フリーランスになる前と後ではどのような変化がありましたか? フリーランスになった直後に働いた会社が、正社員と業務委託の垣根がなく、コミットメントさえすればいいというとても働きやすい環境でした。作業をすれば認めてくれる仕組みで、正社員にはない自ら動くというフリーランスならではのスタンスが身につきました。 M.Mさんが案件を選定する際に重視しているポイントとは? ―今回稼働している案件の選定ポイントはなんだったのでしょうか? 仕事選びの際に重視しているポイントですが、お金のことはあまり考えていません。私が重視するのは「チームの雰囲気」です。新卒で入った会社が悪口が横行する職場だったのもあり、TPOを遵守するチームであるかどうかを会社選定の判断基準にしています。 その見分け方ですが、面接時に「尖った人はいませんか?」と聞くようにしています。面接に同席しているマネージャーの顔を見ればわかるのですが「いません」と言い切れる方の場合は信用していいと思います。逆に答えに渋る場合はおすすめできません。 フリーランスエンジニア向けエージェント会社に抱く正直な印象 ―われわれのようなエージェント会社に対してどのような印象を持っていますか? 実はテクフリさんでエージェントは3社目なんです。 1社目のエージェントでは、紹介を受けた2社のうちA社に決まりかけていましたが、エージェントに「B社がどうしても話を聞きたいと言っている」と伝えられたためA社を蹴って面接を行いました。しかしふたを開ければB社で圧迫面接を受け、事前にエージェントから聞いていたことと異なり信頼を失ってしまいました。 2社目のエージェントでは、非常によくさせてもらいましたが、担当の女性が次の案件を勧めたいからという本当の理由を隠し、私に別の理由を伝え当時稼働していた会社を変更しようとしてきました。ここでも本当の背景を隠しうそをつかれたと感じ、信用できなくなりました。エージェントはトップダウン方式で、エンジニアにはとりあえず勤めるだけ勤めさせて案件を次々とこなしてもらう、というスタンスの企業が多いんだろうなという印象でした。 ―エージェント会社を選ぶ際にどのような点を重要視していますか? 「営業の1発目に女性を使わない会社」を重視しています。今までお世話になった会社はどちらも一発目に女性を使う会社でしたが、クレームは女性に言いにくいという心理を利用しているように感じるので警戒はするようにしています。 ―当社のカウンセラーのご評価をお願いします。 担当してくださっている松元さんはとても明るく、受け身で聞いてくれるためストレートに相談しやすいです。また、迅速に動いてくれることと、“報・連・相”がしっかりしているので安心して信頼を置くことができています。 ITフリーランス専門エージェント【テクフリ】について ―どこでアイデンティティー(テクフリ)を知りましたか? アイデンティティーさんからの連絡で知りました。当時エージェント系のまとめサイトに登録していたときに、プロフィール欄に「指定の時間帯に連絡をしてこないでください」と表記していましたがほとんどのエージェントはその時間帯に連絡をしてきました。しかしアイデンティティーさんは唯一その時間帯を避けて電話をかけてくれて良い印象だったのがきっかけです。 ―なぜアイデンティティー(テクフリ)を選んで頂けたのでしょうか? 多くのエージェントは登録してから案件紹介まで待たされることが多い印象ですが、アイデンティティーさんは対応が早く、登録してから案件紹介までがスピーディーだったので任せようと思いました。 ―アイデンティティー(テクフリ)を通して稼働している会社のエンジニアさんはどのような方がいますか? 私が現在稼働している企業のエンジニアさんは自発的で年齢に関係なく技術力を持つ方が多い印象です。特にマネージャークラスの人は物腰が柔らかく、会社の判断として人をみている点からもしっかりした企業だと高印象を持っています。その理由としてリードエンジニアのMさんの人柄の素晴らしさから良い人が自然と集まっているように感じられます。 ―アイデンティティー(テクフリ)に改善してほしい点は何でしょうか? 請求書周りに関して特に改善が必要だと感じています。今まで利用していたエージェントは請求書の仕組みがありましたが、現在は稼働先が法人会社というのもあり請求書を自分で作成しなければならないのでこの点はぜひ改善してほしいですね。 テクフリの福利厚生プログラム【ITフリーランスコンソーシアム】について ―当社ITフリーランスコンソーシアムと言うITフリーランスに安心安全にご就業頂くためのプログラムを提供していますが、ご利用されていかがでしょうか? 出前館の1000円クーポンをよく利用させてもらっています。毎月出前館のクーポンが配布されるのが地味にテンションが上がります。 M.Mさんの今後のキャリアプランとは? ―直近3年以内で、今後どのようなキャリアプランを考えているのでしょうか? 自分自身ではエンジニアの才能はないと感じているので、PM(プロジェクトマネージャー)に進みたいと考えています。ディレクターの経験は過去にあるのでエンジニアの経験を今のうちに積んで、プロジェクトマネージメントみたいなことをやっていきたいです。 3年後のプランとしては、将来的に会社を設立したいと考えているのでグロービスの経営大学に通うことを念頭に、時間を作って経営の勉強をしていきたいです。具体的には、私自身が陸上の長距離走選手だった経験から、スポーツ選手のセカンドキャリアの分野などの支援をしたいと考えています。 ―現在注目している技術は何でしょうか?そしてそれはなぜでしょうか? AWSは外せないと感じています。 1、2年前まではReact、Vue.jsなどに注目していましたが、それらを動かす土台となるもの、つまりバックエンドの環境やインフラ環境が結局一番大事になるので、特にAWSで落ちない仕組みが重要だと考えています。 また、その他の技術でPythonやDjangoも注目されていますが、これらは大量のデータがあるときにしか活用しないと考えると、エンジニアの根本的な動きという考え方からReact、Vue.js、Angular等のコンポーネント指向は今後も残ると考えています。しかし、技術革新という意味ではフロントエンド、バックエンドともに大幅には変わらず、サーバー周りのみ大きな確変が来たり、はやりが来るのでは?と予想しています。 ―そのような技術情報はどのように収集しているのでしょうか? 技術情報収集として一番適切なのは“話題のすごい先輩に会うこと”や“リアルな現場の意見を集めること”ですが、正直フリーランスのエンジニアがそれを行うことは難しいので、私は現場の先輩に「こういう技術ご存じですか?」と自ら質問して情報収集しています。近しい人からの一次情報が最も本質的でリアルな声なので、ネットの記事よりも現場の声を重視しています。 これからフリーランスを目指す人へアドバイス ―最後にこれからフリーランスになる方にアドバイスをお願いします。 コミュニケーションに自信がない人はフリーランスはやめるべきだと考えています。 コミュニケーションとは最低限のあいさつやSlack上の会話などのことで、言葉遣いや礼儀など最低限のTPOがフリーランスには重要です。フリーランスを目指す人はコミュニケーションが尖っている人が多い印象ですが、会社でチームで動いて成果物を出すというフローにおいて、チームマネジメントに響く人はそぐわないと考えます。 また、フリーランスはお金や自由に働けることにフォーカスが当てられがちですが、実際は自分の働き方の割合を決めたり変えたりできることがフリーランスのメリットです。そういう意味で、お金を中心にフリーランスを考えている人にはおすすめしません。 短期間で特定の技術を高めたいという人にフリーランスはぴったりです。具体的にいま現在ReactとTypeScriptを学びながら仕事をしていますが、私のように過去の経験をもとに最終的に別の目的を持つ人に向いていると考えます。目的の技術の習得後、次に高めたい技術がある場合はまた次の現場を紹介してもらって自分のスキルセットを高めていきながら、最終的に正社員となるのか起業するのかなど、フリーランスの期間を設けることがおすすめです。 語り手:M.Mさん新卒としてwebメディアの制作会社へ入社後、現在はフロントエンドエンジニアとして活躍。バックエンドエンジニアと起業を目指しながら、現在はテクフリを通してフリーランスとして稼働中。 取材者:株式会社アイデンティティー代表取締役 今野力
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