急な欠員が発生して、リソースの確保が急務だった。
他社からも提案を受けていたが、単価とスキルがあまりマッチしていない方が多く、決めかねていた。
スムーズな対応で、欠員補充がスピーディーにできた。
単価とスキルのマッチ度が高い方の参画を決めることができた。
会社名 :株式会社リセ(以下、リセ)
設立 :2018年6月
従業員数:80名
資本金 :1,879,760,000円(2023年7月、資本準備金含む)
所在地 :東京都千代田区
業種 :リーガルテック
事業内容:契約書レビューサービス
一人法務を支援する契約書レビュー支援AIクラウド「LeCHECK」の企画・開発・運営
代表者 :藤田 美樹
部署 / 役職:エンジニアリングマネージャー
氏名 :吉田 哲
2022年1月にリセにフリーランスとして参画した後、ミッションである「争いのない『滑らかな』企業活動の実現」に共感し、2023年4月に正社員として正式にジョイン。現在はシステム開発部IT戦略グループに所属。AWSを用いたインフラ構築・運用やユーザー対応を行うSREチームと、社内ITリソースやSaaSサービスの管理などのコーポレートITチームの2つのチームのマネジメントや採用を担当している。
リセは、主に一人法務を支援する契約書レビュー支援AIクラウド「LeCHECK(リチェック)」の企画・開発・運営を行うリーガルテックカンパニーです。会社名である「リセ」はフランス語で「滑らかな(Lisse)」という意味があり、リセがミッションとして掲げている「争いのない『滑らかな』企業活動の実現」から名付けられました。
リセのメインサービスである「LeCHECK」は、弁護士が監修したAIで契約書のチェックができるAI SaaSサービスです。大企業であれば法務専門の方がいらっしゃったり、法務チームがしっかりと組まれていたりしますが、中小企業では「法務専門ではないが、法務も担当している事務職の方」や「一人法務担当の方」が多いのが現状です。「LeCHECK」は、そういった方々を支援し、手助けするサービスです。例えば「契約書レビュー支援」の機能では、自社開発しているAIが契約書の内容を確認し、リスク箇所を判定します。そして、変更例やその解説を表示することにより、契約書レビューの工数を削減することができます。
「LeFILING」は、電帳法(電子帳簿保存法)に対応するため、契約書の管理を自動化するサービスです。現在β版がリリースされており、正式リリースを目指している段階です。Google Workspaceのアドオンという形式を取っており、すでにGoogle Workspaceに保存している契約書にラベリングをすることによって管理コストを削減することができます。
リセの開発組織は以下のようになっています。採用に関する意思決定権は基本的に各グループのEMが持っており、CTOがそのサポートを行っている状況です。実際にテクフリさんをはじめとしたエージェントさんとやり取りをさせていただくときは、EMやCTOが窓口となり、書類選考や面談を行っています。
引用:株式会社リセ_エンジニア採用ピッチ
私自身がフリーランスを経験していたということもあり、契約形態に強いこだわりはありません。現に、リセでは業務委託の方が活躍されていますし、これからも参画いただく予定です。ただ、上位レベルの決裁権が必要であったり、広範囲に渡る裁量権を求める場合には正社員という契約形態の方が向いていると考えています。実際に私がフリーランスとして活動していた頃、最終的な決裁権や複数部署にまたがる裁量権はやはり正社員の方に委ねられていましたので、そういったポジションの場合には正社員で採用したいと考えています。一方で、技術に関するスペシャリストを求める場合には、業務委託という契約形態の方が向いていると考えています。
開発チームにおいて、マネジメントする立場の方が開発に対して理解が浅い場合、マネジメントとメンバー間で意見や考え方の食い違いが多発してしまいます。一方で、リセでは開発チームに関することはCTOをはじめEMである私達やメンバーに任せてもらえているので、非常にやりやすいです。例えば、「サービスを良くするために、新たな有料ツールを導入したい」という場合では、自分で声を挙げて提案をし、それが通れば導入することができたりします。
私がEMを担当しているSREチームではKubernetesを使用していたり、Webエンジニアチームでは現在フロントエンドのコードをReactに移行中であったりと、モダンなテクノロジーは積極的に取り入れるようにしています。そもそもリセには「テクノロジーは楽しい」と感じているメンバーが多く、また「良いサービスを作っていきたい」と考えているメンバーが多いです。そのため、「楽しく、良いサービスを作っていく」ために、モダンなテクノロジーや新たなサービス導入の提案が多いですし、会社としても積極的です。一方で、コーポレートITチームとしては、契約するサービスが増えれば増えるほど大変になりますが。(笑)
積極的に学び、行動し、成長できる方でないとリセで働くのは厳しいと思います。これは業務委託で参画いただく方であっても同様です。リセは急拡大中のスタートアップなので、研修制度や教育制度はまだ構築中のものが多いです。一方で、先程述べた通りリセは開発者に権限がある開発チームで、新たなテクノロジーやサービス導入のために誰でも手を挙げられる環境なので、「積極的に学び、行動し、成長できる方」にはとても良い環境だと思います。
今回、SREのポジションで1名募集を依頼し、テクフリさん経由で参画いただくことが決まりました。リセとしては以前からテクフリさんとやり取りをさせていただいておりましたが、私自身がテクフリさんとやり取りをさせていただくのは初めてでした。
今回の募集は、今年(2023年)の8月下旬、当時参画してくださっていた方の11月以降の契約が白紙になってしまったことがきっかけでした。2ヶ月で欠員補充をする必要が生じたため、正社員で募集をしても間に合わないと判断し、スピーディーに即戦力を確保するため業務委託での募集を選択しました。当初、他のエージェントさんなどからも紹介を頂いていたのですが、スキルと単価が見合っていないと感じる方が多く、なかなか決断ができていない状況でした。そんな中、9月末にテクフリさんからお声がけをいただき、テクフリさんにも募集を依頼することになりました。テクフリさんから紹介いただいた方はスキルと単価が見合っていると感じ、また面談をしたところお人柄も良い方でしたので、参画いただくことを決断しました。嬉しいことに承諾も頂けたので、11月以降の欠員補充をすることができました。
今回初めてテクフリさんとやり取りをさせていただき、担当のエージェントさんとのやり取りがスピーディーでスムーズだと感じました。実際に、リセにお声がけをいただくのと同時に人材をご紹介いただいたりと、大変助かりました。
「争いのない『滑らかな』企業活動の実現」をミッションとして掲げ、中小企業の一人法務担当を救うためサービス展開をするリセ。実際に、契約書関連で悩みを抱えた経験があるフリーランスエンジニア/クリエイターの方は少なくないのではないでしょうか。2023年7月には弁護士ドットコム株式会社と資本業務提携を実施し、販売・技術協力により「クラウドサイン レビュー」というサービスのリリースも行うなど、これから伸びていくのがますます楽しみなテックカンパニーのひとつです。テクフリからのご支援により、リセの成長並びに、法務に関するお悩みを抱える方の手助けをする一助となれば幸いです。
これからも、テクフリはテックカンパニーを徹底支援してまいります。