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業務委託で3年以上の稼働を実現!大手FinTech企業のフリーランス活用【freee株式会社】

2023.06.22

i-jitsumori

企業インタビュー

目次

テクフリ導入前後の変化

課題 / 悩み

  • エンジニアが著しく増加しており、デザイナーも増加させないと業務が追いつかない状況だった。

テクフリ導入後

  • デザイナーの確保が進み、一旦落ち着くことができた。

  • 会社全体として累計14名の稼働。

  • テクフリ経由で参画した方の継続稼働が3年を超えた。

 

インタビュー概要

お話を伺った企業さま

会社名 :freee株式会社(以下、freee)

設立  :2012年7月

従業員数:916名 ※2022年6月末時点 ※連結会社の総数

資本金 :24,724,300円

所在地 :東京都品川区

業界  :FinTech

事業内容:「freee会計」など、スモールビジネスの各成長段階をサポートするシステム・サービスの開発・提供。

代表者 :佐々木 大輔

URL  :https://corp.freee.co.jp/

 

お話を伺ったご担当者さま

部署 / 役職 :デザインマネージャー

氏名    :竹内 啓行

特にプロダクト・サービスのデザインや開発、マネジメントなど、デザインとビジネスの領域において15年以上の経験を持ち、レッド・ドット・デザイン賞やグッドデザイン賞など数々の賞を受賞。現在はfreee株式会社でデザインマネージャーを務めており、デザイン領域とビジネス領域の双方に情熱を持ち取り組んでいる。

 

FinTech業界最大手企業のfreeeが業務委託を活用する理由

スモールビジネスのバックオフィス業務をサポートする「freee」とは

freeeは、スモールビジネスのバックオフィス業務を円滑化するためのシステム・サービスを提供するFinTech業界最大手企業です。中でも、シェアNo.1のクラウド会計ソフトである「freee会計」や、給与計算や労務管理を大幅に効率化する「freee人事労務」が主軸であり、他にも「freee会社設立」や「freeeカード」など、数多くのシステム・サービスを提供しています。

バックオフィス業務はビジネス規模の大小に関わらず発生します。リソースが豊富な大企業の場合、バックオフィス専門のチームを設けて投資することで円滑に進めることができますが、リソースが少ない中小企業(スモールビジネス)の場合、そうはいきません。小さなパン屋さんを例に上げて説明します。小さなパン屋さんは、とにかく美味しいパンを作って売ることに集中したいはずですが、帳簿管理や勤怠管理、受発注管理などのバックオフィス業務は大企業と変わらず発生します。そこでfreeeは、「本当はやりたくないけど、やらなきゃいけないバックオフィス業務」を少しでも簡単なものにし、本業である「美味しいパンを作って売る」ということに集中していただきたいと考えています。またそうすることにより、小さなパン屋さんをはじめとするすべてのスモールビジネスを盛り上げていきたいと考えています。

 

目指すは「ヒト・モノ・カネ」すべてをfreeeで管理できる状態

今後の展開として、経営資源の3本柱である「ヒト・モノ・カネ」のすべてをfreeeのシステム・サービスで管理可能とし、またそれぞれでシナジーを生み出していくことを目標としています。「ヒト」は「freee人事労務」、「カネ」は「freee会計」がすでにその役割を担っており、昨年リリースした販売管理ソフトである「freee販売」によって「モノ」の管理も可能とし、ついに「ヒト・モノ・カネ」すべてのソリューションが揃いました。今後はこれらをさらに伸ばしていくと同時に、それぞれが連動することによりシナジーを生み出していきたいと考えています。

エンジニアの大量採用により、デザイナーの確保が急務に。業務委託の活用を強化

2022年頃、freeeでは全社的なエンジニア採用活動が行われ、エンジニアメンバーが著しく増加していました。それと同時に、エンジニアメンバーの増加により、当時のデザイナーメンバーだけではデザイン業務が追いつかなくなることが想定されました。その以前から業務委託の活用はしており、テクフリさんともやり取りをしていたのですが、このタイミングで業務委託の活用強化に踏み切りました。今後また同じようにデザイナーの確保が急務となる時期は来ると想定されますが、業務委託の活用強化により、一時的にリソース不足を補うことができました。

テクフリについて

テクフリの活用体制

デザインマネージャーである竹内さんの業務範囲

freee会計を始めとした各サービスを担うデザインチームのマネジメントが主な業務です。それに関連し、採用周りのことや、こういったインタビューのような外部露出、デザイン本部自体の戦略決めなども担っております。今ではかなり少なくなりましたが、実際に手を動かしてデザインをすることもあります。

 

実際の活用について

freeeにはエンジニア/デザイナーチームを包括的に管理する「エンジニアリング企画室」というチームがあり、テクフリさんとのやりとりの際には、基本的にこのチームが窓口となっています。テクフリさんでデザイナーの募集を開始する際は、エンジニアリング企画室経由でテクフリさんへご依頼をいたします。テクフリさんから人材をご紹介いただく際には、まずエンジニアリング企画室へご連絡いただき、面談を実施する場合は現場の人間である私が担当しています。

 

 

テクフリの良い点

言語化が難しく、案件情報に記載しきれないところまで考慮してご紹介していただける点がとても助かっています。求めるスキルへのマッチ度はもちろんのこと、雰囲気や思考など、定性的で言語化が難しい部分のマッチ度も考慮してくださっていますし、ひとえに「デザイナー」といっても様々な得意領域がある中からfreeeにマッチした人材をご紹介いただいています。

実際にテクフリさんからご紹介いただいた方の稼働期間は非常に長く、中には3年以上稼働いただいている方もいます。freeeはUIの制作スキルだけでなくUXに対する知見や、開発に対する技術理解、法律周りに対する許容や知見などが求められる特殊な環境にもかかわらず、長期間稼働いただける方をご紹介いただけており、たいへん助かっております。

 

freeeで働きたい方へ

竹内さんが感じるfreeeならではのやりがい

そもそもの入社理由をお話すると、デザインという手段を使うことにより、スモールビジネスの支援ができるという点に魅力を感じていました。実際に入社してからは、様々な業界のユーザーにとって有用なものを考えていくという点が非常に難しく、また非常に面白いと感じています。

freeeがお客様とするのはちいさなパン屋さんだけでなく、ちいさな花屋さんや八百屋さんなど、多岐にわたります。freeeは業界特化型ではなく、業種特化型のシステム・サービスであるため、どのような業界のユーザーであっても有用なものになるよう考えていく必要があります。ユーザーに向き合う時間が長いというのは、スモールビジネスがターゲットであり、業種特化型のシステム・サービスを展開しているfreeeならではのやりがいだと思います。

伸ばせるスキルと求める人物像

freeeのデザインチームで伸ばせるスキルのご説明の前に、freeeのデザインチームにおける業務の進め方についてご説明いたします。

 

freeeのデザイン業務について

freeeのデザインチームにおける業務の進め方は、以下のようになっております。

 

引用:竹内 啓行「データドリブンデザインについて」2022年5月

   https://speakerdeck.com/hryktkuch/detadoribundezainnituite

 

計画     :どのユーザーが、どこに、どんな課題をもっているか。を共通認識とし、改善のための計画立てをする。

調査・分析  :アプローチする課題に関して調査・分析することにより、具体性を高める。

要求・要件定義:課題に対し、デザインを用いた解決方法を定義する。

設計・作成  :デザインを制作する。

評価     :課題を解決できたかどうか、確かめる。

 

freeeでは、課題を解決する際に「課題の発見」と「課題解決方法の立案」はセットであると考えています。ですので、デザイン設計・作成のみの担当であっても「このデザインは、誰のどんな課題をどのように解決するためのものなのか。」ということを理解しておいていただきたいと考えています。

 

freeeで伸ばせるスキルと求める人物像について

「デザイン業務の進め方」でも述べましたが、「設計・作成」のフェーズのみならず、「計画」「調査・分析」「要求・要件定義」「評価」にも関わっていただきたいと考えているため、デザイン業務における総合的なスキルが伸ばせると考えています。「業務委託だから、正社員に提言をしてはいけない」ということは無いですし、むしろ大歓迎です。ですので、そういった領域にもどんどん挑戦していきたいという方とぜひ働きたいと考えています。

 

取材を終えて

FinTech業界のトップランナーとして成長を続けているfreee。ご支援させていただいた方が3年以上稼働してくださっていることや、ご紹介する人材のマッチ度をご評価くださり、大変うれしく感じました。テクフリのご支援により、freeeの成長ならびにスモールビジネスにおけるバックオフィス業務円滑化の一助となれば幸いです。

 

これからも、テクフリはテックカンパニーを徹底支援してまいります。

 

 

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