【福田 健について】
大学卒業後、エンジニアとしてITベンチャーに入社。その後、大手ゲーム会社にてエンジニアやPMなどを経て、2015年2月に㈱カオナビへ入社。
【山下 裕香について】
大学卒業後、法人営業としてITベンチャーに入社。その後、同社内にてエンジニアを経て、2021年1月に㈱カオナビへ入社。
2019年にマザーズ上場をはたし、タレントマネジメントシステムでシェアNo.1※を獲得しているカオナビ社。同社が提供する「カオナビ」は、人材情報の一元化・見える化のみならず、社員の適材適所な人材配置や適切な人材育成といった戦略人事に加え、データ分析、モチベーションチェックなど多岐にわたる機能を提供し、顧客の戦略的なタレントマネジメントの実現を支援している。
本日はこのタレントマネジメントシステム「カオナビ」を提供しているカオナビ社の福田さんと山下さんに話を伺ってまいりました!
田村:「カオナビ」のサービス内容を教えてください。
福田さん:「カオナビ」はクラウド型のタレントマネジメントシステムです。 タレントマネジメントシステムとは従業員の名前や所属などの基本情報やスキル、キャリアなどあらゆる人材情報を可視化して、マネジメントに役立てられるシステムのことを指します。 「カオナビ」は従業員の顔写真をベースにシンプルなUIで人材情報を一元管理できます。
田村:多くのタレントマネジメントシステムがある中で競合との差別化やサービス、機能等の特徴を教えてください。
福田さん:開発当初から多くのお客様に使ってもらうことを想定して作られたプロダクトなので、機能差よりも汎用的でどのお客様の事情に合わせられるかに重きをおいていたので、それが結果的に「カオナビ」の特徴になっております。またシェアNo.1※の支持を頂いており、他社様よりも人事業務に関わるノウハウを提供できるサポート体制を持っていることも強みであると考えています。
田村:どのお客様の事情にも合わせられるという点で、ユーザビリティの高いサービスにするために開発の中で日頃から意識していることは何でしょうか。
福田さん:「カオナビ」は人事担当の方だけが使うシステムではなく、従業員の方から経営者の方まで使っていただくことを想定しているので、それぞれのペルソナにあったデザインを意識しながら作るように心がけています。また、お客様の声を集め、何が必要で何が不要なのかをとことん考えてプロダクトに反映していることもユーザビリティの向上につながっていると思います。
田村:人材管理をする人事や経営者などのマネジメント層へサービスを提供する上で留意していることを教えてください。
福田さん:人事情報を扱うシステムでは誰に見えていい情報かを制御する権限の考え方がとても重要になるので、仕様を考える時に使用する方のペルソナ毎にどのタイミングでどう表示されるべきかはとても注意深く検討しております。
田村:プロダクトの今後の展望を教えてください。
福田さん:プロダクトを作るメンバーとしては、日本中全ての企業様に導入して頂いてその良さを体験してもらい、そして「カオナビ」がなくてはならないというような世界になればいいなと思っております。また、様々な企業やサービスとの連携も加速しているので「カオナビ」が各サービスをつなぐ核となり、HRテクノロジーサービスのプラットフォームとしても使っていただきたいと思っています。
田村:貴社にマッチする人材の特徴を教えてください。
福田さん:SaaSプロダクトは作りっぱなしではなく常に継ぎ足すことが前提になっているのでいかに技術負債を残さず作れるかが重要だと思っています。そのため、志向性としてはスピードもさることながらキレイに、かつ体系的にコードを書けることに重きをおいています。
田村:エンジニアにとって貴社で働くことの魅力はなんでしょうか。
山下さん:開発環境で言うとインプット、アウトプットのしやすいきれいなコードでの開発スキルを身に付けることができます。また、クリーンアーキテクチャやDDDなどモダンな技術を積極的に取り入れております。働き方の環境においてはMY WORK STYLEという制度を導入しており、リモートワーク、兼業推奨やコアタイム無しのスーパーフレックスタイム制度を導入しているため、社員が『自分に合った働き方』を選択し、『個』と『組織』の生産性向上を目指すことができます。
田村:数あるITエンジニア支援会社の中でなぜアイデンティティーを選んで頂いたのでしょうか?
山下さん:IT特化型のエージェントでニーズにマッチしそうな候補者と多数コネクションがあると思ったからです。
田村:エンジニア採用の観点で弊社サービスのFBと今後の期待についてお伺いさせてください。
山下さん:フリーランスエンジニアの採用においては提案の数・質・スピードが重要だと考えておりますが、アイデンティティーさんはその3つを兼ね揃えておりその点を今後も期待しています。
目に見える数字だけで判断するのではなく、情報をたくさん集め人物像に奥行きをもたせることで、ひとの可能性を正しく理解できる世界をつくる「個の力にフォーカスし、マネジメントを革新する」というミッションを掲げているカオナビ社。タレントマネジメントシステムシェアNo.1※を獲得しながらも顧客の声を丁寧に拾い上げ、プロダクトに落とし込んでいる姿勢に感激いたしました。
サービスのさらなる成長のために人材のご支援を加速させていただき、カオナビ社とエンジニアさんのお互いがWin Winになる環境を提供してまいります!
※ITR「ITR Market View:人材管理市場2021」人材管理市場-:ベンダー別売上金額シェア(2015~2020年度予測)
語り手:
株式会社カオナビ
福田 健:プロダクト本部 サービス開発部 部長/VPoE
山下 裕香:人材戦略室
※写真撮影時のみマスクを外しています。
取材者:
株式会社アイデンティティー
営業主任 田村 聡