アプリケーションフォルダ内は、以下のようなものが用意されている。
フォルダ名 | 内容 |
bin | cakeコマンドのプログラムが収録されているフォルダ |
config | CakePHPで利用される各種の設定情報を保管するフォルダ。設定を変更する場合はここにあるファイルを変更する。 |
logs | ログファイルを保存するフォルダ |
plugins | 機能追加のためのプラグインファイルを格納するフォルダ |
src | CakePHPのソースコードファイル類を配置するフォルダ。MVCの基本的なプログラムはこの中に作成していく。 |
tests | テストに関するフレームワークを追加するフォルダ |
tmp | テンポラリーフォルダ。プログラム実行中に作成される一時ファイルの保管場所。 |
vendor | ソフトウェアベンダーが用意するライブラリプログラムが保存されている。CakePHPの本体部分はここにある。 |
webroot | CakePHPによるWebアプリケーションのルート。ここにファイルを追加すると、それがWebアプリケーションのルートに配置されたものとして呼び出されるようになる。 |
.htaccess, index.php | このディレクトリのWebサーバーの設定情報と、デフォルトページ(ファイル名を省略したとき、指定のディレクトリでデフォルトで表示されるページ)のファイルになる。 |
その他、生成されているファイルはGitやComposerなどに関するファイルであるが、開発で直接編集することはあまり無いので割愛。
CakePHPの開発の中心となるのが、この「src」フォルダ。この中に、アプリケーションで必要となるプログラムなどのファイルを用意していく。
フォルダ名 | 内容 |
Console | コンソールプログラム(コマンドとして実行できるプログラム)を配置するフォルダ |
Controller | MVCのコントローラに相当するファイルがまとめられるフォルダ。プログラムの制御に関するソースコードを追加していく。 |
Model | MVCのモデルに相当するファイルがまとめられるフォルダ。データベースアクセス関係のソースコードを追加していく。 |
Shell | シェルプログラムのConsoleShell.phpが用意されている。 |
Template | ビューで使用するテンプレートファイルをまとめておくフォルダ。アクセスした際に表示されるページの内容は、ここに配置するテンプレートファイルとして用意していく。 |
View | MVCのビューに相当するファイルがまとめられるフォルダ。 |
Application.php | アプリケーション全体で必要とされる処理などを記載しておくフォルダ。 |
「src」とならんで重要なフォルダが「webroot」。ここには、css, js, imgなどのファイルを配置していく。
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