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フリーランスエンジニアの平均年収はいくら?言語や職種別に紹介します

2024.10.18

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年収(フリーランス)

目次

    フリーランスエンジニアは、一般的に企業に勤めるエンジニアよりも高い年収を受け取っているとされています。社会保険料や住民税・所得税といった税金は自分で支払わなければなりませんが、それを差し引いても手取りの報酬額は高いというイメージが一般的です。この記事では職種や言語、年齢といった属性別にフリーランスエンジニアの年収についてご紹介します。

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    フリーランスエンジニアの年収(職種別)

    平均年収

    職種別の平均年収は以下のようになっております。
    ※「テクフリ」にて掲載中案件の平均単価を用いて、1年間稼働した場合を想定して算出(2024年10月時点)

    職種(ポジション) フリーランスの平均年収
    サーバーサイドエンジニア 約960万円
    フロントエンドエンジニア 約930万円
    インフラエンジニア 約950万円
    プロジェクトマネージャー(PM) 約1100万円
    iOSエンジニア 約980万円
    機械学習エンジニア 約1200万円
    データサイエンティスト 約1000万円

    一般的な正社員として働くエンジニアよりも、全体的な年収の水準が高いことがわかります。自身のスキルや経歴に見合う報酬を得やすいのがフリーランスエンジニアという働き方の特徴の一つです。年収以外にも、リモート勤務などの働き方に魅力を感じて正社員からフリーランスエンジニアへ転向する方も多いです。

    一方で年収データはあくまでも参考であるため、フリーランスエンジニアとして本格的に独立を検討している場合は、エージェントに相談して進めていくのがいいでしょう。自身のスキルを伸ばしながら年収も上げたいというエンジニアの方は、ぜひお気軽にご相談ください。さまざまな案件にチャレンジしていきたいという方は、ぜひご相談ください。

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    フリーランスエンジニアの年収(言語別)

    プログラミング言語別の平均年収は以下のようになっております。

    ※「テクフリ」にて掲載中案件の平均単価を用いて、1年間稼働した場合を想定して算出。(2024年10月時点)

    言語 平均年収
    Python 約1,120万円
    Ruby 約1,060万円
    JavaScript 約920万円
    PHP 約890万円
    Java 約900万円
    Go言語 約1,040万円
    C# 約830万円
    C++ 約830万円
    C 約810万円
    Kotlin 約1,040万円

    データ分析やAI開発にも用いられるPythonは、他のプログラミング言語と比べても年収水準が高いことがわかります。Pythonは学習ハードルが低い言語とも言われているため、これから学習を始める人が増えることも予想されます。

    これから新たなプログラミング言語を習得したいとお考えの方は、年収や単価感から業界全体の需要について調べてみた上で学習してみるのもいいのではないでしょうか。

    対応案件数別のフリーランスエンジニアの年収

    最後に、対応案件数別にフリーランスエンジニアの年収をみていきます。

    「フリーランス白書 2019」には、月の平均勤務時間別の年収が報告されています。勤務時間が多くなればなるほど複数の案件を同時並行で進めていると考えられますので、これをもとに年収をみていきましょう。

    引用https://blog.freelance-jp.org/wp-content/uploads/2019/03/freelancehakusho2019_suvey20190306.pdf

    「フリーランス白書 2019」では、勤務時間が少ない順に「すきまワーカー」「時短ワーカー」「フルタイムワーカー」「ハードワーカー」の4つのカテゴリーを設定しています。勤務時間が多くなればなるほど、高年収帯の割合が増え、低年収帯の割合が減少していることがわかります。

    ただし、「すきまワーカー」でも年収1000万円以上稼いでいる人が3.8%存在し、「ハードワーカー」でも年収200万未満のフリーランスが8.8%存在しています。

    対応案件数が増えて勤務時間が多くなれば稼ぎやすくなることは当然ですが、働きすぎてプライベートな時間がまったく取れないというのも、人生の満足度を下げてしまいます。現在「ハードワーカー」として働いているフリーランスエンジニアの方は、「すきまワーカー」として年収1000万円以上稼げることを目指して、単価アップや時給アップ、生産性向上を目指してみることをおすすめします。

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    フリーランスエンジニアの年収が高い業界

    フリーランスエンジニアになれば、高年収になれる訳ではない、ということを理解してもらった上で、どの業界で働けば年収が高くなる可能性が高いのでしょうか。ここから見ていきましょう。

    IT業界

    年収が高くなる可能性があるということは、その業界や業種が勢いがあるといることです。では、フリーランスエンジニアの年収が高くなる業界や業種はどこかというと、ずばりIT業界です。

    もちろん、IT業界と言っても色々ありますが、特に自社サービスを展開しているWeb系は高年収が狙いやすいと思います。ただし、小さい会社やスタートアップ過ぎる企業の場合、資金繰りが悪くなって、最悪の場合、納品したのに報酬の振り込みがなく、揉めてしまう、ということも割とあります。

    SI業界

    一方で、エンタープライズシステムの開発を主とするSI業界は、信用が第一の世界なので、Web系に比べて提示単価は低い傾向があるものの、報酬の支払いを巡って大きく揉めることはあまりないように思います。

    非IT業界

    非IT業界でも、コンサルタント業界や金融業界、大手製造会社は人工知能エンジニアを中心に高単価な人材を集めている状況があります。

    ゲーム業界

    そして、ゲーム業界(スマホゲームを含む)も忘れてはいけません。ゲーム自体、一つのシステムですので、開発や保守に多くのエンジニアが必要です。そのため、フリーランスエンジニアのニーズが高く、優秀な方への報酬も高くなっています。

    年収を上げられる人の特徴は?

    年収を上げるには

    コミュニケーション能力が高い

    フリーランスエンジニアとして高い報酬を得るには、円滑なコミュニケーションが必須と言えるでしょう。結局のところ、どういった契約を行うかで単価が決まります。つまり、契約交渉を優位に進めることができる人ほど高単価になります。

    高単価を得ることが可能なスキルセットを持っていれば自動的に高単価で契約できるという訳ではありません。この人は高単価でも契約する価値のある人材である、とクライアント企業が認めて契約を取り交わしてくれることで、初めて高単価なフリーランスエンジニアとなることができるのです。

    そうした高単価な契約を勝ち取るには、ITスキルと同じくらい、コミュニケーション能力、さらに言えば交渉術が重要になります。そして、契約という法律業務を進めるにあたって、フリーランスエンジニアの契約には「請負契約」と「委任契約・準委任契約」の二種類があり、それぞれ、どういう義務と責任があるかなど、最低限の法律知識を持っていることも非常に重要です。

    もちろん、交渉や法律のプロになる必要はありません。人材エージェントを利用すれば、交渉や契約を人材エージェントが進めてくれるでしょう。ただし、すべて丸投げにして、人材エージェントに言われた通りに契約する人にはなってはいけません。騙されないようにするためにも、やはり最低限は知っておくべきです。

    学習意欲が高い

    フリーランスエンジニアとして成功している人によくみられる特徴に、「学習意欲が高い」というものがあります。仕事の合間に勉強会やセミナーに参加し、プライベートな時間でもプログラミングの勉強をするなど、常に技術を磨こうとする姿勢がみられるのです。

    もちろん、学習するのはプログラミング関連のことだけではありません。フリーランスは一人の個人事業主でもあることから、経営の勉強やチームマネジメントの勉強あるいはコンサルタントとしてのスキルを磨く勉強にも精を出しています。

    フリーランスエンジニアに限らず、向上心を持って日々を過ごせる人でなければなかなか成果を出すことはできなくなります。フリーランスになるとどうしてもタスクを消化して仕事を終わらせることだけに意識が向いてしまいがちですが、新たなことを勉強する余裕も持ちながら働いていきたいものです。

    まとめ

    フリーランスエンジニアの年収は、職種や言語、年齢などによって変化します。対応案件数や勤務時間を増やせばそれだけ年収が伸びる傾向にありますが、ゆくゆくは単価アップや時給アップで短い時間で高年収を得られるように努力したいところです。

    フリーランスエンジニアが年収をアップさせるためには、単価の高い案件を見つけることが一番の近道。「テックキャリアフリーランス」では、フリーランスエンジニア向けの高単価なお仕事を保有していますので、お気軽にご相談ください。
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