フリーランスエンジニアとして活動している人たちはどのようにして、案件を獲得しているのでしょうか?
複数の企業から引っ張りだこのエンジニアもいれば、参画先が中々決まらないエンジニアもいます。
この記事では、「フリーランスエンジニアがどのように案件を獲得しているのか?」「案件を獲得するためのポイント」 を解説します。
正社員時代に勤めていた企業や顧客、友人・知人などから案件を受注する方法は、最もおすすめのケースの1つです。
自身の能力を理解してもらえているのでミスマッチが起こりづらく、また直取引のため高単価を狙うことができます。
魅力的なメリットがある一方で、初フリーランスから、こちらの方法で案件を獲得できる方は少ないのが実情です。
こちらも、高単価を目指すのであれば、おすすめの方法です。
具体的には企業のお問い合わせフォームへ営業メールを送信したり、人事担当者のSNSヘアプローチなどを行います。
デメリットを挙げるとすれば、エンジニアのメイン業務であるエンジニアリングにかけられる時間が減ることです。
また、ある程度の営業能力がないと自力で案件を獲得するのはかなり難しいのが現状です。
「初フリーランス」、「営業力に自信が無い」、「エンジニアリングに集中したい」1つでも当てはまるエンジニアにはおすすめの方法です。
エージェントを利用すると、中間マージン(10%〜25%)を取られてしまうのがデメリットですが、営業活動を代行してくれるため、自身が営業活動をしなくても参画が可能です。
実務経験が短い方、とりあえず実績を積みたい方にはクラウドソーシングがおすすめです。
クラウドワークスやランサーズなどが代表に挙げられますね。
LPコーディングなどの仕事であれば、比較的案件を獲得しやすい一方で、「単価が安い」「長期案件は少ない」ことはデメリットといえるでしょう。
セミナーや交流会への参加もおすすめです。同業の方だけでなく、新しい人との人脈を増やすことにより、これまで繋がらなかったクライアントから新しい依頼を受けることができるかもしれません。
積極的にセミナーや交流会に参加して、人脈を広げましょう。
SNSなどインターネット上で身につけたスキルや現在進めている仕事内容、書いたコードなどを公開することで案件のオファーをもらえることがあります。
実際にGitHub経由で海外から案件を獲得したエンジニアの方もいるようです。(参考サイト)
企業からのオファーの他に、エージェントから声がかかることもあるため、日々の業務などを毎日発信することで案件を獲得できると考えられます。
企業はポートフォリオをもとに、エンジニアの技術力を確認します。
ただ、情報を記載すればよいわけではなく、なるべく簡潔かつ具体的にすることが面談依頼率をあげるポイントです。
当たり前ですが、身だしなみを整えることは、先方に良い印象を与えることができるため、案件を獲得するために費用対効果が高い方法の1つです。
行うことは単純で「爪を短く切る」「髪の毛は短く切るか、まとめる」「服はシワをつけない」「デオドランドを利用する」などが挙げられます。
意外と、これらを徹底できている方は少ないため差別化ポイントとして有効です。
身だしなみと同様に、物事を簡潔に伝えることができない場合、案件獲得はかなり厳しくなってきます。
相手の要望を的確に理解することで、効果的な提案をすることができます。
自分の主張をする前に、まずはクライアントの要望を理解できるように努めます。それから、クライアントの要望を満たすために自分の主張をするように意識しましょう。
自分のスキル以上の案件を受けてしまうと、質の良いものを納品できず、発注者からの信用低下につながります。
自分のスキルや実力にあった案件だけを受けるようにしましょう。
「自分のスキルに見合った仕事を受ける」と同様に、「単価を下げすぎない」ことも重要です。案件を獲得するために単価を下げることがありますが、その後に単価を適正額に戻すことが困難な場合があります。また、単価が低いとモチベーションが下がり、成果物の品質も中途半端になってしまうのは本末転倒です。
単価を下げすぎず、適正額で案件を受けるようにしましょう。
フリーランスの大きな悩みの一つに、依頼内容とは違う作業を行うことがあります。こういったミスマッチが起きないように、契約の際にしっかりと作業範囲を明確にし、依頼された業務のみ行えるようにしましょう。
フリーランスエンジニアが案件を確保する手段として「エージェントを利用する」を先ほどあげましたが、具体的にどのようなエージェントがおすすめなのでしょうか。
おすすめのエージェントを3つご紹介するとともに、それぞれの特徴を簡単にご説明します。
一般的にフリーランスエージェントのマージン率は20〜30%と言われていますが、テクフリの中間マージンは10%と業界内でも比較的安価に案件を紹介しています。
案件数が急増中で福利厚生にも力をいれていることや、コロナ禍でリモート案件数が急上昇中であるため、「中間マージンは少なく、福利厚生が充実していて、リモートで働きたい」そんな、ご希望がある方にテクフリがおすすめです。
たくさんの選択肢の中から案件を探したい方にはレバテックフリーランスがおすすめです。取引企業が5,000社以上で、保有案件数は他フリーランスエージェントと比較しても圧倒的であるためエージェントから多数の案件を紹介してもらえます。
また、直接案件を受注する直請案件が多いため、余計な仲介マージンが取られないことも特徴に挙げられます。
中間マージンをなるべく低く抑えたい方にはPE-BANKがおすすめです。
PE-BANKは報酬受け取り回数を重ねることによって、最終的に中間マージンは最高8%まで下がるという大きな特徴があります。。
初回でも12%で、エージェント市場相場よりも、大幅にマージン率を下回るため、一つのエージェントで利用をし続けたい方におすすめのフリーランスエージェントといえます。
複数のプロジェクトに参画をしている場合は、終了時期をずらしておくことをオススメします。
仕事が1件減ったら、同時に次のプロジェクトを探しましょう。
同じ案件に参画した、他フリーランスの人とはSNSなどで連絡先を交換しておきましょう。その人たちから、案件を紹介してもらえることがあります。
今回は、フリーランスエンジニアの案件獲得方法や、営業力を高める方法を紹介しました。
フリーランスとして働くには営業力が必要ですが、苦手な方はエージェントサービスを利用することもできます。自分に合った方法で、案件を獲得しましょう。
案件には企業のオフィスへ出社して業務をする「常駐型」と、自宅やコワーキングスペースで作業をしてもよい「在宅型」があります。
COVID-19が流行する前は、ほとんどの案件が「常駐型」でしたが、2020年11月現在は逆転し、「在宅型」が過半数を占めています。
クラウドソーシングでは、ライター案件など未経験や初心者の方でも獲得できる案件が多く掲載されています。一方、エージェントサービスでは、ほとんどの案件で実務経験が求められます。
未経験・初心者向けの案件をお探しの方は、クラウドソーシングを利用すると良いでしょう。
3つの質問に答えるだけで、フリーランスエンジニアとしての単価相場を算出します。 スキルやご経験にマッチする案件もあわせてご紹介いたしますので、気軽にご活用ください! ※単価相場の算出に個人情報の回答は必要ございません。