会社員時代に出向された条件に納得がいかず勢いのままフリーランスエンジニアに転向したE.Nさん。「フリーランスのキャリアアップに行き詰まったときにエージェントを利用する」その理由を伺いました。
もともと関西で正社員として働いていましたが、“期間限定で”東京のプロジェクトに出向されたのち、関東配属になってしまったため「この会社じゃなくていいや」という勢いで自営業になりました。関西に戻ってフリーランスを続ける、という選択肢もありましたが当時の会社から「ずっと関東で」と言われた時に振り切れてしまったので関東にいることを選びました。
フリーランスになるとき周りに相談せず急遽やめると言ったので心配の連絡をかなりもらいましたが、私自身は「とりあえずご飯が食べられればいい」「健康でいれば何かしらできるだろう」という"なんとかなる精神”でいたので、心配は特にありませんでした。
初めは何をすればいいのか分からなかったので役所に足を運んで、直接聞いて解決するようにしていました。
テクフリを利用し始めてからは、担当エージェントの方に直接電話などで質問をして解決しています。
時間に縛られないというのは大きな変化だと思います。
フリーランスになった直後は、業務が終わったら上がってもいいとよく言われました。最近はマネジメントも行っているのでそんなことはなくなりましたが(笑)
時間が定まっていないので働きやすくなったと感じます。
責任感、という面では契約が始まる時が一番負担は軽いかなと思います。
しかし契約が終わる直前あたりは、立つ鳥跡を濁さずというように自分がいなくなっても業務が回るようにするため一番責任感を感じますし、一番忙しくなります。
単金の基準を超えていることはもちろん、超えている範囲で自分が興味を惹かれそうな案件をエージェントさんに投げてもらって、その中から選びました。具体的に興味を惹かれる案件というのは、新しい技術を使っていたり、チームで回しているサイクル、あとは面談でのフィーリングや社風などがマッチすることなどを見ています。
今まで案件を受けたことがない会社さんや業務内容の案件をたくさん持っているので、たまに利用するのはいいと思います。
きちんとコミュニケーションが取れる方達なのかどうかを重視しています。
お金をもらうのはエージェント会社からなので、コミュニケーションをしっかりとれないところからはお仕事を引き受けたくないかなと思っています。
テクフリの担当エージェントの方はいろいろとすぐに対応してくれるので助かっています。
電話をかけて折り返しがきちんとあったからです。
よくあるエージェント会社の対応で、折り返しの電話は特にない、サイトへのアカウント作成を促す、メールでのやりとりを勧められる、などがありますが僕は正直めんどくさいので電話で折り返しの対応があったテクフリがマッチしました。
僕はエージェントを利用せずに受託することもあるので、サイトごとの経歴書のフォーマットやシステムに打ち込むのは面倒なので、電話がきたほうがすぐにコミュニケーションが取れて楽ですね。
何事もすぐに対応していただける点です。「現場でこんなことがあった」と連絡をすると、担当エージェントの方がすぐに営業さんに連携して顧客とやりとりをしていただけるのは非常に助かっています。
正直僕は使用したことがありませんが、フルリモートの案件を受託するエンジニアさんも多いと思うので、コワーキングスペースを割引で利用できる制度などがあると嬉しい方も多いと思います。
あまり深く考えていません。もともと“手を動かしながらマネージメントができる”という状態を目標にしていたのですが、現状それが達成できているので今は次のプランを模索しています。
興味が湧いたら個人開発を行っていますが、サービス化などは考えていないため開発したものは別の方にパスしています。
海外のサイトを見たり、エンジニアや趣味でプログラミングを行っている人たちの海外コミュニティに入っているのでそこで情報収集をしています。日本より海外のほうが情報のキャッチアップ速度が早いので、海外コミュニティは特に見ています。
まずはじめに「本当にフリーランスになるの?」と確認を入れます(笑)。それでもなりたいというのであれば、今後もフリーランスとして働くために数年後のキャリアプランを考えた方がいいよ、と伝えたいです。
というのも、僕は何かしら「ここまで行こう」というのがないと先詰まりしてしまうタイプなので、そういう意味では行き詰まったタイミングでエージェントを利用するのはいいかなと思います。
エージェントであれば、ある程度希望を言えばそれに近しい条件の案件を提示してくれるので、慣れないうちや選択肢を広げたいタイミングでのエージェント利用はおすすめです。
興味を惹かれる言語を学ぶのがモチベーション面でも一番いいと思います。
今はPythonやRubyが流行っているのでその二つでもいいですし、初めは具体的にこういうのがつくりたいというものがないと思うので、プログラミングを調べてパッと出てきたものを学べばいいと思います。